ダンベル二つ買ったら、おまけのDVDまで二つ、ついてきまして。
しかし、これ二つは要らんなあ。。。
さて本日から12月議会が始まりました。
で、さっそく今日いくつかの議案が可決されたのですが、その中の一つについて、つらつらと。
可決された議案の概要は
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●国家公務員のボーナスが年間0.15月分、引き上げられた
●これを受けて西宮市職員のボーナスも年間0.15月分、引き上げる
-----------------------------
というもの。
これ自体は、ごく普通の話です。
そもそも、地方公務員の給与動向は
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●人事院勧告に基づいて国家公務員の給与動向が確定される
●この国家公務員の給与動向に準じて確定される
-----------------------------
という仕組みになっている面が、極めて強いので。
が、この話、もうちょっと掘っていくと色々と見えてくる話がありまして。
上でもタイトルでも「ボーナス」と書いていますが、これ、いわゆる俗称です。
正式名称は、「期末・勤勉手当」。
つまり「期末手当」と「勤勉手当」の二つの手当が合わさったものということになります。
で、ざっくり言いますと、それぞれの手当は
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【期末手当】在職していたことに対して支給される手当
【勤勉手当】その間の勤務成績に対して支給される手当
-----------------------------
ということになります。
ところが、ここに二つ問題があります。
一つは西宮市では「勤勉手当」が「勤務成績に対して支給される手当」という定義にも関わらず、勤務成績の査定が、なされていないという点です。
ザックリ言いますと、西宮市の場合、ちゃんと規定日数さえ出勤していれば満額支給されます。
というわけで、いくら、ゆる~くしか仕事していなくても、寝食忘れて仕事していても、勤勉手当は皆、同じ金額ということになります。
これでは「勤務成績に対して支給される手当」とは言えません。
ちなみに、これ西宮市だけの問題ではなく、全国ほとんどの自治体に共通する問題です。
二つ目の問題は、西宮市では「勤勉手当がボーナス全体に占める割合が低い」ということです。
実は、国・兵庫県・西宮市における期末手当・勤勉手当の年間支給月数は以下のようになっています。
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・・・・・・期末手当・・・・・・勤勉手当
国・・・・・2.6月分・・・・・・・1.35月分
県・・・・・2.6月分・・・・・・・1.35月分
市・・・・・3.062月分・・・・・0.888月分
-------------------------------
ちなみに合計は、どこでも3.95月。
数値で見ると一目瞭然、西宮市は期末手当の割合が高く、勤勉手当の割合が低くなっています。
勤勉手当が「勤務成績とは関係なく支給される」現状のままであれば、期末手当と勤勉手当の割合がどうなっていようと同じことです。
しかしながら勤勉手当が将来、本来の「勤務成績に対して支給される手当」に改められる時がくれば、勤勉手当の支給割合が低く抑えられていることが大きな問題となってきます。
ちなみに今回の0.15月分は国・県・市の全てで、上の「勤勉手当」部分に足されます。
つまり
⇒国・県の勤勉手当は年間1.5月になる
⇒西宮市の勤勉手当は年間1.038月になる
⇒期末手当の支給月数は国・県・市とも同じまま
ということです。
これでは、西宮市ではボーナスに占める期末手当の割合が国・県に比べて大幅に高く、勤勉手当の割合が低いという状況は、なんら変わりません。
市長は選挙時のマニフェストで、ここら辺の一連の問題について「20年以上続いた市職員出身の市長では絶対にできない」と謳っています。
その裏には当然、自分なら出来るし、やる!という意思が込められているはずな訳で。
実際、就任後初の所信表明演説でも、↓ここらへんの改善については強い意欲を示しています。↓
【参考】所信表明演説@しぶや祐介の活動日記×2014.6.14
私も、ここは当然やってもらわねばならないところだと思っています。
公務員の給与制度には、他にも沢山おかしな点があります。
なので引き続き、現状の改善に取り組んでまいります。
市長が代わったことで、これまでの体制と比べて、ここらへんに大なたを振るいやすい状況になっていることは間違いないですし。
現状の改善に向けて、しっかり頑張ってまいります。
というわけで、今日のブログはこれまでで。
それでは失礼いたします。
先日、ブログにアップした音楽会の撮影の話、色々とご意見を頂き、考えさせられることがありました。
つくづく、いろんな意見を頂くことが大切やな、と。
ちなみに現状は、教育委員会に依頼して
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●各小学校でのカメラ・ビデオ撮影の可否
●業者委託の有無
●その他、特別の対応があれば、その内容
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を確認してもらっています。
「カメラはNGやけどビデオはOK」「音楽会のビデオを個人懇談の期間に流している」等、学校によっても対応は、ずいぶん異なるようで。
しかし、この手の情報をガンガン入手できるとは恐るべし、SNS。
さて本題、今日はアウトな看板の話など。
まずは↓こちら↓をご覧ください。
普通に、この看板見たら「書かれている内容に健康保険が適用される!」と思う方、沢山いらっしゃのでは???と思うのです。
ところが実際には、そうではありません。
そもそも、この分野に関しては、健康保険制度は急性的な病気を対象としており、慢性的なものは対象外です。
例えば捻挫は健康保険制度の対象となりますが、肩こり・腰痛・膝痛は健康保険制度の対象にはなりません。
当然、ここに書かれているようなメニューは対象外です。
でも繰り返しになりますが、これだけ見ると「保険証使えるんや~」ということになると思うのですよ。
柔道整復師法では、こうした事例を想定して
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●施術所の名前
●住所・電話番号
●営業日時・時間
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等、一定の事例以外は看板・外壁等に掲載してはいけないとしていますが、実際には違法広告が蔓延しています。
その背景には、
●-----------------------------------
こうした過剰な広告を掲出することで、お客さんに対して、保険対象外の診療行為を保険対象の医療行為であると思わせる
●そうしてやってきたお客さんを対象に、本来は保険対象外の診療行為を医療行為であるかのように装って診療する
●保険者に対して、保険対象外の診療行為も含めた過大な医療費を請求する
-----------------------------------
という不正行為が行われているのでは???と勘ぐってしまうのです。
実際「いつも通ってる接骨院で委任状に印鑑つかされた」的な話を耳にする機会もありますし。
もちろん、ごく一部の話だと思いますが。
こうした違法看板への指導権限は、中核市である西宮市は、ちゃんと保有しています。
高齢化に伴い、医療保険制度の財政状況や持続可能性が問題として取り上げられる機会が増える中、こうした指導も行うべきだと思うのです。
「患者として通っているつもりでいたら、知らぬ間に不正行為の片棒担がされていた!」なんてのは、どなたにとっても到底、好ましいことだとは思えませんし。
制度の大枠は国が決めることなので、我々にはどうしようもありませんが。
調べれば調べるほど、国民健康保険制度の運用面には改善するべき面が山積みです。
そこらへん、まとめて、じっくり研究中。
しっかりと整理した形で指摘・提言を行えるよう、引き続き、取り組んでまいります!
というわけで、今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。
衆議院の解散が決まり、業界的には完全に選挙モードのような。
とは言うものの国政選挙は無所属議員な私にとって、直接的には、あまり関係ありません。
もちろん、結果はいろんな意味で仕事に関係してきますが。
とは言うものの今回の解散については、解散理由もピンときませんし、争点も正直なところ、よく分からんなあと。
ただ野党側の体制が整っていないであろう、この体制での選挙は与党にとって相当有利なんやろうなあと思いますし、それを前提においているからこその話なんやろうなあとも思いますが。
ま、選挙ばかりは蓋を開けてみるまで分からないですけどね。
さて本題、今日は西宮市が保有する施設の維持・修繕について。
これ、先日の消防団詰所の改修にも関連する話です。
これまでにもブログ等で再三、触れてきた内容ではありますが。
西宮市は、学校施設・市営住宅を中心に、たくさんの公共施設を保有しています。
市は「公共施設白書」において、こうした施設の修繕・建替え等のために毎年、少なくとも49億円、多ければ95億円もの費用が今後50年間、毎年発生すると想定しています。
で、これに関連して、きちんと施設の維持・修繕を行っていくためのツールとして用意されているものの一つが「中長期修繕計画」です。
ところが、この中長期修繕計画、なかなかに問題が多い代物でして。
色々と問題はあるのですが、一番の問題点は、この計画が対象としている公共施設の少なさです。
当該計画が対象としている公共施設は
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①下記施設を除く公共施設
●上下水道関連施設
●中央病院関連施設
●処理場施設等のプラント関連施設(←ごみ焼却場等ですね)
●自転車駐輪場
●道路、下水道、橋梁等のインフラ関連施設
●学校、幼稚園等
●市営住宅
●本庁舎周辺施設
②500㎡以上の施設
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となっています。
が、これ、かなり、???な内容だと思うのですよ。
とりわけ「おいおい・・・」なのは、①が「下記施設を除く」となっていることです。
ここらへん全部省いてしまうと、対象となる施設は公民館・市民館・保育所・体育館等に限定されてきます。
これに加えて、「500㎡以上の施設」という条件まで加えられているのですから、大部分の施設は対象外ということになってしまうわけで。
どう考えても、これでは不十分です。
前市長時代には、いくら主張しても反映されることのなかった「公共施設の補修に関わる基金条例」が成立するなど、市長交代後、この問題に対する市の姿勢は従来に比べて格段に前向きになっています(↓以下、基金条例に関する参考記事↓)。
しぶや祐介の活動日記@2014.9.11
一方で、せっかくの方向転換を現実の施策に結び付けていくためには計画への落とし込みなど具体的な対応策が必要ですが、ここらへんは、まだまだな面が多いのです。
こういう点は引き続き、しっかりとツッコんでいかねばですよね。
議会の重要な役割の一つは、市政に対する監視機能を果たすことだと思っています。
だから私は、そういう方向性での堅実な活動をこそ続けていきたいと思っています。
「安心して暮らせる安全なまち」を実現するためにも、この問題には継続的に取り組んでまいります。
というわけで、今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。
芸術の秋ですね。
というわけで、今日は小学校の音楽会についての話など。
最近、某小学校にお子さんが通う保護者の方から、標記の件について、ご相談を受ける機会がありました。
曰く、
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●某小学校の音楽会ではカメラ・ビデオの持ち込みが禁止されている。
●これを補うためもあってか、4年前まではPTA役員さんが音楽会を撮影したDVDが回覧で回ってきていた。
●自分達のように夫婦とも働いており、行事があっても出ることができない家庭にとっては、とてもありがたかった。
●ところが2年前の音楽会から回覧がなくなり、今年もない。
⇒他校では業者さんに頼んで、動画を撮影してもらっている事例もあると聞く。
とにかく子供が頑張っている姿を記録として残したい。
なんとかならないものか???
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という話でした。
なるほど、お気持ちは、よく分かります。
個人的に、音楽会にカメラの持ち込みが禁止されているのは仕方ないと思っています。
音楽会は基本的に、そう広くはない体育館等で催されます。
より多くの方に入って頂くことや、多くの方が快適な時間を過ごすことを考えると、カメラは禁止せざるを得ない面があるのでしょう。
他にも、
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●せっかく子供達が頑張っているのに撮影に必死になって、あまり集中して見てもらえないし、拍手も少なくなってしまう
●フラッシュがガンガンたかれたりすると、子供たちが集中できない
●プライバシーの確保等、肖像権的な問題がある
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といった問題もあるのだろうと思います。
なので個々の保護者に対して、カメラの持ち込み・撮影を許可するというのは難しいかなと。
先週土曜日に我が子の音楽会に行ってきての感想も含めて、そう思うのです。
一方でPTAの方々に撮って頂くというのも、どうなん??と。
そこまでPTAの方々に負担を求めるということ自体に、個人的には、とても強い違和感を感じますし。
というわけで、「業者さんに頼んでは???」というのが妥当なのかな、と思っています。
ご相談を受けて調べたところ、市内40小学校中18小学校では事業者さんに撮影を委託しているとのこと。
だったら、やっていない小学校でもできるように筋道を作ればいいのではないか?と思うのですよ。
「プライバシーの確保等、肖像権的なところが問題だ!」というのであれば、
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●撮影を希望しない児童はリボンをつける
●事業者が、リボンをつけている子が映らないように編集する
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という形をとるなど、色々な対応のしようはあるはずなわけで。
なんだか↓保育所の卒業アルバム作成に関わる話↓と似てますね、この話。
【続続報】保育所のアルバム作成について@2014.10
役所方から説明は聞きましたが、もう少し多くの方にご納得いただけるような話の進め方がありそうに感じます。
なので、この話、も少し色々考えつつ、前に進めるべく頑張っていきます。
しかし、よくあることながら、ホンマに知らん問題ってあるもんやなあと感心しきり。
いろんな形で頂ける情報、ほんと大切ですね。
というわけで今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。
↓標題の件、前回のブログは、こちら。↓
「市政報告・公聴会」に関する申入れについて@つい先日のブログ
で、その際の各会派の意見等をまとめた報告が議会事務局からあがってきたので、貼っておきます。
この手の話について、自分達側の主張だけを一方的に載せるのはフェアではないと思いますし。
というわけで、よろしければ↓こちら、ご覧下さい。↓
それぞれ立場の違いや、言いたいことはあるにしても。
多くの会派が「市長との信頼関係が崩れている(もしくは、そもそも、ない)」と感じていることは虚心坦懐に受け止め、その状況を改善していくべきだと思っています。
いろんな話について思うのですが、どこまでいっても「一方が100%間違っていて、他方が100%正しい!」などということはあり得ないわけで。
だからこそ、よりよい市政を実現するために皆が力を尽くし、その力を集約していけると、よいなあと。
微力ではありますが、その方向に向かっていけるよう頑張ります。
というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。
現在、秋の火災予防週間。
なので今日は、それに関わる話など。
今更ながら私、西宮市消防団・浜脇分団に所属しています。
↓何年か前の市の大会では、うちのチームが優勝したことも密かな自慢。↓
しぶや祐介の活動日記@2010年3月
今夜は夜警に出動することにもなっています。
で議員としてもさることながら、一消防団員としても見逃せない話がありまして。
「平成26年度・事務事業評価結果報告書」の、「(平成)27年度以降で対応する予定のもの」という欄に「引き続き、消防団車庫整備事業計画に沿って車庫整備を進めていく」とありました。
現在、西宮市消防団の車庫は38施設。
で、その中には、
-------------------------
●築40年以上の木造車庫が11棟
●築30~39年の木造車庫が4棟
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が含まれています。
木造モルタル建物の一般的な耐用年数は
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●車庫15年
●事務所22年
-------------------------
とされているので、これ、著しく老朽化が進んでいると言ってよい状況だと思っています。
(↑一般的な耐用年数は減価償却資産の耐用年数等に関する省令より引用。)
火災発生時はもちろん、水害・地震等の大規模災害が発生した場合、消防団車庫は、長時間・長期間にわたり、消防団の活動拠点として利用されることになります。
そして、こうした事態が発生した場合に消防団が担うべき役割は、とても大きなものです。
だったら当然、車庫の建替等、必要な対応を計画的に行うことが、きわめて重要だと思うのですよ。
ところが従来、こうした対策は進められてきませんでした。
そんな中、「消防団車庫整備事業計画に沿って車庫整備を進めていく」とあったものですから、びっくりしたのですよ。
そんな計画いつのまにできたんや???と。
というわけで、さっそく取り寄せて中身を確認してみたのですが、なんじゃ、こら。。。
建替えについては「経過年数及び老朽化等を考慮した上で、各種建築条件が整った車庫から、順次、 ~中略~ 建替えを行っていく」とあるだけでして。
●具体的な年限が一切示されていない
●対象となる施設も示されていない
では「計画」の名には値せんと思うのですよ。
これ、速度を上げて、きちんと取り組んでいくべき課題だと思っています。
というわけで、機会を見つけて改めて、しっかり指摘と要望をしていこうと思います。
というわけで、今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。
PS
これまたOCN側の都合により、HPのアドレス変更しました。
↓新しいアドレスは、こちら。↓
http://y-shibuya.sakura.ne.jp/
特に変わった点はありませんが、この機会に活動実績・メディア掲載等、ご覧頂ければありがたく。
先々週の土曜日に続き、昨日・日曜日も天候不良のため予定していたポスティング大会は中止。
こんだけ天候に嫌われるのも、珍しいな。。。
ややブルー。。。
さて本題、標記の件について。
現在、『市は、市長が市民の皆さんと直接向き合って、市政課題の説明や意見交換を行うことで、市政への関心を高めてもらうことをめざし、「市政報告・広聴会」を開催し』ています(『 』内は西宮市HPより引用)。
この「市政報告・広聴会」、現時点で全21回中9回が完了と、約半分が経過しています。
詳しくは↓こちら↓。
http://www.nishi.or.jp/contents/0003158000020000700038.html
で、これに関して「市長に申し入れを行うのだ!」という動きが議会にありまして。
内容は↓こちら。↓
私が認識している流れで言いますと、
---------------------------------
●10/8
正副議長に対して、担当部局が「市政報告・広聴会」実施要領を説明。
↓
●10/24(第1回の前々日)
各会派幹事長が集まって、上の申入れを市長に対して行うことや、その内容について協議。
「議会としての動きを取るのであれば、議会運営委員会で諮るべき」という意見があり、その場では結論に至らず。
↓
●11/10(つまり今日)
議会運営委員会、開催。
本日の協議にて、私(←議運委員として、蒼士会を代表して出席)以外の全員が上の申入れを提出することに賛成し、提出することが決定。
ただし文章内容の多少の修正については正副議長に一任。
----------------------------------
という感じで進んだようです。
もっとも我々の会派は市長に近いと思われているので、ここには出てこない非公式に行われているはずの、いろんな流れからは蚊帳の外に置かれてしまっています。
なので舞台裏では、もっと、いろんな話があったことと思いますが。
で、申入れ。
内容のことは置くとしましても、既に半分近くの「市政報告・広聴会」が終了している、このタイミングで、こういう「申入れ」を提出すること自体に「なんだかなあ。。。」と思わずにいられません。
仮に、こういう申入れを出すとしても、せめて始まる前に相手側に渡らんと、かっこわるいんちゃうの???と正直なところ、思いますし。
(この部分については、一部、同様の意見を述べられた会派もありました。)
内容についても、色々と疑問があります。
そもそも、この申入れは第1回が行われる前に作成されたものであり、現時点と比べると、色々と齟齬があるように感じます。
例えば、「混乱が予想され」とありますが、とりたてて混乱したとかいう話は聞いていないわけで。
既に動画配信されている内容もありますし。
それやこれやを含めて、この内容で「提出することを前提に、文章内容の修正は正副議長に一任!」というのも、通常では、ちょっと考えられない流れですし。
で、細かいことを言い出すときりがないので、一番重要だと思っている『2.市が実施する事業の「公平性」の確保』の内容について。
「質疑応答における回答についても、9月議会終了時点で、行政と議会との間で意思決定がなされている事柄に限定すること」とありますが、それって、どうなん???と、思うのですよ。
「議会で議決されてからの話なので、まだ決まっていない」ということを、はっきり述べた上で「議会の賛同を得ることが出来たなら、こうしたいと考えている」と述べるなら、それでいいのではないかと思うのですよ、私。
(実際、私が傍聴した「市政報告会・広聴会」では、そういう形が取られていました。)
これがダメなら、私を含め複数の議員が発行している市政広報紙でも議会で決定したことしか書けないようになってしまうのでは???と思います。
↑この私の懸念↑について、議運でのやりとりでは「執行権者である市長の発言は議員とは比較にならないぐらい重い(だから市長はダメ!)」という趣旨の話が一部の会派等からありました。
そら、そういう面があることは否定しません。
でも「だから市長はダメだけど、議員はOK!」という話になるのであれば、それって執行権に劣らず重要な「議決権」を持っている議会・議員の立場をどう考えるの???という話にもなるわけで。
なんだかなあ、と思うのですよ、この話。
それにしても、つくづく市長と議会の大多数の関係性が、しこりにしこっているなあと感じます。
前市長の時代にも「市政報告会」は行われていますし、特に選挙の直前なんかは「あれもやります!これもやります!」の大安売りだったと聞いています。
でも、その当時、
「こんな形で市政報告会を私物化するのはけしからん!
これは是非とも、議会として申入れを出すのだ!!」
てな話は、影も形もなかったわけで。
私、議会として「行政にもの申すのだ!」という動きが出てくること自体は、よいことだと思っています。
なんだか、えらそうな言い方になってしまいますが。
例えば、「新規事業を広報紙に出すなら、正副議長への説明は校正が可能な段階とするべし!」という話なんかは、それはそれで重要やわな、と思っています。
市長も含めて、我々の会派は「議会に対して、きちんと説明するべきだ!」という話を従前から続けてきたわけですし。
ただ、本当に、そこまで言うのであれば究極は、「正副議長が市政ニュースの内容を全て事前に校閲し、その内容に責任を持たねばならない!」という話になってくるわけで、議会側も、相当な覚悟がいるはずですが。
とにかく、こういうものを出すなら、手順・タイミング・内容など、誰に見られても恥ずかしくないものにしないと勿体ないと思うんですよ。
行政・議会、お互いが切磋琢磨して、より高みを目指すことが出来るなら、これに越したことはないわけで。
しかし、ほんま、色々と難しいなあ、と。
愚痴っぽい終わり方ですいません。
というわけで、今日のブログはこれまでで。
それでは失礼いたします。
↑この時期のポスティング時の格好は、概ねこんな感じ。↑
(望んでもいないのに写真が二回出てくるのを、どうすれば直せるのかが分からないので、エイヤ!でいっちゃいます。あしからず、ご了解ください。)
●季節を問わず汗が滴り落ち、目に入ったりするのでタオルルック
●夜暗くなっても目立ち、危険を減らすための蛍光オレンジジャンパー
●ジャージズボンの下には両膝ともサポーター
●もちろん足元は、結構ちゃんとしたランニングシューズ
てな感じで万全の体制を心掛けているのですが、今日・午後に決行した一人ポスティングではリュックが崩壊するというアクシデント発生。
その後は写真の通り、たすき掛けで頑張ったのですが、なんだか肩が凝りました。
こういうアクシデントも久しぶりやな。
とは言うものの、これで高木小学校区のポスティングは、ほぼ完了!
せっかく駅立ちも今日で終わったし、あとで夜間攻撃に出かけて、高木小学校区だけでも今日中に完了してしまお。
さて本題、9月議会のご報告のラストです。
以下、ご覧下さい。
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【まとめて要望】
「将来に亘って、鳴尾・丸山両浄水場の機能を維持し続けるか否かを判断するべきではないか?」という質問に対して、「効率性の観点から」「将来的にも、広域的な水道用水供給事業を行う阪神水道企業団と兵庫県営水道を主体として活用する」とした上で、「渇水や地震・津波災害などを想定すると」「自己水源を維持することにより、多様な水源を確保しておくことが重要であ」り、「南部市域の地下水や北部市域の丸山ダムを維持し」「広域用水供給では賄えない水量を受け持つと共に、危機管理として、渇水時の安定供給の確保、災害時等における応急的な給水や最低限の飲料水を供給するために」「浄水場施設を維持していくことが肝要と考えて」いるというご答弁でした。
また「両浄水場について適正な供給水量を改めて設定し、その範囲の中で施設をダウンサイジングし、より安価に水供給が可能となる方策を探るべきではないか?」という質問に対しては、「水需要が計画値を大幅に下回っているため、施設整備計画については、整備規模や内容の見直しが必要であると認識して」いると述べた上で、「浄水場の整備に当たっては、将来の水需要予測や渇水、災害時に必要となる供給量などを勘案してダウンサイジングするなど適正な施設規模を目指して」いくというご答弁でした。
「危機管理として、渇水時の安定供給の確保、災害時等における応急的な給水や最低限の飲料水を供給するために」「浄水場施設を維持していくことが肝要」という考え方は理解します。
しかしながら長期的視点に立った場合、本市においても人口は減少傾向に向かうものと思われます。
節水機器の普及・節水意識の向上に伴い、一人当たりの消費水量も確実に減少します。
こうした点を考慮するなら、長期的には確実に、阪神水道企業団・県営水道から引き受ける義務がある責任水量が市域で必要とされる水量を上回ることでしょう。
このような状況の中、阪水・県水等の圧倒的に安い広域水道ではなく、自己水を供給し続けることにこだわるべきなのでしょうか?
これを理由に水道料金が値上げされるようなことがあった場合、私には多くの市民の納得を得ることができるとは思えません。
市が、自己水の供給にこだわるのであれば浄水処理費用を大幅に低減しなければなりません。
「更新する浄水場等の施設は、災害時等においても水の供給が可能な機能を備え、併せて、運転管理の省力化や経費の削減など、施設運営の効率化も図って」いくというご答弁も頂きました。
施設規模の適正化はもちろん、それと併せて水道事業の人員・体制の適正化に努めて頂きたい。
それによって、水道料金の抑制に努めて頂きたい。
この点、強く要望しておきます。
また危機管理のことを言うのであれば、ただ浄水場があると言うだけでは不十分です。
ご答弁にありました通り、「災害時等においても水の供給が可能な機能を備え」て頂きたい。
こちらも併せて要望しておきます。
---------------------------------------------
てな感じです。
とにかく「適正な価格で安全に、安定して水を供給する」という当たり前のことをこそ、しっかりやるべきだと思うのです。
ところで、ここ暫くの間、
------------------------------
●先週・水~金で総務常任委員会の視察
↓
●その間、身動きが取れず
↓
●帰ってきたら、やらにゃならんことが溜まっていて、えらいこっちゃ。。。
+
●先週・土曜日に予定していた学生スタッフたちとのポスティング大会を天候不良のため中止
↓
●となると、その分のポスティングは自前でやらざるを得ずで、えらいこっちゃ。。。
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てな感じで、なかなか、あわただしいことになっている関係上、基本ルーティンとしている週二回のブログ更新をサボってしまいました。
お恥ずかしい限り。。。
というわけで、いたって元気にしておりますので、ご安心ください。
それでは、今日のブログは、ここらへんで失礼いたします。