西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

例えば、市が優良施設に★★★を提供する!そんな形で出来ることは、色々とあると思うのです。

2016-08-29 09:34:32 | すべての人にやさしいまちを実現するために

おそるべし、ブーメラン台風。。。
  ↓

  ↑
くれぐれも被害が少なくてすみますように。。。

あと本日の駅立ち、中止しました。
この状況では、さすがに出来ませんよね。。。
あ、もちろん、駅立ち自体は台風一過後、先週の門戸厄神とあわせて実施予定です。
というわけで、お見かけの節はよろしくお願いします。

さて本題、先日のブログの続きなど。
それでは早速始めます。

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【質問】
「要介護度改善に、前向きに取り組むための仕組みの構築」を推進し、質の高い介護サービスを提供する事業者、あるいは介護サービス利用者のモチベーションアップに取り組むべきと考えるが、どうか?
  ↓
【答弁】
ご質問にもありますように介護保険サービスを利用することにより、利用者の介護度が改善することは、本市が目指す 「すべての高齢者が、住み慣れた地域で、安心して暮らせるまち・西宮」の理念にも沿ったことでありますことから、保険者として評価すべきことと考えます。
現在、国は2018年度介護報酬改定に向けて、利用者の介護度の改善率が高い事業者ほど報酬を多く受け取れる「成果報酬型」制度の導入の検討を始めているところです。
このことから、国がインセンティブ効果をもたらす報酬に改定した場合、本市も同様に実施することとなります。
さらに今後は、報酬以外の方法により、介護事業者の モチベーションアップに繋がる仕組みづくりを、事業者の意見も踏まえながら検討してまいります。
  ↓
【要望】
国が成果報酬型制度導入の検討を始めていることをご答弁頂くと共に、国がインセンティブ効果をもたらす報酬に改定した場合、本市も同様に実施するという考えを披瀝して頂きました。
国が制度の検討を始めている以上、市単独による制度導入が難しいことは理解します。
一方で、ご答弁にありましたとおり、「報酬以外の方法により、介護事業者のモチベーションアップに繋がる仕組みづくりを、事業者の意見も踏まえながら検討して」いくことは市単独でも出来るはずです。
実際に国が制度の導入を決めた時、速やかについて行けるように、そして、ただついていくだけでなく、より先行した形で事業を進めることが出来るように、しっかりと検討と準備を進めていって頂きたい。
要望しておきます。

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「報酬以外の方法により、介護事業者のモチベーションアップに繋がる仕組み」として、例えば、
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●一定割合以上の利用者の要介護度が改善した施設に対して、市が★を与える
●各施設は、その★を自身のHPに掲載するなどして広報に利用する
---------------
みたいなのも考えられると思うんですよね。
こういう仕組みなら施設側の利益にも直結しますし、おおいにモチベーションアップにつながるんではないかいな、と。
市側も前向きに検討してくれるようですし、この話、今後もしっかり追いかけていこうと思います。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


事業者・介護サービス利用者が、要介護度の改善に前向きに取り組む!そんな仕組みを作ることが必要です!!

2016-08-26 17:35:28 | すべての人にやさしいまちを実現するために

今日の午後は主催者の一員として、「第31回 中学生の主張大会」へ。
  ↓

  ↑
これ、パンフレットに記載の通り、「西宮市立中学校20校の代表による弁論大会」です。

しかし毎年思うことですが、ほんま、みんなしっかりしてるなあ、と。

全員が各中学の代表なので当たり前と言えば当たり前なのでしょうが、自分の中学生の時と比較すると恥じ入るばかり。。。
いや、ほんま、たいしたもんです。

と、そういった話はさておき本題へ。
ボチボチ9月議会が始まりそうな今日この頃ですが、実は6月議会で行った一般質問で、まだご報告できていない内容があるんです。。。

というわけで、今日のブログは、その中の一つについて。
それでは早速始めます。

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要介護度改善に、前向きに取り組むための仕組みの構築」についてです。
全ての団塊の世代が75歳以上となる2025年には、国全体の3人に1人が65歳以上の高齢者(以下、高齢者と呼びます)、5人に1人が75歳以上になると予測されています。
本市の高齢化率は全国平均と比べて低く推移するものの、2025年には高齢者の割合が24%と全体の約1/4に達し、そのうち60%が75歳以上になると予測されています。

社会全体の高齢化が進行すること自体は厳然たる事実であり、これを止めることは出来ません。
一方で、高齢化が進む中でも、元気で健康な高齢者の割合を増やすこと、これによって介護需要を相対的に減少させることは可能なはずです。
そこで今回の質疑では、要介護状態となっている高齢者の健康改善に向けた取組について質疑します。

「要介護度」は、介護を必要とする人の度合を7段階に区分したもので、介護度によって利用限度額や報酬単価が変わってきます。
介護保険の制度上、介護報酬は重度の要介護者をケアした方が高くなるように設定されており、より重度の認知症や身体機能の低下を伴う要介護者をケアした方が、介護事業者の収入は高くなります。
そのため現行の介護保険制度では、良質なサービスを提供し、要介護者の介護度が改善すれば介護報酬が下がり、事業者の収入は減ることになります。
極端な話、生きていく上で必要な最低限のサービスを提供し、後はほっておけば要介護者の介護度は悪化し、事業者の収入は増えるのです。
しかしながら、この構造は「元気で健康な高齢者の割合を増やす」という観点から大きな問題があります。

実際、こうした制度上の問題があるため、現場の介護士や理学療法士、作業療法士が「元気になってもらうための介護」に取り組んでも事業者のメリットとならず、良質な介護を提供するモチベーションが働きにくいという問題が指摘されています。

このような現状を改善するためには、事業者が要介護度改善の重要性を実感できる仕組みの構築が重要です。
例えば富山市では、介護保険事業所・施設を対象に、要介護度が改善した利用者一人当たり3万円を交付する事業が行われており、岡山市・川崎市・東京都江戸川区・品川区等でも同様の取組が進められています。
これらの自治体においては要介護度が改善した利用者が多い施設を対象に、事業所名・事業所での取組を公表する等、様々な取組も進められています。

要介護度が改善した事業者・介護サービス利用者の表彰等も含め、事業者・介護サービス利用者が、要介護度改善に取り組むことにインセンティブをもたらす「成果報酬型」制度の導入に向けて、市が関与出来る点は数多くあると思われます。
それでは以上の内容を踏まえて質問します。

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ちなみに、ほぼ同様の内容、既にブログで取り上げたことがあります。
  ↓
「よいサービスを提供すれば収入も増える!」そんな当たり前の仕組みが介護には必要です。@2016年5月のブログ
  ↑
というわけで今回の質疑は、この内容を精査し、しっかり調整した上で行ったもの!ということになります。
なんせ、政策実現!という観点からは、議会で質疑し、きちんと言質を取ることが、とても大切だと思っていますので。
で、こちらも、なかなか、よい質疑になったと自負しています(^O^)v

というわけで、具体的な質疑の内容については、次回以降のブログでご紹介します。
それでは今日のブログは、このへんで失礼いたします。


【告知】すみません、本日実施予定の駅立ち×門戸厄神、日程変更しました。

2016-08-24 11:46:17 | 主張・広報と活動のお知らせ

本日、予定していた門戸厄神×駅立ちは一旦延期。
後日、日程を改めて実施します。

天候不良以外の理由で、事前予告していた駅立ちの日程を変更したのは議員になって以来、初めてのこととちゃうやろか???
この点、心からお詫び申し上げます。


 
ところで急遽、駅立ちの日程を変更した理由なのですが。
私、定期的に学生インターンの受入を行っているのです。
で、今朝の門戸厄神駅での駅立ちも、現在、受け入れている学生インターンの一人と一緒に実施予定だったのですよ。
ところが、その学生から今朝になって「体調不良のため欠席...」という連絡があったんですよね。

 本来なら自分一人で二日間に分けてやればいい話ではあるのですが、
---------------
●自分がやると決まったことはきちんとやらんとあかん
●連絡は早く入れんとあかん
●やらんかったら自分に返ってくるし、最後は自分で責任を取らんとあかん

---------------
てなことを、身をもって体験させ、考える機会を持ってもらうのも大事やよな、と思ったのですよ。
議員インターの意義の中に、議員という仕事の一端を垣間見てもらうことがあるのは言うまでもありません。
でも、個人的には、ある意味、それ以上に「うちでのインターン経験が今後の社会経験に役立つものになってほしい!」
思って、受け入れているつもりでいるので。

というわけで、急遽、日程変更してしまった本日の駅立ちですが、もちろん日を改めて実施させて頂きます。
こちら、お見かけの節はお受け取り頂ければありがたいです。

・・・くそ~、しかし、これが分かってれば、久し振りにちょっとゆっくり寝れたのにな~。
あな悲し。。。

というわけで(?)今日も一日、頑張ってまいります。
それでは失礼いたします!

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【8/25追記】
ご指摘頂いた内容を踏まえ、「中止ではなく、日程変更」という趣旨が明確に伝わるよう、一部内容を修正しました。
あしからず、ご了解下さい。


保育所の受入枠を1500人拡大できても、それで待機児童が解消できるかは分かりません。だからこそ考えられる限りの政策を総動員するべきなのです。

2016-08-23 15:39:40 | すべての人にやさしいまちを実現するために

土曜日は三田市で開催された、ボクシングWBO世界ミニマム級王座決定戦を生観戦。
見てみ、この、かっこよすぎる入場シーン!
  ↓


試合も、応援していた高山選手が勝利し、大満足!!
  ↓

  ↑
負傷による途中判定となり、試合が途中で終わってしまったのはムチャクチャ残念。。。
すごいいい展開になってたし、もう何ラウンドか見たいところでしたが、ま、しゃあないですね。
なにはともあれ、眼福眼福。

さて本題、待機児童対策に関するブログの続きです。
それでは早速どうぞ!

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【質問1】
保育所待機児童解消に向けた施策として送迎保育ステーション事業を導入するべきと考えるが、どうか?
  ↓
【答弁1】
送迎保育ステーション事業は、特に保育需要の地域偏在が大きい自治体において、有効であり、本市の保育施策におきましても有効となりうる可能性があると考え、先日、こども支援局で近隣市への視察を実施いたしました。
バス乗降時からステーションまでの移動の安全性の確保や、乗降時間が長くなることでの児童の負担への配慮、保護者と保育を行う者が毎日顔を合わせることがないことからくるコミュニケーション不足など、クリアすべき課題は少なからずあると認識しております。
しかし、保育所の待機児童解消、特に保育需要の地域偏在を解消するためには、様々な手法を検討していかなければならないと考えております。
送迎保育ステーション事業の導入も、その一つの有効な策として、今後、保育所へ入所できなかった児童の保護者への実施を予定しているアンケートで、この事業自体のニーズや、アクタ西宮なども含め、本当に要望の高い駅、場所はどこなのかも洗い出していくなど、引き続き、研究・検討してまいります。

【質問2】
送迎保育ステーション事業と併せることで、高須東小学校跡地・リゾ鳴尾浜・甲子園球場南の市営住宅跡地・鯨池浄水場敷地は、保育所の有力候補地となりうると考えるが、どうか?
  ↓
【答弁2】
これらの市有地は、待機児童数、入所不承諾児童数ともに高い夙川地区からは離れており、地域の保育需要を勘案すれば、送迎保育ステーション事業などと組み合わせていく必要があると考えております。
高須東小学校跡地、リゾ鳴尾浜のある鳴尾浜臨海公園は、法律等の制限が掛かっておりますが、今後は、甲子園球場南の市営住宅跡地、鯨池浄水場敷地とあわせて、保育所の候補地として検討の俎上にあげていきたいと考えております。

【質問3】
「3年間で約1500人の受入拡大」という目標を達成するため、担当部署の人員拡充など、組織・体制の強化に取り組むべきと考えるが、どうか?
  ↓
【答弁3】
受入枠の拡大につきましては、現在すでに、こども支援局の児童福祉施設整備課や計画推進担当参事を中心にして、局内のみならず、政策局や総務局など庁内関係部局との情報交換や連携を図りながら、保育所整備用地の選定など具体的な作業を進めているところであります。
3年間で約1,500人の受入枠拡大という目標は、これまでの整備実績等から見ても、市として、相当に困難な目標であるとの認識は持っておりますが、同時に、行政の責務として達成していかなければならない目標であると考えております。
この目標達成のためにも、担当部署の組織体制につきましては、人員の拡充や応援体制の構築等も含め、その強化に向け、種々検討を進めてまいります。

【まとめて要望】
質問でも述べたとおり、従来の待機児童解消策では待機児童問題の解決は困難です。
また待機児童が多く発生している地域においては
--------------
●保育所に適した物件の確保が困難
●住宅地であるため、保育所の新設に反対の声があがりがち
--------------
等、様々な要因から保育所の開設自体が困難という現実もあります。
保育所待機児童解消のためには、従来、行ってきた施策の枠を超えて、考え得る、あらゆる対策を総動員しなければなりません。

送迎保育ステーション事業については「保育所の待機児童」「を解消するためには」「様々な手法を検討していかなければならないと考えていることから」「有効な施策の一つとして」「研究・検討を行ってまいります」とのご答弁でした。
また送迎保育ステーション事業の導入と併せての「高須東小学校跡地・リゾ鳴尾浜・甲子園球場南の市営住宅跡地・鯨池浄水場敷地」については「保育所整備の候補地として検討していきたい」とのご答弁でした。
ご答弁に則った対策を進めて頂きたい。
要望します。

そして、そのためにも体制の強化は必須条件です。
答弁にありました通り、「3年間で約1,500人の受入枠拡大という目標は、これまでの整備実績等から見ても、市として、相当に困難な目標」です。
しかも、これが達成できたからといって終わりではありません。
また受入枠を1,500人拡大すれば待機児童が解消されるのか?という点さえ眉唾です。
だからこそ「担当部署の組織体制につ」いて、ご答弁頂いたように「人員の拡充や応援体制の構築等も含め、その強化に向け、種々検討を進め」るのでは不十分です。
速やかに体制を整備・強化するよう、改めて、強く要望します。

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と、こんな感じです。
ね、なかなか、いいかんじでしょ?

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


ようやく、市政報告46号@2016年6月議会報告がやってきました。というわけで来週から恒例の駅立ち、開始します!

2016-08-19 09:58:21 | 主張・広報と活動のお知らせ

快調に進めてきた、6月議会での保育所待機児童対策に関わるブログは一旦、パス。
楽しみにして頂いた方にはすみません。
で、今日のブログはなにかというと、この時期恒例の広報です。

昨日、無事、市政報告×最新46号が納品されました。

  ↓


というわけで、恒例の駅立ちを以下の日程で実施します。
  ↓
8月22日(月) 阪急・西宮北口×北東アクタ連絡通路
8月23日(火) 阪急・西宮北口×北西公園付近
8月24日(水) 阪急・門戸厄神×東改札外
8月25日(木) 阪神・西宮×えべっさん口
8月26日(金) 阪神・香枦園×改札前
8月29日(月) 阪急・甲東園×東階段下

お盆やらなんやらの関係もあり、ちょっと遅くなってしまいましたが、その分、分かりやすく、良いものを作ることができたと思っています。
なので、駅前等でお見かけの節は、是非、お受け取り&ご覧下さい。
もちろん並行して、ポスティングも進めていきますので、そちらでも是非。
なお内容はこちらでもご覧頂けます。
  ↓
【46号×表面】http://y-shibuya.sakura.ne.jp/report/46a.pdf
【46号×裏面】http://y-shibuya.sakura.ne.jp/report/46b.pdf

なかなかにアツイ季節ではありますが、しっかり進めていかねばなりませんね。
頑張ります!

というわけで簡単ですが、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


小規模保育施設の拡充では対処できない待機児童問題。だからこそ、送迎保育ステーション事業に力を注ぐべきなのです!

2016-08-17 13:00:48 | すべての人にやさしいまちを実現するために

一昨日は事務仕事を終えた後、満池谷公園で行われた戦没者慰霊祭に出席。その後、広島県福山市に向かい、今月末に行われる福山市長選挙に出馬予定の村上栄二氏の応援に入ってきました。
  ↓
【ご参考】
http://ameblo.jp/murakamiblog/ ←ブログ×「福山の村上栄二です。」
 
  ↑
一緒に応援に行った、関西の若手市議の面々と共に。
しかし、この写真見ても、全く、いわゆる政治家の集まりという感じがしない気がするのは、気のせいやろか???
何はさておき、良い結果が出ますように!

さて本題、前回ブログの続きですよ。
それでは早速どうぞ!

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一方で、とりわけ待機児童が多く発生している地域においては
--------------
●保育所に適した物件の確保が困難
●住宅地であるため、保育所の新設に反対の声があがりがち
--------------
等、様々な要因から保育所の開設自体が困難という現実があります。
こうした現状を踏まえ、我が会派の濱口議員が3月議会において「市内の主要駅に送迎施設を設置し」「保護者は出勤前に、児童をその施設に送り届け」「送迎バス専属の保育士が送迎施設で待機する児童をバスに乗せて、各保育所まで送る」送迎保育ステーション事業の導入を提案し、市からも前向きな答弁を頂きました。
  ↓
【ご参考】
http://h-hamaguchi.com/?p=1938 ←同じ会派のはまぐち議員のブログ

私は「送迎保育ステーション事業の導入」を、今後の保育所待機児童解消のための施策として積極的に推進するべきと考えています。
その理由は大きく二つ。
一つは夙川・鳴尾北・甲東・瓦木等、多数の待機児童が存在する地域から比較的、待機児童が少ない地域への児童の移動が可能になることです。
もう一つは、市が保有していながら十分、活用できていない物件を保育所として利用できる可能性が広がることです。

保育施設の設置に際しては、
--------------
●まとまった土地が確保出来ること
●給食調理が可能であること
●近隣対策が容易であること
--------------
等のハードルが存在しており、適切な物件を探し出すことは、ますます難しくなっています。けれども
--------------
●廃校となった高須東小学校跡地
●事業自体の存続も含め、厳しい議論の対象となっているリゾ鳴尾浜
●阪神甲子園球場南側の市営住宅跡地
●鯨池浄水場敷地
--------------
等であれば、きわめて有力な建設候補地となりえます。
例えば巨大な地下駐車場を保有するアクタ西宮に送迎保育ステーションを開設し、これらの場所に新規開設した保育所に送迎バスを走らせれば、本市の保育所待機児童問題解決に大きく貢献できます。
また巨額の実質債務が問題となっているアクタ地下駐車場の経営改善にもささやかながら寄与します。
  ↓
【ご参考】アクタ西宮北口の地下駐車場について。① @2012年1月のブログ

加えて、この施策は「公共施設も含めた市有地の活用」「都市公園の活用検討」「パーク&ライド方式による保育所整備」という、市が掲げた待機児童解消のための具体策にも合致します。
市が送迎保育ステーション事業を推進し、これらの土地・物件における大規模保育所開設に取り組むことで、本市の保育所待機児童問題は解決に向けて大きく前進するはずです。

加えて、もう一点、指摘しておきます。
過去3年間の保育所定数増の実績である921名を60%以上上回る「3年間で約1500人の受入拡大」を実現するためには、整備を担当する実務部隊の体制整備・強化が必要です。
現在、保育所の整備に従事する児童福祉施設整備課整備チームの職員数は僅か5名。
しかも、この5名で公立保育所の耐震補強まで実施しています。
このままの体制で「約1500人の受入拡大」という大胆な目標を達成することは、きわめて困難です。
それでは以上の内容を踏まえて三点、お聞きします。

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  ↑
というのが質問の前振りです。
次回以降で、具体的な質疑の内容など。
結構、良い回答が返ってきたので、是非ご覧下さい!

それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


小規模保育施設を中心とした対策では、待機児童の解消は困難。。。→だからこそ、いわゆる認可保育園の増設が重要なのです!!

2016-08-10 17:52:10 | すべての人にやさしいまちを実現するために

三男がヘルパンギーナにかかって、も、たいへん。。。
熱は大分ひいてきたようなのですが、一番高かったときで39.7度!
子供の熱って、ムチャクチャ高くなるし、怖いですよね。。。
夜泣きは酷いし、起きてる間はママから片時も離れたくないしで、イメージ的には、こんな感じ。
  ↓

  ↑
で、しみじみと思うのですが。
我が家の構成は
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●私は外で働きたいタイプ
●妻は家でコマゴマとした、いろんなことをしている方が好きであり、子供のことを見ていたいタイプ
●というわけで、ありがたいことに両方の意思が共有できる上、そうすることが許される環境にある
-------
という諸条件が満たされているため、「夫+専業主婦」という形になっています。
でも、もはや、それが「いわゆる標準家庭!」という感じではなくなっていますよね。

そういう意味で、やっぱり保育所の待機児童対策の重要性はいくら言っても言い切れない程、大切なものだと思う訳で。
ということもあり、6月議会では待機児童対策の推進についても本会議での質疑で取り上げました。
以下そのご紹介など。
それでは早速どうぞ!

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今年、本市の4月1日時点の保育所待機児童数が昨年から107人増加し、183人となりました。
例年、待機児童数は4月1日を底に年度末に向けて増加する傾向にあり、年度当初点でさえ待機児童が存在する現状は危機的です。
こうした状況を踏まえ、市は今後3年間で約1,500人の受入枠を拡大して待機児童の解消を図るとし、具体的な施策として
--------------
●公共施設も含めた市有地の活用
●私立幼稚園の活用
●民有地のマッチング等による用地確保
●都市公園の活用検討
●パーク&ライド方式による保育所整備
--------------
という内容を示しました。
私は、これらの施策は一定、評価できる内容だと受け止めています。
一方で、これら以外の施策の可能性、あるいは、これらの施策自体の実現可能性について問う必要があるとも考えています。
  ↓
【ご参考】
4/1付の待機児童数は昨年より107人増えて183人でした。。。@2016年6月のブログ

資料4に過去3年間の保育所定数増の内訳を示しました。
ご覧ください。
  ↓

  ↑
過去3年間の保育所定数増は921名ですが、2013年度が437名増、2014年度が366名増、2015年度が118名増と年を追うごとに定数増が難しくなっている状況が見て取れます。
また、その手法にも問題があります。
資料に示した通り、2014年度は366名の定数増のうち、約64%にあたる234名が、2015年度は118名の定数増のうち約56%・66名が地域型保育施設の増員によるものです。
しかしながら小規模保育施設を中心とした待機児童対策では待機児童問題は解決できません。

資料5に本年4/1時点の地区別・年齢別待機児童数をまとめました。
ご覧ください。
  ↓

  ↑
資料から本市の待機児童が1歳児79名、2歳児38名、3歳児66名と1~3歳の各年齢に存在することがお分かり頂けると思います。
そもそも地域型保育施設は0~2歳児を対象とした施設であり、この増設では3歳児の待機児童は解消できません。
また皮肉なことに過去数年間、市が0~2歳の待機児童解消のために地域型保育施設の整備に努めた結果、来年度の3歳児の待機児童数は、今年度を上回るとされています。
こうした状況を改善するためには、いわゆる認可保育所の開設が必要不可欠なのです。

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というのが前振りの第一弾です。
というわけで次回は、この続きなど。
や、ほんま待機児童問題、考えれば考える程、そう簡単に進むような話ではないように思えてならないんですよ。
だからこそ尚のこと、腰を据えて取組を進めないと!と思うわけで。
それでは今日のブログは、このへんで失礼いたします。

※8/29追記※

ブログに使用していた写真が、著作権上、保護されているという指摘を受け、写真を差し替えました。
私の不注意により、ご迷惑をお掛けしたこと、お詫び申し上げます。
ご指摘ありがとうございました。


いろんなご意見をいただき、少しずつでも反映し、正していくこと。これこそ議員というお仕事の醍醐味だと思うのです!

2016-08-08 11:51:56 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

昨日はプチ同窓会@中学時代で、いい感じ。
当時、そんなに話したことがなかったような人とも、あんまりなんも考えることなくワイワイできるのは、こういう会ならではですね。
お陰様で、ずいぶん充電させて頂きました(^O^)v

さて本題、今日は「共同利用施設センター使用許可申請書」についての話。
要するに、頂いた声が反映されて申請用紙が使いやすくなりました!という話です。
お話の詳細については、こちらの記事などご覧頂けるとありがたく。
  ↓
【ご参考】
「これ使いにくいのよね。そう思わない?」という当然の疑問とご意見から始まる改善、沢山あるのです。@2015年5月のブログ
   
ちなみに、こちらが旧のフォーマットです。
  ↓
 

で、これが今回、この新しいフォーマットに改められた、と。
  ↓

要するに「使用日時が複数記入可能になったので、複数の利用申請を出す場合、少しだけ手間が減った」という話ですね。
ちょっとだけやけど、ユーザーフレンドリー。
甚だ小さな話ですが、ちゃんと改められたのは嬉しいことです。


で、前にも書いた話ですけど、ほんと、知らん話ってたくさんあるよな、と。
小さいことではありますが、こういう所をちょっとずつでも正していけるのは、私ら議員の仕事の醍醐味やと思うわけで。
こういうのをエネルギーに、地道なお仕事続けてまいります。
というわけで出来ること出来ないことありますが、お気づきの点あれば、お知らせ下さいませ。

それでは簡単ですが、今日のブログは、このへんで。
引き続き、頑張ります。


選挙の時、一票を投じたからといって、その人に全てを白紙委任したわけではない。そんなの当然のことですよね?

2016-08-05 15:34:52 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

一愛好家として、「競技としての一層のメジャー化・競技人口の増加につながることが期待できる!」という観点からは、手放しで嬉しいニュース。
  ↓
>東京五輪採用決定で喜びに沸く空手界 24年以降の正式採用も目指す


  ↑
とはいうものの一方で、本来の武道としての空手!みたいなところから見ると、色々と考えさせられるところもあるんですよね、この話。
ただ、ここに書くにはあまりにもマニアックすぎるので、自粛自粛。。。

てな話はさておき本題、前回までの内容を受けての続きです。
それでは早速どうぞ。

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【質問】
市長は、自らが「みんなと私の、西宮への愛の結晶です」と謳ったマニフェストの行政改革に関する項目の達成に向けて、今なお、力を尽くす覚悟をお持ちなのでしょうか?
それとも、ここに書かれた政策は、ネットから削除したくらいのとっくに用済みになった古い話で、日々成長されている市長としては守る必要などないとお考えなのでしょうか?
-------------
【ご参考】

【いつの間にか、マニフェストがネット上から削除されてしまっている話】:
もし、「臭いものには蓋!」と思っているのなら、こんなに情けない話はないわけで。@2016年4月のブログ

【マニフェストを「あんなもの」呼ばわりし、「なんで選挙前に書いたような政策をそのままやらないといけないんですか?」と宣った話】:
さよなら「蒼士会」。新会派も、もちろん是々非々の立場で頑張ります!@2015年11月のブログ
-------------
  ↓
【答弁】
●マニフェストには66項目を挙げた
●現在、進捗を整理中
●うち60以上、9割以上で、なんらかの形で十分進んでいる
●残りの項目についても鋭意、取り組んでいる
●方向性は何も変わっていない
  ↓
【意見・要望】
●66項目のうちには重要度が高いものから低いものまである
●市長の主張の骨子は、
  →アサヒビール工場跡地における大規模開発計画を止める
  →あわせて、職員の給与制度改革に代表される行政改革を断行する
  →これによって浮いてきたお金で福祉・教育・子育て支援に代表される住民サービスに力を入れる
 というところに集約されると考えている。
●自分は、その主張に賛同したからこそ2年前の選挙において現市長を応援した
●マニフェストについて方向性は変わっていないという趣旨の答弁があり、大事に思っているということだと理解することにする
●全然違うことを考えているという話を目にしたり耳にしたりしているので、非常に複雑な気持ちだということを指摘しておく
-------------
【ご参考】
会派・ぜんしんは一致団結して、二元代表制の一翼を責任ある形で担う覚悟でいます。そこらへん、まだご理解頂けませんかね、市長?@2016年7月のブログ
-------------

同じくマニフェストに
「まちを創るのは政策です。
 その政策を提案するのは私ですが、選ぶのはあなたです。
 つまり、西宮を創るのはあなたです。」 という文言があります。
全く、その通りだと思います。
選挙の時、今村候補に一票を投じたからと言って、今村市長に市政を白紙委任したわけではありません。
少なからぬ方が、市長が当時、マニフェストで提示した政策に賛同し、それを実現して欲しいと思ったからこそ一票を投じたはずです。
市長自身も、そうするよう強く訴えていました。


行政改革について、これだけ過激な表現を使い、自分なら出来る・やるという幻想をあおり立てたこと。
にも関わらず現状、目に見える改革が進んでいない上、マニフェストに掲げた内容を実現するための計画さえ示せないこと。
一部の部署・業務においては考え方を示すことさえ出来ないこと。
こういった現実に関する、ご自身の責任を痛感するべきです。
改めて、自身がマニフェストで約束したことの重みをご認識頂くよう、要望しておきます。

そして、もう一点。
3月議会でも申し上げたことですが、私は市長がマニフェストで掲げた内容を一言一句違えず、実現しなければならない!とまで思ってはいません。
今回、私は市長がマニフェストに示した内容と現実の落差が甚だしすぎるという観点から、指摘・意見を申し述べてきました。
しかしながら、そもそも市長が選挙において示した考え方には、過激に過ぎる面もあると思っています。
市長就任後、分かった現実や明らかになったこともあるでしょう。
もし、そういった点について思うことがおありならば、そのことをも踏まえて、早急に現実的な改革案を示すべきです。
結局、任期切れまで何も出来ない・しないなら、それこそがまさに市長の掲げた政策に期待し、「西宮を創ろう、まちを創ろう」と考えた多くの方に対する背信行為です。
そして行政改革の推進という観点からは、この四年間が取り返しのつかない無駄な時間になりかねません。
私は、そのことを大いに危惧しています。

「方針については庁内での一定の結論は出ております」とのご答弁でした。
ならば全ての技能労務職が携わる職務について、もれなく今後の方針はもちろん、具体的な人数・手順・スケジュール等を盛り込んだ計画を早急に示すべきです。
技能労務職の給与水準見直しについても、改めて考え方を示すべきです。
そうでなければ結局、ここまでの二年間と同じく、何も前には進みません。
このことを指摘すると共に、今後も厳しく、この問題を追及することを約束します。

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ちなみに、今回の内容にはアドリブ部分が多く含まれているので、実際に議会で質疑した内容とは、多少異なる部分があります。
そこらへん、興味お持ちの筋には、以下のリンク先の「平成28年6月定例会」の54分あたりからご覧頂ければ、と。
  ↓
西宮市議会×議会中継@澁谷祐介

うん、やっぱり、どう考えても、俺には、この話が、市長が言うような「古い話を揚げ足取り」とは思えんぞ。
というか、そう感じる感覚って、ほんまに理解不可能ですわ。。。
あと、どういう形であれ、彼のマニフェストに関する進捗状況が発表されたなら、その内容は、しっかりチェックせねば!ですね。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


いやいや、それって貴兄が市長に就任する前の話ですよね。で、貴兄は、これまで何をしてきて、これから何をするんですか???

2016-08-01 18:24:19 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

先日、ご縁を頂いて、猪名川甲英高等学院へ会派メンバーと一緒に視察に行ってきました。
  ↓
http://www.inagawa.kouei.ed.jp/

場所は西宮から車で1時間弱。
一般の学校では埋もれてしまったり、義務教育で不登校傾向にあった高校生の年代の子供達を主な対象に、「自然豊かなキャンパスで、『農』を通じて、生きる力を育む」ことを目指す学校です。
いや~、むっちゃ魅力的ですわ、こういう取組み。
野菜、ムチャクチャ美味しいし。
なんらかの形で良いつながりを作ることができるといいなあ、と心から思いつつ。


と、それはさておき、一般質問の続きなど。
それでは早速、始めます。

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【質問】
将来に亘って直営で行うと判断した業務で職員を採用する場合、市長が「もはや法律上問題のあるレベル」とした給与水準が大きな問題となる。
この点についての見解はどうか?

  ↓
【答弁】
技能労務職員を含めた人事・給与制度の見直しにつきましては、これまでも取り組んできたところです。
技能労務職員に適用する給料表については、平成24年度に行政職給料表からの分離をおこない、現在、技能労務職員を対象とした給料表を運用しておりますが、この給料表は、分離前の給与水準より10%以上低くなる内容となっております。
この給料表適用にあたり、経過措置期間を設けておりますが、今後、平成29年度及び30年度には、在職者の給料を直接カットする措置を行い、30年度末には経過措置期間が終了する予定となっております。
本市の技能労務職員については、先程述べましたとおり、従事している業務の見直しを行う中で、市職員として今後も担うべき役割を整理しているところでありますが、その給与のあり方については、経過措置期間終了を目途に、地方公務員法に規定されている情勢適応の原則なども踏まえながら検討を行っていきたいと考えております。
なお、今年度の人事・給与制度の見直しについては、行政職給料表について、職務給の原則をこれまで以上に明確に反映した、よりメリハリのある新しい給料表の来年度導入を目指して、新制度の構築に取り組んでまいります。
  ↓
【再質問】
技能労務職の給料表については「平成24年度に行政職給料表からの分離をおこない、現在、技能労務職員を対象とした給料表を運用して」おり、平成30年度末に経過措置が終了するのを待って、見直すという趣旨の答弁でした。
しかしながら「平成24年度に行政職給料表からの分離をおこない」というのは、前市長の任期時代のことであり、平成30年度末は現市長の任期終了後だと思われる。
この点、私の認識に誤りはないか?
  ↓
【答弁】
ご認識の通りである。
  ↓
【再々質問の前段】
ご答弁頂きました。
「平成24年度に行政職給料表からの分離をおこない、現在、技能労務職員を対象とした給料表を運用しておりますが、この給料表は、分離前の給与水準より10%以上低くなる内容となっております」とのことでしたが、そもそも今村市長が現職に就任したのは平成26年度です。
平成24年度に行われた見直しには、なんの関係もありません。

また見直しの経過措置が平成30年度まで続くことを述べ、「給与のあり方については、経過措置期間終了を目途に」「検討を行っていきたいと考えております」とのことでした。

しかしながら市長の任期は平成30年5月までです。
また平成30年度まで平成24年度に実施された見直しの経過措置期間が続くことはマニフェストを作成・配布した時点で分かっていたことです。

今回の答弁は、市長の任期中、技能労務職の給与水準見直しに取り組む意思はないことを示したと言うことなのでしょうか?
しかも、その理由はマニフェストを作成し、大量に配布した時点で分かっていた経過措置が続いているからということなのでしょうか?
つまり市長には、最初から、こうした問題に取り組む意思など、なかったということなのでしょうか?
それなら、資料③に示したマニフェスト記載の「西宮市職員の給与水準は、もはや法律上問題のあるレベルなのです」という主張は、なんだったのでしょうか?
  ↓


  ↑
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●市役所を正常化
●公務員労組の圧力を廃し、公正でスリムで効率的な行政運営を取り戻します
●公務員労組との馴れ合いを廃して、効率的で公正な住民目線の市役所運営を実現
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という主張は、単なる選挙目当てのプロパガンダだったのでしょうか?

改めて、一点、質問します。

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てな感じです。
なんともはや...というやりとりですね、これ。
というわけで、ここまでの内容を踏まえての更なる質疑は次回予定。
それでは、今日のブログは、このへんで失礼します。