西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

昭和20年の今日、西宮でも大空襲がありました。こうした悲惨な事実を受け止め、伝えていかなければなりません。

2019-08-06 17:50:04 | 日本と世界に貢献するまちをつくるために

これで昨年度以降、8人目の逮捕者。
ホンマに異常事態ですね、これ...
西宮市役所に対する信頼が地に墜ちていることを、様々な場で実感しています。
 ↓
還付金約200万円着服か 文書偽造疑いで西宮市職員逮捕

という話は一旦措いて、やや広報的な話など。
本日8月6日は、全国的には広島に原子爆弾が投下された日という側面が強いと思います。
が実は、それと同じ昭和20年8月6日に西宮市でも大規模な空襲があり、多くの方が被害に遭われています。
そのことを伝えようという趣旨で、浜脇小学校で行われた「西宮 空襲 語り継ぎの会」に行ってまいりました。
 ↓


以下、配布資料からの抜粋です。
 ↓
■■■■■

西宮の空襲

1941(昭和16)年12月に太平洋戦争が始まった。
西宮市は、その末期(1945(昭和20)年3月以降)アメリカ軍B29爆撃機による空襲を旧西宮市へ5回、旧鳴尾村へ8回受けた。
中でも、終戦(1945年8月15日)直前の8月5日夜半から6日未明にかけての爆撃は最大規模の空襲で、西宮市南部の大部分の家屋は灰塵と化してしまった。
広島へ原爆が投下される数時間前のことであった。


5日夜から6日未明にかけて、西宮では最大規模の空襲があり、後年「阪神大空襲」とよばれる。
5日夜発令されていた空襲警報は午後10時すぎに解除されたが、午前0時をすぎて再び空襲があった。
先に尼崎の空が真っ赤に染まるのが見え、間もなくB29約130機の編隊が鳴尾・西宮の上空に飛来。
市街地を目標にした真夜中の爆撃。
爆弾と焼夷弾で、市の南部地区一帯はほとんど焼失するという悲惨な壊滅状態となる。

旧西宮の死者485名、建物全壊13,464戸、罹災者56,591人(全市の約半数)。
西宮神社は境内に小型爆弾2発、焼夷弾300発以上落下、国宝の三連春日造り本殿が全焼、国宝の大練塀も約94間の瓦屋根・垂木を焼失。
市立高等女学校・商業学校・瓦木国民学校が全焼。
用海国民学校の木造校舎全焼、芦原・安井両校も一部焼失。(高等女学校生徒は一時浜脇国民学校南校舎に収容され、建石国民学校に移転。商業学校の生徒は一時今津国民学校に収容され、後、21年1月から浜脇国民学校南校舎へ移転。)
酒造蔵は、辰馬本家酒造株式会社の白鹿館を除いてほとんど罹災(95蔵)。
川﨑重工業・東洋鉄鋼など西宮市の工場は70%が罹災。
旧鳴尾村でも被災の範囲や死傷者の数において過去最大、16工場が壊滅、「文化村」と呼ばれた西畑の住宅地もほとんどの家が焼けた。
死者188名、住居全焼3,611戸、罹災者19,993人。
阪急電車の可動車数は総車両の40%、阪神電車は298両のうち59両(約20%)。

■■■■■

実際に空襲を体験された方を中心に複数の方が様々に語り、こうした話を継いでいくことの重要性を改めて認識しました。
一方で、会の中であった「戦争からもう74年がたち、実体験として戦争を語られる方は今や80代半ばを超えた。あと数年たてば、実体験としての声を伝えていくことは非常に困難になる。」との声を重く受け止めています。
改めて、忘れてはならない重い事実であると痛感しています。
この会、来年も可能であれば8/6に開催予定とのことです。
私も日程の許す限り、参加させていただきたいと思っています。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


今日で終戦から72年。いろんなことを考える機会にせねばならんな、と改めて。

2017-08-15 14:40:01 | 日本と世界に貢献するまちをつくるために

本日、満池谷墓地の慰霊塔前で行われた戦没者慰霊祭へ行ってきました。
  ↓


以下、同時刻に開催された全国戦没者慰霊祭での安倍首相の発言から引用。
  ↓

「先の大戦において、三百万余の方々が、祖国を想い、家族の行く末を案じながら、苛烈を極めた戦場に斃れ、戦禍に遭われ、あるいは戦後、遠い異郷の地で命を落とされました。」
「いま、私たちが享受している平和と繁栄は、かけがえのない命を捧げられた皆様の尊い犠牲の上に築かれたものであります。」

恥ずかしながら、普段こういったことを考える機会って、なかなかないんですよね。
だからこそ改めて、こういった当たり前の事実を、こういう機会に胸に刻まなければならんな、と
そして様々な思いを抱きながら、お亡くなりになられた多くの方々に恥じることのないよう、行動していかねばなりませんね。
甚だ微力ではありますが、頑張ります。
そして今日という日が、多くの方にとって、様々なことを考える一日となることを願っています。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


明日は選挙なので。

2013-07-20 11:16:47 | 日本と世界に貢献するまちをつくるために
明日は参議院議員選挙・兵庫県知事選挙の投票日。
なので、それらしい話など。

政治家の端くれとしての率直な意見ですが。
私は「白票も意思表示」とか「棄権も意思表示」というのは、嘘だと思っています。
政治家が、そうした形での表現に多くの思いをはせることはありません。
それをプレッシャーに感じることもありません。
そのことの良し悪しは別として。

全ての意見が完全に合う候補者など存在しないのかもしれません。
というよりも、たぶん、そんな人、世の中に存在しません。
それでも、その中から考えられる限り最善の選択をすること。
そのための努力を払うこと。
それが大切なことなのだと思っています。

究極のところ、どの候補が良いのか悪いのかということも、私にはわかりません。
私は、そもそも政党に所属しておりませんし、特定の候補者を支援する立場にもありません。
そして私にとって魅力的なことが、他の方にとっては忌避の対象にしかならないことも、その逆もあって当然だと思っています。

だから、そうした個人の思いを少しでも反映するために、一人でも多くの方に投票に行っていただきたい。
ほんの少しでもいいので、そのことについて考えていただきたい。
そう思っています。

ともすると誤解してしまいそうになりますが、投票は、絶叫している候補者や、その支援者たちのために行うものではありません。
投票は、私達や私達の大切な人のために行うものです。
それは私たち一人一人が持っている大切な権利であり、行使することは一人一人に課された義務なのだと思っています。

このブログをご覧いただいている方には、こんなことは書くまでもないと思うのですが、改めて。
皆さん、選挙に行きましょう。


6月議会開始。

2013-06-15 00:47:02 | 日本と世界に貢献するまちをつくるために

今日から6月議会開始。
というわけで、毎年6月議会の恒例行事!
今年一年間の各議員の議会内での役職・所属委員会等を決める
一連の流れ(通称、役選)が本日、始まりました。
こちらについては粛々と役目を果たしてまいります。
が、それとは別に一点、ご報告事項を。

↓今日から議場の本会議場に国旗と西宮市旗が掲出されました。↓
130614_15190001_2
↑自席からの議場風景。↑

これ、昨年12月議会に提出された
「議場への国旗・市旗の掲出を求める請願」
が賛成多数で可決されたのを受けて、
今議会から掲出されるようになったものです。
よいことです。

個人的には、「そら掲出するべきやろ。」と
なんの違和感もなく思ったのですが、
ここに至るまでには相当な紆余曲折がありました。
「断固反対!」
の会派もあれば、
「会派内の意見がばらばらなのでまとまらん!」という会派もあり。

これまでも議場への出入りの際には、慣例的に一礼していたのですよ。
でも正直なところ、なにに対して一礼しているのかが甚だ謎やな、と。
道場に出入りするときとは、また全然違うしなあ。
なので今回、ちゃんと一礼する対象ができて、うれしい限り。

という軽いご報告でした。
さあ、やっと終わったし帰ろっと。
でわでわ失礼いたします。