西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

てなわけで転入・転出者を対象としたアンケートが実施されることになります!

2016-01-28 12:00:25 | 市政全般に関連すること

しかし野党第一党が、自らを告知するポスターで「民主党は嫌いだけど」と打ち出すってのも、すごい話やな。。。
  ↓
【ご参考】
「民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい」…民主党が参院選向け新ポスター 支持率低迷の現状踏まえ 「すぐに信じなくていい」とも



甚だ個人的な思い出ですが。
私が初めて選挙に出た頃って、自民党⇒民主党の政権交替前夜!という雰囲気が業界的に横溢していたんですよね。

で、市議会にも少なからず、それを反映した感じの雰囲気はありまして。
ごく私的な思い出ですが、当時、民主党所属の市議会議員さん(←今はご引退)から「澁谷君も蒼志会なんかから出ずに、うちから出ればよかったのに。これからは民主党の時代だよ!」的な言葉をかけられたこともありました。
で、その時、少なからず「確かに、これからは民主党の時代なんかもしれんな~。。。」と思ったことを覚えてるんですよ。
そう考えると、しみじみ年月とともにいろんなことが変わるもんやな、と。

と、そんな与太話はさておき前回ブログ・転出入者を対象にアンケートを取ってはどないでしょ?という話の続きです。
それでは早速どうぞ。


【質問】

転入者・転出者を対象にアンケート調査を実施すると共に、その結果を精査するべきと考えるが、どうか?
また、その結果を本市の現状や魅力、課題について示す一つの重要な情報として活用するべきと考えるが、どうか?

 ↓
【答弁】
西宮版人口ビジョン・総合戦略の策定にあたっては、「将来の人口に関するアンケート調査」として、本市から転居された方のうち、従前の居住地域を考慮して無作為に抽出した1,050人にアンケートを実施しており、有効回収率は約18%となっています。
今回の調査は、転出先自治体ごとの件数が少なく、かつ、単年だけのデータでもあり、十分な分析は出来ませんが、近隣市への転出理由としては、「結婚」「住宅の新規購入」「居住費や家賃が高かった」といった回答が多くありました。
回答の選択肢には、「子育て環境がよくない」「子育てサービスが利用しづらい」「教育環境が整っていない」なども提示しておりましたが、行政サービスの差などに関する意見については非常に少ないものとなっています。 
また、本市における平成19年ごろまでの大幅な転入超過傾向は、多くの住宅供給がなされたことが大きな要因であったと考えられるように、転入・転出の理由は、住宅供給動向や社会経済状況によっても、大きな影響を受けると考えています。
しかしながら、本市の転入・転出者を対象に、転居理由などに関するアンケートを実施することは、貴重なデータになると考えており、質問内容を工夫することや経年変化を見ることにより、さらに詳しい分析も可能になると思われます。
従いまして、調査期間や調査頻度、費用面も含め、実施手法の検討を行った後、今後もアンケート調査を実施し、その結果を精査したいと考えています。
また、アンケート結果については、議員ご指摘のとおり、本市の現状や魅力、課題について分析や議論を進めていく際に、一つの重要な情報であると考えています。


重要なのはアンケートを取ることではなく、その結果を今後のまちづくりに活かしていくこと!
なので今後も、この話には注目してまいります。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


市の魅力向上のため、転入者・転出者にアンケートを実施してはどないでしょ?

2016-01-26 16:03:01 | 市政全般に関連すること

日曜日に念願かなって姫路城へ行ってきました。
綺麗やわ、スケールでかいわ、格好いいわで、さすがの白鷺城。
しかし、ちょっと寒すぎました。。。
  ↓


さて本題、12月議会で行った一般質問のご報告の続きです。
それでは早速どうぞ!

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11/5に開催された総務常任委員会において「西宮版人口ビジョン(素案)」についての報告があり、その中で、西宮市における転出入先の内訳が示されました。
その内容を資料⑤に引用しておりますので、ご覧下さい。
  


近隣で見ると、神戸市・尼崎市については「西宮市への転入者」>「西宮市からの転出者」という転入超過状態にあります。
一方で芦屋市・伊丹市・宝塚市・川西市とでは「西宮市からの転出者」>「西宮市への転入者」という転出超過状態にあります。
私は、これからの人口減少社会にあって今後ますます都市間競争が激しくなることが予想される中、転出超過による人口減をどのように抑制していくかは、本市にとって、きわめて重要な課題だと考えています。

関東圏への転出や、人口の自然減は西宮市単独ではいかんともしがたい問題であるようにも思います。
しかしながら近隣自治体に対する転出超過は憂慮すべき事態です。
近隣自治体への人口流出防止はもちろん、より多くの方に西宮市を魅力的な街として認知して頂き、近隣自治体からの人口流入を促すためには、単なる思い込みではなく、適切な調査と、その分析結果に基づいた対策の推進が重要です。
そのためには西宮市からの転出者、あるいは西宮市への転入者に対するアンケートの実施と、その活用がきわめて重要だと考えます。
なぜなら、もともと西宮に住んでいらっしゃった方が、近隣の他自治体に引っ越していかれるということは、なんらかの点で「西宮より、そっちの自治体の方がいい!」という風にお感じになられた可能性が高く、逆に、近隣の他自治体から西宮市に引っ越してこられた方については「これまで住んでいた自治体より、こういった点で西宮市の方が魅力的!」という具体的な意見をお持ちの可能性が高いと考えるからです。
----------------------------------

てな感じです。
というわけで、次回は以上の内容を踏まえての具体的な質疑についてなど。
それでは失礼いたします。


【お知らせ】ブログへのコメントを事前承認制に変更します。

2016-01-22 09:29:05 | 主張・広報と活動のお知らせ

ちょっと前まで暖冬とか言ってたような気がするんですが、なんじゃ、こりゃ。
  ↓

  ↑
こら、ホンマに気を付けなあきませんね。
しかし、これで、またもやお預けか、姫路城ぶらり旅。。。

さて本題、本日は簡単なお知らせです。
これまでブログのコメント欄はフルオープンとし、頂いたコメント全てに返答をアップしてきました。
が、今後はコメント欄を事前承認制に変更し、内容によっては掲載を見合わせることもあるという形に変更します。
経緯について興味をお持ちの方には、最近のコメントをご覧頂けば趣旨をお分かりいただけるかと。
  ↑
【ご参考@こちらのぐっと下のコメント欄】
http://blog.goo.ne.jp/shibuya1973/e/6e7aaa86721882c878802d18bdccd029

あ、もちろん基本的な運用は、これまでと変わりませんので、その点、併せてお知らせしておきます。
というわけで簡単ながら、今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。


状況が何も変わってないのに規制緩和しちゃ、ダメでしょうよ!?

2016-01-21 15:34:10 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

新年一発目のやってもうた。。。
  ↓

  ↑
実は私、お風呂に本やら新聞やらを持ち込む癖がありまして。
で、やってしまいました、と。
くそー、まだ読みかけやったのに。。
ほんま、気をつけんとあきませんね。。。

てな話はさておき本題へ。
一般質問を除いては、これで最後の昨年12月議会のご報告です。
遅れ遅れですいません。。。

昨年2月に、市は「学校施設整備における優先度の考え方及び
優先度の高い学校の選定」についての考え方を示しました。
この中で、市は
---------------------
●児童数増加に伴い、教室不足・仮設校舎の設置が常態化したり、児童
生徒1 人あたりの運動場が狭くなるなど、施設面における教育環境の改善が必要な学校が存在する
●こうした状況を踏まえ、老朽校舎の解消、適切な教育環境の整備・改善を優先課題として位置づけ、優先度の高い学校から、校舎増改築などの具体的な対応策を検討し、事業化に向けて取り組んでいく
●学校施設の建築年数や劣化状況とあわせて、各校の教室・運動場不足など教育環境の整備状況等から総合的に判断し、優先度の高い学校を選定する
---------------------
という方針を明らかにしています。

詳細は↓こちら↓。
学校施設整備における優先度の考え方及び 優先度の高い学校の選定@西宮市HP

で、この中で、瓦木中学校については以下の記載がなされています。
  ↓

 
上の内容のポイントは
------------------
●今年4月に高木北小学校が開設される

●これを機に現在の高木小学校区の「準受入困難区」の指定を解除or緩和した場合、大規模な住宅開発が予想される
●そうなった場合、瓦木中学校で教室不足や運動場不足の更なる深刻化が予想される
------------------
というところかと。
仰るとおりだと思います。

ところが12月議会で「教育環境保全のための住宅開発抑制に関する指導要綱の改正等について」という報告が、新たになされました。
その中では、以下の内容が記述されておりまして。
  ↓

 
  ↑
・・・いやいや
-----------------------
●瓦木中学校で教室不足等の状況が続いている
●校地拡大も困難
●でも平成28年度中に地区指定を緩和することを検討している!
-----------------------
って、それ、どうするつもりなんや???と。

本当に地区指定の緩和を検討しているのであれば、その前提として、現状を改善するための具体的な施策が必要です。
そして、その施策によって現状が改善されるはず!と信じさせるに足る数値的な根拠も。
なので、そこらへんをしっかり見守っていかねばなりませんし、それが満たされないのであれば、色々と対応を考えねば!なのです。
・・・しかし、ほんま、もっと早く校舎の建替、できんもんかいな、と。
  ↑
  ↑---現在の、西宮市の児童数予測の問題点については以下参照。
  ↑
【ご参考①】一般質問のご報告@児童数推移予測について②×2010年8月のブログ
【ご参考②】一般質問のご報告@児童数推移予測について③×2010年8月のブログ

この話、近いうちに続報お知らせできると思います。
現段階では諸事情により記載できない話も多いのですが、次に、この話を取り上げるときには、いろんなことが公にされているはず!
なので次回は、も少し歯切れの良い内容にできるはず!!
ですので引き続き、ご注目くださいませ。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


「県立・市立 病院統合へ」は???ですが、前向きに進んでいることは間違いありません!!!

2016-01-19 12:46:05 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

短期で株式投資やってたりした日にゃあ、なかなか仕事も手につかんのではないかいなと思う今日この頃。
しかし、どこまで行くんやろ、これ。
外部環境の厳しさも含め、ちょっと、ほんまに怖い感じになってきてるような。。。
  ↓



と、そんな話はさておき本題に。
昨年12月議会において、
------------------
●西宮市議会として、県立西宮病院と市立中央病院の経営統合を県に求める

●経営統合にあたって、県に留意してもらいたい事項を列挙する形で例示する
------------------
という内容の意見書が全会一致で可決されました。
具体的な内容は↓以下の通り↓。



で、これに対して本日、兵庫県から公式の回答がありました。
回答書の内容は、↓こちら↓。

       ↑
かなり前向きと言って良い回答なんだと思います、これ。
ただ本題とは別の話ですが、通常この手の話は当局間でもやりとりがあるのが普通なので、最後の一文は、なんとも色々考えさせられる感じではありますね。。。

あ、ちなみに本日付・朝日新聞で以下のような記事も掲載されていましたが、これ、かなりフライング感が強いです。
  ↓  


県立・市立 病院統合へ 西宮

 兵庫県西宮市にある県立病院(400床)と市立中央病院(257床)を統合し、新病院を建設する方針を県が固めた。統合は同市が要望していた。総務省によると、都道府県と市町村がそれぞれの公立病院を統合し新病院を設置するケースは珍しいという。
 県幹部らによると、県立西宮病院は最も古い病棟が築45年と老朽化が激しく、新たな医療設備を設置するスペースの確保が課題だった。西宮市立中央病院も築40年と建て替えが課題で、市長や市議会が県側に統合を呼びかけていた。
 総務省は昨年3月、公立病院の再編を促すため、新病院の整備費の一部を財政支援する方針を各自治体に通知。この支援策を活用する方針という。


  ↑
少なくとも『現時点で「兵庫県西宮市にある県立病院(400床)と市立中央病院(257床)を統合し、新病院を建設する方針を県が固めた」というような事実はない!』ことを議長から県に確認されたのことです。
ここは念のため


とは言うものの、明らかに、この話、前向きに進んでいる感じがするなあ、と。
こら統合病院、ほんまに実現に向けて動きつつあるんではないかいな、と。
実に良い感じです。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


「業務量に応じた適正な人員配置を徹底する」ことが重要なのは、誰が見ても当然の話な訳で。

2016-01-15 15:17:41 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

うっかり、アップし忘れていたのですが。
日曜日に消防の出初式があり、そこで表彰して頂きました。
  ↓

  ↑
といっても代表者のみの表彰だったので、名前呼ばれたわけでも前に出たわけでもないんですけどね。
にしても、消防団に入ってから、もう10年たつねんなあ。。
最近、とみに色々なところ・ことで思う機会が増えているように思うのですが、ほんと月日が経つのは早いもんだ。。。
消防団でも、良き先輩方・仲間たちに恵まれて、素晴らしい経験をさせていただいていることに心から感謝しつつ!


さて本題、前回のブログを受けての具体的な質疑のご報告です。
それでは、よろしく、どうぞ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

【質問】
現在の、各部署における残業時間の実績も参考に、部署間で人員の異動を行い、人員の適正配置に努めるべきと考えるが、どうか?
  ↓
【答弁】
職員の超過勤務の状況については、議員ご指摘のとおり、部署間でばらつきがあることは事実であり、その中でも長時間に及ぶものについては、職員の健康管理と業務の効率化の観点から早急に縮減を図るべきであると私自身も認識しております。
そのため、昨年度より「超過勤務の縮減」及び「年次休暇の取得促進」についてキャンペーンを張り、組織全体で取り組んでいるところでございます。
より効率的で機動的な配置が行えるよう、局内の人員配置については各局に権限を下ろしているところでありますが、先ほど申し上げた取り組みを推進するために現在、人事担当部門において超過勤務の状況を把握し、庁議においても報告を行うことによってその対策について、各局と連携して対応しているところでございます。
当然のことながら、市民サービスの向上は市職員の責務であり、やらなければならない業務に限りはありません。
しかし一方で、予算や人員には制約があり、業務の優先順位付けや効率化が強く求められます。
超過勤務の縮減については、各職場において不断の取り組みを行い、効率的な業務のあり方についても継続して論議しているところでございますが、なお縮減が図られない場合は、必要に応じて、年度途中での人事異動を含めた対応も行っております。
今後も人事担当部門だけでなく関係各部署と一層の連携を図り、業務量に応じた適正な人員配置を徹底してまいります。
  ↓ 
【要望】
質問で述べた通り、残業時間だけで勤務状況の全てを測ることはできません。
また、ご答弁にありました通り「予算や人員には制約があり、業務の優先順位付けや効率化が強く求められ」ている中、「各職場において不断の取り組みを行い、効率的な業務のあり方についても継続して論議」することで、現有人員の中での業務の効率化を目指すことの重要性は言うまでもありません。
しかしながら、こちらもご答弁頂いたとおり「部署間でばらつきがあることは事実であり、その中でも長時間に及ぶものについては、職員の健康管理と業務の効率化の観点から早急に縮減を図るべきである」ことは明らかです。
ご答弁いただいた通り、「今後も人事担当部門だけでなく関係各部署と一層の連携を図り、業務量に応じた適正な人員配置を徹底して」頂きたい。
要望します。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

ちなみに質問・要望の中では、あまり触れることができていませんが、人事異動とあわせて業務自体をゼロベースで見直すことも、きわめて重要だと思っています。
人を配属したはいいけど、
---------------
●結局、新たに配属された人も過重労働でえらいこっちゃ…
●ほんで前から大変だった人たちの状況も、なんにも変わってませんがな・・・
---------------
的な話も、よく聞くところですし。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


残業が多い部署←少ない部署で職員を異動しては、いかがでしょ???

2016-01-13 14:35:15 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

高校~大学時代(たしか・・・)に、はまった名作漫画「うしおととら」がアニメ化されて、昨年から深夜で放映されておりまして。
  ↓

  ↑
毎週欠かさず録画もし、楽しみに視聴していたのですが、昨年末の放送の終わりに、突然「今回で放送終了!」的なテロップが流れまして。
しゃあないし、続きも含めて大人買いするか。。。と思ってたら、どうやら4月から続きが放映されるとのこと。
お陰様で、早まって買わずにすみました。
しかし、ほんまいろんなことが簡単に分かって便利ですよね、ネット時代。

さて本題、ちょっと飛ばしてしまっていた一般質問@12月議会のご報告です。
それでは早速始めます。

----------------------------
大きい二点目、適正な職員配置についてです。
資料④に、部署別の本市職員一人当たりの残業時間について、最も残業時間が多い15部署と少ない15部署を示しました。
ご覧下さい。
  ↓

  ↑
例えば、新制度認定課は平成27年度から子ども・子育て支援新制度がスタートし、一時的に業務が増えているという特殊性はあるものの、所属する職員全員の1か月平均・残業時間が一人当たり61.4時間と著しく長くなっています。
一方で所属職員数が同規模の情報公開課は所属する職員全員の1か月平均・残業時間が一人当たり1.5時間にとどまっています。
また市民税課は32人と比較的多数の職員が配置されている上、一人当たりの平均残業時間が33.3時間と多いため、部署全体での1か月の残業時間が1000時間を超えています。

もちろん残業時間だけで勤務状況の全てを測ることはできません。
しかしながら、これを一つの指標と捉え、適切な職員配置を行い、全体の残業時間を適正化することは職員の健康管理は勿論、業務の効率化という観点からも、きわめて重要だと思われます。
----------------------------

と、ここまでが前振り部分です。
というわけで次回は以上の内容を踏まえて、具体的な質疑について、ご報告など。
よろしくお付き合い下さいませ。
それでは今日のブログは、このへんで失礼いたします。

<2016.1.18追記>
「タイトルから受ける印象と内容に齟齬があるのでは?」という趣旨のご意見を受け、当初タイトルの「⇔」を「←」に変更しました。
ご指摘頂いた与死人様、ありがとうございました。


改築自体には賛成です。でも公共施設マネジメントという観点を忘れてはあきません!

2016-01-07 14:20:51 | すべての人にやさしいまちを実現するために

今日の午前中から昼過ぎまでは新春恒例、西宮商工会議所・西宮納税協会・西宮青年会議所・西宮貿易協会主催の賀詞交歓会⇒新年一発目の会派会議。
仕事自体は甚だ通常運転モードなんですが、こういうのが続いてる間は、いまいち、お正月気分が抜けませんね。
毎年のことながら、消防団の出初式&十日戎×特別警戒が終わるまでは、こういう感覚が続く感じやよな、と。

さて本題。
12月議会にて『西宮市立西宮養護学校校舎改築事業基本計画(素案)」策定について』の報告がありました。

ちなみに現在の西宮養護学校は昭和36年建築と、使用開始から実に50年以上が経過しており、著しい老朽化が進んでいます。
この間、
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●『知的障害や視覚障害、聴覚障害などを併せ有する児童生徒や、それら障害の重度化への対応など、一人一人のニーズに応じた教育が求められるように』なっている

●『校舎老朽化や教室不測の観点だけではなく、適切で安全な学校活動の確保からも、施設面における教育環境の改善を必要としている』
------------------------
等、新たな問題も生じてきています。
(↑『  』↑内は、いずれも計画からの引用)。

そうした事情を踏まえて

--------------------------
●PTAや学校関係者等によって組織された基本計画検討委員会を設置して、その中で十分な議論を行い
●結果として、現地で建て替えることに決定
●整備内容も検討委員会にて十分に整理
●そのうえで平成33年度・竣工予定
--------------------------
という計画が示された、というのが今回の経緯ですね。

この話自体は、これまでも折に触れて進捗を聞いていた話です。
で全体の話として、関係者の意見にしっかり耳を傾け、非常に丁寧に進められているな、という印象を持っています。
また話の性質からして、必要でもあれば大切な話でもあります。

なので、この話自体に対して異論はありません。

とは言うものの、毎度言っている「市が保有する施設の総面積が増える!」という点からは考えるべき点もあるわけで。
現在の西宮養護学校の面積は約5800㎡。
これが改築後には約9500㎡に増えるとのことですから、単体で見れば4000㎡弱の話でしかありません。
しかしながら、ここのところ出てくる話といえば、

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●第二庁舎の建築
●こども未来センターの新設
●中央体育館の建替え
●西宮養護学校の改築
-------------------
など、総面積の増加に直結する話ばかりなのには、やっぱり違和感を感じずにはいられないわけで。

あ、繰り返しになりますけど、西宮養護学校の改築自体には賛成ですよ、私。
ただ、それとは別に市が保有する施設全体の総面積抑制という話に、も少し真剣に取り組まなあかんのとちゃうの???という話ですので、念のため。
 ↑
【ご参考】一般質問のご報告~住宅困窮者に対するセーフティーネットの提供について② @2014年8月のブログ

てな感じで、12月議会のご報告の話が続いていますが、まだ大事な話があるものですから、もう少し続けさせていただきます。
そもそも恒例の一般質問のご報告も終わっていませんし。
今しばらくお付き合いくださいませ。

というわけで今日のブログは、このへんで。

それでは失礼いたします。


せっかく取ったアンケートですもの。適切な判断を示すためには結果を示してもらわないと。

2016-01-04 13:02:24 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
昨年は4月の選挙を筆頭に、会派幹事長就任&会派解散→再結成と、これまでとは違う感じの密度の濃い仕事時間を過ごさせていただきました。
この場を借りて、改めて、様々な場面で、いろんな形でお力を頂いた方々に御礼申し上げます。
今年も西宮市政についての情報を中心に情報発信に努めることはもちろん、ますますの市政発展に力を尽くしてまいりますので、引き続き、ご注目・お力添え賜りますようお願い申し上げます。
今年も一年、頑張ります!

というわけで情報発信の一つとして、実は、まだ終わっていなかった12月議会の話のご報告の続きなど。

12月議会において、公民館&若竹生活文化会館について
------------------
●これまで通りの時間帯のほか、利用者の活動実態に即した時間帯を選択し利用して頂くことで
●より多目的に、より多くの方々に利用して頂くことを可能にする
------------------
ことを目的に、使用時間帯の見直しを検討しているという報告がありました。
具体的な見直し案は↓こちら↓。


私、この見直し趣旨自体には賛成です。
ただ、これだけで、この案に対して「賛成!」とか「反対!」とかは甚だ言いにくいなと思っているのですよ。

同じ配布資料にあった↓この部分↓をご覧頂きたいのですが。


この手のアンケートを実施した場合、その結果を示したうえで、見直し案が示されるのが普通です。
ところが今回の場合、「アンケート調査を実施し」たとは言うものの、そのアンケート結果が示されてないんですよね。
これだと、上に示された見直し案が本当にアンケート結果を踏まえたものになっているのか自体が???だと思ってしまうわけで。
というわけで改めて、アンケート調査の結果を示してもらうよう依頼しています。
せっかくの見直しですもの、利用者の意向をしっかり踏まえたものになっていないともったいないですものね。

というわけで今日のブログはこれまでで。
それでは失礼いたします。