西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

そこまで採用の重要性を主張するなら、過程の透明性確保に努めるのは当然でしょ?というわけで粛々と司法判断に従うべきです!

2017-08-31 12:58:26 | 市政全般に関連すること

「1984年のUWF」があまりに面白かったので、同じ著者の「1976年のアントニオ猪木」を迷わずGET!
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同時代感&当時はまった度合いとかもあって、個人的には「1984年のUWF」の方が響いたのですが、こちらもこちらで面白い。
こうなると「1964年のジャイアント馬場」も読まないわけにはいかんような。。。

てな与太話はさておき、本題へ。
以前、ブログで今村市長就任後に進められている職員採用に関する流れの見直しには評価できる部分もあるが、懸念している部分もあるということを書きました。
具体的に感じている問題点は以下な感じですね。
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●全ての段階の試験に面接が入ることになった
●これによって、ペーパーテストがダメでもコミュ力が高いからOK!というポーズを取ることが可能になった
●斜に構えた見方をすると、「面接の配点を高くして、筆記が低かった場合の足切りもなくしたから、筆記が無茶苦茶低くてもOK!」ということも起こりうる(⇒理論上、縁故採用がやりやすくなる&特定個人を通しやすくなる)
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で当時、同様な疑問を持ったのか、平成28年度職員採用試験の受験者名簿を情報公開請求したのが維新プラスの村上議員。
この情報公開請求に対して、市は
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「出欠」「席次」「合否判定」のみ開示
●「小論文」「面接」「合計」の点数は黒塗りにして開示(つまり非開示)
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という対応を取りました。
これに納得できない村上議員は訴訟を開始。
で、訴訟の結果、一審で市は敗訴(つまり「小論文」「面接」「合計」の点数についても開示すべき!という司法判断が下された)。
この結果に市は納得できず、高裁に上訴したというのがここまでの流れです。
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【ご参考@ここまでのより詳しい流れと、私の考え】
ええ、もちろん縁故採用なんてないでしょう。だからこそ、それを信じてもらうために採用過程の透明性を高めるべきだと思うのです。@2017年1月のブログ

で昨日、市から報告があったところによると、市の控訴は棄却されたそうな。
これ、一審に続き「小論文」「面接」「合計」の点数についても開示すべき!という司法判断が下されたということですね。
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【ご参考@市からの報告文書】


私からは担当に対して、「訴訟の結果を受け入れ、粛々と公開するべき!」という意見を伝えたのですが、さて、どうなるものやら。
山梨市長が逮捕されたような事例もあったわけですから、あらぬ疑いをもたれぬようにするためにも粛々と公開し、制度の透明性確保に努めるべきだと思うのですよ。

ちなみに今村市長は以下のブログにあるように、ものすごく熱烈に採用の重要性を主張しています。
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【ご参考】
http://xdl.jp/diary/?date=20170814
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で、この内容、色々と思うところがありまして。
「周回遅れの疑いを持ったりするような連中」と仰いますが、採用に関して「公平性・透明性が確保されているのか?」という視点からの見方があるのは当然です。
また「能力資質のみで判断する人事が実現して、それによって市役所が完全に生まれ変わった」と仰いますが、仕事上、いろんな職員さんと関わる機会も多いものの「市役所が完全に生まれ変わった」と感じたことはありません。
つうか、たかだか2年か3年で、これだけ大きな組織が完全に生まれ変わることとかあるんですかね???

「最高裁に上告して敗訴!」みたいなカッコ悪い流れにはならないことを切に願いたいと思います。
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


自分が子供の頃(というよか、もっと遥か以前)から続いてきたお祭がなくなるとか悲しすぎる。こんなところにも高齢化の波を感じずにはいられないわけで。。。

2017-08-29 16:07:55 | すべての人にやさしいまちを実現するために

毎年8月末に開催される、前浜町自治会主催の「納涼盆踊り大会」。
私、例年、準備・片付け等のお手伝いに伺っているのですが、今年は中止になってしまったそうでして。
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昭和21年から続いてきた、この催しが今回中止されるに至った最大の原因は、自治会長によると主催者側の高齢化だそうです。
こういう話を目に耳にするにつけ、高齢化の厳しさを、ひしひしと感じます。
なんとも厳しい話やなあ...

そんな中、愛読している構想日本さんのメールマガジンで、方向性は違うものの高齢化に関する内容が取り上げられていました。
この内容、とても示唆に富んでいると感じており、多くの方に読んでいただきたいと思ったことから先方の許可を頂き、以下転載します。
それではどうぞ。

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【1】「タブー視される 行政と民間企業のサービス連携」

豊明市健康福祉部高齢者福祉課
課長補佐   松本 小牧

豊明市では介護保険では対応できないニーズに対し、民間サービスを市民に積極的に紹介する取り組みを始めた。
1時間三千円で自宅の片付けをする廃棄物処理業者、カラオケボックスで開催する健康体操教室、無料の送迎バスで割安に利用できる温泉施設。
これらは、市と民間企業が協議を重ねて作り上げたサービスの一例である。

市では今年2月に9つの民間企業・団体と「公的保険外サービスの創出・活用促進に関する協定」を締結した。
きっかけは、急速に進む高齢化である。
豊明市は名古屋市の南東部に隣接し人口6万8000人、市の高齢化率は25.1%。
団塊世代の人口が多く、2025年には後期高齢者が現在の1.5倍となる見込みで、今後医療や介護のニーズが急激に増えることが予想されている。
それを予感させるのが、近年の軽度要介護者数と給付費の急激な伸びである。
特に急増しているのがデイサービスであり、平成22年からのわずか5年間に、給付費は2.5倍、年平均35%の伸びを示していた。
しかし問題なのは給付費の伸びではなく、それが本当に利用者の健康維持・改善につながったのかという視点である。
そこで一番軽度である要支援1認定者の1年後を調べたところ 57%が悪化、4人に1人は要介護状態となっていることが明らかになった。

公的保険で専門的な介護予防サービスを提供しながら、なぜたった1年で要介護状態になってしまうのか。
要支援1.2といえば、歩行、入浴などに必要な身体機能はほとんど介助を必要としないが、掃除や調理、買い物、外出といった生活行為に困難を抱え始めた程度である。
多くの症例を分析して見えてきたのは、要支援者がこれまで送ってきたふつうの暮らしを維持していくには、単に外出をデイサービスに、家事をヘルパーに置き換えることでは決して達成できないこと。
魅力的な外での活動や、自立した生活手段の提供を通じて、本人の意欲にまでアプローチできなければ、結果として重度化してしまうということであった。
例えばある地域では、本人が自力で行ける生活圏域に牛乳屋さんと新聞屋さんしかない。
であればこの2軒を巻き込んで、いかに生活を支えるかを考えていかなければ、高齢者は「地域」で暮らしていけないのだ。
こうして職員の中に、地域にあるものはなんでも活用するという発想が生まれていった。

ある時、名古屋市にある温泉施設の無料送迎バスが豊明市内を走っているのを非常勤職員が見つけた。
出かける足がないために、週1回、唯一の外出先としてデイサービスを利用している高齢者は数多くいる。
無料送迎バスに乗って温泉施設に行けば、お風呂に入って食事ができ、半日過ごして帰って来れる。
温泉施設には床屋や地元野菜を売るコーナーもあり、高齢者の生活を支えるサービスとなる可能性がある。
そんな場所を、行政の支援もなく企業独自のサービスとして提供してくれているのである。
しかし、そのバスにはほとんど乗客がいなかった。
そこで翌日すぐに訪問し、市として利用客を増やすお手伝いをしたいと申し入れをしたところ、大変驚かれた。

またコープあいちは市との協議で、店舗購入した商品をすべてその日の午後に自宅まで無料配達するサービス「ふれあい便」を始めた。
コープは個人宅配を行なっているが、注文票のマークシート記入が難しい等、利用しにくいという高齢者は多い。
ふれあい便は、商品を自分の目で見て選べる楽しさと、持ち帰りの心配をせずに購入できる便利さが好評を得た。
さらに、店舗に行けない高齢者のために電話注文サービスもスタートさせた。

人口の年齢構成が急激に変わる中、企業が高齢者のニーズにあった商品やサービスを開発していくことは当たり前であろう。
しかしながら、いいサービスや商品を開発しても、利用する市民がいなければ、やがて地域から撤退していってしまう。
特に使って欲しい高齢者は、情報が届かなかったり、慣れた生活を変えることを好まない傾向があるため、新しい商品やサービスが浸透しにくい。
地域包括支援センターや、ケアマネジャーと現場にいて感じるのは、老いを支えるサービスや商品を「使いこなすための支援」が不可欠であるということだ。
また、利用する市民があってこそ、高齢者の生活も支えてくれる使いやすいサービスが地域に根付いていくのではないか。
企業は高齢者のニーズがどこにあるのか、どうすればサービスを高齢者に知ってもらえるのかが分からず、一方高齢者は自分が欲しいサービスがどこにあるのか分からずにいる。
その点基礎自治体は、高齢者のニーズをすばやくキャッチし、高齢者やケアマネジャー等の支援者に直接情報を伝えることができる強みを持っている。

行政が民間企業と高齢者の間で情報の仲介をすることで、生活を支える質が高くて利用しやすいサービスをたくさん創出し、地域に根付かせることができないだろうか。
こうした想いから、市は協議を重ねて作り上げた民間サービスを、市民に積極的に紹介する取り組みを始めている。
前述の温泉バスの乗車率は2.5倍に増え、ふれあい便はサービス開始から利用者は2倍、一回あたりの客単価(購入額)も6000円を超えているという好調ぶりである。
また一連の取り組みを経て、昨年度(平成28年度)のデイサービスの伸び率は、対前年比2.5%増に収まった。
これまで高齢者支援は、どうしても介護保険サービスに利用者を当てはめるだけの支援となりがちだった。
その結果が給付費の増大と、高齢者の急速な重度化である。
これからはその人に本当に必要な場所や支援を、介護保険に限定せず幅広く探し、もしなければ地域で共に創り出す。
公的保険サービスで対応できなければ、しかたなく保険外の市場サービス利用という思考を、まずは市場サービス、その後に公的保険でという、高齢者支援に関わる者の思考プロセスの転換が必要なのではないか。
こうした実践を通じて、一地方自治体の現場から日本全国へ、問題提起をしていきたいと考えている。

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日本全体の中で見ると、西宮市は総じて恵まれた自治体だと思います。
人口は増えてるし、若年人口も多いし。
でも日本全体の流れと関係なく、西宮市だけが今のまま行けるわけがありません。
また地域ごとに子細に見ていくと、また違った姿も見えてきます。
そう考えると、他の自治体での事例も参考にいろんなことを考えていくことが、ものすごく重要だと思うんですよね。
民も官も力を尽くし、足らずを補い合うことこそが、とても重要なはずですし。
微力ではありますが、私も、その中で役割を果たすことが出来るよう頑張ります。

というわけで今日のブログは、このへんで。

それでは失礼いたします。


業務を効率化しようとするなら、中からの視点も欠かせません。というわけで要望していた内容が前に進んでいます(^^)v

2017-08-24 19:14:59 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

「このセットを左から右に読むのが、超お奨め!」ということで友人から貸してもらったのですが、も、たまらん。
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私、大学生時代は本気で「(前田日明氏が主宰する)RINGSが世界最強の男を決めるんや!」ぐらいに思っていた、アツい前田信者だったんですよ。
実家にも下宿にもポスター貼ってたし、横浜まで引退試合、見に行ったし。
なもので前田氏側視点からの文章・インタビュー等は、しこたま見てきたんですよ。
だけど、佐山氏(=初代タイガーマスク)側からの見え方を系統だてて見たことって、なかったよなあ...。
しみじみ物事には、いろいろな見方・見え方があるという話ですね。

てな多くの方には全く分からないであろう趣味の話はさておき、本題へ。
以前、

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●ガス管の敷設・上下水道の引き込み等、道路の掘削を伴う工事は市に許可申請を提出し、許可を得て行うことになっている
●工事が完了した際には完了届を提出するよう条例で義務付けられてもいる
 ⇒ところが現実には工事が完了したにも関わらず、完了届が提出されていない事例が多数存在する
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という話をきっかけに、
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●事務処理の適正化に努めるべき!という指摘を行った
●その結果、事務処理全般の適正化に向けた話が動き始めた
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ということになりました。
で、その際、せっかく市が行う事務処理全般についてチェックするなら「業務の効率化!」という観点も含めるべきでしょ!!という指摘を行ったのですよ。
そこらへんの内容&経過については、こちら。
  ↓
一歩前進した工事完了届提出の件。この機会に、効率化という観点も含めて業務の見直しを進めるべきです!@2017年3月のブログ

で、この度、昨年度に続いての「事務処理チェック」が実施されるとのこと。
ほんで今回は指摘を踏まえ、「業務の効率化」という観点からのチェックも入れてもらえることになったそうな。
ここらへん、具体的な指摘が出てき、多少なりとも業務の中身が改善されていくことを切に期待したいと思います。
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ところで業務の効率化とか残業時間削減とかといった話で行きますと。
少し前から突然、「残業の申請をしてない人は早く帰りましょう!」的な庁内放送が、よく流れるようになったんですよね。
別に、それに意味がないとまでは言いませんが、市長就任から三年以上が経つ今になって、ようやく、そんな対策か~...と。
しみじみ、なんだかなあ。。。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


もちろん安かろう、悪かろうではあきません。でも、この現状には明らかに問題があるでしょ?

2017-08-21 17:31:41 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

一昨日は同じ道場の先輩(ただし年齢はずっと下)の応援に大阪市中央体育館へ。
  ↓

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しかし、さすがは全国大会。
私ごときの目では、どっちが上とも言いかねる高レベルな試合が多すぎますな。
「勉強になりました!」というには、己のレベルが低すぎるし。
なにせ、えーもん見せてもらいました。

さて本題。

今日の話は、ちょい難度高めなのですよ。
なので具体的な内容に先立って、まずは語句の説明をご覧ください。

  ↓
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【予定価格】
●役所が入札を実施する際に、契約金額を決定する基準として事前に作成する見積価格

【調査基準価格】
●役所側から見て、この金額より安く落札された場合、契約した内容を履行されないおそれがあると考える金額
●よって、この価格を下回った場合には、入札された内容が妥当かの調査が行われる(←この調査を低入札価格調査と呼ぶ)

【失格基準価格】
●役所側から見て、この金額より安く落札された場合、契約した内容を履行できないと考える金額
●よって、この価格を下回った場合には失格となる
------------
  ↑
名前の感じと意味があっていて、分かりやすいと思うのですが、どないでしょ?

で、少し前の話になるのですが。
昨年末から今年始めにかけて「公共下水道新設工事」の入札が行われまして。

その結果は
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●入札に参加した事業体が10
●調査基準価格未満・低入札調査価格以上だったのが3
●失格基準価格未満だったのが7
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というもの。
これ、ちょっと異常な事態だと思うんですよね。
入札に参加した事業体のうち、
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●行政が「だいたい適正な金額!」と考える範囲内の金額を提示したところが一つもなかった
●安すぎる(と行政が考える)価格を提示したため、「問答無用で失格!」となった事業体が10中7もあった
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ということなわけで。


なお、この工事、最終的には低入札調査の結果17億300万円で落札されたわけですが。
失格になった事業体の中には15億2560万円という、現実に落札された事業体に比べて約2億円も安い金額を提示していたところもあったんですよね

加えて、西宮市は各事業体の技術力を測るべく、「技術評価点」という指標も持っているのですが。
これで見ると、落札した事業体は107.5点、失格になった事業体は107点と両者には、ほとんど差がありません。

こういうことを考えると、問答無用で失格にする必要あるんかいな???と思うんですよね。
せっかく頑張って安い金額を提示したのに、それがアカンという理由で失格にされるってのは理不尽に思えて仕方ないわけで。


ちなみに5月には「護岸前出し工事」の入札も行われました。
この入札にも7社が参加しているものの、

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●5社が調査基準価格未満・低入札調査価格以上の価格を提示
●2社が低入札価格未満のため失格
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となりました。
こういうのを見ていると、低入札調査価格・失格基準価格のあり方自体を考え直す必要があると思うんですよね。

色々と関連する要素が多く、悩ましい話ではありますが。
適正な入札という観点からも、本市の厳しい財政状況からも、ここらへんスルーしては通れない話だと思うのですよ。

色々と考えを整理しつつ、しっかり取り組んでいきたいと思います。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。。


【告知】残りの駅立ち、こんな感じで頑張ります。お見かけの節は、よろしくお願いします!

2017-08-17 15:32:59 | 主張・広報と活動のお知らせ

今日から夏の駅立ち、スタート。
いろんな方とお会いするわ・お声掛け頂くわ・お土産まで頂くわで、わたしゃ、ほんま幸せもんです。。。
  ↓


というわけで駅立ち初日は無事、終了。
んで残りの駅立ち日程も確定したので、以下お知らせします。
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8月21日(月) 阪神西宮×えべっさん口
8月22日(火) 阪神香櫨園×改札前・南側
8月25日(金) 阪急西宮北口×北西・三角公園前
8月28日(月) 阪急・甲東園×東側階段下
8月29日(火) 阪神香櫨園×改札前・北側

なお天候等により、予告なく変更する場合もあるかもしれません。
その点、ご容赦くださいませ。

まだお盆休みな方も多いのか、受け取って頂けた枚数がいつもに比べて、やや少なかったのですが、明日以降もめげずに頑張りますよ~。
お見かけの節は是非是非よろしくお願いします。

甚だ簡単ながら、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


今日で終戦から72年。いろんなことを考える機会にせねばならんな、と改めて。

2017-08-15 14:40:01 | 日本と世界に貢献するまちをつくるために

本日、満池谷墓地の慰霊塔前で行われた戦没者慰霊祭へ行ってきました。
  ↓


以下、同時刻に開催された全国戦没者慰霊祭での安倍首相の発言から引用。
  ↓

「先の大戦において、三百万余の方々が、祖国を想い、家族の行く末を案じながら、苛烈を極めた戦場に斃れ、戦禍に遭われ、あるいは戦後、遠い異郷の地で命を落とされました。」
「いま、私たちが享受している平和と繁栄は、かけがえのない命を捧げられた皆様の尊い犠牲の上に築かれたものであります。」

恥ずかしながら、普段こういったことを考える機会って、なかなかないんですよね。
だからこそ改めて、こういった当たり前の事実を、こういう機会に胸に刻まなければならんな、と
そして様々な思いを抱きながら、お亡くなりになられた多くの方々に恥じることのないよう、行動していかねばなりませんね。
甚だ微力ではありますが、頑張ります。
そして今日という日が、多くの方にとって、様々なことを考える一日となることを願っています。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


ついに市政報告も50号!多くの方々から頂いているご支援に感謝しつつ、恒例の広報活動、始めます!

2017-08-14 14:21:58 | 主張・広報と活動のお知らせ

年4回、議会終了ごとに発行している市政報告も、今号で遂に50号に到達しました。
思えば、遠くへ来たもんだ。。。
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【表面】http://y-shibuya.sakura.ne.jp/report/50a.JPG
【裏面】http://y-shibuya.sakura.ne.jp/report/50b.JPG

で、こちらはリンク先の画像。
  ↓


というわけで今週から駅立ちも始めます。
まずは
●8/17(木) 阪急・門戸厄神駅×東側改札前
●8/18(金) 阪急・西宮北口駅×北東アクタ連絡通路
からスタート予定です。
暑い盛りではありますが、多くの方々にお手に取って頂けるよう頑張ります。
お見かけの節には、よろしくお願いします。

と簡単ながら、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


「みやハグ」って、ホンマにそんなに浸透してるんですかね?個人的には、そこまで多くの方が登録&活用しているとも思えんのですが。。。

2017-08-10 09:44:41 | すべての人にやさしいまちを実現するために

9時過ぎからアポありの積りでいたのですが、担当さんはやって来ないし、連絡も取れないしで困った。。。
というわけで、この時間を活かしてブログの更新など。

西宮市政ニュース×2017/4/25号
でも大きく取り上げられていた「子育ての”あったらいいのにな~”をアプリにしました!」という「西宮市子育てアプリ みやハグ」。
皆さん、これ、ご存知ですか?
  ↓


  ↑
というわけで、今日のブログは、これに関してですよ。

このアプリ、開発費として831万円、運営にも年間311万円がかかっています。
ここらへんが気になったこともあり、色々と調べていたのですよ。
例えば、個別の機能については
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●「成長日記」って、無料アプリで同じようなの、たくさんあるよね?
●「子育てガイド」とか「救急」掲載の内容って、西宮市HPにも掲載されてるよね??
  ⇒もっと言うと、搭載されている機能のほとんどは無料アプリで代替可能なものか、
   市HPに掲載されている内容ばかりだよね???

--------
といった点について疑問に思ったので。
私みたいな旧型人間には、どうにも、この手のアプリの重要性って納得しづらいんですよね。。。


ちなみに、この種のアプリは、他の多くの自治体でも開発・使用しています。

「これを後発で独自開発する必要があるのか?どこかと共同で開発するといった手法は考えられないのか?」という点についても、いろいろと考えちゃいます。
  ↓
【ご参考】
他自治体と共同開発・共同利用することで、システムにかかる費用は大幅に削減できるはず!今後は、こうした取組も進めていくべきです。@2017年6月のブログ

で、そんなこんながあって、このアプリについて最近の登録状況&利用者数の情報提供を依頼したのですよ。
すると、担当から
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●インストール数は7/1現在で5,264名
●6/1~6/30の利用者数は3,157名
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という数字が上がってきました。
担当によると、これらの数字はいずれも純然たる人数で、重複カウントはないそうな。
これがほんとなら、確かに一定の需要があるのかな...と思います。
でも、ほんとに、こんなに多くの方が登録&利用しているんですかね???

この数字で見ると、アプリをインストールした方の6割以上が、継続的にアプリを利用していることになります。
でもこの手のアプリって、そこまで多くの方に継続利用して頂けるもんなんやろうか???
一旦はインストールしても、削除したという人も、たくさんいらっしゃると思いますし。

登録者数も、疑えば疑えるよな、と。
西宮市の就学前児童数は平成18年の29,737人をピークに減少傾向にあり、平成28年で26,995人。
登録された内容によると、アプリをインストールされた方の90%近くが就学前児童の保護者とのこと。
もちろん
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●子供が1人なのか?2人以上なのか?
●片方の親だけがインストールしているのか?両親とも登録しているのか?
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など、諸々の条件によって変わってくる部分は大きいと思います。
でも、就学前児童26,995人に対して、5,264名のインストール数って多過ぎやせんか???と。

アプリの有効性自体を、頭から否定するつもりはありません。
でも
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●アプリには、費用対効果が見えにくいという特性がある
●ともすると行政は、作ること自体を目的化してしまいがち
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といった要素があるとおもうんですよね。
このまま放置していると「流行りやし、アプリはバンバン開発していきます!費用対効果の検証とかは二の次!!」てな話になりかねないと思うんですよ。
というわけで、上に示した数値の検証をお願いしたのですが、もう大分経つにも関わらず、ぜんぜんレスないな。。。

というわけで、この話、引き続き、追いかけていきます。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


西宮北口駅の観光案内所が、ようやく閉められることになりました。けど、その閉店理由ってなんなのさ。。。

2017-08-08 10:37:52 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために


  ↑
この人物が講師で「なぜ議員の不祥事が起こるのか」とか、悪い冗談としか思えん。。
なんなんでしょうな、一体。。。

てな話はさておいての本題、今日のブログは、市が行う観光施策についての話ですよ。
ま、ちょっと聞いて下さいな。

西宮北口駅構内・2階コンコース上に「魅力発見ブース にしのみ屋」という施設があります。

  ↓



これ、前身は河野前市長時代に宝塚線ホームに開設された「西宮観光案内所」で、現・今村市長の意向により、昨年4月に移転したものですね。
何度も言ってることですが議員時代には、あんだけ観光施策のことをボロクソ言ってたのに、こういう施策にやたらと力を入れているのは、ほんと訳が分からんな。。。
  ↓
【ご参考】
市長って議員時代、都市型観光政策に、ものすごく否定的だった気がするんですけど・・・というお話。@2016年3月のブログ

市から業務委託を受けている「にしのみや観光協会」のHPによると「市内最多を誇る乗降客はもとより、神戸本線・今津線の2線の乗換客も利用する場所であり、より多くの皆様に西宮のとっておきの魅力を届けてまいります」とのことで、えらい力が入ってますね。
なんですが、この施設の利用、思いっきり低迷しておりまして。

リニューアルした昨年度の売上と来場者数は、市の資料によると
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●来所者数60,858人(日平均176人)
●売上金額4,951,427円(日平均14,310円)
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だそうな。
「大谷美術館やリゾ鳴尾浜など集客施設のパンフレットの提供」等も行っているそうなので、単純計算するのもあれなんですが、この数字を信じるならお客様一人当たりの単価は100円以下となります。
こうなってくると、ぶっちゃけ「来所者数」の定義自体、謎だと思っちゃうんですよね。
しかも、この施設、賃料+運営費等で年間1600万円以上の費用がかかっています。
どう考えても、やる意味があるとは思えんな。。。

で以前から、ずっと批判してきた、この施設、ようやく8月末で閉めることになったそうな。
ただ、それも「費用対効果を勘案して!」的な話ではなく、メインの理由は「空調設備が完備されておらず、温度、湿度、ほこりなどの労働環境や、夏場の商品取り扱いが限定されるなどの問題があり、施設管理者と協議を行いましたが、改善する見込みがない状態となっています」というところにあるそうな。
なんじゃ、そりゃ。。
ま、理由はどうあれ、閉店すること自体は良いことだと思うんですけどね。

「仕事が多くて大変!職員も不足してる!!だから職員定数を増やさなければ!!!」的な主張をするなら、こういう市長自身が批判していたような仕事の見直しをこそ進めるべきだと思うんですけどね。
つくづく、なんだかなあ。。。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


言いたいことは、「下水管に接続していない建物からの排水は環境汚染に直結します。だから是非、下水管に接続して下さい!」ということでしょ?だったら、それをストレートに訴えるべきだと思うわけで。

2017-08-03 17:11:33 | 豊かな自然と都市環境に調和した美しいまち

やるなー、AI。
私も見習って、長いものに巻かれることなく頑張ります!
  ↓
AIが「共産党は無能」と批判=中国ネット大手、サービスを停止―香港紙

さて本題、今日はちょっと環境に関する話など。
正直、私も記憶にないのですが、
昭和40年代頃って夙川が泡立ってたらしいんですよね。
「蛍が戻ってきた!」てな話も聞く今の姿からは、想像もつかないところですが。

で、こういった問題が起きた背景にあるのが、生活排水の問題。
私たちがトイレ・台所・風呂場等で使用した生活排水は、下水道を通って浄化センターに送られ、きれいな水に処理された後、川や海に返されるというのが通常の運用です。
ところが、そもそも下水管に接続されていない家庭等の排水は直接、川や海に流されることになります。
で、昔は下水管自体が整備されていないし、それへの接続も進んでいないし...ということで、ひどい状況になっていたということですよね。

こういった状況は現在では大幅に改善されており、現在、西宮市内の99%以上の家庭・事業所等では排出される汚水を公共下水道管に接続させるための工事が完了しています。
しかしながら、様々な事情から接続できていない家庭・事業所等が一部存在しています。
そうした家庭・事業所等に対して、市から定期的に送付している文章が、こちら。
  ↓


ん~、なんか、色々しっくりこんな、この文章。。
婉曲すぎるというか、なんというか。。。
というわけで、こちらで文章案を作り、文章を以下の内容に変えてもらうことにしました。
  ↓

  ↑
だいぶスッキリしたと思うのですが、どないでしょ。

蛇足ではありますが。
市も座視しているわけではなく、根気よく対象となる世帯や事業所への働きかけを続けています。

また下水管に接続しようとする側にとっては、お金の負担が生じる問題でもあるため、働きかけたからと言って、すぐすぐ良い結果に結びつくような話ではないというのも事実です。
でもね、できることはあると思うし、そのための努力も大切だと思うんですよ。
てなわけで細かい話ではありますが、こういったところで気付くところがあれば、都度、働きかけていきたいと思います。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。