西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

【続報27】学校・幼稚園の夏休み期間が示されました。・・・灼熱の中の登下校も、気になるなあ。。。

2020-05-29 13:09:10 | 主張・広報と活動のお知らせ

6/1から学校・幼稚園が再開されることは既報の通り。
本日は、そちらでお知らせした内容も併せての広報ブログです。
 ↓
【続報26】市に関連する施設も、徐々に再開されます。三密に注意、手洗い・うがいを徹底など、できることをしっかりしながら、生活を取り戻していかねば…@5月23日のブログ

まずは、当面の予定について。
小中学校(西宮浜の小中一貫校含む)は
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●6/1~6/14は午前・午後の半日程度授業を実施し、給食はなし
●6/15以降は一斉投稿による授業を実施
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とのこと。
市からの広報は、以下の通りです。
 ↓


次に、幼稚園は
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●6/1~6/14は午前保育
●6/15以降、午後保育・お弁当を開始
-----
とのこと。
市からの広報は、以下の通りです。
 ↓


特別支援学校は当面、分散登校を実施とのこと。
市からの広報は、以下の通りです。
 ↓


次に、夏休みの予定期間が以下の通り、示されました。
 ↓


1年前には
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●諸々の事情から、学校現場で授業時間数を確保することが難しくなっている
●教員の負担が、きわめて重くなっている
--------------
ことから「長期休業日を試行的に短縮します!」てな話があったことを考えると、つくづくと将来、何が起きるかなんて、分からないもんですね…
 ↓
【ご参照】
子供達には、悲しいお知らせ。2020年度から、小中学校の夏休み&冬休みがちょっとだけ短くなります!@2019年3月のブログ

西宮市の公立校については、既に、全普通教室にエアコンが設置されています。
そのことも踏まえ、炎天下での活動・下校によって、子供たちの健康に悪い影響が出ることのないよう強く留意を促していきます。
真昼の一番暑い(というか、熱い…)時間帯に下校なんてのは絶対、避けるべきだと思いますし。


なお、『「市立学校園」「市立保育所等」「市立留守家庭児童育成センター」「高齢者・障害者施設等」の利用者もしくは職員等の感染等が確認された場合の施設閉鎖等の目安』も示されています。
併せて、こちらもご紹介しておきます。
 ↓
「市立学校園」「市立保育所等」「市立留守家庭児童育成センター」「高齢者・障害者施設等」において感染者等が発生した場合の施設閉鎖等の目安について@西宮市HP

万一、感染した場合、多くの方に大変な影響があり、迷惑をかけてしまうことにもなりかねない。
そのことを自覚し、節度ある行動・態度を心がけねばならんな…と、強く感じています。

という広報ブログでした。
それでは本日は、これにて失礼いたします。


やるべきなのは、職員の働きを把握し、注意するべきは注意する。人事考課を徹底して、昇進・給与等に反映する。そういう取組を通じて、職員の意欲と能力を高めることです!

2020-05-28 16:45:19 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

コロナの影響下、通常時と比べてインプットに裂ける時間が多くなっている、今日この頃。
久しぶりに、事務所本棚の人事・給与制度に関する本をひっくり返してみたりもしています。
 ↓

 ↑
その内容も踏まえつつ、今日は職員アンケート結果を踏まえての、私なりの論点整理をば。
 ↓
【ご参照】
西宮市役所は「働かないおじさん」のパラダイス!? ~在宅勤務者の業務量の把握・進捗確認が必要です~@2020/4/13ブログ
西宮市役所のゆるみ・たるみの背景に、管理職の責任がある。そこを正していかなければ、役所全体の士気が上がることなど、ありえません!@2020/5/4ブログ
ちゃんと働いている人は、きちんとした人事評価を求めている。そんな当たり前のことが、アンケートに表れていると思うわけで。@2020/5/7ブログ

今すぐにでもできることで、かつ真っ先にやるべきは「注意すべき職員には、きちんと注意しましょうよ。で、酷い職員については考課して、その結果を昇進・給与等に反映しましょうよ...」というところでしょうね。
こんなことを改めて言わなければならないこと自体が、なんとも...な話ではありますが。
そもそも、
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●「当日の勤務時間を過ぎても自席におらず、職場から連絡して初めて休暇申請をする職員がいたり、寝坊で時間休を取得する場合も勤務時間を過ぎてから連絡してきたり、周りの職員にお詫びの一言も無い。何も言わずに、30分以上離席する。スマホでニュースチェックばかりしている等。まさかとおもうような行動を取る職員がいます」が、「上司がそのことで指導しない」
●「遅刻やさぼりが野放しにされており、」「さぼっても減給や降格がないし、厳しく注意もされない」
●「(仕事中にスマホをいじる、自席にいない、度を越えたおしゃべり等)は、管理職がきちんと注意をする」べき
●「定時出勤・退勤していなくても管理職が注意しない」
-----
等、管理職が管理・監督責任を果たせていない!という意見が多数上がってくること自体、大問題です。

あくまで、個人的意見ですが。
いわゆる問題職員については
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●長年の積み重ねで、周りの職員や上司が何も言わなくなっている
 →結果、
自分が問題職員であること自体、自覚していない...
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という現状があるように思うんですよね。
なので、本人は意外と「おれ、まあまあ頑張ってるやん。ちゃんと仕事してるやん。」的なことを思っていたりとか。
だからこそ、管理職が責任を持って注意し、自覚を促すべきだと考えています。

また、そうした注意に効力を持たせるためにも、人事評価を活用し、その結果を給与・昇格等に反映させるべきです。
2017年度以降、西宮市でも人事評価の結果が昇給・勤勉手当の査定に反映されているとのことですが、実際には、人事評価の結果、昇給が抑制された職員数は2017年度3人、2018年度2人のみ。
考課対象となる市職員数は約3,800人であり、「評価結果が下位」と判断された職員は全体の0.1%以下でしかない...ということです。
これが現実に比べて相当甘いものであることは、市自体が事実上認めています

当然、この点も見直すべきでしょう。
 ↓
【ご参照】
明らかに、やる気のない職員が昇給し続けていれば、他の職員のやる気だってそがれますよね。だからこそ厳格に人事・給与制度を運用するべきなのです。@2019/8/28ブログ

加えて、人事評価については
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「評価の基準・内容」を明確にし、公開すること
 →基準に基づいて行った評価結果を本人に示し、その内容について話し合う機会を持つこと
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が重要だと思っています。
人事は「それも、ちゃんとやっています!」と言うのですが、それが本当なら、上のような意見が多数出てくるはずがないと思うんですよね。
実際、今回のアンケートでも「形だけで、中身がない…」的な意見が上がってきていますし、いろいろなところから同様の話を聞いてもいます。

そもそも人事評価の大きな目的のひとつとは
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評価を全員に見えやすくすることで、職員の納得性やインセンティブを高める
 →それによって各職員を、組織が求める人物像に近づけること
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であるはず。
今は問題職員であったとしても、自覚し、反省し、適切な異動が行われることで能力が発揮できる場合もあるでしょう。
だからこそ、上の流れが重要だと思っています。
そして、それでも、どうしてもダメなのであれば、厳格な評価と、順を追った指導・研修等を前提に、分限処分(≒クビ)の対象とすることも考えるべきでしょう。
そんな職員はいないか、存在しても極めて少数だと思いますが。

一方で、ここまでの話を考えていったときに、
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●組織が求める人物像ってどんなの?
●管理職が、それをきちんと評価できるの??
●そもそも、どこから、その評価の基準って出てくるの???
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といった話が当然、出てくると思うんですよね。
というわけで次回以降のブログで、その辺について述べていく予定です。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


職員採用方法の見直し・庁内での不祥事事例の通知など、人事部の取組は評価できるもの。アンケート結果を踏まえた、更なる取組に期待します!

2020-05-25 10:47:43 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

本日付け市政ニュースに、令和3年度の職員募集についての記事が掲載されていますね。
 ↓
来年4月採用予定 市職員(事務・技術・消防)を募集

なおプレス向けの広報用資料はこちら。
  ↓


この話の私的ポイントは
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●HPに「第1次試験では、筆記試験を事務A-1(SPI)と事務A-2(教養・専門試験)に分けて行います」と明記
●上の画像でも、すべての1次試験日欄に「筆記試験」と記載
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されている通り、1次試験が従来の「筆記+全員面接」から「筆記試験のみ!」に改められたこと。

というのも従来行ってきた「1次試験で全員面接を実施!」という採用手法には
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●人手と手間がかかる割に効果が小さい…
 →本市では1次試験の受験者が1000人を超える年も多く、採用活動を行う人事部職員に過重な負担がかかっている
 →1次試験での一人当たりの面接時間は数分程度でしかない
●全段階に面接試験が入ることで試験の客観性・公平性が担保しにくくなる
 →他自治体において縁故採用が発覚し、大きな問題となった事例も存在する
-----
という面から、問題が多いと考えていたのですよ。
なので過去数年間にわたって、1次試験での全員面接をやめるよう主張してきました。
 ↓
【ご参照】
「明らかにコミュニケーション能力が低い人」を除くための試験の効率が悪すぎる。 ~職員採用試験の見直しを!~@2020年2月のブログ
採用試験だけで優秀な職員を確保できるわけがない。市に欠けているのは、採用後の育成を重視する姿勢です!@上のブログの続き
 ↑
ちなみに「『1次試験での全員面接中止は、コロナの影響がある今年だけ!』なんてことはないでしょうね???」と担当課に確認したところ、「来年度以降も、元に戻すことは考えていない」旨、確答を得ています。
それも含めて、今回の見直しは、評価できる内容と受け止めています。

で、これに加えてもう一点、人事によって最近、見直されたことのご報告をば。
新型コロナの関係もあり、まとまった形で取り上げることができていない、職員アンケートの結果報告に関連する内容です。
 ↓
【ご参照】
西宮市役所は「働かないおじさん」のパラダイス!? ~在宅勤務者の業務量の把握・進捗確認が必要です~@2020年4月のブログ

このアンケート、もともとは官製談合や盗撮などを巡って、市職員や市立校教員が逮捕されるなどの不祥事が相次いだことを受けて行われたもの。
なので当然、そもそもの趣旨としては「不祥事の再発防止策検討!」を念頭に行われたものと受け止めています。
 ↓
【ご参照】
大切なのはあげられた意見を真摯に受け止め、組織として誠実に対応すること。これからの展開に期待しています!@2019年10月のブログ

そういう観点からは「『公務員としての倫理観を持って、職務に精励すべき!』みたいな通達が時々、来る。でも、そもそも、どんな不祥事があったかも知らされてないんですけど…」的な回答が多数あったのは結構、衝撃的だったんですよね。
ちゃんと庁内での情報開示さえしてなかったんか…と。
以下、アンケート結果から一部を引用・抜粋。
 ↓
■■■■■
【情報共有さえできていない…という声】
・処分内容を全庁に通知することが多少の抑止効果につながると思います。(事務職:課長級以上)
・一般職員に実際起こった内容については知らせず、倫理観の高揚を図る形だけの文書が送られてくる状態である。どのようなことがあってどういう処置がとられたかを、一般職員にも開示すべきである。(事務職・係長級)
職員逮捕等が発生したことについて、市が職員に対して正式に通知が行われていないことに疑問を感じる。報道等で職員逮捕や不祥事についての事例があることは把握出来ているが、市から職員に対して、通知があった覚えがない。にもかかわらず、不祥事防止にあたって行われているこのアンケート自体がおかしいと思う。「報道で既に知っているでしょ」という市のスタンスに不信感を感じる。きちんと市から職員に事実を伝えてもらいたい。(事務職・係長級)
・職員の処分も大阪市のように広く公表すべき。人事における秘密主義はだめだと思う。処分内容は庁内も周知すべき。(事務職・課長級以上)
・職員の倫理観、職場全体での危機管理意識の希薄さに欠けている。他の自治体では、ひとたび他の自治体での不祥事が報道されると、必ず回覧で職員に周知される。当市で起こった不祥事は、他都道府県の出先の事務所にまで周知徹底されている。業務上や業務外の犯罪行為は、個人は勿論、上司も処分され報道で拡散されるという、危機感を常に心に留めていないといけない。(技術職・係長級)
・単に「適正な事務に努めてください」と通知があるよりも、不適正な事務の結果、具体的にこのようなことになりますと、事例も交えて情報提供があるとわかりやすいと思います。(事務職:係長級以上)
不祥事があった場合は内部でも詳細な情報を公開することで、自身の課にも同様の問題点があるか検証が可能となります。(事務職:係長級以上)
・「不祥事がありました。今後このようなことがないように。」という話はあっても、不祥事の具体的な経緯について情報共有されていないように思う。(事務職:係長級以上)
・不祥事が起きた場合はその顛末を全職員に周知すること。(事務職:係長級以上)
・不祥事が発生した場合は、個人名や所属等は伏せて概要や処分内容をNAIS-NETのトップに周知し、各職員に自らを省みる機会を作る。(事務職:係長級以上)
・不祥事を起こした職員への対処の軽さ。不祥事があった際にも、同じような文章で不祥事の発生が遺憾であるといった文書が出るが、本気で具体的に対応をする気を感じない。雑談でそんな職員がいるんだくらいの雰囲気で話題に上がったり、マスコミで取り上げられた時に初めてそんなことが起こっていたんだと知ることが多すぎる。情報が降りてこなさすぎる。(事務職・一般職員)
・マスコミからの情報だけでなく、市の内部から不祥事の内容や処罰を具体的に広く伝えることが防止につながると思う。なにが起きたか知らない職員も多い。(事務職:一般職員)
・厳正に処分し、その結果を庁内で周知する。(事務職:一般職員)
あらゆる不祥事件において、市職員がメディアから流れる以上の情報を得ることができず、具体的な再発防止策や罰則内容等が把握できていない状況です。他人事のようにとらえている職員も多く、危機感が煽られる状況にありません。(事務職:一般職員)
・パソコン上に倫理~を表示?何の意味も無いです。見ずに消します。どうせなら不祥事を起こした職員が何を行い、罰され、どう処分されたか、身近な事象を供覧するほうがよほど身が引き締まります。(技術職:一般職員)
■■■■■

この結果を受けて、職員の処分が発生した場合、全庁に通知するよう運用を改めたとのこと。
以下、3月に行われた通知です。
 ↓




いろいろと思うところは、勿論あります。
職員アンケートの結果を踏まえて、こうした具体的な対応がなされたこと自体は評価できると受け止めています。
こうした姿勢で、更なる取組みが推進されるよう期待したいと思います。
勿論、私もその方向での政策推進が実現できるよう、微力を尽くしてまいります。

というわけで、今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。


【続報26】市に関連する施設も、徐々に再開されます。三密に注意、手洗い・うがいを徹底など、できることをしっかりしながら、生活を取り戻していかねば…

2020-05-23 07:30:25 | 主張・広報と活動のお知らせ

本日は完全な情報提供ブログです。
以下、興味のあるところをご覧いただければ、と。


感染防⽌対策を徹底した上で、6/1から市立学校園が再開されます。
なお授業時数確保のため、夏季休業期間中に授業日の設定を予定しているとのこと。
詳細は以下のリンク先をご覧ください。
 ↓
市立学校園  6月1日以降の教育活動について@西宮市HP


保育所の特別保育は5月24日で終了。
5 月25 日から6月30日までは就労等でやむを得ず保育が必要な方について受け入れを⾏い、保護者が仕事を休むことができる場合などは家庭での保育の協力を要請するとのことです。


留守家庭児童育成センターも6月1日から再開します。
当面、8:00〜17:00 で延⻑保育はなし。
また土曜日は臨時休所とし、家庭内での保育が可能な日の利用を控えるよう要請するとのことです。


みやっこキッズパークは5月26日から、⼦育て総合センター親⼦サロン、児童館は6月1日から再開。
当面の間、利用人数や開館時間帯等を一部制限して実施するとのことです。


再開する主な市⽴公共施設は以下の通り。
なお詳細は市HPをご参照頂くか、各施設にお問い合わせください、とのことです。
  ↓



北山緑化植物園(屋外ガーデン・駐車場)は5月25日から再開。
上記以外の閉鎖している公園施設については、6月1日以降、一部を除いて順次再開とのこと。
また御前浜公園、県⽴甲⼦園浜海浜公園のバーベキュー利用は禁⽌を継続するとのことです。


新型コロナウイルスの感染が続く中市⺠や事業者への支援など新型コロナウイルス感染症対策に活用するべく「新型コロナ対策みやっこ元気 寄附金」が創設されました。
是非、皆様のご協力をお願いします。
詳細はこちらでご覧いただけます。
 ↓
新型コロナ対策みやっこ元気寄附金の設置について@西宮市HP


新型コロナウイルス感染症に伴う、西宮市の給付金等各種支援をまとめた一覧表を以下のリンク先でご覧いただけます。
良くまとまっていると思いますので、興味おありの方は是非どうぞ。
 ↓
新型コロナウイルス感染症に伴う 西宮市の給付金等各種支援 @西宮市HP

総じて、市が関連する施設も再開に向けて動いていくということかと。
一方で、コロナ禍が完全に終わったわけでないことは言うまでもありません。
いろいろなことに注意しながら、活動していかなければなりませんね。

というわけで今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。


【オンライン授業】「全員一律は無理。だから一切やらない!」は思考停止が過ぎるでしょ... できることから少しずつでも取り組むべきです!

2020-05-22 17:17:13 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

本日、臨時議会が終わり、以前ご報告したコロナ対策の補正予算も含め、すべての議案が可決成立しました。
というわけで、今日は、その内容に関連して、多くの方からご意見頂いているオンライン授業について。
 ↓
【ご参照】
西宮市のコロナ対策事業・第二弾の内容が発表されました。というわけで、その内容について、ご報告をば。@2020/5/15のブログ

オンライン授業の定義も様々あろうと思いますが、
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●リアルタイムで
●双方向でのやり取りを行う
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オンライン教育を進める考えは、市教育委員会にはないのだそうです。
理由は
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●公教育には、ひとしく全員に提供する義務がある!
→現状では、それを達成することが不可能!!
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ということに尽きるそうな。
が、この主張、各家庭のPC・タブレット等の保有状況や通信環境について調査・把握し、そう言い切れるだけの材料を持ったうえでのものでもないようなんですよね。
「6月をめどに、きちんと把握するための調査を行いたい...」って、なんなんや、このスピード感のなさ。。。

で、もひとつ残念なのは「だから、これ以上できることはない!」的な感じで思考停止しているように見受けられることなんですよね。
「6月から学校も再開されるやろうし...」的な。

ぐっと譲って、先方の主張を認めるとしても、もっと出来ることあると思うんですよね。
例えば、以前、かなり厳しい意見を述べた学習支援「まなみや」。
 ↓
【ご参照】
昨日、開設された西宮市独自の学習支援サイト「まなみや」。でも、これ、かなりビミョー…だと思うのは私だけ???@2020年4月のブログ

その後、西宮の先生方で構成される「教科検討委員会」で作成した授業説明動画が掲載されるなど、内容は徐々に充実されています。
ここ、私の主張が反映された結果であるならうれしい限りですね。
一方で、このページの存在自体をご存じない方も少なからずいらっしゃいますし、一度も見たことがない!という方は、さらに大勢いらっしゃるはず。
教育委員会としては「かなり練った内容であり、自信をもって推奨できる!」ということらしいですし、だったらきちんと広報するべきでしょ!?と。
授業動画の配信だって、立派なオンライン授業の一環という考え方もあるわけで。
そして現状では
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●小学生は算数・国語
●中学生は数学・英語
-----
しかないですし、教科を拡充するのもマスト!だと思います。
 ↓
学習支援「まなみや」@西宮市HP


また、仮に「授業を双方向・リアルタイムで一日中ずっと!というのはハードルが高い...」という主張を認めるとしても、
-----
●朝の会・終わりの会等を配信し、決められた時間で見るようにする(もしくはZOOM等を利用して、できるだけ多くの児童・生徒が参加する形で行う)
●時間割を設定し、それに合わせて動画配信を見る、ドリル・プリントを解く
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ということだけでもできないのか???と。
この状況の中、かなり生活リズムが乱れている子供も多いと聞いています。
そこをよい状況にもって行くためには、単に「ちゃんとやりましょー」的な掛け声だけでは弱すぎると思うんですよね。

第二波・第三波がやってくる可能性が十分考えられることも含め、「とりあえず学校始まるから、それでええやん...」という話ではないと思っています、この問題。
そもそも、公教育の大きな目的の一つは一定の学力を保証し、格差を縮小させることにあるはず。
だったら、そのための方策をこそ考えるべきでしょ!?と。
そして、そこをしっかりと考え、できることをやっていくなら、それはコロナが去った後でも必ず役立つ財産になるはずだと思うわけで。

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●ハード面での制約が高い
●学校現場の抵抗が強い
●教育委員会から学校に対して、指示・命令的な形で話を進めることは困難
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という教育委員会側の主張もわかります。
でも、できることはもっとあるし、そこを少しずつでも進めていかないことには、より良い対応を実現することなんて不可能だと思うんですよね。
実際、進んだ対応をとっている自治体も多く存在するわけで。

というわけで、この問題追いかけていきます。
それでは今日のブログは、この辺で失礼します。


明日はコロナ対策の補正予算を審議する臨時議会。というわけで、同じ会派の所属議員に確認してもらおうと考えていることをご紹介します。

2020-05-21 12:38:52 | すべての人にやさしいまちを実現するために

明日開催の臨時議会で、コロナ対策の臨時予算を中心とした審議が行われます。
自分が所属する委員会の分は直接、確認するからいいとして、所属以外の委員会については同じ会派の同僚議員から確認してもらわねばなりませんね。
というわけで、今の段階で確認してもらわねば...と思っていることについて。

一件目は、小中学校でのオンライン教育について。
市立高校については、緊急学習支援として学習支援アプリを導入する方針が示されました。
「双方向のコミュニケーション機能を活用し、授業動画の配信や、自宅で学習する生徒の教育相談、健康管理等を行います」とのこと。
いいことだと思います。
    ↓


一方で、小中学校のオンライン教育をどうするかについて、教育委員会としての方針は示されていません。
市がどういう方向性を考えているのか、しっかり確認するとともに、内容によっては厳しく追及してもらわねばなりませんね。
(各学校では、かなりいろいろと熱心な取り組みも進められていると感じています。
 ここらへん学校ごとの差が大きいと感じる面もあり、なおのこと教育委員会全体としての市政・取組が重要だと感じています。)

なお現下の情勢を踏まえて、文部科学省も「自治体が危機感をもって、使えるものは何でも使って、できることから、できる人から、ICTを利用した教育に取り組むべき!」という考えを示しました。
以下の内容、教育行政にかかわる全ての方必見の内容だと思いますので、あげておきます。
  ↓
2020年5月11日 文科省・学校の情報環境整備に関する説明会動画 2時間24分 を9分の要約動画にしてみました


次は文化芸術活動の支援について。
アーティストの活動を支援するため!ということで活動支援策が示されました。
   ↓

   ↑
目的には賛成ですが、
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●映像配信などの新たなチャレンジを支援
●動画作成を公募し、動画を配信
●動画作成のために施設を利用した場合の施設利用料金を補助
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と、映像・動画のことしかあげられていないあたりに違和感があるんですよね...

アーティストの活動!というのであれば、やはり生での活動は外せません。
一方で、施設等を利用して活動を行う場合、三密回避のため従来の定員より少ない人数しか入れません。
これだと興行自体が成り立たないため、活動したくてもできない...ということにもつながるでしょう。
なのでライブでの活動に対して、支援できないか???という視点が必要だと思っています。
例えば、
-----
●市民ホールの場合、券売収入を伴う施設使用時は「入場料加算」として使用料が1.5倍になるので、加算分は免除(=支援)できないか?
●公立文化施設だけでなく「民間文化施設」「ライブハウス」「お店」についても、そこを使って活動する際に発生する経費に対する支援ができないか?
-----
といったことも考えるべきだと思うんですよね。

スタートは遅れた感が強かったものの、本市の支援策も充実してきていると感じています。
今後も、本当に困っている方を中心とした支援策を講じていくことができるよう、指摘・提案など行ってまいります。
「これについても是非、確認してくれ!」といった内容等あれば、どんどんお寄せ下さいませ。
それでは本日のブログは、これにて失礼いたします。


【告知】テニスコートは5/20~、屋外運動施設は5/22~の施設再開が決まりました。

2020-05-19 09:40:50 | 主張・広報と活動のお知らせ
条件付きで
-----
●テニスコートは5 月20 日~
●野球場、陸上競技場、多目的グラウンド、運動場は5 月22 日~
-----
施設利用を再開する旨、連絡がありました。
(※ 甲子園浜野球場と西宮浜多目的人工芝グラウンドは除く。)
詳しい内容は、こちらでご覧いただけます。
 ↓
運動施設の利用再開・臨時休館等のお知らせ(新型コロナウイルス感染症関連)@西宮市HP


あと「運動不足・ストレス解消となるよう」にということで、「主に児童・生徒を対象に、屋外運動施設の無料開放を中央運動公園などで順次実施(実施予定期間:5/20〜5/29 の平日)」とのことも併せて連絡がありましたので、情報共有まで。

こうして少しずつ、日常生活が取り戻せていくといいですね。
まだまだ予断はならず、不安要素は多々ある状態ではありますが。

というわけで甚だ簡単ながら、情報共有のためのブログでした。
それでは本日は、これにて失礼いたします。

大切なのは、本当に困っている人たちに届く支援を行うこと。そのための財源の一助とするため、来年3月末まで議員報酬を15%削減します!

2020-05-18 12:26:28 | すべての人にやさしいまちを実現するために

早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問の野口悠紀雄氏の投稿が興味深い。
 ↓
コロナで収入激減は国民の約3分の1、政府が本当に救うべき人々とは@DIAMONDオンライン

 ↑
趣旨としては、
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●各種指標から、外出自粛や営業自粛、休業要請などの行動制限の影響で収入が激減しているのは、全国民の3分の1程度
 →すべての国民を対象とする一律のものではなく、大幅な収入減に見舞われるなど、深刻な事態に直面している人に集中して救済策を講じるべき!
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という話かと。
-----
●日本において正社員の雇用は強く守られている
●給与は下方硬直性が高く(=下がりにくい)、時間がずれて反映される面が強い
 →より影響が顕在化してくるのは、むしろ、これから発表される指標においてである可能性が高い
-----
という点から、影響が1/3に留まるのか???という点については、まだまだ分からないと思います。
が、救済策は深刻な事態に直面している人に集中して行われるべき!という考えには賛成です。

そういう観点から見ていったときに、先週金曜日に示されたコロナウイルス感染症対策に係る補正予算のうち、
-----
①現状、所得制限を設けたうえで、ひとり親家庭や父母のいない子供に児童扶養手当を支給している
 →児童扶養手当を受給している世帯に、追加で一律5万円を支給
②経済的理由により就学困難な児童・生徒が存在する家庭を対象に就学奨励金・奨学金を給付している
 →一定条件を満たす場合、コロナの影響で急激に家計が悪化した世帯も支給対象とするよう改める
③個人事業主への店舗賃料支援金の対象範囲を拡大
-----
といった対策は高く評価できる内容だと思っています。
なお上の事業の詳細については、
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●①②は前回ブログのP13~15
●③は前回ブログのP19
-----
でご覧いただけます。
 ↓
【ご参照】
西宮市のコロナ対策事業・第二弾の内容が発表されました。というわけで、その内容について、ご報告をば。@前回ブログ

で、少なくとも短期的に見た場合、まさに収入に影響を受けていない側の2/3に入っているのが、私たち議員であり、公務員ですよね。
そういったことを踏まえ、西宮市議会については当面、来年3月末まで議員報酬・期末手当等、すべての収入を15%削減します。
また
-----
●市長・副市長・教育長・上下水道事業管理者・常勤監査委員は5~15%
●局長級(=民間企業でいうところの役員級)は5%
-----
を同じく来年3月末まで削減することになります(部長級以下については、給与削減は行わないとのこと)。
なお、これらの給与・報酬削減によって生じる資金は新設される「新型コロナウイルス関連症対策基金」に積み立てられ、子育て世帯への生活支援や教育支援、困窮している市民の方や事業者への支援、感染拡大防止のための対策などに活用されることになります。
これによる積立金額は議会分が約6440万円、市当局分が約1730万円で計約8200万円となります。
一定の規模の金額ではあるものの、今回の補正予算の総額が9.5億に上ることを考えると、「まだまだ...」という感も強いですね。
より積極的かつ充実した支援策を講じるための財源確保策、考えていかなければ...

あ、あと、先週金曜日の災害対策支援本部役員会議で、特別定額給付金(10万円)についても報告されました。
5/1からオンライン申請の受付を開始しており、5/14時点での受付実績は9168件。
紙の申請書は5/25~5/29で発送予定とのこと。
なお、支給開始(予定)はオンラインの場合は5/20~、郵送の場合は6/5~とのことです。

各種メディアでも報道されている通り、市役所窓口もかなり混雑しています。
「そこまで急ぐ必要ないな...」な方は、是非とも紙申請でお願いします。
そして、その場合は到着まで、もう暫くお待ちくださいませ。

というわけで、今日のブログはこの辺で。
それでは失礼いたします。


西宮市のコロナ対策事業・第二弾の内容が発表されました。というわけで、その内容について、ご報告をば。

2020-05-15 19:37:54 | 主張・広報と活動のお知らせ

本日の災害地策支援本部役員会で、西宮市が新たに講じるコロナ対策事業の内容が報告されました。
事業名と概要、金額は以下の通り。
5/22(金)開催の臨時議会での審議の後、可決されれば実施されることになります。
というわけで、まずは事業の一覧をご覧ください。
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と、これだけだとザックリしすぎていて、よく分かりませんよね...
というわけで、それぞれの事業の内容を説明した資料を下に貼っておきます。
見方としては、
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①上に示した内容から、興味のある内容をピックアップ
②上の表の右端・資料頁を確認
③下に貼り付けた該当ページの資料を確認
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という流れがよろしいかと。
それでは、どうぞ。

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多分、過去最長のブログですね...
今日、報告を受けたばかりの内容ですので、まだ精査は出来ておりません。
一週間後に向けて、しっかり精査してまいります。

というわけで今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。


オンライン授業さえできればOKなわけじゃない。今こそ、学校教育の在り方を大きく見直すべきです!

2020-05-13 16:10:51 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

5月18日(月)~29日(金)の平日、市内公立小学校の校庭開放が実施される旨、連絡がありました。
登校可能日と併せて実施されるということなんでしょうね。
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【ご参照】
【速報23】市立学校園の休業期間が5/31まで延長されます! & 今年4/1付の保育所待機児童が過去最高を更新しました...@2020/4/28付ブログ
 ↑
なお校庭開放の詳細は5/14以降、各校HPにて確認できるとのことです。
まずは情報提供として。

で、この機会に各校のHPを覗いてみたのですが、基本、学習支援的なページが設定されているようですね。
この状況の中、各校、なんとかできる限りの対応をしていきたい…という思いが見えますし、それぞれの学校が創意工夫を凝らしているな…とも思います。
なので、いくつか例としてリンクを貼りつつ紹介させていただこうかとも思ったのですが、
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●見た限り、各校とも「このホームページに関するすべての著作権は×××学校に帰属します。無断転載や、無断でリンクを張ることを禁じます。」趣旨が明記されている
●各校をあしざまに比較したり、個別攻撃をしたいわけではない
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ということで、やめておきます。
とはいうものの、ちょいと思うところがありまして。

上に書いたとおり、各校それぞれ工夫を凝らしているのは分かるのですよ。
が、「学力保証・向上」という観点からは、各校別々に対応するのではなく、
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【市教育委員会としての対応】
●授業風景の動画配信(インターネット環境がない家庭についてはDVD配布等も含めて対応)
 →授業の理解度を確認するための資料・プリント等を作成
【各学校での対応】
●市教育委員会が一括作成した授業ツール・プリントを利用して、各生徒の理解・取組の状況を確認・把握
 →苦手個所の確認や、それを踏まえての指導に力を入れる
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という形の方がいいのでは???と思うんですよね。

学校に求められている様々な機能のうちでも、
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●学力の保証・向上
●社会性の育成
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の二つは、とても大きなものだと思っています。
一方で、ぶっちゃけ学力の保証・向上という観点からは
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●先生によって授業・教え方のうまい・下手がある
●学校・学年ごとに作成された宿題・資料等の質・量に大きな差がある
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という問題があると思うんですよね。
少なくとも、5月末までは学校の休業は続くものと思われます。
加えて、一旦学校が再開されても再度、休校となることも十分考えられるでしょう。
ならば、それを前提に、西宮の子供全体のための学力保証策を講じる!という観点から、効率よく、かつ質の高い学力保証・向上策を提供することを考えるべきだと思うんですよね。

公教育については、
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●就学前の段階から、保護者はもちろん周囲の人間関係・住環境等々、様々な面で教育格差が存在し、それは結果として現れる子供の学力にも大きな影響を及ぼしている
●本来、公教育には、こうした経緯を経て生まれる学力格差を縮小する役割が期待されているが、実際には、そうした役割を果たすことが出来ていない
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といった指摘もされています。
である以上、オンライン授業が実施されれば、それですべてOK!という話でもないと思うんですよね。
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【ご参考】 学力格差×ちくま新書


個人的に、オンラインでの取組みが、より分かりやすく効果を発揮するのは
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●友達との触れ合いがなく、寂しい・不安
●学校がなくなっていることによって、生活リズムがぐちゃぐちゃ
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という状況に対してだと思っています。
そういった観点からも、以下のような取組みはおもしろいな…と。
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【ご参照】
PTA有志による「オンラインあさの会」日本橋小学校・幼稚園ではじまる@中央区民マガジン

個人的には、学校の役割・求められているものが根本的にかわる、今がそんな時なのかもしれない…と思えてなりません。
ならば、この機会に、公教育が本来求められている役割を、より高い水準で果たすための取組をこそ進めるべき!と思うんですよね。
仮にオンライン授業が実施できるとしても、それ自体が目的ではない。
重要なのは達成したい目的を明確化したうえで、ツールとして活用することであるはず。
一過性の対策ではなく「文教住宅都市」「子育てするなら西宮」を名乗るにふさわしい、市としての取組を進める機会としてもらえれば…と思っています。

というわけで、今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。