西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

ケーススタディーとして。

2013-05-31 17:11:07 | 近況報告など、プライベート的話題

保育所の給食の話、
「もうやめにします」と書いたんですが、ちょっとだけ追加をば。

私の主張は前のエントリーで書いた通りなのですが、
ある意味、興味深いのが↓新聞各紙の報道↓でした。
保育所の給食問題に関わる記事一式@20130531

例えば、読売新聞をご覧になった方と朝日新聞をご覧になった方とでは、
記事から受ける印象が、まるで違うと思うのですよ。
実際、今朝、ある新聞記事をご覧になった方から
事務所にお電話を頂きました。
が、その方が新聞記事から受けておられた印象は、
私の認識とは全く違っておりまして。
で、ご指摘のあった記事を読んでみると、
「なるほど、そういう感想をお持ちになるのが当然。。。」
と思いました。
ほんま、メディアリテラシーって重要やな、と。
なのでケーススタディーとして(?)掲載しておきます。

というわけで、久々の一日二連投でした。
でわでわ失礼いたします。


ほんま、ぬるいな。。。

2013-05-31 09:53:30 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

前回ブログに書いた保育所の給食問題、
昨日、市からの発表がありました。
吠えた甲斐があって、「5月中に」という最低限の約束だけは守られた、
ということになります。
ちなみに、発表された内容は↓こちら↓。
「hoikusyokyusyoku20130531.doc」をダウンロード

今回の発表内容をざっくり言うと、
「けしからん状況を匂わせる情報は色々あったけど、
 証拠がないから現場職員にはお咎めなし、管理職には文書での注意!
 これで幕引き!!」
ということになります。
・・・ほんま、ぬるいな。

この話、今回の発表までに相当の紆余曲折がありました。
その中で、一番カチンと来ていたのが、↓ここ↓に関する部分。
「この中で、給食の一部をあらかじめ取り分けて食べていた事例や、
 給食材料等を持ち帰ったと疑われる情報なども寄せられた
が、
 これらについては、いずれも処分に該当するような確たる証拠は得られず
 結果として、このたびの問題に関して個人に対する処分に至る事例は
 なかった。」
驚いたことに、当初、市側は、こうした情報が寄せられたこと自体を
発表せずに済ませようとしていました。
理由は「証拠がない」から。
・・・ほんま、ええかげんにせえよ、と。
「だったら、こっちで、それ発表してやるわ!!!」
という話を経て、ようやく先方が公表したわけですが、
そこまで隠蔽しようとするかね。

しみじみと、この人たちの言う証拠って、一体なんなんやろう、と。
現場に踏み込んで、まさに
「給食の一部をあらかじめ取り分けて食べていた」現場や
「給食材料等を持ち帰った」現場を押さえることなのか?
それとも、そうした現場の写真でも取ることなのか?
そんなもん、100年たったって、出てきやしませんぜ。
そもそも、「そういう証拠を押さえてやる!!」ぐらいの気持ちで
調査してたとは到底思えんし。
最初から処分する気なんかなかったんちゃうの?と
思わずにはいられません。

で、この話、言いたいことは山ほどありますが、
もう、それはやめにします。
これ以上、どこまでやったって建設的な議論にはなりませんし、
他にも大事な話、沢山ありますし。

今後の話で言えば、組織としての再発防止策をこうじることこそが
最も重要です。
だから、そこを、しっかりやってもらわねばなりません。
とかく市がやる対策は精神論的なものばかりになりがちですが
そんなんだけで状況が改善するとは思えません。
そもそも、そんなもんが存在すること自体が???な
「調理員専用の休憩室」はなくすとか、
調理室をガラス張りにして
外からも見えるようにするといったハード的な対応策。
あるいは、そもそも残食が出にくくするための発注方法や
発注から納品までの期間の見直し。
他にも、やるべきことはいくらでもあります。

引き続き、この話、今後の展開をチェックしていきます。
それでは失礼いたします。


頼むから信用させてくれ。。。

2013-05-28 10:04:53 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

例の
「保育所の給食問題について、その後、何の報告もないけど、
 どないなっとんねん???」という話

やっぱりブログに書いた後、報告がありました。
その話、ここまで書かなかった理由はただ一つ、その時の約束で
「5月中にいろいろ含めて結論を出し、結果を公表します。」
という話があったから。
が、その約束も、やっぱり反故にされるようで。
なんなんやろうな、いったいこの話。。。

私が、最初にこの話を指摘したのは去年の10月頃のこと。
その後、12月議会で、ちょっとした騒動になったわけですが、
以降こちらからつつかない限り、まともな報告を受けることもなく。
聞いたら聞いたで
「調査を続けています。」
的な話が返ってくるばかりでした。
でもね、こんだけ時間かけて、いったい何の調査してるんや???と。
もし私が調査かけられてる側なら、
これだけのんびりしたスケジュールでの調査であれば、
絶対口裏も合わせるし、証拠も隠滅しますけどね。
年度が変わりゃあ、本部方でも現場方でも
いろんな異動もありますし。

非常に残念な話ではありますが。
ここに至るまでの経過も踏まえると、
先方が、どこまで真面目に調査を進める意志を持っているのやら
甚だ、疑わしく思っていました。
だから議会での質疑後、新たに集めたいろんな情報についても、
先方には伏せていたのですよ。
でも、その類の話を向こうから出してくることはなく。
常に、こちらから
「こんな話も知ってますよ。
 そちらで、ちゃんと出してくれないなら、
 こちらにも考えがありますよ。」
ということを匂わせなければ、向こうにとって都合の悪いであろう情報が
出てくることはありませんでした。
あげくの果てには、
「いや、その話は、絶対伏せたらあかんやろ!!!」
という話まで、証拠がないとか言って隠そうとしてまして。
・・・そら、最初の指摘から何か月もたって、証拠出せるわけないやんけ!
という話ですわな。
で、この話についても、
「そちらが公表しないのなら、
 こちらが持っている情報を公開しますからね!」
という交渉を経て、ようやく公表するという口約束を得る始末でした。

こうした過程を全部ひっくるめて、
「5月中には報告もまとめて、公表もします。」
という約束を、もらいました。
遅いにもほどがあるけど、それは、もう言っても仕方がない。
だから、ぐっと我慢してきたのですよ。
なのに、その約束まで反故にされますかね。

このうえ、あんまり遅いようなら、
こちらで知ってる限りの情報を先にアップすることにします。
何遍も言ってますが、この話、
「調理員が余った給食を食べてただけ。」
みたいなぬるい話ではありません。
それは先方が、隠そう隠そうとしてきた話を公表すれば
明らかになることですし。

ほんま、頼むから、信頼関係、持たせてくれ。
この機会に膿を出し切って、現場運営を改善するんだ!
という当たり前の意思を共有させてくれ。。。
私が望んでいるのは、それだけなんですよ。

切に希望しつつ。
それでは失礼いたします。


西宮市の待機児童数が「ゼロ」になった、という件について。

2013-05-23 11:10:41 | すべての人にやさしいまちを実現するために

国基準に基づいて算出した今年4月1日付の西宮市の待機児童数が
「ゼロ」になったということで、昨日、メディア発表が行われました。
以下、関連記事。

西宮市「待機児童数」ゼロに 「潜在数」は250人(神戸新聞)
兵庫・西宮市、保育所への待機児童ゼロに(読売新聞)

ところで「西宮市の待機児童がゼロになった!!!」と聞いて、
「全然、実感と違う。。。」とお感じの方も多いことかと思います。
このような差が生じる主な原因は神戸新聞の記事中にある
「待機児童の数え方は厚生労働省で定められており、
 特定の保育所を希望する場合や、預かり先がなくて
 やむなく親が育休を延長したケースなどはカウントされない。」
という箇所が示すとおり。
そういう意味で、この数字、やはり実情からは離れたところがあると
思うのですよ。

ちなみに、4月1日付の本市の保育所入所希望者の情況を、
もう少し具体的に追っていくと以下のようになります。

-------------------------

当初の入所申込者数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1868人
自主的な辞退者を除く最終的な申込者数・・・・・・・・・・・・・・・・・1785人
実際に保育所に入所できた人数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1351人
保育ルーム・保育ママにより対応した人数・・・・・・・・・・・・・・・・・・184人
保育所への入所を希望したものの入所できなかった。が、
国基準との関係で、待機児童にはカウントされなかった人数・・・250人

-------------------------

↑これが「潜在的な待機児童数は250人」とされる根拠です。↑
で、こちらも記事中に記載があるとおり、
年末に向けて待機児童数は増加していく傾向にあります。
それも含めて、こちらも神戸新聞の記事中にある
「ゼロはあくまでも厚労省の数え方で、
 実際は相当数の潜在的な待機児童がいる。
 ありとあらゆる方法で保育所の整備を進めていきたい。」
という市側の考え方は、きわめてまっとうだと思うのですよ。
極端な話、名塩にお住まいの方にとって、
武庫川団地の保育所に空きがあっても、どうにもならんわけで。

この問題に対する市側の姿勢は一定評価できるものだと考えています。
一方で、まだまだ言いたい、言わねばならんことが多いというのも事実です。
引き続き、今後の展開を見守るとともに、
必要な指摘・提案等を続けてまいります。


「西宮市清酒の普及の促進に関する条例」に関連して。

2013-05-21 17:41:46 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

↓確かに、こりゃ誰だか分からんわ。。。↓
キアヌ・リーヴス激太り!もはや誰だかわからないと話題に!

と、そんな話はさておき本題に。
6月議会に「日本酒で乾杯しよう!」という条例が出て来るそうです。
で本日、市民文教常任委員会で
以下の文書に関する説明が行われたとのこと。

Cce20130515_00000

私、お酒の中で日本酒が一番好きです。
妻はアルコールがダメなので、うちで酒を呑むのは私だけですが、
冬場は概ね2週間ごとに一升瓶が一本なくなります。
でも、いわゆる「灘の酒」は正直あまり呑みません。。。

BS日テレで「太田和彦の日本百名居酒屋」という冠番組を持ち、
居酒屋・日本酒に関する本を沢山出している太田和彦さんという方が
いらっしゃいます。
私、この方の本、とても好きなのです。
で、この方の著書の中には「泣く子も黙る灘の酒」とか、
それに類する灘の酒に対する否定的な表現が出てきます。
そのぐらい、灘の酒のイメージってビミョーなところがあるのですよ、
とりわけ日本酒好きにとっては。
もちろん、とても美味しいお酒があることも分かって言っています。

品質の話は大前提として、
これを機会に、いろんな広報ができるといいんですけどね。
一升瓶一本で三千円も出せば、最上級クラスがいくらでも手に入る!
という日本酒の世界って、ほんと、素晴らしいと思うのですよ。
ちなみに私が最近、見つけたお奨めは
山口県のお酒・「山猿」の山廃仕込み・特別純米酒
どっしり目のお酒がお好きな方には、お奨めです。

ところで、この条例、第一条で
「本市の地場産業である清酒(以下「清酒」という。)による乾杯
 の習慣を広めることにより、清酒の普及を通した
 日本文化への理解の促進に寄与する。」
としています。
で、思いとしては、
「衰退気味である清酒全体を守り立てていきたいというのが一番の思い。
 なので、『西宮の清酒』だけにこだわるわけではありません。」
とのこと。
その意気や、よしですね。

じゃあ、今晩は条例の趣旨に則って、日本酒で乾杯するか!
でわでわ失礼いたします。


第4次総合計画の見直しについて。 ②

2013-05-20 17:58:38 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

前回のブログで、
「総合計画の中身そのものとは別ですが、とても重要な話だと思っている」
と書いた話の続きをば。

現在の第4次総合計画は2009年度から2018年度まで10年間に亘る
西宮市の行政運営に関わる様々な内容を定めた、最重要計画です。
その全容を収めた冊子は全154ページに及び、内容は、
 〇「めざすまちの姿」を示す基本構想(約20
ページ)
 〇「めざすまちの姿を実現させるための施策の体系的な枠組み」を示す
   基本計画(総論が約20ページ、各論は約90ページ)
をメインに、各種資料等も含む形で構成されています。
(「  」内は総合計画より引用。)

ところで、この総合計画が成立した当時、
議会での議決対象は「基本構想」だけでした。
が、その後、議会ぐるみの活動の結果、議決対象の範囲が拡大。
総合計画は「基本計画」も含めた計画全体が議決の対象となりました。
市政全体を網羅する市の最重要計画ですから、そういう考えもありますわな。

当たり前のことながら、総合計画には市政に関わる
あらゆるジャンルの内容が網羅されています。
で、その中の「基本計画各論」にはこんな感じで、
各施策のかなり細かい内容まで記載されています。
一方で、この中間見直しからは、従来の「基本構想」だけではなく、
「基本計画」も議決対象に加わってきます。
となると、当然、「基本計画」の内容についても詳細なチェックと議論が
必要となってくるわけで。
そして、その分量は当然のことながら膨大なものになります。

従来の流れに則るのであれば、
総合計画の中間見直しに関する議論は私が委員長を務める
総務常任委員会で行うことになります。
が、どう考えても、市政全体に関わるすべての施策についての議論を
総務常任委員会だけでやるべきではありません。
それでよしとするならば、
「そもそも総務・厚生・市民文教・建設という四つの常任委員会で
 市政に関する問題の審議を進めていくという、
 今の議会の仕組み自体、改めるべきだ!」
という話にもなるわけで。

というわけで、副委員長の川村議員とも相談のうえ、
本日、議長にお願いに上がりました。
お願いにあがった趣旨は、
「総合計画の見直しは総務常任委員会だけで行うのではなく、
 全常任委員会に対して、所管する事業に応じて振り分け、
 議会全体で審議するべきだと考えています。
 お手間をおかけして申し訳ないのですが、議長には、
 この内容で当局に掛け合っていただけないものでしょうか?」
というもの。
議長にはご快諾いただき、
どうやら話が前に進みそうな感じになってきました。
ありがたい限りです。
もちろん、この内容については総務常任委員会に所属する
他の委員さんからも、ご賛同いただいています。
筋から言っても、ぽしゃるような話ではないと思うのですよ。

私、そもそも、10年間もの長期に亘って、
ある意味、市の行政運営を束縛する総合計画に、
あまり細かい話を載せるべきではないと考えています。
が、議案として提出され、議会としてそれを議決する以上。
私たちには、その議案の内容に真摯に向き合い、
議論を尽くし、採決の場に臨む義務があります。
引き続き、この問題の展開を見守るとともに、
必要な取り組みを続けて参ります。


第4次総合計画の中間見直しについて。 ①

2013-05-15 10:30:18 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

どこまでいくのか日経平均。
先日、会社員時代の先輩・上司と久々にお食事した時にも、
「なんか、世の中、ふわふわしてるよな~」
「梅田はグランフロントがオープンしたから、余計なんやろな~」
的な話がひとしきり続きまして。
文句なくいいことやと思うけど、
長いこと本当にいい時期ってなかったので、なんか不安です。
貧乏性なのだろうか。。。

と、そんな話とも少し関係するのですが。
現在、西宮市は市にとっての最重要計画である総合計画の見直しに
取り組んでいます。
ちなみに↓左下記載の質疑↓を議会でしたのが今から4年半前の12月。
2009年2月発行の市政報告第16号
そう考えると、月日がたつのは、ほんと、早いもんです。
(ちなみについでで言いますと。
 「市の歳入の根幹をなす」という表現がよく使われる市税収入は
 平成21~24年度で当初・計3780.2億円と予想していたのが、
 実際には3282.6億円とおよそ500億円も少なくなっています。
 やっぱり、大はずれしたな、と。
 まあ、こっちとしては最初から分かりきっていた話ですが。
 で、そうなるやろな~、と考えていた根拠のマニアックな話は、↓こちら↓。
 http://blog.goo.ne.jp/shibuya1973/d/20081224 
 でも、仮に昨今の経済情勢の中で、「1.5%が云々」って言われたら、
 「あながち、ない話でもないかもな~」と思ったりもするかもしれません。
 しみじみと長期間の経済情勢なんか予測不可能やわな、と。)

で、今回の見直しでは、財政予想は前回の
「計量経済学的手法に基づいたもの」ではなく、
最近の実績値を踏まえた「積み上げ方式」の数値が掲載されるそうです。
そこには大賛成。
ですが問題は、「計量経済学的手法に基づいたもの」も
「参考として」掲出することに固執していることでして。
これ、甚だ、謎だ。
なんか意味あるんですかね???
「最初に、上であげたような指摘を受けたにもかかわらず、
 無理矢理それでいった。
 でも、やっぱり大外れやった。
 だからといって、それを掲載しないのは自分達の最初にやったことが
 間違ってたのを認めることになる。
 それは絶対、ヤダ!」
的な感じなんやろうか???
なんか、よう、わからん。。。

分からんついでで行くと、「都市型観光の振興に力を入れる!」的な表現を
入れることに固執しているのも、これまた謎です。
こちらについては先日のブログでも書いたところなので、
改めては書きませんが、一昨日の委員会でも非難ごうごうでした。
そら、誰かて、そう思いますぜ、と。

ところで、この話については、もう少し、書かねばならんことが
別にあります。
というわけで、近いうちに、その話をば。
これ、総合計画の中身そのものとは別ですが、
とても重要な話だと思っているので。

ということで、今日はこれまで。
でわでわ失礼いたします。


信じていいのだろうか???

2013-05-10 16:55:36 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

今朝は、甲東園駅で今村議員の駅立ちのお手伝い。
前回と同様、
「おはようございます、議会の今村です。よろしくお願いします。」
と言って配っていたのですが、
「なぜ???」とか「澁谷さんでしょ???」というお声も頂きました。
そら、そう思わはるわなあ。。。

というわけで、前にもブログには書いたのですが、
最近は今村議員の駅立ちを、チョコチョコ手伝っています。
お見かけの節は、よろしくお願いします。

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さて本題。
ちょっと、ホンマに、どうしたもんかと思っている話がありまして。

発端は、↓こちらの右上に記載の機械警備業務の話。↓
しぶやの市政報告32号×裏面
その後も色々と追跡調査をしているのですが、
その中でものすごい気持ち悪い話を見つけたのですよ。

ちょっと、ややこしめの話なのですが。
市が業務を外部に委託する場合、
まずは「予定価格」というものを設定します。
これ、ざっくり言うと、市が
「このくらいの価格で落札されるはず」と考える価格です。
で、これと合わせて、「最低制限価格」というものも設定します。
これまた、ざっくり言うと、市が
「この価格より低い価格で落札されると、業務の質が担保されない」
と考える価格です。
で、最低制限価格については、
「予定価格の10分の9から10分の7までの範囲内において、、
 請負ごとに適正に定めること」
と定めています。
なので部局にもよりますが、最低制限価格は、
「予定価格×0.7」とか「予定価格×0.75」といった、
綺麗に丸めた数字が出てくるのが普通です。

ところが、精査の過程で見つけた
「市民館・共同利用施設等機械警備業務」の最低制限価格は、
予定価格の71.43%という中途半端な数字。
ほんでまた、なんとも気持ちの悪いことに、
この最低制限価格ちょうどで、
これまでと同じ事業者が入札し、落札しているのですよ。
これ、なんか、おかしなことしてないか???

市側の担当者は、当然のように「違う」と言いますし、
もっともらしい理屈も言ってます。
でも、どうも、素直に信じていい気がしないんですよね。
これ、ほんま、どないしたらいいんやろ?
なやむなあ。

と、もやもやした話ですいません。
もう少し、考えてみます。
しかし、ほんま、気持ち悪いなあ。。。

ではでは失礼いたします。


「にしのみや津波ひなん訓練」の結果報告。

2013-05-08 11:19:37 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

市のHPにUPされたら掲載しようと思っていたのですが、
なかなか載ってこないので、先行してブログにて報告をば。

先月26日に1月27日に実施された「にしのみや津波ひなん訓練」についての
報告が総務常任委員会にて行われました。
ちなみに関連記事は↓こちら↓。

訓練に関する神戸新聞の記事。
↓で、訓練への参加人数は、こちら。↓

------------------------

----------------訓練項目--------------------------------登録・参加人数(人)
シェイクアウト訓練(1月27日登録者数)-----------------11400人
JR神戸線より北への避難訓練--------------------------12200人
津波避難ビルへの訓練(延べ参加者数)----------------22700人
--------------------延べ参加者数-----------------------46300人

------------------------

元々、この訓練については、JR神戸線より北への避難訓練こそが
メインであるべきだ!と考えていた
のですよ。
なので結果的にではありますが、
「JR神戸線より北への避難訓練」に参加された方が、
当初想定されていたよりも、
人数的にも割合的にもかなり多くなったのは良かったな、と。

あとはね、せっかく、貴重な経験を得たのですから、
その結果を踏まえて、必要な対応策を整えていったもらいたいと
思います。
記事にあるスピーカーの話なんかもそうですが。
「各個々人の認識」的な話は、究極の所、
本人以外はどうしようもない話だと思うのですよ。
で、そうゆうのとは別に、、やはり行政ができる・やるべき対応としては
個人ではどうしようもないハード的な部分への対応があげられると
思うのです。

例えば、訓練に参加した方の「気づいた点等」として、
以下のような意見が、あがってきていました。
 〇43号線を横断時に、今回は歩道橋を通ったが、
   地震でつぶれてしまっていた場合はどこを通ればいいのか気になった
   (43号線を南北にわたれる導線が、地域によっては非常に少ない)
 〇JR神戸線より北へ避難できる道路や道が少ないことが
   改めて分かった。
で、こうした意見に現れているような問題を改善することは、
行政にしかできないわけで。

一般論としてですが。
「行政はPLAN⇒DOはするが、CHECKとACTIONはしないor弱い」
ということが、よく言われます。
ここから先は、CHECK & ACTION。
ここに力を入れて、今回の貴重な経験を
今後の防災対策に活かしてもらいたいと思うのです。


「都市型観光の振興」は違うでしょ。

2013-05-01 14:29:42 | 市政全般に関連すること

前回に続いて、市政ニュース特集をば。

4/25付け市政ニュースに「市民満足度の高い市政の実現に向けて」と題して、「まちづくり評価アンケート結果」が掲載されていました。
これ、『市民の皆さんの価値観やニーズを的確にとらえ、市民志向の市政運営を行っていくために「まちづくり評価アンケート」を実施』した結果をまとめたものだそうです。
が、この中身、なかなか興味深いことになっていまして。
(『 』内は市政ニュースからの引用。
 
 なお、全文は↓こちら↓。
 市政ニュース2013.4.25号の該当箇所)

例えば、『都市型観光の振興』に対する、市民の皆様の「施策の期待度」は50ある施策のうち最下位。
ところが、アサヒビール工場跡地・市立病院・防災センター等のいわゆる箱物を除くと、昨今、市が力を入れている施策の一つが「都市型観光の振興」でして。
なんか、えらい熱心に「西宮まちたび博」とやらもやってましたし。
しかし、まちづくり評価アンケートを本気で、『市民の皆さんの価値観やニーズを的確にとらえ、市民志向の市政運営を行っていく』ための材料ととらえているのなら、この方向性って、甚だ???だと思うのですが。

で書きながら、どうも中身に既視感を感じるので検索掛けてみると、2年前にも、ほとんど同じ内容のブログ書いてますね、私。
  ↓
【ご参考】
なんで、都市型観光???@2011年4月のブログ

2回も続けて同じことをやっていることも含めて、改めて考えますと。
どう考えても、私には、市は「そういうポーズだけは取っとくけど、結局は自分たちがやりたいことをやりたいようにしかやりませんから!」と考えているようにしか見えません。
ちなみに2年前の市政ニュースでも『アンケートの結果を、これからの市政運営の基礎資料としてさらに分析を行い、市民の皆さんに満足してもらえる市政の実現に努めます。』と書いてるのですが、いやいや何にも変わってへんやんけ、と。

なんについてもそうですが、アリバイ作りのためだけにやってるんなら意味がないと思うのですよ。
こうした取り組みを進めている以上、その結果については、もっと虚心坦懐に受け止めるべきだと思うのですが、なんだかなあ。。。

愚痴っぽい終わり方ですいません。
それでは今日は、この辺で失礼します。