これだけのビッグネームが推薦してるんですもの。
ハズレのワケがないわな、と。
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↑
まだ三割くらいしか読み進んでいないんですけど、なかなかおもしろいです、これ。
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●進化論が好き!
●恐竜って、ユカタン半島に隕石が衝突したせいで滅んだんだよね?
●実は地球の歴史上、少なくとも5回、恐竜絶滅と同規模(あるいはそれ以上)の大絶滅があったんだよね...
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的な、ここらへん(?)の分野に一定の知識・関心をお持ちの方にも面白いと思いますが、むしろ「進化論なんか、全然知らん!」な方にこそ、お薦めしたい一冊です。
よろしければ是非。
と、そんな話はさておき、本題へ。
あくまで勝手に思っていることですが。
私のブログ、色んな形で収集した話を整理した上で、できるだけ「こうするべき!」「ここがおかしい!」という考えを前面に出して提示するよう心掛けています。
その方が、色々と分かりやすいと思いますし。
そんな私のブログにしては珍しいことに、今日は「是非、いろんな方のいろんなご意見を頂ければ...」という内容なのですよ。
よろしければ是非、ご協力くださいませ。
それでは早速、本題です。
先日、ブログに以下のコメントを頂きました。
↓
↑
なるほど、お気持ち、よく分かります。。。
また、上の内容からは外れますが、「家庭訪問」で検索すると関連ワードで
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●お茶
●お茶菓子
●玄関(←での対応でOK?という趣旨)
●マナー
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といった内容が続々と上がってくるなど、家庭側から見たときに、「負担やな~...」と感じる側面が強いことも垣間見える気がします。
で、この家庭訪問なのですが。
そもそも、どの時期に、どういった方法で実施するのか?といった部分については、かなり現場の裁量が大きいようです。
なにせ、
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●学校によって異なる場合があるのはもちろんのこと
●学年ごとに異なる場合もある
●学年が同じでも、クラスごとに対応が異なる場合もある
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という感じのようで。
ちなみに教育委員会に確認したところ、家庭訪問の重要な役割は
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①家庭の場所の確認
②家庭の状況の確認
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の二点だそうです。
中には①を主要な目的と定義づけ、「その週にご家族がおられない場合は名刺を入れて帰るので、お気になさらず!」という運用を取っている事例も存在するとのこと。
たしかに、これも一つのやり方やなと。
で、↑これ↑に関して突き詰めると、「名刺を入れる必要さえない!」という考え方もあるような。
ただ一方で、学校側にあるであろう「私たちは、②をこそ重視しているんです!」という気持ちも、よく分かる気がするんですよね。
それも、とても大切なことだと思いますし。
そして、そこに多くを求めておられる保護者・ご家庭も、これまた一定数、存在するんだろうと思います。
そもそも、このお話、「学校ごとの裁量!」という面が強いため、全市の運用を統一するのは、かなりハードルが高いように感じます。
また、それでも、そこを目指すべきなのか???というところについても、色々とモヤモヤしています。
というわけで、かなり行き詰まっているもので、是非いろんなご意見をお聞かせいただければ、と思っているのですよ。
SNSでもコメントでもメールでもメッセージでも結構ですので、よろしければ是非。
あ、もちろん、友人知人の声なんかも頂けると、むちゃくちゃ助かります。
しかし、こういうのって、どこまでいっても絶対の正解なんかない話やわなあ、と思ってしまいます。
てな感じのまとまりのない話ですみません。
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。
私らの頃には、西宮市の成人式って市役所南側のアミティホールでやってたんですよね。
が、今では市内南端の県立総合体育館で実施されていまして。
↓
【ご参考】
で、それについて最近、「県立芸術文化センター(以下、芸文)とか甲子園球場とかで出来ないの?」という趣旨のご意見を頂いたんですよ。
「県立総合体育館は遠い!
着物を着慣れていない女の子がバスを乗り継いでいくのってすごくきついんですよ!!
お腹痛くなる子もいるし。。。」
な、なるほど。。。
で、そういや、いつから、どういう経緯で、会場が県立総合体育館にうつったんやろ???てなことも思ったので、調べてみました。
というわけで、せっかく調べた内容なので情報共有など。
さて確認したところによると、成人式の会場がアミティホールから県立総合体育館に変わったのは1995年の成人式以降とのこと。
会場が変更された経緯は、概ね、
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●建物に入らない新成人が場外にあふれている
●これによって、道路の交通が妨げられるなどの状況が発生している
●安全上、問題が大きいということで、西宮警察署から指導が入った
●収容可能人員が多く、場外のスペースも確保できる県立総合体育館に開催場所を変更した
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という感じになるようです。
なるほどなあ。。。
ちなみにアミティホールと県立総合体育館の座席数を比較すると、アミティホールが1216人、県立総合体育館が約2400人と、県立総合体育館の方が圧倒的に多くなっています。
で、最近の成人式の参加者数は
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●平成26年→2899人
●平成27年→3022人
●平成28年→2617人
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とのこと。
たしかに、これではアミティホールで実施するのは厳しいですね。
で、芸文や甲子園球場での開催の可能性についてなのですが。
ここらへんについても、実は、ちゃんと市から先方に対して照会はしているとのことなんですよ。
けれども芸文側からは、
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●式典での利用は不可!
●日程の優先的な確保も難しい!
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てな感じで、明確に断られているとのこと。
また甲子園球場についても、色よい回答は得られていないようです。
ま、そもそも、仮に借りることが出来たとしても、あの寒い時期に、ほんまに甲子園球場でやるんかい!という話もあるわけですが。
あと、西宮市的には中央体育館の再整備!みたいな話もあるので、そこが進んできたときに、また違う展開はあるのかもしれないですね。
今回、色々と話をしている中で、芸文とも「開催の可能性について協議を行ってまいります」という話も頂いたことですし、こちらも含めて、今後の展開を見守っていこうと思います。
というわけで、GETした情報の共有でした。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。
少し前の話ですが、今村市長が大規模災害発生時のことを書いたブログが、色々と物議を醸しているようでして。
以下、ご参考。
↓
【災害支援】ボランティアは行政の下請けか?!
↑
というわけで、その内容に関連して思うことを、つらつらと。
あ、ちなみに本日のブログの「 」の中は、断りがない場合、いずれも市長ブログからの引用です。
その点、ご了解下さい。
事の発端となったのは、以下のブログ。
↓
被災地への支援は、行政ないしは信頼できる団体の要請を受けておこなうべきものです@2016年4月の市長ブログ
市長自身は後日のブログで、この記事の趣旨は「専門性も準備もなく被災地にボランティアとして"外から"駆けつけるのはせっかくの善意も迷惑になりうるので、被災地や行政機関の『要請を受けて』していただきたい」ということだと述べています。
↓
【ご参考】
しばしばその情況を悪化させるのは悪意ではなく、独り善がりな善意による混乱なのです。@2016年5月の市長ブログ
私も「専門性も準備もなく被災地にボランティアとして"外から"駆けつけるのはせっかくの善意も迷惑になりうるので、被災地や行政機関の『要請を受けて』」行った方が良い、というのはその通りだと思います。
ただ、一発目のブログの冒頭に書かれている「あらゆる『支援』は、被災地行政機関(他、類する信頼できる団体)ないしは、国県他の行政機関(他、類する信頼できる団体)の照会と要請を受けて為されるべきものです。」というのは、後日のブログに書かれた内容とはビミョーにニュアンスが異なると思うんですよね。
「あらゆる『支援』」と「専門性も準備もなく被災地にボランティアとして"外から"駆けつける」のとでは、明らかに話が大きく異なるわけで。
で私、ここの違いは、きわめて重要だと思うのですよ。
阪神淡路大震災後、様々な地域において、複数の災害が発生しました。
そのそれぞれにおいて行政とは別に対応し、様々なスキル・ノウハウを積んでいるNPO等の団体も存在しています。
そうした団体は経験を積んでいる分、むしろ、多くの場合被災した経験自体がないか、あっても数十年前という自治体より優れたスキル・ノウハウを持っているという面もあるはずだと思うのです。
ここは市長や多くの西宮市民が体験した、阪神淡路大震災の時代とは大きく違うところかと。
市長がブログで述べている通り、「行政は万単位の被災者の状況を細大漏らさず把握し、常に適切に対応」することを「要求され」ているという側面はあるでしょう。
だからこそ行政内部において「そういった自覚と責任を持つべきだ!」という話をするのは重要なことだと思います。
でも、はたして、本当に「"地域の”ボランティア」の力だけで、それを出来るのでしょうか?
私は議員でもありますが、消防団員でもあり、地域の自主防災組織の役員でもあります。
↓
【ご参考】
「業務量に応じた適正な人員配置を徹底する」ことが重要なのは、誰が見ても当然の話な訳で。@2016年1月のブログ
↑
そして、その責任において、万が一、大規模災害が発生したときには、「『地域愛』と『責任感』で動」くつもりでいます。
でも正直なところ、本当に大規模災害が発生したときに、「万単位の被災者の状況を細大漏らさず把握し、常に適切に対応」することが出来るのか?
もちろん行政と力を合わせてという前提ではありますが、自分達の力だけで、それが出来るのか?
むしろ、より多くの力が必要ではないのか??
そう考えれば考える程、不安に思わずにはいられません。
そういうことを考えたときに「善意の(←もちろん、専門性や準備を持っていることが前提ですが)」「"外から"のボランティア」を拒絶しているとさえ取られかねない、こうした発信を行政の長が行うことには、きわめて慎重であるべきだと思うのです。
あと本題からは外れますが、わざわざ新聞社の名前や相手の肩書き・名前を特定した上で、「誰も読んでいないとは思いますが」といった、無駄に憎しみを生むような言葉をなげつけるのはやめた方がいいと思うんですよね、行政の長として。
そういうことをして、良いことなんてなんにもないわけで。
でも、そういうことをせずにはいられないんやろうなあ、と改めて。
と、まとまりのない話ですみません。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。
以前、
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●新学期スタート時に学校に住所・家族構成・通学路などを記入して提出しなければならない帳票(家庭環境調査票)について
●「毎年、同じ内容を書いて出し直さないといけない!年度初めの忙しい時期に、迷惑!!」というご意見を頂いておりまして・・・
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という話を取り上げました。
詳しくは、こちら。
↓
【ご参考】
家庭環境調査票」が、変更があった時だけ修正すればOK!になりました。@2016年4月のブログ
↑
この話については、その後、現状改善に向けて頑張っています。
なんですけど、その話を調べていく過程で似たような別の話が出てきまして。
下にあげたのは、育成センターへの入所を希望する家庭が提出しなければならない書類です。
名前は「西宮市立留守家庭児童育成センター 利用許可申請書」。
長すぎるので、以下「申請書」と呼びますね。
↓
↑
で、この申請書ですが。
実は入所したときだけでなく、一旦、入所した児童が翌年度以降も継続して入所を希望する場合も提出しないといけないんですよね。
ところが、この用紙に記載された質問項目には、継続入所を希望する場合に記入する必要があるとは思えない内容が含まれているのですよ。
例えば、以下の内容なんかは、その典型かと。
↓
↑
これ、申請書の2ページ目なのですが。
継続して入所している児童について、
-------------------
●自由に会話が出来る
●一人で排泄が出来る
●一人で行動出来る
-------------------
といった「児童の生活状況」について記入する必要なんて、ないと思うんですよね。
当然、育成センターの方で状況を把握出来ているはずですし。
で、同じく、「現在通っている学校又は施設」を毎年、記入する必要もないように思うのですよ。
こういう本来、不要な内容を削除することで、僅かでも保護者の負担を軽減できるんではないかいな、と。
実際、育成センターと同じく、「働く家庭の子供を預かる」という機能をもつ保育所では
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●初年度は「施設型給付費・地域型保育給付費等 支給認定申請書 兼 入所申込書」
●次年度以降、継続入所を希望する場合は「家庭状況調査書」
---------------------------
という形で、提出しなければならない書類を変えています。
で、こちらでは継続入所に際して、問い直す必要のない質問は省かれているようです。
こういうの、育成センターでも見習うべきだと思うんですよね。
というわけで現在、担当部署と鋭意、協議を進めています。
で先方も、こちらの主張を認めてくれており、どうやら、その方向で話が進みそうです。
ささやかな話ではありますが、こういう内容が前に進んでくれると嬉しいな、と。
また進捗があれば、ご報告させて頂きます。
というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。
土曜日は4月にめでたく開校した高木北小学校の開校記念式典へ。
↓
↑
少子化が叫ばれる、このご時世に新しい小学校が開校するなんてのは、なんてありがたいことかと。
一方で、市域全体で見ると、平成19年頃をピークに就学前児童の総数は減少傾向にあり、統廃合となった小学校も出てきています。
また休級・休園規定の対象となり、実質的な廃園となった公立幼稚園も増えてきています。
↓
【ご参考】
「西宮市立幼稚園の休級及び休園等に関する規程の改正について」
↑
こういった複雑な状況を考えるにつけても、改めて「子育てするなら西宮」の名に相応しい施策を充実させて、まちの価値の向上に努めると共に、長期的な視点に基づいた政策の推進に取り組んでいかねばならんな、と思います。
簡単で単純な解決法なんてありませんが、だからこそ、しっかりとりくんでいかねばなりませんね。
さて本題、今日は簡単なご報告です。
私が所属する会派・ぜんしんに本日、新しいメンバーである「わたなべ けんじろう議員」が加入しました。
↓
【ご参考】
http://watanabekenjiro.blog.jp/
↑
彼は、昨年4月の統一地方選挙で初当選した新人議員。
初当選時は「維新の党」に所属していましたが、現在は「民進党」に所属しています。
うちの会派の所属議員は、私も含め他は全員、政党無所属なので、彼が初めての政党所属議員ということになりますね。
あ、もちろん、彼は「民進党」所属議員ですが、他のメンバーは無所属のままです。
ですし、私共の会派が、国政・県政レベルで特定の政党だけと連携した動きを取ることはありません。
また個別の政策について、私たちは「会派内で徹底的に議論したうえで、会派として決定した議案や政策について全員が一致した行動を取る」という大原則を持っています。
で、もちろん、ここは彼にも守ってもらうことになっています。
つうか、そうでなければ会派メンバーとして、共に活動なんて出来ませんし。
↓
【ご参考】
さよなら「蒼士会」。新会派も、もちろん是々非々の立場で頑張ります!@2015年11月のブログ
議会は、「最後は全て多数決!」という世界です。
その中で、行動・歩調を共に出来る、勉強熱心な仲間が増えてくれたことは、本当にありがたいことです。
新しくメンバーになってくれた彼に、「ここに加入して、本当によかった!」と思ってもらうためにも、会派として、ますます充実した活動をしていかねばなりませんね。
引き続き、しっかり頑張ります!
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。
しかし、これ衝撃的な映像やな。。。
↓
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これ、山林から土砂を切り出して販売している会社が、奈良市郊外の山林で、奈良県が許可した量の4倍を超す約4万立方メートルの大量の土砂を掘削し、運び出していたというニュースの映像です。
なので、一義的な問題が事業者にあるのは言うまでもありません。
でも、問題がそこだけかというと、そうとも言い切れないと思うんですよね。
と言うのも、
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●当該事業者は、許可を受けた期間が過ぎた後も作業終了の届けを出していなかった
●が、県は現地確認をしておらず、作業が続いていることに気がついていなかった
●約2年後に通報があったことで、はじめて、このような事態になっていることを把握した
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という話もあったりするようなので。
↓
【ご参考】
月ヶ瀬の土砂無許可掘削 通報まで現場確認せず@奈良テレビチャンネル
で、こういう「許認可等について、書類は受け付ける!でも後の確認とかは知らん!!」的な話って、残念なことに西宮市でも、そこそこありそうな気がするんですよね。
それこそ、
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●工事完了時に「工事完了届」の提出を求めているが、そこで提出されるのは手書きの書類だけ
●本来であれば当然、工事前後の写真の提出を求めるべきところだが、写真の提出は義務付けていない
●市が行うのは「工事完了届」の受付だけで、工事完了後、現場の確認は行っていない
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といった辺りを厳しく追及した「消えた防犯灯@絶賛・調査結果待ち」の話とか、「起きてもいない事故・修理を捏造して物品購入!」みたいな話もあったわけで。
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【ご参考】
●消えた防犯灯の謎を追え!! ① @2016年2月のブログ
●市政報告28号(2012年2月発行)×裏面
私、基本的に、こういった仕組みは性悪説に基づいて構築するべきだと思っています。
三菱自動車の燃費偽装の問題とかもそうですが、「まさか、そんなことが起きるとは思わなかった・・・」という主張は正直、無責任すぎると思うのですよ。
それじゃあ、許可制・認可制にしてる意味ないやん・・・と感じたりもするわけで。
というわけで、結果的に、ここらへんの話を先取りする形になったのですが、
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●補助金・経費の支給、工事の確認申請等、様々な分野において、
☆工事・申請前後の写真の提出を求める
☆完了後の現地確認を行う
といった、本来なされて当然の対応がなされていない分野が他にも存在する可能性がある
●全庁的に、ここらへんを調査して必要があれば対応するべきではないか?
------------------------
という質問を、「消えた防犯灯」の話と絡めて昨年の12月議会で行いました。
で、「ちゃんと調査・対応する」という趣旨の答弁を副市長から受けてもいるのですよ。
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【ご参考】
消えた防犯灯の謎を追え!! ③ @2016年3月のブログ
が、どうも、その後の展開を見るにつけ、本当にちゃんとした調査・対応がなされているかというと、甚だビミョーな感じだと思っています。
こら、ちゃんと追いかけていかねばなりませんね。
こういう事例を見るにつけても、なんかあったら、えらいこっちゃ・・・という感覚を新たにするわけで。
というわけで、今日のブログはこのへんで。
それでは失礼いたします。
昨日は毎年恒例、理事を務める財団の奨学生懇談会。
↓
↑
【ご参考】
渋谷教育振興財団。@2011年2月のブログ
毎年のことですが「奨学金を受けたのは30年近く前!」という方にまでお越し頂き、色々なお話をしていただけるというのは、ほんとありがたいことだなあ、と思います。
不肖の孫ではありますが、祖父母の意思を受け継ぎ、色んな形で、しっかりと活動を続けていかなければならない。
毎年、この会が終わる度に、心を新たにする私なのです。
さて本題、今日は介護に関わる話など。
社会全体の高齢化が進む中、介護に関わる様々な問題が取り上げられることの多い、今日この頃。
今後、一層の高齢化が進み、介護を必要とする人が増加すると、現在のサービス提供体制のままでは十分に対応出来ないとさえ言われています。
もちろん、こうした状況を踏まえ、国を中心に様々な対策が取られてはいます。
でも、こうした問題に最前線で取り組むのは地方自治体であり、地方自治体こそが考え得る限りのな対策を取っていくことが重要だと思うんですよね。
で、その中でも「ご高齢だけど、元気で介護なんか必要のない方」が増えていくような取組って、とても魅力的だと思っています。
すごく前向きな感じがしますし。
「いきいき体操」もそうですけど、そんな方向性で他にできることって、なんか、ないんかいな、と。
で、そう思って、色々調べていると、かなり参考になる取組を見つけたんですよ。
介護の必要度を示す指標が 「要介護度」なわけですが。
この指標は、介護を必要とする人の度合を7段階に区分したもので、介護度によって利用限度額や、報酬単価が変わります。
で、保険としての制度上、基本的に介護報酬は重度の要介護者をケアした方が高くなるように設定されています。
そのため、より重度の認知症や身体機能の低下を伴う要介護者をケアした方が、介護事業所の収入は高くなります。
これ、当たり前と言えば当たり前の話なんですが、よくよく考えると問題もありまして。
と言うのも、現行の制度では
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●良質なサービスを提供!
↓
●要介護者の介護度が改善!!
↓
●介護報酬は低下。。
↓
●介護事業者の収入が減少。。。
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ということになってしまうんですよね。
もっと極端な言い方をすると
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●生きていく上で必要な最低限のサービスだけを提供し、後はほったらかし!
↓
●要介護者の介護度が悪化。。。
↓
●介護事業者の収入が増加!!
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という構造になってしまっているともいえるわけで。
う~ん、これって、かなり問題があるような。。。
ちなみに、こうした制度上の問題があるため、
『現場の介護士や理学療法士、作業療法士が「元気になってもらうための介護」に取り組んでも事業所側のメリットとならない。
そのため、良質な介護を提供するモチベーションが働きにくい。。。』
という問題は、幅広く指摘されているようです。
こう考えていくと、「要介護度が改善するほど報酬が増える!」的な仕組みを考えることって重要だと思うんですよね。
実際、そうした方向で取組を進めている自治体も存在しているようですし。
もちろん報酬の他にも、表彰や参考となる事例の紹介等、モチベーションアップにつながる取組は、いろいろ考えられますし。
というわけで、ここらへんの話、もう少し調査&調整し、前向きな方向で市政に反映していけるよう頑張っていきたいと思います。
一つの目処は、6月議会での本会議質疑かな、と。
まずは、そこでの質疑を身のあるものにできるよう頑張ります。
というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。
しかし、ほんま、なんという。。。
↓
↑
・・・なんで、こういうことを考えるんですかね。
ほんま、信じられん。。。
と、文句を言っても仕方がないので本題へ。
今日は前回ブログの続き、具体的な質疑の内容についてです。
それでは早速、始めます。
-------------------------------
【質問①~④】
・計画の基準年である平成21年度から6年経つが、現在の進捗状況は?
・「西宮市営住宅整備・管理計画」に基づいて市営住宅戸数を削減した場合の、公共施設マネジメントへの影響は?
・市が保有する施設全体のマネジメントに関わる全体計画を策定するべきと考えるが、どうか?
・本市同様、他自治体でも施設保有面積縮減の動きが進む中、西宮市は「20年間で10%」を目標としたままでよいのか?
↓
【答弁①~④】
公共施設総量の縮減につきましては、20年間で10%縮減することを当面の目標として取組んでおり、平成25年度末の総面積は、平成21年度末と比べて約1.16%増の約151万㎡となっています。
これは、建替え事業中であった市営甲子園九番町団地の完成や学校の改築が大きな要因となっています。
総量削減の「20年間で10%削減」という目標は「公共施設マネジメントのための基本的な方針」において、人口類似都市の平均水準や将来人口の予測などから将来目標とする施設保有量を理論値として算出したものであります。
従って、実際には、学校施設の増改築計画や市営住宅建替え計画等の個々の計画を策定し、積み上げていく中でその実現の見通しが出てくるものと考えております。
現在までの主な取組みといたしましては、学校施設の長寿命化や増改築の計画、第二庁舎を含む庁舎周辺整備計画、公民館・市民館等市民集会施設の適正配置方針策定、そして、阪急神戸線以北地域の市営住宅建替え計画などであり、検討の具体化を鋭意進めているところです。
これらのうち、学校施設については、児童数の将来予測からも当面は面積縮減に直接結びつく状況ではありません。
また、第二庁舎建設を含む庁舎周辺整備についても、分散している庁舎機能の一定の集約は検討しているものの、行政需要の拡大等により、面積を縮減する要素は少ない状況であります。
総量縮減について、最も影響の大きいと考えられる市営住宅については、平成23年度に策定した、「西宮市営住宅整備・管理計画」に基づき、現在の管理戸数を平成33年度までの10ヵ年で約1,000戸削減することを目標としています。
この1,000戸は住宅全体戸数の約10%にあたり、市の保有する建物の全体面積に占める住宅の割合が約41%ですので、単純に計算しますと、市全体の約4%に相当することになります。
まずは、阪急神戸線以南地域において市営甲子園九番町団地などの建替え集約事業を進めております。
こうしたそれぞれの個別計画の状況を踏まえる中で、引き続き検討を行っている阪急神戸線以北地域の市営住宅建替え計画については、現在、既存団地の現状を改めて整理し、建替え集約可能な団地の選別、規模、順序などの検討を行っているところであります。
更に先を見据えながら、更なる管理戸数削減を目指した市営住宅の建替え計画をH28年度に策定する予定です。
なお、建替え集約により廃止する住宅は建築年次が古く、戸当り面積が狭小であり、これが建替えにより相対的に広くなるなどのことから、削減戸数がそのまま面積縮減につながるものではなく、こうしたことを踏まえ、建替え計画策定の取組みを進めてまいります。
以上述べました取り組みを進める中で、「20年間で10%縮減」の目標が適正かどうかを判断し、新たな目標値の設定が必要となる場合は健全な財政運営のために必要な長期的戦略を練り上げてまいります。
【質問⑤】
新規に施設を整備する場合には同規模の床面積を削減するよう義務付ける等、施設総量を抑制するためのルールを設けるべきと考えるが、どうか?
↓
【答弁⑤】
施設の新設や改築の際に、できるだけ総量を抑えるよう配慮をしながらも、結果として、一時的に総量が増えることとなる場合もありますが、施設全体と時間軸の中で調整を図りながら、総量縮減に取組んでまいります。
【質問⑥】
施設マネジメントについては、ある程度、市の考え方が示されているが、道路については示されていない。
公共施設・橋梁等と同様、道路についても管理のための計画・考えを示すべきではないか?
↓
【答弁⑥】
道路の問題につきましては、インフラのため、基本的には量の削減はなく、長寿命化と適切な保全が必要であると考えております。
特に車道の舗装につきましては、これまで、主要な幹線道路について、計画的な車道舗装の更新を行なってきたところですが、今後は、幹線道路だけでなく、生活道路を含めた舗装補修更新計画を策定し、適切な維持管理に努めてまいります。
【まとめて要望】
道路については「幹線道路だけでなく、生活道路を含めた舗装補修更新計画を策定し、適切な維持管理に努めてまいります」との答弁でした。
高く評価します。
ご答弁に沿った取組を進めて頂きたい。
要望します。
施設の総保有面積削減については
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
●「平成25年度末の総面積は、平成21年度末と比べて約1.16%増」と減るどころか増えていること
●市営住宅の「管理戸数を平成33年度までの10ヵ年で約1,000戸削減することを目標として」いるが、これは市が保有する施設面積「全体の約4%に相当する」こと
●「更なる管理戸数削減を目指した市営住宅の建替え計画をH28年度に策定する予定」だが、「廃止する住宅は建築年次が古く、戸当り面積が狭小であり、これが建替えにより相対的に広くなるなどのことから、削減戸数がそのまま面積縮減につながるものではなく」大幅な削減は難しいこと
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
をご答弁いただきました。
要するに20年で10%という目標の達成さえ、現状のままでは非常に厳しいということです。
「市が保有する施設全体のマネジメントに関する全体計画を策定するべきではないか?」という質問に対しては「学校施設の増改築計画や市営住宅建替え計画等の個々の計画を策定し、積み上げていく中でその実現の見通しが出てくるものと考えております」というご答弁でした。
そういう考えもあろうかと思いますが、それならまずは個々の計画をきちんと策定するとともに、定期的に、個々の計画全て、ひいては市が保有する施設全体のマネジメントの進捗を管理するべきです。
「20年で10%」という目標は市自身が示したものです。
責任をもって推進して頂きたい。
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計画立ててから6年経っているにも関わらず、むしろ総面積が増えてるって、アカンと思うんですよね。
しかも、これからについても、根拠のある話は全然、出てこないし。
この話、多くの方に直接関係する話なだけに一朝一夕では進みません。
だからこそ、よけいにキチンとした指針を示し、着実に、その実現に取り組んでいくべきだと思うのですよ。
計画ってのは、立てたら、それでいいというようなものではありませんから。
というわけで引き続き、この話、しっかり取り組んでまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。