西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

子供を対象とした医療費助成制度の拡充。これを実現するためにも、徹底的な行政改革が必要です!@元日記2020.11

2023-04-17 20:46:05 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

■浜脇小・浜脇中・明星高・京都大学卒。元・阪急電鉄株式会社勤務。
■「行動する政治」を掲げて日々奮闘中。5期・18年半の実績を持っています!
■無所属保守系・改革派議員が集まった「会派・ぜんしん」の幹事長。第91代西宮市議会議長。

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朝の駅前が、ものすごい…
今朝は門戸厄神駅に6時半頃着いたのですが、既に到着している候補者あり。
ただ普段は「基本、早い者勝ち。後から来た人は退散!」が良識ある態度とされているのですが、選挙前のこの時期は、後から来た人も「一定距離置いて並べばOK!」的な感じになるんですよね。
というわけで7時頃には4人の候補者が並んで自分の名前を連呼。
さらに8時になると8時から開始OKな街宣車での演説を始める候補がある中、これまた8時からOKとなる証紙ビラの配布を4人全員が始めるというカオス状態。
自分自身もやらざるを得ないと思ってやっているわけですが正直なんだかなあ…と思います。。。

そんな状態になっている西宮市議会議員選挙は、定数41に対して立候補者数66。
つくづくと、これだけ多くの候補者の主張や考えを知るのって、簡単ではないですよね。
そんなときに便利なのが、各候補者の主張等を本人申告ベースでまとめた選挙公報かと。
ちなみに今回の私のはこんな感じです。
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とはいうものの、これもあくまで自己申告ベースですし、なによりこのスペースでは到底、言いたいことを過不足なく伝えるなんて無理...というのも辛いところですね。

というわけで(?)選挙期間中は「市政への注目が高まる選挙という機会を活かして、より多くの方に是非、私の普段の活動を知っていただきたい!」という思いから、今任期4年間で特に印象に残ったブログを順次、再掲載しています。
今回は、その第3弾。
初めての方には是非!普段からご覧頂いている方には今一度!!ご覧ください!!!

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ここまでのブログで、
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●本市の乳幼児等医療費助成制度は、近隣市町に比べて、必ずしも低い水準とはいえない
→が、実は本市の制度設計は、世の中の平均的な流れとは大きく乖離している!
→というのも多くの自治体では、所得制限を設けていない(=所得にかかわらず、受けられる助成は同じ)
→西宮市と同じ中核市で見ると、所得にかかわらず医療費は無料としている自治体が最も多い
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ということを書いてきました。
そこで今日は、本市の状況をも少し詳しく見ていこうと思います。
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【ご参照】
「所得にかかわらず、無料!」が子供×医療費助成制度の最大勢力。当然、目指すべきはそこだと思うわけで。@前々回のブログ

まずは「どれだけの子供が医療費助成の対象になっているの?」というところを年齢別でまとめてみました。
結果は以下の通り。
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子供の年齢が上がるということは、保護者の平均的な年齢も上がるということ。
なので子供の年齢上昇に応じて、助成の対象外となる方が多くなることは予想できますが
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●子供が体調を崩すことが多い就学前時点でも、3割程度の家庭で自己負担が発生
●小学生になると、概ね4割程度の家庭が助成対象外
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というのは、かなり厳しい基準のような…
これを見ると「特別に高所得な世帯だけが、医療費助成の対象外になっているわけではない!」ことが、よくよく見えてきます。

そして、助成のあるなしは受診件数という形で顕著に表れます。
以下の実績からも「自己負担が発生する場合、病院にかかる件数が顕著に少なくなる…」ことは明らかですね。
この実績を見ると、軽い受診控え的なものも、あっても不思議じゃないよな…と。
(※ 小学生以上の助成対象外の子供たちの受診状況は把握できませんでした。悪しからず、ご了解ください。)
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一方で、こうした政策の推進には巨額の費用が必要となります。
仮に、西宮市で中学三年生までの医療費をすべて無料にした場合、年間7~8億円の予算が必要とのこと。
これこそが本市で、こうした施策が進まない最大の原因なのでしょう。
でもね、だからこそ私は、徹底的な行政改革が必要だと思っています。
明らかに高すぎる人件費を削減する。
市が直接、関与する必要のない業務を見直す。
必要な業務であっても、その中身を抜本的に見直し、徹底的な効率化を進める。
こうした取組を進めていくことで、必要な費用は捻出できます。
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【ご参照】
「職員が足りない!」と言うなら、やるべきことがあるでしょ!?結局、なんにも進んでいないのに。。。@2020年10月のブログ

そして、そうして捻出した費用や人手を求められている分野にかけていくことで「子育てするなら西宮」「文教住宅都市 西宮」の名にふさわしい街づくりができると考えています。
今のままでは「文教住宅都市」「子育てするなら西宮」の看板が泣きますよ。

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と、問題提議した当時のブログはこんな感じです。
なお、この内容が大きく動いたのは、西宮市長選挙の時でした。
そういう意味で、物事が大きく動くのは、やはり選挙の時だと思います。
一人でも多くの方に選挙に興味と関心を持っていただき、投票に行っていただくようお願いして、今日のブログは、これにて失礼いたします。


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