西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

フィルムコミッションはどうですか。

2008-04-30 21:07:31 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

小説「阪急電車」が売れてます。
なにやら、もうすぐ65万部を売り上げる勢いだそうで。
読んでみたのですが、軽いタッチですぐ読めて、おもしろい。
しかし、こうゆう小説を読むと思うのですが、
やっぱり女性心理は女性作家が書くにかぎります。
どうも、男性作家が書いた「女性の心理」ってのは、
「ほんまに、そんなこと考えてるか~?」と思うことが多々あるので。
他にも、元阪急社員としても、土地になじみの深いものとしても、
読んでみて、いろいろと感じるところがありますね、これ。

で、そんな話も踏まえまして、本日、古巣である阪急電鉄に行ってきました。
以前にも、少し日記で書いたことのある「フィルムコミッション」について、
小説「阪急電車」との絡みも含めて、調べたいことがありまして。

映画のロケ等の活動支援をボランティアで行う組織の数が、
全国的に増えています。
内容は、映画等が求めているロケ地探し、撮影場所の許認可・
近隣周知の徹底、市民エキストラの手配、スタッフの世話など
、広い範囲に及びますが、このようなことをする組織のことを、
多くの場合、「フィルムコミッション(以下、「FC])」と呼ぶそうで。
で、このFCは、行政や、その関連した団体が運営する例が多いそうです。
理由は、主に
 ①FCの活動内容の主要なものの一つとして、
  撮影場所の許認可の取得がある。
  これは、業務の性質上、行政関係者が関わるとスムーズに進みやすい。
 ②FCの活動は、広い意味での「まちの活性化」を目的とする面が強い。
  こうした目的は、本来、行政が関与する余地が大きいものである。
 ③FCの活動は、利益を生む要素が少ない。
  そのため、常設窓口を設置し、経常的に人員・費用を抱えるのが困難。
  しかし、行政であれば、こうした対応が可能である。
  (単に「来たものをさばけばいい。」だけなら常設窓口は必要ありません。
   積極的な誘致活動や、実写化への働きかけといった、実効的な活動を
   行おうとするなら、常時対応できる部署が必要だ、という趣旨です。)
といったところでしょうか。

さて、このFC、西宮市には今のところ、認定された組織はありません。
しかしながら、ボランティアとして、こうした活動に参加している方々は、
少なからずいらっしゃいます。
今回、古巣を、こうした活動に参加している方と共に訪れたのは、

小説「阪急電鉄」の好調な売上実績も踏まえ、FCが、本来、積極的に
取り組むべき「ロケの誘致」「実写化の働きかけ」を行うべく、
映画会社当に対して働きかけるには、一方の当事者(というより主役)
である阪急電鉄の姿勢・意向が重要。
そこでFC側から阪急電鉄に色々とヒアリングをしたい。

というところにありました。
(余談ですが、私は、FCは行政が行うべきものであるという考え方に、
 必ずしも、賛同しているわけではありません。
 とりわけ、西宮市において、産業振興課が「設立を検討」していることには
 反対です。
 その理由は、また後日。)

感触は概ね良好で、うれしい限り。
実際に映画化・ドラマ化という話になれば、もちろん、一定の制約はありますが
前向きな方向で話が進みそうです。
よい感じです。
あとは、FC側には映像化と誘致に向けて積極的に働きかけてもらうことを
強く願います。
こんな、願ってもない話は、なかなか、ないですしね。
というわけで、今後の展開を楽しみにしつつ。
続報あれば、またお知らせします。
それでは失礼。


教師の負担の軽減について。

2008-04-23 15:54:16 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

どうも、ブログの引越後、アクセス数が減っている気が。。。
 ○単純にアドレス変更に伴う、一時的な現象なのか?
 ○以前、使用していたカウンタと、新しく使い始めたカウンタとでは、
   アクセス数の数え方が異なるのか?
 ○私のブログへのアクセス数は、正味のところ、どの程度のものなのか?
↑ここらへん↑、個人的には、かなり、気になるところです。
とはいうものの、そこらへんは気にしたところでしょうがないですね。
以前と変わらず、色々な情報の積極的な発信を心がけてまいります。
変わらぬご愛顧を、よろしくお願いいたします。

さて、本日は教師の負担を軽減するための方法について。
 ○社会環境の変化などもあり、教員の負担が非常に大きくなっている。
 ○そのため、最も重要な「教育」に教師が関与できる時間が少なくなっている。
 ○これは、教育の質が下がる一因となっている。
という趣旨の報道や意見を目にする機会が、最近、増えたように感じます。
教育が、人に関わる面が非常に強いものである以上、
教員の業務内容が多岐にわたるのは、当然です。
しかしながら、一方で、
「直接、教育に関係するわけではない負担が多すぎるため、
 本来の教育的な業務に、あまり注力できなくなってしまっている」
という現実が、もしあるならば、これ、由々しき問題だと思うのです。
というわけで、少し前から、
 ○教員の仕事全体の実像を把握することが必要である。
 ○そのうえで、本来、「教育」とは関連が薄い部分での負担が
   過重になっているという現実があるなら、その負担を軽くするための
   具体的な取り組みが必要である。
という観点から、色々と調べています。

もし、上で述べたような現状が、本当に存在するのであれば、
 ①学校で行われている業務を洗い出し、
 ②それぞれの業務について、要・不要を検討する。
 ③必要と判断された業務について、「誰が行うべきか?」を検討する。
  (具体的には、「これまでと変わらず教員が」「教育委員会が」
   「学校教育事務員が」「用務員が」など、様々な形が考えられると
   思っています。)
 ④適正に業務を再配分した上で、各業務の効率化を図る。
といった手順で業務全体の見直しを行うことが必要です。

具体的な取り組み内容は異なりますが、
 ○学校に関する事務的業務を一括して処理するセンターを設置した
   宮崎県小林市
 ○本来、事務職員に割り当てられるべき仕事が教師に割り当てられている
   現状の改革に取り組んできた横浜市立谷本中学校
など、教員の事務的負担の軽減を目的とした取り組みが、他都市においても
いくつか行われているようです。
しかしながら、西宮市では、こうした取り組みは行われていません。
これ、教育の質の向上に直接、関わる可能性が高い話だけに、
ぜひとも具体的な施策を持って、改善に取り組んでいくべきだと思うのです。

この話、様々な角度から、じっくり調べて、具体的な提案をしていきたいと思います。


「費用対効果」などについて、つらつらと。③

2008-04-21 12:30:04 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

本日、エビスタ一階に「ブックファースト エビスタ西宮店」がオープンしました。
元ブックファースト担当としては、この日を心待ちにしておりまして。
しばらくの間、このお店がオープンしたら買うつもりで、買いたい本も我慢していましたし。
お店に顔を出したところ、久しぶりにお会いする、懐かしい方々に、たくさんお会いできて
うれしい限り。
阪神西宮駅周辺にお住まいの皆さま、「ブックファースト エビスタ西宮店」をよろしく
お願いいたします。

と、本題に関係ない話は、さておいて、「費用対効果」についての話の続きです。
行政には、多くの問題がありますが。
私は、その中でも、もっとも根本的であり、かつ重大な問題の一つとして、
 ○事業が実施されたことによる効果を検証するための数値的な目標がない。
 ○効果を事業実施に要した費用との関連で見ようとする姿勢がない。
という点があげられると感じています。
こうした問題点が、
 ○一度始まった事業は、継続実施すること自体が目的となってしまいがちである。
 ○事業の実施において、効果や、かかった費用は度外視されがちである。
という、よく批判される問題が発生する、大きな要因となっているのは確実です。

右肩上がりの成長時代が終わった以上、これまでと同じように、
「あれもこれも」
という行政運営を行っていくことは、実際問題として不可能です。
である以上、
「あれかこれか?」
をシビアに判断し、その判断に基づいて、事業の取捨選択と、予算・人員等の
傾斜配分を行っていくことこそが重要です。
そのために必要なのは、
 ○各事業が、その目的とするところに寄与しているのか?を検証すること。
 ○そのうえで、適正に「費用対効果」を検証すること。
だといえるでしょう。

話は、ちょっと飛ぶうえに、他自治体の事業であるため、詳しいことは分かりませんが。
大阪府知事がやろうとしていることには、こうした一面が強くあるということは
おそらく確実であり。
それを公開された形でやろうとしていることは、高く評価できることだと思うのです。
いろいろと風当たりも強いようですが、がんばってほしいなあと強く思うのです。

我が西宮市で言うのであれば。
せっかく、大変な手間をかけて実施している「事務事業評価」の結果を、
もっときちんと活用することが重要ですね。
これ、よく出来た資料だけに、非常に強く思うのです。
これ自体が、
「事務事業評価を行い、評価資料をつくりつづけることが目的!」
となってしまったのでは、目も当てられません。
建設的な議論につながるように、働きかけてまいります。


これからも、よろしくおねがいいたします。

2008-04-17 12:57:18 | 主張・広報と活動のお知らせ

改めまして、西宮市議会議員のしぶや祐介です。
新しく、ご覧いただいている方には、はじめまして。
そして以前から、ご覧頂いている方々には、
引き続き、変わらぬ、ご愛顧、よろしくおねがいいたします。

プロバイダを、以前のベイ・コミュニケーションズから、OCNに変更しました。
これに伴い、ブログ・公式HPともアドレスが変更になりました。

ブログは、今ご覧頂いているこちら。
HPは、このページ左上に掲載の「公式HP」から、ご覧いただけます。
古い方のブログ・HPとも、近日、削除予定ですので、ご登録いただいている方には、
早めの登録アドレス変更をお願いいたします。
勝手ながら、ご対応、よろしくおねがいいたします。

書きかけのブログの続きは、また後日。
取り急ぎの告知でした。
それでは、失礼いたします。


「費用対効果」などについて、つらつらと。②

2008-04-17 12:28:17 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

(元日付2008/4/8)

今日は市内公立小学校の入学式。
昨日の雨が嘘のように、お天気にも恵まれ、桜も残っていて、
入学式には、ちょうど、いい感じ。
保護者の皆さまはもちろんのこと、今日から新しい世界を、ぐっと広げていくのであろう、
小さな新入生たちに、心からおめでとうございます。

さてさて、先日の日記では、大まかに言うと
『「費用対効果」を云々するのであれば、その前提として、
 正確な費用の把握が必要だが、そこに問題がある。』
という趣旨のことを書きました。
というわけで、今日は、その内容について、二つの事例を取り上げつつ、
少し詳しめに、書いていこうと思います。

一つ目の例は、この日記でもたびたび取り上げてきました、
(財)学校給食会に関連した話です。
今回、実施されようとしている外郭団体の見直しにおいて、
(財)学校給食会を他の2団体と統合させ、延命するというのが
市の方針であるということは、この日記でも再三取り上げてきました。
私は、この方針自体に、大反対なのですが、その話はおいておきまして。

市が、(財)学校給食会を実質的に延命させ、現在の事業を継続して
実施させようとしている根拠として、
「(財)学校給食会は土地と建物を持っており、これを利用して、
 食材の仕分けや配送を行うことが出来ている。
 その結果、給食費を安く押さえることができている。」
という趣旨のことを述べています。
・・・いや、だから、その議論って、
 ○保持する土地や建物の取得・維持に必要な費用
 ○他の手段で活用した場合に予想される逸失利益
といった要素を、完全に無視しちゃーいませんか?と。

悲しいことに、外郭団体の見直しという、一大事業を行おうとしているにも
関わらず、この議論からは、
「事業にかかっている費用全体を、正確に把握しよう!」
という姿勢自体が見えてきません。
こんなことで、いいのだろうか。。。
(この論法、「そもそも、その資産の所有者って実質、西宮市でしょ?」
 ということなども含めて、色々と問題がありまくりです。
 が、ここらへんを書きだすと長くなる上、今回の日記の趣旨からは
 大きく脱線してしまいます。
 なので、今回は、ぐっとこらえて書きません。)

もう一つの例は、今年3月に総合企画局から配布された
「平成19年度 事務事業評価結果に係る予算措置状況等調」
に関連した話です。
この資料、市の実施事業や、その状況、担当側の評価等を知ろうとすると、
非常に重宝する資料なのです。
ただ、今回、配布されたバージョンでは、時間的な制約があったのか、
あるいは、予算資料との整合性を取るためなのか、
「事業費には嘱託職員の人件費は含んでいますが、正規職員の人件費は
 含んでいません。」
と明記されています。
これでは、各事業にかかる正確な費用は分かりません。

具体的な例を挙げますと。
例えば、市民局主管業務の一つである、「鳴尾支所業務」の
「H19当初予算事業費」は、この資料によると、32,008千円。
ところが、この数字には、鳴尾支所で働く正規職員19名・再任用職員2名の
人件費は含まれていません。
この21人の人件費は、なんと年間・173,793千円。
要は、資料の見かけ上、約3千万円の事業費ですんでいるかのように
思われた鳴尾支所の運営には、実際は年間2億円をこえる費用が
かかっているということになります。

年間3千万円の事業と2億円を超える事業では、事業自体の持つ重みが、
大幅に異なってきます。
しかしながら、今回配布された資料からでは、どうにも、各事業にかかった費用を、
読み取ることは非常に困難なのです。

先日の日記でも、本日の日記の冒頭でも書きましたが。
「費用対効果」というのであれば、
「事業を実施するために必要となった費用の正確な全額」と
「具体的な数値を伴って設定された目標
 そして、それを達成するために、その事業が寄与した効果」
とを比較しなければ、意味がありません。
ここを、厳しく認識することこそが、本当の意味での
「行財政改善実施計画」のスタートだと思うのです。

この項、更に続けます。


「費用対効果」などについて、つらつらと。①

2008-04-17 12:25:56 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

(元日付2008/4/4)

先日の日記で取り上げた、学校の漏水マターについて、本日、
教育委員会の担当部局から、説明を受けました。
指摘事項については、真摯に受け止め、きちんと対応を進めようと
してくださっているようで。
その具体的な対応はといいますと。

学校施設において、通常、夜間に水道は使用しません。
にも関わらず、夜間に水道メーターが上がっているということであれば、
当然、漏水している可能性が極めて高いということになります。

というわけで、指摘を受けて、教育委員会では全学校幼稚園施設を対象に、
夜間に水道流量調査を行ったそうです。
で、その結果、こんな結果がでました。

小学校・全42校中、10校で漏水(?)
中学校・全20校中5校で漏水(?)
養護学校・全1校中1校で漏水(?)

・・・しかし、なんや、このヒット率の高さ。。。
(※現在、調査中の施設もあり、必ずしも、漏水と確定したわけではないため、
  「(?)」をつけています。
  とは言うものの、ほぼ間違いなく、漏水だと思われますが。)

で、これ自体に対しての今回の反応ですが。
これまでにも、言うべきことはきちんと言ってきましたし、
今後も変わらず言い続けるつもりでいます。
というわけで、今回の日記で、この内容自体について、あまり、
とやかく言うつもりはありません。
ただ、この説明の場で気になることが一つありまして。

今回の説明において、私がとても知りたかったことの一つに、
「こうした無駄遣いによって、いったい、どれだけのお金が無駄に使われてきたのか。」
ということがありました。
ところが、この点について、担当部局では試算していませんでした。
う~む。。。
漏水問題において、最も問題なのは、それによって、無駄で多額な
費用が生じるという点にあります。
だからこそ、早急な対応が求められます。

早急な対応がなされたことは、一定、評価します。
しかしながら、
「これによって、結局、どのくらいの無駄が生じていたのか?」
という点は、当然、検証されなければならないのは言うまでもありません。
これが明らかにならなければ、結局のところ、イマイチ、
事の重大さは伝わらないままになってしまうと思うのです。
てゆうか、この金額、普通に気にならんものなのか???
ふしぎだ。

で、ここからぐるっと話を変えまして、日頃、思っていることなのですが。
世間的に、
「お役所仕事にはコスト意識が欠けている」
的なことが、よく言われているように感じます。
こうゆう風に言うと、なんとなく、分かった気になってしまいますが。
個人的に、この問題は、世間で思われているより、はるかにずっと
根が深いのではなかろうか?と思っておりまして。

適切な「コスト意識」を持つためには、当然、
「各事業にかかっている費用を正確に把握する」
ことが必要です。
ところが、役所会計は、そうゆう考えに立って作られてはいません。

「各事業にかかる費用を正確に把握する」ためには、
 ○減価償却費
 ○金利(財源が市債でまかなわれている場合)
 ○人件費(退職給与引当金も含めて)
等のコストを「各事業にかかる費用」として考える必要があります。
けれども、役所会計においては、一般的に、こういった点を含めて、
各事業のコストとして考える形は取られていません。
(西宮市においては、資料によって、上に述べた要素の一部が
 含まれていたり、いなかったりします。
 ここらへんについては、後日、もう少し書くつもりです。)
これは、言い方を変えると、
「各事業を遂行するために、どれだけの費用が発生しているか?が分からない。」
ということです。

あくまで、私が市職員と接している感覚ではありますが。
「費用対効果」という言い方自体は、役所内部でも、一応、使われてはいるようです。
とは言うものの、そもそも、肝心の費用が、正確に把握されていない
「費用対効果」って、いったいなんやろか?と。

「何のためにやっているのか見えてこない事業」
「どういう意図と意義があって実施されているのかが分からない事業」
「事業自体はともかく、その進め方が???な事業」
こういった事業が多数存在している背景には、そもそも、
「その事業にかかる費用が適切に把握されていない」
という面が強く影響しているように思うのです。

この項、もう少し続けます。


HPリニューアルしました。

2008-04-17 12:23:13 | 主張・広報と活動のお知らせ

(元日付2008/4/2)

すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが。
一昨日から、ブログの左上部分に、「公式HP」という見出しが出ています。
なんで、これまでなかった、こうゆう見出しを持ってきたかといいますと、理由は簡単。
HPをリニューアルしたからです。

一昨日まで使用していたHPは、今から2年前に、うちで受け入れたインターン生で、
HP作成の心得がある学生が作ってくれたものでして。
とりわけ、「政策」ページの作成に、相当心血を注ぎました。
当時の私は議員になって、一年ちょいの新米議員。
HPに掲載するため、という目的意識も大きく働き、
自分なりに、とにかく市が抱える政策課題等について、できる限り調べ、
できる限り対策を書いていこうと思っていました。

それから二年が過ぎ、今になってみてみると。
学童系の課題を中心に、今となっては解決した問題・改善された問題が
多々、掲載されたままになっていたり。
一方で、これが掲載されていないってのは、どうなんやろ???
と思う内容が多々、存在したり。
とは言え、ここらへんの話を全部掲載していると、正直なところ、
いくらスペースがあったところで、到底、足りません。
仮に全部乗せたとしても、分量が多すぎて、読む側からしても、なかなか・・・
という感じやろうなあ、と思ったり。
おまけに、ここらへんをまめに修正し続けていくのは、
これが、なかなか手のかかるものでもありまして。

というわけで、特に大きく変わった修正点は、三つ。
 ①このブログにとんできやすいよう、トップページのデザインを変更し、リンクを貼った。
 ②「政策」ページをなくし、「目標・約束」ページを新たに設置した。
 ③「活動実績」ページを追加し、私が提案し実現した主な政策を紹介する形を取った。
というところです。
もちろん、他にも、細かい変更点は、山ほどありますが。

活動報告や広報という意味から考えますと。
この二年間で、最も大きく変わったのは、このブログの存在と、
それによって蓄積されてきた情報量の拡大だと考えています。
私の政策や、問題意識を知っていただくためには、このブログをご覧いただくのが、
一番、手っ取り早いはず。
というわけで、今回のHPリニューアルに当たっての重要な課題の中に、
出来るだけシンプルで更新の手間がかからないものにすることや、
出来るだけ、ブログに飛んできやすい形にすることが含まれていました。
とにかく、このブログをご覧いただける方の数を一人でも増やしたい、
というのが、正直な私の気持ちであり。
要は、HPは入口であり、本当に興味のある方には、是非、
ブログに来ていただきたいと思っています。

今回のHPリニューアルに当たっては、一昨日まで、うちにやってきていた
インターン6期生が、非常に大きな役割を果たしてくれました。
また、今回のHP更新が、最終的にきちんとした形にまとまったのは、
専門的知識を活かし、指導・監督的立場に立って、適切な助言をくれた
元インターン生の柳本氏の助力に負うところ大です。
この場を借りて、深く、感謝します。

新HPは、旧HPと比べて、とても見やすく、使いやすい、
スッキリした形にまとまった、と喜んでいます。
興味のある方は、是非、ご覧下さい。
ご意見等も、大歓迎です。

それでは今日は、このへんで。


つらつらと。

2008-04-17 12:21:03 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

(元日付2008/4/1)

ちょうど一週間ぶりの日記です。
本来なら、議会が一段落着いた、この時期は、いつも、むやみと多く
日記を更新しているような気がするのですが、今回ばかりはさすがに別。
あまり、筆も進まなくなってしまっています。

あの事件に関して、ご心配・ご批判の声を、たくさん、いただきました。
応援の声も、批判の声もひっくるめて、多くの声をいただいたこと自体が、
私達の活動に関心を持ってくださる方が多くいらっしゃることの
なによりの証しだと思っています。
それだけに、今回のことを、本当に悔しく、悲しく思っています。
重大に受け止めています。

行動する政治「蒼志会」は、昨日をもって、解散しました。

私が、前職である阪急電鉄を退社し、市会議員の選挙に挑むことを
決意したのは、4年前の今頃でした。
色々と要因はあったものの、安定した仕事と立場をなげうつことを決意した最大の要因が
蒼志会の存在であったことは、否定するべくもありません。

私が、蒼志会の一員として、何よりも誇りに思っていたこと。
それは、「行動する政治」を実践してきたということです。
ただ、チラシを作り、配っていたということだけではありません。
チラシを作るためには、そこに載せるべき政策がなければなりません。
政策をものにするためには、確固たる問題意識と的確な問題対応、
なによりもきちんとした知識がなければなりません。
問題意識を持つためには、日々、真剣に市政に向き合うことが重要であり、
適切な政策をつくり、提案するためには、たゆまぬ努力が必要だと、私は信じています。
私達は、常に、切磋琢磨してきました。
活動を続けてきました。
一定の成果をあげてきました。
この大切な名前がなくなること。
それは、私達にとって、とてもとても重要なことです。
けれども、今回の問題に対しては、こうした形で対応することが必要だと
私達は判断しました。
それは、社会的責任を省みての、私達なりの区切りであり、お詫びだと、
私は、考えています。

ご期待をいただいている、あるいは、いただいてきた、多くの方々に対しまして、改めて。
同じ会派に所属していたものの一人として、ご信頼を裏切る形となってしまったことを、
心からお詫び申し上げます。
私に出来ることは、市政の改革と市民サービスの向上に、これまでと変わらず
全力で取り組むことしかありません。
こうした活動を通じて、地に落ちた信頼を取り戻していきたい、
そう考えています。

(私個人の朝立ち・ポスティング等の活動は、一定期間、自粛します。
 同じ会派に所属していたものとして、今回の事件の社会的責任の重要性を考え、
 私なりに熟考した結果です。
 ご理解賜りますよう、よろしくお願いいたします。)


会派に所属していた議員が起こした事件についての報告と謝罪

2008-04-17 12:18:55 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

(元日付2008/3/25)

蒼志会に所属しておりました議員が起こしました事件について、
報告と謝罪をさせていただきます。

事件発生から24日までの経緯をご説明させていただきます。
3月21日の報道を受けまして、蒼志会として事実関係の把握に努めて参りました。
その結果、23日晩に被疑者の弁護士を通じて、状況をおおむね把握することができました。
本人は被疑事実については大筋で認めております。

当会所属議員が、このような事件を起こしたことにつきまして、
被害者に対しまして衷心よりお詫び申し上げます。
また、市民の皆様の信頼を損なう結果となり、誠に申し訳なく思っております。

このことを受けまして、蒼志会は、24日付けで被疑者を除名いたしました。
なお、本人は辞職する決意をし、24日に辞職願が議長に提出され、許可されました。

また、けじめといたしまして、政治団体蒼志会を解散することに決定しました。
誠に申し訳ございませんでした。

蒼志会

信頼を取り戻すために、私にできることは、真摯に活動を続けていくこと以外、ありません。
市政の向上・改善に全力で取り組むことによって、
皆様の信頼を取り戻すべく、活動を続けてまいります。


【一件落着】広田小学童・待機児童問題について

2008-04-17 12:17:41 | すべての人にやさしいまちを実現するために

(元日付2008/3/19)

本日にて、2008年度予算の市民文教常任委員会担当分の審議は完了。
3月議会も、ほぼ、山は越えました。
審議内容に関連して、感じたことなどは、また後日、日記で書くといたしまして。

本日は別件、超短・お知らせブログ。
広田小学童の待機児童の件について、お知らせします。
結論から言いますと、
 ○学校敷地内にある、現在、主にスポーツクラブ21が使用している施設を
  学童として利用することが決定した。
 ○これによって、広田小学童で大量の待機児童が発生するという
  最悪の事態は免れることが出来た。
ということになります。
まずは、よかった。。。

ただ、そもそも、こういった事態が起こる原因となったともいえる、
利用者数予測の精度の問題については、問題が残ったままです。
以前の日記でも触れましたが、とかく気になるのは、
こうした政策実行の前提となる予測数値の甘さの問題です。
ここらへんについては、もう少し詳しく調査の上、対応を考えていきたいと思います。

取り急ぎ、ご報告の日記でした。
それでは、本日は、これにて失礼します。