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●事務仕事を減らすことで、保育士が園児と直接向き合う時間を増やすことができる
→これは保育の質を向上し、子供たちの健やかな育ちを支援することにつながる
→あわせて、保育士にとっての職場の魅力向上にもつながるはず
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という観点から、保育士の事務負担軽減のため、業務のICT化を進めるよう求めた12月議会での質疑。
本日ブログでは前々回の内容を受けて、その具体的な質疑についてご紹介します。
以下、どうぞ。
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【ご参照】
事務作業を減らすことで、保育士が園児と直接向き合う時間を増やすことができる。業務のICT化を進めるべきです!@前々回のブログ
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【質問①】
事務負担の効率化と、より質の高い保育の提供を実現するため、先行事例について調査するとともに、ICT化を積極的に推進するべきと考えるが、市の見解はどうか?
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【答弁①】
現在、市ではDX推進指針を踏まえ、市立保育所の業務効率化に向け、職員の事務処理や保護者の利便性向上の観点から問題点の洗い出しに取り組んでおり、その解決手段の一つとしてICTに期待しているところです。
例えば、議員ご指摘の登所・降所時間の管理や日々の保育記録の作成にICTを活用することで業務の省力化につながり、より保育に注力できる時間を生み出すことが可能となるほか、午睡時のチェックに導入することで安全性の向上が図れるなど、様々な場面において、保育の質の向上につながる効果が得られるものと考えております。
今後につきましては、業務効率化に向けた課題の抽出と改善策の検討を進めるとともに、先行事例の調査などを通じて、保育所業務におけるICTの効果的な活用についても検討していきたいと考えております。
(再掲×参考資料)
【質問②】
公立で先行してICT化を進め、効果が見られた場合には、私立保育所等に対する導入支援も検討すべきと考えるが、市の見解はどうか?
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【答弁②】
保育所等におけるICT化推進のための補助制度は、既に国において整備されており、市もその一部を負担する仕組みとなっているところですが、費用面の支援のみならず、具体的な実践を通じて得られた気付きやノウハウをお伝えしていくことも、市の役割ではないかと考えております。
このようなことから、今後、市立保育所における業務効率化の一環としてICTの活用を試みる場合には、併せて効果検証を行い、そこで得られた情報や成果を広くお示しすることで、私立保育所等における取組の一助となるよう努めてまいります。
【まとめて意見要望】
業務効率化のための手段としてICTに期待していること、具体的な手段についても「保育の質の向上につながる効果が得られるものと考えて」いるとしたうえで、
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●業務効率化に向けた課題の抽出と改善策の検討を進めるとともに、先行事例の調査などを通じて、保育所業務におけるICTの効果的な活用についても検討していきたい
●今後、市立保育所における業務効率化の一環としてICTの活用を試みる場合には、併せて効果検証を行い、そこで得られた情報や成果を広くお示しすることで、私立保育所等における取組の一助となるよう努めてまいります。
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との答弁でした。
高く評価します。
保育の質の向上は勿論のこと、保育士にとって魅力的な職場環境の確保という観点からも、ICT化の推進は大きな可能性を秘めています。
ご答弁頂いた内容を踏まえ、前向きに取り組みを進めていただくよう要望します。
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という内容です。
「おむつの持ち帰りを見直すべきでは?」という話についてもそうでしたが、こういう形で、前向きに対応を検討して頂けるとよいですね。
ここからは、おむつの話も併せて、しっかり進捗を追いかけてまいります。
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【ご参照】
8割近くの保護者が、保育所でのおむつ処分を希望していることが明らかになりました。当然この結果を踏まえた対応が必要です!@2021年11月のブログ
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。
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市内で確認された新型コロナウイルス感染症の患者数は以下でご確認いただけます。
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市内の感染状況@西宮市HP
市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご確認頂けます。
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記者発表資料・市長記者会見@西宮市HP
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1 該当児童生徒等に関する情報
〇〇小学校 ○名
(2)濃厚接触者 : 現在、保健所と連携して調査中です。
2 学校園の臨時休業
積極的疫学調査のため、本日2月7日(月)は、当該学校園児童生徒等が関係する...
となっており、こちらにも保健所と連携して調査中ですという文言になっております。これを見れば、学校からのメールが保健所による調査中でと書かれていたとしても、間違いではないのかなとも思いました。
いずれにしても、学校や教育委員会が判断する事により、判断を早める動きにはなっていないように思いますね。
ご意見、よく分かります。
私からも記者発表資料の表記について同様の指摘をしていますが「判断主体は学校保健安全課だが、保健所とも連携している」とのことで、現時点で修正する意思はないようです。
力不足、申し上げます。
なお学級閉鎖の期間が長引いている背景には、感染拡大抑止という観点から、教育委員会が「学級閉鎖の期間としては、5~7日程度を目安に、感染の拡大状況、児童生徒等への影響等を踏まえて判断する」としていることもあるようです。
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【ご参照】
https://www.nishi.or.jp/kosodate/kyoiku/gakkokyoiku/092965820200519.files/rinjikyuugyou.pdf
この件、複数のご意見・ご指摘を頂いていることもあり、近日中に、分かりやすい形でブログにも掲載する予定です。
よろしければご確認いただければ、と思います。
貴重なご意見を頂戴したことに感謝申し上げます。
コメント頂き、ありがとうございました。