西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

施設管理業務の発注方法見直しについて。

2013-10-29 17:42:52 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

雨にたたられまくって、なかなかフィニッシュできなかった駅立ちも
今朝の門戸厄神にて、ようやく終了。
で改めて、配り終わった市政報告を読んでみると、
ブログには書いていない話がありましたので、一くさり。

過去の市政報告にも書いてきた内容ではありますが。
私、これまで市役所が保有する施設に関わる管理業務
(機械警備・清掃・機械設備の保守点検・ごみ収集等、多岐にわたります)
の契約価格低減に取り組んできました。
で、そのために大切なのは、なによりも入札の適正化だと考えています。

例えば、機械警備業務。
これまでは
 ○それぞれの施設が、それぞれバラバラに入札を実施
 ○契約は一年ごとに更新
としてきたのを、
 ○全庁の機械警備業務を統合
 ○契約期間は5年間
に改めたことで、数千万円の費用削減が実現できました。
(参考:http://www1.ocn.ne.jp/~shigi/report/32b.pdf の右上
     http://www1.ocn.ne.jp/~shigi/report/33a.pdf の左上)
これ、私が主張してきた内容が間違っていなかったということの
何よりの証明だと考えています。

機械警備業務で、これだけ明確な成果が出た以上、
他の分野についても同様の取組みを進めるのは当然です。
実際、市は
 ○2014年度に原則、施設の維持管理に関わる委託業務全てを
  担当の枠を超え、業種ごとにまとめて入札
 ○その状況を見て、2015年度には複数年契約に切り替え
という方針を示しました。
これ、施設管理に関わる業務委託費の大幅な削減につながる可能性大!
だと思っています。

話が前向きに進んできているので、嬉しい限り。
引き続き、着実に取り組むよう、しっかり促していきます!

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ところで、ここからは別の話。
私、今のマンションに住み始めてから10年がたちました。
10年もたつと、マンションも大規模修繕やなんやかんやと
巨額の出費が必要になってきます。
ここが気になるので、今年、マンションの理事長を引き受けました。
もっとも結果的には大規模修繕は、
もう少し先の話になるみたいなのですが。

で、理事長を引き受けて最初の仕事が、
「消火器を取り換えないといけません!」というお話。
ここで「公正な入札が必要!」ということをしみじみと感じたのですよ。
この話については、マンションにお住まいの方には
役立つ部分もあると思うのです。
なので次回のブログでは、その具体的な内容についてご報告します。
もちろん仕事にも関係しますし。

と言うことで、今日はこのへんで。
それでは失礼いたします。


新設小学校×保護者向け説明会のご報告。

2013-10-23 17:28:33 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

今日は門戸厄神駅での駅立ちを予定していたのですが、
天候不良のため断念。
と言いつつも、その時間帯の天気を見て「これなら行ける!!」と思い、
一人ポスティングを決行しました。
で、ここ数日の頑張りの甲斐あって、
本日0730頃をもって高木小学校区へのポスティングはほぼ完了!
「なんとか今日の午前中までにポスティングを完了したい!」
と思っていたので大満足。

で、なぜ
「今日の午前中までに高木小学校区へのポスティングを完了したい!」
と思っていたかと言いますと、今日の午後に
高木小学校×保護者向けの新設小学校の説明会があるからでして。
市政報告に、この件に関連しての内容を記載したこともあり、
なんとか説明会までには配布したかったのですよ。
無事、予定通りポスティングも完了したし、

本日の説明会にも出席してきました。
というわけで、以下、その内容のご報告です。

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【説明×約20分】
配布資料に基づいての説明。
主な内容は
 ○校区は伏原町・薬師町・野間町・林田町(1~8・10・11番)とする
   ⇒ちなみに林田町9番は車屋さんで住民は存在しない
 ○学校新設に伴う、いわゆる経過措置は設けない
 ○新設校&高木小の学級数&児童数推計
 ○想定される課題への対応策
 ○今後の予定
といったもので、このブログを継続的にご覧頂いている方なら
先刻ご承知の内容かと。
(とは言うものの、配布資料も↓こちら↓にアップしておきます。
 ■西宮市立第46小学校の校区案について

【質疑応答×約5分】
教育委員会から説明があった後の質疑応答。
以下、その概要です。

「敷地を最大限に有効活用する」とあるが、具体的には?

現在、新設校設立推進委員会で議論中。
大まかには敷地の北半分を校舎(4階建て)、
南半分を運動場とする方向。
校舎内に体育館・給食室を設置し、屋上にプールを配置するなど、
できるだけ広く運動場を確保するための方策を講ずる。
今後検討を進め、来年二月頃実施予定の近隣説明会で
具体的な内容を示す予定。

「通学路の安全確保」とあるが、具体的には?
そのために敷地面積が、より狭くなったりはしないのか?

法令上あるいは安全確保のために必要な敷地の後退は行う。
それによって敷地面積がより狭くなるのは事実だが、
高木小学校と同程度の運動場面積は確保できる。

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といったところです。
天気が悪かったこともあり、出席された保護者の方もあまり多くなく、
結構早くに終わってしまいました。
もめなくてよかったと思うべきなのか、
あまり多くのご意見をお聞きできなかったのを残念と思うべきかは
ビミョーなところですが。

取り急ぎのご報告ということで。
それでは失礼いたします。


鳴尾ウォーターワールドへの支援について。 ②

2013-10-21 21:01:26 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

現在、絶賛、駅立ち実施中なのですが、先週の頭くらいから突然、寒かったこと。
気温的には「寒い!」と言うほどではないのでしょうが、その前までが異様に暑かったので、ちょっとこたえます。
と言ってたら、今日は妙に暑いし。
ほんま、体がついていきません。。。

さて本題。
先日のブログでは、『㈱鳴尾ウォーターワールドは黒字経営を謳っているが、実質的には真っ赤っ赤の赤字経営です!』という話を書いたうえで、「まだ続きがありますよ~」という締めをさせていただきました。
というわけで、今日は、その続きをば。

㈱鳴尾ウォーターワールドの収益で最も大きいのはプール利用者から得た収益、約1.5億円。
これにフィットネスクラブから得た収益、約1.3億円が続きます。

ところで利用者アンケートの結果によると、例年、プール利用者の70~80%は市外在住者とのこと。
フィットネスは90%程度が市内在住者ですが、その大部分はリピーターですから、実際の利用人数は多くありません。
一方で、プール利用者のほとんどは1シーズンにつき、1~3回程度の来訪者です。
なので、この施設利用者のかなりの割合を市外在住者が占めていることになります。
いやいや、そこに市から大量の税金をつっこむのって、ホンマに市民にとって必要なことなんかい???と。

赤字かどうかも重要ですが、より重要なのは、「それは公が税金をつっこんででも、やらなければいけないことなのか?」という観点だと思っています。
どう考えても、市民の利用度がきわめて低い&公共性の低い施設に巨額の税金をつっこんでまで、実質的な市の直営
を続ける必要があるとは思えないのですよ。
でも指摘しても指摘しても、ここらへんって本当に変わらないんですよね、病院の話を筆頭に。
しみじみ、難しいと思います。

とは言え、私に出来ることのメインは、やはり指摘と提言しかないわけで。
というわけで、引き続き、頑張ってまいります。
それでは失礼いたします。


㈱鳴尾ウォーターワールドへの支援について。 ①

2013-10-17 18:21:33 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

今朝、西宮北口の駅前で市政報告を配っていると、
えらく熱心に、駅前の看板の写真を撮っている方がいらっしゃいまして。
 ↓
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最後に、その方が「僕、この(看板に出てる)タケ・コータローなんです」と言って、去って行きました。
そうか、ちょうど、今日なんですね。
これもなにかの縁、よい結果が出ているとよいな~、と思いつつ。

さて本題、お仕事のお話です。
意外なことに、先日ブログにアップした西宮コミュニティ放送㈱の話にけっこう反響をいただきまして。
マニアックすぎる話やしなあ…と思っていたので、嬉しい限り。
なので調子に乗って、今回は、それに類した話である、㈱鳴尾ウォーターワールドについて。
この会社、西宮コミュニティ放送㈱以上に厳しい状況に陥っていると思っておりまして。

㈱鳴尾ウォーターワールドは、リゾ鳴尾浜というプール・温泉・フィットネスを中心とした施設の運営等を行っている市の第三セクターです。
この施設が開業したのは平成4年。
平成4年といえば、私は、まだ大学生でした。
そして、その頃には、まだ世の中に、バブルの残り香が漂っていたように思います。
実際、そういう時期でなければ、こんな施設を「役所が建てよう!」という話には、いくらなんでもならんと思うのですよ。
きょうび、フィットネスなら駅前の便利なところにたくさんありますし、大型の風呂に入りたければ「や○との湯」にでも行けばいいわけで。

が、そんな状況の変化とは、まったく関係なく「一度作った以上は、なにがあっても絶対壊さん!」という、市の基本的スタンスは続いています。
そして市は当然、この施設も断固、残そうとしているようです。

こういう場合によく使われるのが「この施設は黒字経営できているので、問題ありません!」という理屈。
㈱鳴尾ウォーターワールドにも同様の理屈が使われており、2012年度決算は約4億4510万円の収入で345万円の黒字とされています。
が、この内容、よく見ると、黒字とは言い難いものでして。

そもそもリゾ鳴尾浜の土地建物等は市のものです。
現状、市はこれを無償で㈱鳴尾ウォーターワールドに貸与しており、㈱鳴尾ウォーターワールドは「タダで借りた土地・建物で営業をしている!」ということになります。
・・・いや、それで、この黒字額かい。。。

ちなみに、市が保有する資産を第三者に貸与する場合、本来なら当然、適正な価格を徴収することになります。
㈱鳴尾ウォーターワールドはただで借りていますが。。。
ここの土地・建物の場合、その金額は年間約1.1億円。
逆に言うと、市は、その分の補助金を毎年、㈱鳴尾ウォーターワールドに支給しているのと同じということです。

「約4億4510万円の収入で345万円の黒字」という現状で年間1.1億円もの使用料を払ったなら、その瞬間、㈱鳴尾ウォーターワールドの経営は完全に破綻します。
しかも、
この他にも
○阪神電鉄からの派遣役員の人件費を期間限定で無料にしてもらっている
○現在は副市長が社長を兼務しており、本来なら発生するはずの社長の人件費が発生していない
等の要因があり、実質的な赤字額は、もっともっと大きくなります。
どう考えても、この会社を「黒字経営」と呼べるとは思えません。

この項、もう少し続けます。


駅立ちやります!

2013-10-14 14:23:53 | 主張・広報と活動のお知らせ

秋祭りの準備・本番・後片付け、SC21の運動会、
敬老会に、お招き頂いた野球部さんの会合と、
怒涛のスケジュールだった三日間が終了

例年のことながら神輿で張り切りすぎて、声が枯れてしまって
しゃべりにくいにも程があるけど大丈夫か、俺。

と言ってる間に、9月議会報告の市政報告が納品されました。
↓内容はこちら。↓
35号×表面:http://www1.ocn.ne.jp/~shigi/report/35a.pdf
35号×裏面:http://www1.ocn.ne.jp/~shigi/report/35b.pdf

こら、しゃべりにくいとかなんとか言ってる場合ではないですね。
というわけで、恒例の駅立ちやります。
日程は以下の通り。

10/15(火) 阪急・西宮北口×北東@アクタ連絡通路
10/16(水) 阪急・門戸厄神@東改札前
10/17(木) 阪急・西宮北口×北西公園内
10/18(金) 阪急・甲東園×東側階段下
10/21(月) 阪神西宮@えべっさん口
10/22(火) 阪神・香枦園@改札前

たくさんの方にお受け取りいただき、お声等を頂くことで、
元気を頂いているからこそ、毎回欠かさず、
この活動が継続できています。
本当に感謝です。
加えて、学生スタッフ達が校正から配布まで
手伝ってくれているからこそ、納得いく内容で、
納得のいく範囲に配布することができています。
しみじみと、いろんな方にお支え頂いていることに感謝です。

というわけで明日から気持ちを切り替えて、頑張ってまいります。
頂いている気持ちに、しっかり応えていかねばなりませんし。
しっかり、のどもいたわっておかないと!

というわけで、お見かけの節はよろしくお願いします!
それでは失礼いたします。


外郭団体への支援について。 ②

2013-10-10 16:46:55 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

愛用のお手製マキワラがもう限界。
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これを突いたり蹴ったりして拳足を鍛える、
私以上の世代の空手愛好家の必須グッズ(たぶん)ですが、
愛用しすぎて、もうあかん。
藁縄って、突いてるうちに、どんどんへたってくるんですよね。
何度も巻き直して使ってきたけど、もう限界。
藁縄なかなか売ってないし、突いてたら藁くずだらけになるし、
こまったなあ。
なんか、もうちょっと良いのはないものか???

さて本題、先日のブログの続きです。
先日のブログでは、
 ○西宮コミュニティ放送㈱の売上の大部分は
  西宮市からの発注分が占めていること
 ○その西宮市発注分に、ぼったくり的な要素が入っているのでは???
  という疑問を持っていること
を書きました。
なので、その続きをば。

西宮コミュニティ放送㈱の売上の大部分が、
市からのものなのは、関係者的には周知の事実。
さすがに市も、この点については憂慮しているようで、今後の目標として
「営業体制を再構築し、さくらFM(←西宮コミュニティ放送の局名)の
 現在の極端な市への収益依存構造を見直し、
 民間からの収益アップを図る
。」
ことを経営状況改善のための重要な要素としてあげています。
で、そのための努力もしてきたらしく、
9月議会での報告では、

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市以外の民間からの売上げは、14,014千円で、
売上総額61,400千円の22.8%を占め、市への経営依存率を改善した。

○民間からの売上げは、計画値比3,532千円(33.7%)の増、
 前年度比5,064千円(56.6%)の増となった。

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という報告がなされました。
なるほど、確かに売上は上がっているようです。
でも、これ、そのまま素直に喜んでよい内容だとは思えません。

資料をもう少し、詳しく読んでいくと、
民間からの売上が上がったことに伴い、
 ○生番組の新設による出演謝礼等諸経費の増
 ○イベント請負をはじめたことに伴うイベント費の増
等の経費が大幅に増えています。
もちろん売上が増えている以上、ある程度、経費も増えるのは当然です。
とはいうものの、これ、売上が増えてる以上に経費増えてないか???

提供された資料では
 ○売上は前年度比
 ○経費は計画値比
として比較対象をわざと分かりにくくしている上(?)、
質問に対しても明確な答弁が返ってこなかったため、
はっきりとは分かりませんが。
(そもそも、そこを把握していない&明確な答えが返ってこないこと自体が
 大問題なのですが。。。)

どうも、民間対象に限定すると、
売上が増えた以上に、費用が増えているっぽいのです

いやいや、売上さえ上がればいいというものではないやろ、と。。。

「市以外の民間からの売上が上がった」
と言っても、依然として80%近くが市からの売上というのも
もちろん問題です。
が、それ以上に問題なのは、商売やってる以上、当たり前の
「収入-経費=利益」という感覚の欠如だと思うのですよ。
「売上増えた~。やった~!!」
では何年経とうが経営状況が改善することなどありえません。

この事業自体は、公益性のあるものだとは思います。
とは言え、
「公益性があるから、なんぼ経営状況が悪かろうが問題なし!」
というのは違うと思っています。
そもそも阪神淡路大震災の頃と今では、
ラジオの位置づけ自体も大きく異なるわけですし。

引き続き、この問題、注目していきます。


外郭団体への支援について。 ①

2013-10-07 09:48:01 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

所用により、今日は4時起き。
朝には強いと自負しているのですが、それにしても、こら早いわ。
今日は一日、長く感じそうな。。。
頑張るぞ~。

さて標題の件。
9月議会で、「西宮コミュニティ放送株式会社」の経営状況について
報告を受けました。
なので、この会社について思うことを、つらつらと。

もともと、この会社、
「平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災を契機にして、
 多くの市民が被災した中で
 情報伝達手段としてのラジオ放送が、
 緊急災害時における最も身近な情報媒体として見直されることとなった。
 なかでも災害発生時には、広域的な放送よりも、
 より市民に密着した情報が必要であることが再認識され、
 市町村単位で設置された地域コミュニティFM局の役割が重要視された。
 本市においても、震災の教訓から市と商工会議所が中心となり
 市内の企業に出資を募り、
 平成10年3月に西宮コミュニティ放送株式会社が開局しました。」
という歴史を持っています。
その経緯はごもっともだと思いますし、趣旨も立派だと思います。
ただ、そうは言いながら、いろいろと問題があると思っていまして。

 西宮コミュニティ放送(株)は平成15年度以降、
見かけ上は連続して黒字を計上しています。
が、その要因は昨年2月に市が報告した
「西宮コミュニティ放送株式会社の経営改善方策について」
にも明記されている通り、
「市の委託料に支えられてのもの」でしかありません。
実際、西宮コミュニティ放送(株)の営業収入全体のうち、
市からの営業収入が約8割を占めています。
そして
、この「市からの営業収入」が、くせ者です。

例えば、市からの委託を受けて作成している番組の一つに
「西宮市議会中継」があります。
西宮市議会の本会議を中継するこの番組、
年間19日間、合計110時間を放送するために、
525万円の費用がかかっています。
その内訳は「放送料396万円」「編集・スタジオ使用料等104万円」
というもの(25万円は消費税です。)

放送料396万円は時間当たり単価が決まっているようです。
なので、単価の妥当性の話を置いておくと、
この価格は、仕方がないと思わざるを得ません。
が、「編集・スタジオ使用料」については、どうにも腑に落ちません。

提供された資料によると、「編集・スタジオ使用料」の内訳は
 〇スタッフ2名836,000円
 〇機材使用料120,000円
 〇NTT回線工事費84,000円
とのこと。
でも市議会の中継って、
議場でマイクで拾った音を、
そのままリアルタイムで流ししてるだけなんですよね。
そこにスタッフ2名とか必要あるのか???

9月議会では、この点も含めて指摘し、
「価格の妥当性は精査しているのか?」
という質問をしてみたところ、
「市内で、こうした事業を受託できるのは西宮コミュニティ放送(株)
 以外には
存在しないので、こちらに委託している。
 価格の妥当性は精査していない。
という返事が返ってきまして。
いやいや、だったら精査せなあかんでしょ、と。

「市からの営業収入」に収入の大部分を頼っている上、
その内情を掘っていくと、実は、こんな形になっていたりとか。
これでは、なんぼ「連続して黒字を計上しています!」といわれても、
こちらとしては「???」とならざるを得ません。

この項、もっと続きがあるのですが、
ぼちぼち委員会が始まりますので、今日は、この辺で。
それでは失礼いたします。


施設操作課の残業代が大幅に削減されました!

2013-10-03 13:34:47 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

しかし、まあ、時間がたつのが早いこと。
気がつけば、もう10月か。。。

10月は例年、運動会やら敬老会やら祭りやらで
むやみと忙しい時期なのですよ。
しっかり頑張っていかないと。

と、それはさておき、お仕事に関するご報告です。
9月議会の準備の関連で調査していた話で、
主張してきた内容が大きく前進したことが分かったものがあったので。

2009年度時点で、ごみ焼却施設を管理・運営する施設操作課の残業代は
 ○役職のない職員68名の一人当たり残業代が月額10万円

 ○部署全体では年間・約8,000万円
にのぼりました。
これは現業系の職場の中では突出して多い金額でした。

では、そうなる原因はなんなのか?
調査したところ、
 ○勤務時間にシャワー等の時間が含まれている
 ○一勤務当りの拘束時間・7時間45分のうち、
  3時間が引継ぎ・休憩・シャワー等に費やされており、
  本来業務である、ごみ焼却場の管理・運営に従事している時間は
  4時間45分だけ
 ○国内・同規模施設の90%近くは二交替制勤務を採用しているが、
  本市は三交替制を採用しており、
  引継ぎ等に要する時間が非常に多い 
等の問題点があることが判明しました。
こうした現状を踏まえ、私は業務内容・勤務体制の見直しを進めるよう求め、
市も、これに取り組むことを約束しました。

今回、確認したところ、
 ○順次、業務内容の見直しに取り組んできたこと
 ○昨年10月には勤務体制も三交替制から二交替制に改めたこと
が明らかになりました。
こうした取組みの結果、
 ○同課の職員数は2009年度比で5名少ない63名
 ○残業代は2009年度比で約2,900万円少ない約5,200万円に削減
されたことが分かりました。
これ、結構、自慢していい成果だと思うのですよ。
もちろん着実な取組みを進めてくれた所管課さんについても。

もちろん相手方の姿勢にもよりますが。
きちんとした主張を、きちんとした証拠をそろえてするならば、
結構前向きに進むことあるよな、と思うのです。
これこそが私が自分の仕事に前向きに取り組み続けることができている
最大の動機なのですよ。
もちろん、アサヒビール工場跡地や中央病院の移転新築の話のように
自分単独の力では、どうこうできる気がまったくしない話も多いですが。

ま、地道に頑張っていくしかないですね。
それでは失礼いたします。