今年のGWは、ややゴールデン感が弱めのような。
どこに行っても混雑してるし、基本的に出不精やしで、どうしたものだか。
一つくらいは、それらしいお出かけもしたいものだと思いつつ。
さて本題、前回に続き、昨年12月議会で取り上げた消防に関する話の続きですよ。
どっちかというと、前回よりも今回の方がより分かりやすい感じだと思います。
それでは、どうぞ!
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次に、大規模災害時に出動が想定され、通常時は別業務に従事する、いわゆる後発車両についてです。
まず物資や資機材の搬送を支援するほか、大規模災害時には可搬式ポンプ及び各種資機材を積載して消火・救助活動をする活動支援車について。
【資料③―1】をご覧下さい。
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各市の保有台数は吹田5、尼崎2、豊中1、高槻0。
一方で西宮市の所有台数は9と明らかに多くなっています。
加えて、他市は300~400万円程度のミニバン・バンが中心なのに対して、西宮市はランドクルーザーなど500~800万円程度の高級車が多くなっています。
次に、物資や資機材の搬送を実施するほか、大規模災害時には緊急消防援助隊の各種資機材等を積載して、後方支援活動を行う活動支援車(資機材搬送車)について。
【資料③―2】をご覧下さい。
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各市の保有台数は吹田2、尼崎1、豊中11、高槻3。これに対して、西宮市は5と比較的多くなっています。
加えて、他市は300~400万円程度のミニバン・バンが多くを占めるのに対して、西宮市はフォワードなど300~600万円程度の小型・中型トラックが多くなっています。
最後に、大規模災害発生時に支援業務に従事することが想定される指揮広報車・査察広報車について。
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各市の保有台数は吹田9、尼崎1、豊中5、高槻7。
これに対して、西宮市の所有台数は10と比較的多くなっています。
加えて、他市では100~200万円程度の軽バン・軽自動車・コンパクトカーが多くの割合を占めるのに対して、西宮市は200~300万円程度のステーションワゴンや500~800万円程度のミニバンで構成されており、明らかに価格帯が高くなっています。
つまり後発車両全体について所有台数が多く、車種が高価なものに偏っているのです。
【質問②】
いわゆる後発車両についても同様に、車両の台数や車種・価格帯について見直す余地があると考えるが、市の見解はどうか?
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【答弁②】
後発車両のうち、活動支援車や資機材搬送車、指揮広報車につきましては、30年前の阪神・淡路大震災を教訓に、導入した車両で当時、消防局の職員は発災直後から自発的参集により最寄りの消防署に向かい、3時間経過した時点で当務員と合わせ約80%の職員が集まりましたが、消防車両は全て出動しており、参集した職員は車両や資機材がなく、思うような活動ができなかった苦い経験がございました。
そこで悪路でも走破できるよう4WDで、なおかつ火災や救助にも対応できるよう、可搬式ポンプやホース、救助資機材やボートなどが積載できる荷室を要した車両や、救急車が全て出動し、更に市外への広域な搬送が大半であり、市内の救急車が1台もない状況が続いたことから、負傷者を搬送できる室内スペースを有し、かつ人員も搬送できる車両として、導入いたしました。
査察広報車につきましても、査察や業務連絡用として使用するだけでなく、災害時には広報や人員搬送、また現場出動も考慮し、軽自動車やコンパクトカーではなくステーションワゴンタイプの車両を配置しているところでございます。
震災から30年が経過する中、トラックベースの、いわゆるピックアップ式の車両の生産が中止されていたことなど、十分な荷室やスペースを有する車両は限られていることから、更新を経て、現在の車両になっているところですが、風水害時には、非常招集により参集した職員が荷室に土嚢などを積載し、災害現場へ出動するなど、いずれも大変有用な車両でございます。
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ここまでで質疑は終わり。
次で、意見要望を述べて、ようやく12月議会報告は完了予定ですよ。
えらい遅れてしまい、すみませんでした。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。