西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

「副議長に就任したからこそできること」ってなんなのさ???←というわけで、私なりに進めることができたことのご紹介をば。

2017-11-30 08:41:21 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

これで噂に出ていた新顔候補は、ほぼ出そろった感じですかね。
もちろん、まだ分かりませんが。
  ↓

【記事はこちらでご覧いただけます】
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201711/0010775678.shtml

さて本題。
今年6月の議会にて、副議長に就任したことは既報の通り。
  ↓
【ご参考】
お陰様で、この度、西宮市議会×副議長に就任しました。というわけで、そこで頂いた今村市長からの祝辞を、ちょいとご紹介。@2017年6月のブログ

こういった役職は、
-----------
●議員としての一定の経験がなければなることは出来ない(西宮の場合、副議長だと概ね3期以上の経験が必要)
●選出の際には、議員の投票により多数決で決定される
-----------
ということから、相応の重みを持った役職であることはもちろんのこと、多くの方から様々な形で、継続的にご信頼・ご信任を頂かなければなることは出来ない立場だと受け止めています。
つくづくと、ありがたいことですね。

とはいえ、役職に就くことで満足していたら、もったいないですよね。
そんな思いから6月の副議長就任後、市政報告50号に「副議長という役職に就任したからこそ改善できる課題も数多くあることを実感しています」、
51号には「議会事務局の業務の見直しは、副議長に就任したからこそ取り組むことが出来る課題であり改善可能な点が多くあることを実感しています」と書きました。
  ↓
【ご参考①×市政報告50号】


【ご参考②×市政報告51号】

  ↑
で、ここらへんについて、ささやかながら前進したことがあったので、そのご報告など。

副議長就任後、議長と相談のうえで、議会事務局に対して
------------------
●議会事務局が行っている業務の中で改善の余地があると考えられるもの
 ⇒とは言うものの議会が関係するため、議会事務局の一存では業務の見直しを進められないもの
------------------
洗い出してほしい&議会事務局が考える負担軽減策を示してほしいと依頼していました。
で、その依頼に対して、議会事務局から複数の内容が提示されたのですよ。

その内容について、例えばでいうと
------------------

市外への視察に関して、日程・相手先との調整等が直前になると、当該業務と他の業務とが重なり、事務が過重になるケースがある。
また運用面でも課題がある。
 ⇒一か月以上前にフォーマットに則って依頼することをルール化するとともに、細かい運用についても運用を見直せると、とても助かるのですが...


市・議会関係者に不幸が発生した場合など、弔電を発信する必要がある場合、各会派に弔電の要否を確認する必要がある。
現在は会派幹事長に連絡しているが、幹事長と連絡が取れない場合なども多く、対応に苦慮している。
 ⇒弔電が必要な場合、携帯メールで知らせ、不要な場合のみ、その旨を締切までに連絡をもらうように出来れば助かるのですが...


市の幹部職員の個人連絡先まで網羅された議会関係名簿や、ホームページで内容確認可能な「代表・一般質問通告集」の作成に、非常に手間がかかっている。
 ⇒作成自体をやめることが出来れば、とても助かるのですが...


議員報酬の明細書は本人に手渡しする運用になっている。が、
●議員がなかなか来庁せず、手渡しする機会自体が少ない場合がある
●来庁していても、打ち合わせ・来客対応のため、なかなか手渡すことが出来ないという事例も多い
等の理由から困っている...
 ⇒机上配布でOKとか、負荷を減らすことが出来る運用に出来れば助かるのですが...
------------------
という感じ。
上にあげた内容も含めて、正副議長として「これは検討する価値あり」と考えた項目は全部で10ありました。


というわけで、これらの課題について、
------------------
●議事運営や、議会に関する重要事項についての意思決定機関である議会運営委員会の正副委員長と相談・調整
  ↓
●議会運営委員会で審議
------------------
という過程を経た結果、先日の議会運営委員会にて、提示した内容はすべて「議会事務局の負担が減る方向で見直すことを了解する!」という話でまとまりました。
や、これ、なかなか画期的ですわ。
もちろん、ここから視察についてなど、詳しい内容を詰めていかなければならない項目も多いわけですが。


議会事務局の業務見直しについては、もちろん、これだけで十分だと思ってはいません。
なので、秘かに、更に進めている話もあるのですが、そこについては、また別途、進捗が出てきた段階でご紹介します。

今後に、乞う・ご期待。

今日から12月議会も始まりますし、スケジュールもてんこ盛り。
しっかり頑張ってまいります。
というわけで、今日のブログは、このへんで失礼いたします。


「滞納額が少ないと、訴訟費用の方が高くつく。だから訴えません!」→だったら訴訟費用って下げられないの???

2017-11-28 10:37:54 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

目を離したすきに三男@二歳児がありったけの餌&カルキ抜きをぶちまけた結果、謎の悪臭まで発するようになり、一時は手塩にかけて育ててきたメダカたち(&エビ&ドジョウ)の全滅さえ危ぶまれていたビオトープが見事、復活!!!
  ↓


色々あって水槽からビオトープに切り替えたのですが、こちらもこちらで、また違う良さがありますね。
ただ水槽時代と違い、エビやらドジョウやらの姿が、あまり見えなくなってしまったのが、やや残念。
また、そのうち手を加えたくなるんやろうなあ、きっと...

てな話はさておき、本題へ。
今日のブログは「本来、払うべきお金を払ってもらうことが出来ていない、いわゆる滞納金」についてのお話です。
この話、市財政に与える影響が極めて大きいんですよね。
なので私、ずいぶん長いこと継続して取り組んでいます。
  ↓
【ご参考】
しぶやの市政報告14号×裏面@2008年8月発行

で、その中の一環として一昨年の12月議会で、
----------------
●各部署がバラバラな手法で行っている対策を、できるだけ効率的・効果的な手法で一元化するべき
●全部署が、差押え・訴訟などの強制力を伴う手法を滞納者全員に対して行うべき
----------------
等の趣旨から、質疑を行ったのですよ。
当時この内容に対して、基本的には前向きな回答を得ることができました。
  ↓
【ご参考】
しぶやの市政報告44号@2016年2月発行

とは言うものの、折に触れ確認してみると、
----------------
●実際にはぜんぜん進んでいなかったり、
●そこをつっこんだら、またちょっとずつは進み始めたり
----------------
といった感じで、進んでいるような・いないような甚だビミョーな感じなんですよね。
きちんと取り組んでいるところは、きちんと進めてくれているなあという感想ではあるのですが。

で、この度、ちょくちょく行っている進捗確認をする中で、気になる話があったんですよね。
なにかというと、先方曰く
----------------
●給食費・留守家庭児童育成センターについては、今でも訴訟は行っていない
●そもそも、この両分野の滞納額は高くて10~20万程度。
 訴訟費用が30~40万円くらいかかるんので、割に合わない...
----------------
という話なのですよ。
でも、それって、料金を支払わない人が何のとがめを受けることもなく得をする仕組みになっているということですよね。。。

残念ながら、私には訴訟の相場は分かりません。
けれども、「きちんと踏むべき手順を踏んで、支払うべき金額を支払わない人に対する訴訟を行う!」という流れを作った場合、この手の訴訟の難度は決して高くないはず。
また、いわゆる「過払い金の返還」に法律事務所がどんどん進出してきていることから、弁護士費用の相場が下がってきているのではなかろうか???と思ってもいます。
  ↓
【ご参考】
これが可能なら、まさに「WIN-WIN」!! というわけで、双方が嬉しい滞納対策について提案しています(^O^)v@2017年6月のブログ

だったら
----------------
●現在、これら訴訟を一手に受けていただいている顧問法律事務所と料金交渉する
●これらの業務については、より安価な価格を提示する別の法律事務所等と契約する
●業務の定型化を徹底的に進めたうえで、市職員が訴訟手続きを行う
----------------
といった手段もあるんではないかいな、と。

「正直者が馬鹿を見、悪知恵を働かせる人間が得をする!」みたいな話は、なんとしてでも是正するべきだと思うんですよね。
もちろん滞納金額を減らすためにも。
というわけで、この話、引き続き、取り組んでまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


A課)金庫から金を盗まれた。今後、金庫で長期間、現金は保管しないようにする!→3年後:B課)同じ金庫から、今度はうちの部署の金を盗まれた...→ってなんで???

2017-11-22 16:55:03 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

この仕事をやっていると、色々とトホホな話は多いわけですが、今回の話はある意味、最強級。
ちょっと聞いてやって下さいな。

こちら本日、市から公表された内容。
  ↓

  ↑
意訳すると、
-------------
●若竹公民館の金庫から、お金と個人情報がなくなった
●原因はおそらく、内部の人間による盗難
●今後、同様のことが起きないよう現金は極力、金庫で保管しないようにすると共に、金庫内に触ることができる職員の数を減らす
-------------
という内容ですね。

で、この内容が、なぜ、そこまでトホホかといいますと。
この若竹公民館と同じ建物に若竹生活文化会館が入っているのですが、この若竹生活文化会館で、約三年前にほぼ同じ事件が起きているんですよね。
その当時の報告がこちら。
  ↓

  ↑
上に書いてある通り、若竹生活文化会館では3年前の事件後、「多額の現金を一定期間保管する場合、、金融機関に預金するなど、再発防止に向け」た対応を進めたとのこと。
ところが同じ建物内にあり、金庫も共用している若竹公民館では以前と同様、金庫に現金を入れっぱなしという運用を取っていたそうな。
いやいや、それ、なんで、若竹公民館も3年前に運用を正さんかったんですか???
しかし、想像を絶する縦割りやな。。。

という報告を一昨日の議長&副議長レクで受けたのですが、その時点では、どうも、担当は若竹公民館の運用さえ変えればOK!的な解釈でいるような感じだったんですよね。
でも、それやと他の公民館でも同じことが起こりうるんちゃうの???と。
で、そこを指摘した結果、本日、公式に公表された内容では「他の公民館についても同様に検討していきます」に改められていました。
今後、ここについては、きちんと対策が講じられるかを見ていかなければなりませんね。

ちなみに、この話、当然、公民館だけの話ではないはず。
市全体の現金の扱いについても見直しを進めにゃなりませんよね。
ここらへん、ちょっと調べてみたいと思います。
しかし、ほんま、なんちゅう。。。


というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


水道メーターの確認ぐらい、用務員か学校教育事務員がやったらええんちゃいますの?そんなこともできないなら(以下略)

2017-11-20 09:27:48 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

毎月・第3日曜日は恒例の高木公園清掃DAY。
というわけで昨日も午前8時に、いざ公園へ。
毎年のことですが、この時期は落葉がすごいんですよね。
なにせ清掃開始前は、こんな感じですもの。
  ↓


これが1時間後にはこんな感じですから、やりがいあるわ~。
  ↓

  ↑
ちなみに毎回、絶賛・人手募集中です。
毎月、第3日曜日の午前8時からですので、
気が進む方いらっしゃれば是非是非お越しくださいませ。

てな話はさておき、本題へ。
もう、ずいぶん昔の話ですが、私、
---------------
●水道メーターの確認/過去の実績との突合せ等が行われていないため、漏水が発生しても誰も気づかない...
  →その結果、漏水のために毎年・数千万円の水道代が小中学校で無駄遣いされている
---------------

という状況があることを、議会で指摘しました。
  ↓
【ご参考】
しぶやの市政報告13号@2008年1月発行×裏面・左側

実績に基づいて指摘したものの、正直、半信半疑な部分もあったんですよね。
そこまでひどい状況って、ホンマにあり得るんかいな...と。
ところが、その後の検証の結果、やはり毎年、数千万円の漏水が発生していたことが確認できました。
しかし、なんちゅうザルな運用や。。。
  ↓
【ご参考】
しぶやの市政報告20号@2010年2月発行×表面・左上

で、こうした経過を踏まえて、週に一度、委託事業者が水道メーターを確認する流れが出来たのですよ。
そもそも、こんな業務は委託する必要なんかなくて、用務員or学校教育事務員がすればええんちゃうの???と思っており、指摘もしてはいたんですけど、そこは一旦は別の話。
  ↓
【ご参考】
一般質問のご報告@幼稚園・学校の施設管理業務について ④@2011年1月のブログ

で当然、その後も、きちんと定期的に水道メーターの確認はしているものと思い込んでいたのですよ、私。
ところが今回、確認してみたところ
---------------
●水道メーター確認業務の業者委託はやめた
 →これに伴い、学校の水道メーター×定期確認自体を辞めた
●今は二か月に一度、水道代の請求が来るたびに前年実績と比較して漏水をチェックしている
---------------
のだそうな。
いや、その運用やと最長二か月以上、漏水しててもほったらかしということになるでしょうよ。。。
ほんの数年前まで、毎年数千万円もの水道代を無駄に払い続けてきたこと、お分かりですか???

教育委員会の言うところによると
---------------
●水道メーターはややこしい場所にあることも多く、確認するとなると学校にとって手間
この業務を学校に依頼するとなると、現実的には校長・教頭等が対応せざるを得ない可能性が高い
●学校に手間をかけさせることはしたくないので...
---------------
という返事が返ってきまして。
いやいや、こんな仕事こそ、用務員とか学校教育事務員にやってもらうべき仕事なんちゃいますの???

で、その後のやり取りの結果、
---------------
【現在】2ヶ月に一度、チェック
    ↓
【今後】毎月チェック
---------------
へと運用が改められることにはなりました。
いや、それやと全然足りんと思うんですけどね。
しかも、その前提は「学校に委ねるので、誰が、この業務をやることになるかは分からない。ただし、特定の個人に集中することがないようにお願いする」というものだそうな。
なんか意味分からん。。。
こんな現状で、それでも学校用務員て、直営で雇い続けにゃならんもんなんですかね。。。
  ↓
【ご参考】
「これらの業務の従事者を役所が直接雇用する必要はない!」という主張は一体どこへ!?技能労務職についての今後の方針が示されましたが。。。@2017年11月のブログ

なんか、ほんま色々と考えさせられますね、こういう話。
つくづくアカンと思うのですよ、こういう現状は。

というわけで引き続き、この話追いかけていきます。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


そら、なんの無理もなくできるならステキな話だと思うんですよ、幼児教育無償化。でも考えるべきことが色々あるんちゃうの??と思わずにはいられないわけで。

2017-11-15 12:28:41 | すべての人にやさしいまちを実現するために

今日のブログは私にしては珍しく(?)、西宮市だけではどうにもならない話についてですよ。
ちょっとばかり、お付き合いくださいな。

先の衆議院議員選挙において、自民党が公約として掲げた「幼児教育・保育無償化」。
最近は「認可外保育所を無償化の対象とするかどうか検討中」といった報道も多く流れるようになってきていますね。
  ↓
【ご参考】
認可外保育園も一部対象 幼児教育無償化で政府方針転換@11月10日付・朝日新聞デジタル

もちろん「無料になったら嬉しいな~」というご意見は多くあることと思います。
我が家にも対象年齢になる子供がいますし、そうなったらありがたいわなあとも思うのですよ、ごく個人的には。
でも一方で、この話いまいち乗りにくいなあ...と思っておりまして。

まず一点目は、謎の格差があるという点。
上の記事にも書いてありますが、元々の公約は「0~2歳児は低所得世帯のみ、3~5歳児は保育園や幼稚園の利用料を全員無料」という内容なんですよね。
でも、なんで、3~5歳児は全員無料やのに0~2歳児は低所得世帯限定なんやろ???
個人的には、やるなら
-----------------
●0~5歳児は全員無料
●0~2歳児は全員無料、3~5歳児は低所得世帯のみ無料
-----------------
のどっちかの方が、よっぽど乗りやすいと思うのですが。。。

で、もひとつ気になるのが、これをやるくらいなら、むしろ喫緊の課題である待機児童対策を進めるべきでは???というお話なんですよね。
「幼児教育無償化を進めるために財源が必要!
 だったら従来、待機児童対策に向けてきた費用を、そちらに向けるしかない!!」
みたいな話が出てきはせんかいな...と。

現状の待機児童対策の深刻さを考えるなら。
無償化に投下する資金があるなら、むしろ

-----------------
●保育所待機児童対策に、資金を投下!
●(保育士不測の要因である)保育士の処遇改善にも、資金を投下!
-----------------
という方向を取った方が良いのでは???と思うんですよね、私。
そもそも幼児教育無償化を進めた場合、保育所に対する需要は今以上に伸びるはず。
そうなれば待機児童問題は、ますます深刻化するはずなわけで。

てなことをつらつら考えていたら、こんなページを見つけました。
よろしければ、是非ご覧くださいませ。
  ↓
幼児教育・保育無償化は本当に必要な人から。圧倒的に足りていない保育の量と質の拡充を同時に!


  ↑
「待機児童がまだまだ多くいる中で、そもそも保育所に預けられている人とそうでない人の格差をさらに激しくする可能性があります。
誰もが子育てしやすい社会になるよう、無償化は本当に必要な人たちから行い、保育士の処遇改善や保育施設を増やすといった待機児童対策に財源を充てるよう方針転換をお願いします!」
という主張に、強く賛同します。
にしても、個人が、こうした取組みを推進することが出来るようになっているあたり、ほんと、すごい時代やなあ。。。


というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


「ひとり親家庭のしおり」の内容が、見やすく・分かりやすくなりました!

2017-11-13 18:34:20 | すべての人にやさしいまちを実現するために

機嫌の良い時はつきまとってくるものの、機嫌が麗しくないときには「パパこわ!パパあっち!!パパおおこわ!!!」を連発する我が家の三男@2歳児。
と思っていたら最近、成長と共に滑舌が良くなってきた結果、最後の「パパおおこわ!」は「パパうんこ!」だったと言うことが分かりまして。
さすがに、うんこ呼ばわりされたんは初めて...
  ↓


さて本題。
私、昨年12月の一般質問で、「ひとり親家庭に対する支援策の強化」について取り上げました。
で、その際、市から「現在、作成・配布している『ひとり親家庭福祉のしおり』を、より分かりやすい内容に見直します!」という答弁を受け取ったのですよ。
  ↓
【ご参考】
養育費を確保しやすくするのは初めの一歩。貧困の連鎖を防ぐためにも更なる取組が必要です!@2017年1月のブログ

こちら、元々の「ひとり親家庭福祉のしおり」の目次。
  ↓

  ↑
あくまで個人的感想なのですが、この目次って
---------------------
●自分が何に困っているかが分かっている人・市の支援メニューにどんなものがあるかもわかっている人が
●困っていることに対する解決法を探しやすいように
---------------------
という視点から作られている印象を受けるんですよね。
でも本当に困っている方って、自分が何に困っているのかさえ分からない...という感じな場合も多いのでは???と思ったりもするわけで。

で、その後、市側も他市の事例についても調べたうえで、改訂版を作成してくれました。
その新しい冊子「ひとり親家庭の方へ ~新生活を始めるためのサポートブック」の目次が、こちら。
  ↓

  ↑
「Ⅱ 自立に向けて情報を集めよう」とかが分かりやすいのですが、
----------------------
●従来の「公営施設」「母子生活支援施設」といった個別の行政支援での区切りではなく
●「住まいに関する支援」「仕事に関する支援」といった形でゆるく、くくり直した
----------------------
といったあたり、とてもよくなったと思っています。
全般に内容も、ソフトに&分かりやすく!といった観点から作られており、他市で評価が高いものと比べてもそん色ない感じになったんではないかいな、と。

もちろん、この重く厳しい課題にとって、今回の見直しなど微々たる内容にも程があるものなことは重々理解しています。
とはいえ、例えささやかな話であっても、少しは現状の改善に役立つ部分はあるはず。
そして自分が指摘・提案した話が実際に改善されていくというのは、やっぱりうれしいものですね。
これからも、そんな話を増やすことが出来るよう頑張ります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


重要なことは、何度でも相手に伝えるべきでしょ?だから機会があるなら、ちゃんと載せないと!

2017-11-09 15:34:53 | 市政全般に関連すること

一昨日の小連体に続き、本日も公務として中連体に出席。
予定的にもOKな感じだったので、午前中いっぱい見学してきました。
体操もええ感じやし、200mリレーとか1500m走とかは、やたらと燃えますね(^^)v
  ↓





  ↑
しかし、ほんま小連体とか中連体というのは、西宮市の誇るべき行事やなあ、と。
しっかり続けていくことが出来るようにせねば、と改めて。
  ↓
【ご参考】
小連体・中連体の再開が決定しました@2010年2月のブログ

さて本題、毎年恒例の行事である「西宮市から兵庫県に対する『兵庫県政に対する要望書』の提出」が行われました。
  ↓

  ↑
ちなみに、この要望書であげられた内容は以下の通り。
  ↓

  ↑
ここに取り上げられた個別の内容については措いておきまして。
----------------
●県市統合病院のことが取り上げられていない
●阪急・武庫川新駅のことが取り上げられていない
----------------
といったあたりには、強い違和感を感じるんですよね。
西宮市が兵庫県に対して、公式に意見や要望を述べることができる機会は、そう多くありません。
そういう意味で、公式な意見を述べることができる機会に、本市にとっての重要課題を訴えることは、とても重要なことだと思うのですよ。
それを出さないと「表では色々言ってるけど、ほんまは、そこまで大事やと思ってへんのちゃうの???」的な、ミョーな勘繰りをされてしまう可能性さえあるわけで。
というわけで来年度以降は、そういう観点を持って、要望作成に取り組んで欲しい旨、担当部局には伝えておきました。
今年、間に合わなかったのは仕方ないとしても、来年度以降の要望には反映されることを願うばかりですね。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


あれほど声高に主張していた技能労務職の給与水準是正に一切、手を付けなかった今村市長。私にとっては、こここそが一丁目一番地だったんですけどね。。。

2017-11-06 17:05:47 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

本日で、2017秋の部の駅立ち終了。
受け取って頂いた皆様、お声掛け頂いた皆様、気にかけていただいていた皆様、本当にありがとうございました!
  ↓

  ↑
ちなみに、こちらは夏の駅立ちの時、ばったり会った同級生に撮られた写真。
こん時は暑かったなあ...
んで、今タームの駅立ちは寒かった。。。
しかし、今年ももう11月かと思うと、ほんと時間がたつのは早いですね。

さて本題、今日は先日のブログの続き。
「技能労務職の採用を再開することは分かりました。で同じく、むちゃくちゃ厳しく批判していた給与水準の話はどうなったの???」というお話です。

  ↓
【ご参考】
「これらの業務の従事者を役所が直接雇用する必要はない!」という主張は一体どこへ!?技能労務職についての今後の方針が示されましたが。。。@前回のブログ

前回ブログでも書きましたが。
私は、今村市長の最重要公約の骨子の一つが「西宮市の技能労務職の給与水準は高すぎる。これを是正しなければならない!」というところにあったと思っています。
  ↓

  ↑
で私、思うのですが。
仮に、技能労務職の採用再開がやむを得なかったと仮定して「そこは仕方なかったとして、技能労務職の給与水準是正は自分の公約。こここそは、しっかりやら遂げねばならない!」ぐらい、責任を感じるなら、
---------------------
●技能労務職の採用再開を条件に
●労働組合と、更なる給与水準の見直しについて交渉する
---------------------
ということをやるべきだったと思うんですよね。

ちなみに、本市の技能労務職の給料水準については
------------------------
●河野前市長時代の平成24年度に技能総務職の給料表を行政職給料表から分離
●平成30年度末に新給料表への移行を完了
------------------------
という経過をたどっています。
  ↓
【ご参考】
しぶやの市政報告33号@2013年4月発行

なので、このタイミングで上のような協議を行うことは、十分可能だったと思うのですよ。
もちろん、市長にやる気さえあればという話ですが。
でも結局、あれだけ主張していたにもかかわらず、給与水準の是正には、何一つ手を付けることがないまま四年間が過ぎようとしているんですよね。
この展開って一体。。。
  ↓
【ご参考】
いやいや、それって貴兄が市長に就任する前の話ですよね。で、貴兄は、これまで何をしてきて、これから何をするんですか???@2016年8月のブログ

私と同じく、ここに期待していた方、沢山いらっしゃったことと思うのですよ。
が結局、ここには全く手を付けられることがなかったということ、とても残念に思っています。
しかし、ほんま。。。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


「これらの業務の従事者を役所が直接雇用する必要はない!」という主張は一体どこへ!?技能労務職についての今後の方針が示されましたが。。。

2017-11-01 18:53:34 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

今日の日程は、
「阪神西宮駅での駅立ち→杉並区議会議員さんの視察受入→兵庫県南海トラフ地震津波一斉避難訓練に消防団員として参加→事務仕事しつつ今に至る」
という充実のラインナップ。
ちなみに今日、消防車から流れてくる「兵庫県南海トラフ地震津波一斉避難訓練の訓練放送を行っています」的な広報の声を浜脇・香櫨園・用海小学校区周辺で聞いた方がいらっしゃいましたら、それ結構な確率で私の声ですよ(^^)v
  ↓


てな話はさておき、本題へ。
今村市長の任期も実質、半年ほどを残すばかり。
そんな中、ついに
最近になって、今後の技能労務職の採用に関する方針が示されました。
が、この内容、私にとっては到底、納得しかねるものだったのですよ。
その理由を述べる前に、まずは今村市長が市長選挙時に示した「マニフェスト」をご覧下さい。
  ↓

  ↑

ご覧頂きたいのは赤線で囲んだ部分。
ここらへん、言わずと知れた市長の最重要公約の一つですよね。

で、私なりに、ざっくりと市長の主張を整理すると
----------
●本市の技能労務職の給与水準は民間同職種と比べて著しく高い水準にある。
●これらの業務は、民間が低コストで高品質なサービスを提供できるものであり、役所が直接雇用する必要はない!
●こうした観点を踏まえ、全国的に、こうした業務の民間委託が進められている。
 ところが西宮市では河野前市長が、長年凍結されていた技能労務職の採用を再開した。
 けしからん!

----------
という内容になろうかと。
まずは、この点について、よくよく頭に置いておいてくださいませ。

んで、ここから下が、今回示された、彼が「これらの業務の従事者を役所が直接雇用する必要はない!」と主張していた各業務の「今後の方針」です。
  ↓
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●公用車運転手
⇒現在の人員が退職する時期に合わせ、業務委託をさらに進める。ただし、災害時における緊急対応や感染症患者の搬送等の公用車運転業務については、一定規模を直営で実施する必要があると考える。(後略)
●清掃職員
⇒委託業務の適切な管理・監督や災害、受託業者の倒産など不測の事態における臨機な対応の必要性から、一定規模については直営で実施する必要がある。(後略)
●学校用務員
⇒(前略)建造物や備品の簡易な維持修繕や校内の除草・剪定など学校運営上必要な業務である。また、児童生徒の安全を確保するために緊急的に修繕を行う場合など、教員から直接指示が出されることも多く、偽装請負防止の観点からも直営が必要である。(後略)
●電話交換手
⇒視覚障碍者の雇用の場の確保という側面もあることから、当面直営で実施する(後略)
●給食調理員
⇒(前略)今後も、非正規職員の活用などにより、さらなる効率的な運営に努める(=つまり、直営は堅持する!ということです)(攻略)
----------
  ↑
で市としては、今回示した方針に則って、今後、直営で事業を継続していくために必要な技能労務職の採用も再開していくそうな。
・・・おいおい、「役所が直接雇用する必要は何もありません」は、どこへいった。。。

なお私は、上に示された方針の全てに反対しているわけではありません。
例えば、公用車運転手について示された方針などは妥当な内容だと思っています。
また、個別の内容についてもいろんな考え方や見方はあると思っています。
ここらへんについては、また日を改めてブログに掲載します。

ただね、それとは別に正直、唖然としていることがあります。
それは、市長がこれだけ当時の主張と異なる方向性を示したこと。
にもかかわらず、そのことについて市長自身からの説明が一切ないことです。

議会に出てきて説明することもなかったし、ブログでも一切取り上げていないようなのですが、一体どういう考えでいてはるんでしょうね。
私には、全く理解不能ですわ。

ところで私、今回、市が「直営で事業を継続していくために必要な技能労務職の採用を再開する!」という考えを示したことには、もう一つ、きわめて重大な問題点があると思っています。
が、そこらへんを書き始めると、長くなりすぎるので、今日のブログは、一旦このへんで終わりということで。
今日は19時を過ぎると、市役所が断水されるらしいですし、ぼちぼち帰らせていただきます。
それでは失礼いたします。