西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

具体的な数値目標を設定した以上、達成に向けて取り組まないとダメですよ!

2016-04-28 18:47:40 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

昨日のメインイベントは、ママ友ランチ会にお招き頂いての、ざっくばらんに市政について意見を頂く会。
で今日のメインイベントは、小規模保育施設&認可外保育施設の経営者の方々にお招きいただいての意見交換会。
↓(こちら、昨日の写真です。)↓


いや、こういうのって、ホンマに勉強になるんですよね。

自分だけでは気づくはずもない情報を頂けたり、新たな視点を頂けたり。
他流試合感満載で、緊張度もなかなかですが(笑)

色々と宿題も頂いたことですし、しっかり取り組んでいかなければ!と、こちらで宣言。

いい感じで進む話や、気になる内容があれば、ブログ等でも、ご報告してまいります。

と、そこら辺の話は置いといての本題。
ええ加減で終わらせんと・・・の3月議会での代表質問のご報告の続きです。
あ、このシリーズ、今回ご紹介する質疑で最後ですよ。
それでは早速、始めます。

★★★★★★★★★★★★★★★★

「第4章:合理的かつ効率的に経営される文教住宅都市」の「4-1.合理的かつ効率的な行政経営」のうち、「市営住宅の管理戸数削減を視野に入れた建替計画の策定」についてです。

市長が訴える「持続可能な文教住宅都市」を実現するためには、公共施設マネジメントの徹底・推進が必要不可欠です。
この点について、施政方針では
『本市の市営住宅は、保有する公共施設の全床面積の41%と非常に高い割合を占めています。
 公共施設の管理運営にかかる財政負担を軽減していくためには、
 公共施設マネジメントの観点から市営住宅の管理戸数の削減が必要です。
 現在は「西宮市営住宅整備・管理計画」に基づき、
 阪急電鉄神戸線以南の地域について建替・統廃合による管理戸数の削減に取り組んでおりますが、
 新年度は、阪急電鉄神戸線以北の地域についても、管理戸数の削減に向けた建替計画を策定します。』
としています。

市は既に「公共施設マネジメントのための基本的な方針」の中で、施設の総延床面積を平成21年度を基準に20年間で10%以上、50年間で20%以上削減する考えを示しています。
一方で、私の再三の指摘にも関わらず、目標達成に向けた具体的なスケジュール・計画は示されていません。
しかも近年、第二庁舎の開発計画やこども未来センターの新設、中央体育館の建替、西宮養護学校の改築等、施設総量の増大に直結する施策が目立つ一方、施設総量縮減につながる施策は、ほとんど見えません。


また「20年間で10%」という削減目標自体、西宮市の施設保有面積が他の同規模自治体より10%程度大きいことから導き出された数字でしかありません。

他市においても施設保有面積縮減の動きが進む中、20年間で10%削減を目標としたままでよいのか?という点も疑問です。
 ↑
【ご参考】公共施設マネジメントについて。 ① @2012年10月のブログ

加えて道路についても、市内の舗装補修事業の対象面積が約11万平方メートルに達する中、補修した面積は25年度で1196平方メートル、26年度で6360平方メートルに留まるという問題もあります。
それでは以上の内容を踏まえて六点、質問します。

★★★★★★★★★★★★★★★★

要するに「具体的な数値目標を提示した以上、きちんと、その達成に向けての取組みを進めないと!」という話ですね。
具体的な質疑の内容については、次回以降ということで。
それでは失礼いたします。


もし、「臭いものには蓋!」と思っているのなら、こんなに情けない話はないわけで。

2016-04-26 13:18:14 | 主張・広報と活動のお知らせ

お陰様で本日、予定どおり、2016年3月議会報告の駅立ちを完了することが出来ました。
お声がけいただいた皆様、市政報告をお受け取りいただいた皆様に、改めて御礼申し上げます。
ほんと、ありがたいことです。

さて本題、まずは、ご報告事項など。
本日、10時から11時で「第1回 兵庫県立西宮病院と西宮市立中央病院のあり方検討委員会」が開催されました。
これ「兵庫県立西宮病院と西宮市立中央病院の有する診療機能の再編の具体案や地域医療のあり方等の検討を行うため、有識者、関連大学、地元関係者、医療行政、病院関係者等で構成される検討委員会」とのこと。
詳しくは、こちら。
 ↓

 ↑
色んな見方・考え方もあろうかと思いますが。
県と市が、
----------------
●病院の統合も選択肢の一つとして持った上で
●検討委員会という場をもつことになった
----------------
のは、紛れもなく今村市長の功績だと思っています。

そもそも彼が市長になっていなければ、今頃、間違いなく、アサヒビール工場跡地での市立中央病院単独の建替えが推進されていたはずです。
である以上、当然、地域医療機能向上のために県と市が話し合うなどという話にもなりません。

そういう意味で、少なくともこの問題における彼の功績は大きく評価されるべきだと思っています。
なんですけど、今となっては、それが彼の功績なのかどうかさえネット上では検証しようがなくなってるんですよね。
何故かというと、彼のマニフェストが掲載されたHPが削除されてしまっているから。
おいおい、「みんなと私の、西宮への愛の結晶(from今村岳司マニフェスト)」は、どこいったんや。。。
 ↑
【ご参考】
自らが訴えた内容を真摯に実行しようとしないなら、それは明らかに市民に対する背信行為です!というお話。@2016年2月のブログ


「ブログは残ってるけど、マニフェスト等が掲載されていた彼のHPがなくなっている!」という話を最初に聞いたのは今月上旬のことでした。
その後、3週間ほど経過しましたが、復活する様子もなければ、議会質疑であったようにマニフェストの進捗状況をHP上で検証できるようにしている様子もありません。
こうなってくると、よっぽど自分が打ち上げた内容を、議会で突っ込まれるのがいやなんやろうなあ、と思わずにはいられません。
「臭いものには、蓋!」と思って、削除してしまったんやろうなあ、これ。。。
マニフェストに掲げた内容の進捗状況が問題になっている事例なんかはよく聞きますが、検証自体を出来ないようにネット上から削除するなんていう話は正直、前代未聞です。
一体、なにを、どう考えたら、こうなるんやろ。
ちょっと、信じられん。。。

以前、私は議会での質疑で、彼がマニフェストに向き合う姿勢に対して
「実現するために必死で努力した。全力を尽くした。そのことが誰から見ても理解できる。でもできなかった。。。というのなら、少なくとも私個人は理解できます。

 けれども、それを成長などという言葉でごまかして、あそこまで吹聴した内容に真摯に向き合わないとするなら、それは市民に対する背信行為です。」
と訴えました。

それに対して出てきた回答が「マニフェストに真摯に向き合う!」というものではなく、「マニフェストの存在自体をなかったことにしてしまう!」ということであるなら、もはや驚愕するしかありません。
皆様にも、こういった事実があったと言うことは是非お知りいただきたいと思います。
彼がマニフェストで訴えた内容を信じたからこそ、彼に期待した、投票した、という方、沢山いらっしゃることと思いますし。

まとまりのない話ですみません。
というわけで今日のブログは、このへんで失礼します。


『いまわの際に「最後まで西宮で暮らせてよかった」と言えるまち』も重要公約の一つですよ。

2016-04-23 06:59:21 | すべての人にやさしいまちを実現するために

最新・市政報告が納品された今週は、駅立ち&ポスティングといった広報的活動の比率が高まっておりまして。
というわけで、昨日も駅立ち終了後、若干の事務仕事を終えた後「いざ、ポスティング!」と張り切って出かけたのですが、なんとわずか数軒ポスティングでリュックサック崩壊!というアクシデント発生。
ま、要するにヒモがちぎれてしまい、背負えなくなってしまっただけなんですけどね。。。
 ↓

 ↑
まあ、概ね10kgの荷物がぶち込まれることとか、そもそも想定してないわ!っちゅう話なんやろうな~、これ。
そもそも一個、千円ぐらいのお買い得品やし。
てなわけで、つくづく定期的にポスティングやってると、リュックってのは消耗品やよな、と思います。
底が抜けた!とか、ヒモがちぎれた!とか、その手の話は日常茶飯事やし。

と、そんなボヤキはさておき、前回の内容を受けての代表質問のご報告の続きです。
早速どうぞ。

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【質問①】
今後、どのようにして在宅医療が可能となる地域包括ケア体制を推進していくのか?
現在の取組みと、その進捗状況は?
 ↓
【答弁①】
在宅療養に関する地域包括ケア体制の推進は、平成27年3月に策定しました介護保険事業計画に西宮版地域包括ケアシステムの構築に向けて取り組むべきことを掲げ、在宅医療・介護を一体的に提供できる体制づくりなどの取り組みを進めているところでございます。
具体的な取り組みとしましては、市が設置した在宅医療と介護の連携を推進する協議体「メディカルケアネット西宮」におきまして、介護保険事業計画で定めた5つの医療介護連携圏域それぞれで年3回の事例検討会を実施し、医師や訪問看護師など多職種の顔の見えるネットワークづくりを行っております。
また、在宅現場での多職種連携のための情報共有ツールとして、試験的に実施していた地域連携ノートを「みやっこケアノート」として本格的に実施していくこととし、個々の在宅における多職種連携を進めております。
さらに、昨年11月に開設した在宅療養相談支援センターにおきましては、圏域での多職種連携が進むよう医療介護連携に関する支援や定期的な連携会議を開催するなどの取り組みを進めているところでございます。
今後、後期高齢者人口の増加が予測されるなか、在宅療養を希望する要介護者の増加も見込まれ、往診を行う在宅医師が不足する状況も懸念されております。
市といたしましては、多職種連携を進めることで、効率的、効果的な在宅療養を可能にする環境づくりを推進していきたいと考えており、現在、実施している圏域ごとの事例検討会や「みやっこケアノート」活用研修会に多くの医師・訪問看護師の参画を促すことなどにより多職種のネットワークの輪を広げていきたいと考えております。
このように、現在、進めている西宮版地域包括ケアシステムの構築に関する取り組みをより一層広げていくことで不足が懸念される在宅医師などの課題に対応してまいりたいと考えております。

【質問②】
団塊の世代が後期高齢者となる2025年を控え、介護従事者の不足が懸念されている。
マニフェストには「深刻な問題となっている介護従事者の待遇改善を行い、人材を集める工夫をすることも必要」とあるが、市は、この問題に、どのように取り組む考えか?
 ↓
【答弁②】
介護人材の不足につきましては、全国的な課題となっており、介護を必要とする高齢者の増加が予測されるなか、その対策が必要となっております。
介護人材の確保について、一般的な対策として考えられる給料などの処遇改善につきましては、全国一律の介護報酬が定められており、市独自での対応は難しいものとなっております。
市といたしましても、介護人材を確保していく対策の必要性は認識しており、市独自で実施できる施策を検討しているところでございます。
具体的には、平成29年4月から実施いたします介護予防・日常生活支援総合事業いわゆる介護保険の新総合事業におきまして市独自の訪問型サービス「暮らしのサポーター事業」を検討しております。
この事業におきましては、市が実施するサポーター養成研修を受講いただいた方に要支援者などに対する生活援助を担っていただくことを想定しており、広く市民の方に研修を受講していただくことで人材の裾野を広げていきたいと考えております。
以上のような「人材を集める工夫」を重ねていくことで、介護従事者の不足についての課題に対応してまいりたいと考えております。
 ↓
【まとめて要望】
『「今後、後期高齢者人口の増加が予測されるなか、在宅療養を希望する要介護者の増加も見込まれ、往診を行う在宅医師が不足する状況も懸念されております。市といたしましては、多種職連携を進めることで、効率的、効果的な在宅療養を可能にする環境づくりを推進していきたいと考えて」います。』とのことでした。
一般的に、多種職連携において最も重要なのは医師と、それ以外の職種の間の連携だと言われています。
一方で現状は、ごく一部の強い興味・関心を持って下さっている医師にしか、こうした取組には参加していただけていないと聞いています。
この問題については市長自身、マニフェストにおいて
『「安心して暮らせること」は最優先の政策分野です。
 安心して暮らし、老い、最期を迎えられるまち、
 いまわの際に「最後まで西宮で暮らせてよかった」と言えるまちを目指して
 医療・福祉政策の充実を図らなければなりません。』
と記しています。

一方で市長就任後、熱心にこの問題に取り組んでおられるという話は聞きません。
自身が仰った「最優先の政策分野」に対峙するためにもより幅広く医師に参加して頂くための取組を進めて頂きたい。
また介護従事者の不足にも対応するべく努めて頂きたい。
要望します。

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てな感じです。
この問題、唯一絶対の正しい答えなんかないはずです。
一方で今後、高齢化が進んでいく中、これほど重要な問題もそうはありません。
だからこそ色々な知見を得つつ、自分にできること・関与できることを、少しずつでも提言し、前に進めていくことが出来ればな~、と思っています。
というわけで、その方向で頑張ります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


自宅で老後を安心して暮らせるために必要な環境の整備に取り組まなければなりません。

2016-04-18 13:42:44 | すべての人にやさしいまちを実現するために

遅ればせながら、熊本地震で被害に遭われた多くの方々に心よりお見舞いを申し上げます。
私も、自分ができることをやっていきたいと思います。
 ↓
【ご参考】
熊本支援、私たちにできること

 ↑
一方で、明日からの駅立ち・ポスティング等は予定通り、実施します。
私が活動を自粛したところで、なにが変わるわけでもありませんし、それなら熊本の特産品でも買った方がいいんちゃうかと思うわけで。
この点、ご理解いただければ幸いです。

さて本題、他にネタがありすぎて、飛ばしまくっていた3月議会×代表質問のご報告の続きです。
早速どうぞ。

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施政方針の「第3章:安心して快適に暮らせる文教住宅都市」の「3-2.高い品質の医療・福祉」のうち「地域包括ケア体制の推進」についてです。
この項目について、施政方針では「在宅医療と介護を一体的に提供できる基盤づくりとして、医療・介護サービスの連携を支援する在宅療養相談支援センターを更に二圏域で開始します」とするに留まっています。
一方で、マニフェストには
★★★★★★★★★★★★
●在宅医療を可能にする環境作りの肝は、在宅医療体制の整備です
●そのためには、市を地域ブロックに分けて、そのブロックごとに病院・開業医・看護師・理学療法士・介護福祉士のネットワークを構築し、そのネットワークが高齢者・患者の情報を共有できるシステムを作り上げる必要があります。
●これを実現するためには、市から医師会に丸投げするのではなく、福祉情報を持っている市が主導権を握り、医師会の協力を得る形で行うべきです。また、深刻な問題となっている介護従事者の待遇改善を行い、人材を集める工夫をすることも必要です
★★★★★★★★★★★★
と述べられています。

施政方針で述べられた「在宅療養相談支援センター」の重要性は言うまでもありません。
しかしながらセンターさえ設置すれば「病院・開業医・看護師・理学療法士・介護福祉士のネットワークを構築し、そのネットワークが高齢者・患者の情報を共有できるシステム」が完成するわけではありません。

在宅医療を可能にする環境を整えるためには、
★★★★★★★★★★★★
●患者を総体的に診ることができる、いわゆる総合医の不足
●在宅医療の中心的機能である往診を実施する医療機関の不足
●公的・地域的な支援の不足
●医療と介護を結びつける状況・人材の確保
★★★★★★★★★★★★
等、錯綜する課題を整理すると共に、課題の解決に地道に取り組んでいかなければなりません。
それでは以上の内容を踏まえて二点、質問します。

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というわけで次回のブログでは、以上の内容を踏まえての具体的な質疑の内容をご報告予定です。
簡単ですが、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


毎度おなじみ・2016年3月議会×市政報告を持っての広報活動を開始します!

2016-04-15 10:40:59 | 主張・広報と活動のお知らせ

公私ともに、なんやかんやと色々ありすぎる今日この頃。
そのせいもあってか、議会があったのって遠い昔の話のような気さえするんですが、よくよく考えてみると、ほんの3週間前に終わったばかりなんですよね。
ほんま、月日が経つのは早いなあ、と。。。

てな感じで時間が過ぎていくうちに、その3月議会の内容をまとめた最新市政報告が来週・月曜日に納品されることになりました。
相変わらずの表紙は、↓こんな感じ↓。
 ↓


なお、内容は↓こちら↓でご覧いただけます。
【市政報告45号・表面】 http://y-shibuya.sakura.ne.jp/report/45a.pdf
【市政報告45号・裏面】 http://y-shibuya.sakura.ne.jp/report/45b.pdf
  ↑
これまた、いつものごとく継続的にブログをご覧頂いている皆様には、既にご存知の内容ばかりかとは思います。
が、分かりやすくシンプルにまとめた内容になっていると思いますし、よろしければ是非、ご一読くださいませ。
しかし、盛りだくさん過ぎて、到底全ての内容を入れ込むことなんてできませんね、こりゃ。。。

で、せっかくの成果物ですもの。
当然ながら、いつもの如く、これを持っての駅立ち&並行してのポスティングも進めていきます。
ちなみに駅立ち日程は、以下の予定です。
 ↓
4/19(火) 阪急・西宮北口×北東・アクタ連絡通路
4/20(水) 阪神・西宮×えべっさん口・南側
4/21(木) 阪神・香櫨園×改札前
4/22(金) 阪急・西宮北口×北西・エスカレーター下
4/25(月) 阪急・甲東園×東側・階段下
4/26(火) 阪急・門戸厄神×東側・改札前
 ↑
お見かけの節は、是非お受け取りいただけるとありがたく。

これまで主力となって、一緒に活動してくれていた元インターン生たちの多くが、この3月末で大学を卒業し、それぞれの進路に旅立っていった関係で、なかなかアップアップな状況なんですよ、実は。
でも、そんな事をぼやいていても仕方ないし、新しいやり方を模索しながら、やっていくしかないわな、と。
引き続き、しっかり頑張ります。
なにせ「継続は力なり」と思っているので。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。

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【追記】
先日のブログで取り上げた家庭環境調査票の件、運用が改訂されたのは一部の学校にとどまることが確認できました。
誤った情報を発信したこと、誠に申し訳ありませんでした。
引き続き、全校での運用改善に向け力を尽くすとともに、事実関係の確認に細心の注意をはかってまいること、お約束いたします。
 ↓
【ご参考】
「家庭環境調査票」が、変更があった時だけ修正すればOK!になりました。


一人の人間が知れる範囲なんて、たかが知れています。だからこそ頂くご意見が大切なわけで。

2016-04-11 16:10:11 | 主張・広報と活動のお知らせ

東京都議会議員の「おときた駿」氏のブログ、結構好きで定期的にチェックしているのですが、今回の内容はとりわけ共感する部分が強かったのですよ。
特に↓ここらへん↓。
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何かがおかしい。
ここはもっと、こう変えられるんじゃないか。

そう思っていても、なかなか普通の人は情報が手に入らないし、

社会や政治を変えるための活動に時間を割くことも難しいでしょう。

そんな時は、ネットの向こうの政治家に語りかければいいのです。
政治家である私は、24時間を政治や社会のために使うことができます
そして普通の人より、ちょっとだけ多い情報や強い調査権を持っています。
------------------------------
というわけで、よかったら是非ご覧ください。
  ↓
【ご参考】
議員は「たったひとり」ではない。新しい政治参加の方法で、巨像も倒せる時代に@東京都議会議員・おときた駿氏のブログ

前回のブログで取り上げた家庭環境調査票の話も、まさに
「何かがおかしい。
 ここはもっと、こう変えられるんじゃないか。」
と感じた方からご意見いただいたからこそ、幾分かでも現状が改善されたという話です。
  ↓
【ご参考】
「家庭環境調査票」が、変更があった時だけ修正すればOK!になりました。

このお話、ご意見を頂くことがなければ、そもそも、そんな問題があることに気づくことさえありませんでした。
で、正直なところ、改善されたという報告を受けても、そんなに大きな話だとも思っていなかったんです、私。
実際、私、ブログを更新するたびにFACEBOOKで発信しているのですが、そこでは、このブログを更新したことを
「お世辞にも大きいとはいいかねるネタですが、お預かりした以上、キチンと対応してまっせ~、というお話です。」
という文章で紹介してるんですよね。
ところが、このブログに頂いた「いいね!」は現時点で330以上と、たぶん過去最高。
そうなると、こういった問題に対する私の認識自体が、世の感覚とズレていることも考えられるわけで。
つくづく、こういう形で情報を発信すること。
そして、それに対して頂く情報を真摯に受け止め、咀嚼し、返すべきをしっかり返していくこと。
こういったことが、ものすごく重要やなあと思っています。


※なお、前回のブログで「全校の運用が改善された」という内容を広報しましたが、その後、

●ブログに対してお寄せいただいたコメント
●FACEBOOKにお寄せいただいたコメント
から、事実関係が異なる可能性が浮上しており、改めて、教育委員会に事実関係を調査依頼しています。
このように誤った情報を発信してしまった場合、きちんとした指摘を頂けることも、またネット時代の重要でありがたい側面ですね。
情報をお寄せいただいた方々に御礼申し上げるとともに、心よりお詫び申し上げます。


で、そういう意味では、他にも、お寄せいただいたご意見等をベースに組み立てていった結果、きちんと成果につながった!という話が、最新の市政ニュースでも出ていました。
というわけで、以下、この機会にご紹介など。

まずは、病児・病後児保育を利用した場合、費用の一部が助成されるようになりました、というお話。
  ↓



  ↑
こちら多くの方から様々なご意見を頂く中、私が、議会で具体的な形で整理した内容を発信したからこそ、実現した話だと自負しています。
もちろん、この話、これで100%というわけではなく、まだまだ見直すべきところもあるだろうと思っています。
こちらも今後、頂くご意見を取り入れつつ、前に進めることができればと思っています。

  ↓
【ご参考】
市政報告42号×裏面@2015年8月発行

次いで、防犯灯について。
4月以降、防犯灯の維持管理が直営化されたわけですが、それを前提に
---------------------
●現状、防犯灯が球切れしているのに気付いても、「どこに連絡すればいいのか自体が分からない!」という方も多い
●こうした声に対応するためには、
  ⇒統一した連絡窓口を設置し、そこに連絡を入れて頂ければ、すぐ対応可能な形を整えること
  ⇒そうした体制を広く広報すること。
  ⇒電柱に電球切れの場合の連絡先をつけておく等、多くの方が問題に気付いたときに、対応しやすい状況を整えること
 が重要。
---------------------
といったことを指摘していたのですよ。
で、この指摘も、これまた、この度、こういう形で反映されました。
  ↓

  ↓
【ご参考】
防犯灯×直営化実現のためには、たくさんある課題を整理しなければなりません。@2015年4月のブログ

改めて。
議員だろうがなんだろうが、一人の人間が知れる範囲なんて、たかが知れていることを実感しています。
だからこそ頂くご意見が大切ですよね。
そして、色々なご意見を頂けるようにするためには「どうっせやったら、いっぺん、こいつに言ってみるか!」と思っていただける、そんな存在になることが、とても大切だと思っています。
そんな存在に近づくことができるよう、努力してまいります。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


「家庭環境調査票」が、変更があった時だけ修正すればOK!になりました。

2016-04-08 18:53:49 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

(2017/5/1追記)
一部、状況に進展があったためブログを更新しました。
最新の状況は、こちらに記載の通りです。
  ↓
ちょっとだけ進んだ、家庭環境&健康調査票の運用改善。でも、これじゃ、まだまだ満足できませんので、引き続き追いかけます!

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(2016/4/14追記)
情報をお寄せ頂き、改めて市教育委員会に調査を依頼した結果、運用が改められた小学校は一部に留まることが明らかになりました。
今後、全校の運用改善に向け、改めて市教育委員会に働きかけてまいります。
また事実関係の確認等、正確な情報発信に努めてまいります。
たいへん申し訳ありませんでした。

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(2016/4/9追記)
以下の内容についてブログ更新後、複数の情報をお寄せいただき、全小学校の運用が改められたわけではない可能性が出てきました。
事実であれば、誤った情報を流してしまったこと大変申し訳ありません。
週明け後、再度、事実関係を確認のうえで
続報を流させていただきます。
あしからず、ご了解ください。

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今日は市内公立小学校の入学式。

天気は良いし、ぎりぎり桜も残ってるしで、いい感じですね。

で、この季節、卒業式から入学式と出席していると、いろいろと頂く宿題的な話やら、逆に、結果が出てくる、前に頂いていた話の進捗やら色々あるんですよね。
というわけで、今日は、その中の一つについて。

ネタは「家庭環境調査票」についての話なのですが。
  ↓
 
  ↑
こちら、ご覧のとおり、新学期スタート時に学校に住所・家族構成・通学路などを記入して提出する帳票です。
で、この帳票、用紙の形式も、運用も学校によってバラバラなんですよ。
運用部分でいうと、学校によって
----------------------
●毎年、新しい紙に書いて出し直さなければならない学校もあれば、
●一度提出したら、変更がない限り、書き直す必要はない学校もある
 ⇒出し直す場合は修正部分を赤字で訂正するのみ
----------------------
てな感じで、だいぶ違うんです。
でも普通に考えて、毎年、新しい紙に書き直して提出する必要なんかないですよね。
それって、無駄な手間だと思いますし。
  ↓
【ご参考】
毎年、同じ書類を出し直さないといけない理由なんかないでしょ???というお話。

というわけで「うちの学校も変わったときだけ提出したらいいように改まらんやろか???」という保護者さんからの依頼を受け、市と協議を進めてきたのですよ。

で、昨日から新学期がスタートしたのですが、この度、全小学校の運用が基本的に
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入学時に保護者が作成して提出
 →年度終了時に各家庭に一旦返却
 →追加・修正があれば保護者が加筆・修正、なければそのまま新年度に提出
 →以降毎年、この繰り返し
 →卒業時に学校が廃棄
-------------------------------
という形に統一されたとのこと。
これで保護者の方々の負担も、ちっとは軽減されているといいなあ、と。
年度の変わり目、何かと忙しい時期ですしね。

しかし、ほんま、こんな話、聞かなきゃ知るよしもないわけで。
現場情報って重要やわあ、と改めて。
というわけで簡単ながら、今日のブログは、これにて失礼いたします。


深刻化する保育士不足問題!この解決には、給与水準向上が肝!!なんですけど。。。

2016-04-05 16:37:00 | すべての人にやさしいまちを実現するために

行ってきました「にしのみや こども食堂」×お試しランチ会@昨日。
ちなみに昨日の夜からは、従来の一食300円を100円に値下げしたとのことで、こりゃ、すごい。
価格変更のお知らせ@にしのみや こども食堂
  ↓

  ↑
一応、証拠写真。
って、どう見ても、こりゃ単なる家族ランチ会ですけど。

小さな子供が楽しく遊べる場所がある上に、大学生のお兄ちゃん・お姉ちゃんが優しく遊んでくれるもので、息子たちは3人まとめて、えらいご機嫌。
お陰様で、ちょっと、ゆっくりさせてもらいました。
「こども食堂」はもちろんですが、小さなお子様がいらっしゃる方にも、とても、おすすめですね、このカフェ。
  ↓
「にしのみや こども食堂」の会場でもある「yoricafe」さんのブログ

さて本題、飛び飛びになっている代表質問のご報告の続きなど。
それでは早速始めます。



施政方針の「第2章:夢はぐくむ育ちと学びの文教住宅都市」の「2-2子育て支援の充実」のうち「保育士の確保」についてです。
この項目について、施政方針では「全国的に保育士が不足している状況の中、本市の民間保育所が適正な保育士を配置し安定した保育をおこなうことができるように、保育士確保の支援策として、本年度に各大学にも協力いただき実施して成果を上げた、保育士就職フェアを拡充して実施します」としています。
さて施政方針にある通り、「全国的に保育士が不足している状況」が慢性化していますが、その根本的な原因は保育士の給与水準の低さにあります。
これは国の制度設計に大きく起因する問題であり、市単独での対応が困難なのは事実です。
一方で、
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●住宅手当の助成
●市営住宅等、公営住宅の提供
●公立保育所で働く保育士との給与差額の支給
-----------
等、給与水準の低さをカバーするための施策を実施している自治体も存在します。




という前提の下、「保育士確保のため、積極的な施策・取組を推進するべきではないか?」という質問を予定していたんですけど、他の会派の議員さんに先を越されちゃったんです、この話。
なので質問は取り下げて、「保育士の処遇改善に向けた取組を進めて頂きたい!」ということを要望しておきました。
まあ「市の独自財源で!」という話でもあり、なかなか前向きな返事は返ってこなかったわけですが。。。

保育所×待機児童の多さが、色々な形で問題となっている昨今ですが「ハコモノさえ整備すればOK!」という感じでは、どんどんなくなってきているように思います。
介護にも同様の構図がありますが、きちんと財源を手当てして従事する方々の給与水準を上げていかないことには、どうにもならんと思うんですよね、この問題。
一義的には、明らかに国として取り組むべき問題だとは思うのですが。。。


というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


本来は「特例」なんて、ない方がいいに決まってます。でも、こういう対応も考えねばならないわけで。

2016-04-01 11:52:09 | すべての人にやさしいまちを実現するために

本日の午前中は、本日開園!の小規模保育施設の入園&開園式にお呼ばれして行ってきました。
  ↓

  ↑
なにげに、紅白饅頭のハート形が効いてますね(^^)v

職業柄、幼稚園・小学校・中学校等の行事にお邪魔することは多いのですが、保育園の入園式は初めてでした。
そもそも、保育園では入園式自体、行わないところが多いようですし。
が、このALOHA保育園では、今回が開園式でもある(第1回!)ということで開催したとのこと。
しかし、小規模保育施設となると、対象児童が(原則)0~2歳児なので、まあ子供たちの小さいこと。
見てるだけでほほえましい気持ちになりますね。
みんなが元気に、仲良く、楽しく、すくすくと育ってくれますように!

という流れを受けて、今日は小規模保育士施設に関連する話など。
3月議会において、この4月の保育所入所に関連する参考資料として、以下の内容が配布されました。
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色々と問題はあるのですが、この中でも、個人的にとりわけ気になるのが
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●地域型保育施設(=いわゆる小規模保育施設)の受入対象は0~2歳児
●この地域型を卒園する児童(=地域型卒園児)が、この春には145人存在
●うち40人が、初期段階では行き先が見つからなかった(=地域型卒園児不承諾数)
●最終的には、多くの児童の行き先が決まったものの、この資料の作成時点では依然として4人の行き先が決まっていない(=不承諾のまま)
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という点です。

上にも書いたとおり、地域型保育施設の受入対象は0~2歳です。
そのため、制度導入当初から「3歳児になった時の行き先は、本当に確保できるのか?」という点について、疑問視する向きがありました。
いわゆる「3歳の壁」という問題です。

本来この問題を解決するためには、認可保育所・認定こども園の整備等、物理的に受入可能な人数を増やすべきだと思っています。
一方で、保育士の不足・需要が高い地区における物件確保の困難さなど、数多の問題が存在するため、現実的には保育所の整備は需要に追い付いていません。
そこで準備されたのが、3歳児になっても、これまで通っていた地域型施設で預かってもらえる「特例継続入所」です。
(※特例継続入所の対象は3歳児のみ。4歳児は対象外。)

私、正直なところ、この特例継続入所が、ものすごく好ましいことだとは思っていません。
本来、あるべき対策は上に書いた通りだと思っていますので。
けれども現実を見た時に、ここはしっかり対応するべきところだと思っています。
だって、小規模保育施設で子供を預かってもらっている保護者さんが
「0~2歳の間は、小規模保育施設で預かてもらえたので、なんとかなった。
 でも3歳児になる、この4月からは、もうどこでも預かってもらえない…」
てな話になった場合、ものすごい影響を受けてしまうわけで。

一方で、これまで西宮市は、どのような場合に、特例継続入所を認めるかを明らかにしてきていませんでした。
市の正式な見解が示されない上、実際に行き場のない児童が出てきている以上、保護者の方々が心配するのは当然の話です。
というわけで、いろいろと非公式に市と折衝した結果、
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●ハード・人員等の面から、施設での受入が可能
●施設側に3歳児受入の意思がある
●(以上二条件を満たしていることを前提に)特例継続入所を行わなければ、当該施設から待機児童が発生する
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場合は、原則、特例継続入所(=3歳児を受け入れる)を行うことになりました。
今後、対象者に対しても、しっかり告知していくとのことで、甚だささやかではありますが、ちょっとした前進だと思っています。

ちなみに今回の、「市が、どのような場合に、特例継続入所を認めるかを明らかにしていないので困る!」という話は、ブログをご覧になった方から頂いたメールがきっかけで、調査・交渉を始めることになったお話です。
そういう意味で、こうしたご意見を頂き、それに対応していくことってのは改めて、大切やなと。
つくづく現場のことは、現場でその問題に直面する方こそが、一番ご存知なわけで。
「子育てするなら西宮」を掲げる本市にとって、待機児童問題に具体的な対策を持って、取り組んで行くことは、きわめて重要だと思っています。
引き続き、頂いた声・ご意見を大切にしつつ、真摯に課題に取り組んでまいります。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします!