西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

メリットを比較するなら、施設の建設費も含めた総費用で比較するのが当然でしょ?でないと結論がゆがんでしまいますよ!@ごみ処理広域化の話

2017-05-29 11:59:22 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

遅ればせの話ですが、西宮市と芦屋市がごみ処理施設の集約等、ごみ処理広域化に向けた協議を行う「西宮市・芦屋市ごみ処理広域化検討会議」の第1回が4/27に開催されたそうな。
というわけで、それを受けての報告を先日受けました。
ちなみに今回は第1回ということで両者の顔合わせ&今後の話の進め方といったところが主な議題となった模様。
で報告を受ける中で、「ここについては注意が必要!」と思った点があったので、今日は、その内容など。

会議で配布された資料によると、
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●西宮市がごみ1トンを処分するのに必要な費用は約26,900円(過去3年間の平均値)。

●芦屋市がごみ1トンを処分するのに必要な費用は約42,400円(過去3年間の平均値)。
------------
とのこと。
芦屋市の方が、ごみ1トンを処分するのに必要な費用が大幅に高いことは明らかですね。
この点については検討会議でも質問があり、事務局は「芦屋市の収集にはパイプラインの費用を含むため、単純な比較は難しいが、収集運搬と中間処理、いずれも芦屋市の方が高くなっている。これはスケールの違いが大きく、西宮市はスケールメリットが出ていると考えられる。」と答弁しています(「  」内は議事録概要から引用)。

☆答弁中にある「パイプライン」については以前のブログでも取り上げているので、以下ご参考。

  ↓
【ご参考】
芦屋市の巨大な負の遺産となりかねない、ごみパイプライン。これの責任を、西宮市が一緒に背負うなんてのは絶対ダメですよ!@2016年11月のブログ


ちなみに過去3年間の平均値でごみの総排出量を比較すると、西宮市は約189,000トンで芦屋市は36,000トンと西宮市の方が圧倒的に多くなっています。
西宮市の人口が49万人弱なのに対して、芦屋市の人口は10万人弱なので、この数字は妥当なところですし「スケールメリットが出ている」なら、西宮市の方がごみ処理費用が安くなるのは当然ですよね。
ただ、この「ごみ1トンを処分するのに必要な費用」の比較、とても重要な要素が抜けているのですよ。
というのも、ここで示された費用は
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●1年間に、ごみ処理にかかった総費用を
●両市の総トン数で割って算出した
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とのこと。

いやいや、それじゃン十億円かかったごみ処理施設の整備&更新費用が入っていないじゃないですか。。。

念のため言っておきますが、私はごみ処理の広域化自体に反対する立場にはありません。
が、ごみ処理広域化を推進するのであれば、
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●施設整備費・運営費等を適切に分担することが前提!
●適切に分担するという以上、西宮市が最大限のメリットを享受することが大前提!!
--------------
だと考えています。
そもそも、ごみ処理に関する費用にはスケールメリットが働くことを考えると、広域化が実現した場合、西宮市ではなく芦屋市側に圧倒的にメリットがあるわけですし。
  ↓
【ご参考】
市政報告49号@2017年4月発行



というわけで、ここらへんの意見は当局方にもしっかり伝えておきましたし、その意は十分くんで頂けたものと思います。
検討会議も、まだ第1回が終わっただけですし、今後の推移をしっかり見守ってまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


徐々に進んでいる育成センター×開所時間前倒し@長期休暇時&土曜日等。この対象施設が次の夏休みから大幅に増えます!

2017-05-25 08:51:10 | すべての人にやさしいまちを実現するために

本日付の市政ニュースにて
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●市内17の留守家庭児童育成センターで
●夏休み等、小学校休校日の開所時間を午前8時からとする
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旨、公表されました。
良いお知らせですね。
  ↓


この開所時間前倒し、昨年から四つの育成センターでは実施されているのですが。
もともと本市では、働く保護者の子供を預かる留守家庭児童育成センターの夏休み・冬休み等、長期休暇時の開所時間は午前8時30分となっています。
でも保護者がフルタイムで働いている場合、この開所時間では仕事に間に合わないですよね。
普段の、子供の登校時間とも大きく異なりますし。
というわけで従前から、この開所時間を午前8時に前倒しするべきだと言うことを主張してきたのですよ、私。
  ↓
学童の開所時間繰上&一時保育の強化など、取り組むべき課題は、まだまだあります!@2015年7月のブログ

で、その結果、
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●育成センターの開所時間前倒しを一部の育成センターで試験的に実施します
●ただし、その分については延長保育と言うことで追加料金を徴収します!
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という話が示されたのは昨年3月議会でのこと。
でも、それって「延長保育として追加料金を徴収する!」という形ではなく、開所時間自体を前倒しするべき!(=延長料金は徴収しない!)だと思ったんですよね、私としては。
というわけで他の会派・議員にも働きかけ、市が提案してきた議案をひっくり返した結果、昨年度から延長料金なしでの開所時間前倒しが4つの育成センターで実現しました。
そこらへんの経緯は、こちらに記載の通りです。
  ↓
【市政報告45号×2016年4月発行】


【も一つご参考】
  ↓
「子育てするなら西宮!」を謳うなら、お金を取らずに時間延長するべきです@育成センターの話。@2016年3月のブログ

で今回の話は、この対象施設が昨年の4施設から今年は17施設に増えます!という話です。
あ、もちろん先行する4施設と同じく、新たに開所時間が前倒しされる13施設についても、追加料金は徴収されません。

なお今後の予定も含めての、より詳しい内容は、こちら。
  ↓



対象施設が増えていること自体は一定評価できると思っています。
が、これでも、まだ半分以上の施設で実施されないということですから、まだまだ!
一日も早く、全施設で開所時間を早めるべき!ですよね。
引き続き、この方向で、私も働きかけてまいります。

こういう風に、自分が提案した内容が、市政に良い方向での影響を与えるってのは議員という職業の醍醐味やなあ、と。
引き続き、いろいろなところに影響を及ぼすことができるよう頑張ってまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼いたします。


神戸新聞連載の「検証 西宮市政」は、これにて終了。「議会にも責任がある!」との指摘、肝に銘じます。

2017-05-23 15:23:03 | 主張・広報と活動のお知らせ

「淡水の水槽飼育では繁殖しない!」と聞いていた、我が家のヤマトヌマエビが卵を抱えだして、ビックリ仰天。
  ↓



慌てて調べてみたところ、どうやら「淡水では卵は孵化しない!」ということらしく、卵を産むまではあるんですね。
知らんかった。。。

と、そんな話はさておき、先日からのブログの続きですよ。
以下が神戸新聞連載の「検証 西宮市政」の最終回です。
それでは早速どうぞ。

★★★★★★★★★★★★★

「検証 西宮市政」 今村市長 就任3年(下)

見えない市長選


議会 候補者の一本化難航

 18日の会見で次期市長選の意向を問われた西宮市長の今村岳司氏(44)は「ここで言うつもりはない」と明言を避けた。3年前の当選直後は「最低2期、できれば3期やりたい」と述べていたが、自身の進退についてはその後、沈黙を保っている。現在までに立候補を名乗り出ている予定者は出ておらず、残り1年を切った市長選の行方は不透明なままだ。
   ■   ■
 これまで全会派が一致して、今村氏と激しい衝突を繰り返してきた市議会。過去12回の市議会定例会で、議案の修正や今村氏への批判決議がなかったのは、わずか3回。いずれも「市長が今村氏でなければ、問題にならなかったことばかり」(市議の一人)とし、今村氏個人の政治姿勢や資質などに強い不信感を示してきた。
 しかし、今年に入ってその様相は変わってきた。2年連続で修正されてきた当初予算案は、2017年度初めて原案通り可決した。
 主要会派2派が反対に回った条例案は賛成多数で可決。賛成に回った会派は「是々非々で対応していく」と語るものの、事実上の方針転換を図り、「反今村」体制で結束しつつあった議会に、ほころびが見え始めた。
 最大の原因は、議会側が明確な対立候補を立てられないことだ。何人かの名前が浮上することもあったが、「明確な勝算が見込めない」との理由から各会派が立候補予定者を一本化する動きは見られない。
 別の市議は「市議時代、連続トップ当選を果たしてきた今村氏に対して、選挙に強いというイメージが根強くある。今村氏が表向き『改革』を打ち出しているだけに、対抗できる争点も見つけにくい」と話す。
 今村氏が初当選した際、市長選の準備を始めたのは13年1月。同4月以降、月1回のペースで政策を書いたチラシを市内全戸(約20万戸)に配り、知名度の浸透を図った。
 今村氏に「NO」を突きつけるなら、代わりにどんな対立軸を描き、市民に示していくのか。攻勢を掛けていたはずの議会は今、大きく存在意義を問われている。市長選まで残り10ヵ月。選択の時は近づいている。   (前川茂之)
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市長のイメージ
「発言、配慮足りない」

 連載最終回は、今村岳司市長に対して市民が抱いているイメージについて、300人アンケートから紹介する。
 まずは今村市政への評価が最も高かった80代の女性層から。無職女性は「古い西宮の殻を破ってくれる人。もう2、3期やってもらわないと」と若さに期待する。今村氏のフェイスブックをチェックしているという30代の女性会社員は「自分の理想に向かって行動しているのが伝わってくる」と全面的に支持する。
 こうした好印象の声がある一方で、最も多かったのは今村氏の言動に対する苦言だった。40代無職女性は「自分の発言に対して他の人がどう捉えるかの配慮がたりない」と話し、70代無職女性は「品格がない。たばこ・窃盗発言も反省していないし、幅がない人だと思う」などと不快感を示した。
 かつて今村氏に投票した人たちからも、不満の声が聞かれた。「就任前に言っていたことと、市長になってからやっていることの差が激しい」(60代男性会社員)、「もっと変えてくれるかと思ったけれど何も変わらなかった。結局、誰がやっても一緒なんだと思った」(50代男性会社員)。
 今村氏への注文を聞くと、「もっと目に見える実績を市民に示してほしい」(50代男性会社員)、「1人で暴れ回っている印象。改革をしようと思えば仲間をつくった方がいいのでは」(70代無職男性)などの声が上がった。
 最後に、西宮市のイメージがどう変わったかも質問した。「変わらない」という答えが68%で大半だったが、「悪くなった」と答えた人は53人で18%。「良くなった」と答えた40人(13%)を上回った。

(まとめ・前川茂之)

★★★★★★★★★★★★★

あくまで個人的意見ではありますが。

「全会派が一致して、今村氏と激しい衝突を繰り返してきた」わけではないんですよね、この3年間。
私が所属する「会派・ぜんしん」の前身である「蒼士会」は少なくとも市長就任後、1年以上にわたって市長とは比較的、友好的な関係にあったわけですし。
また「議案の修正や今村氏への批判決議」が起きたのは、「市長が今村氏でなければ、問題にならなかったことばかり」というよりは「市長が今村氏でなければ、起きるはずがない問題ばかり...」という面が強いのかな、と思っています。
  ↓
【ご参考】
さよなら「蒼士会」。新会派も、もちろん是々非々の立場で頑張ります!@2015年11月のブログ

一方で、第三者から見たときに、こう見える面もあるということは肝に銘じておかなければなりませんね。
いろんなことについて、できるだけフラットな視線で見ていくこと、とても大切だと思いますし。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


こら、続きを紹介しないわけにはいかんでしょ!というわけで神戸新聞連載の「検証 西宮市政」の中編です。

2017-05-22 09:22:10 | 主張・広報と活動のお知らせ

試合終了後、採点結果をチェック。
で、改めて「エンダム選手の勝利!」としたジャッジが一方的にエンダムのラウンドとした9R以降を見直してみたのですが、やっぱり、どう考えても、俺には村田選手の勝ちとしか思えんぞ。。。
  ↓
村田諒太、判定負け 不可解判定にも気丈「受け入れる。それがアスリートの役目」
  ↑
しかし、ほんま清々しすぎるな、村田選手。
結果は本当に残念でしたが、フィジカル面・技術面で十分、世界のトップランカーと伍していけることが証明された試合だったと思います。
是非とも、もう一丁!に期待したいところですね。

さて本題。
前回ブログで紹介した「検証 西宮市政」の続編が先週、神戸新聞紙上に掲載されていました。
が、早速ネットで探してリンク貼ろうとしたものの全文掲載された記事を発見できず。
なのですが私の名前も載せてもらってますし、こら紹介せんわけにはいきませんな。
とは言うものの、こういう形にされている記事を時間をおかず、ご紹介というのも失礼な話やわな、と。
というわけで週も明けたことですし、全文紹介と併せて個人的な感想など。
それでは、どうぞ!

★★★★★★★★★★★★★

「検証 西宮市政」 今村市長 就任3年(中)

進まぬ職員給与改革


公約も交渉出席せず

2014年度337億円
15年度342億円
16年度344億円
(予算案ベース)

 西宮市の人件費は今村岳司氏(44)の市長就任後、右肩上がりで膨らみ続けている。
 「行政改革の進捗は全くもって遅い。これからは私が主導して改革をスピードアップさせていきたい」
 就任丸2年の昨年5月、今村氏が開いた定例会見。それまで「担当部署に任せていた」という市職員給与の給与改革を、自ら率先して実施していくことを明言した。
 しかし、その後、市職員組合と交渉の席に着くことはなかった。今村氏が労使交渉に出席したのは1年目と2年目の計4回のみ。いずれも挨拶だけで退出した。
  ■  ■
 「市長と組合のなれ合い体質を打破する」
 「西宮市職員の給与水準は、もはや法律上問題のあるレベルなのです」
 市長選時のマニフェストでそううたい、行革を「改革の本丸」として掲げた今村氏。だが、3年経っても職員の給与改革は全く成果を上げられていない。
 組合関係者は「過激な言葉で批判はするが、顔を合わせて交渉するほどのタフさは持ち合わせていないのだろう」と分析する。
 一方で、今年3月には職員定数を約20年ぶりに大幅増員する条例改正案を提案。17年度は今村氏にとって今任期の実質最終年度となるが、当初予算の人件費は、前年度より14億円膨らんだ。
 今村氏は「社会保障経費や待機児童対策など、山積する課題解決のために人員確保が必要」と理解を求めるが、市長選で今村氏を応援した渋谷祐介市議は「明らかな公約違反。職員を増やすなら、給与水準の抜本的見直しが大前提だ」と激しく反発する。
 「4年の任期が終わるまでに自分がやるべき改革は必ず完成させる」と今も強気を崩さない今村氏。だが、労使の折衝には粘り強い交渉力が必要とされる。残されている時間は長くない。
       (前川茂之)
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印象に残っていること

たばこ・窃盗発言37%

 市政3年に合わせて、神戸新聞社が実施した市民300人アンケートでは、今村岳司市長について印象に残っていることを聞いた。最も多かったのは「中高生を前にしたたばこ・窃盗発言」(37%)だった。
 発言があったのは昨年11月。中高生向けの市のイベントで、今村氏は生徒たちを前に、自身の中高生時代を振り返り、「教室の鍵を盗み、授業を抜け出してたばこを吸っていた」と発言。問題視した女性市議に対してはブログで、「ピンクのダサいスーツに黒縁眼鏡で『お下品ザマス!』って言っている女教師みたい」などと揶揄した。
 アンケートでは、115人がこの発言が最も印象に残ったと回答。「市長の反論にまるで説得力がなく、子どもから見ても子どもっぽいと思われる発言」(40代デザイナー女性)、「市民として恥ずかしかった」(70代無職女性)などの厳しい声が相次ぐ中、「きれいごとではなく、本音で語る人」(60代無職男性)と共感する声もあった。
 次いで多かったのが「アサヒビール工場跡地をめぐる病院統合問題」(97人・31%)、「『偏向報道』発言と取材監視問題」(27人・9%)と続いた。
 また、全員に今村市政の「最も評価する点」と「評価できない点」を聞いたところ、「最も評価する点」で最多の回答は「分からない」(186人・62%)。「評価できない点」では「市長の発言や政治姿勢」が最も多く、107人(36%)だった。 (まとめ・前川茂之)

★★★★★★★★★★★★★

ちなみに「労働組合との交渉に出て行かない!」という話については、市長自身が議員時代に「職員組合との団体交渉を部下に押しつけるのではなく、市長自身がやるべき」という趣旨の内容を、当時の河野市長に対して議場で発言しています。
・・・ほんま多いな、手の平返し。。。
  ↓

  ↓
【更にご参考】
自らが訴えた内容を真摯に実行しようとしないなら、それは明らかに市民に対する背信行為です!というお話。@2016年2月のブログ

あと本人曰く、たばこ・窃盗発言に関連しては「先生に『注意しなくてはならない情況(←原文ママ)』にさせない」ために、巡回する警備員にエロ本を渡して仲間に引き込んでいたそうな。
いや、どう考えても、あかんでしょ、それ。。
しかも、そんなことを公式の場で中高生相手に言うかね。。。
  ↓
【ご参考】
へー「『だいじょうぶだ。嘘つきじゃないオトナもいるから』と伝えたかった」んや。その割には、市長のマニフェストって嘘だらけですよね???@2016年12月のブログ
断片的な内容だけじゃ分かりにくいですよね、色々と。というわけで決議の全文と、我が会派の討論を掲載しておきます@市長の問題行動&発言の件@2016年12月のブログ

で、私が、なにより引っかかっているのは給与構造改革を初めとした行政改革が、全く進んでいないこと。
それどころか職員定数を大幅に増やすって、それ確実に人件費の大幅増につながりますやん。。
こんな状況で、「4年の任期が終わるまでに自分がやるべき改革は必ず完成させる」とか言われても。。。
  ↓
職員定数を増員する議案は賛成多数で可決されてしまいました。可決されたことはもちろん、このような議案が提出されてきたこと自体、とても残念に思います。@2017年3月のブログ

「市長選で今村氏を応援した渋谷祐介市議」として、今の状況を悲しく悔しく思うと共に、責任を痛感しています。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


神戸新聞掲載の「検証 西宮市政」がオモシロい!というわけで、その内容のご紹介をば。

2017-05-17 09:39:32 | 主張・広報と活動のお知らせ

むちゃくちゃ魅力的やな、これ。。。
  ↓
北海道うまいもの大会@西宮阪急


  ↑
身近な方は例外なくご承知のことですが、私、典型的な辛党なんですよ。
なんでスイーツ系には、ほぼ1ミリも興味がないのですが、チラシの上半分に掲載の辛党向け商品群には興味津々。
これ、どっかのタイミングで行ってみたいなあ。。。

さて本題、本日付神戸新聞に興味深い記事が掲載されていたので、ご紹介。
タイトルは「検証 西宮市政 上」となっており、連載ものの一発目のようですね。
  ↓
今村市長就任3年 西宮市政を検証(上)@2017.5.17付・神戸新聞

以下、全文をコピペ。

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今村市長就任3年 西宮市政を検証(上)

 兵庫県西宮市の今村岳司市長(44)は16日で就任3年を迎えた。来年4月の市長選まで1年を切り、今村市長は「選挙時のマニフェストは9割以上達成している」と成果を強調。「役所出身では絶対にできない改革」を掲げて誕生した同市で戦後最年少の市長は、このまちをどう変えてきたのか。今村市政を検証する。(前川茂之)

 「今後は決して内部情報を流してもらいたくない」

 今年3月の幹部会議。西宮市長の今村岳司氏は居並ぶ局長らをにらみつけた。昨年12月の幹部会議で、今村氏が「議会は自然災害のようなもの」と発言したことを聞きつけた市議の一人が3月の定例会で問題視。幹部しか知らないはずの今村氏の発言が対立する議会側に漏れていた。
 今村氏は情報漏えいについて、幹部らにくぎを刺した後、数人の議員を名指しして批判し始めた。「○○は市長になりたいだけ」「○○は次の選挙では落ちる」。しかし、多くの局長はうつむいたまま。会議室は冷ややかな雰囲気に包まれた。    

■   ■

 金髪にひげとピアス。市議時代から、型破りな言動で有名だった今村氏。市長選挙から現在まで、さまざまな「敵」と戦う姿勢を示して注目度を高めてきた。
 最初の標的は市職員。市長選では「西宮市は全国トップクラスの公務員厚遇天国」
 次は議会。「(自身を批判した議員に対し)ピンクのダサいスーツに黒縁眼鏡で『お下品ザマス!』って言っている女教師みたい」
 そして、マスコミ。「いまどきマスコミが書くものをうのみに信用する人がどれだけいるのか」
 批判と挑発を繰り返し、これまで数々の騒動を巻き起こしてきた。
 だが、就任から3年がたち、対応に追われ続けてきた市職員の間では、あきらめムードが漂いつつある。「発言に気を付けてほしいと何度言っても、聞き入れてくれなかった」。多くの幹部職員が口をそろえる。
 市長就任直後は、活発な議論が飛び交っていた幹部会議だが、今ではほとんど意見を言う局長もいなくなったという。  一方で、今村氏が頻繁に更新するフェイスブックには毎回、数百件の「いいね!」が寄せられる。「応援します!」「バカな市会議員とマスゴミを黙らせるのはあなたしかいません」。元陣営関係者はこうしたコメントの一部が「世論操作のために、今村氏が書き込みを指示しているものが多く含まれている」と明かす。
 ネット上での称賛とは裏腹に、その足元ではリーダーの孤立化が急速に深まりつつある。

■市制評価アンケート 最多は「どちらとも言えない」

 今村岳司市長の就任3年に合わせて、神戸新聞社が西宮市民300人にアンケートしたところ、今村氏の市政運営について「評価しない」と答えた人が27%おり、「評価する」の16%を大きく上回った。20、30代と80代では「評価する」が多かったが、50~70代で逆転。一方で、「分からない」と答えた人も4分の1近くおり、市政への関心の低さも浮き彫りになった。
 アンケートは5月8~14日、市民300人を対象に街頭で聞き取りを実施。男性151人、女性149人から回答を得た。
 今村氏については、85%の市民が「知っている」と回答。極めて高い知名度がうかがえた。
 その上で、市政3年の評価を聞いたところ、「どちらとも言えない」が99人(33%)で最多。次いで「評価しない」が80人(27%)と多く、「とても評価する」と「評価する」(計49人・16%)を上回った。
 年代別にみると、20代は15%が市長を支持。30代から年代を重ねるにつれ、「評価しない」が増え始める傾向があり、最も不支持の声が多かったのは、70代男性層(45%)。一方で、「評価する」の声が最も多かったのは80代の女性層で、10人中6人が高い評価を示した。
 また、「どちらとも言えない」「分からない」と回答した人の中でも、「言葉が軽率で思慮が足りない」(40代会社員男性)、「やる気は感じるが、空回りしている気がする」(40代会社員女性)、「奔放さが目立つ」(60代無職男性)など、市長の言動を巡る厳しい声が目立った。(まとめ・前川茂之)
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 ↑

で、一発目の感想としては、やるなあ、神戸新聞さん!
市民300人を対象にしたアンケート調査とか、なかなか、できるもんちゃいますよ、これ。
1年後の市長選挙のことを考えると、かなり貴重な情報になるんではないかいな、と。
とはいえサンプル数が、それほど多いわけではないので統計的には、あくまで一つの参考!というレベルかとは思いますが。

そういう前提はありつつ見ていくと、いろいろ興味深い内容が多いんですよね、これ。
以下、「  」内は当該記事からの引用ですが。
「今村氏については、85%の市民が『知っている』と回答」って、驚異の認知度だと思うんですよ。
中核市クラスの市長でここまで認知されてる人って、あんまりいないんとちゃうやろか???

「市政3年の評価を聞いたところ、『どちらとも言えない』が99人(33%)で最多。次いで『評価しない』が80人(27%)と多く、『とても評価する』と『評価する』(計49人・16%)を上回った。」というのもすごいですね。
「どちらとも言えない」が最多というのは、よくある話ですが、現職市長でありながら「評価しない」が「評価する」より著しく多いってのは、あんまりない話だと思います。
そう考えると、むしろ悪い意味での認知度が高いってことなんやろな~、と。


あと個人的に「へえ~」と思ったのが、「『評価する』の声が最も多かったのは80代の女性層」という一節。

今村市長は従来から、ご老人のことは大嫌いだと広言されてただけに、これは意外。
神戸新聞記事の引用ではありませんが→「あの僕老人が何より嫌いなので、後援会とか作ってないです。あまりお友達になれないので。」と広言していたのは知る人ぞ知る!話かと。

  ↓
【ご参考】
断片的な内容だけじゃ分かりにくいですよね、色々と。というわけで決議の全文と、我が会派の討論を掲載しておきます@市長の問題行動&発言の件@2016年12月のブログ

あ、ちなみに記事中にある「情報漏えいについて、幹部らにくぎを刺した後、数人の議員を名指しして批判」されたうちのひとりは、私のことみたいですね。
的外れな話ではありますが、そこまで意識して頂いているのは光栄っちゃあ光栄ですな。
  ↓
【ご参考】
私への誹謗は笑って流しましょう、あなた、そういう人ですしね、市長。でも議会全体に対する中傷は流すわけにはいきません!@2016年12月のブログ

連載物のようなので、引き続き、今後の内容を見守っていきたいと思います。
いろいろ興味深い内容ですし、皆様、是非是非ご覧下さいませ。
それでは今日のブログは、このへんで失礼いたします。


保育所に入所するために必要な「保活」。西宮で保活を円滑に進めるためには「利用調整基準表」による自身の現状把握が超重要です!

2017-05-16 15:23:42 | すべての人にやさしいまちを実現するために

今年4月1日時点での西宮市の待機児童数は、以下のリンク先に示したとおり。
  ↓
【ご参考】
西宮市の2017/4/1時点での待機児童数は昨年から140人増加して323人。やっぱり、もっと大胆な対策が必要ですよ、これ。。。@2017年4月のブログ
  ↑
なんですけど、これについて、も少し詳しく見ていくべき面があると思っていまして。

--------------
●西宮市全体で見たときの、年齢別の「希望通り入所できなかった児童数」
●地区別で見たときの「希望通り入所できなかった児童数」
--------------
は以下の通りなわけですが。
  ↓



  ↑
すごく気になるのが、3歳児の「希望通り入所できなかった児童数」の多さなんですよね。
「希望通り入所できなかった児童数」207人は、286人の1歳児に次ぐ、二番目の多さ。
前年度に比べての増加率は60%以上と、ダントツの一番です。

これ、0~2歳児を対象とした小規模保育施設をどんどん増やしていった結果、3歳児段階での需要が大幅に増加したという話であり、今後も、この傾向は続くものと考えています。
ここらへん、以前から懸念していたことが起こっている感じですね。。。
実際、以前にも増して「小規模保育施設に通っている子供が、来年には3歳になる。その時、行き先が本当に見つかるのか。。。」」という声をお伺いする機会が増えていると感じています。。。
  ↓
【ご参考】
小規模保育施設を中心とした対策では、待機児童の解消は困難。。。→だからこそ、いわゆる認可保育園の増設が重要なのです!!@2016年8月のブログ

こうした不安の声を拭うため、過去にいろいろと提案している内容も含め、様々な施策が推進されるよう働きかけていくのは、もちろん私どもの重要な責務!
ただ実際、保活を進めている(あるいは進めようとしている)保護者にとって、「で、どういう条件で保育所への入所基準って決まってるの???」というところについて、知っておいて頂くことも重要だと思うのですよ。
そこで広報したいのが、保育所の「利用調整基準表」。
  ↓
【ご参考】
http://www.nishi.or.jp/media/2016/2017riyoutyouseikijun.pdf
  ↑
あまり知られていないようなのですが、本市では保育所への入所は、この表に則って、算出される点数によって決まります。
なので、この内容をご確認&自身の状況に合わせて採点して頂くと、自身の点数が明らかになります。

また担当部署である保育入所課に問い合わせると、
------------
●自身が入所を希望する保育所における
●前年4月入所時での
●入所が決定した最低点
------------
も分かります。
  ↓


あくまで前年度の実績なので「その点数を上回っていれば、必ず入所できる!」というようなものではありませんが、一つの参考にはなろうかと。
必要に応じて、是非ご活用頂ければ!と思います。

ちなみに、このように保育所の合格基準に関わる指数が全面公開されたのは、過去の私の議会質疑による成果です。
こういった形で、自分が提案した内容が、実際の市政運営に反映されるというのは、とてもやりがいのあることですね。
担当部署でも、非常によい改善だったと受け止めて頂いているようで嬉しい限り。
  ↓
【市政報告38号×2014年8月発行より抜粋】



引き続き、「子育てするなら西宮!」と胸を張って言えるまちづくりを目指し、微力を尽くしてまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


子供の貧困問題に対峙するためにも学校の活用が、とっても重要。というわけで、これからも、この課題をしっかり追いかけていきます!

2017-05-11 16:45:25 | すべての人にやさしいまちを実現するために

昨日の夜は、会派メンバーでお好み焼きを食べるべく難波へ遠征。
こういう時に、阪神電車一本で難波まで行けるようになったのはムチャクチャ便利ですね。
木村前議員の妹さんがやっているお店ということでお邪魔したのですが、見てみ、この行列!
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ミシュランにも掲載されている有名店ということで、こりゃ、すげー。
たいへん美味しく頂きました。
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【ご参考】
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270202/27001439/

と、そんな話はさておき子供の貧困対策についての一般質問のご報告の続きです。
それでは早速どうぞ。

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【質問②】
市が関与している事業を整理し、全庁一丸となって、この問題に取り組むべきと考えるが、どうか?
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【答弁②】
子供の貧困対策に関して、市が関与している事業の中に似かよった事業がある場合は、内容によっては、事業を整理する必要がありますが、単に一元化して整理するのではなく、むしろ実施主体が異なっていることで、支援の必要な対象者にとっては選択肢が増え、支援につながりやすくなる可能性もあることから、多面的にアプローチできるチャンネルを複数用意することも必要と考えております。
市と地域や民間団体等がネットワークでつながり、支援者側でそれぞれ実施している事業についても情報共有することで、さらに選択肢を増やし、支援につなげていきたいと考えております。
また、その実現に向けては、市役所内の全庁的組織である連絡調整会議にて、さらなる支援策も検討してまいります。
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【まとめて要望】
子供の貧困対策については了解しました。
根が深い問題であり、これこそが行政として力を尽くして取り組むべき課題であると思います。
答弁にあったとおり、まずは拠点・体制を整備したうえで今後、強い自覚を持って具体的な施策の推進へとつなげて頂きたい。
その際、市内各地域に存在する学校は拠点施設として、重要な役割を果たしうると考えます。
先程の答弁も踏まえ、学校施設の有効活用についても、しっかり検討するよう要望しておきます。

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子供の貧困対策という面から考えますと。
行政が行っている生活保護家庭に対する学習支援は勿論のこと、それぞれ独自に民間の力で実施されているこども食堂・無料学習塾・フードバンク等、様々な取組をしっかりつないでいくこと。
また、そうした活動がより行いやすい環境を整えていくことが重要であり、行政は、そのための環境整備に力を尽くすべきだと考えています。

そういう意味では要望で述べているとおり、学校を開放して、こうした活動ができるようになるといいと思うんですよね。
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●市からの業務委託を受けて、生活保護家庭に対する学習支援事業を行っている関学の先生
●無料学習塾を主宰されている経営者さん
●こども食堂を主宰されている学生さん
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等々、多くの方からお話を伺いましたが、
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●場所の確保に要する費用の問題
●より多くの場所で開催することの必要性
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を強く訴えていらっしゃったことが、強く印象に残っています。
そういう意味で、学校という施設をもっと有効に活用することが、きわめて重要だと思うんですよね。
というわけで、このお話、引き続き、しっかり追いかけていこうと思います。

それでは今日のブログは、このへんで失礼いたします。


先方は市長がお越しだったんですもの、こちらからも市長がお訪ねするのが礼儀だと思うのですが。。。

2017-05-09 17:14:42 | 市政全般に関連すること

今日のブログは小ネタですよ。
なんか、どうにも腑に落ちない話があるので、ちょっと聞いてつかあさい。

本日の議会運営委員会での報告事項の一つに「西宮市・ロンドリーナ市友好都市提携40周年記念友好訪問について」がありました。
内容はタイトルの通りで、
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●40周年を記念して、より交流を深めたいという趣旨からお招き頂いた
●ついては掛田副市長が伺う
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という話です。
えー、でも、これって市長が伺うべきではないんですかね???
今回のこちらからの訪問に先立って、ロンドリーナ市長を初めとする多くの方にご訪問頂いているわけですし、礼儀として、こちらからも市長が伺うべきだと思うのですよ、私。
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というわけで、そこらへんを市長に確認したいと思っていたのですが、中核市長会に出席のため今日の議運は欠席だそうな。
甚だ、残念。

文化的イベントやスポーツイベント、ギターが弾ける催しみたいなのは大好きだけど、「自分が好きでないイベントには出席しない!」という色がやたら強いように感じるんですよね、今村市長。

実際、国内も含め、出張を伴う友好都市との催しなんかには、ちっとも出席してないようですし。
でも、それって市長が公務に向き合う態度として、どうなの???と思うのですが。。。

ちなみに上の祝賀会の場で、ロンドリーナ市長から「今村市長は飛行機が嫌いらしいけど、今はいい薬もあるし、飲んで寝たら着いてるくらいなので是非お越し下さい!」という趣旨の発言もあったそうな。

でも、やっぱり行かないんですね。
それって、なんか違うと思うし、そういうことを言われること自体、甚だ恥ずかしいことだと思うのですが、私の感覚が間違ってるんやろうか???

と、モヤモヤした話な上、甚だ小ネタですみません。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


子供の貧困対策についてと、本の紹介@「人類と気候の10万年史」

2017-05-08 09:48:57 | すべての人にやさしいまちを実現するために

さあ、ゴールデンウィークも終了。
そんなものは全く関係なくお仕事三昧だった方に感謝しつつ、まあまあ、お休みを頂いたこちらとしては速やかに日常生活モードに戻らねば!ですね(^^)v

と言いながら、GW中に読んだ本の中で、とっても面白かったものを一つご紹介。
中川 毅氏著の「人類と気候の10万年史」です。
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現在は、概ね気候変動というと「地球温暖化!」が、やり玉にあがりますが、昔はむしろ「氷河期の到来!」が危惧されていたことを覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
ごく個人的な思い出ですが。
よく小学〇年生とかで「地球は氷河期と間氷期を繰り返しており、現在は温暖な間氷期に当たる。だから、いずれ氷河期がやってくる!」的な内容が、ノストラダムスの大予言とかと一緒に並べて記載されているのを読んでビビりっていたんですよ、私。

で、この本、この手の内容について最新の知見を基に考察するものです。
大まかな内容としては、現在が地球の歴史を長いスパンで見ると例外的に温暖な気候であることを示すとともに、過去の気候の推移および予見しうる今後の未来等について示すものと言えるかと。
いろいろ興味深い内容は多かったのですが、個人的に「農業が全世界に広がったのは、気候が安定したから(←頻繁に旱魃・冷害などが発生する状況において農業に頼ることは、むしろ危険なので)」という内容なんかは目から鱗でした。
私の拙い文章力では、なかなか良さを表現できないのですが、とっても読みやすい内容なので、地球温暖化論争などに興味のある方は、是非どうぞ。

さて本題、なんの話にしようかと思ったのですが、まだちょい残っている3月議会での代表質問のご報告の続きなど。
それでは、どうぞ。
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「第3章」のうち<子供の貧困対策>についてです。
「新年度は、全庁的な連携体制を整え、地域やNPO等関係機関との協力関係を構築することで、既存の支援施策に的確につなげていくとともに、子供の貧困対策に関する計画を策定する中で、あらたな支援施策の必要性について検討します」とあります。
そこで二点、質問します。

【質問①】
「地域やNPO等関係機関との協力関係を構築する」とあるが、具体的に、どのような取組を進めるのか?
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【答弁①】
子育て世帯の生活実態に関する調査の結果、既存の支援施策のいくつかが支援を必要とする対象者に届いていない実態が見えてきております。
特に子供の貧困問題において、支援が届いていない理由の背景には、単にそれぞれの取組み不足や施策の広報不足等といったことだけではなく、たとえば支援を必要とする対象者が、信頼を寄せる機関やサポーターを通じてでないと、個別の支援が受けにくいといったことなど、各々の人間関係や生活環境などに起因する複雑な課題がいくつもあると推察されます。
これらの課題を丁寧に取り除き、対象者を必要な支援施策につなげていくためには、支援を必要とする対象者に個別にアプローチできるチャンネルを多く持ち、また支援する側の緊密な連携が必要となります。
本市は平成29年度に地域や民間団体を含めた支援体制ネットワークを設置し、子供の貧困対策を推進するための拠点整備を行います。
ネットワークの中で、広範囲の部局を超えた行政機関の連携はもとより、学校や地域、NPO等の関係機関との協力関係を構築し、それぞれの機関に所属して、日々対応にあたっている支援者間での連携や情報共有を図り、多面的にアプローチすることで課題解決につなげたいと考えています。
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もひとつ質疑もあるのですが、こちらについては色々と思っていることがありまして。
というわけでその内容も加えつつ、次回ブログにてご報告予定です。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


ちょっとだけ進んだ、家庭環境&健康調査票の運用改善。でも、これじゃ、まだまだ満足できませんので、引き続き追いかけます!

2017-05-01 15:14:09 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

土曜日は早朝からの会合を経て、香櫨園小学校で実施された防災訓練へ。
我が浜脇分団は消防車&消防器具の展示担当でした。
子供達を中心に、沢山の方がやってきてくれて大盛況!だったのですが、なんか、そういう雰囲気が伝わる写真1つもないな。。。
まあ、人が沢山きてくれている時間帯は、その対応でてんやわんやだったので、そらそういう話にもなるわけですが。
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さて本題、以前から継続して取り上げている家庭環境調査票&健康調査票についての話です。
こちら学校入学時に住所・家族構成・通学路・健康状態などを記入して提出する帳票ですが、用紙の形式も運用も学校によってバラバラなんですよね。
ザックリいうと、学校によって
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①毎年、新しい紙に書いて出し直さなければならない学校もあれば、
②一度提出したら、変更がない限り、書き直す必要はない学校もあるし、
 ⇒出し直す場合は修正部分を赤字で訂正するのみ
③上2者の折衷案で変更があれば修正+2~3年ごとに書き直しな学校もある

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という感じで、だいぶ違うんです。
でも普通に考えて、毎年、新しい紙に書き直して提出する必要なんかないですよね。
年度当初の忙しい時期に、こういうのって保護者にとっても大変な手間だと思いますし。
というわけで以前から、運用が①になっている学校は②or③に改めるべき!と主張しています。
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【ご参考】
【雪辱戦】今度こそ、全小中学校の家庭環境調査票を「入学時に一度書いたらOK!」な運用に改めてみせましょう!@2016年7月のブログ

で、この度、新年度を迎えたこともあり、改めて、各学校の状況がどのように変わったかを確認したのですよ。
その結果が、こちら。
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小学校の家庭環境調査票を中心に、一部の学校で①から③へと運用が変わっていることが見られますね。
甚だ、遅々たる歩みですが。

で当然、教育委員会にもヒアリングしたのですが、率直に言って、見直さない理由がよく分からないんですよね。
教育委員会から学校に対して、熱心に見直すよう働きかけているようにも思えないし。
なにせ、これまで色々ないきさつがあったにも関わらず、調査依頼してから各校の情況が確認できるまで散々催促したにも関わらず2週間近くもかかるという、この温度感。。。

つらつら思うんですが、こういう運用を学校側が自分のやりたいようにやっていることを「学校の自主性を尊重している!」とは言わんと思うのですよ。
教育方針なり、その中味なりについて、そういうことを言うのなら分かりますが、こういう部分は、そういうのとは別の話だと思うわけで。

というわけで甚だ納得いってないですし、今後も引き続き、この話追いかけていきます。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。