西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

使用済みのおむつを保護者が持ち帰る必要がありますか?保育所で捨ててくれた方が...という保護者が圧倒的に多いのではと思うのですが…@元日記2021年7月

2023-04-19 20:16:54 | すべての人にやさしいまちを実現するために

■浜脇小・浜脇中・明星高・京都大学卒。元・阪急電鉄株式会社勤務。
■「行動する政治」を掲げて日々奮闘中。5期・18年半の実績を持っています!
■無所属保守系・改革派議員が集まった「会派・ぜんしん」の幹事長。第91代西宮市議会議長。

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選挙関連でやるべきことは沢山ありますが、その中の一つが選挙ハガキ。
普段からご支援くださっている方、その方々が紹介してくださった方々に「しぶや祐介をよろしくお願いします!」的な趣旨で送るわけですが、私の中ではかなり重要度が高いのですよ。
そんな選挙ハガキの発送も完了し、ほっと一息。
やるべきことを一歩一歩進めていくことができている気がするのは嬉しいですね。
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さて本題。
「市政への注目度が高まる選挙という機会を活かして、より多くの方に是非、私の普段の活動を知っていただきたい!」という思いから、4年間の任期中にアップした中で、とりわけ印象に残っているブログを順次再掲載している、このシリーズも第5回。
初めての方には是非!普段からご覧頂いている方には今一度!!ご覧ください!!!
それでは本日のブログ始めます!

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

本市の公立保育所では、子供の使用済みおむつは保護者に持ち帰ってもらう運用となっています。
資料②をご覧ください。
 ↓


市は主に
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●子供が一日の大半を過ごしている園での生活を知ること、排尿の回数や便の状態から子供の健康状態や体調を推しはかることや、排せつの自立に関して子供の変化や成長に気づくことにつながっている
●子供の健康状態や発育・発達状態について家庭と連携するための貴重な機会となっている
●保育現場でも、所管課に対しても、おむつの持ち帰りをやめてほしいという趣旨の意見は受けていない
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という理由から、今後も、この運用を続けるとしています。

しかしながら私には必ずしも、それが多数派の声とは思えません。
実際、
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●お迎えの後、買い物に行きたいが臭いが気になる…
●衛生面で問題ないのかと思う
●日常的におむつを開けて確認したりはしない…
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といった声を伺う機会も少なからずあります。
また「おむつを貯めたバケツを開けて、空き時間に保護者ごとに仕分けなおす」といった現在の運用には、保育士の業務負担や感染症対策という面からも問題があります。

関西圏の中核市では明石市・奈良市のように園でおむつを回収・処分している事例があり、本市においても検討するべきです。
それでは以上の内容を踏まえて質問します。

【質問①】
「保育現場でも、所管課に対しても、おむつの持ち帰りをやめてほしいという趣旨の意見は受けていない」とのことだが、アンケート等を行ったことはあるのか?
また行っていないのであれば、行うべきと考えるが、どうか?
 ↓
【答弁①】
アンケートについてでございますが、これまで実施したことはありません。
議員ご案内のとおり、この件について、これまで所管課の方に「おむつの持ち帰りをやめてほしい」とのご意見を頂いたことはほとんどないのですが、現行の運用に関するご意見を広くお聞きすることはニーズ把握の点においても有意義であることから、アンケートの実施について検討いたします。

【質問②】
アンケートの結果、保育所での廃棄を希望する保護者が多い場合「希望者は持ち帰る形でも可」とした上で、保育所で廃棄する運用に変えるべきと考えるが、市の見解はどうか?
 ↓
【答弁②】
保護者におむつを持ち帰りいただくことは確かに負担ではありますが、「園での排尿の回数や便の状態から子供の健康状態を推し量ること」や「排泄の自立に関する子供の変化や成長の気付き」につながることから、その主旨を丁寧に伝えるとともに、子供の健康状態や発育・発達状況について家庭と共有する機会の一つとしてまいりました。
また、おむつを持ち帰ることで把握できる情報をもとに相談をいただく事例が継続的にあることから、現行の運用を継続する意義はあると考えておりますが、このたび実施について検討するアンケートの結果も踏まえ、運用見直しの要否について改めて判断したいと考えております。

【まとめて要望】
現状持ち帰りとしている理由を否定するつもりはありません。
とはいえ、保育所での廃棄を求める声が複数存在すること、他自治体において運用が見直されている事例が存在することも事実です。
ご答弁いただいた通り、「アンケートの結果も踏まえ、運用見直しの要否について改めて判断」していただきたい。
要望します。

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というのが問題提議した当時のブログ。
この件、既報の通り、その後、いくつかの段階を経て今年度から公立保育所全園で、園での廃棄を実施することが決定。
私立保育所にも、同様の措置を取る場合、必要額相当分の補助を支給することが決定しました。
こちらについても、よい流れを作ることができたものと自負しています。
 ↓
【ご参照】
公立保育所全園への保育支援システム導入&おむつの持ち帰り廃止(=園での廃棄)が決定しました!@2023.2のブログ
しぶや祐介の市政報告73号@2023年3月発行


こうした流れを作るような仕事、今後もしっかり続けていくことが出来れば...と思っています。
そうできるよう是非、皆様のご支援をよろしくお願いします!
それでは本日のブログは、これにて失礼いたします。


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