西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

今年も、堂々のワースト1は「都市型観光の振興」でした。もうやめましょうよ、ここに力を入れるの。。。

2016-12-27 13:21:07 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

昨日から消防団の夜警スタート。
と言いながら、写真を撮るのを忘れていたので昨年の使い回しですけど。
  ↓

  ↑
で、本来の所在地である浜脇分団の詰め所に行くまでに、何ヶ所か挨拶回りにお伺いしたのですが、行く先々で市長の問題発言の話になりまして。
あらためて、当時、彼を応援した議員のひとりとして、情けないやら恥ずかしいやら責任を痛感するやら。
本当に、すみません。。。


ただね、こういう言い方はなんですが、なんらかの舌禍事件を巻き起こしたとしても、それはそれ。
そういうのとは別の話として、市長が自身の約束したことを誠実に進め、改革に取り組んでいる!という状況にあるなら、私と市長の関係性は、おそらく今とは違う形になっていたと思うのですよ。
でも、そういうところで信頼関係がまったく成り立たないから、こういう状態になってるんやよなあ。。。
というわけで今日は、そういう話の一つについてなど。

今年の6月から7月にかけて、
市内在住・満20歳以上の市民5000名を対象に「西宮市まちづくり評価アンケート」が実施されました。
で先週、その結果報告が配布されたのですよ。
その中で、ひときわ注目するべき内容の一つが、各施策に対する市民の皆様の「期待度」だと思っています。
これ具体的にいうと、
-----
「西宮市に今後期待すること(期待度)」への回答「とても期待する」を6点、「期待する」を5点、「まあ期待する」を4点、「あまり期待しない」を3点、「期待しない」を2点、「まったく期待しない」を1点としてポイントに置き換えたものの平均値となっています。
-----
とのこと。
当然これを見れば、市民の皆様が、市政に求めることが見えてくるはずですよね。
というわけで、それをまとめたのが以下の表。
で、特に、私が見て頂きたいのが施策No.39の「都市型観光の振興」です。
            ↓

            ↑
上の表にある通り、施策No.39の「都市型観光の振興」の「期待度順位」は50施策中50位の最下位で、期待度は3.88。
ちなみに、その一つ上の同率48位の施策であるNo.38「大学との連携・交流」&施策No.40「産業の振興」でさえ、期待度は4.37。
「都市型観光の振興」は唯一の期待度3点台であり、ぶっちぎりの最下位と言えるでしょう。
ちなみに、この「都市型観光の振興」に対する期待度が、ごっつい低い!というのは昨日今日に始まった話ではなく、前からずっと続いている話です。
  ↓
【ご参考】

「都市型観光の振興」は違うでしょ。@2013年5月のブログ

都市型観光の振興については、
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●そもそも市長は、議員時代に、きわめて激しい言葉で、この事業をやめるべきだと主張してきた
●ところが市長就任後、打って変わって、この事業にえらい力を入れはじめた
-----
という顛末があったのは、度々このブログでも書いているとおり。
  ↓
【ご参考】
市長って議員時代、都市型観光政策に、ものすごく否定的だった気がするんですけど・・・というお話。@2016年3月のブログ
「前のは市外向け!今のは市内向け!!だから全然違う!!!」とか言われても・・・@2016年3月のブログ

・・・もうね、ほんま、やめましょうよ、ここに力を入れるの。
そら、こんな感じで市政運営進めてたら、職員さんがなんぼいても足りなくもなりまっせ。
そこにメリハリを付けて、事業の取捨選択を進める!というのが、あなたの主張やったんちゃいますの???

しかし、ほんま市長就任前に言ってたことと、市長就任後に実際にやってることの、この落差って一体。。。

というわけで、今日のブログはこのへんで。
そして今年のブログの更新も、多分これが最後です。
こういう内容のブログが、年内(たぶん)最後になるというのも、なんとも哀しい話ですが。

最後になりましたが、今年も多くの方々にご覧頂いたことに心から御礼申し上げます。
来年も変わらず、活動に情報発信にと力を尽くしてまいります。
皆様、よい年をお迎え下さい!


小学校区の地区指定が一部見直され、「準受入困難地区」と「監視地区」の間に新たな区分が設けられました。

2016-12-26 11:38:58 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

いろんなところで言われてる話だとは思いますが、まさにクリスマスを超えたばかりの、このタイミングとは。
ただただ合掌。。。
  ↓


さて本題、今日は12月議会で報告された重要な話の一つなど。

本市ではマンション建設等により児童数が増加したことに伴い、多くの学校で教室不足が生じています。
その状況を、小中学校における仮設校舎の設置状況で見ると、平成28年度時点で以下の通り。
---------
●小学校では11校で56教室
●中学校では6校で26教室
●養護学校では2教室
---------
これは厳しい。。。

仮設校舎は運動場に設置されることが多いので、仮設校舎が設置された学校では運動場面積が不足するなど、学校の教育環境が悪化してしまいます。
こうした状況を受けて、市は「教育環境保全のための住宅開発抑制に関する指導要綱」を策定して、教室不足の状況により
---------
●受入困難地区
●準受入困難地区
●監視地区
●予測地区
---------
の4段階に分けて規制・指導を行っています。
が、この区分だと受入困難地区・準受入困難地区に対して、それなりに厳しい指導が行われるのに対して、予測地区・監視地区に対する指導はきわめて弱いんですよね。。。

というわけで、今回、

---------
●監視地区と準受入困難地区の間に、新たに「特別監視地区」を設ける
●現在、「監視地区」に指定されている瓦林小学校区を来年4月から「特別監視地区」に格上げする
---------
という見直しが行われました。
ちなみに今回、瓦林小学校区が新たに特別監視地区に指定された理由は
---------
●現在、運動場に仮設校舎を7教室設置して教室不足に対応している
●上の要因もあり、児童一人当たりの運動場面積が非常に狭い
●校区内に社宅等の大規模な住宅開発可能な土地が多数存在しており、今後、大幅な児童数増が起こりうる
---------
といったあたりになるようです。
私が過去から主張していた内容を踏まえ、「上限推計」も策定した上での今回の内容、きわめて妥当な対応だと思います。
子供たちにとっての良好な教育環境を守るためにも、今後も教育委員会には機動的に対応していただきたいですね。
  ↓
【ご参考】
「推計なんて、その時のもの。終わったら捨てるし、検証なんかしません!」な時代から考えると、ムチャクチャまともになったよな。。。@2016年7月のブログ

というわけで、簡単ながら、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


正当な理由があるので、消防の定員増には賛成しました。ただし「今回、増員した以上の人員を他の部署で削減するべき!」というのが、我が会派の主張ですよ。

2016-12-22 16:08:58 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

学校の家庭環境調査票について「全く内容が変わってないのに、毎年、同じ内容を書き直してださんとあかん!これ、なんとかならんの???」という現状が、一部の学校にあることを踏まえ、議会で取り上げたのが今年6月議会でのこと。
   ↓
【ご参考】
来年には各校の運用が大幅に変わるはず!というわけで関係・関心のある皆様、来年も変わらなければ是非、お知らせ下さい!@2016年7月のブログ

で、その話を受けて「公立保育所でも、昔は同じやった!それって今では直ってるのかしら???」というご指摘を頂いたのですよ。
ちなみに公立保育所で、家庭環境調査票に該当するのは「緊急連絡表」で、ブツはこんな感じです。
   ↓

   ↑
むう、確かに同じようなフォーマットやな。。。
で、ちょっとびくびくしながら再調査してみたのですが、これについては既に全園で運用が修正されているとのこと。
ん~、一安心。。。

と、軽いご報告はさておき本題へ。
3回前のブログでも紹介したところですが、12月議会で「消防職員の定数を、現在の426名から522名に96名増員する!」という議案が諮られました。
   ↓
【ご参考】
「どんどん職員の数を増やします!」って、選挙前に言ってたことと真逆ですよね?私が一番許せないのはそういうところなんですよ、市長!@2016年12月のブログ
   ↑
で「なんの根拠もなく、人件費を増加させる!」という施策に対しては、きわめて厳しい姿勢を取っている我が会派ですが、この議案には賛成しました。
以下、その賛成理由を述べた討論です。
   ↓
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ただいま上程中の諸議案のうち、議案第181号西宮市職員定数条例の一部を改正する条例制定の件に、会派・ぜんしんは賛成の立場からではありますが意見を申し上げます。
市消防局の現在の職員定数は426人。
これは総務省消防庁が制定した「消防力の整備方針」に基づいて算定された基準人員650人に対して充足率65.5%と低く、阪神・丹波地域の10の消防本部の中でも最下位です。
消防・救急・救助・予防の各業務の専従化・高度化を図り、市民が安全で安心して暮らすことができる環境を整えるため、市が提案する消防体制の強化は必要だと私共も考えます。

しかしながら本会議において、市長が消防同様、他の部局についても「行政需要の増大に対応するため」として、職員定数を増加させる意思を示したことは問題です。
職員定数の増加は人件費増大に直結し、本市の財政状況を悪化させる要因となることが危惧されます。
市が今年8月に作成した「西宮市の決算の概要~平成27年度版~」によると、市民1人が負担する市職員の人件費は6万8507円と、類似団体平均の5万7686円を20%近く上回ります。
   ↓
【ご参考】
給与の見直しができないなら、職員数を削減するしかないんですよ、公約実現のためには。そのくらい分かってますよね、市長???@2016年11月のブログ

本市財政については、今後、
-----------
●稼働年齢層の減少に伴う市税収入の減少
●高齢化の進行に伴う医療・福祉・介護等、社会保障関係費用の増大
●公共施設・道路・橋・上下水道管等の更新補修等、老朽化対策に必要な費用の増大
-----------
等、状況の悪化につながる要因が多数存在します。
そんな中、現時点でも他市に比べて著しく高い水準にある人件費を一層増加させる、職員総数の増加には、きわめて慎重であるべきです。

そもそも市長は2014年に実施された市長選挙において人件費削減の重要性を強く主張しており、公約達成のため市職員数の削減に取り組むべき立場にあります。
先程述べた理由から本議案には賛成しますが、今後、最低でも今回消防で増員する以上の職員数を削減するべきであることを指摘しておきます。
以上、賛成討論と致します。


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

てな感じです。
要するに「消防についてはパワー不足であることは間違いないし、人員増にも賛成する。ただし、他の部署でそれ以上の人員を削減するべき!そもそも人数多すぎるんやし。市長自身も、そういう主張されてましたよね???」ということを指摘した上で賛成したということですね。

ちなみに、この話、今の段階ではブログには掲載できない、裏話がありまして。
多分、3月議会のタイミングで書かざるを得なくなるんやろなあ、この話。。。
できれば、書かずにすんだらいいんやけどなあ・・・と思っているんですけどね。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


断片的な内容だけじゃ分かりにくいですよね、色々と。というわけで決議の全文と、我が会派の討論を掲載しておきます@市長の問題行動&発言の件

2016-12-20 11:58:15 | 市政全般に関連すること

昨日の市議会本会議で、以下の内容の決議案が全会一致で可決されました。
まずは、以下の決議内容をご覧下さい。
  ↓
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市長に発言及びブログ表現の撤回や謝罪等を求める決議

今村市長は11月27日に実施された市内在住中高生を対象とした市主催事業において、自身が中高生時代に、学校内の鍵を盗んで合い鍵を作り、警備員に猥褻な本を渡して買収し、部屋の利用を黙認させていた、授業を抜け出して学校内でタバコを吸うなどの不法・違法行為を常習的に行っていた、などと発言した。
そもそも市長は、行政の長として中高生に対しては模範を示すべき立場にあり、市の教育施策や教育大綱に反する逆説的表現で青少年の歓心を買うことがその任なのではない。
市が施策を通して目指す青少年の健全育成・薬物等の乱用防止という観点からも、市長が、未成年を対象とした市主催事業において、このような発言をすることはきわめて問題がある。

またその後、この発言と市独自のものだと自身が公表した「西宮市教育大綱」との整合性を問われた議会での質問に対しては、自身のブログで「ピンクのダサいスーツに黒縁眼鏡で「お下品ザマス!」って言っている女教師みたいなことを言うなぁ・・・」「80年代ロックのビデオなら、ザーマス女教師の最後はどっちかです。バンドやパリピたちにプールに叩き落とされて嗤いモノにされるか。それとも、パリピたちといっしょにバンドとダンスで盛り上がるか。」などとコメントしているが、これは公式な場で発言した意見及び議員を揶揄し、愚弄するもので議会としては到底看過することができない。

個人のブログと言えどもそれは市の代表者としての表現であり、反論や意見表明には適切な表現を用いるべきであるし、市長とは例え気に食わぬ他者や意見に対してでも最低限の敬意をもって対峙することが求められる存在でもある。
今回の発言者やその内容に対する対応に見られるようなこうした市長固有の問題体質は、かつて全会一致で可決された「テレビ取材に対する本市のビデオ撮影を止めるよう市長に求める決議」や、自身にとって好ましくない意見を持つ会派・議員について書かれたきわめて感情的で下品な批判メールを引用して過去の議会でも指摘されてきたが、様々な考えを持つ市民の幅広い行政需要に応え、より質の高い行政サービスを提供していくべき立場にある市長が、度々このように特異で不寛容な姿勢を示すことには重大な問題がある。
市長は平素より他者に対する敬意に欠けており、感情的で軽薄な表現をしばしば用いることによってその信頼を失墜させ、延いては市政の円滑な推進の妨げとなっていることを深く自覚し、反省すべきである。
西宮市議会は以上に鑑み、公人としての立場を逸脱した発言及びブログ表現をあらため、愚弄した当事者と市民・関係者に然るべき場で謝罪すること、また今後はすべての他者に対して当たり前程度の敬意を保ち、市長として発する言葉の重みについてよく自覚するよう求めるものである。
以上、決議する。

平成28年12月19日     西 宮 市 議 会
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なお昨日のブログで告知しておりました、同僚の濱口議員の質疑に対する答弁が、あまりに・・・な内容だったもので、当初予定になかった内容も含めて、会派として決議案への賛成討論を行いました。
その内容は以下の通り。
  ↓
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決議案第2号「市長に発言及びブログ表現の撤回や謝罪等を求める決議」について、会派・ぜんしんは賛成の立場から意見を申し上げます。

本決議案において問題とされているのは、市長が中高生時代に行ったとしている行為そのものではありません。
青少年の健全育成・薬物乱用防止といった行政課題に責任を持つ行政の長が、中高生を対象とした市主催のイベントで、このような発言をしたこと。
その発言を受けて行われた議員の質疑に対して、相手を揶揄・嘲笑・愚弄する発言をブログで行ったこと。
こういった点であることを、改めて申し上げておきます。

市長は、自身の違法・犯罪行為を推奨するかのような発言が、教育現場に対して、どのような負の影響を与えるかを少しは想像するべきです。
こうした問題が起きることで、市職員の業務にどれほど多くの影響が出るか、モチベーションが低下するか、そういったことを少しは考えるべきです。

あなたの市長就任以来、あなたの言動に端を発する問題がメディアに取り上げられたことは一度や二度ではありません。
このような事態が多発することが、市長ご執心の「都市ブランドの向上」に、どれほどの悪影響を及ぼすかを認識しておられるのでしょうか?

■■■ここから当初予定していなかった内容■■■

で、サラッと終わらせようと思ってたんですけど、我が会派の濱口議員の質疑を受けての討論なので、当初は予定していなかった内容ですが、少し述べさせていただきます。
この本会議場での話だけを聞いていたら、「でも市長、いいことを言ってるやん!」と思う方も一定いらっしゃると思うんですよ。
けれども同じ会派に所属していた議員として、それって本当ですか?と思う話が多すぎるんですよ。
子供が大好き、子供に対する愛情・敬意と仰いますが、あなた、子供嫌いだと広言していましたよね。
  ↓
【ご参考】
昔は、ここの「ベストアンサーに選ばれた回答」のリンク先に載っていたのですが、削除されてますね。。。
ちなみに元々あったリンク先(パンフレットの画像データ)には「僕は大嫌いな人間が5 種類いまして、1 つは子供なんですが」「で、あの僕老人が何より嫌いなので、後援会とか作ってないです。あまりお友達になれないので。」といった内容が記載されています。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10129473375
・・・しかしマニフェストといい、過去のブログでの過激発言といい、都合の悪そうなもんが、ずいぶん色々と消されてるな。。。

先生に対する敬意があり、教育委員会の職員さんのことを全員、「先生」と呼んでいると仰ってましたけど、、同じ会派に所属していた時代に教育委員会の方と打ち合わせしてるときに、普通に机叩いたり、怒鳴りつけたりしてましたよ。
そもそも、教育委員会のこと、ぼろくそに言ってましたよね。
他にも、言ってることとやってることが違いすぎる!という話は山程あります。

こういう場で述べるには、あまりにも不適切すぎる内容が多いので、具体的な中身を言うのは控えますが。

■■■ここまでが当初予定していなかった内容■■■

市長は過去に、本会議場において「ごめんで済んだら、マッポはいらん」と発言されたことがあります。
仰るとおりで、このような問題は単なる撤回や謝罪ですむ問題ではありません。
あなたが、どれほど独自の理屈をかざそうが自由ですが、撤回・謝罪はするべきですし、決議にある通り「今後は全ての他者に対して当たり前程度の敬意を保ち、市長として発する言葉の重みについてよく自覚するよう求め」ておきたいと思います。

以上、会派・ぜんしんの賛成討論と致します。

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ちなみに、この討論、最後の部分だけ映像で使って頂いているので、リンク貼っておきます。
  ↓
【ご参考】

市長の「不良自慢」 撤回・謝罪求める決議案可決@神戸新聞webニュース

で、この話、各種報道を見、実際に記者会見に行った方からの話を聞くにつけても、これで終わりにしてよい話ではない気がしますね。
今後の展開、考えていきたいと思います。
というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


私への誹謗は笑って流しましょう、あなた、そういう人ですしね、市長。でも議会全体に対する中傷は流すわけにはいきません!

2016-12-19 09:49:10 | 市政全般に関連すること

朝、役所にやって来たら、議会棟前で映像を取っている方等、マスコミの方が一杯いらっしゃいますね。
聞くところによると、議場にカメラも6台入るそうな。
こら、えらい騒ぎですわ。。。

ちなみに、そんな中、例の市長発言について、正副議長から「議会として、問題点をより明確にするべき!」
という趣旨から依頼を受け、我が会派の濱口議員が質疑を行うことになりました。
この問題が決して、単に「市長が昔、悪いことをしたのが許せるか?許せないか?」という問題ではないということが、しっかり明らかにされる質疑になるはず。
なので、しっかり見守りたいと思います。

さて一般質問のご報告の続きです。
ちなみに後半、かなり過激な内容になっていますが、ご容赦下さい。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【質問】
さて資料③に示したとおり、市長は

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●特に公用車運転手・清掃職員・学校用務員・電話交換手・給食調理員などの技能労務職の給与は、民間同職種の倍近く、国と比較しても1.38倍にもなり、全国屈指の高水準です
●そもそも、民間が低コストで高品質なサービスを提供できるこれらの業務の従事者を、役所が直接雇用する必要は何もありません
●そのため、全国で民間委託が進められていますが、西宮では全国と逆行し、長年凍結されてきた技能労務職採用が、現市長から採用されました
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等、業種を特出しして給与水準の高さを訴え、民間委託の必要性を力説してきました。




にも関わらず、この度、ごみ収集業務については給与水準を見直すこともなく、業務を民間委託するわけでもなく、現状を是認したことになります。

そこで二点質問します。
一点目、他の具体的に名前が挙げられた職種である「公用車運転手・学校用務員・電話交換手・給食調理員」についての考えはどうか?
二点目、過去の本会議における答弁の通り、全ての技能労務職についての市の考え方と今後の具体的方針が、年度内に示されるのか?
  ↓
【答弁】
技能労務職員が従事する業務や給与制度の今後の改革については、今年度は、関係職員団体との交渉などの現状を踏まえた中での方針発表、また来年度には順次交渉の案件に挙げていく段階で、導き出されるべき部分について表明してまいります。

今後の進めるべき行政改革が滞らないようにしてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
  ↓
【意見・要望】
「今年度は、関係職員団体との交渉などの現状を踏まえた中での方針発表、また来年度には順次交渉の案件に挙げていく段階で、導き出されるべき部分について表明してまいります」との答弁でした。

要するに今年度内は具体的な話を示せないということです。
昨年3月の私の代表質問では「技能労務職がかかわっている業務につきましては」「具体的な委託の推進時期等の方針については、来年度中(これ昨年度の発言なので、今年度と言うことですね)にお示しいたします」という力強い答弁を頂いたのですが、ずいぶん後退していますね。
非常に残念です。
なお「今後の進めるべき行政改革が滞らないようにしてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします」という一文は、要するに「もう、なにも答えられないから、これ以上、責めないで。勘弁して。」ということかと思います。
なにを言ったところで、まともな返事が返ってくるとは思えないので、この点については特に市長が名前を特出しして指摘していた用務員・給食調理員・公用車運転手等を中心に、今後も厳しく追及していくことを約束すると共に、くれぐれも、またもや自身が仰ったことを反故にすることのないよう、きちんとした計画を示すよう強く要望しておきます。

最後に市長に申し上げます。
なお、ここからの意見・要望の中で、9月議会で川村議員が取り上げ、市長が自分が送ったことを認めたメールの表現を一部、使います。
  ↓
【ご参考】
会派・ぜんしんは一致団結して、二元代表制の一翼を責任ある形で担う覚悟でいます。そこらへん、まだご理解頂けませんかね、市長?@2016年7月のブログ

関係各位には、たいへん失礼な内容も含まれますが、原文のままなのでご理解頂ければ幸いです(以下、「  」内が市長からのメールの引用文です。)
私は約2年半前の市長選挙において、今村岳司候補を応援した、たった3人の議員の一人です。
だからこそ私は、マニフェストに対する、あなたの変節を見過ごすわけにはいきません。
あなたは私について、メールに「ネガティブキャンペーンを続けてあわよくば自分が市長にというつもりでしょうが」と書いていましたが、私の意図をそんな風にしか理解できないところにあなたの心の貧しさを垣間見る気がします。
私は、あなたが自身のマニフェストを軽視どころか無視さえし、そのことを指摘されれば居直り、陰口をたたき、しかも公式の場では9割以上達成しているなどと強弁し、自らを省みることもない。
そして今回の質疑でも明らかにしたように、肝心なことはなにも進んでいないし、進めようともしていない。
そういった点を問題視しています。
私自身が必死であなたを支持し、応援し、多くの方に推薦した議員であるからこそ責任を痛感し、是々非々で対峙しているのです。
そんなことにも思い到ることができない、あなたの人間性。
自分の機嫌を取ってくれる人、自分に迎合する人、こびへつらう人のことは大好き。
けれども、自分にとって心地よくない言動を取る人、自分とは異なる思想信条に則って行動する人、二元代表制の一翼を担うものとしての矜持を持って自分に対峙する人。
そんな人に対しては、メールの表現を借りると「右も左も分からない半人前の渡辺」「単に足を引っ張りたい西田や共産党」「政新会については川村や坂上さえ無視すれば問題ない」「共産党や西田や川村とともに反対のための反対に終始する」としか受け取ることができない。
賛否が分かれるような重要な議案についても、一人でも多くの方の理解・納得を得るために努力しようと考えるのではなく、「公明党と市民クラブにきちんと説明+政新会になんとか諒解もらえばいいだろう」としか考えることができない、あなたの政治家としての姿勢。
そういった、あなたの根本的な人となりに、今更ながら、私は愕然としています。

私は、あなたが市長選挙時に掲げたマニフェストに大いに賛同しました。
それを命がけで遂行すると宣言した、あなたに期待しました。
だからこそ、あなたを全力で応援したのです。
それが、このような結果となっていることを非常に残念に思いますし、自分自身の責任を痛感しています。
私自身がなしたことの責任を少しでも償うため、現状を変えるため、今後より一層、力を尽くしていくことを約束して、私、澁谷祐介の一般質問を終わります。
ご静聴ありがとうございました。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

というわけで、今日のブログは、これまでで。
それでは今日も一日、頑張ってまいります!


「どんどん職員の数を増やします!」って、選挙前に言ってたことと真逆ですよね?私が一番許せないのはそういうところなんですよ、市長!

2016-12-16 11:24:04 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

例の市長発言の件、なにやら、すごい騒ぎになっていますね。。。
ちなみに、この件がメディアで取り上げられることになった発端は、「市長の集会での発言→それを問題視する議会での質疑→それに対する市長のブログでの発言」という一連の流れから、議会が決議を出すことになったのを受けてのものです。
で、その決議案が議会で審議されるのは来週月曜日。
その日には市長が記者会見も開くそうで、まだまだメディアに取り上げられる機会はありそうですね。
しかし、「都市ブランドの向上」にご執心の市長が、こうやって自ら西宮市のブランドを地に落とすとは、ほんま、なんという。。。

さて本題、一般質問のご報告の続きです。
市長という立場にも関わらず、市が主催する中高生を対象としたイベントで、あのような発言をし、それに意見されればブログで相手を揶揄・嘲笑するという彼の姿勢は許しがたい。
ですが私にとってある意味、それ以上に許しがたいのが、自身の選挙前の公約を堂々と踏みにじり、そのことを指摘されても、まるで自身を省ようともしない彼の姿勢なんですよね。
というわけで、今日のブログでは、そこらへんをご覧下さい。

--------------------

【前回ブログまでの流れを受けての私からの再質問】

資料④で示したとおり、市長はマニフェストで人件費削減の重要性を力説しています。
  ↓

また6月議会で、自身のマニフェストについて「方向性については何も変わっていない」とご答弁もされています。
一方で、12月議会では消防職員の定数を現在の426名から522名に96名増員する議案が諮られることになっています。
(↑この話については、後日、改めて、ブログで取り上げます。)
この議案が可決され、職員数がその分増員されれば当然、人件費は大幅に増加します。

そこでお聞きします。
マニフェストに示された「人件費を削減する!」という内容を実現するためには、少なくとも今回、消防で増員しようとしている以上の数の職員を、他の部署で削減しなければならないはずだが、この点に対する見解はどうか?
  ↓
【再質問に対する市長からの答弁】
行政需要の増大に対応するため、他の部署でも職員数は増やしていきたい。
  ↓
【前回ブログも含めた流れを受けての、私からの意見・要望】
まずマニフェストで厳しく否定していた、ごみ収集業務に従事する職員の採用を再開した件についてです。
「過去の私が批判した前市長時代の採用は、こうした合理的な分析がじゅうぶんにおこなわれたとはいえないもの」だが、今回募集に至ったのは「分析をじゅうぶんにおこなったうえでの採用計画であり、前市長時代のものとは考え方が異なる」という答弁でした。
率直に言って、耳を疑う内容です。
また「一切の技能労務職の採用をすべきでない、というならば、職員の高年齢化と退職減によって、直営で運営すべきと合理的に判断した部分について、運営できなくなり、ひいては行政サービスの安定運営を補償できなくなってしまいます」という答弁でしたが、「一切の技能労務職の採用をすべきでない」と主張したのは、他ならぬ市長自身です。
選挙前にあれほど声高に主張し、訴えた内容を、まるでぼろ切れのように捨て去ってしまう。
前市長時代のものはダメだが、自分のものはちゃんとしていると強弁する。
そして、その変節について市民に理解してもらう努力を払おうすることさえなく、唐突に自分の判断だけで話を進める。
そのような自身の姿勢について、なにか思うことや省ることはあるのでしょうか?
それとも、こうした指摘も「細かい話ばかりを揚げ足取り」「反対のための反対に終始する」としか思わないのでしょうか。
  ↓
【ご参考】
会派・ぜんしんは一致団結して、二元代表制の一翼を責任ある形で担う覚悟でいます。そこらへん、まだご理解頂けませんかね、市長?@2016年7月のブログ

自身が従来、主張してきた内容と、ここまで異なる方向を取るのであれば、少なくとも何故このように考えが変わったのか?どのような経緯を経て、こういう結論に至ったのか?そうした点を整理し、事前に所管事務として議会に報告し、様々な意見を聴取した上で、最終的な結論を示すべきです。
そういった過程を経ることさえなしに、突然、市政ニュースに人員募集の広告を掲載するというのは、あまりにも自身の言動に対して無責任であり、市長に期待した多くの方に対する信義に欠けています。

民間事業者では2名で行っているごみ収集業務を、市の直営部門では3名で行っていることについての答弁も理解しかねます。
「直営で収集している地域は、委託地域に比べて、人口、ごみステーションが密集しており、ごみ排出量も多い地域」であることから「直営による定日収集は、3名乗車を基本に行うこととしております」という答弁でした。
また3名収集でなければならないと考える理由を、縷々述べられました。
しかしながら、ごみ収集業務の委託地域は国道2号線の北、市直営地域は国道2号線の南です。
いろいろ仰いましたが、わずか道一本を隔てただけで南の直営分は全部3人でなければならず、北の委託分は全部2人で大丈夫という理屈が、私には全く理解できません。
また「必要最小限の態勢で安定的に継続運営するために必要な職員採用計画」と仰いますが、私どもが聞いているのは職員採用を再開するという話だけであり、採用計画なるものの詳細は伺っていません。
この状況で「合理的」とか「ロジック」とかと言われても到底納得できません。
先程も申し上げたところですが、いくら勇ましい、結構な言葉で飾ったところで、それに値する内容がなければ意味がありません。
まずは早急に、仰るところの「必要最小限の態勢で安定的に継続運営するために必要な職員採用計画」なるものを示して頂きたいということを要望しておきます。

マニフェストで主張した人件費削減を実現するために職員数を削減するのか?給与水準を是正するのか?という質問については「業務執行体制及び給与制度の両面から取り組んでまいりたいと考えております」という答弁でした。
また再質問に対しては、業務が増えているから職員も増やしていくという話でした。
しかしながら今ある業務はそのままで、業務が増えているから職員の増員が必要という理屈が通るなら、職員は無限に増員していかなければならなくなります。
だからこそ市長自身が、今ある業務の中味を見直す・効率化する・優先順位を付けて重要度の低い業務はやめていくということを主張していたのではなかったのでしょうか。
人件費の削減を強く訴えたこと自体がなかった話にされてしまうのかと思うと、非常に残念な思いで一杯です。

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うー、読んでたら、また腹立ってきた。。
ほんま、なんという。。。

で、この話、も少し続きがあるので、更に次回に続きます。
というわけで今日のブログは、このへんで失礼します。


「前市長がやろうとしたことは全然ダメ!でも俺がやろうとしてることはサイコー!!」という謎の主張はなんなんや?私には同じにしか見えないのですが。。。

2016-12-14 16:51:06 | 市政全般に関連すること

今朝方、例の、市長のイタイ発言に関わる記事がyahooニュースのトップに上がっていたそうで。
     ↓

     ↑
もうね、恥ずかしくて、しかたがない。。。
某・元県議会議員氏の時もそうでしたが、こんな話で西宮市の名前が出てくるとか哀しすぎる。。。

と、そんなことを嘆いていても仕方がないので、気を取り直して本題、一般質問のご報告の続きです。
前回ブログでは、市長の選挙時の公約を踏まえての私からの質問をあげたので、今回は、それに対する先方の答弁です。
長くて申し訳ないのですが、さらっとご覧下さい。

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【市長答弁】

技能労務職員が従事する業務のあり方につきましては、まず直営で行うことの必要性があるかどうか、直営より効率的な事業手法がないのかを検討し、見直し作業を進めております。
この検討にあたっては、各業務を遂行していくうえで、市民の皆さまに継続して安定した行政サービスを提供していくことを基本に据え、運営経費の抑制の観点も検討していかなければならないと考えております。
また市としましては、業務運営を直営から民間に委ねたとしても、すべての市民サービスにおいて責任を持って提供していく使命があり、適正で安定したサービス提供のため、受託業者に対するチェックや指導等を行う責務が生じてまいります。
ゆえに、市自らがそれぞれの業務におけるチェック能力の確保やスキルの維持、ノウハウの蓄積等一定の、いわゆる内製化の観点や、偽装請負などの法的な課題をクリアにするための対応についても検討する必要があると考えております。
このような観点に基づき各業務の運営を検討する中で、一定の直営が必要であると判断した業務については、必要最小限の態勢で安定的に継続運営するために必要な職員採用計画は立てていかなければならないものと考えております。

これまで庁内においてこれらの手順を経て検討を行ってまいりましたが、ごみ収集業務はその規模が大きいことから先行して論議を行った結果、先ほど申しました観点と災害や受託業者の倒産など不測の事態への臨機な対応が必要であることなどを考慮したうえで、一定規模の直営が必要と判断し、その旨の表明をさせていただいたところです。
その他の技能労務職員の業務についても同様の手順で作業を行っておりますが、今後はこれらの業務に留まらず、広く事業全般で効率的な業務体制についてさらに検討するなど、人件費の抑制につきましては、業務執行体制及び給与制度の両面から取り組んでまいりたいと考えております。

過去の私が批判した前市長時代の採用は、こうした合理的な分析がじゅうぶんにおこなわれたとはいえないものでした。
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・直営でおこなう必然性があるか確認すること
・直営より効率的な事業手法がないか確認すること
・直営でおこなうべき最低限の範囲を合理的に規定すること
・その範囲が「最低限」である、というロジックが立つことを整理すること
・その「最低限」の部分の業務を継続的に運営するために必要な採用計画を立てること
■■■■■■■■■■■■■■■■
こうした分析がおこなわれていないのであれば、その採用は必然性が疑われて当然のモノです。
いっぽうで、今回はこのような分析をじゅうぶんにおこなったうえでの採用計画であり、前市長時代のものとは考え方が異なるものです。

一切の技能労務職の採用をすべきでない、というならば、職員の高年齢化と退職減によって、直営で運営すべきと合理的に判断した部分について、運営できなくなり、ひいては行政サービスの安定運営を補償できなくなってしまいます。
じゅうぶんな分析をおこなったうえでの採用計画であり、西宮の市民生活の安定のために必要な採用計画でありますので、ご理解いただきたいと思います。

また、給与制度の見直しについては、まず、現在の技能労務職給料表は、行政職給料表からの分離時に設定した激変緩和措置期間中ですが、これが終了する平成31年度に併せて、情勢適応の原則を踏まえて進めてまいります。
またその他の職種については、 現在平均2%の給料カットを行い、水準の是正をしておりますが、 来年度の導入を目指してメリハリのある行政職給料表への移行に取り組んでいるところであり、これに併せて給料表の水準是正を図ることとしております。

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【環境局長答弁】

ごみ収集業務における乗車体制についてですが、先日の福井議員の一般質問でも答弁いたしまたように、直営で収集している地域は、委託地域に比べて、人口、ごみステーションが密集しており、ごみ排出量が多く交通量も多い地域でございます。
仮に、このような地域で2名乗車により収集作業を行った場合には、ごみステーションごとに、運転手も降車して積み込み作業を行うことになるため、周囲の交通状況に瞬時に対応できないほか、作業効率の低下も招くことになります。 また、運転手が降車しない場合には、作業員1人に積み込み作業をさせることになり、過度な負担をかけ作業効率も低下するほか、収集車の回転盤に巻き込まれる事故等が発生した際に、素早く対処できなくなるなど労働安全面に問題が生じます。
そのようなことから、直営による定日収集は、3名乗車を基本に行うこととしております。
しかしながら、コスト削減を図るため、現在、作業員2名のうち1名は臨時職員が従事しており、また、事前に収集品目が把握でき、予め交通状況に配慮した収集ルートを組むことができる粗大ごみ収集については、2名乗車を基本にして収集の効率化を図っております。
今後も引き続き、ごみステーション数や排出量など収集地域の状況に応じた適正な人員及び車両配備に努め、さらなる収集業務の効率化を図ってまいります。

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てな感じです。
で、ここで述べられた内容に対する、私の反論は次回ブログでご紹介の予定なのですが、その前にちょっとだけ。

そもそも、こういう「前市長の時のはダメ!でも自分のは同じことやってるように見えても全然違うし、OK!」みたいな話ってなんなんですかね。

率直に言って、私には両者のなにが違うのか、さっぱり分からんのですが。。
そういや前にも、都市型観光について、同じような話があったよな。。。
  ↓
【ご参考】
「前のは市外向け!今のは市内向け!!だから全然違う!!!」とか言われても・・・@2016年3月のブログ

というわけで今日のブログはここまでで。
次回ブログでは、徹底的に先方の主張をたたきつぶしてまいります。
乞う・ご期待。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


というわけで、まずはこちらの主張から。選挙前に今村市長が訴えた行政改革についての主張を、改めてご紹介します!

2016-12-12 11:25:40 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

市長が中高生を対象とした公式の場で、中高生のたばこやらエロ本やらシンナーやらについて自身の見解をアツく語ったという話については、前回のブログでご紹介したとおり。
  ↓
【ご参考】
へー「『だいじょうぶだ。嘘つきじゃないオトナもいるから』と伝えたかった」んや。 の割には、市長のマニフェストって嘘だらけですよね???@前回のブログ

で、この内容について質問した一色議員も自身の主張をブログに述べておられるので以下アップしておきます。

前回市長の主張はアップしたことですし、双方の主張を貼っておかないとフェアじゃないですもんね。
  ↓
「風子の風」 @一色風子議員のブログ
  ↑
あくまで個人的意見ですが。
双方のブログを読んで、一番強く感じるのは「根本的に、他者に対する姿勢・向き合い方が違うよな~」というところですね。
大したことはなにもできていないにも関わらず、丁寧に私の名前まで挙げて頂いたことを一色議員には感謝しつつ。

さて本題、ここからは私の質疑のご報告など。
それでは早速始めます。

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大きい四点目、「市長マニフェストと、生活系ごみ収集業務について示された方針の矛盾を踏まえ、行政改革について」です。
資料③をご覧下さい。
  ↓

  ↑
市は本年10/25付けの市政ニュースにおいて、来年4月1日付でゴミ収集業務等に携わる衛生作業員を3名程度採用することを発表しました。
これについて市は
■■■■■■■
●大規模災害発生時等の緊急事態においても、市が責任をもって、ごみを収集するためには一定規模の直営を残しておくことが必要
●事業者に対する適切な管理監督能力を保持し続けるためには、一定の現場能力を持っていることが必要
■■■■■■■
等の理由を示しています。
私は、こうした考えに全面的に賛同はしませんが、一つの考え方として理解はできると考えています。
しかしながら市長は全く違った考えを持ち、述べていました。
同じく資料③に示しておりますが、市長は選挙時に発表した自らのマニフェストにおいて「清掃職員」について、
■■■■■■■
●そもそも、民間が低コストで高品質なサービスを提供できるこれらの業務の従事者を、役所が直接雇用する必要は何もありません
●そのため、全国で民間委託が進められていますが、西宮では全国と逆行し、長年凍結されてきた技能労務職採用が、現市長から採用されました
■■■■■■■
としています。
そこで質問します。
今回示された内容はマニフェストと大きく齟齬しており、市長自身の言葉を借りると、「全国と逆行」する動きということになるが、この点に対する見解はどうか?

次に資料④をご覧下さい。
  ↓

  ↑
市長は同じ冊子において
■■■■■■■
●西宮市の危機的な財政状況を改善する方法は二つしかありません
●(事業を取捨選択して『優先順位の低い事業』をカットすることと)332億円(年間予算の約1/5)を占める人件費を削減すること
■■■■■■■
としています。
さて、公約通り「人件費を削減する」ためには、給与水準の見直しを進めるか、職員数を削減する以外ありません。
一方で6月議会での私の質疑において、市長が就任後、給与水準是正のために取り組んだ内容は特にないこと、市長任期満了までに取り組む意思もないことが明らかにされました。
  ↓
【ご参考】
いやいや、それって貴兄が市長に就任する前の話ですよね。で、貴兄は、これまで何をしてきて、これから何をするんですか???@2016年8月のブログ
  ↑

そこで質問します。
市は今回、技能労務職の採用を再開したが、マニフェストにある通り「人件費を削減する」ため、今後は職員数を削減するのか?
それとも給与水準を是正するのか?
あるいは、なにか別の考えがあるのか?

採用を再開した清掃職員について、もう一点、確認したいことがあります。
本市のごみ収集業務については、民間委託地域では2人の作業員が収集しているのに対して、市の直営地域では3人で作業しているなど、常々、高コスト体質が指摘されています。
一方で、市は今回の採用再開に関連して「平成29年度以降も毎年、必要な人員を計画的に採用する」としていますが、「人件費を削減する」ためには現在の高コスト体質の原因の一つである過剰な人員配置を見直すべきです。

そこで質問します。
「毎年、必要な人員を計画的に採用する」とあるが、「必要な人員」とは現在の過剰な人員体制を是正した上でのものか?

----------------------

と、こんな感じです。
いつもは、できるだけ【質問・答弁・要望】をワンセットにして分かりやすいように!ということを心掛けているのですよ、私のブログ。
が今回は答弁の関係上、まずは質問をあげ、次の会で答弁内容を挙げるという形で進めていきます。
私のように、彼の行政改革に関する主張&それに真摯に取り組むであろう!ということを信じて応援した者にとっては驚愕するしかない答弁が返ってきたので、そこらへんを、また次回。
それでは今日のブログは、この辺で失礼します。


へー「『だいじょうぶだ。嘘つきじゃないオトナもいるから』と伝えたかった」んや。その割には、市長のマニフェストって嘘だらけですよね???

2016-12-09 13:47:18 | 市政全般に関連すること

遅ればせながら昨日、無事、本会議での質疑終わりました。
議場にお越し頂いた皆様、インターネット中継をご覧頂いた皆様、さくらFMをお聞き頂いた皆様、お気にかけて頂いた全ての皆様に改めて心から御礼申し上げます。

で、いつも本会議質疑が終わったあとは、ものすごい開放感があるんですけど、今回はむしろ徒労感に包まれていまして。
いろいろ理由はあるんですが、一番愕然としたのは
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(私の質問)
市長は選挙前に危機的な財政状況を克服するため、人件費を削減する必要があると主張していた。
一方で、給与制度改革には手を付けていない。
となると職員数を削減するべきはずだが、その点、どうお考えか?
  ↓
(市長答弁)
行政需要が増えているし、仕事も増えている。
だから今後も、職員は増員していく!
これは自分が主張していたことと、なんの矛盾もない!!
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という一節ですね。
なんじゃ、それ。。。

「仕事が増えてるから職員を増やさにゃならん!」という理屈が通用するなら、職員は無限に増えていきます。
あなた、そういうのダメだから
-------------
●必要な事業・不要な事業を仕分けして、優先順位を付けていくべき!
●業務の効率化を進めていくべき!
-------------
的なことを主張していたのとちゃいますのん。。。
もはや行政改革を主張していた「今村岳司」候補の姿は、どこにも影も形もないという現実を目の前に突きつけられ、もう十分分かっていたはずなのに、ものすごいブルーなんですよ、私。。。
こんな状況を生むために、必死で頑張ったのか、おれ。。。

ところで昨日の本会議質問で、ちょっと別の、おいおい。。。な話がありまして。
その話に関する、市長の主張はこちら。
  ↓
昨日付・最新の市長ブログ
  ↑
このブログだけを読んで、「まあ、でも、ええこと言ってる部分もあるんちゃう???」と思う方も一定いらっしゃるんやろな~と思ったりもするのですよ。
でもね、この話、いろいろと補足するべきことがありまして。

一色議員は、この内容を「教育大綱について」という質問の中で示しています。
以下、一色議員の質問項目と、西宮市の教育大綱を西宮市HPよりコピペ。

【↓こちら↓が質問項目】


【↓こちら↓が教育大綱】


で、この内容を明らかにする前に、一色議員は「市長も、教育大綱の対象に含まれているのか?」と問い、市長は「自分も西宮に住む大人なので、当然、対象に含まれている」と答えるという一幕があったんですよね。
それも当然で、この教育大綱、「他市にはない、西宮市独自のものを!」ということで、市長がえらい力を入れて進めた話なので。
  ↓
【ご参考】
2015年10月の市長のブログ

で、この教育大綱の中には、例えば【西宮の子供たちへ】として、「自分とは違った価値観も尊重し、他に対して思いやりを持ちましょう」と書いてあります。
それって当然そういう大人になってほしいと考えるからこそ、そう示しているわけですよね。
なのに、旗を振った当の本人が自身のブログで「自分とは違った価値観」を持つ人のことを「それはそれは涙に声を詰まらせながら」「ピンクのダサいスーツに黒縁眼鏡で『お下品ザマス!』って言っている女教師みたいなことを言うなぁ…」と揶揄するのって、なんなんでしょうね、いったい。。。

なお、この話、本会議で一色議員が取り上げるまでには随分いろんな顛末があったと聞いています。
一色議員、その会に参加した中高生がどのような感想を持ったかを知りたいと思い、中高生が在籍している学校に連絡を取り、できれば、その子達の声を聞かせてもらえないか?という話を進めていたようなんですよ。
で、学校側からも概ね、好意的な反応をいただけていた、と。
ところが、そこに担当部局からの横やりが入り、その話は×に。
更に、挙げ句の果てには某幹部職員から一色議員に対して「この話を本会議で取り上げるなら、今後、一色議員はうちの主催するイベントには出席できないようにしますよ!」という露骨な圧力までかかっていたそうな。
それって一体なんやねん...と。
  ↓
【ご参考】
やっぱり、本って素晴らしい。というわけで今日は水力発電の話など。@前回のブログ

あ、ちなみに市長が仰るところの「先生に『注意しなくてはならない情況(←原文ママ)』にさせない」ためにやったことというのは、「巡回する警備員にエロ本を渡して、仲間に引き込むこと」だったそうな。
ブログでは、その点は伏せていますが、中高生相手の公式の場で、こんなこと誇らしげにいう必要があんのかね。。。
つうか、エロ本で仲間に引き込まれたことにされてる警備員さんとか、こんなことを言われてる名門進学校であるところの市長の出身校にとって、えらい迷惑やろな~...と思ったり。

ちなみに今回のこのブログで、個人的にカッチーン!ときたのが「嘘つきばかりのオトナにうんざりしている彼らに『だいじょうぶだ。嘘つきじゃないオトナもいるから』と伝えたかった」という、この一節。
いやいや、あなた程、嘘つきなオトナ、そうはいませんぜ。。。
  ↓
【ごく分かりやすいご参考の一つ】
約束を守るのは当然のことでしょ?そこさえ共有できへんのはきついよなあ。。。@2015年10月のブログ

というわけで、市長がいかに嘘つきか!?ということを示す内容を、次回以降のブログにて掲載してまいります。
上にあげたのんなんかよりエグい話、なんぼでもありますし、教育大綱に書いてある通り、「ものごとを鵜呑みにせず、自分で判断し、自分の言葉で自分の考えを表現」できるように頑張ります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


やっぱり、本って素晴らしい。というわけで今日は水力発電の話など。

2016-12-06 18:43:00 | 自然環境に対する意識の高いまちを実現する

最近読んだ仕事関係の本の中で、興味深かったものの一つ。
  ↓


「えー、でも水力って、むっちゃコストかかるし、非効率なんちゃうの~???」と思っていたのですよ、私
でも、ちょっと認識改める必要があるのかな???と。

この本で述べられている内容の中で、最も力が入れられているのは、
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●そもそもダムにおいては治水という観点が重視されている
 ⇒そのため本来、貯水可能な水量の半分程度しか、水がためられていない
 ⇒法改正し、平常時の貯水量を上げるだけで発電量は大幅に増やせる!
 ⇒またダムをかさ上げすることで、比較的安価に発電可能量を大幅に増やせる!!
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といったあたりかな、と。
ただ、ここまでは単に自分の知識が増えたという話だけなんですよね。
西宮市で具体的になんかができるわけでもないでしょうし。

で、本のメインテーマではなかったのかもですが、仕事関係で活かせそうで興味深かったのは
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砂防ダムが発電に使える
●砂防ダムひとつひとつの発電量は小さいが、多くの場合、一つの渓流に発電に使える箇所が複数存在するため、全体の発電量を見ると馬鹿にならないこともある
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といったあたりかな、と。
西宮市にも、かなりの数の砂防ダムがあるようですし、使える事例ないんやろうか???
というわけで、ここらへん、も少し掘って調べていきたいと思います。
地熱は無理やったけど、水力でなんか面白いことできるといいんやけどな~。
  ↓
【ご参照】
西宮市における地熱発電の可能性とは? ・・・ちょっと無理っぽいな、という感じを抱きつつ。。。@2015年2月のブログ

ところで話はがらっと変わりまして。
私、木曜日の午後3時頃から本会議での出番を頂いているのですが、同じ日に質疑を行う無所属の女性議員さんが、当局からえらい露骨な圧力をかけられているようなんですよね。
詳細については避けますが、「そんなに触れられて困るようなことやったら、言わんかったらええのに...」と思うんやけどなあ。
こちらも続報があれば、お知らせいたします。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。