西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

一般質問終わりました。

2009-06-30 18:33:20 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

(本文記事に関する内容が、後日、大きくテレビでも取り上げられたので、
 その内容もアップしておきます。
 是非、ご覧下さい。
 
http://www.ytv.co.jp/ten/sp/bn/0907/asx/sp090714.asx 
 ↑クリックでご覧いただけます↑。)

おかげさまで、無事、一般質問終了しました。
一部マスコミさんにも、ご興味持っていただけたようで、うれしい限り。
こりゃ、明日、新聞各紙にも、掲載してもらえる感じかも。
いろんなことを変える力になるかも?と思うと、楽しみ楽しみ。

で、以前もブログに掲載した通り、私は、基本的に
 ○本会議場は約束を取り付ける場だと考えている
 ○なので、事前に十分打合せをし、今後に結びつく結論を
   得ることを重視している 
のですが。
今回の河野副市長の公用車使用については
先方は分かってるくせに、ずっと、隠そうとしつづけてきた」うえに、
何度、確認を取っても『記録にないので分かりません』と
 とぼけつづけるので、ブログに書いたら、慌てて答えを変えてきた

といった、ここに至る、個人的に許しがたい経緯も含めて、
全く納得していないので、ぶっつけ本番で臨んできました。
う~ん、結構、めずらしい感じ。
(緑の文字部分については、クリックで関連ブログに飛びます。
 よろしければ、そちらも、ご覧下さい。)

この話については、続報を楽しみにしていただいている方も、
多いことかと思いますので、早速、質疑を公開します。
ご覧下さい。
(黒文字がこちらの質問。
赤文字が向こうの答弁
 
青文字は、私のコメントです。)
(再質問以降の向こうの答弁については、ぶっつけでやってきた関係上、
 記録がないので正確ではありません。
 あしからず、ご了解下さい。)

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2007/5/20に秘書国際課がウエスティンホテルへの移動に
公用車を利用したという記録があるが、
誰が、どのような目的で公用車を利用したのか?
また、その妥当性について、どうお考えか?

副市長等の特別職の公用車の使用につきましては、
平日・休日に関わらず市内及び市外で公務が生じた場合に
公用車の使用を原則としております。
このことは、業務の効率性及び安全性を考慮しての運用であります。
ご質問の平成19年5月20日の
河野副市長の公用車の使用につきましては、
本市の産業振興にご支援・ご協力をいただいております方
ご自身の結婚披露宴に、是非出席の上、
西宮市長から祝辞をいただきたいとの依頼があり、
日頃の本市行政へのご貢献に鑑み、
また、市長交際の一環として承諾いたしましたが、
市長が ~中略~ 出張しておりましたので、
市長代理として副市長が出席するに際し公用車を使用したもので
ございます。


ご答弁ありがとうございます。
それでは河野副市長の公用車使用について七点、再質問します。
「業務の効率性及び安全性を考慮して」の公用車利用ということでした。
一点目、効率性ということは結婚披露宴の前後に別の公務が入っており、
公用車の利用によって業務の効率性が向上したということでしょうか?
もし、そうでないのであれば、
具体的に、どのような効率が向上したとお考えでしょうか?
二点目、安全性と仰いましたが、ウエスティン大阪へ行くのであれば、
電車・バスなど公共交通機関も充実しています。
それらと比べても公用車の安全性が高いということでしょうか?
具体的に、どういった安全性が向上したのか、お聞かせください。
三点目、結婚披露宴へのご出席であれば、
ご祝儀も出されたことと思います。
市の交際費には支出の記録がありませんが、
「公務」である以上、ご祝儀も公費から出されたのでしょうか?
四点目、「本市の産業振興にご支援・ご協力を頂いております方
ご自身の結婚披露宴」にご出席とのことでした。
この方、どういった方なのか、また、
どのような形で「本市の産業振興にご支援・ご協力いただいている」方
なのでしょうか?
五点目、過去、このように結婚披露宴に出席し、
その間、運転手が待機していた例は、他にも存在するのでしょうか?
六点目・七点目です。
この件について、秘書国際課に最初にお尋ねしたのが4月初頭。
それに対して、つい最近まで
「記録がないので、どういった目的で公用車を利用したかは
 分かりませんが、使用したのは河野副市長です。」
というお答えを頂いていました。
なぜ、記録がないにも関わらず、河野副市長が使用したと
分かったのでしょうか?
また、なぜ2ヶ月以上もの間
「利用者は分かっているが、記録がないので分からなかった」
にも関わらず、突然、「結婚披露宴に出席した」と分かったのでしょうか?
以上、七点、よろしくお願いします。

(副市長)
○答弁内容を事前にブログに掲載したことへんの不満。

(ま、別にどうでもいいけど、
 そら、そちらが信義に反した行動取るからでっせ。
 そこらへんの経緯と、こちらの考えは、上にリンクをはった日記の通り。
 先方が普通の対応さえしてくれてたら、こんなことは、当然、しません。
 人に文句言うより先に、
 自分たちの行動を改めるべきやと思うんですけどね。)

○祝儀は自分のポケットマネーから出した。
(↑てゆうことは、自分でも「公務じゃないかも。。。」って思ってるって
   ことなんでは?)

○結婚披露宴を開催した人の説明。
(総合企画局長)
○対応が遅れたことへのお詫び。
○効率性・安全性は総合的に判断した。

(「総合的に判断した」じゃないやろう!と。
 しかし、まあ、そもそも、この話を総合企画局長が答えてること自体、
 なんとも不思議な話で。
 組織構成上、仕方ないのでしょうが、なんだか微妙な感じです。
 本来なら、言うまでもなく、当の本人の副市長が答えるべきことですから。
 プラスして、他にもいくつか答えてもらってない答えがありますが、
 ま、そら、答えられませんわな、と。
 「なんで突然分かったんや?」とか
 「なんで記録もないのに誰が使ったか分かったんや?」
 とかって、総合企画局長に答えられるわけもないでしょうし。
 というわけで、ここらへんを踏まえて、こちらの意見は、↓こちら↓。)


ご答弁いただきました。
再質問に対する答弁については、まだまだ聞きたいことがありますが、
これの追求は質問の主意から外れますので、意見・要望に移ります。
まず最初に河野副市長の公用車使用について申し上げます。
「利用者は河野副市長だが、利用目的は分からない」
と2ヶ月以上言い続けてきたのが、
最近になって突然「結婚披露宴に出席した」に答えが変わりました。
ここに至る一連の経緯を踏まえると、副市長及び秘書室は
早くから事実が分かっていながら隠していたとしか、私には思えません。
最近の市長のご静養に関する一連の対応にも現れていますが、
こうした何事においても隠そう隠そうとする姿勢は改めるべきです。
また、結婚披露宴への出席を「公務だ!」と主張しておられることは、
市民目線から見て、違和感を感じます。

ご祝儀を、公費ではなく私費でお支払いされたのは、ご自身も
「公務として不適切だ」と思う部分があったからではないでしょうか?
しかしながら、ひょっとすると、
心の底から「公務だ!」と思っていらっしゃるのかもしれません。
もし、そうなら根本的に意識を改めるべきですし、
自信を持って「公務だ!」と仰るなら、
もっと早く、詳しい内容を明らかにするべきです。
余談ですが、色々なところに確認したところ、

『前後に他の公務が入っている関係上、
 「送りだけ公用車」「迎えだけ公用車」という事例は
 あるかもしれないが、結婚式だけのために行き、
 その間、運転手を待たせていたという事例は聞いたこともない』
というところが、どうやら真相のようです。

ところで、この件について「公務か公務でないか」を
ずいぶん重視されているようですが、私が問題としているのは
そこではありません。
今回取り上げた事例では、
休日出勤手当だけで約2万円かかっています。
質問で申し上げたとおり、他にも似たような事例が多数存在しており、
全庁的な組織・業務の効率性に対する姿勢の欠如が
現れていると感じています。
車両課だけではなく全庁的な問題であると捉え、
厳しく反省していただきたい。

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てな感じです。
他の質疑内容については、また後日。
事前の入念な打合せの甲斐あって、
かなり有意義な答えを得ることができたと感じています。
ということで、今日は、これにて失礼します。
といいながら、もう少し。

>みやっこの母様

コメント頂き、有り難うございます。

仰る通り、農業が発展した場合の効果は非常に大きいと思っています。
具体的な政策に結びつけることができるよう、しっかり勉強していきます。

>7月には、草ひきもあります。
>渋谷さんも、お子さんと一緒にいらっしゃいませんか?

お誘い、有り難うございます。
なのですが、7月は友人の結婚式(×2)や、公務や、地元のイベントや、
自前の広報活動や、ひょっとすると久々の会派としての広報活動も???
という感じで、とてもスケジュール調整ができそうにありません。。。
残念なのですが。
また、機会があれば、と思います。
せっかくのお誘いなのに、すいません。。。

というわけで、今日は、このへんで。
またまた、長~い日記、すいません。
それでは失礼致します。


地方分権の推進を。

2009-06-25 10:47:12 | 国政・県政と地方自治に関連すること

昨日、6月議会に提出される議案についての、
大まかな説明を財政と総務から聞きました。
で、その後、個別の議案で気になるものについては、
担当部署に詳しい説明を求めたり、資料を頂いたりしています。

今6月議会のメインは、なんといってもフレンテ問題。
それに関連する議案も提出されてきています。
が、こちらについては7月8日開催の「フレンテ特別委員会」で、
関連した内容全て、一括審議されることになっています。
だもので、詳しい内容は、そちらが終わってから。
まだ流動的な点が多いので。

で、今議会で審議される、もう一つの、割と大きめのネタが
昨年来の経済危機に起因する雇用問題に対応するべく、
国が行う「緊急雇用創出事業」に関わるものなのですが。
イヤ、これ、ほんま、ひどいですな。
例えば、↓これ↓をティッシュに挟み込んで配るのに142万6千円。Cce20090625_00000_2

個人的には、これ見て、「よ~し、市内で買い物しよう!」と思う
奇特な人がでてくるとは思えんのですが。。。
こうゆう類のトホホな取り組みが積もり積もって、
西宮市だけで約7800万円。
こんなんが日本中で行われて、また日本国の借金が
大幅に増えたかと思うと、ほんま、めまいがしてきます。。。

国が旗を振ってやることなので、必要な費用は、
全額、国・県からの補助金で賄われており、
西宮市としての持ち出しはありません。
なので、市会議員としては、どうこう言う筋合いも
ないのかもしれませんが。
それにしても、どうせ金使うんなら、もうちょっと、まともな使い道、
思いつかんかったんですかね、と。

国が、こういった対策にまで手を出す現状は間違っています。
なにせ、効率が悪すぎるし、地域の実情を分かっていなさ過ぎる。
そうゆう意味で、こうした、より現場に近い取り組みについては、
現場に近い地方自治体に下ろしていくことこそが重要です。
だからこそ、地方分権、ほんまに重要だと思うのです。

一方で、もちろん時間がなかったとかなんとか、
市としての言い分は、いろいろとあるのでしょうが。
市の持ち出しなしで、いろんな事業に取り組める、
せっかくの良い機会を、こうゆうやり方で、無駄にするようでは
「地方分権!」という掛け声もむなしく響きます。
きちんと、どこで、誰が、何を、どうゆう風にやるのか?
を改めて定義しなおすべきだと思うのです。
そして、その上で、それぞれの機関が、
やれること、やるべきことに、全力で取り組み、
成果を上げること。
これこそが、国から市町村まで全部含めて、
今、一番、お役所が取り組まなければならないことだと思うのです。


ご報告。

2009-06-22 16:31:26 | 主張・広報と活動のお知らせ

先日、先輩議員に
「今の時期、有馬川に行ったら、蛍がいっぱい飛んでるよ。
 子供連れてったら、喜ぶで~。」
ということを教えていただき、早速、見に行ってきたのですが、
いや、ホンマに、いっぱい飛んでますな。
野生の蛍を手にとって見たのなんかたぶん、生まれて初めて。
ほんま西宮は、海があり、山があり、川がある、いいまちです。
大事にせねば。

さて本題。
本日で役選終了しました。
私は、今年は厚生常任委員会に所属したうえで、
農業委員を勤めることになりました。
全て、希望していたとおりで、うれしい限り。

厚生常任委員会は、主に、健康福祉局・環境局の二つの局に
関わる事項を審議します。
もちろん、問題は色々あるのですが、過去、取り組んできた経緯からも
 ○学童の開所時間延長
 ○保育所待機児童の解消
 ○生活保護行政の見直し
といったところについては、とりわけ、色々と言いたいことがあります。
というわけで、厚生常任委員会に行くことができたのは、
「念願かなって!」という感じなのです。
しっかり勉強したうえで、頑張って、
いろいろと発信していかなければなりません。

また、昨今、「格差と貧困」という問題が、よく取り上げられますが。
結局のところ、もっとも問題なのは
「魅力的で、一定の所得を得ることができる働き場所がない」
というところに行き着くと思っておりまして。
私は、農業は、そのための受け皿となる可能性を
秘めていると考えています。
というわけで、色々と勉強中なのですが、
農地行政の現場のことや、西宮の農業の実情のことが、
今の私には、どうも、よく分かりません。
なので、農業行政の現場において、大きな役割を期待されている
農業委員会の委員を、是非、経験したいと思っていました。
というわけで、こちらも「希望通り!」なのです。
ありがたいことです。

頂いてる分以上に返せるよう、頑張ります。
という今日は、ご報告でした。
それでは失礼。


もっと、ちゃんと見直すべきです。

2009-06-19 14:45:08 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

本日から6月議会スタート。
で、今日は、今年度議会における議会の役職を決める役選です。

役選中は、なにかと調整やら手続きやらが多いそうで、
どうしても待機時間が多くなります。
なので、頂いた6月議会に関する資料を読みこんだり、
前から読もうと思いつつ、なかなか手を付けることができなかった
資料やら、お仕事がらみの本やらに目を通したりしながら、
出番を待っている感じですね。
しかし、「全会一致でなければ決められない!」という、
本来、議会制民主主義にあるまじきルールが、
昨年度からなくなったため、
 ○役選にかかる時間自体が大幅に短縮され
 ○待ち時間が飛躍的に短くなった
のはありがたい限り。
ほんま、いろんな面で、議会改革を進めることが大事やと実感します。

というわけで、資料を読み込んでいるのですが、
例年6月議会に上がってくる議題で、なんとも気になるのが、
外郭団体に関する報告。
例えば、「財団法人西宮スポーツセンター」では、
「スポーツ会館を中心に公益性を重んじながら、
 各種スポーツ教室を実施した」そうなのですが、
その内容に、どうにも違和感を感じます。
この外郭団体の、「自主実施事業」の実績の冒頭に
掲げられているのが↓こちら↓なのですが、

   使用内容       利用人数(述:人)
マ シ ン ジ ム(個人)      12,452
ゴルフ練習場(個人)       6,870
卓  球  場(個人)       1,025
   合  計            20,347

これって、「公益性を重んじ」て、やるべき事業なんですかね。
ジムに通いたければ、コナミでもナムコでも行けばいいし、
ゴルフ練習場だって同じです。
市の外郭団体が、わざわざ高いコストで実施することに、
強い疑問を感じます。

外郭団体が携わる事業の多くについて、私は、いつも、
 ○市がやらなくてもいいことをやっているのでは?
 ○遥かに効率的に事業を実施している民間企業や
   市民団体等に委託したほうがよいのでは?
という疑問を強く強く感じています。
ここらへん、
 ○限られたお金の使い方として、
 ○「公共の福祉の増進」という、本来の市が果たすべき役割に
   照らし合わせて
ほんまに適切なのか???」
という一点において、疑問に思わずにいられません。

市政報告でも取り上げ、色々と意見を言ってもきた証明書自動交付機
(リンク先ページ・右下)も、結局、さしたる見直しをすることもなく、
高い高い、この機械を本年度、一台導入する方針だそうです。
「高すぎる」とか
「広域交付が進めば、今回導入しようとしている機種は使えなくなる」
といった、私の主張については、基本、「全て、仰るとおり。。。」
という姿勢を示しながら、それでも、やっぱり進めるそうで。
むう。。。

なんやかんやと、いろんなことを考えていたら、
昨日付け・読売新聞の朝刊コラムで、
個人的に感じ入る文章を見つけたので、↓引用↓。

刑務所内の多彩な人間模様を活写した安部譲二さんの「塀の中の懲りない面々」(文芸春秋)に、”忠さん”という役所専門の泥棒が出てくる◆中央官庁から県立病院、国公立大学まで軒並み荒らし、警察署と法務省だけは量刑が重くなると困るので敬遠したという人である。忠さんが安部さんに語ったことには、役所相手の稼業は楽だという。<役所はお宝の扱いがまるで雑なんだ。どうせ他人の金って気なんだろうよ>  ~~ 後略 ~~

お金だけではなく、個人情報の扱い等も含めて、
「お宝の扱いがまるで雑」という記述に深く同意。
もうちょっと、色々きちんと考えるべきだと思うのですが。

待ち時間の雑な日記、すいません。
それでは失礼。


一般質問のお知らせ。

2009-06-16 17:55:24 | 主張・広報と活動のお知らせ

昨日、↓脱皮した、うちのザリガニの皮↓。
Ca7ldldo
「グロい!」と思った方、スイマセン。
元はと言えば、2週間ほど前にしまじろうの影響を受けた息子が
「ザリガニ釣りに行きたい!」と言い出したことから
飼い始めることになった、我が家の「ザリー」。
結構順調に育っています。
しかし今でも、探せば、いるもんですな。
ザリガニ釣りなんかやったん、何十年ぶりでしたが、えらい燃えました。

さて、本題。
車両部関係の話は、マスコミ関係の方々も含めて、
けっこう興味を持っていただいているようで、うれしい限り。
なにやら最近、ブログへのお客さんの数も多いようなのですが、
ここらへんも関係あるんかいな???

で、その車両部の話も含めて行う、一般質問は
6月30日(火)11:00頃からに決まりました。
内容は、↓こんな感じ↓を予定しています。

★西宮市職員の人事・給与・懲戒制度と組織について★

   ①車両課職員の給与と勤務実態について
   ②人事・給与制度について
   ③懲戒免職事案への対応について
   ④組織について

話全体の中で見たら、ほんまは副市長の不適切利用なんか、
それほど大きな話ではないんです。

この話は、私にしてみれば、行きがかり上、
大きく取り上げざるを得なくなってしまったという話でして。
質問の中には、他にも重要な話がたくさんあります。
なので、そこらへん、しっかり取り上げていこうと思っています。
興味おありの方は、よろしくどうぞ。
というわけで、あとは、コメントへのお返事を。

門外漢様

コメントいただき、ありがとうございます。

>阪急と阪神の巨大商業施設に囲まれて、
>商業施設として成功するにはよほどの集客力のある店舗に
>入ってもらわないとだめだと思いますが、正直難しいと思います。

同感です。
百歩譲って、仮に、今回「よほどの集客力のある」テナントを
誘致できたとしても、それは、一時的なものでしかありません。
市が、自ら床を取得して商業用地として利用することになれば、
今回の「コープ撤退?⇒えらいこっちゃ!」的・事案と同じリスクを
将来にわたって、負い続けることになります。
率直に言いまして。
決して商売上手とはいえないコープ神戸
にさえ、
ここまで見事にコロコロ転がされる西宮市が、
将来にわたって、フレンテを魅力的な商業施設として、
保持していくことが出来るのか、疑問に思います。

>しぶやさんは「公共施設を入れることにはのれていない」
>とのことですが、どのように活用すべきとお考えでしょうか。

すいません、ここ、説明不足ですね。
この問題に関して、私は、
 ○本来、西宮市が「フレンテという施設を、どのようにしたいのか?」
   を示すことが先であるはず
 ○にも関わらず、それが示されることのないまま、
   「床を買うのか買わないのか?」
   「商業施設を入れるべきだ!」
   「むしろ公共施設を入れるべきだ!」
   といった個別の対応策ばかりが問題になっている
 ○私は、このような形で議論が進む現状に違和感があり、
   こうした議論に、どうものれていない
という姿勢でいます。

「西宮市がフレンテの床を取得する」という前提に立つのであれば、
私も、
公共施設を入れるのが好ましいと考えています。
ただ、「どういった施設が好ましいか?」という点については、
それこそ、本来、
「市は、あの地域を、どのようにしていきたいのか?」
という議論が先に来るべきだと思っています。
また、公共施設を入れることを本気で検討するなら、
いわゆる「アセットマネジメント」という視点から、
公共施設全体を見直すとともに、
どういった用途が、最も有効に施設を活用することにつながるかを
検討するべきだと考えています。
今のところ、市は、「商業施設以外、考えていません」という姿勢を
一切崩していません。
そうである以上、これらを検討するための時間は、まだあるはずだと
考えています。
なにかと悩ましい話ですが、やれること・やるべきことに
精一杯、取り組んでまいります。

それでは、今日はこのへんで。


やっぱり、分かってるんやんけ。

2009-06-15 20:00:05 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

金曜日のブログに書いた、
「副市長・公用車でウエスティンホテル行き事件」について、
新たな展開がありましたので、ご報告。

車両課に関連する一般質問は、他にもいろんな話があるので、
車両課が所属する総務総括室と、打合せを進めています。
で、本日、頂いた答弁書(案)の中に、その件に関する、
秘書・国際課からの答えがありまして。
以下、全文。

平成19年5月20日の公用車の使用につきましては、本市の産業振興にご支援・ご協力をいただいている方ご自身の結婚披露宴に是非出席の上、市長からの祝辞をいただきたいとの依頼があり、日頃のご貢献に鑑み、承諾いたしましたが、市長が友好都市提携30周年記念事業でロンドリーナ市へ出張しておりましたので、河野副市長が代理で出席し、その際に公用車を使用したものです。

・・・えらい、あっさり、結婚式に出席したことを認めてはりますな。
ただ、そのことをどう考えるか?という点については、
一切、コメントなしですか。

先日、書いたブログにも記したとおり、
こちらが初めて問い合わせた時から約2ヵ月半に渡って、先方は
「記録がないので分かりません」と言い続けていたのに、
なんで、突然、分かったんですかね?
随分まめに、うちのブログもチェックされてるそうなので、今更ながら、
「こら、シラを切っても逃げ切れん。。。」
と悟ったということなんですかね。
しかし、それならそれで、
管轄外の総務総括室長に答弁書をぺロッと渡すのではなく、
ここまで「記録がないので分かりません」と言いつづけてきた、
秘書・国際課長が説明に来るのが、大人のマナーだと思うのですが。

私は、議会は、パフォーマンスをする場ではなく、
実を取る場だと思っています。
ですから、本来であれば、本会議場で取り上げることに決めている話を
先行する形で、ブログ上で取り上げるようなことは、したくありません。

また質疑に先立っては、入念に打合せを行い、
なによりも、一定、納得の得られる結論を得ることを最優先して、
臨むように心がけています。
私は、それが「大人のマナー」であり、「議会のルール」だと
思っています。
でも、先方が、ここまで、マナーやルールを顧慮してくれないのであれば、
こちらも対応を考えざるを得んわな、と。
しかし、つくづく無粋な対応ですわ。

閑話休題。

プロレスラー・三沢光晴選手が、お亡くなりになりました。
どうしてもジャンボに勝てなかった時代。
「ガラスのエース」と呼ばれた時代。
そして、四天王時代。
私が、心から愛した、王道プロレスの黄金時代は、
あなたなしにはありえませんでした。
ただただ、合掌。


???「記録がないので分かりません」???

2009-06-12 14:59:56 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

先日、北部に行く用事があったので、
前から聞いていて、気になっていた「いわしや」さんに行ってきました。
・・・こら、うまいわ。
うどんも出汁も、実にいい感じ。
てんぷらも、欲しいのがなかったら、言えば、揚げてくれるというのが、
なんとも、よいですな。
豊中在住のうどん道・師匠にも、早速伝えたこのお店、
機会があれば、ぜひ、どうぞ。
私も、ちょくちょく行きたい感じです。
でも、ちょっと、遠いよな~。

さて、本題。
少し前に、「車両課の車の使われ方が、怪しい!」という話を書きました。
当初感じたとおり、「やっぱり問題ありまくりやな~」という感想を
強めておりまして。
6月議会の一般質問では、この問題をとっかかりに、
西宮市の人事・給与制度全般について、詳しく質疑する予定でいます。
これに関する問題点は多岐に渡りますので、詳しくは質問終了後、
また、この日記で書いていこうと思っています。
が、それに関する事前調査の中で、とっても分かりやすく、
つっこまずにはいられない乗車記録&それに関する受け答えが
ありましたので、ご紹介。
まず、乗車記録は↓こちら↓。

2007/5/20(日)
依頼元:秘書国際課
行き先:ウエスティンホテル大阪
使用時間:11:45~17:30

日曜日のこの時間帯に、ウエスティンホテルに行く!となると、
私ら、真っ先に思い浮かぶのが結婚式。
あとはパーティーとか会議といったところでしょうか。
とは言え、正直なところ、他にもいろいろと「???」と思う乗車記録は
あったので、当初、この記録だけを特別視していたわけではありません。
というわけで他の記録と同様に、依頼元の部署に尋ねたところ、
いつまでたっても、返事はなく。
よその部署はどこに聞いても、2~3日たてば、
詳しく返事をくれたのですが、秘書国際課だけは、
いつまでたっても、返事がありませんでした。

というわけで、何度か催促もしたのですが、きちんとした返事は、
なかなか返ってこず。
で、しつこく連絡をとっていった結果、ようやく返ってきた返事は、
 ・日付から見て、河野副市長が使用したものだと思われる
 ・しかしながら、記録が残っていないため、なんの用途で使ったものかは
  分からない。
というものでした。
いやいや、それ、おかしくないですか???

この手の書類の保管期限は一年間らしく、
概ね二年前の公用車利用に関する依頼書類が残っていないことは
仕方がないのかな~、と。
とは言え、他の部署については、数日のうちには
きちんとした結果を返してくれているわけですから、
秘書国際課だけが「記録が残っていないので分かりません」と
強弁しつづけると言うのも、不思議な話やな~、と。
しかも、こちらから聞いたわけでもないのに
「河野
副市長が使用したものだと思われる」と言いながら、
「何の用途で使ったかは記録が残っていないので分からない」
てのは、ちと苦しすぎやしませんかと。

しょっちゅう行っている場所であれば、「そのときの目的を特定できない」
というのも分かりますが、2007年度一年間で、公用車を使って、
ウエスティンホテルに行っているのは、この日一日だけ。
しかも、使用した人まで特定できているのであれば、
記憶手繰れば、なんに使ったかぐらいは分かりそうなもんだと
思うんですがね。
でも、先方は記録がないので分からないと言うし、
役所内からは、どうにも、情報取れそうにありません。
というわけで、八方手を尽くしてみた結果、どうやら、
「河野副市長は、この日、ウエスティンホテルで開催された結婚式に
 出席していた」
ということが分かりました。
・・・それって、公用車の使い道として、どうなんですか???

先方は、初めて確認して以来、2ヵ月半もの間、
ずーっと「記録がないので分かりません」と言い続けているので、
これに対する答えを、いったい、どうもってくることやら、と。
ま、楽しみにすることにします。
しかし、市長の長期休職もそうですが、こうゆう隠そう隠そうとする姿勢、
改めたほうがいいと思うんですけどねえ。
でわでわ失礼。


西宮都市管理㈱の責任は重大です。②

2009-06-09 15:05:20 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

新型インフルエンザ問題も沈静化の方向にあるようで、喜ばしい限り。
ただ、この手の新型インフルエンザによる被害は、第二波以降こそ、
甚大になる傾向が強いそうで、
秋に向けて十分な注意が必要ですな。
篠田節子氏の「夏の災厄」など読むと、危機感倍増疑いなし。

さて、本題。
標題の内容について、先日の日記の続きです。

西宮都市管理株式会社は、
JR西宮駅南にある、商業施設「フレンテ」や、
フレンテに隣接する分譲ビル「ラビータ」「ヴィエント」の管理・運営を
目的に、西宮市・コープこうべ・住友商事等が出資して
設立した第3セクターの会社です。
西宮市は、この会社の資本金・4億9900万円のうち35%を出資する、
ダントツの筆頭株主となっています。
また、会社としては、
 ・約1,100㎡のフレンテホール
 ・フレンテ内の一部店舗の床
 ・フレンテ内の約500台の駐車場
 ・隣接する分譲マンションの地下駐車場
等も所有しています。

年によっても変わるうえ、今回の一連の騒動の過程で、会社に関わる
いろいろな部分が、相当、大幅に変わってきています。
なので、そうした前提でご覧いただければ、と思うのですが。
西宮都市管理㈱の年間売上高は約5億円。
従業員は16名で、うち役員は2名(市から出向)、
役員人件費は年間1200万円。
販売費及び一般管理費として年間約2億円がかかっており、
そのうち、人件費・約7千万円、外注費・約5千万円が
主要な部分を占めています。

また、施設に関する管理・運営の主要な部分は、
ほとんど外注しているというイメージです。
要は、典型的な天下り先企業ですな。

資本金5億円・年商5億円という事業規模に対して、
この会社の従業員は明らかに多すぎます。
また果たしている機能と比べて、
役員をはじめとした従業員の給料が高すぎます。
こうした高コスト構造もあり、西宮都市管理㈱は、
自前の資金だけでは到底やりくりすることが出来ず、
毎年、市から9億9千万円ものつなぎ融資を得ることによって、
なんとか、これまで生きながらえてきました。
ところが、昨年からの一連の騒動の中で、今年の4月には
「このまま、ほっとけば、確実に経営破たんする」
ことが明らかになりました。
そこで、市は、議会の議決を必要としない
「専決処分」という手法で、西宮都市管理㈱に
1億5千万円もの資金を融資することを決定したのです。
(一時的にせよ、1億5千万円もの支出が専決処分されるというのは、
 きわめて異常な事態です。
 おそらく、過去に同様の例はないであろうと思うのですが。。。)
そして、今のところ、市が示してくる様々な対策は、全て、
この会社の存続を前提にしたものとなっています。

先日の日記でも触れましたが。
フレンテ話が、ここまで深刻化した、そもそもの原因の一つに、
西宮都市管理㈱の高コスト体質を原因とした管理運営費等の
高さがあります。
一方で、西宮都市管理㈱は
 ・撤退しようとしたテナントを引き留めることもできず、
 ・それに変わる新たなテナントを引っ張ってくることも出来ない
という、まがりなりにも商業ビルの管理運営を行っている企業としては
お粗末すぎる実態をさらしています。

先日の市側との意見交換会において、こうした意見を述べた上で、
「西宮都市管理㈱の廃止も含めた抜本的な見直しが必要では?」
と問いかけたところ、返ってきた返事は、
「西宮都市管理㈱は黒字会社であり、それはできない」
というものでした。
でもね、この会社が黒字を計上しているのは、
 ・10億円ものお金を無利子で貸し付けてもらっているうえ、
 ・計画では、3千万円ずつ返していくことになってるはずの
  元本返済さえ大目に見てもらった
結果ですよ。
この二つの条件を免除したら、それだけで、
この会社は赤字に転落します。
(しかも、これは一連の撤退騒動が起きる前段階での話です。
 空き家だらけとなり、賃料収入が大幅に減少している上、
 管理費等についても、大幅な減少を前提とした、
 話し合いを進めている現状を考えるなら、こうした条件とは関係なく、
 赤字転落する可能性は、きわめて大!です。)
しかも、その席上、某・市の重役級が言うところによると、
「都市管理も、いろいろと反省しています。
 今は、一生懸命、地域の類似物件の相場を調査するなどして、
 頑張っています。」
とのこと。
・・・ほな、この会社、これまで、そんなことさえもしてなかったんか、と。

私は、市が床を買うとか買わんとか、
商業施設でないとダメだとか、
むしろ、公共施設を入れるべきだ、といった議論には、
今のところ、余り、のれていません。
問題は、今後、西宮市はフレンテを含めたJR西宮駅前地区を、
どのようにしていきたいかという点にあるのであり。
そのために現実的に取りうる、もっとも、よい方向性は、なんなのか?
にあるはずなのです。
そのための議論を進めることこそが、最も重要だと思っています。

とは言うものの。
少なくとも、今回のフレンテ話において、私は、
西宮都市管理㈱が、このまま存続し続けることだけには、
断固として反対です。
しかるべき形で、決着をつけるべきだと考えていますし、
そういう意思を示すべく、自分自身は行動するつもりでいます。

というわけで、あとは、コメントに対するお返事をば。

>無世様

コメントいただき、ありがとうございます。

ご指摘頂いた、「交通費を請求して自転車通勤する職員(事実)」
について、今のところ、存在自体は確認できておりません。
しかしながら、ご指摘を受けての調査の結果、
現在の交通費申請の方法が、「やろうと思えば、容易に不正請求できる」
形になっていることが確認できました。
今後、詳しく調べてまいります。

またもやの長文日記、失礼しました。
それでは、今日は、このへんで。


インターンをご検討中のあなたへ。

2009-06-04 18:56:49 | インターンをご検討の方へ!

題名の通り、フレンテ話の続きは、またもや一回パス。

今度の日曜日、.jp主催の議員交流会が開催されます。
毎度、書いておりますとおり、年2回開催されるこの会は、
私にとって、とても重要な催しです。
ぜひとも、新しい、いい子たちに来てもらわなければなりません!

というわけで、うちの事務所の雰囲気と売りを知ってもらうべく、恒例の
前期インターン生たちから、次期インターン候補生へのメッセージです。
関係ない多くの方々にはスイマセンですが、よろしければ、
お付き合い下さい。
それでは、早速始めます。

熊岸奈津美(国立大 法学部 3年生)

私が議員インターンシップに参加したのは、
「2ヶ月間で自分を成長させたい!」と思ったからでした。
インターンを終えて、「インターン前より成長できた!」
と自信を持って言えるかというと、必ずしもそうではありません。
しかし、インターン期間中に
自分を成長させるきっかけをつかめたことは確かです。

私がしぶやインターンで学んだもっとも大きなことは、
「目的と手段を取り違えてはいけない」ということでした。
目的を明確に定め、目的を成し遂げるためには
どのような手段が必要か考えること、
そして手段はあくまで目的の遂行のためのツールであって、
手段の遂行を目的としてはいけないこと・・・
一見当たり前に思えるこの考え方が
できていなかったことを痛感しました。
特に、政策研究をしていく中で、
目的としていることが何で、考えた手段が目的遂行に適っているかを
検討することは、とても重要でした。
私は目的と手段を取り違えていることがしばしばあったのですが、
しぶやさんはその度に的確なアドバイスをしてくださり、
政策研究をひと段落させることができました。
政策研究を終えるころには、
「目的と手段を取り違えてはいけない」という考え方が、
完全にとは言えないまでも定着していたのではないかなと思っています。

しぶやインターンでは、インターンのOB生との交流もできます。
特に、ポスティングには多くのOBさんが手伝いに来てくださいます。
ポスティングの打ち上げでは、
インターンのこと、勉強のこと、学校生活のこと、進路のことなど、
いろいろなお話ができます。
こんな風に、多くの素敵な先輩に出会えることも
しぶやインターンの魅力だと思いますし、同時に、
しぶやインターンは、インターンを修了しても、
「帰ってきたい」「手伝いに行きたい」と思える場なのだと思います。

政策研究がなかなか進まなかった時など、自分の至らなさに腹が立ち、
今やめられたらどんなに楽だろうと思ったこともありました。
でも、あきらめなくてよかったと思うし、
最初に述べた「自分を成長させるきっかけ」は、
その結果つかめたのだと思っています。
この「きっかけ」は、私にとっては大きな大きなきっかけでした。
しぶやインターンの後輩となるみなさんにも、
是非このきっかけをつかんでほしいと思います。

仙木亜由子(私立大 政策学部 3年生)

はじめまして。
しぶやインターン8期生の仙木亜由子です。
つい最近までインターン活動をしていた私が、
こんな風に紹介文を書いているのは、
なんだかくすぐったい気持ちがします。
さてさて、みなさんが気になっているであろう
しぶやインターンでの主な活動ですが、
ポスティング・朝立ち、政策研究が中心となります。
政策研究は、個人もしくはグループでテーマを決めて取り組みます。
私は、『市内から犬のフンをなくす』ことを目的として、
保健所などにヒアリングを行いながら研究に取り組みました。
この時によく、しぶやさんがおっしゃられていたのが、
「何事も目的を忘れないようにする」
「目的と手段をごちゃまぜにしない」ということです。
当り前のことのようですが、実はそれを分かっていない人が多くいて
私もそうでした。
しぶやインターンでこのことを意識しながら物事に取り組むと、
自分がやりたいことが明確になり、
後で振り返ってみた時、自分が何をしたのかがよく分かります。
またインターン活動でだけではなくて、普段の学生生活にも役立っていて
私がこの2ヶ月間で得た一番の収穫だと思っています。
2ヶ月間、つらかったことももちろんあります。
自分の取り組んでいることがなかなか進まなくて、
正直、インターンに行きたくない日もありました。
しかしそんな時には、しぶやさんや同じインターン仲間が、
様々なアドバイスをしてくれました。
物わかりが悪く、なかなかしぶやさんがおっしゃっていることを
理解できない私に、何度も何度も同じことを丁寧に説明してくださいました。
今は、「しぶや事務所をインターン先に選んで本当によかったな」と
心の底から思っています。
楽しいことばかりではありませんが、
だからこそ、自分が成長できていることを実感できる2ヶ月間になります。
これを読んでいるみなさんは、
今、インターン先で悩まれていると思いますが、
私は、自信をもってしぶやインターンをおススメします。
あまり政治に興味のなかった私にとって、議会傍聴をしたり、
様々なヒアリングに同行したり、休み時間に楽しくお話をしたり…
しぶやさんと過ごした毎日が新鮮で、貴重な時間でしたし、
これからもきっとそうだと思います。
夏休みもポスティングにはお手伝いしに行こうと思っているので、
みなさんと会えるのを楽しみにしています。

渡邉優(国立大 理学部 3年生)

「議員インターンシップ」
政治に対して全く興味がなかった当時の私は、
友達の強い勧めで春休みにこのプログラムに参加することになりました。
そして、しぶやインターン8期生として
2ヶ月間しぶやさんの下で勉強させていただきました。

「議員ってなんか堅くて話しにくそうだなぁ…」
私の議員に対する最初のイメージはこんな感じでした。
恐らく、議員インターンシップに参加するかどうか迷っている方々も、
同じような議員に対するイメージを持っている人は
多いのではないでしょうか。
しかし私の当初の議員に対するイメージとは違い、
しぶやさんはとてもフランクな方で、
私たちインターン生に気さくに話しかけてくださいました。
事務所にはよくインターン生OBの方が来られて、
事務所の雰囲気はとてもアットホームです。
インターンが終わるころには
事務所がすごく居心地のいい場所になっていて、
もうすぐインターンが終わっちゃうんだなって考えると、
なんだかさみしくなっちゃいました。

政治に関することはもちろんですが、
しぶやさんには色々なことを学ばせていただきました。
しぶやさんは一人一人のインターン生に「政策研究」という
課題を課します。
この「政策研究」は、一人一人インターン生が自由にテーマを決めて、
しぶやさんにアドバイスをいただきながら、
2ヶ月間そのテーマを調査していくというものです。
調査していく過程で専門的な知識がついていきますが、
この政策研究で指導していただいた「考え方」や「調べる過程」が
むしろ重要で、これらは今でも日常生活に役立っています。

しぶやさんが私たちにアドバイスをしてくださる時も、
しぶやさんは私たちの成長を一番に考えて
アドバイスをしてくださるので、この2ヶ月間で私は大きく成長し、
前よりも自分に自信を持つことができました。
政治に全く関心がなかった私は、2ヶ月間のインターンシップ後、
新聞の政治に関する記事を気にする等、
少なくとも参加以前よりも政治に対する関心が高くなりました。
そして何よりも、インターンシップを通して出会ったインターン生、
インターン生OB、そしてしぶやさん・・・
インターンシップに参加しなかったら出会えなかったような
素敵な人達に出会えてよかったです。

インターンシップに参加しようと思っている方は、
「しぶやインターン」ぜひ検討してみてくださいね。

いつものことながら、うれしいメッセージをもらい、ほんと、ありがたい限り。
言ってくれてる子もいますが、インターン期間が終了してからも、
たくさんの子たちが、折に触れやってきてくれる、そんな事務所は、
そう多くはないのではないかと思っています。
これ、私が、ものすごく誇りにしているところです。

あっ、ちなみに。
今回メッセージをくれた8期生たちとともに調査・研究した課題を中心に
6月議会の一般質問は行う予定です。
あなたがインターン期間中に調査・研究した内容が
現実に市政に反映される。
そんな経験を持ちたい。
そうゆう、あなたは、是非是非、うちにお越し下さい。
決して損はさせません!

というわけで、三月に一度の恒例のアピールタイムでした。
長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございます。
それでは失礼いたします。
(もっと前のインターン生たちのメッセージも、こちらで、
 ご覧いただけます。
 興味あり!のあなたは、是非是非、ご覧ください。)


西宮都市管理㈱の責任は重大です。①

2009-06-01 19:30:27 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

先日、改めて、フレンテに行ってきたのですが、
商業施設としては壊滅的な状態にありますな。。。
しかし、ほんまに市の力で、ここを商業施設として、
一時的にではなく、活性化させることが出来るんやろうか???

で、いろいろ書きたいことはあるのですが、今、西宮市が
フレンテにやろうとしていることについては、正直、よう書きません。
 ○「市が商業床を購入して商業展開をするということはありえません」
   ⇒「検討の結果、市が直接購入することに改めました」
 ○「テナントに対して賃料補助します」⇒「やっぱり、あの話やめました」

みたいな感じで、ものすごく重要なはずのところが、
ころころと変わっていく、この現状。
これでは、何を書いても、すぐ状況が変わってしまいそうですし。

というわけで、ちょっと、さかのぼって考えてみようと思うのですが。
そもそも、フレンテが、ここまで悲惨な状況になる発端は、
「コープがフレンテから撤退する意思を示した」というところにありました。
で、その当時の時系列を、市が作成した資料で追っていきますと、

2008/2/13 コープこうべから西宮都市管理㈱へ
        「駐車場運営協力金の見直しとコープ所有床の譲渡」
        について協議の申し入れ
2008/2/19 市、西宮都市管理㈱及びコープこうべの三者で協議
2008/4/22 コープこうべから市および西宮都市管理㈱に
        「フレンテ全体の再生と西宮都市管理㈱の経営の見直し」
        について口頭申し入れ
        以後コープこうべは、今後のコープデイズ西宮について
        検討するとの意向

となっています。
要は、昨年の早い段階で、コープこうべと、市・西宮都市管理㈱は
協議の機会を持っているということです。
当然、この段階で、様々な具体的な話し合いがあったことでしょうし、
コープこうべからは、なんらかの意思が示されたことでしょう。
↑市の資料↑で示された「 」内の部分からも、その内容は伺われます。

で、およそ、半年後の2008年9月2日。
コープこうべは「コープデイズ西宮を2009年3月で閉店する」
意志を固めたことを西宮都市管理㈱に伝えました。
これを受けて、市&西宮都市管理㈱からは、コープこうべに対して
「唐突に通知を受け、大きな驚きを禁じえません」(2008/9/29)
「この余りにも突然の一方的な閉店通告は
 到底承服できるものではありません」(2008/9/22)
といった、いかにも「寝耳に水!」といった感じの文章を
書き連ねた文書が公式に提出されています。
でもね、それって、対応が鈍すぎやしませんか?

コープこうべ側の公式文書によりますと、
「~前略~ コープデイズ西宮は当生協の店舗の中で
 最大の赤字を計上している店舗であり、
 抜本的な不動産コストの軽減とあわせて、
 当生協の保有床の売却も視野に入れた協議をお願いしてまいりました。
  しかしながら、当生協による当店舗の営業継続はもちろん、
 後継各店舗を誘致できるようなコストの実現に向けた
 協議も整わないことが明らかになった今般、同店舗を閉店することに
 ついて検討してまいり ~後略~ 」(2008/9/12)
となっています。
ごく個人的な感想ではありますが。
市が示している経過の資料と、コープこうべが示した文書からは
「協議の場を持ち、経営改善に努めようとしたコープこうべ」
  VS「とりあえず、その場しのぎを続けようと思ってたら、
     最後にはブチキレられて、慌てふためく市&都市管理」
という構図が浮かぶ気がしてならないのです。

床を借りて営業している店舗であれば、出て行けばすむ話ですが、
フレンテの場合、コープ自身が床を保有しています。
当然、営業終了したところで、赤字がゼロになるわけではなく、
床を保有している限りは、赤字が発生し続けるのです。
しかも、現下の厳しい経済状況を考えたときに、
コープが保有している床を、無事売却できる保障など、
どこにもありませんでした。
こうした状況を考えるなら、コープは赤字を削減し、営業を継続するため
取り組みを続けてきたと考えるのが、自然だと思うのです。

フレンテ西宮の管理運営の責任は、西宮市が35%を出資している
3セクである、「西宮都市管理株式会社」にあります。
こうした責任を持つにも関わらず、西宮都市管理㈱は
コープこうべを引き留めることもできず
それに代わるテナントを引っ張ってくることも出来ていません。
しかも、元はと言えば、コープこうべが撤退を決意した大きな要因は
フレンテの「駐車場運営協力金」の法外な高さにあります。
そして、なぜ、そこが法外な価格になっているかというと、
西宮都市管理株式会社の人件費の高さ等に起因する高コスト構造も、
大きな要因として、あげられるのです。
この問題が発生し、ここまで大きなものとなってしまった過程における
西宮都市管理㈱の責任は重大です。

というわけで、次回以降の日記で、
この辺を、も少し詳しく掘っていこうと思います。
それでは失礼。