西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

少しずつ進んでいる家庭環境調査票・健康調査票の運用改善の話。少し内容は変えつつ、今後も指摘・提案を続けていきます!

2018-03-30 10:21:16 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

ちょっと古いのですが、これ、とても良い内容だと思ったので、ご紹介。
  ↓
荒川区の0歳児保育「一揆」の勝利について ーあるいは現代日本における「ボイス」の可能性ー@駒崎 弘樹 公式ブログ

とりわけ、個人的に賛同したのは以下の一節。
  ↓
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自治体との付き合いの長い僕が常に思っているのは、「役所は、声が上がらなければ問題に気づかない」ということです。  
住民から声があがって、あるいは住民からあがった声を拾った区議に言われて、初めて地域に問題があることが分かります。
そうだとすると、彼らにとってみると、声があがっていない、ボイスがないということは、「今のままで特に問題がない」ということと、全く同義です。
我々は「ボイスを発さない」ということを通じて、「文句はありません。現状を肯定しています」というメッセージを、行政や政治に対して送っているのです。
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  ↑
そういう自覚を持って、声なき声を拾い上げる努力、続けていかなければなりませんね。

てな観点からも、こだわり続けている家庭環境調査票&健康調査票の話に若干の進展がありました。
なので予定していた都市計画道路の話の続きは一旦パスして、こちらの話について。

度々このブログでも取り上げていますが、「家庭環境調査&健康調査票」は、保護者が4月に小中学校に提出する書類。
この運用が学校ごとに大きく異なっており、
---------------
①小中学校入学時に一度提出すれば、卒業までイチから書き直す必要はない学校
②2~3年ごとに、イチから書いて提出しなければならない学校
③毎年、イチから書いて提出しなければならない学校
---------------
の大きく3パターンの学校が存在するんですよね。
保護者の側から見れば①の運用が一番楽ですし、学校にとっても、どの運用を取ったところで負担は変わらないはず!
なので「基本的には各校とも①の運用に揃えていくべき!それが無理でも、今、③の運用を取っている学校は、せめて②の運用に変えていくべきでは?」というのが、私の従来からの主張です。
  ↓
【ご参照】
ちょっとだけ進んだ、家庭環境&健康調査票の運用改善。でも、これじゃ、まだまだ満足できませんので、引き続き追いかけます!@2017年5月のブログ

なんですが、この話、なかなか進まないんですよね。
その理由は、どちらかというと学校側ではなく教育委員会本部側にあるのでは???と思わされることしきりなのですよ。
というのも、上のブログで示している、昨年5月に請求した資料が出てきたのが、なんと4ヵ月後の9月。
で、その内容を受けて、更に追加で9月に請求した資料に至っては、なんと今年の2月になるまで出てこないという凄まじい展開に。
しかも、そこで提出されてきた資料にも色々と不備があり、結局要望していた資料が全部そろったのは今週のこと。
途中で再三催促もしていたのですが、ほんま一体どないなっとるんや...

てなトホホにも程がある展開を経て、示された来年度からの方針は、こちら(学校は50音順)。
  ↓

  ↑
ちなみに、ここに名前が挙がっていない学校はすべて、家庭環境調査票&健康調査票の両方が、既に「複数年に一度イチから書き直し」or「卒業までイチから書き直す必要はなし!」という運用になっています。
また家庭環境調査票と健康調査票をひとまとめにしての記述になっていますが、上にあげた学校の中にも
-------------
●家庭環境調査票だけ、毎年提出
●健康調査票だけ、毎年提出
●いずれも、毎年提出
-------------
という3パターンがあります。
各校の状況は、それぞれ以下の通り(○がついているところが毎年イチから作成・提出しなければならない分)。
  ↓

  ↑
それやこれやを考えると、かなり状況は改善されてきたと言えるかな...と思っています。
依然として「毎年いちから作成して提出!」の運用を固持している学校もありますが、そうした学校についても
-------------
●赤字で示したとおり、保護者負担軽減のための取組を進めている
●学校が示している理由の中にも一定の妥当性が認められる
-------------
といった感じになってきているように思いますし。

正直なところ、この話、これ以上、議会側からの働きかけによって複数年運用に見直していくようにしてもらうことは難しいし、場合によっては不適切なこともあるように感じています。
一方で、「毎年イチから!」が前提になっている学校についても保護者負担軽減という観点から、なんらかの対策を講じることが可能な場合もあると考えています。
なので今後は、そういう観点からの指摘も含めて、続けていきたいと思います。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


私も瓦木中学周辺の道路整備には賛成です。でも考えるべき問題は、いろいろあると思うわけで...

2018-03-27 09:32:06 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

昨日、無事、政治資金収支報告書の提出完了。
提出締切は3/31なので、今年は結構追い込まれたな...
  ↓

  ↑
私の場合、資金の出入りもほぼないので事務的負担は極めて低いのですよ、この仕事。
とは言うものの、やらにゃならんことが出来ていないってのは、やっぱり気になるわけで、ちょっとすっきり。
この勢いで、そろそろ政務活動費の締め作業も始めていかなければ!ですね。

てな話はさておき、本題へ。
3月議会において、
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●都市計画道路・武庫川広田線のうち、中津浜線以東、瓦木なかの道以西の整備に着工する
●平成30年度から用地取得をはじめ、平成35年度末に事業を完了する予定
-----------------------
という内容が発表されました。
対象地区の地図とイメージは以下に示した通りで、今回の整備対象区間は赤塗り部分です。
  ↓

  ↑
対象地区は瓦木中学校に近接した地区であり、通学時間帯を中心に多くの児童・生徒が通行するにもかかわらず歩道が確保されていないなど、危険な状況にあります。
ここらへん、
上の資料中の「通勤・通学時の状況」という写真から
、お分かりいただけるかと。
こうした状況を改善するべく周辺の用地を取得し、道路の拡幅・歩道の整備等を図るという事業ですから、私も納得・賛成しています。
とは言うものの、気になることはあるんですよね。

一点目は、今回の整備に当たり、5年の期間と2億5千万円の費用が必要になるということ(期間および金額は市の想定値)。
ちなみに今回の整備に当たって、取得する必要がある土地は下図の青線で示した通りです。
  ↓

  ↑
図からお分かりいただける通り、影響が出る家屋数は数件にとどまります。
また、それらの家屋においても駐車場に充てている土地等、敷地の一部は対象となるものの、家屋自体には影響はありません。
それでも、これだけの期間と金額がかかるねんなあ。。。

で、もひとつ気になることがあるのですが、こちらについて書いていくと、かなり長くなりそうなんですよね。
というわけで、いったん閉じて、この続きは、また後日。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


会派・ぜんしんは平成30年度予算について採決に加わらず、退場しました。その理由はと言うと...

2018-03-23 10:58:01 | 市政全般に関連すること

今村市長の退職申し出から始まった3月議会も、昨日で終了。
なんか、もうムチャクチャ昔の話のような気さえするな。。。

で、その3月議会。
役所は予算で動くので、予算を審議する3月議会は、年4回開催される議会の中でも最も重要!
そして、そこで審議される数多の議案のうちでも市役所の事業全般に関わる一般会計の予算案は最重要議案だと言えます。

なのですが私が所属する会派・ぜんしんは昨日の本会議で、平成30年度西宮市一般会計予算案の採決に加わらず、退場しました。
その大まかな理由は、
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●予算に含まれていた卸売市場に関わる内容について納得できない点が多々あり、賛同しかねる
●しかしながら予算の重要性は極めて高く、仮に、予算が否決されるようなことになれば市民生活にも甚大な影響を及ぼしかねない
●そのため、卸売市場に関わる内容に賛同しかねるという理由だけをもって予算案全体に反対するというのは過激に過ぎると考えた
-------------------------
というものです。
なお
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●退場に至った具体的な経緯
●市が提示する卸売市場の現地再整備案について、私共が問題と考えている点
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については、会派の幹事長である菅野議員が議場で行った討論内容に凝縮されていますので以下、引用します。

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会派・ぜんしんは予算特別委員会民生分科会で卸売市場管理運営事業経費のうち卸売市場再生整備事業に関係する費用を削除するため、平成30年度一般会計予算の修正案を提出しました。
修正案の否決を受けて原案の採決では退場し、全体会でも平成30年度一般会計予算の採決で退場しました。

市は昨年9月、10億1000万円の公的負担を柱とする西宮市卸売市場の再生整備構想を策定しました。
会派・ぜんしんは、市が示した再生整備構想について多くの課題があり、納得できる説明がなされておらず、市民への十分な周知も図られていないと考えます。
再生整備構想について課題があると考える諸点について述べます。

1点目、市場の継続性について。
流通分野の構造改革が進み、買受人を含めた多くの市場関係者が経営難や後継者不足などに直面して事業継続が難しい状況にあります。
新市場を開設しても順調に継続できるかどうかについて大きな問題があると考えます。

2点目、流通拠点としての必要性について。
市卸売市場は青果や水産物を取り扱っていますが、市の推計では、市内で消費される青果のうち市卸売市場を経由しているものは1割程度にすぎません。
買受人の多くは他の卸売市場を合わせて利用しており、市卸売市場がなくなったとしても、どの程度の不便度が生じるのか不明です。

3点目。
市の支援策の妥当性について。
新市場を運営する新開設者法人が市に支払う新市場の土地・建物の賃料は相場の水準よりかなり優遇されたものになる可能性があります。
市は市場の敷地の容積率について現行の300%から80%まで下げる計画で、これに伴って賃料を算出する基礎となる土地の固定資産評価額は通常より安くなるとみられています。
さらに、市公有財産規則では、市のこうした財産の貸付料を固定資産評価額の4.8%と定めていますが、これを特例的に2%程度まで減免する方針です。
それに加えて、市は新開設者法人の経営が不調な場合の追加支援について「現時点では考えていない」としていますが、それですむかどうかも判然としません。

4点目、市の過去の方針との整合性について。
市は平成25年、「西宮市卸売市場整備基本方針」を策定し、
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①2つの卸売市場の一体化
②民間による戦略的市場運営
③現在地での整備
------------
の3つの方針を示す一方で、公的負担について一切、言及しませんでした。
それが昨年9月の再生整備構想に含まれていることに強い違和感があります。

5点目、市場の土地・建物の転用策について。
市は10億1000万円の公的負担によって市場の土地・建物を取得するのであり、新市場の経営が行き詰まっても土地・建物を行政施設に転用することができると主張しています。
しかし、容積率が80%に制限された中で行政施設に転用できるかどうかについて疑問視する声が多く、市はどのような行政施設に転用できるかについて明確な説明をしていません。

市は現在、新卸売市場の将来性について調査を進めており、市場事業者や買受人へのアンケート調査を行っています。
その調査報告書は5月にまとまる予定です。
卸売市場再生整備事業を推進するかどうかの判断は最低でも調査報告書を見たうえで行うべきだと考えます。

市は将来、人口減少が見込まれ、財政状況が厳しくなることから、公共施設の総延べ床面積を20年間で10%削減する目標をたてています。
この目標達成のためには、全ての公共施設について、施設分類ごとに長期にわたる保全計画を策定し、その中で優先順位をつけて事業に取り組む必要があります。
しかし、保全計画の策定作業は進んでおらず、実態として総延べ床面積は増加傾向です。
こうした計画がないまま、課題の多い卸売市場再生整備事業を進めることには大きな疑問があります。
よって、会派・ぜんしんは採決に加わらず、退場します。
□□□□□□□□□□□□□□□□

ちなみに同議案は賛成多数で可決されましたが、
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●会派・ぜんしんと維新プラスの9名が採決に加わらず退場
●共産党西宮市会議員団6名と無所属議員の一部が反対
----------
という展開になったことは、そうとう異例と言えます。
一般会計予算は共産党さんを除く、ほぼすべての議員が賛同して可決されるのが普通ですから。

本来の二元代表制の在り方という観点からは、今回のように議会が是々非々の姿勢で行政に対峙することが、とても重要だと考えています。
そういう議会があれば、役所もテキトーなことはできなくなるわけですし。
二元代表制の一翼を担うものとして、引き続き、しっかり努めてまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


10年以上かけて、ついに是正された手厚すぎる家族手当!やっぱり追いかけ続けることって、大切ですね(^^)v

2018-03-19 10:57:45 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会
毎週楽しみにしている「西郷どん」に加えて、ン年ぶりで読み直し始めた「翔ぶが如く」@司馬遼太郎は佳境に突入するわ、「ブラタモリ」は二週連続で鹿児島取り上げるわ...で頭の中はすっかり鹿児島モード。
しかし、ここら辺見てると、なんで自分的・尊敬する人物リストの中に大久保利通は入っているのに、島津斉彬が入ってなかったのかが不思議で仕方ないな。。。(いずれも敬称略)
  ↓


てな話はさておき、本題へ。
昔は、市職員に対する「そんなんやっててええんかい!」的な手当てが随分沢山あったんですよね。
ちなみに、ここらへん随分是正されてきていますし、その過程で私が果たした役割は大きいと自負もしています(^^)v
  ↓
【ご参考@リンク先の「市民に信頼される公正で効率的な行政・議会を実現するために」⇒「不適正な手当ての是正」】
しぶや祐介HP×活動実績

とは言うものの、やっぱり、まだ「ほかの自治体ではないのがフツーなのに、西宮では支払われる手当!」というのがあるのですよ。
その一つが「22歳から25歳の大学等に在学する、市職員の扶養家族に対して手当を支給する」という制度。
ちなみに多くの自治体では扶養手当の支給対象は22歳までとなっています。
なので「大学等に在学する」という条件付きとはいえ、25歳までを支給対象としている西宮市は極めて異例な存在なのですよ。

で、この問題、一年間の経過措置は設けられるものの来年度から、とうとう是正されることが決まりました。
この見直しによって浮く金額は年間・約800万円だそうな。
決して大きな金額ではありませんが、この見直しが実施されるに至ったこと自体は素直に評価したいと思っています。

というのも実は、この話、私が、ずーーーっと追いかけてきた話なのですよ。
最初に正式に取り上げたのは、なんと2005年12月議会でのこと。
うわ~、10年以上前になるんか。。
  ↓
【ご参考】
12月議会、一般質問の内容について(5)。@2006年1月のブログ

もちろん、その場限りでの話で終わらせていたわけではなく、その後も毎年の会派からの予算要望で必ず取り上げてきています。
例えば、昨年10月に会派から市に提出した「来年度の予算要望」でも「(前略)成人した扶養家族への扶養手当の支給、15歳から25歳の扶養家族に対する扶養手当の増額等、妥当性や正当性が疑われる手当や、他市に類例のない手当てが複数存在する。これらの手当についても、抜本的な見直しを行うよう要望する。」と記載しています。
他にも主張している内容はあるので100点満点とは言いませんが、ようやく、この部分が見直されたか。。。

財政状況が厳しいので...的な話を言うのであれば、こういうところこそ、しっかり見直していかねば!ですよね。
引き続き、様々な手当制度の是正にも、しっかり取り組んでまいります。
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。

市長選挙と併せて、市議会議員の補欠選挙も実施されます。なので、そちらについても情報提供など。

2018-03-15 09:20:53 | 主張・広報と活動のお知らせ

文明の発展状態の差を、大陸の東西の広さという視点から読み解き、当時、世界的大ベストセラーとなった「銃・病原菌・鉄」。
この著者であるジャレド・ダイアモンド博士の番組ですから、私的には見逃すわけにはいきませんな。
  ↓
http://www4.nhk.or.jp/diamond-hakushi/

  ↑
というわけで毎回、楽しみに見ているこの番組ですが、個人的に一番興味深かったのは第1回。
------------
●現生人類の祖先であるホモ・サピエンスがアフリカ大陸をでて、世界中に広がった
●その過程で、ネアンデルタール人等、多くの旧人類と遭遇した
●しかしながら、そうした他の人類とホモ・サピエンスが交わることは無かった
 (旧人類は、ホモ・サピエンスの虐殺が原因で絶滅したという説さえある)

------------
というのが、通説だと思っていたんですよ、私。
ところが第1回で述べられたところによると最近の学説って、違うんですね。
こういう新しい知識が入ってくるのって、ほんと面白い!

  ↓
【ご参考】
ネアンデルタール人とも交雑!人類進化史の最新研究が面白いことになってた

 てな話はさておき、本題へ。
先日、市職員さんとお話ししていたときに、出てきたのが
「市会議員の補欠選挙って、誰か候補でるんですかね?
 N●Kの人のことくらいしか聞かないんですけど。。。」
という話。
そっか、ここらへん、やっぱり私ら議員と、市職員さんや一般の方々とでは大きな情報の断絶がありますね。。。

ちなみに現在、西宮市議会議員には2名の欠員がでています。
で、この枠を埋めるために、市長選挙と同時に市会議員の補欠選挙が行われることになっているのですよ。
(なお今後、選挙までの間に議員の辞職等に伴い、欠員数が更に増える可能性もあります。)
というわけで先日の市長選挙に続き、市会議員補欠選挙への挑戦が取りざたされている方々について、ご紹介をば。
以下、50音順で、どうぞ。

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うえだ あつし

http://ueda-atsushi.net/(HP)

河本 圭司(NHKから国民を守る党)
https://twitter.com/37kawamoto(ツイッター)

中川ゆうき
(HP・ブログ等、確認できず)

ひぐち光冬(日本共産党)

https://ameblo.jp/micchangarden/(ブログ)

脇田のりかず(日本維新の会)
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009186495470(FACEBOOK)

■■■■■■■■■■■■■

なお、あくまで私が認識している限りの話ですので、抜け・漏れ等あるかもしれません。

なにせ市長選挙についても、その後、ブログにはあげていなかった方が名乗りを上げたようですし。
その点、ご容赦下さいませ。
  ↓
【ご参考】
「西宮に停滞感」市長選に前加西市長立候補へ@3/14付・神戸新聞

こちらについても、あるべき西宮の未来を考え、きちんと議論し、行動できる方がお越し頂けることに期待したいと思います。
なにせ「住みたい街ランキング」のトップ10に複数の駅名を挙げてランキングしていただけるような街ですもの。
それにふさわしい議会として、まちづくりに貢献していかねば!ですよね。
  ↓
【ご参考】
関西の住みたい街、草津が滋賀票で浮上 西宮北口が首位@3/14付・朝日新聞デジタル

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


提案実現!というわけで道路や公園の不具合、ゴミの不法投棄などを発見した場合は、こちらをご利用下さい!!

2018-03-12 12:54:44 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

本日から木曜日までは予算特別委員会。
副議長は自動的に予算特別委員会の委員長に任命されるため、今日から四日間、自分が所属する民生以外も含め、すべての委員会をくまなく回る感じになります。
で本日の午前中は教育こども委員会に入っていたのですが、その中で維新プラスの福井議員が私の名前を挙げて、先日、ブログで取り上げた赤ちゃん先生事業について質疑してくださいました。
  ↓
【ご参考】
普通に考えりゃ、意図的にやってますよね、これ。こんな展開で「うっかりミスで、すみません。ほんと、お恥ずかしい!」とか言われても...@前々回のブログ
  ↑
そら、こんな展開ですもの。
私以外にも、おかしいと思う方がいらっしゃるということですよね。。。

てなはなしはさておき、本題へ。
最新の3月10日付・市政ニュースに、市HPのリニューアルに関する記事が掲載されました。

内容は、こちら。
  ↓

   ↑
で、この中で私が推したいのは一番下の『「市民の声」に位置情報記録を追加』という項目に関連する部分。
上に示した「市民の声」をクリックすると、下の画面に飛びます。
   ↓

  ↓
で、上の四つの項目のうち該当するところをクリックすると24時間、いつでも簡単に不具合等を通報できるようになったのですよ。
多くの方は上に列挙されたような不具合等を発見しても、どこに連絡すればよいのかなんて知らないし、分かりもしないはず。
そういう意味で、これ使いようによっては、かなり便利なツールになりえると思うのですが、どないでしょ。

ちなみに、この話、私が提案してきた内容が実現したものです。
  ↓
【ご参考】
【愚痴話】ええ、西宮市役所が縦割りなことは、よくよく分かっていますよ。だからこそ、これだけ念を押したのに...というお話。@2016年9月のブログ
  ↑
ただし提案した当時は「アプリで!」と言っていたのが「市HPの改定と併せて、HP内に整備!」という形になりました。
この点についてはHP内での整備になったことに伴い、アプリ開発料なしでできた(←市職員が自前で作業したため)という利点もあり、納得しています。
アプリ形式だと利便性は高いのですが、かわりに開発費&維持管理費も高くなる...というジレンマもあり、ここら辺悩ましいんですよね。。。


一方で、私が最初に提案した時から時間が経っている間に、他の自治体ではLINEを使って、同じ問題に取り組もうとしている事例なんかも出てきています。
これだと当然開発費・維持費等もかかりませんし、こういうのも検討していくとええんやろうな...
しかし、ほんとドンドン新しい取組って出てくるものですね。
  ↓


  ↑
私も負けずに、いろんな提案をしていけるようアンテナ張って、頑張ります。

それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


4/15投開票の西宮市長選挙の候補者が、どうやら出そろったような... というわけで候補者の紹介をば。

2018-03-09 18:37:22 | 市政全般に関連すること

今日は市内公立中学校の卒業式。
なんと言うか、この時期ってのは本当に多感な時期ですよね。
単に「かわいい~」な幼稚園の卒業式や、「大きくなったな~」な小学校の卒業式とは違い、わが身の振り返りも含め、いろんなことを思います。
これからは、今まで以上に、皆が、それぞれの道を歩むことになる。
その中で、それぞれが自分の道を見つけ、精一杯歩んでほしい。
その先に、それぞれにとってのステキな頂があってほしい。
そんな人生を歩んでほしい。
つくづく、そう思います。


てな話はさておき、本題へ。
本日、4/15(日)投開票の西宮市長選挙について、新たな出馬予定者が名乗りを上げたことが報道されました。
これで候補者は5名。
おそらく、これで候補者も出揃ったはず。。
たぶんですけどね。。。

というわけで選挙まで、ほぼ一か月。
なので、この機会に名乗りを上げた5人の候補者のHP等、ご紹介をば。

なお掲載順序は氏名の50音順です。

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元・衆議院議員
石井としろう氏
http://toshiro.jp/(公式HP)

前・西宮市議会議員
上田さち子氏
https://ameblo.jp/satiueda48/(ブログ)

現・西宮市議会議員
村上ひろし氏
https://www.dr-murakami.net/(HP)

前・西宮市副市長、元・兵庫県職員
もとい敏雄氏
https://motoi-toshio.com/(後援会HP)

元・西宮市議会議員、前・兵庫県議会議員
吉岡政和氏
http://yoshiokanavi.jp/(公式HP)

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「公式HP」と「HP」の違いは、単にご本人がそう銘打っているだけのことであり、こちらも特別な意図はありません。
あしからず、ご了解ください。

残念ながら、こうした情報から知ることが出来る部分もあれば、知りえない部分もありますよね。
とは言うものの、真剣に考えるなら、こうした情報を収集することは欠かせないわけで。

というわけで
の情報提供でした。
それでは失礼いたします。


普通に考えりゃ、意図的にやってますよね、これ。こんな展開で「うっかりミスで、すみません。ほんと、お恥ずかしい!」とか言われても...

2018-03-07 13:59:10 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

大学生時代に友人からの流れで知って以来、買い続けている漫画の最新刊が出ていたそうな。
  ↓

  ↑
なんせ2年半ぶりの新刊ですもの。
amazonから紹介がこなければ、絶対、新刊が出てることに気付かんよな。。。
ちなみに、その前の13巻に至っては、なんと9年ぶりの新刊だったそうで、つくづくamazon様様ですな。

てなどうでもいいにも程がある話はおいておいて、本題へ。

西宮市では「次世代の親の育成事業」と銘打ち、教育現場で赤ちゃんと触れあう経験を子供たちに持ってもらう事業(=赤ちゃん先生)を、あるNPO法人に委託し、市内各小中高校で実施しています。
ここら辺については以前にもブログで取り上げたことがありますね。
  ↓
【ご参考】
NPOだろうがどこだろうが、業務を任せる以上は調べるべきことがあるはず。そこをノーチェックではアカンでしょ???@2017年4月のブログ
  ↑
以前のブログでも述べている通り、私は、この事業自体が悪いと思っているわけではありません。
ただ「次世代の親を育成するため(←市作成資料より引用)」に進める事業であれば、他にも多くのやり方があると思うんですよね。
そういう意味で、特定の一団体のみに、こうした事業を委託している現状には問題があると思っています。

というわけで、この事業について見直しを図るべく、当局と協議を進めてきたのですよ。
その結果、今後は特定のNPO法人に業務を発注するのではなく、事業者を公募し、選定された団体の中から学校が事業者を選ぶ方式に改めることが決定されました。
また公募に当たって示される「公募目的・内容」も、市の当初案からは変えてもらいました。

というのも、市の当初案だと「児童、生徒が、生命の尊厳や性の大切さを知り、愛され支えられてきた自己を振り返る機会になると同時に、未来の家庭生活への準備とすることを目的に、赤ちゃんやその母親たちとふれあう機会を提供する事業又は他の方法により同等の事業目的を達成できると見込まれるもの。」となっていたんですよ。
でも、これって明らかに「現行の『赤ちゃん先生事業』を最優先で選びます!」感がプンプン漂ってますよね。
なので協議のうえで「児童、生徒が、生命の尊厳や性の大切さを知り、愛され支えられてきた自己を振り返る機会になると同時に、未来の家庭生活への準備とすることを目的に、異年齢交流や体験活動機会を提供する事業又は他の方法により同等の事業目的を達成できると見込まれるもの。」に変えてもらったというわけです(変更したのは下線部分)。
繰り返しになりますが、「次世代の親を育成するために」行う事業である以上、これが当然でしょ?と。

で、さすがに、ここまでやりゃ公正・公平に選考が進められるやろ...と思っていたのですよ。
ところがどっこい、西宮市役所おそるべし。。。
以下、応募に当たって必要な「育成事業計画書」なのですが、その中の問6「事業実施にあたっての計画や考え方、実施方法等を具体的に記入してください」をご覧くださいな。
  ↓






  ↑
自分にとって都合のよいところだけを持ってきたと思われてもあれなので、全部引っ張ってきたのですが。
なんと6の(1)に「児童・生徒の乳幼児との触れ合い体験について」が特出しで盛り込まれてる...
この様式に基づいて応募してきた団体の中から事業者を選考する以上、当然、現行の「赤ちゃん先生事業」が優先されることになりはしませんかね???
でも、それって、ここまでの協議を台無しにし、意図してきた内容を踏みにじる展開なわけで。

というわけで、担当部局のえらいさん達に確認したところ「完全な事務手続き上のミスです。申し訳ありません...」「うっかりミスで、すみません。ほんと、お恥ずかしい!」てな返事が返ってきたのですよ。
いやいや、でも、これってホンマにそうなのか???
ふつうに考えれば、なんらかの意図が働いていたとしか思えんのですが。。。

とは言うものの、そこを掘っていったところで建設的な話はできないですよね。
というわけで
----------------
●(1)の内容に記載があるかないかによって、選考が有利になったり不利になったりしないよう徹底する
●その旨、応募団体にも伝えていく
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という約束を取り付けたうえで、一旦は話を収めることにしました。
当然、ここからの展開を見守っていかねばなりませんね。
しかし、役所って、ホンマ...

というわけで、今日のブログはこのへんで。
それでは失礼いたします。


手話だけでも、筆記だけでも伝わらない・伝えられない場合がある聴力障害。しみじみ当事者の声を聞かないと分からないことって沢山ありますね。

2018-03-05 16:17:14 | すべての人にやさしいまちを実現するために

昨日は毎月第1日曜日恒例の消防団×訓練の後、「耳の日のつどい記念講演会」へ。
こちら西宮市聴力言語障害者協会難聴部が主催しているイベントで、3/3を「耳の日」とし毎年、この時期に講演会を行っておられます。
ちなみに写真は「障がい児の学ぶ場を増やす」「聴覚障害と聴導犬を考える」を中心に活動している特定非営利活動法人MAMIEの安藤美紀氏による昨日の講演風景です。
  ↓


毎回、こちらにお伺いする度、思うことなのですが。
聴覚障害をお持ちの方には、産まれた時から耳が聞こえなかった方もいらっしゃれば、最初は聞こえていたのがなんらかの原因で聞こえなくなった方もいらっしゃいます。
また完全に聞こえない方もいらっしゃれば、聞こえにくいけれども完全に聞こえないわけではないという方もいらっしゃいます。
そうした背景によって、手話が分かる、読唇術ができる、いずれも出来る、逆にいずれも出来ない等、その方によって大きな違いがあるんですよね。
なので講演会をするにしても、上の写真の通り、
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●スクリーンに要約した内容の筆記を投射
●ご本人や手話通訳者が手話を利用
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と複数の手段が必要になってきます。
これって直接、お伺いしないと実感持てないよな~、と。

今後、一層の高齢化が進んでいくこともあり、こうした耳が聞こえない、聞こえにくい方はますます多くなっていくと思っています。
そうした方々も住み慣れた・住みたい環境で暮らしていくことが出来るバリアフリーな社会作りって、とても大切だと思うんですよね。
そこで、会の方々との意見交換を通して、継続して

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●聴覚障害者と健常者との交流を助けるため、手話通訳者や要約筆記者を派遣する意思疎通支援事業があるが、この利用が大きく制限されている。そこで民間主催の講演会や講座等についても、派遣対象に加えること。
●障害者団体内の会議に対する派遣回数は年間6回を上限としているが、この回数を増やすこと
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といった内容を、行政に対して求めてきているのですよ、私。
で、この度、初めて、こうした要望について「検討します!」という回答が返ってきました。
来年度予算が審査される、この時期に「検討します」という回答が行政から帰ってくるというのは、非常に重いことであり、これ来年度には実現する可能性が相当高いと思っています。

しみじみ多くの当事者の声をお聞きし、市政に反映していくことが出来るよう、微力を尽くしていかねばならんな、と改めて。
それでは今日のブログは、このへんで失礼いたします。


消えゆく都市型観光政策。費用対効果を検証して、不要不急の事業をやめていくのは、ごくごく当たり前のことですよね(^^)v

2018-03-01 17:33:36 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

今晩テレビ放映もされる世界タイトルマッチですが、こんなん絶対ペナルティー課さんとアカンよな。。。
  ↓
山中、涙で「ふざけんな、お前!」ネリ体重オーバーで王座剥奪
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ボクシングなんて、同水準の体重の選手同士が戦うことを前提とした階級制の格闘技なのに、こんなこと認めたらあかんでしょ...
本来、試合自体辞めるべきやと思うけどなあ。。。

てな話はおいておいて本題へ。
今日の話は、阪神甲子園駅にある「こうしえん観光案内所」が今年度末をもって閉鎖されることが決定しました!というお話です。

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(写真は西宮市HPより転載)
  ↑
市の配布資料によると『費用対効果の観点から検証を行い、阪急西宮北口駅構内観光案内所の「魅力発見ブースにしのみ屋」に続き、阪神甲子園駅東改札外阪神電車サービスセンター内の「こうしえん観光案内所」についても』閉鎖するのだそうな(『 』内は市配布資料より引用)。
そら、いいことです。
なにせ当該施設の一日平均来客数は20人程度。
にもかかわらず年間の運営委託料は約600万円もかかっていたわけですから。
  ↓


ちなみに『阪急西宮北口駅構内観光案内所の「魅力発見ブースにしのみ屋」』の前身は河野元市長時代に宝塚線ホームに開設された「西宮観光案内所」で、今村前市長の意向により、一昨年4月に移転。
んで「こうしえん観光案内所」は今村前市長時代に設置されたものですね。
何度も言ってることですが議員時代には、あんだけ観光施策のことをボロクソ言ってたのに、市長に就任したとたんに観光施策にやたらと力を入れた今村前市長って、ほんま。。。
  ↓
【ご参考】

西宮北口駅の観光案内所が、ようやく閉められることになりました。けど、その閉店理由ってなんなのさ。。。@2017年8月のブログ

しかも『阪急西宮北口駅構内観光案内所の「魅力発見ブースにしのみ屋」』が突如、閉店された背景には西宮市役所得意の「臭いものには蓋!」攻撃が炸裂したという話もあったわけで、
ほんま、ろくでもない。。。
  ↓
【ご参考】

「ええ、店の売上金がなくなったことは事実です。でも、それと店を閉めたことは関係ありません!」←・・・そんなもん、誰が信じるかい!!!@2017年12月のブログ

市曰く、今回は純粋に費用対効果の観点から閉めるので、そういう不祥事絡みではないそうです。
まあ運営委託先自体、市と絡みがある会社ではないですし、そこは信用してもよさそうですね。

費用対効果という観点から、こうした不要不急の事業をやめたこと自体は素直に評価したいと思います。
そもそも最初っからやる必要なかったし、なんで始めたか自体、謎やという話はあるわけですが、ま、そこらへんは彼が市長の職を辞した、このタイミングで、この話が出てきたことからも推して知るべきなんでしょうね。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。