西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

コ○ミとかグ○ゼとか色々ある中で、市がトレーニングルームを持つ必要なんかあるんやろうか???

2015-12-28 14:02:48 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

やっぱり、いい名前でしたね「会派・ぜんしん」。
  ↓

アシカがことしの漢字「前進」@NHK NEWS WEB

てな与太話はさておき本題へ。
12月議会において、「西宮中央運動公園再整備及び新中央体育館・新陸上競技場等運動施設に関する基本構想の進捗等」についての報告が行われました。
これ、ザックリ言いますと、
------------------
●市は「中央体育館や陸上競技場など、その老朽化と機能劣化が年を追うごとに深刻化している西宮中央運動公園内運動施設について」「施設のあり方を示す基本構想を、平成27年度末を目処に策定している」
●「中央体育館の稼働率は90%以上と高く」「陸上競技場においては機能劣化が著しく」「整備が求められている」
●「休日に大規模な大会などが開催された場合、駐車場の満車及び入庫待ち車列による渋滞が発生するため、施設規模に応じた駐車場整備」が「必要」
------------------
等の背景を踏まえ、西宮中央運動公園や中央体育館・陸上競技場等を改めて整備しようとするものです。
(※「 」内は議会説明資料から引用。)
で、同じ場で示された各施設の配置例の案が、↓こちら↓。


  ↑
ちなみに
--------------------
●屋外競技場が東西に向いていると、太陽の向きによって圧倒的に有利不利が出たりする(=西日が目に入る!的な話)ので南北で設計するのが一般的
国道から直接、駐車場に誘導するルートを作るのは、かなりハードルが高い
--------------------
等、いろんな話があるそうで。
なるほどなあ。


で私、今回示された
----------------------
●現在の中央運動公園の土地に
●体育館・球技&競技場・公園を整備する
----------------------
という方向性には、概ね賛成しています。
とは言うものの、それってどうなん???と思っている話もありまして。
例えば、↓こちら↓。



  ↑
こちらも同じく、議会での配付資料なのですが。

左側は各設備についての整備の方向性で、右側は関連事項ということになっています。
でね、つくづく思うんですけど、ここらへんを役所があえて整備する必要があるんかいな???と。
とりわけトレーニングルームについては、市内に複数のスポーツクラブが存在する中、役所が税金つっこむのって民業圧迫なんちゃうの???と思います。
またプールにしても、市民の「競技力向上や健康増進」が目的なのであれば、市があえて税金をつっこんで施設を整備しなくても、スポーツクラブと提携して市民を対象に施設を必要なときに開放する術を練る等、双方がWIN-WINとなるような、いろんな形が考えられるんじゃないかと思います。
重要なのは必要な機能を整備することで、いわゆるハコモノを保有することではないはず!
てなワケで、ここらへんについては今後も会派として、いろんな主張・意見を続けていきます。

あと再三言ってる話ですけど、こういう形で、市が保有する施設の総量が増大し続けているのも気になります。
ここらへんについても、いろんな話をきちんと整理していくべきだと思うんですよね。
施設総量縮減のため、ちゃんとしたスケジュールを伴う、具体的な方針を示すべきでしょ???と。
  ↓
【ご参考】
公共施設マネジメントについて。① @2012年10月のブログ
公共施設マネジメントについて。② @2012年10月のブログ

というわけで今日のブログはこのへんで。
そして(多分)、今年のブログは、これで終了です。
今年一年、お世話になった皆様、ご覧頂いた皆様、気にかけて頂いた皆様には、本当に色々とお世話になり、ありがとうございました。
甚だ不躾ではございますが、この場を借りて、御礼申し上げます。

それでは皆様、良い年をお迎え下さい!


まず悪質対象者から、きちんと取り立てること。これこそ真っ先にやるべきです!←後刻、追記あり。

2015-12-25 14:44:35 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

本日付・神戸新聞(他、新聞各紙)に掲載の記事。
  ↓
阪神・淡路大震災の特例解消へ 議員任期に「空白」

ざっくり言いますと、
---------------
●阪神淡路大震災以降、選挙日と任期にずれが生じている、いわゆる「任期ずれ」問題を解消するため
●西宮・神戸・芦屋の三市が連絡会を設置した
---------------
という話ですね。
  ↓
【ご参考】せっかく議運の長という重い役を頂いたんですもの、足跡残すべく頑張ります!@2015年9月のブログ

なんにせよ、この問題、いよいよズレの解消に向け、環境が整ってきていることを強く感じています。
是非とも一定の決着を付けるべく、頑張っていかねばですね。

さて本題、一般質問×未収金回収の話の続きです。
しばらく続けてきた、このお話も今日でラスト。

ではでは早速、はじめます。

★★★★★★★★★★★★★★★★

【質問③】
強制徴収公債権、非強制徴収公債権・私債権のそれぞれにおいて、より効率的な滞納整理のための取組を整理し、督促の時期・手法等を可能な範囲で統一するべきと考えるが、どうか?
  ↓
【答弁③】
滞納整理事務は、事務処理の基本的な流れが比較的はっきりしていることから、市税・国民健康保険料・市営住宅等使用料が収納対策に効果を挙げていることを踏まえ、これらを参考にしながら、収納対策本部において標準的な債権管理事務の作成に着手いたします。
  ↓
【要望③】「市税・国民健康保険料・市営住宅等使用料が収納対策に効果を挙げていることを踏まえ、これらを参考にしながら、収納対策本部において標準的な債権管理事務の作成に着手いたします」というご答弁でした。
こちらも高く評価したいと思います。
私は、滞納整理担当者への座学研修などではなく、こうした手法の整理・統一、人員体制の整備・充実等、滞納整理を進めるために必要な課題を整理し、その解決・改善に取り組むことこそが本来、収納対策本部が果たすべき役割だと思っています。
ご答弁頂いたとおりの取組を全庁あげて、しっかりと進めて頂きたい。
要望します。

【質問④】
より効率的・効果的な滞納整理手法・時期を整理・導入した上で、将来的には全庁統一で悪質滞納者に対応する債権回収専門の部署を創設するべきと考えるが、どうか?
  ↓
【答弁④】
現在の収納対策が一定の効果をあげていること、各所管の体制を強化し、事務改善を行うことにより、現行組織においても、より効果的な滞納整理が見込まれることなどを踏まえると、現時点では、債権回収専門の部署を創設する時期ではないと考えております。
しかしながら各所管における事務改善、所管ごとに異なる徴収システムの統一、債権を一元管理した際の事務の範囲などの諸課題を解決していく中で、議員ご指摘の将来的な債権回収専門の部署の設立については、未収金の縮減の手法の一つとして、調査・研究してまいります。
  ↓
【要望④】
もう一度、↓資料①をご覧ください。↓



私は現在の本市の未収金整理において一番問題なのは、強制徴収公債権では差押、非強制徴収公債権・私債権では法的措置という、悪質な滞納者に執られるべき手段が現実には全く講じられていない部署が多数存在するという点だと思っています。
繰り返しになりますが、約110億6500万円という巨額の未収金は将来、徴収できなかった場合、市財政に巨大な負の影響を及ぼします。
また、きちんと納めて下さっている市民の皆様との公平性・平等性という面からも、巨額の未収金が存在する現状には大きな問題があります。
ご答弁にありました通り、まずは「各所管の体制を強化し事務改善を行うことにより、現行組織においても、より効果的な滞納整理」を行うことができるようにして頂きたい。
資料①で言うなら、最低限、全ての所管の一番下が赤色に塗られている状態まで早期に持っていって頂きたい。
その上で、「将来的な債権回収専門の部署の設立については、未収金の縮減の手法の一つとして、調査・研究して」頂きたい。
要望します。


★★★★★★★★★★★★★★★★

要するに、ちゃんとやるべきことをやらにゃならん!という、ごくごく当たり前の話に尽きると思うんですよね、これ。
そして、それがきちんとできれば(もちろん、そのために必要な人員体制がきちんと整備されることも含めての話です)。
西宮市の未収金回収は、より効率的・効果的な形で進められるようになると思うのですよ。
というわけで、今後もしっかり進捗を見守ってまいります。

それでは今日のブログは、このへんで失礼します。

【追記】
ブログ更新後、URの件に関して議長声明が発表されたので、あわせて広報しておきます。
ちなみに「URの件ってなに???」については、私の先日のブログ、 → 未収金整理を推進するためには、人員・体制を整えることも重要です。+1 ←の「ところで話は変わりますが」以降をご参照下さい。
なお議長声明は以下の通りです。


取り急ぎのご報告と言うことで。
それでは失礼いたします。


大切なのは先行事例を幅広く共有すること。これは未収金整理を進めるための大きな一歩です!

2015-12-21 09:58:06 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

昨日は地域の公園清掃&地域会議への出席と並行して、阪神淡路大震災の時にも休むことなく続けられてきたという歴史ある高木剣友会の義士祭にお招きいただくなど、あわただしい一日を過ごしていたのですが。
なんといっても自分的メインイベントは、指導員を務める空手道・糸東流・五誓会・林道場での子供達を前にしての演武。

普段、「基本きっちりせなあかんで!」的なことを、えらそーにのたまってみせている子供達の前で演武する以上、自分にかかってくるプレッシャーは半端じゃないわけで。
客観的評価はともかく、自分なりには、よく頑張りました。
なんかね、もう、超達成感。。。




と、それはさておき本題へ。
いよいよ、ここまでの未収金整理に関わるやり取りを踏まえての具体的な質疑の内容に移ります。
それでは早速始めます。

-------------------------------------------
【質問①】
訪問による催告は極力控え、その分の人員・時間を、より効果の見込める業務に集中するべきと考えるが、どうか?
  ↓
【答弁①】
未収金いわゆる収入未済額の縮減につきましては、地方分権が進む中、安定した財源を確保し住民サービスの向上を図るとともに、負担の公平性・平等性の観点からも、その縮減に注力すべき本市の最重要課題の一つであると認識しております。

これまで、収納対策本部での取組みにより、平成18年度には約184億円であった収入未済額は平成26年度は約111億円と、8年間で約73億円を縮減しているところです。
しかしながら議員ご指摘のとおり、所管ごとに滞納整理の進め方が異なる部分があり、それぞれの制度に適したより効果的な滞納整理の方法を検討するとともに、収入未済額の縮減には各所管が新規滞納の発生防止のために早期着手・初期対応ができる十分な体制をとっていく必要があるものと考えております。

まず訪問による催告は、早期に解決する事案と滞納整理が必要な事案とを振り分けることにつながり滞納者の実態把握の面からも以後の滞納整理を効率的に進めるうえで、一定の成果をあげているところでございます。
しかしながら、議員ご指摘の訪問催告に力点をおいている所管がございますので、滞納整理を早期に進める事務を検討する際には、訪問催告よりも文書催告等の別の徴収方法が適しているのではないかとの点を検討してまいります。
  ↓
【要望①】
いくつか指摘した上で質問しましたが「議員ご指摘の通り、所管ごとに滞納整理の進め方が異なる部分があり、それぞれの制度に適したより効果的な滞納整理の方法を検討するとともに、収入未済額の縮減には各所管が新規滞納の発生防止のために早期着手・初期対応ができる十分な体制をとっていく必要があるものと考えております」という姿勢を明確に示して頂いたことを、まずは高く評価したいと思います。
その上で個々の指摘と、それに対する答弁について、改めて意見・要望を申し上げます。


「訪問による催告は極力控え、その分の人員・時間を、より効果の見込める業務に集中するべきと考えるが、どうか?」という質問についてです。
「訪問による催告は、早期に解決する事案と滞納整理が必要な事案とを振り分けることにつながり、滞納者の実態把握の面からも、以後の滞納整理を効率的に進めるうえで、一定の成果をあげている」という主張を全面的に否定するつもりはありません。
しかしながら質問で述べたとおり、単なる訪問による催告がきわめて非効率的であることは明らかです。
人員・体制が限定されている以上、できるだけ効率的・効果的な手法を中心として滞納整理のあり方を見直す必要があることは言うまでもありません。
ご答弁にありましたとおり「滞納整理を早期に進める事務を検討する際には、訪問催告よりも文書催告等の別の徴収方法が適しているのではないかとの点を検討して」あるべき滞納整理の方法を考えて頂きたい。要望します。


【質問②】
滞納者の早期対応・窓口来訪につながる、より厳しい内容の文書督促の表現を検討し、強制徴収公債権、非強制徴収公債権・私債権のそれぞれで統一的に利用するべきと考えるが、どうか?
  ↓
【答弁②】
督促や催告の表現に工夫を凝らすことにつきましては、これまでの議会からご指摘を受けて改善を図ってきた税などが効果を挙げていることから、取組みが進んでいる例を参考に、滞納者の早期対応に繋がる手法をただちに検討してまいります。
  ↓
【要望②】
「取組みが進んでいる例を参考に、滞納者の早期対応に繋がる手法をただちに検討してまいります」というご答弁を頂きました。
高く評価します。
特別な手法ばかりを追わずとも、庁内で既に十分、有効に働いている先進的な取組が存在します。
まずは、こうした取組を進めている所管が持っているノウハウを全庁的に有効に活用できるよう健闘を進めて頂きたい。
要望します。
-------------------------------------------

てな感じになっています。
なかなか建設的なやり取りになって、うれしい限り。
もうちょい続きますので、引き続き、お付き合いくださいませ。

というわけで今日のブログはこの辺で。
それでは失礼いたします。


未収金整理を推進するためには、人員・体制を整えることも重要です。+1

2015-12-17 12:07:19 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

毎週欠かさず録画視聴の「おとな旅あるき旅」@テレビ大阪の本を見つけたので、迷わずGET。
いいなあ、こういう気ままで自由なの。。
ほんま、三田村邦彦氏になりたい。。。


さて本題、一般質問の続きのご報告です。
ここまで
----------------------------
●西宮市には大量の未収金が存在する
●その整理の方法が部署によって大きく異なる
●これを見直し、より効率的なやり方へと改めていくべき
----------------------------
という話を続けてきました。
てなわけで、ここからは、それ以外の問題について、これまでの続きをば。
それでは早速始めます。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

また、そもそも整理に取り組む人員体制が、きわめて弱い点も問題です。
もう一度、ページを戻って↓資料①をご覧下さい↓。


例えば保育料。
未収金額が2億円を超え、滞納件数が現年度223件・過年度461件、計684件に上りますが、この滞納整理に専任で取り組んでいるのは嘱託職員2名のみ。
兼任の職員も存在するとは言うものの、兼任職員の多くは日常業務に追われており、滞納者への取り立てや財産調査、差押えなどの滞納処分までは手が回りません。
実際、資料①に示したうち、教育貸付金・母子父子寡婦福祉資金貸付金・給食費・留守家庭児童育成センター使用料については一定の未収金が存在するにも関わらず、強制的に納入させるために必要な法的措置は、過去一度も取られたことがありません。
加えて、ごく少数の担当しか存在しない部署においては、専門知識やノウハウを持った職員が異動した場合、担当者が担っていた滞納整理業務を引き継ぐことができる職員が存在しないという問題もあります。
こうした点を考慮すると、各所管がバラバラに過年度分の滞納整理に取り組む現状を改め、将来的には全庁統一して悪質な未収金に対応する債権回収専門の部署を創設することで、未収金整理を進めるべきです。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

と、ここまでが未収金整理に関する前説部分。
次回以降で、ここまでの内容を踏まえての具体的な質疑に移ります。
なかなか有意義なやり取りができましたので、乞う・ご期待。


ところで話は変わりますが。
既報の通り、一昨日の西宮市議会本会議最終日の議決の結果、借り上げ震災復興住宅の明け渡しを求める議案は、ほぼ全会一致で継続審査となりました。

 ↑
【ご参考】借り上げ震災復興住宅からの退去を求める議案は継続審査になりました。+1@前回のブログ

で、この展開を受けて一昨日、市のHPに以下の内容が掲載されました。
 ↓
UR借上げ市営住宅の期間満了に伴う市の取組みについて

↑上の内容↑を読んで、つらつらと思うのですが。
私、市の姿勢自体に大きな異論はありません。
前回のブログでも記載した通り、両者の主張が大きく異なる以上、最後は司法の場にゆだねるしかないと思っていますし、市が示している、『他の「方々との公平性を確保することが最重要」』という考え方も当然だと思っています。
そして、そうした考えを根本においてのうえで、今一度だけ期限を設けて真摯に誠実に話し合うことが望ましいと考えています。

そう考えると、「訴訟の前にいま暫くお考えいただく時間を設けますので、入居者の方々におかれては、十分に熟考され、明け渡しに応じるという賢明なご判断をなされることを望んでおります。」という最後の一文については、もう少し言いようがないもんかと。
なんか、これ、すごく余計な捨て台詞な感じがして仕方ないんですよね。
「賢明」の対義語といえば、「愚昧」「暗愚」「愚鈍」あたりですし、こんなことを言ってしまうと「真摯で誠実な話し合い」自体が成り立たないと思うんですよ。
正直なところ、こういう情報発信の仕方が、この問題に限らず、様々な多くの問題をややこしくしてしまっている面は否定できないと思うわけで。

なんだか愚痴っぽい話ですいません。
というわけで今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。


借り上げ震災復興住宅からの退去を求める議案は継続審査になりました。+1

2015-12-15 14:25:25 | 市政全般に関連すること

本日で12月議会終了。
やっぱり色々ありましたので、本日は、そこらへんについて、かいつまんでのご報告など。
それでは早速始めます。

①借り上げ震災復興住宅の明け渡しを求める議案は、ほぼ全会一致で継続審査となりました

こちら、
--------------------
●阪神大震災の被災者向け借り上げ復興住宅において
●入居期限が過ぎたとして、住民7世帯に対して明け渡しなどを求めて西宮市が提訴するための議案に対して
●市が提案した即時提訴を却下し、継続して審査することが、ほぼ全会一致(一人退場あり)で可決されました
--------------------
という話です。

なお、この案件については当然、私も継続審査に賛成しています。
が、言うまでもないことではありますが、際限なく継続して審査するべきだとは思っていません。

どこまでいっても両者の意見が食い違う以上、最後は司法の判断に結論を委ねる以外ありませんし。
そういう意味で、次の3月議会が一つの目処になってくるのかな???と思っています。

もちろん、あくまで現段階での個人的見解ではありますが。

あと、この件については政新会さんが委員会で配布した「議案第68号 訴え提起の件に対する考え方について」が、いろんな意味で興味深かったので↓ご参考まで↓。




②全会一致で「県立西宮病院と市立中央病院の経営統合を求める意見書」が採択されました。


↑タイトル↑の通り、

-------------------
●西宮市議会として、県立西宮病院と市立中央病院の経営統合を県に求める
●経営統合にあたって、県に留意してもらいたい事項を列挙する形で例示する
-------------------
という内容の意見書が全会一致で可決されました。
具体的な内容は↓以下の通り↓。



意見書の作成過程で会派として提案した内容が全て盛り込まれたこともあり、内容には、きわめて前向きに賛同しています。
とは言うものの、冒頭の「県立西宮病院と市立中央病院の経営統合については、前市長時代より検討されてきた」の部分だけは気になるんですけどね。
少なくとも前市長時代に、この話を前向きに真面目に考えていたとは思っていないので、そこは一応、念のため。

両方の案件とも、もちろん内容自体に異論はありません。
けど、なんか、両方とも、他にもいろんな意図がありそうな気がするのは気のせいなんやろか???
う~ん、なんか、こう政治!って感じですね。

てな感じで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


正直に払った人が馬鹿を見る。そんな現状は早急に改めるべきです!

2015-12-14 12:06:32 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

↓最近読んだお仕事関係の、おすすめ本。↓


こういう本を読むと、しみじみと「良質なアウトプットのためには、良質なインプットが必要」ってのを実感しますね。
左側の本では、地方議会でも話題になることの多い「少人数学級&習熟度別学級&教員研修に効果はあるのか?」てな話について、
------------
●教育問題について科学的根拠に基づいて証明しようとする「教育経済学」の分野における
●海外での研究事例を参考とした最新の考え方
------------
を示してくれます。
また右側の本では、今後一層問題となってくるであろう社会インフラの老朽化に対応するために必要な対策について、様々な先進事例を紹介しつつ、現状の問題を改めて教えてくれます。
ほんと、色々と参考になりました。
せっかくのインプット。
これを仕事上の良質なアウトプットにつなげることが出来るよう頑張らないと!ですね。

てな話はさておき、しばらく続けている一般質問のご報告の続きなど。
ここまでの話を、ざっくり言いますと
----------------------------
●西宮市には大量の未収金が存在する
●その整理の方法が部署によって大きく異なる
●これを見直し、より効率的なやり方へと改めていくべき
●例えば、訪問による徴収は非効率的なので控えた方が良い
----------------------------
という話でした。
てなわけで、じゃ、それ以外に改めるべき点ってなんなの???といったところについての話を、もう少し続けます。
それでは早速、始めます。

★★★★★★★★★★★★★★★★★
二つ目の理由は、文書催告の内容が所管によって大きく異なる点です。
↓資料②をご覧下さい。↓


↑こちら↑は納税課が発行している市税の滞納者に対する催告書です。
----------------------------------
●期日までに納付されなければ、財産調査の上、差押手続きを行う場合があります。
●差押財産は、給与、年金、不動産、車などが対象となります。
●差押や財産調査(勤務先や取引先などへの照会)には、本人の同意は必要ありません。
●一度差押されたら、未納税が完納されるまで、差押解除できません。
----------------------------------
という、きわめて厳しい内容が太字や大きなフォントを駆使して記載されています。

続いて↓資料③↓をご覧ください。


↑こちら↑に示した介護保険料の場合、表面には「右記の金額が未納となっています。指定期限までに納付して下さい。」という記載があるだけ。
裏面に小さく「指定期限までに納付されず、また、何の連絡もないときには、やむをえず滞納処分(差押)を行うことがあります」とありますが、市税の催告書に比べて、きわめて優しい表現となっている上、色まで薄いため、資料にある通り、きわめて見にくくなっています。
(さすがに現物は、ここまで薄くはないのですが、スキャンした結果、こんな感じになってしまいました。
 でも実際、ホンマに薄くて見にくいのですよ。。。)
また教育貸付金や母子父子寡婦福祉資金貸付金に至っては、文書催告の書類に法的措置の記載自体が存在しません。
こうした現状を改め、強制徴収公債権、非強制徴収公債権・私債権のそれぞれにおいて可能な限り、滞納者の早期対応・窓口来訪を強力に促す文面に統一するべきです。


三つ目の理由は、強制徴収公債権では差押、非強制徴収公債権・私債権では法的措置という、悪質な滞納者に行われるべき手段が現実には全く講じられていない部署が多数存在するという点です。
もう一度、↓資料①↓をご覧下さい。


↑こちら↑に赤色で示した「滞納者全てを対象とした滞納処分」を行っているのは市税・国民健康保険料・後期高齢者医療保険料・市営住宅等使用料のみ。
それ以外の多くの部署では文書送付や電話・訪問による支払のお願いしか行うことができていません。
また唯一の例外である保育料でも差押等の滞納処分は一部の滞納者にしか行えていません。
これは、あえて悪い言い方をするなら「正直に払ったものが馬鹿を見る」という状況を放置しているということになります。
このような状況は早急に是正するべきです。
以上、述べてきた内容を踏まえ、私は、現在の未収金整理手法を、より効率的・効果的な手法へと抜本的に改めるとともに、各所管の整理手法を可能な限り、統一するべきだと考えているということを再度、申し上げます。
★★★★★★★★★★★★★★★★★

ところで明日で12月議会が終了します。
実は結構、盛りだくさんな内容となった議会だったので、明日のブログはそこらへんの内容について、ちょっと詳しめに報告する内容となるのかな???と思っています。
なので、この報告の続きは、ちょい飛ぶ感じとなるかもなのですよ。
そこらへん、あしからず、ご了解くださいませ。

というわけで今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。


「行っても会えない!出てきてくれない!」というわけで訪問による督促は控えるべきでは???

2015-12-10 17:27:14 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

前々回のブログで取り上げた点字ブロックの話、無事、設置されることになりました。
まずは、めでたい。
しかし、この手の話って、しみじみとちゃんとアンテナ立てとかなアカンし、追跡もせなアカンっちゅう話やよな~と改めて。
  ↑

【ご参考】
そら、「恥ずかしながら忘れてました・・・」からの、この展開は信じられんわけで。@2015年12月のブログ

さて本題、一般質問のご報告の続きです。
ちなみに、前回のブログでは
--------------
●西宮市の未収金は、きわめて多額に上る
●その取立に際しては、体制も、やり方も部署ごとに大きく異なる
--------------
という内容をアップしました。
というわけで今回からしばらくは、
--------------
●で、どこが違うわけ?
●それを、どうするべきやと思ってんの?
--------------
というあたりについて、具体的な内容をば。
それでは早速、はじめます。

★★★★★★★★★★★★★

↓もう一度、資料①をご覧下さい。↓


↑こちら↑で税・保険料・各種使用料等について、
-------------------
●6月納付期限の未収金が発生すると仮定した場合の
●各所管における未収金に対する対応
-------------------
をまとめました。なお、
-------------------
●督促状・催告書の送付等、文書による滞納者への働きかけを青色
●電話・訪問による滞納者への働きかけを黄色
●一部の滞納者のみを対象とした差押・法的措置等の滞納処分をオレンジ色
●滞納者全てを対象とした差押・法的措置等の滞納処分を赤色
-------------------
で示しています。
また、市営住宅等使用料は6ヶ月以上の滞納者を訴訟の対象としておりますので、厳密には6月納付期限の未収金が発生した「滞納者全て」が対象ではないという点、申し添えておきます。

さて、こちらをご覧頂くと一目瞭然、所管ごとに未収金への対応が大きく異なることがお分かり頂けると思います。
例えば国民健康保険料の場合、最初期にコールセンターによる電話督促を行うものの、それ以降は文書による催告が中心、最後には滞納者全てを対象とした差押等の滞納処分を行っています。
一方で同じ強制徴収公債権でも保育料の場合、電話・訪問による催告が中心となっており、差押等の滞納処分は一部の滞納者にしか実施できていません。
これは強制徴収公債権だけの話ではなく、非強制徴収公債権・私債権においても所管によって整理のための具体的な取組手法は大きく異なることが資料からお分かりいただけることと思います。
私は、こうした現状を踏まえ、現在の未収金整理方法を、より効率的・効果的な手法へと抜本的に改めるとともに、所管ごとに大きく異なる整理手法を可能な限り、統一するべきだと考えています。
以下そう考える理由について説明します。

一つ目の理由は、複数の所管で行われている訪問による催告(≒表①の黄色)が、きわめて非効率であるという点です。
一般的に訪問催告の場合、
-------------------
●滞納者の抽出
●滞納者の未納明細書および不在通知の準備
●滞納者宅の地図への落とし込み
-------------------
等、一日の訪問に必要な準備を整えるために丸一日かかると言われています。
しかも準備を整えて一日かけて訪問催告を行っても、ほとんどが留守だったり、会ってもらえなかったりで直接折衝できるのはせいぜい1割程度。
残り9割は文書を置いて帰るだけですから、実質的な効果は文書を発送した場合と全くかわりません。
こうした現状を考えると訪問による催告は極力控えるべきです。

★★★★★★★★★★★★★

これ、訪問で営業をされた経験がおありの方なんかには、ものすごく納得して頂ける話だと思うのですよ。
最近はオートロックのマンションが増えてますし、多くのご家庭にはインターホンが設置されているしで、「明らかに人がいる感じ!なのに、お会いできない・・・」てなことは、ものすごく頻繁に起こります。
だったら、そんな非効率的なことをやるより、もっと有効な対策に力を注いだ方がいいと思うんですよね。

というわけで、「ほな、お前の考えるもっと有効な対策ってなんやねん???」的な話についてを次回以降で。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


納めて頂くべきなのに、納めてもらえない未収金。これが本市の場合、110億円以上に上るのです!

2015-12-08 16:16:44 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

昨日、無事、今議会における個人的メインイベント、本会議場での一般質問を終えることができました。
既報の内容ではありますが、今年9月から、本会議のインターネット中継が始まっておりまして。
その中継画面が映し出されているプロジェクターが、私の席の、ほぼ真正面にあるものですから、画面に映っている自分の姿を見ながら質問するような場面もありました。
なんだか、とっても不思議な感じ。
録画中継がアップされたら、一遍、ちゃんと見てみなあきませんね、こりゃ。

さて本題、というわけでの一般質問のご報告。
まずは自分的に、今回の一般質問におけるダブルメインの一つと位置づけていた未収金についての質疑をば。
それでは早速始めます。



市税・国民健康保険料・市営住宅家賃・学校給食費・保育所保育料など、本来、市民の皆様から納めて頂かなければならないにも関わらず、納めて頂くことができていない未収金。

これが本市の場合、2014年度末時点で計・約110億6500万円に上ります。
この未収金は「今のところ徴収できていないお金」という意味合いから債務として計上されていないため、行政における「隠れ借金」とも言えます。
この巨額の未収金は将来、徴収できなかった場合、市財政に巨大な負の影響を及ぼします。
また、きちんと納めて下さっている市民の皆様との公平性・平等性という面からも、巨額の未収金が存在する現状には大きな問題があります。
未収金整理のための適切な対策の推進は、本市における、きわめて重要な課題なのです。
そこで今回の質問では本市における現在の未収金整理の問題点を指摘するとともに、具体的な改善策を提案してまいります。

資料①に本市における主な未収金について、金額・件数・整理業務に携わる人員と整理業務の流れをまとめました。
↓ご覧下さい。↓


資料に示しております通り、未収金には
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●市税・国民健康保険料・保育料・介護保険料・後期高齢者医療保険料等、他の公的部門等の助けを借りることなく、市が差押などの滞納処分を実施できる強制徴収公債権
●市営住宅等使用料・教育貸付金・母子父子寡婦福祉資金貸付金・給食費・留守家庭児童育成センター使用料等、訴訟等の法的措置(以下、法的措置と言います)を講じなければ取立てできない非強制徴収公債権・私債権
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の二種類が存在します。
このように大きく二種類に分類される未収金ですが、整理のための取組は各所管で別々に行われており体制・運用はもちろん、整理に対する意識も所管ごとに大きく異なります。



とりあえず今日の段階では
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●西宮市の未収金は、きわめて多額に上る
●その取立に際しては、体制も、やり方も部署ごとに大きく異なる
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ということだけ、頭に置いといて頂ければよろしいかと。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


そら、「恥ずかしながら忘れてました・・・」からの、この展開は信じられんわけで。

2015-12-04 12:15:28 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

シェアするとか、そういう感覚自体が全くなかったな~。
文化の違い、おそるべし。。。
   ↓
 「お好み焼きを切り分けるのは関東だけ」「関西では1人1枚食べる」 東西の意外な文化の違いがネットで話題に


と、そんな与太話はさておき、本題へ。
とか言いながら、本題もやや与太話チックな感じがしますが、ちょっとお付き合い下さいませ。

きっかけは頂いた一本のメールでした。
内容を、ざっくり言いますと、
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●2~3年ほど前に、自宅前の道路で歩道の段差解消工事が実施された
●その際、歩道の段差を解消した箇所には点字ブロックが整備された
 (これまで該当の道路には点字ブロックは存在しなかった)
●それほど段差がひどくなかったため、段差解消工事の対象にならなかった箇所では点字ブロックは整備されなかった
●その際、点字ブロックの整備を求める住民からの質問に対して「今回、点字ブロックを整備しなかった箇所についても、貼り付けタイプのものを後で整備します」という回答があった
●ところが、その後、随分期間が経つが点字ブロックは整備されていない
●これって、整備してもらえるんでしょうか???
--------------------
というものでして。
で、その話を所管課に持っていったところ
「恥ずかしながら、忘れてました。。。
 すぐに対応します!!!」
という話になったのですよ。
で、まあ色々言いたいこともありますが、そこはそれで我慢したんですよ、即対応して頂ける感じでしたし。
そら、忘れることもありますよ、人間だもの、と。

で、この話、これで無事終わったと思っていたのです。
ところが、しばらく経ってから、また、同じ方から、お問い合わせを頂きまして。
こちらもざっくり言いますと、
--------------------
●確かに、私の自宅の前は点字ブロックが整備された
●でも、それ以外の場所は、そのまんま。
●これって、どうなん???
--------------------
という話でした。
んあ~、なんじゃ、それ。。。

で、もう一度、所管に話を持って行くと、今度は
--------------------
●点字ブロックの整備は市内全体で進めている
●段差のひどいところから順に対応を進めており、今回は調査の結果、そこだけが対応が必要ということになった
●よって、それ以外の場所での点字ブロックの整備は必要と考えていない
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という返事が返ってきまして。
・・・いやいや、この話で納得する人なんか、いませんで。

予算に限りがある中、全ての箇所に点字ブロックを整備できるわけではないというのは、そらそうだと思うんですよ。
でもね、今回の対応を見る限り、
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●最初は忘れてただけ
●その次は、言われたことだけやって終わりにしようと思っただけ
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っていうことではないんかいな???と思わずにはいられないわけで。
皆さんは、どう思われますか?

てなわけで引き続き、この話、対応を求めてまいります。
しかし、なんだかなあ。。。

というわけで今日のブログは、このへんで失礼します!


県の方が先に方向性を示しそうな任期ずれの話。で、西宮市議会はと言いますと。

2015-12-02 15:00:44 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

カキ小屋、カキ小屋と騒いでいたら、同僚の菅野議員に先を越されてしまいまして。
「美味しかったですよ~」とのことで、絶対いつか攻めてやる!!!
というわけで、こちら、菅野議員から頂いたパンフレットです。
   ↓



てな話はさておき、本題のいわゆる任期ずれの話についての続報など。
   ↑
【ご参考】
せっかく議運の長という重い役を頂いたんですもの、足跡残すべく頑張ります!@2015年9月のブログ

リンク先のブログにも書いたのですが。
私、今年、議会運営委員会(以下、議運)の長という役職を受けるにあたって
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①毎年6月議会で行われる、一年間の議会での役職を決める「役選」のスピードアップ
②四年に一度の選挙の際、選挙の投開票日と新任期のスタートが大幅にずれている、いわゆる「任期ずれ」の解消
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の二つに取り組みたいと思っていたのです。
が実は、これとは別に、前任期の議会改革特別委員会から今任期の議運に引き継がれた宿題がありました。
それは何かと言いますと、本会議で行われる一般質問の割当時間計算方法の見直しというお話なのです。

所属委員会等に関係なく、市政全般に関する質疑が行える貴重な機会である一般質問。
その質疑に使うことができる時間は
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●「各会派に支給される基礎時間30分+所属議員一人当たり20分」というルールに基づき、各会派の持ち時間を計算
●各会派は、その割当時間を会派内で分配
●無所属議員は1議会当たり20分が割り当てられ、持越しが可能
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という形で決められます。
ところが、このルールだと、会派の所属人数が多いほど、一人当たりの割り当て時間は少なくなるんですよね。
例えば、最大会派である政新会さんの場合、割当時間は「30分+20分×9人」の210分。
これを9人で均等割りすると24分になります(端数は切り上げ)。
一方で複数存在する3人会派さんの場合、「30分+20分×3人」の90分で、3人で均等に割ると一人当たりの時間は30分。
で「これって、ある意味、不公平だよね?」というところから
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●会派の基礎時間をなくし
●「議員一人当たり〇分×所属議員数」で、各会派への割り当て時間を決める方が平等!
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という話が、昨年度の議会改革特別委員会で議論され、その方向性で見直しを進めて行こうという話がまとまったのです。
このことについては議会改革特別委員会の所属委員全員の了解を得たうえで共有された公式文書にも明記されています。

で、そういう経緯を踏まえて、今年の議運に引き継がれた一般質問の割当時間の計算方法見直し。
当然、私としては、今年の議運で決めるべきは『「議員一人当たり〇分×所属議員数」の〇分の部分だけ!』と認識していたんですよ。
そういうこともあり、まずは、こちらを先に決めた後、任期ずれとか役職選挙のスピードアップの話に取り組みましょう!という話になったのです。
ところが、その後、この話が、えらい紛糾しておりまして。

そもそもが上に著した
ような経緯を経ての議論のはずなのですが、当初、
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●そもそも、そこを明確に共有した認識はない
●ことは会派というものの在り方・捉え方にも関わる話であり、単に割当時間だけを決めればよいというような話ではない
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という、一旦、棚上げすることに決まったはずの主張を強硬にされる方がいたりもして、なかなか前に進まず。
多くの方々のご協力を頂きながら、何度かの議論を経て、どうにか「〇分」を決める段階までには至ったのですが、そこが25分なのか?30分なのか?はたまた、その間のどこかなのか?というところで、これまた紛糾しています。
でも、ここって、どこまで議論しても完璧な正解はないし、みんなが譲り合う気持ちを持てないのであれば、最後はエイヤ!で決めるしかない話やと思うんですけどね。。。
あ、ちなみに概ね25分~30分の間という数字は、議員の総質問時間を現状から大きく変えないことを前提に出された数字です。

で、そうこうしている間に、前回の議運で「県議会が来年一月をメドに、任期ずれの話についての今後の方向性を示す考えを明らかにしました」ということが報告されました。
こうなってくると西宮市議会としては、そこで示される考えに乗らざるを得ん面が強くなるんやろうなあ、と。
言うても仕方ない話ですが、もともとは、もっと主導権を取れる形で議論を進めたかったんですけどね、この話。
残念。

それにしても、よって立つ考え方も、目指す方向性も、それぞれの議員によって大きく異なる議会という場で、議論をまとめていくことってのは、ホンマたいへんなことやよな・・・と改めて。
ま、ええ勉強させてもらってるんやと思って、頑張ります。

というわけで今日のブログは、この辺で。
12月議会の一般質問の準備も順調に進んでいますし、しっかりした実を獲ることが出来るよう、こちらも頑張ります。
それでは失礼いたします。