西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指して奮戦する西宮市議会議員のブログ。

「今後30年、整備に着手できる見通しが立たない道路計画は廃止しました!」←これ、まさに見習うべき方針では??

2018-11-01 17:55:12 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

今週月曜日から水曜日まで、建設常任委員会の視察で関東を中心に、複数の都市に行ってきました。
ちなみに月曜日に宿泊した川崎市では、全国最大規模のハロウィンイベントが日曜日に終わったところ。
  ↓


で火曜日に宿泊したさいたま市では、次の日曜日に大規模な自転車競技の大会である「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が開催されるのを目前に控え、盛り上がり中。
  ↓


てなわけで、あんまり分かってなかったのですが、なかなかにうまいこと間を縫ったスケジュールでしたね。

さて今日のブログは、両市と同じく視察で訪れた東大阪市で感じたことの話など。

ちなみに東大阪市には、都市計画道路の見直しについて勉強するために行ってきました。

さて、都市計画道路とは『他の都市施設や土地利用などと一体的、総合的に都市計画に定めることで、 長期的視点からの計画的な整備に寄与し、道路の持つ交通機能や周辺の市街化の促進などの働きを有し、円滑な都市活動を支える主要な社会資本の一つ』です。

(↑『 』内は平成23年3月兵庫県発表の「都市計画道路網見直しガイドライン」より抜粋。↓)
なお都市計画道路については
-----------------------
●都市計画決定後に長期間を経ても事業化に至っていない、いわゆる長期未着手の道路も多く存在し、その区域の土地所有者等の権利を制限し続けてきた
●これらの道路の中には、 時間の経過の中で都市計画道路としての必要性そのものや、整備を求めていた住民の意識に変化等が生じつつあるものもあると考えられる
●そもそも、極めて厳しい財政状況の中、これら道路のすべてを整備することは、事実上不可能

-----------------------
という問題があります。
これについての私の問題意識は、以下をご覧くださいませ。

  ↓
【ご参照】
●「計画決定後60年以上経過している区間が60%以上を占める道路」は、いつの日か完成するのか???@2015年6月のブログ
●車の重要性だって、どんどん変わっていく、これからの時代。都市計画道路は将来の実現可能性と、それによる便益を十分考えて進めるべきだと思うのです。@2018年4月のブログ

そんな問題意識の下、視察に行ってきたのですが、なるほどなあ…と思ったのが、東大阪市では「今後30年、事業に着手できる見込みがない都市計画道路は原則廃止!」という方針に基づき、道路計画の見直しを進めているというところ。
ちなみに、この方針は大阪府が同様の方針を立てているのに準じたものだそうで、これこそ、西宮市も見習うべきちゃうの???と思った次第です。

つくづく自分が知ってる範囲の常識を、どこでも当たり前のことやと思ってしまうのは怖いことですよね。
そういう意味で、今回の視察では、とても良い気付きと情報を頂きました。
他の視察先で得た知見や情報も含め、今後の市政運営に生かすことができるよう、頑張ります。
それでは今日のブログは、この辺で失礼します。

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言いたいことは、「下水管に接続していない建物からの排水は環境汚染に直結します。だから是非、下水管に接続して下さい!」ということでしょ?だったら、それをストレートに訴えるべきだと思うわけで。

2017-08-03 17:11:33 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

やるなー、AI。
私も見習って、長いものに巻かれることなく頑張ります!
  ↓
AIが「共産党は無能」と批判=中国ネット大手、サービスを停止―香港紙

さて本題、今日はちょっと環境に関する話など。
正直、私も記憶にないのですが、
昭和40年代頃って夙川が泡立ってたらしいんですよね。
「蛍が戻ってきた!」てな話も聞く今の姿からは、想像もつかないところですが。

で、こういった問題が起きた背景にあるのが、生活排水の問題。
私たちがトイレ・台所・風呂場等で使用した生活排水は、下水道を通って浄化センターに送られ、きれいな水に処理された後、川や海に返されるというのが通常の運用です。
ところが、そもそも下水管に接続されていない家庭等の排水は直接、川や海に流されることになります。
で、昔は下水管自体が整備されていないし、それへの接続も進んでいないし...ということで、ひどい状況になっていたということですよね。

こういった状況は現在では大幅に改善されており、現在、西宮市内の99%以上の家庭・事業所等では排出される汚水を公共下水道管に接続させるための工事が完了しています。
しかしながら、様々な事情から接続できていない家庭・事業所等が一部存在しています。
そうした家庭・事業所等に対して、市から定期的に送付している文章が、こちら。
  ↓


ん~、なんか、色々しっくりこんな、この文章。。
婉曲すぎるというか、なんというか。。。
というわけで、こちらで文章案を作り、文章を以下の内容に変えてもらうことにしました。
  ↓

  ↑
だいぶスッキリしたと思うのですが、どないでしょ。

蛇足ではありますが。
市も座視しているわけではなく、根気よく対象となる世帯や事業所への働きかけを続けています。

また下水管に接続しようとする側にとっては、お金の負担が生じる問題でもあるため、働きかけたからと言って、すぐすぐ良い結果に結びつくような話ではないというのも事実です。
でもね、できることはあると思うし、そのための努力も大切だと思うんですよ。
てなわけで細かい話ではありますが、こういったところで気付くところがあれば、都度、働きかけていきたいと思います。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。

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西宮北口駅×北西にジャンボカラオケ広場ができるそうな。で、地域として気になるのが不法駐輪対策なんですよね。

2017-08-01 08:53:07 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

昨日放映の「ちちんぷいぷい」から拝借。
  ↓

  ↑
最近、推しまくりの元・世界四団体チャンプ高山選手!
で、こちら、ちちんぷいぷいの案内ページです。
  ↓
番組で紹介した“高山勝成選手に関する問い合わせ”


さて本題。
昨日、「にしきた街づくり協議会(←西宮北口駅北西地区の自治会・商店街等、各種団体で構成される団体)
」の臨時集会が開催されました。
これ、
---------------
●西宮北口×北西にジャンボカラオケ広場(以下、ジャンカラ)がオープンすることになった
●ジャンカラがオープンすることで、不法駐輪が増えることが危惧される
 (近隣では以前から不法駐輪が問題になっている)
●といった状況を踏まえ、開発者・店舗運営者に説明に来てもらうことになった
---------------
という流れの中でのものですね。

市内では阪神西宮&今津駅近くにジャンカラがあるのですが、これらの店舗では
---------------
●店舗入口近くに広くスペースを取り、普段は来店客の受付待ち場所として使用。
 その場所を、自転車での来店が増えた場合には駐輪場所として使用。
●近隣の駐輪場と定期利用契約を結び、来店客をそちらに誘導。
---------------
等の対策を取っており、現在は概ね、駐輪問題も落ち着いているようです。
となると西宮北口店(仮称)でも、こういう対策を取ってもらうことが重要ですよね。
というわけで本日の集会では先方に、その旨をお伝えし、前向きに検討する旨の回答を頂きました。
これからは今後の推移を見守っていかねば!ですね。

ちなみにジャンカラ西宮北口店(仮称)の開設予定地は阪急西宮北口駅×北西の関西アーバン銀行跡地。
  ↓
【ご参考】



開店予定は来年5月末、6階建ての1階~5階で41室、最大定員は150名程度を予定しているそうです。
はやりそうですね、こりゃ。

という簡単なお知らせでした。
それでは今日のブログは、この辺で失礼します。

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夏の風物詩でもある花火。これによる騒音等への対策として、一歩、踏み込んだ対策が進みそうです。

2017-07-06 18:45:01 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

明日は七夕。
  ↓

  ↑
なんちゅうか、ほほえましいですね、こういうの。
絵が、まったくサッカーな感じじゃないのはご愛敬。

にしても、なんやかんやとエネルギーをもらえるのは、ほんと有難いことです。

さて本題、こちら6月議会に上がってきたお話です。
従来から西宮市では午後10時から午前6時までの間、花火を禁止しています。
が、市は条例を改正し「終日・花火は禁止!」な区域を指定できるようにしようと考えているとのこと。
なお今回の条例改正にあたって、市が花火を全面禁止する区域として念頭に置いているのは、御前浜・香櫨園浜・甲子園浜の3浜の周辺だそうです。

現在、これらの地区では深夜時間帯の花火を禁止する条例に基づき、
----------------
●夏休み&その前後の期間
●午後9時30分から午前3時までの間
●夜間パトロールを実施
----------------
という対策を取っています。
この結果、深夜時間帯の花火については一定の抑制が図られているとのこと。

とは言うものの、
----------------
●条例の規制対象とならない時間帯の花火は取り締まることが出来ないためエスカレートする傾向にある
●花火に伴う大声や爆音などの迷惑行為やごみの不法投棄による被害が深刻である
----------------
といった状況にあるそうで、そら、こういう話にもなるわな、と。

で、今回の話で、初めて知ったことがあったのですが。
なんでも「火薬取締法」に基づき、条例の対象となる花火と対象にならない花火があるそうな。

ちなみに、こちらが「条例の対象となる花火」。
  ↓


で、こちらが「条例の対象とならない花火」です。

  ↓

  ↑
ものすごくザックリ言うと、子供向け花火セットの中に入っている花火は条例対象外って感じですかね。
そら確かに、こういう花火を小さい子供達とやっているのであれば、あんまり近所迷惑にもならないような。

なお「終日花火が禁止な地区を設定できるよう条例を改正する!」ことについて、市民の皆様の意見を問う「パブリックコメント」が8/1から1か月間、行われる予定になっているとのこと。

この件について、ご意見等おありの方は是非是非そちらにお寄せくださいませ。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。

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提案していた太陽光発電に関わる事業について、若干の進捗があったので、ご報告。他にも再生エネルギー関連の取組、増やしていきたいけどなあ。。。

2017-06-20 16:34:57 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

連ドラはあまり見ない私ですが、これは見ることになりそうな。
業界の描かれ方(≒視聴者が抱く業界のイメージ)等、気になることが多いっす。
  ↓
http://getnavi.jp/entertainment/148114/



さて本題、今日は水力・太陽光発電といった、再生エネルギー関連について。
この分野については以前からブログ等でも取り上げていますが、
追加のご報告事項があったので、ご紹介。

まずは水力発電についてなのですが。
以前ブログにて、水の流量が少なくても発電できる小水力発電について取り上げました。
  ↓
【ご参考】
やっぱり、本って素晴らしい。というわけで今日は水力発電の話など。@2016年12月のブログ
  ↑
で、その後、いろいろと自分なりに勉強し、調べもしたのですが、結論から言うと、現時点で西宮市内では小水力発電の実現は難しいような。
水力発電については
-----------
●ある程度の流量(=水量×落差)がないと
●発電規模に対してシステムのコストが高く、サイズも大きい
-----------
といった問題があり、西宮市内には、これを克服できるレベルの砂防ダムは存在しない模様。
一方で貯水池等については現在は採算が取れなくても、今後の技術開発によって採算が取れるようになる可能性もありそうです。
というわけで引き続き、情報収集に努めるとともに、状況を見守ってまいります。

ついで太陽光発電。
こちらについては私、過去に、市が保有する施設を民間事業者に積極的に貸し出すよう提言しています。
  ↓
【ご参考】
市政報告39号@2014年10月発行

  ↑
その後、私の提言を受けて、昨年3月から3つの小学校で屋根貸しが開始されたのですが、これによる収入は年間153,968円に留まりますし、発電量も微々たるもの。
しかも、いろいろな制約があって、これ以外の学校に広げることは現実的には難しいような。
う~ん、厳しい。。。

市営住宅の屋根貸しも、既設分については

------------
●住民合意が必要
●工事期間中の騒音・振動対策が必要
------------
等の問題を考えると、推進するのは難しいようなんですよね。
ただ新設・改修される市営住宅時については、こうした問題はありません。
なので、市営住宅を新設・改修する際には屋根貸しを前提とするよう提言もしています。
とはいえ、これが進んだとしても効果は限定的だと思うんですよね。

う~ん、なかなか期待するほどの効果はないもんやなあ。。
地熱発電も、あかんかったしなあ。。。
  ↓
【ご参考】
西宮市における地熱発電の可能性とは? ・・・ちょっと無理っぽいな、という感じを抱きつつ。。。@2015年2月のブログ

現状を見る限り、言うは易し...の再生エネルギー。
とは言うものの、今後の技術開発の動向等によっても状況は大きく変わってくることと思います。

引き続き、今後の状況を見守るとともに、積極的な提言に努めてまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。

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「十億円規模の費用がかかる!」と予想される新駅開発事業。だからこそ精度の高い予測に基づいて、進める・進めないを検討するべきです。

2017-01-16 11:35:22 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

毎月第三日曜日は恒例の公園清掃!
今日も余韻は続いてますが、なんせ寒かったこと。。。
池(?)なんか凍っちゃってましたし。

んで新たな発見は、凍ってくれてる方がゴミが取りやすい!ってことですね。
後半には、足先以外はすっかりポカポカ。
毎度のことですが、しっかり頑張って、か~な~り綺麗にできましたよ!
  ↓



さて本題。
今日は12月議会で行った質疑のご報告からはちょっと離れて、阪急・(仮称)武庫川新駅についてのお話です。

ちなみに、阪急・武庫川新駅の話が、やや前に進みつつあるのかな???というのは以前ブログに書いた通り。
  ↓
阪急・武庫川新駅の話が少しずつ前に進んでいるそうな。@2014年3月のブログ

で、この話に関連して「(仮)武庫川周辺阪急新駅設置による効果・影響について」の報告書が12月議会に提出されました。
こちら兵庫県・尼崎市・西宮市・阪急電鉄㈱の四者で構成される「武庫川周辺阪急新駅に関する検討会」から提出されたもの。
で、そもそも、この四者が一堂に会していること自体が画期的だというのは、上のブログに記載した通りです。

さて、この報告書では
-----------
①駅の有無による将来人口の差
②駅の有無による税収見込みの差
③近隣鉄道駅の駐輪問題解消への効果
-----------
の三点について検討がなされました。
そして、その結論として以下の内容が示されています。
  ↓
-----------
おわりに
今回の検討結果から、駅設置により、①将来人口の増加(西宮市)、若しくは、減少抑制(尼崎市)、②税収の増加、③近隣鉄道駅の駐車問題緩和に対して効果が見込めることが分かった。
一方で、駅周辺の社会基盤整備の事業費・用地等の確保や周辺環境の変化への影響等の課題も多くあり、駅設置による様々な影響について慎重に検討を進める必要がある。
-----------
はい、仰る通りだと思います。
で「慎重に検討を進める必要がある」という趣旨からは、もう少し厳密に検証するべき部分があると思っていまして。

「おわりに」に示された将来人口の増加(もしくは減少抑制)&税収の増加は、新駅ができることによって駅を中心とした周辺1平方キロメートルが活性化することを前提に試算されています。
でも、その計算の前提が、ちょっと雑すぎると思うんですよね。
以下が、その対象範囲を示した図なのですが。
  ↓


  ↑
「新駅から1km圏内にある!だからプラスの効果が見込めるはず!!」としている地域のうち、阪急神戸線以南の多くは、すでにJR甲子園口から1km圏内にあるんですよね。
ここら辺まで含めて「新駅ができることで新駅の周辺1km圏内が活性化します!」という試算には、やや無理があるんではないかいな、と。

なお念のため言っておきますが、現時点で、私は武庫川新駅の設置に賛成でも反対でもありません。
現時点での私のスタンスは、報告書の「おわりに」にある通り、「メリットもあるがデメリットもある。よって慎重に検討を進めるべき!」というものです。
なにせ実際に「やる!」となった場合、「駅周辺の社会基盤整備の事業費・用地等の確保」に、確実に巨額の費用が必要となる事業ですし。
推進する・しない、いずれの結果になるにしても、より精度・確度の高い証拠に基づいた検討を進めるべきだと考えています。

それこそが適切な判断を下すために必要なことですし。

という、簡単なご報告でした。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。

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もちろん気持ちは分かるんです。でも、できないことに期待させるのは不誠実では?と思うわけで。

2015-07-16 12:24:22 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

なんだか、でっかい台風がやってくるみたいですね。
明日のアポやら会合やら、大丈夫なんやろうか???
早くも、かなり風が強まっている感じですし、皆様くれぐれもお気を付けください。

という話はさておき、ちょっくら6月議会での小ネタのご報告など。

例年、6月議会は、新年度が始まってから期間が経っていないこともあり、総じて、議論になるような内容って少ないのですよ。
ところが今年は、なにやら、えらい色々と考えさせられる内容が多くありました。
そこらへんについては、また追々ブログでも取り上げていくのですが、今日は、これまた考えさせられた請願についての話をば。
ちなみに請願についての説明は↓こちら↓。
-----------------------------
市政について、みなさんが市議会に対し、要望や意見を提出することができます。この制度が、「請願」と「陳情」です。
議員の紹介のあるものを請願、ないものを陳情として扱います。
受理された請願は、市議会で慎重に審査を行い、その内容が妥当であり、施策に反映させるべきであると判断した場合は採択とします。また、そうでないものは不採択とします。採択したものは、市長・教育委員会などの執行機関やその他関係機関に、その実現を要望します。また、陳情も原則、同様に扱いますが、委員会での審査に限られ、本会議では審議されません。(以上、西宮市議会HPより引用)
----------------------------- 

で今回、議会に上がってきた請願の一つが、↓こちら(クリックで拡大)↓。



ざっくり言うと、
----------------------------- 
●近所でマンション開発計画が持ち上がっているが、近隣住民としては非常に迷惑

●なので行政が指導して、この計画を止めさせてほしい
----------------------------- 
という内容ですね。
いや、気持ちは分かるんです。。
でも、これはちょっと。。。

↓こちら↓が当該地周辺の地図なのですが(クリックで拡大&当該地は右上端辺り)。

マンション建設地に隣接する南側と、ほぼ隣接の西側には、既に10階建ての建物が存在しています。
また、それ以外にも、近隣には複数の中高層建築が建ち並んでいます。
そもそも、ここらへんは、そうした建物の建築が認められている「商業地域」ですし。
こういう諸条件が揃っているにもかかわらず「周辺地域の現状を考慮した計画となるよう指導して下さい」は、正直厳しいな、と。
いや、もちろん、近隣にお住いの方々のお気持ちは重々、分かるんですよ。
でも、これだけ条件がそろっているのでは、請願が通ったところで結局なんの効果もありません。
にもかかわらず、請願を通してしまうってのは、藁にもすがる気持ちで請願を提出した方に対して、かえって不誠実なことになってしまうのでは???と思ったりもするわけで。

というわけで私が所属する蒼士会は、この請願には反対しました。
(↑ちなみに賛成多数で可決されました。反対したのは蒼士会と維新の党だけ。↑)
で、単に反対するだけというのも、なんだかなあ・・・なので反対討論もしてきました。
内容は以下の通り。
----------------------------
蒼士会は、請願第2号に反対します。
以下、反対理由を申し述べます。

この請願は、戸田町における10階建て・62戸の賃貸共同住宅の開発に関わるものです。
なお当該地区は商業地域であり、隣接した西側と南側には、既に10階建ての建物が存在しています。


元々、2階建ての住宅であったところへの10階建のマンション計画ですので、請願者を初めとする周辺にお住まいの方々が、もっと低い建築物となるよう希望されるお気持ちは理解出来ます。
しかしながら当該地区が商業地域であること、建設予定地の南側と西側に隣接して既に10階建ての建物が存在すること、他にも近隣に複数の中高層建築物が存在することを考慮すると、請願が求める指導を、行政が行うことは現実には不可能です。

以上をもって、請願第2号に対する蒼士会の反対討論といたします。
----------------------------

ここらへんの対応、悩ましいんですよね、ほんと。。。
でも、やっぱり、できもしないことに対して、期待を持たせてしまう振る舞いって結局は、お互いのためにならないと思うのですよ。
議会としても、色々と考えていかねばと思うのです、ここらへん。
ぶっちゃけ、この請願が通ったところで何もできないのは多くの議員さんも分かっているはずなわけで。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。

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「計画決定後60年以上経過している区間が60%以上を占める道路」は、いつの日か完成するのか???

2015-06-05 15:18:28 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

今日の午前中は都市計画審議会の傍聴へ行ってきました。
色々と興味のある議題が、俎上にあがることになっていたもので。
で、いつものことですが、木村カサブロー議員の指摘やらツッコミやらの鋭いこと。
つくづくと長い間、色々と勉強させていただきました。
でも木村さん、今期で引退を決めており、今日の都計審で公務は最後なんですよね。
こういう人とこそ、是非とも、共に活動を続けていきたかったのになあ。。。
改めて、嘆息。。。

と、言ってもどうにもならない話はさておき、今日の都計審でも議題に上っておりました都市計画道路の話など。
ちなみに都市計画道路とは『他の都市施設や土地利用などと一体的、総合的に都市計画に定めることで、 長期的視点からの計画的な整備に寄与し、道路の持つ交通機能や周辺の市街化の促進などの働きを有し、円滑な都市活動を支える主要な社会資本の一つ』です。
(↑『 』内は平成23年3月兵庫県発表の「都市計画道路網見直しガイドライン」より抜粋。↓)
で、この都市計画道路、『各都市の健全な発展に大きな役割を果たしてきたことはいうまでも』ありません。
が、一方で
-----------------------
●『都市計画決定後に長期間を経ても事業化に至っていない、いわゆる長期未着手の道路も多く存在し、その区域の土地所有者等の権利を制限し続けてきた。』
●『これらの道路の中には、 時間の経過の中で都市計画道路としての必要性そのものや、整備を求めていた住民の意識に変化等が生じつつあるものもあると考えられる。』
-----------------------
という問題もあります。
こうした流れを受けて、西宮市でも現在、既存の都市計画道路の見直しが進められています。

で、まずは上に述べた「その区域の土地所有者等の権利を制限し続けてきた」についてのご説明をば。
都市計画道路の計画区域内において建築を行う場合、建築制限が課せられます。
ちなみに、西宮市の現在の基準はと言いますと、
---------------
●階数が3階以上
●地下階がある
●主要構造が鉄筋コンクリート造
---------------
のいずれかに該当する場合、建築は許可されない!ということになっておりまして。
これ、土地所有者の自由で有効な土地活用を阻害するという点では、かなり問題があると思うのですよ。

そんな流れを受けて、本市の都市計画道路は以下のような状況になっています。
-----------------------
●平成26年4月1日時点で総延長約201.4kmのうち約154.0km(76.5%)の整備が完了
●残る約47km(23.5%)の未整備区間のうち都市計画決定後60年以上経過している長期未着手の区間が約60%以上を占める
●こうした未着手の都市計画道路については、長期間にわたり土地所有者の権利を制限していることや、社会経済情勢の変化に伴う道路の必要性の変化、厳しい財政状況における道路整備の効率化などを考慮し、見直しを行う必要が生じている
●こうした状況の中で、兵庫県が策定した「都市計画道路網見直しガイドライン」(平成23年3月)に基づき、県とともに都市計画道路の見直しを進めている
●近年に道路整備の予定がない32路線の49区間(約42.6km)を見直し対象区間として、必要性等の検証を行った結果は↓こちら↓。
【都市計画道路網の見直し素案について@西宮市HP】
-----------------------
う~ん、今回「存続」とされたものの中にも、かなり実現困難なものが存在する気が。。。

ちなみに、上の素案で「存続」となったからと言って、今後、一気に開発が進められるわけではありません。
なにせ、上に述べた規制に関連して、市のHPに「今回の見直しにより存続(予定)する都市計画道路を全て整備するには、まだ相当の期間を要すること、また、近年の建築技術の向上などにより、木造3階建て建築物が一般的になってきていることなどに配慮し、今後、この建築制限の一部緩和について検討を進めていきます。」と記載されているくらいですから。
正直な話、「今の段階で整備されていない道路が今後、速やかに整備される!」というのは期待しにくいように思うのですよ。
ここらへんについては、
-----------------------
●今後の具体的な計画策定なども見守っていかねば!
●計画を実現するために必要な資金の手当方法についても考えていかねば!
-----------------------
と思っています。
しかし、つくづくと都市計画ってのは遠大な話やな、と。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。

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西宮市における地熱発電の可能性とは? ・・・ちょっと無理っぽいな、という感じを抱きつつ。。。

2015-02-12 11:12:09 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

昨年6月、議会で
-------------------------------
●西宮市が保有する公共施設の屋根等を
●太陽光発電用に事業者等に積極的に貸し出して
●市内における再生可能エネルギーの活用に取り組むべきではないか?
-------------------------------
という質疑を行いました。
↓詳しくは、こちらの右面↓をご参照。
しぶやの市政報告@39号(2004年10月発行)

私、もともと再生可能エネルギーに強い興味と関心を持っています。
個人として「可能な限り、早期に脱原発すべき派」ですし。

が正直なところ、長い間「どうすれば地方自治体が、再生可能エネルギーを活用した発電事業に関与できるか?」という肝心要の部分のイメージがわいていなかったのです。

そもそも「この手の事業的なものは民間事業者がやるべきであり、行政が直接関与するべきではない!」というのが私の基本的なスタンスですし。
という意味で、上の市政報告にあげた内容は、個人的には、きわめて納得のいく内容に仕上がったもと思っていました。
ただ、その後、太陽光発電を取り巻く状況が、大きく変わったのは厳しいところなのですが。。。
【参考】太陽光発電買取り制度が破綻! 電力会社が新規契約を拒否,これからどうなるの?

この時に、再生可能エネルギーを利用した発電について調べていく中で、地熱発電にも興味を持ったのですよ。
太陽光発電を取り巻く環境は大きく後退していますが、地熱発電を取り巻く環境は、近年、むしろ前向きなものに変わってきています。

西宮市にも武田尾温泉がありますし、ここでなにかできることってないのかな???と思いまして。
で、いろいろと調べつつ勉強もしていたのですが、結論から言うと、武田尾温泉では難しそうやなあ、と。

地熱発電を実現するためには、温泉に代表される豊富な地熱が必須です。
で、それが、どのくらい豊富に存在し、地熱の可能性がどのくらいあるかを分かりやすく示す指標が温泉の湯量であり、源泉温度のようなのです。
が、武田尾温泉の源泉温度は、わずか25.3度。。。

う~ん、これでは地熱発電の可能性は低い。。。

ブログには勉強して、調べて、調整してうまくいったことを中心にあげていっていますが、その過程では当然はずれだったこともたくさんあるわけで。
今回の話も、なんか、その中の一つっぽいな。。。
ものすごく残念やけど。。。
でも、やっぱり再生可能エネルギー系の話は進めていきたいよなあ、と改めて。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。

コメント

環境学習都市宣言にふさわしいまちづくりのために④

2014-10-03 14:25:44 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

9月議会も終わったので、さっそく市政報告の作成に取りかかろうとしているのですが、アサヒビール工場跡地の話が、まあ、まとめにくいこと。
書きたいこと・書かねばならんことが多すぎて、どうしたものやら。。。
こう考えると、ブログは、ほんと気楽です。
文字数の制限がないので、書きたいこと・書くべきことを気が済むまでかけるのは、ありがたいな~、と。
と、ぼやいていても仕方がないので、合間を見つけて頑張ります!

さて本題、一般質問のご報告の続きをば。
今日から具体的な質疑内容のご報告です。
それでは早速始めます。

------------------------------

【質問①】
屋根貸しを含め、公共施設・市有地の太陽光発電設備整備用地としての事業者への積極的な貸出を進めるべきと考えるが、どうか?


【答弁①】
屋根貸しを含めた公共施設や市有地の貸出し事業については、公共施設等の有効活用や再生可能エネルギーの推進につながることから、来年度募集に向けて、積極的に導入を進めてまいります。

【要望①】
「公共施設・私有地の太陽光発電設備整備用地としての事業者への積極的な貸出を進めるべきではないか?」という質問に対しては「来年度募集に向けて、積極的に導入を進めてまいります」というご答弁を頂きました。
高く評価します。
太陽光発電によって作られた電気は固定価格買取制度によって全量買い取られますが、今後、この料金は見直され、買取価格は低下していくものと予想されます。
時期が遅くなればなるほど事業としての採算性は下がり、参入する事業者数も少なくなると予想されます。

これはひいては西宮市域全体での太陽光発電による発電量を減らすことになりますし、市の収入が少なくなることにもつながります。
できるだけ早期に具体的な施策に落とし込むべく「積極的に導入を進めて」頂きたい。
要望します。

【質問②】
公共施設・市有地の貸出の検討に当たっては、できるだけ多くの公共施設が対象となるよう、一定の基準を満たす公共施設については原則、全て、検討対象とするべきと考えるが、どうか?

【答弁②】
南海トラフ巨大地震などの災害時に屋上を避難スペースとして利用する公共施設を除き、建物の構造や築年数、屋上の面積、利用形態など一定の基準を設け、所管部局と調整のうえ、条件を満たすもの全てを貸し出し対象として提示してまいります。
但し、太陽光発電設備の設置にあたっては、耐荷重調査などの課題があり、整理したうえで、貸出し手法を確立してまいります。

【質問③】
屋根貸しだけでなく、市保有地のうち、長期に亘って検討計画のない土地・貯水池等についても積極的に、太陽光発電用地の候補として検討するべきと考えるがどうか?

【答弁③】
市保有地の活用については、以前より太陽光発電設備設置の可能性のある土地を検討しており、現在、上下水道局が直営で北山貯水池の南側グラウンドに490kWの太陽光発電設備の設置工事を行っております。
今後も、関係部局とも調整しながら、太陽光発電に適切な土地・ため池・貯水池等があれば、導入に向けて検討してまいります。


【要望②&③】
「貸出の検討に当たっては、できるだけ多くの公共施設が対象となるよう、一定の基準を満たす公共施設は原則、全て検討対象とするべきではないか?」という質問に対しては「基準を設け」「条件を満たすもの全てを貸出対象として提示」することをご答弁頂きました。
また「市保有地のうち、長期に亘って検討計画のない土地・貯水池等についても積極的に、太陽光発電用地の候補として検討するべきではないか?」という質問に対しては「太陽光発電に適切な土地・ため池・貯水池等があれば、導入に向けて検討して」いく旨、ご答弁頂きました。
こちらも高く評価します。
市が候補地を選定するとなった場合、前例や部署間の壁、熱意の差等によって部署ごとに進捗が大きく異なったり、そもそも話が前に進まなかったりということが起きるのを強く危惧しています。
ご答弁にあった通り、「一定の基準を設け」「条件を満たすもの全てを貸出対象として提示」することを前提に、少しでも多くの施設を太陽光発電要地として利活用できるよう取組を進めて頂きたい。
また「一定の基準」を事業者側から見たときに合理性に欠ける、厳しすぎるものとすることのないようにして頂きたい。
要望します。

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それにしても以前に比べて、答弁内容が簡潔になったな~と強く思います。
今回の、この質問なんかは以前なら確実に「あんなこともこんなこともやってきました!」的な話が山ほどあっての上で、肝心の答弁は「課題も多いので、検討していきます・・・」的な話になった気がして仕方ないのですよ。
ここは、しみじみ、いい感じやな~と。

というわけで、今日のブログはこれまでで。
この項、質問は後3項目ありますので、もう少し続けます。
それでは失礼いたします。

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