西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

5年かかった住居手当の見直しが、ついに完了!でも、まだまだ見直すべき手当は存在するわけで。(続編あり)

2016-09-30 18:38:11 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

いちボクシングファン&WOWOW加入者として、パッキャオが復帰することも、その復帰戦がWOWOWで生中継されることも、それはそれは嬉しいんですよ。
  ↓

  ↑
でも引退試合!つって盛り上がってたん今年の4月じゃなかったっけ?
いくらなんでも、復帰早すぎやろ。。。
てゆうか、そこらへんを安売りするのって、どうなん???
てな感じで、さすがに、ちょっとビミョーな気持ちは拭えんわけですが。。。

と、そんな話はさておき、ちょっと胸を張れる成果のご報告です。
少し古い話ですが、私、2009年の12月議会で住居手当を見直すべきだ!という指摘を行ったのですよ。
というのも当時、西宮市の住居手当には
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●一般的に、住居手当が支給されるのは世帯主のみ。
 ところが本市の場合、世帯主でなくても支給される。
  ⇒例えば市職員同士が結婚した場合、住居手当はダブル支給される。
●他の自治体では、
 ・扶養家族の人数に関わらず、住居手当は一律
 ・賃貸の場合、家賃によって手当額が変動
 という事例が多い。
 ところが本市の場合、扶養家族が増えると住居手当も増額される形になっており、家賃は関係ない。
●世帯主で見ると、最低支給額は月額17200円、最高月額は27000円。
 これは概ね、月額1万数千円程度となっている他の自治体に比べると著しく高い。
------------------------
という問題があったので。
  ↓
【ご参考】
一般質問のご報告@市職員の給与制度について ②@2009年12月のブログ
(リンク先の資料がブログの引越しに伴い破損してしまっています。
 あしからず、ご了解ください)

で、この指摘が実を結び、2011年度から5年間かけて昨年度ついに見直しが完了したのですよ。
ちなみに見直し前後の制度の違いは、以下の通り。
なお、見直し後の内容は概ね、近隣市等と似た感じになっています。
  ↓


ちなみに、なんで今更、こういう話を取り上げているかというと、理由は簡単。
9月議会で昨年度の決算が出そろったことから、ようやくここらへんの成果の後追いをできるようになったからなんですよね。
ところで見直し前の段階では、
「この見直しによって、現在約6億円以上の住居手当支給額は2億円強減少するはず!」という説明を受けていたのですよ、私。
これ、結構な効果額でしょ?
で、実際のところ、どうなったかについては現在、絶賛・確認依頼中。
別途、数字が分かり次第、ご報告いたします!
-------------
【10/11追記】
住居手当支給額は、改正前の支給額6.1億円/年が、制度見直し終了後には3.7億円/年に減少したことが分かりました(普通会計ベース)。
-------------

ただ住居手当については見直しが完了したものの、他にも、まだまだ見直すべき手当はあると思うんですよね。
というわけで次回ブログでは、そこら辺についての話など。
それでは失礼いたします!


議員になってから、そろそろ12年!その間、役所の中で進化したことも多々あります。が、まだ足りないこともたくさんあるわけで。

2016-09-27 16:40:13 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

現在、9月議会の真っ最中ですが、なんといっても9月議会のメインは決算審査。
これ、
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●来年度の予算&事業執行に活かすため
●予算に基づいて執行された前年度の決算をチェックし
●意見を述べ、問題の指摘を行う!
------------
という趣旨から、きわめて重要だと思っています。

なんで、かなり気合いの入る所なんですよね。

で、そこでの議論を充実させるためには、事前の準備がきわめて重要です。
目的が「来年度の予算&事業執行に活かす」ことにある以上、事前の調整も行った上で、きちんとした言質を取らなければなりませんし。

となると、その前提として、市が行っている事業の全容はもちろん、問題点もしっかり把握しなければなりません。
で、そのためのツールも昔と比べると随分、充実してるんですよね。
議員になったばかりの頃とは、ほんと大違い。。。

 ↓
【参考】
所属する委員会が変わると、入る情報も変わる!というわけで議員って一生勉強やなあと改めて。@2015年9月のブログ
  ↑
でも実は、まだまだ充実させるべきだと思っている内容があるんです、私。

 
例えば、市は様々な団体等がおこなう活動等に対して、多くの補助金を支給しています。
で議会に対しては、その一覧がまとめられ、決算審査前に配布されるのです。
ちなみに、一覧表はA3サイズの、こんなのです。
  ↓

  ↑
ところが、この補助金一覧表、実は「目に見える形で支給されている補助金以外は掲載されていない!」という問題点がありまして。

例えば、(財)西宮市都市整備公社(以下、都市整備公社)について、見ていきますと。
補助金一覧表に掲載されている都市整備公社への補助は「都市整備公社に派遣した市職員等の人件費を補助」として計上されている約1350万円のみ。
ところが実は、都市整備公社で働く職員98名中、専従の市職員が7名、兼務で勤めている市職員が34名と4割以上が市からの派遣職員で占められています。
で、その分の人件費は市が支給していることを考えると、実質的には市は都市整備公社に対して、多額の人件費を補助していると言えます。
この分の人件費を補助金として計上すると、とんでもない金額になりそうな。。。

おまけに都市整備公社は、市が所有する公共駐車場を無償で借り受けて公共駐車場事業を行い、大きな収益を上げています。
これ、包括外部監査によると、年間1.5億円の賃借料を減免しているのと同じとのこと。
これまた、実質的には1.5億円の補助金を支給しているのと同じ!ということですよね。。。
でも、この補助金一覧を見ても、そんなことは全然、分からんわけで。

ちなみに似た性質のお金として、市が保有する施設を
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●無料で貸し出す
●使用料を減額する
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という公共施設の減免もあります。
これについては今年の3月議会で川村議員が指摘し、今回の決算議会から資料が提供されることになりました。
  ↓
【ご参考】
公共施設の減免に関する予算・決算の考え方ついて。 @川村議員のブログ
  ↑
おー、この分の資料は提供されることになったんや。
だったら、私にとって長年の懸案である、実質的な補助金についても資料を出してもらわんと困ります!

というわけで所属する委員会の関係上、同じ会派&この話を所管する総務常任委員会に所属する菅野議員に委員会で取り上げて頂いたのですよ。
で、その結果、次からはこちらについても資料を作り開示する方向で検討する旨、回答を得たとのこと。
これ、とても、よい感じです。

課題を探し、解決改善しようとするなら、大切なのは基礎データの見える化を進めることだと思うのですよ。
それがあってこそ、多くの課題を明らかにし、追及できるわけで。
そして、こういう前向きな話を会派内はもちろん、会派の枠を超えて連携して行えるというのは、本当にありがたいことですね。
というわけで、この話、引き続き、しっかり追いかけていきます!

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


「具体的な利活用計画がない土地は基本、売却!」という大方針はどこへ行った?しかも、敢えて賃料が安くなるような手法で貸し出すとか、怪しすぎる。。。

2016-09-23 19:09:41 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

女子は惚れるんですかね、これ。
男子的には「へ~んだ、イヤなヤツ~!」的な感じを持つ子も多いんちゃうかいな???と思いつつ。
  ↓
正論すぎてたじたじ・・・見た目は子ども頭脳は大人な発言8選



さて本題、現在、開催中の9月議会で報告された内容についてのお話など。
武庫川団地内に位置する高須東小学校が統廃合の対象となり、なくなったのは平成21年のこと。
その後、この旧高須東小学校跡地について、市は具体的な公共施設としての利活用計画がないことから「売却処分が基本的な方向性」という考えを示しました。
これ、昨年9月議会でのことです。
で、この方針には、私、なんの異論も違和感もありませんでした。

ところが、この話について、市は今議会で『「基本的には売却処分」という方針を転換し、当面は20年ないし30年といった事業用の定期借地等により、「資産の有効活用を図りながら保有」することとします』という新たな方針を示しました。
市の言い分は
----------
●将来的には団地全体の再整備が必要な時期を迎えるものと思われる
●その時のことを考えると、旧高須東小学校跡地を持っておくと、何かと便利!
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ということらしく。
でも、なんか、この話、しっくりこないんですよね。
そら、持っておけば便利!ということを否定するつもりはないですよ。
でも、そんなことを言い出すと「公共施設としての利活用計画がない土地は売却して現金を得るのが基本!」という市の基本方針は、根底から崩れてしまいます。
それじゃ、どこの市有地も保有し続けなアカン!という話になるんではないかいな、と。

「20年ないし30年といった事業用の定期借地」を考えているということは、旧高須東小学校の跡地に出番がやって来るのは20~30年後ということ。
でも、その頃には、日本国の人口は今より大幅に減っているとされています。
これは西宮でも同じこと。
  ↓
【ご参考】

  ↑
だったら、その頃には土地とかって、今よりもずいぶん確保しやすくなってると思うんですよね。
にも関わらず、いまから「持っておけば便利!」という理由で、土地を保有しておく必要があるんやろうか???と。

も一つ、おまけに???なのが、この土地について、市は待機児童対策としての保育所整備を優先して検討したうえで
----------
残りの土地を
 ・20年ないし30年の長期貸付とする
 ・既存校舎は残したまま、土地を貸付
----------
としている点です。
そもそも私は、この土地を売却するべきだ!と考えていますが。
仮に、貸し出すのであれば普通、出来るだけ高く借りてくれるところに貸そうとするはず。
にも関わらず、敢えて「既存校舎は残したまま」ということを前提にしているのって、なんなんやろか???と。
これって、どこか、そうした方が落札しやすくなる意中の候補でもあるんではなかろうか???と思ってしまいます。
もちろん現段階では、単なる、私のゲスの勘ぐりでしかありませんが。

とは言うものの、この話、どうにも納得しかねる点が多いのですよ。
上に書いたような疑問を説明に来た職員さんにぶつけても、納得できる説明は全く帰ってこないですし。
こら、議会での決算審査が終わったら、じっくり調べなあきませんね。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


対策を練るために、まず必要なのは実態を把握すること。というわけでアンケートが実施されることは、大きな前進だと思うのです!

2016-09-20 09:57:03 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

台風、どうやら、これからが本番っぽいですね。
  ↓

  ↑
学校が休みになった子供達の多くは大喜び!なんやろけど、いろいろ大変ですな、こら。。。
皆さん、くれぐれもご注意下さい。

さて本題、今日は以前にブログで取り上げた話に進捗があったので、そのご報告など。
現在、市は西宮市立青少年育成センター条例施行規則に基づき、西宮市青少年補導委員(以下、補導委員と呼びます)を委嘱し、月4回・一回あたり概ね1時間30分の街頭補導活動実施を義務付けています。
ちなみに補導委員の構成は
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●市立小・中学校のPTA会員から小学校区ごとにそれぞれ1名
●民生委員・児童委員から小学校区ごとに1名
●地区青少年愛護協議会委員から小学校区ごとに1名
●公立高等学校PTA及び育友会会員から各校2名
-----------
となっています。

もちろん、この活動の意義自体を否定するつもりはありません、私。
でも、この活動についてのご意見を頂く機会が多いというのも、これまた事実です。
で、私のような実際に、この活動を経験したことがない人間がなんやかんや言うのもあれですし、まずは実態を把握するため当事者の方々にアンケートを取るべきだということを、これまで主張してきました。
具体的な内容は、こちら。
  ↓

【ご参考】
共働きや母子・父子家庭が増える中、学校の活動のあり方には見直すべき余地がたくさんあると思うのです。@2016年6月のブログ

で、そんなこんなの遣り取りを踏まえて、この度、アンケートが実施されることになりました。
その内容は、こちら。
  ↓

こういう形で速やかに話を進めて頂けると、とても気持ちがいいですね。
あ、もちろん、アンケートを取ることが目的なのではなく、その結果を踏まえて、適切な答えにたどり着くことが目的だと思っています。
なので、引き続き、この話、追いかけてまいります!
お答えになる機会がおありの方は、是非是非きたんのない意見をお書き下さい!


というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


【愚痴話】ええ、西宮市役所が縦割りなことは、よくよく分かっていますよ。だからこそ、これだけ念を押したのに...というお話。

2016-09-15 14:18:30 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

もうね、今日は完全な愚痴話ですよ。
ちょっと聞いてやってつかあさい。

私、以前から、愛知県半田市で行われている、こんな取組(=マイレポはんだ)を西宮市でも始めてはどうですか?という提案を続けています。
    ↓

   ↑
ひょっとしたら、覚えて下さっている方もいらっしゃるかもですね、
ちなみに、このお話、最初に公式の場で取り上げたのは昨年の三月議会でのこと。
以下、その際の質疑×関連部分の抜粋です。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【質問】
半田市では、この仕組みを、電球切れだけではなく、道路の陥没、施設の破損等への対応や公園の維持管理にも活用しており、一定の成果を上げているようです。
それでは、以上の内容を踏まえて質問します。
防犯灯を適切に管理するため、統一した連絡窓口を設置し、連絡があれば即時対応可能な体制を整えるなど、円滑な維持管理が可能となる手段を講じるべきと考えるがどうか。
また、窓口の設置とあわせて、スマホによる無料アプリの活用など、市民が連絡しやすい手法を検討するとともに、そうした手法を積極的に広報するべきと考えるがどうか。
  ↓
【答弁】
御提案いただきましたスマートフォンの無料アプリの活用につきましては、防犯灯の維持管理業務だけでなく、道路や公園の維持管理、また、災害時においては被害状況の把握など、さまざまな分野において市民の皆様が容易に市へ連絡できる有効な手法であると考えます。
今後、庁内の関連部局とも連携し、既に導入されている他都市の運営状況等を調査し、本市での導入について検討してまいります。
ありがとうございます。
  ↓
【再質問】
丁重な御答弁をいただき、ありがとうございました。
防犯灯の管理について、1点、再質問します。
スマートフォンによる無料アプリの活用について「今後、庁内の関連部局とも連携し、既に導入されている他都市の運用状況等を調査し、本市での導入について検討してまいります」という御答弁をいただきました。
既に導入されている他都市の運用状況等について調査し、導入の是非について検討する主体となるのはどちらの部署なのでしょうか。
この点を明確にしていただければと思います。
よろしくお願いします。
  ↓
【答弁】
このたび直営化ということで、市内全域、2万1,000灯の防犯灯の管理を所管しますのが市民文化局になります。
ですから、基本的には市民文化局から各所管にお声がけをして、できるだけ連携していただきたいと思っております。
以上でございます。
  ↓
【再々質問】
もう一回お聞きするんですけど、防犯灯の維持管理業務だけではなく、道路や公園の維持管理、また、災害時においては被害状況の把握など、さまざまな分野において活用できるとおっしゃっているんですね。
このことも念頭に導入について検討してまいりますというふうに御答弁をいただいているんですが、重ねてお聞きします。
これの主担当がそちら、市民文化局ということでよろしいんでしょうか。
お願いします。
  ↓
【答弁】
主担当といいますか、それぞれの連携をさせていただくのが当局と思っております。
内容的に専門的な部分もございますので、それはそれぞれの所管課で対応していただきまして、全体のそういうシステム的な部分につきましては、市民文化局のほうで一度検討したいと考えております。
以上でございます。
  ↓
【要望】
では、こちらのほうについては、今後お聞きしたいときには市民文化局のほうにお聞きします。
この手の話があったときに、いつも結局、連携、連携と言って、結局どこでやっているんですかというと、よくわかりませんという話が非常によくあるので、こちらについては、今お答えいただきましたので、責任を持ってそちらで担当していただきたいです。
まず最初に要望しておきます。


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

で、こんなやり取りを踏まえて、最近、進捗状況を確認するべく、ヒアリングかけてみたのですよ。
そしたら、市民局が「それぞれの連携をさせていただく」ことになっているはずのこの話、完全にお蔵入りになっていることが分かりまして。
曰く、
-------------
●当時、答弁した局長は既に定年退職している
●調整した部長・課長とも別の部署に異動している
●新たに就任した局長・部長・課長、全員が前任者から、適切な形で引き継ぎを受けていない
-------------
てな感じらしく。
なんじゃ、それ。。。

正直なところ、複数の部局にまたがってるし、そういうことになりかねんな...ということを最初から危惧していたのですよ。
だからこそ、ここまでくどくやったにもかかわらず、やっぱりスルーされますかね。。
ほんま、ええかげんにせえよ。。。
あ、ちなみに、この怒りは引き継ぎを受けていなかった側ではなく、するべき引き継ぎをしていなかった側に向けたものです。
ここらへんは、念のため。

しかし、こういうことを幾度も経験するに付け、しみじみと後追いって大切やよなあ、と。
幸い、後任課長は状況を踏まえ、今後はきちんと対応することを約束してくれています。
ですので、今後の対応と進捗をしっかり見守っていきたいと思います。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。

【追記】
「●新たに就任した局長・部長・課長、全員が前任者から一切、引き継ぎを受けていない」という内容について、「一切」とまでは言い切れないので、「適切な形で」に修正しました。
それ以外の内容については一切、変更はありません。
あしからず、ご了解下さい


【お知らせ】子供の頃、足繁く通った久保町×交通公園。この一部に保育所が開設される方向で話が進んでいます!

2016-09-13 13:36:39 | すべての人にやさしいまちを実現するために

先日、次男と三男を連れて、久保町の交通公園に行ってきました。
  ↓

  ↑
周辺はしょっちゅう通ってるけど、子供連れて中に入るんなんか何年ぶりやろ???
自分が子供の時によく来ていた公園に、こうして子供を連れてくることが出来るなんてのは、ほんと、ありがたいことやなあ、と。

ところで、この交通公園の一部を利用して保育所を開設しよう!という話が出ています。
計画の概要は、「以前に交通安全教室として使用されていた交通館(S45 建築)とその駐車場を市で解体し、解体後その一部を活用して保育所を整備します」というもの。
開設予定の園は

--------------
●保育所分園
●面積は約600㎡
●定員は60人
●開設予定は平成30年4月
--------------
というのが予定されている大まかなところだそうです
ちなみに具体的な位置図は、こちら。
  ↓


これ、
--------------
●今年4月時点の保育所×待機児童数が、昨年から107人増え183人になった
●これを受けて、西宮市は今後3年間で1,500人の受入枠増を目指した取組を進める
●そのための施策の一つとして「都市公園の活用」があげられていた
--------------
という流れを受けてのものであり、私は、この方向性には大いに賛同しています。
保育所待機児童については、「香櫨園・浜脇・用海地区につきましては、平成28 年4月現在で、約60 名の方がお待ちいただいている状況」でもあるわけですし。
(「  」内は、いずれも市が作成した資料より引用。)
  ↓
【ご参考】
4/1付の待機児童数は昨年より107人増えて183人でした。。。@2016年6月のブログ

既に周辺への説明も始まっており、そこらへんが順調に進めば、粛々と新保育所開設に向けて話が進んでいくことになります。
これ、ほんと、うまいこと進んで欲しいもんです。
近隣の住宅も、きわめて限定されますし、かなり前に進めやすい話だと思うんですよね、この話は。
期待して、今後の展開を見守っていきたいと思います。

というわけで、タイトルの内容通りのお知らせでした。

それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


「ご指摘の通り。全庁的に調査します!」→(半年後)「すんません、スルーしてて、なんにもやってません。。。」を見逃す程、わたしゃ甘くないですよ。

2016-09-08 16:51:17 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

スゲー、こら、名実ともにほんまもんのトップ中のトップですね。
  ↓

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160908-00010000-theanswer-spo
  ↑
試合時間が長すぎるわ、時差もあって放映時間があれやわで、到底、リアルには見ることが出来ませんが、ほんますげー。
そら、wowowの入会者数も増えるよな、と。

と、そんな話はさておき一般質問のご報告の続き、これでラストです。
それでは早速どうぞ!

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【質問1】
掘削を伴う道路工事について申請を受け取り、許可するだけでなく、完了確認・完了状況の精査まで、責任を持って対応するべきと考えるが、どうか?
  ↓
【答弁1】
ガス管等の埋設工事や電柱等の設置工事など、道路の占用工事を行う際には、道路法の規定により、占用許可申請を提出したうえで、工事の完了時には、西宮市道路管理条例の規定により、完了届を提出することを占用者に義務付けております。
この道路占用の許可申請につきましては、年間概ね3,000件程度の申請件数がございますが、過年度の申請物件について調査いたしましたところ、ご指摘のように、工事の期間が満了しているにもかかわらず、完了届が提出されていないものが相当数ございました。

このような状況に至った理由としては、占用者側が、道路法上の占用許可を得ていれば、法律上の義務が果たされていると考える傾向があったことや、規模の小さい複数の工事について、一旦舗装を仮復旧した後に、一括して本復旧を行うことが多く、施工が複数年にわたることにより、完了届を出し忘れるケースが多かったことなどが原因と考えております。
また、道路管理者である市においても、舗装復旧の放置など、完了届の未提出を原因とするトラブルがほとんどなかったため、提出を徹底させる意識が低く、申請受付簿に工事期限等の記入欄がなかったことも、完了届が未提出であることに気付きにくい一因となっておりました。

このような状況を踏まえ、市といたしましては、道路占用工事の許可事務について、早急に改善を図ってまいりたいと考えております。
まず、工事の完了届等の提出を厳守するよう、公営企業等に対して、会議を招集して注意を促すとともに、改善措置を報告させることといたします。
また、申請受付簿の書式を見直し、定期的に完了届の提出状況をチェックして、未提出の工事について、随時、提出を督促することといたします。
さらに、年度末等期限を定めて、未完了工事の有無について、市及び占用者側で現場を点検するなどの仕組みを構築してまいります。

道路占用工事の完了の確認は、市民の生活を支える道路を良好に維持管理していくという重要な役割を担っておりますので、速やかに事務の改善を図り、安全・安心な市民生活の確保に努めてまいります。
  ↓
【要望1】
奈良良市月ケ瀬において、山林約1万平方メートルの現状変更許可を県から受け、土砂の掘削を開始した業者が許可期限を過ぎても掘削を継続していた事件が大きく報道されました。
茶畑ギリギリまで掘削され、崖のようになってしまった現地の映像をご覧になった方もいらっしゃることと思います。

この事案が、ここまでオオゴトになってしまった背景には、奈良市が申請事業者に対して許可を与えるだけで、許可期限を過ぎても、なんの確認もしていないという問題がありました。
工事の種類は異なりますが、西宮市の道路占用工事も同じです。
改善のための具体策を複数あげて頂きました。
「道路占用工事の完了の確認は、市民の生活を支える道路を良好に維持管理していくという重要な役割を担っておりますので、速やかに事務の改善を図り、安全・安心な市民生活の確保に努めてまいります」というご答弁に則り、速やかに対応を進めて頂きたい。
要望しておきます。

【質問2】
昨年12月議会において、台帳上は存在するが実際には存在しない防犯灯について質疑した。
その際「様々な分野において、工事前後、申請前後の写真の提出を求める、完了後の現地確認を行う等、必要な対応がなされていない分野が存在する可能性がある。調査し、現状を是正するべきではないか?」と問い、松永副市長から「もちろん正していくべきと」「考えております」という答弁を受けた。
にも関わらず、今回、このような事例が明らかになったが12月議会後、市は指摘された内容を調査したのか?
  ↓
【答弁2】
昨年12月議会での議員の消えた防犯灯に関するご指摘の中で、「こういう問題が他にも存在するでは?」全庁的に調査し、あった場合は正していくべきではないか」というご指摘に対し、私から「もちろん正していくべきと考えております」と答弁させて頂きました。
その際の答弁のやりとりの中で、「今回の経験を他の分野にもちゃんと活かすことが出来るように調査をし、万一あった場合は徹底的に見直しするべき」というご要望を受けながら、今回、調査を行わない中で、再び、一部の事務手続きが徹底されていなかったことについては、誠に申し訳なく思っております。
今後、市全体の事務手続きの点検・調査につきましては、おそらく相当の時間と膨大な作業が必要となってまいりますので、調査方法や対象範囲および点検のレベルなどを検討し、速やかに実施していくよう、担当局に指示してまいりたいと考えております。
  ↓
【要望2】
まずは、ご答弁頂いた方向で、きちんと対応して頂きたいということを申し上げておきます。
詳細は控えますが、かつて車両課で問題が発覚した際の経緯、昨年12月議会での質疑後の対応、今回の質疑にあたっての調整の過程を踏まえ、私は著しい不信感を持っております。
本会議場での答弁の重みを十分ご認識頂きたい。
問題を隠そう隠そうとすることのないよう、形だけの調査でお茶を濁すことのないよう、厳しい姿勢で調査に臨んでいただきたい。
強く要望しておきます。

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ほんま後追いしとかんと、どこで手を抜かれるもんやら分かったもんじゃないですね。
しみじみ、後追い、大事やわ。
というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


「工事の許可は市が行う!でも、工事が完了したかどうかの確認なんか知ったこっちゃない!!」ではアカンでしょ。

2016-09-05 15:27:55 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

体調悪くても、きっちりKOで仕留めるあたり、さすが井上選手!
いいジャブ、うつわ~。
  ↓
井上尚弥、年末WBA王者と統一戦&ロマゴン戦前進


ただ、これでパウンド・フォー・パウンド最強の男、怪物ローマン・ゴンザレスに勝てるかというと、かなりクエスチョンな気が。。。
ほんとに、その試合が組まれるなら、とにかく体調を万全に整えて欲しいなあ、と。
井上選手なら!と期待しちゃいますし。

と、それはさておき、これで最後の6月議会での一般質問のご報告の続きなど。
それでは早速始めます。

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大きい三点目「道路占用工事の管理の不備について」です。
ガス管の敷設・上下水道の引き込み等、道路の掘削を伴う工事は市に許可申請を提出し、許可を得て行われます。
また工事が完了した際には完了届を提出するよう条例で義務付けられています。
ところが現実には、この条例は守られていません。
資料2をご覧下さい。
  ↓

  ↑
2012年度に実施された道路掘削を伴う工事は3,108件ですが、このうち完了届が提出されたものは2,124件と全体の68.3%に留まります。
市は完了届が提出されていない工事については状況確認さえ行っていません。
こうした現状は監督権者としての責任、適切な道路管理という観点から大きな問題があります。
そこで以上の内容を踏まえて二点、質問します。

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ちなみに、この話、以前、「許認可等について、書類は受け付ける!でも後の確認とかは知らん!!」的な話が、残念なことに西宮市でも、そこそこありそうな。。。ということで取り上げた話の具体論です。
  ↓
【ご参考】
そら、「書類さえ受け取れば、それで終わり!」という運用である以上、色んな問題も起きますよ。。。@2016年5月のブログ

というわけで、ここまでの内容を踏まえての具体的な質疑については次回にて。
それでは失礼いたします。


単に「利用しましょう!」というだけでは×。「利用したら、これだけ薬代が減りますよ~」を知らせるからこそ、効果が出たのだと思うわけで。

2016-09-01 10:58:57 | すべての人にやさしいまちを実現するために

なんやかんやで延期していた分も含め、本日の甲東園駅をもって、今タームの駅立ちも無事、終了。
このような地道な活動をめげずに続けることが出来ているのも、お受け取り頂いた皆様、お声がけ頂いた皆様、気にかけて頂いた皆様がいらっしゃって下さるからこそ。
このような場ではありますが、改めて、心から御礼申し上げます。
ほんとうに、ありがとうございます!

さて本題、今回はプチ成果のご報告など。
昨年、会派から提出した予算要望に
---------------
●中長期的な医療費抑制に資するよう、趣旨に賛同して頂ける方に対してジェネリック医薬品の利用を推奨するべき
●そのための手段として、今やっているように、単に「ジェネリック医薬品を利用しましょう!」というだけの案内を送るのではなく、現在使用している薬から置き換え可能なジェネリック医薬品&それを利用した場合に減少する薬代を明示するべき
---------------
という内容を提案したのですよ。
も少し具体的な内容は、こちら。
  ↓
「へ~、ジェネリック使ったら、こんなに安くなるんや~」があるからこそ効果が期待できるのでは?@2015年6月のブログ

で、この度、その後の進捗について確認したところ
-------------------
●ジェネリック医薬品に切り替え可能な先発医薬品が処方されている&ジェネリック医薬品に切り替えた場合、自己負担額が300円以上減少する被保険者に対して、昨年12月からジェネリック医薬品を利用した場合としなかった場合の差額を示した通知の送付を開始した
●通知の送付にかかった費用は20万円強
●平成28年5月までに通知を発送した被保険者2263人のうち、224人がジェネリック医薬品に切り替え、薬代は全体で176万円減少した
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ことが分かりました。
そんなに大きな金額ではありませんが納得の結果ですね、これ。

高齢化の進行に伴い、本市の国民健康保険においても医療費は年々増加しています。
当然、市民の健康増進を図ることはもちろん、中長期的な視点から医療費を抑制するための様々な取組を進めていくことは、きわめて重要だと思うのです。
こうした観点から、引き続き、様々な問題点の発掘や、その改善のための指摘を続けていきたいと思います。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。