西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

プチ報告×②

2013-09-28 09:27:48 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

9月議会の合間に報告を受けた内容で、
うっかりブログに載せるのを忘れていた内容がありました。
過去の議会質疑から得た成果ですので、しっかり載せておかねば!
というわけで、以下、簡単なご報告です。

昨年6月議会の一般質問で、公用車に関する質疑を行いました。
主な内容は、
 ①利用時間に比べて著しく走行距離が短い利用が多数存在するなど、
   車両の保有台数の適正さに疑義がある。
   きちんとした利用状況調査を行うべきではないか?
 ②ルール上、長時間の待機を伴う利用が認められている点は
   近隣他市と大きく異なる運用であり、是正するべきではないか?
というもの。
詳細は↓こちら↓。
市政報告30号(2012.8発行)×B面

で、その後、重ねて追及してきた結果、この度、
 ①については10月に調査を行うこと
 ②については近隣市並みに1時間30分以上の待機を伴う利用は
   基本的に認めないこと
ということになりました。

②については、これにて一件落着ですが、
①の方は、調査結果については、まだまだ追求していかねば!
かもですね。
引き続き、頑張ります。

それでは失礼いたします。


のりにくい話@西宮市立中央病院について。 ②

2013-09-24 18:17:25 | すべての人にやさしいまちを実現するために

この三連休は、えべっさんのだんじりの交通警備やら、
10月中旬に迫った高木秋祭りの準備やら盛りだくさん。
ほんまやったら、いい写真一杯撮れたところだと思うのですが、
5年越しで使ってる私のガラケーでは、ろくな写真が撮れず。
最近、通話も異常にしにくいし、こら、いよいよ変え時か?
とは言うものの、どうしてもスマホを有意義に活用できている自分が
想像できんというのは、これいかに。

さて先日のブログの続きです。
色々と書こうと思っていたことあったんですけど、
一点だけに絞ります。
他は、言っても詮無い話ばかりですし。
でもね、ここから下の話だけは、
ちゃんと広報しておかなければならん話だと思うのですよ。

それは何かというと、
「市が病院建設に必要という事業費が膨らみ続けているのですが。。。」
という話。
一番最初に、市が「基本構想」という名前で市立中央病院の建替え案を
持ってきたときの事業費予想は88.6億円でした。
ところが、その事業費予想は「基本計画」となってきたときには、
101.7億円に増え。
今回、更に見直しを経て出てきた「基本計画」での事業費予想は、
なんと121.6億円。
この短期間で、こんだけどんどん事業費予想が増え続けてるって、
一体どういうことなんや???

色々と説明はしてはったのですが、正直なところ、よく分かりません。
それは説明の意味がわからんという意味ではなく、
その内容に、どこまでの信憑性があるのかがわからんという意味で。
とりわけ、
「今回の数字はある程度確定したものなので、
 今後、大幅な上積みはないと考えている。」
という発言、ほんまに、どこまで信用していいものやら???

ほんと、この話、のりにくいのです。
そら、ほとんどの方は、
「病院は要りますか?要りませんか?」
と二者択一で聞かれれば、「要る!」って答えると思うのですよ。
でも本来、そういう問いかけをするのであれば、
他の優先度が高い事業や、それに必要な費用も列挙した上で、
「病院以外にも、西宮市にはこんなんとかあんなんとか、
 いろんな課題があります。
 病院の移転新築を実施すれば、
 当然、これらは後回しになるか、下手をすればできなくなります。
 それでも、病院の移転新築を最優先で実施しますか?」
という説明が必要だと思うわけで。

そう考えると、私には、どうしても、この病院の移転・建替えが、
ここまでの巨額を投資して、これほど優先的に行われるべきことだとは
思えないのです。
まあ、それ以前に、ほんまに、この病院必要か???
という疑問ももちろんあるのですが。
ほんま、しみじみと、のりにくいのです、この話。

というわけで今日は、これまで。
それでは失礼いたします。


のりにくい話@西宮市立中央病院について。 ①

2013-09-19 11:27:30 | すべての人にやさしいまちを実現するために

ここのところ、お仕事関係で、かなりブルーなモードが続いています。
どうあがいても自分の力では限界があるなあ、と
しみじみ感じる場面が、とても多く。
まあ、そんなん、お仕事している以上、当たり前のことなんですけどね。

そんな話の一つである西宮市立中央病院。
先週金曜日に、アサヒビール跡地への移転を前提とした
「新病院基本計画(案)」についての説明を受け、
内容について審議する病院問題特別委員会が開催されました。

いろいろと言いたいこともありますし、
もちろん指摘もしてきました。
例えば、
○現在の中央病院の病床稼働率は昨年度実績で73.7%。
 これが新病院では平成29・30年度は75%、平成31年度は80%、
 平成32年度以降は85%となるという仮定の下、
 黒字経営となる収支予想を立てているが、信用できるのか?
 (そもそも安定的に病床稼働率85%以上を達成している公立病院など
  近隣の事例を見ても、ほとんど存在しません。)
○収支予想の前提は入院患者7人に看護職員1人がつく、
 いわゆる7対1体制の確立が前提。
 (7対1体制となると、入院基本料の加算により病院収入が増加します。)
 一方で
  ※看護職員不足が社会的問題となっている。
  ※現在の中央病院における看護職員募集に対する
   応募・採用状況は芳しくない。
  ※収支予想は、現在勤務している看護職員多数の退職による
   給与水準の低下を織り込んだものとなっている。
   退職分を埋めるためには、更に大規模な採用が必要。
 等の要因があるが、本当に7対1体制は確立できるのか?
とか。

中央病院は数度に亘る経営改善計画等に基づいた
取組みを経てきています。
しかしながら、このブログでも再三取り上げている通り、
経営状況は、ほとんど改善していません。
だからこそ私は、市が分娩可能な産科・24時間対応可能な小児救急等、
本来、行政が担うべき医療機能ではなく、
「黒字化可能」という前提にこだわって診療科を選定した側面が強い、
新しい病院の建設には、きわめて懐疑的です。
過去の経緯から考えて、
どんな計画を立ててきたとしても、
そんなのは紙に書かれた数字だけで、
到底信用できるものではないと思っていますし。
けれども向こうが
「新しい病院に変われば、今とは前提となる条件が全く異なってきます。
 しっかり頑張りますし、達成可能です!」
的なスタンスで臨んでくる以上、
もう、こちらからはつっこみようもないわけで。
実際、仮に病院の移転・新築が実現するとした場合、
彼らの計画通りうまくいくなら、そら、それに越したことはないわけで。
でも、そんなん、ほんまに上手くいくんかいな???
と、これまた思わずにはいられないわけで。

この項、もう少し続けます。


アサヒビール工場跡地について。

2013-09-13 19:45:18 | 市政全般に関連すること

昨日付・新聞各紙にて大きく報道されたので、
ご存知の方も多いことかと思いますが。
一昨日の総務常任委員会にて、アサヒビール工場跡地の取得に関わる
最新情報が報告されました。
↓以下、関連記事。↓

西宮市 アサヒ工場跡地を68億円で取得合意@9/12付・神戸新聞朝刊
アサヒビール西宮工場跡地 整備内容固まる@9/12付・朝日新聞朝刊

話自体は前から、市が「こーしたい!」としていた内容に沿ったものであり、
改めて、どーこー言うほどのことは、そんなにありません。
大きい話としては、
「市政全体を見たときの列挙されたハコモノ施設の優先度、
 津波による被害発生が想定される地域に病院や防災公園を設置する
 ということの妥当性、
 持続可能な財政に対して与える甚大な影響等といった観点から、
 私自身は、この計画を推進することに甚だ懐疑的です」
という従来の主張の繰り返しぐらいですかね。
とは言うものの、もう少し小さい話としては二点ばかりありまして。

一点は、記事中に書かれている
「民間が取得する約5ヘクタールの土地利用は未定だが、
 市によると、大規模住宅や商業施設は建設しない方向で
 調整している(by神戸新聞)」
「関係者によると、今のところ、住宅展示場や車のディーラーなどの
 進出が取りざたされているが、確定したものはない(by朝日新聞)」
という話。
それ自体は「なるほど、そうですか。。。」という話ですが、
で、ここって結局なにができるんや???
ここ、用途地域で言うと「工業地域」にあたり、
非常に開発が難しかったり、素直には喜びにくい施設が
できやすい所だったりもするんですよね。
なので当然、議会でも質疑したのですが、
「現時点では答えられません!!!」
の一本槍やし。

もう一つは、こちらも記事中の
「アサヒビールが民間会社にいったん一括売却する契約を結んだ後、
 市が(アサヒビールから)買い取る(by神戸新聞)」
という部分。
これ、なんだか不自然に感じる枠組みでして。

普通に考えると、
「アサヒビールは民間会社に一括売却する。
 その後、市は民間会社から買い取ることになる。
 当然、その際、民間会社は適正と考える利潤を上乗せする!」
というのが分かりやすい話だと思うのですよ。
でも、今回のは、それとはずいぶん違う形なわけで。

こういう複雑なスキームを取る以上、それぞれにとって、
なんらかのメリットがあるはずだと思うのですよ。
なので、こちらも委員会で市側に確認したのですが、
市にとってのメリットについては、
「希望する土地をアサヒビールから直接購入するという、
 市が希望する形をとることができる!」
と明確に答える一方で、アサヒビール側にとってのメリットについては、
「市の誠意が通じたんだと思います」的な話しか返ってこず。
民間事業者側のメリットに到っては、
「正直、見当もつきません。。。」的な返事しか返ってこない始末。
でも、これホンマなんやろうか???
本当に分からないのか、それとも分かっててとぼけてるのか。
先程の工業地域の話と合わせて、
なんか気持ち悪い裏があるんちゃうやろな???
と思ったりもします。
私の下種の勘繰りであることを願うばかりですが。

なにはともあれ、ご報告ということで。
それでは失礼いたします。


高木地区の新小学校について。

2013-09-11 18:32:12 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

今日は常任委員会。
市政に関わる課題を、それぞれの委員会に分けて審議する日です。
で、色々とご報告すべきことはあるのですが、
その中から今日は標題の件について。
いよいよ正式なかたちでのアナウンスがされたので、
お知らせなど。

まずは校区について。
最新の市政報告で
「どうやら、こうなりそう。」とご報告した通り、

↓新設校の校区は野間町・林田町・伏原町・薬師町の4町になるようです。↓

Sinnkoukuann20130911


あと、こちらも以前のブログに書いた内容とかぶりますが、
「既に高木小学校に通っている兄弟姉妹がいる場合、
 その弟妹については何年間、行く学校を選べる」
的な、↓いわゆる経過措置はなしだそうです。↓

Keikasoti20130911

また、こちらも市政報告に掲載した内容と、ややかぶりますが、
隣接している小学校のうち、厳しい状況にある小学校区の一部について
高木小学校への編入の可能性を検討するとのこと。
↓こちらは2013年度中に結論を得るべく、進めるようです。↓

Kawarabayasi20130911

という簡単なご報告でした。
でわでわ失礼いたします。


西宮のゲリラ豪雨対策。

2013-09-09 15:32:42 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

昨日・一昨日は珍しく、なんの予定も入っていない完全二連休!
にも関わらず二日連続の雨で、結局、ほとんどどこにも行けず。
今日の天気が一日だけでいいから来てくれていれば。。。

ところで二週間ほど前には西宮北口アクタ下のアンダーパスが
浸水するなど、そんな悠長なことを言っている場合ではない!
という大雨が降りました。
で、そこらへんの話について、改めて。

西宮市内では6年確率(6年に一度程度、起こりうるという意味です)、
1時間47mmの降雨に対応する整備が概ね完了しています。
が現在、市は近年のいわゆるゲリラ豪雨の発生なども勘案し、
10年確率、時間降雨55mmに目標を引き上げ、
いわゆるゲリラ豪雨等に対応するための整備を進めています。

ちなみに8月25日の豪雨は、
西宮市内で観測史上最多となる1時間78㎜の猛烈な雨を記録しました。
この大雨によって市内では、
 ○床上浸水18件
 ○床下浸水35件
 ○道路アンダーパスの冠水3件
という被害が発生しています。
これが多いか少ないかという話は、
人によって判断の分かれるところだと思います。
しかしながら、比較的降雨量が近い平成11年度の豪雨(1時間74㎜)
の際の被害は
 ○床上浸水205件
 ○床下浸水616件
と一桁違う数字を記録しています。
これを素直に見ると、
一定、対策が進んできているのは
間違いありません。

この間、市が行ってきた対策の主なものは、
 ○下水道の根幹的な施設である雨水幹線能力向上
  (→札場筋第二雨水幹線や段上日野雨水幹線、浜第二幹線等の
     整備による排水能力の向上が具体的なものとしてあげられます)
 ○流出抑制対策として学校の校庭や公園に雨水を貯める
  オンサイトやオフサイトの貯留施設の整備推進
だそうです。
今回の成果は、こうした対策を進めてきたことによる
一定の成果といえると思うのですよ。
実際、冠水した地域においても、水が引いていくのに要した時間は
非常に短かったという話をよく聞きますし。

とは言うものの。
最近の集中豪雨は、限られた範囲で、短時間に、
すさまじい量の雨が降るという特徴があります。
今後も、こうしたゲリラ豪雨への対策は進めていかねばなりません。
すぐに成果が出るような話ではありませんが、
この問題、しっかり取り組んでまいります。


全国的に確認するべきだと思うのですが。。。

2013-09-04 18:05:10 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

↓今朝の新聞に、こんな記事が出ていました。↓
通勤手当ごまかし計318万円を不正受給 都職員を処分
そもそも監査事務局は、
こういう不正を正す責務を負っている部署な訳で、
そこでこういうことが起きるというのが、なんとも。。。

ところで西宮市では過去、通勤手当を簡単に不正受給できるような
運用がなされていました。
私はそれを2009年12月議会で指摘し(↓下記事の左下参照↓)、
しぶやの市政報告20号×B面@2010年2月発行
↓その後、多数の不適切行為が発覚するなど、
 いろいろなことがありました。↓
http://blog.goo.ne.jp/shibuya1973/d/20101221

西宮市では、こうした経過を踏まえて今はもう、
このような問題は起こらない仕組みができています。
ちなみに、この問題を私が指摘した後、メディアの取材・報道により、
近隣市でも同様の状態が放置されていることが明らかにされました。
で、その報道を契機に、近隣市でも相応の対応がなされたようです。
でも全国的には、まだまだ同様の状況が放置されているところが
たくさんあるということだと思うんですよね、これ。

よその自治体の話なので私がどうこう言う筋合いではないし、
そんな権限もありませんが、ほんま、こういうのこそ、
ちゃんと正すべきやと思うんですよね。
こういうことがあると、公務員全体に対する信頼が大きく失墜する。
全国的に、きちんとやってくれんもんかな~、と。
定期的に通勤定期やらICカードの履歴やらをチェックすれば
すむだけの話やのに、なんで、ちゃんとせえへんねやろ???
やられると困る人がいっぱいいるし、
抵抗する人がいっぱいいるってことか???

ま、私は私の仕事をしっかりやるだけですな。
しっかり頑張ります。
ということで、それでは失礼いたします。


働きかけるべきは、どこなのか?

2013-09-02 12:59:40 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

アサヒビール工場跡地の開発に関わる新聞記事等が
パラパラ出ていますが、まだ市から正式な情報はリリースされていません。
なので、この話に関わる情報提供は、しばしお待ち下さい。
しかし、ほんま、この話に関わる情報の
「正式発表される前にメディアから流出!」
「メディアから情報流すことで既成事実化!」
的な流れはなんとかならんもんか、と。
色んな意味で気持ち悪くて、しょうがありません。

それはさておき、本日のブログ。
こちらも一部メディア等で紹介されていた話ですが、
いわゆる「日本酒で乾杯!」条例が施行されることを受けて、
色んな事業に予算をつけるようです。
詳細は以下参照。

Nihonnsyujourei20130826

色々とやらはるのは結構ですけど、
個人的には地域の飲食店にこそ働きかけたらいいのに。。。
と思うんですよね。
せっかく、色んなところでバルとかも積極的に開催されてるんやし。
市内の和食系のお店でも、
「いわゆる灘のお酒は一切置いてない!」というところ、たくさんあります。
でも、それってすごくもったいない話だと思うのですよ。

個人飲食店のオーナーさんには、
西宮が好きで、この土地に愛着を持って商売をしている方が
たくさんいらっしゃるはず。
そういう方に、「これなら店でお客さんにお勧めしたい!」と
思っていただける、おすすめの灘の酒を置いていただくよう、
働きかけることってできないのかな???と。
こちらとしても、お店で勧めていただいて、呑んでみて、
「こりゃ、うまい!!!」と思ったものが、
日常ローテーションに組み込まれるというのはよくあることな訳で。

単発もののイベントを色々やるよりも、
地域に根付いてこその地酒だと思うんですよね。
実際、米所・酒所として有名な新潟辺りでは、どこのお店に行っても、
必ず、おすすめの地酒が置いてあった記憶があります。
それって、すごく素敵なことだと思うのです。

なにはともあれ、よい取り組みとなってくれることを期待しつつ。
それでは失礼いたします。