西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

新型コロナウイルスワクチンの接種に関する現状・今後の実施予定が発表されました。流動的な状況ですが、情報提供します。

2021-02-25 08:13:16 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

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市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年2月の記者発表@西宮市HP
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地域的に大きな課題となっており、継続して取り組んでいるものの、なかなか打つ手が見つからない状況にある西宮北口駅×北西地区におけるガールズバーの客引き問題。
これが先日、テレビで取り上げられました。
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【特集】『にしきた』の夜に立つ"ガールズバー"の客引き 塾帰りの子ども達も通るのに...住みたい1位の街で異変

 ↑
現状をご存知ない方には、こうした問題があることを知っていただければ…と思います。
私も先日、現地を確認してきましたが、緊急事態宣言中にもかかわらず、マスクもつけずに夜、呼び込みがなされている現状には非常に問題があると考えています。
一方で、具体的な対応を取ることも難しいのが現状であり、本当に難しい問題だと思っています。
なお、これまでの取組と経過は以下と、そのリンク先等でご覧いただけます。
 ↓
【ご参照】
にしきた商店街、立つ!この動きが西宮北口×北西のガールズバー客引き抑止につながることを強く期待します!!@2020年10月のブログ

さて本題。
本日付の西宮市政ニュースで新型コロナワクチンの接種について広報がなされました。
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基本的な内容は上の通りですが、他にも聞いている内容がありますので情報提供します。
まず最初に行われる医療従事者への接種ですが
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●対象となる医療従事者は15,000~19,000人と想定
●ディープフリーザー(=超低温冷凍庫)が基本型接種施設に配備されるのは、2月末以降の予定
西宮市で医療従事者を対象とした接種が始まるのは3月以降になりそう
→接種完了までには概ね1ヶ月程度かかる見込み
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とのこと。
その実施にあたっては、県が市内医療機関に対して、
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■ 基本型接種施設
→1,000 人超の医療従事者等に対して接種を実施することが予定され、ディープフリーザーを設置する接種施設
■ 連携型接種施設
→当該医療機関等の医療従事者等の数が原則として概ね 100 人以上であり、基本型接種施設からワクチンを移送して接種する接種施設
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の2種類の施設を指定しています。
基本型&連携型接種施設の一覧は以下の通り。
 ↓


医療従事者への接種が終わったら、次は65歳以上の方(=令和3年度中に65歳になる方を含む)への接種が始まります。
なお市政ニュースには「高齢者への接種開始は早くても4月1日以降になる見込み」とありますが、昨日、「4/12開始・段階的に拡大」というニュースがありました
ちなみに西宮市における65歳以上の方は約117,000人となっています。
 ↓
ワクチン 高齢者接種は4月12日から “数量限定”から徐々に拡大 @FNNプライムオンライン

しかし、こうやってスケジュールと接種対象人数を見ていくと、65歳以上の方への接種完了までには、まだまだ相当な期間がかかるように感じます。
やっぱり当分、withコロナの状態が続くんでしょうね…

なお上の内容にもある通り、日々、状況は変化しています。
繰り返しになりますが、上に記した内容にも流動的な要素が含まれていること、ご了解ください。

以上、情報提供といたします。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


課は小さすぎるし、管理職の数は多すぎる。組織の抜本的な見直しが必要です!

2021-02-22 09:23:46 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

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市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年2月の記者発表@西宮市HP
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先週金曜日から、3月議会スタート。
その資料一式とともに配布された中に、監査報告書がありました。
というわけで、今日は、その中で個人的に気になった内容について。
監査報告の内容そのものとは、あんまり関係ないんですけどね。

今回の監査対象は政策局・環境局・都市局の3局でした。
そのうち、政策局の職員構成は以下の通り。
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これを見て思うのが、一つの課の正規職員数が5人・8人・4人・7人・・・とやたらと少ないんですよね。
ここまで組織を小分けにする必要あるんやろうか???
政策総務課・政策推進課・政策経営課の違いも、直接関係している人以外には非常に分かりにくいと思いますし。

更に気になるのが、その内訳。
例えば、上であげた政策総務課・政策推進課・政策経営課で見ると、
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●政策総務課:正規職員5名、うち課長級1名、係長級4名
●政策推進課:正規職員8名、うち課長級3名、係長級4名
●政策経営課:正規職員4名、うち課長級1名、係長級2名
-----
と、ほとんどが係長以上なんですよね…
これ組織として、かなりいびつな形ではないかいな???と。

以前から追いかけている話ですが、やたらと組織が小さくなっていたり、むやみと管理職が多かったりする現状には大いに問題があると考えています。
こういった点、改めていくべきだと思うのですが…
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【ご参照】
「仰る通り、うちの課数は多い。是正に努めます...」と答弁した市。ならば今後の推移をきっちり追いかけます(^^)v@2018年9月のブログ

様々な角度から組織・仕事のやり方の効率化を図っていくべきだと考えています。
引き続き、こういった方面にも、しっかり取り組んでまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


ご高齢の方々に社会参加を促し、健康増進を図る健康ポイント事業。その概要が明らかにされました。

2021-02-19 14:04:39 | すべての人にやさしいまちを実現するために

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市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年2月の記者発表@西宮市HP
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●従来の高齢者交通助成事業(=70歳以上の方を対象に、プリペイドカード等の購入やチャージを補助する事業)は廃止
→代替措置の一つとして、「健康ポイント事業」が開始される
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のは既報の通り。
 ↓
【ご参考】
事業者の協力が得られない以上、「高齢者交通助成事業」の見直しは避けられない。ならば、この機会に「健康ポイント制度」を導入するべきです!@2020年1月のブログ

で、昨日の健康福祉常任委員会で健康ポイント事業についての報告があったので、以下ご紹介。
概要は
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●対象は70歳以上の方
→歩数計等やスマホのアプリを使用して計測した歩数や各種イベント参加等に応じてポイントを付与する
→獲得したポイントは、商品券などの景品と交換することが可能
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というもので、今年の10月からスタートします。
 ↓

も少し詳しい内容は、以下の通り。
 ↓


なお、
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●付与されたポイントに応じて、年間 3,000 円を上限とする商品券などの景品と交換することができる
→景品は健康増進に関する機器や、寄付等参加者が楽しみ、継続のやる気につながるようなメニューを準備する
→これとは別に、ポイントに応じて応募できるお楽しみ抽選も実施する
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とのことです。
個人的にはヘルスケアステーションってのが、気になりますね。
いっぺん、ちゃんとした体組成測定器で自分の現状を測ってみたい...

当該事業について「高齢者の社会参加を促し、高齢者の健康増進、介護予防及び健康寿命の延伸を目的とする」と明記されているのは重要だと思っています。
今後の展開も含め、強い関心と興味を持って、見守ってまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


昨年12月に発覚した給付金の不正受給問題を受けて、示された再発防止策。その内容を高く評価します!

2021-02-16 17:04:18 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

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市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年2月の記者発表@西宮市HP
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昨年12月、
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●市内の放課後等デイサービスが不正に給付金を受け取ったことが発覚
→市が、約154万円の返還を求める
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という事件が起きました。
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【ご参照】
市内の放課後デイで不正請求事案が発覚しました… これを機に、早期発見を可能とする対策を講じるべきです!@2020年12月のブログ
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この件、ものすごくザックリ言うと「勤務実態がない人を働いたことにして、その分の給付金を受け取っていた…」というものですね。
市が給与の支払い側だけでなく、受取側の書類も確認すれば、こうした問題の発生は防ぎやすくなるはず。
そう考え、再発防止策の検討を依頼したのは上のブログに書いたとおりです。

こうした経緯を受けて、この度、市が具体的な再発防止策を示しました。
私的ポイントは
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●事業者がチェックリストによる自己点検シートによるチェックを実施
→市が、その内容を確認する
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という内容ですね。
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確認の際には勤務表・タイムカード・出勤簿・従業者の資格証の写し・勤務実績分の給与明細等、受取側の書類も提出してもらったうえで突き合せることになっています。
この運用を徹底すれば、同様の問題は、きわめて発生しにくくなるはずですね(^^)v

ただ、この運用をしっかり実施するとなると、市の負担は甚大です。
なにせ、この分野を管轄する法人指導課が対象としている事業者数は全部で1500~1600。
今回の話は放課後等デイサービスを対象としたものですが、本来、こうした対応は、管轄する全事業者を対象に行うべきものですし。

監査や指導機能を強化する目的は、単純に不正を防止したり、探すことだけではありません。
むしろ本来、最も重視するべきなのは、指導対象事業者が提供するサービスの質を向上させることです。
だからこそ本来、行政は、こういう分野にこそ注力するべきだと思っています。

不正を見つけた上で、その原因を調査・研究し、実効性ある再発防止策を示す。
こうした一連の対応を、しっかり取った担当課の取組を高く評価したいと思います。
引き続き、今後の展開を見守ってまいります。
それでは今日のブログは、この辺で失礼します。


乳幼児等医療費助成の拡充は一歩前進。でも、小さな子供を持つ世帯には一層の支援が必要では???と思うわけで。

2021-02-15 13:35:55 | すべての人にやさしいまちを実現するために

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市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年2月の記者発表@西宮市HP
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前回ブログのうち、乳幼児等医療費助成の拡充について複数のご意見を頂きました。
というわけで、その内容について、私なりの考えをば。

今回明らかにされた内容は「従来『小学校以上は医療費助成なし!』としていたのを『小3までは助成対象とするよう改める!』」というもの。
間違いなく、一歩前進ですね。
 ↓

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上の表で言いますと「助成無し(3割負担)」となっているうち、小1~小3まで「通院:800円、入院:3200円」枠が広がるということであり、一定評価できる内容だと思っています。
ただ、これがゴールではないと思うんですよね。
というのも、このままだと
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●一定以上の所得水準の方のみ、金銭負担が生じる
→負担が生じる方は全体の1/3を占めており、決して、著しく所得が高いごく一部の方だけの話ではない
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という状況が続くから。
 ↓

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上の表でいうと、上段の方々にのみ自己負担を求める状況が続くことになります。
これって、西宮市と同じ中核市全体では
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●60市中47市が所得制限なし(=所得にかかわらず、同じ助成を受けられる)
→半分近い26市が、所得にかかわらず子供の医療費は無料
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となっているのを見ると、かなり違和感がある状況だと思うんですよね…
 ↓
【ご参照】
「所得にかかわらず、無料!」が子供×医療費助成制度の最大勢力。当然、目指すべきはそこだと思うわけで。@2020年11月のブログ

とりわけ就学前児童については、なんとかできないものか…という思いを強く持っています。
というのも、子供は小さい時ほど体調を崩したり、怪我したりしがちだから。
実際、厚生労働省HPに掲載されている資料でも0~4歳児の一人当たり医療費年額は、5~9歳児の倍近くになっています。
この年齢区分は就学前後とは合致しませんが、子供が小さい時ほど、より手厚い支援が必要なのは明らかだと思うんですよね…
 ↓


なお私の立ち位置をあえて分類すると、改革志向の強い保守系政治家ということになろうかと思います。
なので、様々な政策等について
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●コストを削減して効率を上げていく
●負担能力があるところには、一定の負担を求める!
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というのが私の基本的な姿勢であり、そうした視点から様々な問題提議等、行う場面が多くなっています。
が、こと子育て支援についてだけは、むしろ徹底して支援するべきだと思うんですよね。
それこそが少子化・高齢化が進み、閉塞感漂う現下の状況で、地方議員として取るべき姿勢だと信じています。
様々な面での世代間格差がある中で、そこに目を向けるのではなく、同じ子育て世帯の中で財源を取り合う!みたいな話には、ものすごく違和感があるんですよね…
 ↓
【ご参照】
高所得世帯の児童手当廃止に反発。何でも「待機児童解消のため」でいいの? 

引き続き、様々な観点から「子育てするなら西宮」の看板を掲げるにふさわしいまちを実現するべく、力を尽くしてまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


本日の議会運営委員会で、来年度予算のポイントが示されました。というわけで、その中から気になる内容をピックアップします!

2021-02-12 15:55:31 | 市政全般に関連すること

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市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年2月の記者発表@西宮市HP
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本日午前中に開催された議会運営委員会で、来年度予算についての説明がありました。
また、その中で、新規事業や重点事業についての説明もありました。
というわけで、その中から、私が過去に訴えてきた内容とかかわりの深いものについてピックアップしてご報告します!

まずは森林調査保全事業。
この問題を以前、取り上げた際のブログはこちらです。
 ↓
【ご参照】
「環境学習都市」を宣言している西宮市。だからこそ、宣言に相応しい取組を進めるべきです!@2019年7月のブログ

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「森林環境譲与税を活用して、まずは現状を把握。そのうえで、今後の施策展開に向けた方向性を検討する!」とのこと。
良い方向だと思います。
せっかくの財源ですもの。
もともとの税創設の趣旨にあう形で有効活用することが大切ですよね。
「学校建て替えの際、国産木材を利用する!」という現在の方向性は、あまりにも寂しいものですし、一歩前進だと思います。
今後の展開も、しっかり見守っていかねば!ですね。

次に「公立小学校・義務教育学校における欠席連絡アプリの導入」。
この問題については継続して取り上げてきました。
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【ご参照】
欠席連絡が目的ならノートでなくてもいいですよね???ここらへんも共働き家庭の負担軽減のため、色々と考えるべきだと思うのです。@2019年6月のブログ

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こちら、保護者のスマホやパソコンから欠席連絡が出来るようにします!という話。
学校によって出来たり出来なかったり、出来る学校でもアプリがバラバラだったり...という現状は是正する考えとのこと。
こちらも今後の展開を見守っていかねば!ですね。

最後に「乳幼児等医療費助成制度の拡充」。
こちらは比較的最近、ホットな話題として取り上げていたものですね。
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【ご参照】
「所得にかかわらず、無料!」が子供×医療費助成制度の最大勢力。当然、目指すべきはそこだと思うわけで。@2020年11月のブログ


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こちら「小学校以上は医療費助成なし!」としていたのを小3までは助成対象とするよう改めるというもの。
一歩前進と言えると思います。
とは言うものの所得制限があり、制限以上の収入がある世帯では通院1回800円、入院3200円(月負担の上限)の自己負担が発生する(0歳児は除く)というのは、「子育てするなら西宮」をうたっている自治体として、まだまだ改善余地があると感じています。
ここは、より力強く推進していくべき施策だと考えています。
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他にも気になる内容はありますが、まずは…のご紹介でした。
というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


ガイドラインを作っただけでは、なんにも変わらない。大切なのは、目標実現のための具体策だと思うのですが...

2021-02-10 18:31:44 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

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市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年2月の記者発表@西宮市HP
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市政ニュース最新号表紙の「笑顔で子育てしよう」に、やや違和感。
勿論それが理想なのでしょうが、子育てには大変なことも多いし「子育てを応援します!」みたいな表現の方が、よいような...
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今話題の森元首相の発言でも感じることですが、つくづく様々な場で、社会全体の多様性を増進させることが重要なんだろうな…と。
そうなれば、自然と様々な価値観が反映されるようになるのだろうと思いますし。

という話の流れから、本題へ。
先日、「新たに『西宮市広報広聴ガイドライン』を作成しましたので...」ということで説明を受けました。
このガイドライン、「市の広報及び広聴に関する心構え、今後のあり方などを記載した」ものだそうです。
 ↓


で、その内容を要約した資料が以下とのこと。
しかし、
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●「課題」と「目指すべき姿」はある
→けど、そこにたどり着くための具体策がなにも記されていない...
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ってのはすごいな。。。

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教育大綱の話をはじめ、いろんなところで思うところですが、ほんま、こういうホワ~ンとした話が好きやなあ…と。
今、力を入れるべきは、そんなところではないと思うのですが...
なんぼ心構えを説いたところで、それを実現するための具体策がなければ、なんにも変わりはしませんよ!
 ↓
【ご参照】
そりゃ大切なんでしょうよ、教育大綱も。でも、この状況で手間暇かけて見直す必要がありますか?@2020年12月のブログ

ちなみに、このガイドラインは市職員用のものなので、通常なら正副議長に説明に来ることはないはず。
にも関わらず、わざわざ説明に来てくれたのは、年始に『「氏名・住所・メールアドレスのすべてが正確に入力されていなければ、回答しない運用に改める」ってのはおかしいでしょ!?』という話をツッコんだ結果なんですかね???
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【ご参照】
市は『「市民の声」なんか迷惑。少ないほど良い!』と考えているのか?市民のニーズを知ることは、行政サービス向上のために、とても重要だと思うのですが…@2021年1月のブログ
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なお、この運用はやめて「相手が返信を求めている場合には返信する!」ことにしたようで、ツッコんでよかったです。
巻頭の市長メッセージで、「市民の声も広く受け止める」「このことこそが『OPEN』に込められた本質的な思いです」とか書いてある以上、当たり前のことだと思うんですけどね。
とはいうものの細かい部分で、まだ納得していない部分もあり、も少し攻めていかなければなりません!

というわけで、今日のブログはこのへんで。
それでは失礼いたします。


大切なのは「場合によっては西宮市も脱退しますよ!」という意思をはっきり示したこと。 丹波少年自然の家の定例会に出席してきました!

2021-02-09 16:00:35 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

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2021年2月の記者発表@西宮市HP
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本日、えべっさんの敷地内にある西宮神社会館で丹波少年自然の家事務組合議会の定例会があり、議長公務として出席してきました。
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この件、ものすごくザックリ言いますと
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●昭和53年に阪神6市1町と丹波10町(現在は阪神7市1町+丹波市+丹波篠山市)で建設費や土地を負担し、事務組合を設立して設立された「丹波少年自然の家」という施設がある
→尼崎市が、関連する自治体で構成される「一部事務組合」から脱退する意向を示した
→混乱した状況の中、敢えて、西宮市が調整役を買って出た
→西宮市が調整役となり、各市の副市長級で複数回協議したものの、事態に進展はなかった
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という話ですね。
 ↓
【ご参照】
調整役になったら「まとまらないなら、うちもやめます!」とか言いにくくなるでしょ?その感覚がどうにも分からん...@丹波少年自然の家@2020年9月のブログ

ここまでの経緯を他自治体から見れば「西宮市は自ら調整役を買って出たくらいだから、存続に強い意欲を持っているはず。多少、不利な条件でも呑んでくれるのでは???」と思われていても仕方ありません。
でも、それは明らかに、私とも、議会の大勢とも異なる考えです。
なので事前に文案を作成し、議会運営委員会の了解を得たうえで、本日の定例会で西宮市議会の代表として読み上げてきました。
以下、その内容です。
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西宮市議会として最も重視しているのは、西宮市の子供たちの自然教育のための場を確保することです。
西宮市は山東少年自然の家を保有しており、仮に丹波少年自然の家がなくなっても、子供たちの自然学習のための場を一定確保することは可能です。
また丹波少年自然の家の現状を見たとき、尼崎市同様、本市も利用者数に比べて費用負担が重いという問題があります。

こうした状況を踏まえ、本市は尼崎市と共に近年、この問題の是正を訴えてきましたが、実務者の協議段階で留まり、一部事務組合議会で議論されることがないまま尼崎市が脱退を決定するに至ったことを、たいへん残念に思っています。
また西宮市議会としては尼崎市同様、西宮市が一部事務組合から脱退することも、きわめて有力な選択肢の一つと考えています。

よって、広域連携の観点から協議を尽くすことには賛成しますが、一定の協議を経て、議会の大半の賛同を得られる条件が整わない場合、早期脱退という選択肢が俎上に上る可能性が高いことは、重々ご認識頂きたいと思います。
なお、ただ今、私が申しあげた内容は、事前に議会運営委員会で全会派の承諾を得たうえでの発言であることを付言しておきます。
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重要なのは、議事録に残る場で、きちんと西宮市議会としての意見を明らかにしてきたことですね(^^)v

なお進展がないまま副市長級の協議が終了したことを受けて、今後は別の形で協議を続けることになる模様。
が、正直、前途多難だと思うんですよね。
今日も感じたことですが、自治体によって意見が、大きく大きく異なりますし。

引き続き、この問題の行方を見守るとともに、状況に変化があれば、ご報告いたします。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


振りかかる火の粉は払わねばならぬ。私は「はね橋の開閉中止を求める会」の請願には反対していませんが...

2021-02-08 12:09:34 | 主張・広報と活動のお知らせ

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市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年2月の記者発表@西宮市HP
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土曜日は自治会の役員会議で、日曜日は消防団の定例訓練。
消防団では、15年の勤続表彰をして頂きました。
引き続き、励んでまいります!
 ↓


さて、本題。
今日の話は一時期テレビでも取り上げられるなど、話題になっていた御前浜橋(=通称・跳ね橋(はねばし)。以下、はね橋)の話ですよ。
西宮市・南西部の浜脇地区と、埋立地である西宮浜地区を行き来するためには、
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●西宮大橋を経由するルート
●はね橋を経由するルート
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の2つがあります。
そのうち、はね橋は名前の通り、跳ねて開く可動式の橋で土日祝日には一日4回開閉することになっています。
 ↓


この橋の開閉についての請願が2つ、昨年12月議会に上がってきました。
そして議会審議の結果、
-----
①「現在行われているはね橋(御前浜橋)の定期的な開閉を、住民の利便性向上に向けて見直しがされるよう、市に対して働きかけてください。 」という請願
 ↓
賛成少数で否決

②『1 西宮市として「海域の自由航行が原則である」ことを市民に対して正確に説明し、今後、西宮浜の住民の皆様の一層の利便性向上に向けて、市が主体的に関係機関及び港湾利用者と橋の開閉方法等の見直しに関する協議調整を進めるよう働きかけてください
2 橋の開閉方法等の見直しについては、私どもは陸の通行の利便性がさらに向上するよう十分に検討致しますので、市におかれましても、船舶の航行が一定確保される方法について検討してください』という請願
 ↓
全会一致(5名退場)で可決
-----
という一幕がありました。
この結果を受けて、①の請願を提出した「はね橋の開閉中止を求める会」は号外ニュースを発行し、関連地域でのポスティング等、広報活動を実施。
その中で、私の名前も「①の請願に反対した議員」として出されています。
いやいや、私、請願に反対していませんが…
 ↓


というのも私は現在、議長なので、議決には参加できません。
この点、ニュースの表記に問題があると考えており、幹事長を通じて日本共産党西宮市議会議員団さんに指摘してもらっています。(←ニュース発行元の代表が、元・同党所属の市会議員、上田幸子氏なので。)
その後、一週間たちますが、特に回答はなさそうですね…

一方で、仮に、私が議決に参加していても、①の請願には反対していたと思います。
というのも「はね橋の開閉中止を求める会」が提出した請願は、会の名前からも、従来の主張からも、はね橋の開閉中止を求めていることが明らかだったから。
素朴な住民感情として、
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●橋は開閉するけど、船が通っていない…
→不便やし、開閉するの自体やめて!
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という話がでてくるのは、よくよく分かります。
私も、何の事情も知らなければ、そう思うかもしれません。

しかしながら、船舶には、法令などで航行が禁止された一部の海域を除き、安全な航路をどこでも自由に通行できる自由航行の原則があり
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法律上、行政には、自由航行の原則を確保する義務がある
●一方で、西宮浜埋立地が整備される際に、住民の交通利便性を確保する必要があった
●これを踏まえて、はね橋設置の際に、県・市・港湾事業者が協議の上で、現在の運用を決めた経緯がある
-----
という話が、現状の背景にはあるんですよね。
なので現状において、はね橋の開閉を中止することには法律上、問題がある可能性がきわめて高いのですよ。
である以上、同請願に反対した立場はよくよく理解できると思っています。
そのうえで「西宮浜の住民の皆様の一層の利便性向上に向けて、市が主体的に関係機関及び港湾利用者と橋の開閉方法等の見直しに関する協議調整を進めるよう」求める、②の請願が、全会一致で可決されたことは重要です。
これがあったからこそ、市は現状の見直しに取り組む姿勢を示したのですから。
(一方で、同会の活動があったからこそ、こうした展開があったことは事実だと思います。
 事実に反する内容をニュースに掲載されたことは、たいへん迷惑ですが。)

というわけで今後、状況に変化があれば、またお知らせします。
複数、ご意見・お問い合わせ等いただいたこともあり、ブログ記事としました。
それでは、今日のブログは、このへんで失礼します。


課長級以上の全職員さんへ。3月議会以降、答弁調整のルールが徹底されなかった場合は議会事務局にご一報ください!

2021-02-04 08:54:02 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

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市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年2月の記者発表@西宮市HP
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牛丼の松屋が「世界一おいしい料理 マッサマンカレー!」を推しているので、食べてみようと昨日、JR西宮駅南の松屋さんに行ってみたら、閉店していて衝撃…
あの一等地で、補償金が出て、しかも大手牛丼チェーンのお店でさえ、このタイミングで閉店するんですね…
極力、外食は控えたほうが良い状況なのでしょうし、せめてテイクアウトとかだけでも、いろんなところに協力していかねば…と、改めて。
 ↓


さて本題。
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●議員が、本会議場で行う質問の事前調整が、当局にとって負担となっている面がある
→議会運営委員会での議題とし、是正に向けた取組を始めた
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ことは以前、ブログで報告した通り。
 ↓
【ご参照】
悲しいことに「議会対応が嫌だから、課長にはなりたくない…」という声、耳にするんですよね。ならば、正せるところは正したいと思うわけで。@2020年12月のブログ

この件、リンク先に記載の通り、問題となっているのは
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①「発言通告書」の要旨について、当局の所管担当部署が分からず、質問の趣旨や意図も把握できない場合がある
②少なくとも質問日の前日までに、質問の趣旨等の確認や意見交換等のための機会・時間を十分に確保させてほしい
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の大きく二点です。

まず①についてですが、例えば、
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●発言通告書に「市政について」としか書いていない
→質問予定者が議会棟に出てこず、連絡も取れない…
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という場合、「ひょっとすると、うちに関係あるかも???」な課長級が、当該議員が所属する会派等の部屋の前で、いつ出てくるかもわからない議員を列をなして待っている…てなことが起こります。
そら、当局側にとっては、たいへんな負担ですよね…
というわけで、これについては
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●代表質問及び一般質問の発言通告書には、当局が質問の趣旨や意図が概ね把握できる程度まで、要旨を大項目、小項目に分けて記載する
●小項目ごとに所管の担当部を記載する
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ことを骨子とする、以下のルールを試行運用することに決まりました。
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そして、これを徹底するため、発言通告書の様式を従来から大幅に改めることになりました。
(以前は「担当部」の記入欄はありませんでしたし、質問事項も<大項目><小項目>に分かれてはいませんでした。)
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次に、②について。
これにまつわる現状について、当局から1/27の議会運営委員会で発言がありましたので以下、抜粋・引用。
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発言通告書が出されてから、議員の方と連絡がつきにくい、といった事例はときどき聞くことがございます。
それはどの方が、ということではなく、時々の事情により物理的になかなか会えないケースがあったり、また、ご連絡がなかなかとれないケースがある、ということでございます。
当局としてはまずは趣旨確認等のため所管課長等がお会いすることが基本であるという認識であり、これができないと答弁作成作業が最初から停滞してしまいます。
また、最初にお会いしてもその後の確認や意見交換ができない場合も同様に停滞し、質問日直前になって非常にタイトな時間で作業をせざるを得なくなり、通常業務と併せ、非常に負担がかかってしまいます。
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柔らかく言っていますが、役所側から議事録が残る場で、こういう発言が出てくるということ自体、よほどの状況があるということかと…
というわけで、この件については
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●質問内容等の確認については、当局の要望に応じて面談等の機会を十分に確保すること
→発言通告締切後、速やかに質問内容等の確認を開始する
→当局に対して携帯電話番号を開示し、きちんと連絡が取れるようにする
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といった内容を骨子とする、以下の内容がルールとして定められました。
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なお、上の内容については質問順序抽選の先に周知徹底するとともに、申合せ事項が順守されていない場合、幹事長からの連絡や、議会運営委員会での報告が行われることも決まりました。
これによって一定程度、状況は改善するはず。
各所管の課長級以上には、この内容を知っていただき、取り決めに反している場合、議会事務局にご一報いただきたいと思っています。
それを踏まえて、勧告・指導等、行わなければ、状況が改善しない場合もあり得ると思いますし。

ある意味、なされて当たり前のことばかり。
でも、これが問題になること自体、当たり前のことができていない議員が存在するということだと思っています。
もちろん、ごくごく少数の話だと思いますが。

せっかくの取組が、良い方向で実を結ぶよう、議長という立場からも取り組んでまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。