西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

【告知】「にしのみやこども食堂」のおためしランチ会(?)が開催されます+1

2016-03-29 09:03:13 | すべての人にやさしいまちを実現するために

本日のブログは「にしのみやこども食堂」に関連する、ご紹介二件です。
ちなみに「にしのみやこども食堂」については、以前のブログでも取り上げたことがあるので、ご存知でない方は以下のリンク先などご覧頂けるとありがたく。

  ↓
【ご参考】
官民が連携して家庭への支援を進めることができるなら、こんなに素敵な話はないわけで。@2016年2月のブログ


4/4(月)に初の「体験ランチ会」を実施するとのことです。
詳しくは↓こちら↓。
http://yoricafe.hatenablog.jp/entry/2016/03/24/022210

ちなみに、主な内容の抜粋は↓こちら↓。

★★★★★★★★★★★★

■date 4月4日(月)11-14時半
■reservation 4月2日(土)までにお電話(080-9283-8624)にて 事前にご予約ください。
■menu
カニクリームコロッケ・コンソメスープ アスパラガスのバター炒め・ご飯
 ** 950円(kidsサイズ/750円) **
※普段の食堂では1食300円ですが 今回はカフェのランチと同じ価格に 設定させていただいています。
※上記の他、小さいお子さま用に おうどんもご用意できます。

★★★★★★★★★★★★

----------------------
●せっかくやから、いつもと同じ夜の時間帯でやればいいのに。。。
●完全予約制&予約受付は携帯電話のみってのは、ちとハードルが高い気が。。。
----------------------
など、個人的に思うところはないわけでもないのですよ。
とはいえ頑張って新たな取組をしようとしているのは立派やし、ぜひ協力したいな、と。
一遍、家族で行ってみますか!!


で、その、にしのみやこども食堂に昨日サンテレビさんが取材に来られていたそうで。
3月31日、21時半からサンテレビ「ニュースポート」の特集コーナー(約9分)にて放送予定とのことですので、よろしければ是非ご覧ください。
あ、↓こちら↓許可を頂き、FACEBOOKから転載した取材風景です。


そういえば、この番組、私も昨年の秋に出させていただきました。
なんだか、ご縁を感じますね。
  ↓
【ご参考】
木曜日にちょびっとだけテレビに出ることになりそうです。てなわけで、それも含めて広報など。

というわけで簡単ながら、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


快挙!中央病院の注射針・包帯・糸等、消耗品費が大幅に削減されます!!+1

2016-03-28 13:20:56 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

「ウルトラマンとユナイトしたい!」という次男のアツい要望に応えて、週末は東条湖おもちゃ王国へ。
ウルトラヒーローワールドin東条湖おもちゃ王国


  ↑
「なりきり怪獣」コーナーとやらでの1枚。
顔はゴモラ、腕と足はバルタン星人、しっぽがエレキングの「超合体怪獣ゴモキング星人(←もちろん勝手に命名)」らしいです。

にしても、こういうのって、しみじみと親の醍醐味ですよね。
一方で、長男@もうすぐ小6は誘っても「おもちゃ王国なんか、ぜったい行かへんわ!」モードに突入しており、こんなんで楽しめる期間って、ほんと短いよな~、と。
ま、うちの場合は、この下に、更にも一人いるので当分は楽しめそうだったりもするわけですが。

さて本題、今日は以前に議会で取り上げた内容の、その後についてなど。
まずは西宮市立中央病院の注射針・包帯・糸等、医療行為に必要な消耗品(=診療材料)の購入についてです。
こちら、昨年3月議会において
-----------------------------
●診療材料費の購入費は毎年、約3億円に上ること
●他自治体においては
  ⇒購入先および配送の一元化
  ⇒配送の一元化
 に取り組み、費用削減等の効果を上げている事例が存在すること
-----------------------------
を例示したうえで、本市においても同様の取組みを進めるよう求めました。
具体的な内容は、以下の通り。
  ↓
【ご参考】
「場所がないので費用は削減できません!」と言い切った市役所。さて、その後の展開は?@2015.4のブログ
中央病院に一番必要なのは、経営状態改善に向けた強い意志だと思うのです。@2015.4のブログ

で、その後、市側が調査・研究等を進めてきた結果、
-----------------------------
●来年度から診療材料の購入・配送を一事業者にまとめて発注する
●それにかかる委託料は約400万円/年
●対象診療材料は年間2~3億円程度で、平均値引率(←物品によって異なるので・・・)は約10%
-----------------------------
という条件で、平成28年度からスタートすることになりました。
効果額としては年間、約1500万円~2500万円というところですかね。
病院側として、負担が増える部分なんかは一切ない!とのことでもあり、こちら、なかなか良い感じだと思っています。

で、もう一つが公共施設の屋根を太陽光発電用に貸し出しては?という話。
  ↓
【ご参考】
環境学習都市宣言にふさわしいまちづくりのために④@2014.10のブログ
  ↑
こちらについても、平成28年度から実施されることになりました。
ただ、こちらは
-------------------------
●設置されるのは甲東小学校×体育館、上ヶ原南小学校×南校舎、名塩小学校×体育館の3カ所のみ
●年間の貸付賃料は約15万円に留まる
-------------------------
という感じで、収益面で見るとイマイチなんですよね。
太陽光発電の買い取り価格自体、どんどん値下がりしていることもあるし、今後は一層、進みにくくなるんかな~???とも。
とは言え市としての負担は一切なしで進めることができるわけですし、他の施設にも導入することができないものか、今後も前向きに検討してもらいたいと思っています。
せっかく実績もできることですし、今後の進捗も見守っていかなければ!ですよね。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


「発達障害」診断までの待ち期間は約8ヶ月!重要なのは、この期間を短縮することです!!

2016-03-24 19:40:17 | すべての人にやさしいまちを実現するために

昨日付・神戸新聞朝刊に掲載の記事。
  ↓
条例否決、批判決議… 激化する西宮市長VS議会

  ↑
色々ありますが、少なくとも「市議会の6会派すべてが反市長派に回る事態となっている」というのは、ちょい違います。
私どもは、親市長でもなければ反市長でもありません。
あくまで是々非々の立場から、市政の向上改善のために力を尽くしているつもりでおります。
そこは、念のため。

と、そんな話はさておき本題、飛び飛びになってしまっている代表質問のご報告シリーズの続きなど。
本日のお題は、以前ちらっとブログでも取り上げたことのある「ゲイズファインダー」導入に関連する話です。
それでは早速どうぞ。
  ↓
【ご参考】
消えた防犯灯の謎を追え!! ③


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

【質問】
施政方針の「第2章:夢はぐくむ育ちと学びの文教住宅都市」の「2-2子育て支援の充実」のうち「こども未来センターの充実」についてです。
この項目について、施政方針では『「西宮市立こども未来センター」の機能を最大限活用することを目的に、発達上の課題のある子供の早期発見に役立てるための社会性発達評価装置(ゲイズファインダー)を導入し、子供の適切な支援に結びつけていきます』としています。
「発達上の課題」がある場合、すなわちLD・ADHD・アスペルガー症候群・高機能自閉症等、いわゆる発達障害がある場合、集団生活に入りにくい、友達となじめないといった状況が発生しやすくなると言われています。
こうした知識が広く知られるようになったこともあり、こども未来センターには受診希望が殺到しています。
保護者が子供の診察を受けたいと思い、申込んでも、数ヶ月待たなければ受診できないのが現状です。

一部の発達障害においては、早期に専門家の支援・療育を受けることで社会性の発達が改善するとされています。
また保護者が現状を知ることで、より適切な姿勢で子供に接することが可能になります。
発達障害を持つ児童への適切な対応という観点からは、より早期に、より確実な診断を受けることができる環境整備が、きわめて重要なのです。
一方で発達障害の有無や状態は、医師や保健師(以下、医師等と呼びます)が問診や観察によって判断するため、保護者は、医師等が子供の何を見て判断したのかを理解できず、指摘・助言の受入を拒んだり、必要以上に心配するといったケースも多々発生します。
また専門医の不足も広く指摘されているところです。
そこで子供の目線の動きを機械を使って測定することで「社会性の発達の水準」を数値化し、目に見えるようにする装置が開発されました。
これが今回、施政方針で述べられている社会性発達評価装置(ゲイズファインダー)です。

社会性発達評価装置(ゲイズファインダー)には
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●「社会性の発達の水準」を数値化できるため、保護者と医師等が、子供の状況を客観的数値を基に共有できる
●それによって保護者が医師等の意見を受け入れやすくなる
---------------
という長所があります。
これは大きな長所ではありますが、社会性発達評価装置は、あくまで補助的な機器であり、これだけで「社会性の発達が早い、遅い」を確実・的確に判断することはできません。
そこで質問します。
現状、「こども未来センター」で診断を受けるためには、申込みから数ヶ月、待たなければならない。
受診までの期間を短くするための取組をこそ進めるべきと考えるが、どうか?
  ↓
【答弁】
平成27年9月に、こども未来センター(以下、「センター」といいます)を開設して以来、前身であるわかば園と比較して、電話件数ベースで約2倍の相談をいただいており、 センターに寄せられる期待の大きさを改めて感じているところです。
また、相談件数の増加に伴い、センターでの受診希望者数も急増しております。
現時点でも、診察を受けるまで平均8ヶ月程度お待ちいただいている状況であり、ご質問のとおり、早急に改善しなければならない重要な問題であると認識しています。
診察待ちの短縮に関しては、診療体制の強化・充実が必要であると考えており平成28年度において医師の増員に努めてまいります。
このほか、診療待ちの期間であっても、体験保育プログラムのご利用や、相談員による相談や子育てについての助言など、子供の発達につながり、また、保護者が少しでも安心できるようなサポート体制もあわせて整備してまいります。
  ↓
【意見・要望】
「現時点でも、診察を受けるまで平均8ヶ月程度お待ちいただいている状況であ」ること、「早急に改善しなければならない重要な問題であると認識して」いること、「診療体制の強化・充実が必要であると考えており」「医師の増員に努め」ることをご答弁頂きました。
高く評価します。
昨今、発達障害は子育て・教育の現場における大きな関心・重要事項となっています。
せっかくの「こども未来センター」です。
「寄せられる期待の大きさ」に応えられるよう、「子供の発達につながり、また、保護者が少しでも安心できるようなサポート体制」の構築につながるよう、積極的な取組を進めて頂きたい。
要望します。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

この話、結局、肝は医師の増員だと思うんですよね。
言うは易く、行うは難しの典型ではありますが、しっかり進めていただきたいと思います。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


波乱だらけ!の3月議会が終了しました(^O^)v

2016-03-22 18:22:36 | 市政全般に関連すること

ちょっと必要があって、本会議場にて会派メンバー揃っての写真をパチリ。

ほんま、いいメンバーに恵まれてます、我が会派(^O^)v

さて本日は3月議会の最終日。
毎度、最終日には本会議場に全議員が揃って、議会に提案された諸議案等を議決することになります。
イメージは↓こんな感じ↓。


というわけで本日議決された内容で、私的にご報告したい内容について、パラパラと。

①議案第89号
西宮市立留守家庭児童育成センター条例の一部を改正する条例制定の件
  ↓
●全会一致で否決
●私が所属する会派・ぜんしんも反対

議案の内容は既報の通り、
 ・長期休暇中の育成センターの開所時間が現行、午前8時30分からになっている
 ・これについて4施設で、午前8時から8時30分の延長保育を試行的に実施する
 ・利用者からは1000円の延長保育料を徴収する
というもの。
この内容が委員会に続いて本会議でも全会一致で否決されたということです。

  ↑
【ご参考】
「子育てするなら西宮!」を謳うなら、お金を取らずに時間延長するべきです@育成センターの話。@2016年3月のブログ

ちなみに市が提出した議案が、本会議場で全会一致で否決されたのは27年ぶりとのこと。
あ、もちろん言うまでもないことですが、否決の趣旨は「延長保育の実施には賛成。ただし延長保育料の徴収には反対!」ということですよ。
で、上のブログでご紹介したとおり、この話、今後その方向で動くことになっています。
実に、いい感じです。

②議案第96号
平成28年度西宮市一般会計予算
  ↓
●「広報アドバイザー配置」のための費用を削除する修正予算が提出⇒賛成多数で可決(会派・ぜんしんも賛成)
●「西宮の休日事業」のための費用を削除する修正予算が提出⇒賛成多数で可決(会派・ぜんしんも賛成)
●「上の二件を除く予算案」が提出⇒賛成多数で可決(会派・ぜんしんも賛成)

要するに『「広報アドバイザーの配置」「西宮の休日事業」は×!予算のそれ以外の部分は〇!』という結果になったということですね。
これまた予算に修正案が提出され、それが賛成多数で可決されると言うこと自体、全国的に見ても、かなり珍しいことかと。

この話、私共の会派としては、代表質問で示した意思を形で表すべく行動しました!という話なのです。
よろしければ、あわせて下のブログも、ご覧ください!
  ↓
【ご参考】
市長って議員時代、都市型観光政策に、ものすごく否定的だった気がするんですけど・・・というお話。@2016年3月のブログ
「前のは市外向け!今のは市内向け!!だから全然違う!!!」とか言われても・・・@2016年3月のブログ

③請願第7号
瓦木中学校区の変更について地域と十分に協議すること求める請願
  ↓
●全会一致で可決会派・ぜんしんも賛成)

こちらについては、上でもリンクを貼った以下のブログ(&そのリンク先)に詳細を記しています。
  ↓
【ご参考】
「子育てするなら西宮!」を謳うなら、お金を取らずに時間延長するべきです@育成センターの話。@2016年3月のブログ

委員会に続いて、本会議でも全会一致で可決された以上、市にはしっかり対応してもらわねば!ですね。
もちろん、私もできることをしっかり頑張ります!

しかし、盛り沢山だった今議会。
最終日となる今日は、テレビ局のカメラなんかも多数入って、えらいこっちゃ・・・でした。
なんか、また色々と取り上げられるのかも知れませんね。
願わくば、西宮市政の向上に資する方向で取り上げられて欲しいものだと思います。

それでは今日のブログは、このへんで失礼します!


マニフェストには「校地を取得して学校の施設不足を解消するべきです」とあったよね???という、お話。

2016-03-18 13:17:21 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

先週木曜日の市内公立中学校に続き、昨日は市内公立幼稚園の卒園式、本日は市内公立小学校の卒業式。
今年は、たまたま議会日程との折り合いが付いたこともあり、私も、それぞれの日に学校園での式に参列させて頂きました。
多くの子供達が一つの区切りの時を迎えたこと、子供達、そして保護者の皆様に、改めて、こころからおめでとうございます!と申し上げたいと思います。

にしても最近、とりわけ幼稚園行事が、やたらと涙腺にくるんはなんでやろ。。。

さて本題、3月議会での代表質問のご報告の続きです。
卒業式・卒園式関係のフリから始めた今日のブログなので、ここからは教育環境関係の質疑など。
それでは早速、始めます。

★★★★★★★★★★★★

施政方針の「第2章:夢はぐくむ育ちと学びの文教住宅都市」の「2-1質の高い教育と育成」のうち、「学校施設の整備・増改築」についてです。
この項目について、施政方針では
「校舎の老朽化、教室や運動場の施設不足、今後の児童生徒数の増加等を考慮して、優先度の高い香櫨園小学校や西宮養護学校については、今年度に策定した基本計画案を基に、早期の校舎改築を目指して事業を進めます。さらに新年度は、次いで優先度の高い春風小学校と安井小学校について、校舎改築に向けた基本計画の策定に着手するとともに、児童急増が見込まれる深津小学校では、校舎増築の設計を実施します。」としています。
↓資料②↓をご覧下さい。


この内容に関連して、マニフェストでは

「大社小学校では、市が平成20年に校区変更を強行したことによって地域コミュニティが崩壊の危機に瀕しています。校区変更の強行から年月が経ってしまわないうちに、学校の規模を拡張すると共に、地域とじゅうぶん協議した上で校区変更を撤回、分断された校区を回復しなくてはなりません」
「文教住宅都市を謳いながら、学校整備が遅れていることは恥ずべきことです。校地を取得して学校の施設不足を解消するべきです。」
としていますが、その後、この内容についての具体的な進捗を聞きません。
また瓦木中学校の来年4月の校区変更が実質的な決定事項として地区に伝えられていますが、こちらについても「校地を取得して学校の施設不足を解消する」ために十分な取組が行われたのか、疑問に感じています。
そこで三点質問します。

【質問①】
大社小学校に関する一連の記述内容に関する、現時点での考えは?
また市長就任後、こうした考えを実現するために、どのように取り組んできたのか?
 ↓
【答弁①】
本市では、学校施設にかかる教育環境の整備を重要課題と位置づけ、 平成27年2月には、施設整備の優先度を明らかにしたうえで、計画的に対応していくため、「学校施設整備における優先度の考え方及び優先度の高い学校の選定」を策定しました。
その中で、大社小学校については、優先して対応すべき学校と位置づけており、 校地拡大により、運動場の拡大を含めた良好な教育環境の確保を行う必要があると考えています。
そのため、学校周辺の土地について調査し、立地、面積、形状や校地拡大後に想定される利用状況をふまえ、学校敷地の北側に隣接する土地を候補と考えました。
平成27年6月には、土地所有者に接触しましたが、所有者の意向により、 現在のところ、具体的な協議には至っておりません。
一方、今後の大社小学校の児童数の推移ですが、平成26年度にはピークを迎え、 以降、減少傾向をたどり、平成33年度には、現時点と比較して、100人程度の減少を見込んでいます。
今後も、周辺の土地の動向に注視しながら、対応を検討してまいります。

【質問②】
来年4月からの校区変更が予定されている瓦木中学校の北東に隣接した空き地が、市長の就任後も長期間、存在していた。
この土地について、市は「校地を取得して学校の施設不足を解消する」べく、具体的な取組を進めてきたのか?
 ↓
【答弁②】
瓦木中学校についても、優先的に対応すべき学校と位置づけており、生徒の増加に伴う運動場不足等を解消する必要があると考えています。
そのため、学校周辺の、中学校の運動場の一部として利用できる土地について、 立地、面積、形状等について調査をいたしました。
その結果、学校敷地に隣接する東側の土地を候補と考えましたが、土地固有の法的な事情により、所有者と具体的な協議には至りませんでした。
ご指摘の学校敷地の北東に隣接する土地についてですが、現在、民間保育所が建設されており、私が市長に就任する以前の平成25年11月頃には、土地所有者との間で土地使用に関する合意に向けた協議が進んでおりました。
また、形状や面積などからも、運動場の一部として利用が困難であり、また、取得後の利用が限定されるため、校地拡大の候補としては検討しておりません。

【質問③】
三点目、今でも「校地を取得して学校の施設不足を解消するべきです」という考えは生きているのか?
また今後も必要に応じて、その考えに則った取組が進められていくのか?
 ↓
【答弁③】
校地拡大を、学校施設の施設不足を解消するための手法として検討する考えに変わりはありませんが、土地取得には、土地固有の事情や立地、面積、形状や 校地拡大後に想定される利用状況、そしてなんと言っても大前提として、 土地所有者の意向に拠るところがあります。
今後も、教育環境の整備については、老朽化など校舎の現況もふまえて、 校舎の改築や増築などとあわせて、適切に対応してまいります。

【まとめて要望】
「校地を取得して学校の施設不足を解消する」ことについては、「老朽化など校舎の現況もふまえて、校舎の増改築や増築などとあわせて、適切に対応してまいります」とのことでした。
けれども実際には、大社小学校でも瓦木中学校でも隣接地は取得できていません。
また瓦木中学校の北東隣接地については、地域からの指摘があって調べるまで、答弁にあるような
「私が市長に就任する以前の平成25年11月頃には、土地所有者との間で土地使用に関する合意に向けた協議が進んで」いることさえ知らなかったというのが実態です。
そして結果として瓦木中学校区の一部を甲武中学校区に変更するという案が唐突に示され、地域で大きな反対運動が起きています。


当該地域においては高木小学校に児童が入りきらず、高木北小学校が増設されたという経緯があります。
私自身も議会はもちろん様々な場において、次は瓦木中学校が危ないということを何度も指摘してきました。
こういった経緯があったにも関わらず、このような展開になっていることは非常に残念です。
答弁にあったとおり、「土地取得には、土地固有の事情や立地、面積、形状や校地拡大後に想定される利用状況、そしてなんと言っても大前提として、土地所有者の意向に拠るところがあ」るのは当然です。
だからこそ早い段階で状況を把握し、必要があれば取得に向けた手順を踏むべきです。
そうでなければいつまで経っても今回の答弁と同じく「取得しようと思ったけど、話がまとまらなかった」「動いた時には、別のところと話が進んでいて、どうしようもなかった」ということになってしまいます。

↓資料②↓に示したとおり、「文教住宅都市を謳いながら、学校整備が遅れていることは恥ずべきことです。


「校地を取得して学校の施設不足を解消するべきです」と主張したのは市長自身です。

マニフェストに記載したことの重みを省み、今後、必要に応じた取組を進めて頂きたい。
要望します。

★★★★★★★★★★★★

なんかね、ほんと市長選挙前に自身が主張していたことで、その後、ほっぽらかしにされている内容が多すぎると思うのですよ。
いろいろ言ってるけど、そもそも、ホンマに隣接地を取得する気自体、あったんやろか???と。
もちろん、やってできること、できないことがあるのは理解します。
でもね、そこに真剣に取り組んでるはず!という前提さえ持てないのであれば、到底、納得やら共感やら、できるはずもできないわけで。
 ↓
【ご参考】
自らが訴えた内容を真摯に実行しようとしないなら、それは明らかに市民に対する背信行為です!というお話。@2016年2月のブログ

というわけで、今日のブログは、このへんで失礼します。


秋頃から、秘密(?)のハイキングコースが一般開放されることになりそうです!

2016-03-15 14:58:43 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

民主・維新の新しい党名は「民進党」に決定 ~世論調査で支持上回る~
  ↑
てな内容が新聞のトップ記事になっていた本日も、来年度予算を審査する予算特別委員会が開催されているわけですが、そんな中、私が所属する教育こども予算特別委員会であったお話。
いつものことながら委員会に所属する議員さん、それぞれが予算案について、色々と質疑を行っていたのですよ。
で、そんな中、維新の党に所属する議員さんが、学校給食について「民営化を推進するべき!」という趣旨から、色々と質疑を行いました。
すると、その後、間髪入れずに民主党に所属する議員さんが「民営化は絶対進めるべきではない!」という趣旨からの質疑を行うという一幕がありまして。


よそさんの話なので、どうこう言う筋合いでもないのですが。
国民の一人としては、しみじみと、ここらへんに対する政党としての姿勢をこそ、整理&一本化してほしいよなあ、と思うのですよ。
いくら党名変えてみたところで、ここらへんがキチンとされない限り、党勢回復!とかって難しいと思うんですよね。
ぶっちゃけた話、地方議会の現場に所属する者の一人としては、民主党さんと維新の党さんとの根本的理念が合致するとは到底思えないわけで。
あ、もちろん、どっちが良いとか悪いとかいう話ではないですよ。
議会というのは、そもそも多様性があってこそ!というものだと思っていますし。
ただ自分自身の考え方と比べたときに、より近い考え方も遠い考え方もあるのは言うまでもないことですが。

さて本題、しばらく重めの話が続いていたので、今日はちょっと軽めの話など。
ご存知の方も多いことかと思いますが、JR生瀬・名塩~JR武田尾に位置するJR福知山線の廃線跡は、電車の枕木が残るハイキングコースとして結構、有名&好評なんです。
  ↓
【ご参考】
http://yoppadon.umu.cc/tabi/hourou/1210takedao.htm
  ↑
ただ上のブログ中にもある通り、この道、本来は立ち入り禁止なんですよね。
でも、これって、とっても勿体ない話な訳で。

というわけで市とJRさんによる協議の結果、
----------------
●今年5月頃から秋にかけて安全対策工事を行う
●秋以降、一般解放する
----------------
という考えが示されました。
具体的な内容は、↓こちら↓。
  ↓


現時点では、まだ、この内容も含めた平成28年度・予算案は可決されていません。

なので、まだ完全な決定事項というわけではないのですが、さすがに、この内容が否決されることはないわなあ、と。
というわけで、秋の良い季節に、このコースが正式に一般開放されることになりそうです!というお知らせでした。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


市内全域に防犯カメラを整備するためには、直営で設置する以外ありません!

2016-03-14 09:25:24 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

昨日は、全国珠算教育連盟・兵庫県支部主催の兵庫県優良模範生徒表彰式典に出席するべく、神戸市長田区へGO!
というわけで、消防団の操法大会は欠席してしまい、すんません。。。

で、新長田へ行った以上は、当然、見とかんと!の鉄人28号。
思ってたより、遙かにデカかった!
  ↓


さて本題、代表質問のご報告の続きなど。
「市は、補助金制度で市内全域へスピード感を持って防犯カメラの設置を進めるとしてるけど、そんなんホンマにできますの???」という話についての具体的な質疑内容です。
それでは早速どうぞ!

★★★★★★★★★★★★★★

【質問①&②】
3年間で300台の設置では「市内全域へスピード感を持って防犯カメラの設置を進め」ることは不可能と考えるが、どうか?
また地域が設置し、市が補助金を支給するという形で事業を進めた場合、地域間で大きな格差が生じることが予想されるが、この点に関する市の見解は、どうか?
  ↓
【答弁①&②】
「市内全域において3年間で300箇所の設置」することにつきましては、直営化を実施する近隣市と比較して少ないですが、本市が、設置補助数を3年間で300箇所としましたのは、市内全域において補助制度の活用により、設置について前向きな地域が早急に対応できる補助数として設定したものでございます。
なお、補助対象団体を単位自治会だけでなく、連合自治会や防犯協会支部・分会、一定の区域において防犯活動を行う「まちづくり防犯グループ」とすることにより、地域において様々な団体から幅広い申請がなされ、地域間での格差が減少するものと考えております。

【質問③】
「防犯カメラの設置が好ましい場所」であるにも関わらず「そういった場所への整備が進まない場合」、市が直営で設置する考えはあるのか?
  ↓
【答弁③】
市としましては、地域からのご要望もいただいていることから、補助制度が早急な対応として有効であり最適な手法であると考えております。
しかし、この度の補助制度の実施期間におきまして、市内全域における防犯カメラの設置の進捗状況や、防犯カメラの設置が好ましい場所についての整備の状況などを検証しながら、全市的な直営化の必要性についても検討してまいります。

【質問④】
市が直営とすることで「地域住民の負担を軽減するとともに」「コスト削減を図」ることが可能になる可能性があると考えるが、どうか?
  ↓
【答弁④】
防犯カメラの整備を市の直営で実施する場合、スケールメリットによるコスト削減は可能ですが、防犯カメラの設置基数やネットワーク化の必要性などのほか、すでに自治会等が設置した既設の防犯カメラへの対応につきましても検討する必要があると考えております。

【まとめて要望】
縷々ご説明頂いたのですが、議論がかみ合っていない気がして仕方がありません。
質問で申し上げたとおり「3年間で300台」では市内全域をカバーすることはできません。
また全市にこれだけの台数しか設置しない、しかも一設置主体に対して最大10台まで設置可能という条件になっている以上、「通学路の途中までは防犯カメラが付いているが、そこから先は全く付いていない!」といったような格差が、同じ小学校区内においてさえ生じることは明らかです。


答弁にあったとおり「防犯カメラの設置に前向きな地域から設置が迅速に進む」面があることは事実でしょう。
しかしながら、これは一部の地域だけに防犯カメラが設置されることを意味しており、「安心・安全なまちづくりを進めることは市の責務」「市内全域へスピード感を持って防犯カメラの設置を進めたい」という資料③でも示した、市の根本的な方針と矛盾します。
  ↑
【ご参考】


こちらの内容につきましても委員会等を通じて、しっかりと指摘・審査してまいります。

★★★★★★★★★★★★★★

スピーディーもなにも、「安心・安全なまちづくりを進める」べく「市内全域へ」「防犯カメラの設置を進めたい」と本気で思っているのなら、直営で事業を進める以外の方法はないと思うんですよね。
で、ここは、きちんとその方向に持っていかなければならない話だと思っています。
追って、そこらへん、ご報告できる話も出てくるはずですので、暫し、お時間頂けると、ありがたく。

というわけで今日のブログはこのへんで。
それでは失礼いたします。


そのやり方では「市内全域へスピード感を持って防犯カメラの設置を進める」ことはできません!

2016-03-10 15:55:30 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

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●瓦木中学校の校区変更に関わる請願の話
●育成センターの開所時間前倒しはOK!でも値上げはNO!という話
----------------
は無事、ミッションコンプリート!
なんですが実はもう一件、自分が一定の主導権を握って、進めている話があるのですよ。

でも、こちらについても、だいぶ峠を越した観があり、やや落ち着いてきました。
これ今の段階では、まだ書けないのですが、きちんと結論が出たら、お知らせしたいと思います。
しかし、10年以上議員をやらせて頂いていても、初めての経験って色々あるもんやな~、としみじみ。

さて本題、ちょっと飛ばしてしまっていた代表質問のご報告の続きです。
それでは早速、始めます。

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大きい五点目、施政方針の「第3章:安心して快適に暮らせる文教住宅都市」の「3-1.安心と安全のまちづくり」のうち「防犯カメラ設置補助事業」についてです。
↓資料③↓も併せて、ご覧下さい。


この項目について、施政方針では「犯罪の抑止、事件・事故の早期解決のため、自治会及び防犯協会支部・分会等が防犯カメラを設置する費用に対する補助制度を創設します」としています。
また2/10の民生常任委員会配付資料において
「安心・安全なまちづくりを進めることは市の責務であると認識しています。
 そのため、市内全域へスピード感を持って防犯カメラの設置を進めたいと考えています」
とも記述されています。
しかしながら、今回示された内容には様々な問題があります。

まず、今回の方式では「市内全域へスピード感を持って防犯カメラの設置を進め」ることは不可能という点です。
市が示した補助要件は「3年間で300箇所」となっています。
これでは一小学校区あたり7台程度にしかならず、「市内全域へ」の設置は不可能です。
また

 ⇒自治会等、設置主体として期待される団体等がない地域が複数存在する
 ⇒各自治会等の間でも防犯カメラ設置の必要性に対する認識や意欲に大きな差がある
等の問題もあります。
繰り返しになりますが、この制度では「市内全域へスピード感を持って防犯カメラの設置を進め」ることは不可能なのです。

更に、常任委員会配付資料では、「市が直接防犯カメラを設置するとした場合」の問題として
-----------------
●プライバシー保護の観点から、設置場所の選定において地域住民の合意を得なければならない
●設置場所の優先順位の決定や、その理由等にも十分な説明が必要
-----------------
としています。
しかしながら地域が防犯カメラの設置を進めようとした場合にも同様の問題は発生します。
地域が防犯カメラを設置しようとしても、こうしたことが問題になり、結果として取組を進めることができないケースが出てくることは容易に想像できます。

加えて、同じ資料において

「防犯カメラの設置が好ましい場所については、警察等関係官庁と協力しながら、洗い出しを行います。
 そのうえで、そういった場所への整備が進まない場合には、当該地域へ整備を勧奨します」
とあります。
しかしながら、「そういった場所」において整備を勧奨しようにも、自治会等の勧奨できる対象が存在しなければ設置されません。
また自治会等が存在し、勧奨しても、やはり整備されない場合もあるでしょう。
そういった場合は結局、市が直営で設置することになるのではないでしょうか。
そして、そうなった場合には将来、同じ地域内に直営と地域設置の防犯カメラが混在することになります。

そもそも市は4月から防犯灯を直営化します。
これについて市は「市の直営とし、地域住民の負担を軽減するとともに、ESCO事業によりLED化を進め、コスト削減を図ってまいります」としています。
防犯カメラについても市が直営とすることで「地域住民の負担を軽減するとともに」「コスト削減を図」ることが可能ではないでしょうか。
それでは以上の内容を踏まえて、五点質問します。

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というわけで次回ブログでは、具体的な質疑の内容について、ご報告予定です。
それでは失礼いたします。


「子育てするなら西宮!」を謳うなら、お金を取らずに時間延長するべきです@育成センターの話。

2016-03-08 17:42:47 | すべての人にやさしいまちを実現するために

本日は教育こども常任委員会。
で、その中で、ご報告したい内容が二件ありました。
というわけで以下、順繰りに。



以前にもブログで取り上げた、瓦木中学校×校区変更の話。
  ↓
【ご参考】
「来年から中学校区が変わります!これは事実上の決定事項です!!」って、急すぎやしませんか?@2016年2月のブログ

その後、ブログをご覧頂いた保護者の方々からご連絡を頂き、色々と意見交換しながら話を進めてきました。
で、他の議員さんとも協力して、本日の委員会に以下の請願書を提出することになったのですよ。
(ちなみに「請願」は、議員の紹介が付いた、市政への要望事項。
 紹介が付いていないものが「陳情」です。)

  ↓

  ↑
で、本日の委員会で、この内容が審査された結果、当然のことながら全会一致で可決。
そら、求めてることが「丁寧な協議の場を設定すること」ですもの。
こうなるのが当然ですよね。

もちろん、目的は「請願を通すこと!」ではありません。
今後、保護者の方々との丁寧な協議を通じて、皆さんが不安に思っておられること、心配に感じておられることを取り除いていくことこそが大切だと思っています。
そして、こういった恣意的な進め方が二度と起こらないよう、ルール設定にも取り組むべきですよね。
私は私なりに、引き続き、しっかり、この問題に取り組んでまいります!


で、もう一件。
こちら、ざっくり言いますと
----------------
●現在、長期期間中の留守家庭児童育成センターの開所時間は午前8時30分~午後5時まで。
 ただし希望者を対象に、午後5時~午後7時までの延長保育も行っている。
●これをモデル校4校において、この夏休みから午前8時~午前8時30分までの延長保育も開始する。
●↑上の延長保育↑を実施する場合、1000円の延長保育料を徴収する。
----------------
という内容の議案が、本日の議会に提出されました。

もともと「長期休暇中の育成センターの開所時間を前倒しするべき!」という指摘・要望は、ずーっと行ってきました、私。
  ↑
【ご参考】
学童の開所時間繰上&一時保育の強化など、取り組むべき課題は、まだまだあります!@2015年7月のブログ

なので当然、育成センターの開所時間を前倒しすることには賛成です。
けれども「今までの時間を30分延長することで、これまでよりもコストがかかることになる。なので適正な利用者負担という観点から、一定の延長料金を徴収することにした。」という市側の理屈には、甚だノリにくいのですよ。

市側によると「アンケートの結果、追加料金を払ってでも午前8時から開所して欲しい!という考えを持っているのは全体の約1/4でしかない!利用者も限定されるし、追加料金を取るのが合理的!」ということらしいんですよ。
でもね、だったら、そもそも今、午前8時半から午後5時が基本の開所時間になってることに、なにか合理的な根拠があるのか?と。
中には「いや私は、午前10時から午後3時まで預かってもらえたら、それでいい。だから、そこを基本時間にして、料金も安くして!で、それ以外の時間帯は追加料金を取って!!」的なご意見をお持ちの方も、いらっしゃるはずだと思うんですよ。
そこまで合理的だなんだと言うのなら、時間あたりの料金を決めて、個々の保護者さんから料金を徴収した方が、よっぽど合理的なわけで。

市は「全体の1/4しか、追加料金を払ってでも預かってもらいたいと思っている保護者はいない!」といいます。
が、それは、むしろ、それだけの保護者が「追加料金を払ってでも!と思っているのだ!!」と受け止めるべきだと思うのですよ。
そもそも普段、集団登校・個別登校の別はあっても、子供達は基本、午前8時頃に学校に
到着することを一つの基準として動いています。
だったら長期休暇中に、子供達が通う育成センターの開所時間も、同じく午前8時とした方が、よっぽど合理的だと思うわけで。

本市は、「子育てするなら西宮!」と謳っています。
ところが本市の育成センターは、とりわけ料金が安いわけでもなければ、他市に比べて際立ったサービスを提供しているわけでもありません。
  ↓
【ご参考】

  ↑
育成センターに入りたいのに入れない待機児童が発生している上、法制化が進んでいる高学年児童の受入も、本市では遅々として進んでいません。
こんな中、「子育てするなら西宮!」を謳うなら、せめて「開所時間の前倒し!」のような、住民ニーズが高く、実現容易な施策をこそ、追加料金の徴収なしに進めるべきだと思うのですよ。

てなワケで、色々とここには書けない話もあったのですが。
結論から言いますと「追加料金の徴収はなしで、今夏休みに4校でモデル実施する方向で検討する。」という話になりました。
こちらも全会一致。
いや、市側が出してきた話が全会一致でひっくり返るなんて、ちょっと、ない話ですよ、これ。
なんちゅうか、感無量。

なんだか、しみじみ、今の西宮市議会は「政策ごとに是々非々の姿勢で市と対峙する!」という、あるべき二元代表制の姿に近づいている気がするのです、私。
で、その中で一定の役割を果たすべく、動けている気もしているのです、個人的に。
むっちゃ、やりがい感じるわ~。
というわけで引き続き、あるべき二元代表制の一翼を担うべく、頑張ってまいります!

それでは今日のブログは、ここまでで。
失礼いたします!


「前のは市外向け!今のは市内向け!!だから全然違う!!!」とか言われても・・・

2016-03-05 16:06:14 | 市政全般に関連すること

お陰様で昨日、一般質問の動画が市議会HPにアップされました。
下のリンク先をクリックでご覧いただけますので、まずは、ご案内。
  ↓
2016年3月議会・代表質問×しぶや祐介@2/26分をクリックして再生



もうね、なにがありがたいって、昨日午前中の議会を終えて、メール・FACEBOOKを確認してみたところ、複数「動画アップされてますよ!」的な内容のメッセージ・コメント等を、頂いていたことでして。
ここまで気にかけていただけているというのは、ほんと、なんと感謝申し上げてよいものやら・・・なわけで。
こんなお気持ちを頂いていることに対して、私にできる、やらねばならないことは、活動を通じて、しっかり市政向上に寄与していくこと。
だから、ますます、しっかり頑張っていかねば!ですね。

さて、というわけで前回ブログの続き「市長って議員時代、都市型観光政策について、むちゃくちゃ否定的でしたよね???」という話の続きです。
今日の内容は前回ブログの内容を踏まえての具体的な質疑です。
  ↓
市長って議員時代、都市型観光政策に、ものすごく否定的だった気がするんですけど・・・というお話。

それでは早速、はじめます。

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【質問①】
前市長時代に推進された都市型観光政策と現在のシティプロモーション事業を中心とした「まちの魅力向上」のための施策の違いはなにか?
また過去、市長は議員時代に
●「この事業への予算投入を現実に西宮の住民が期待していないということが、西宮市当局の実施した調査で明らかになってい」る。
●にも関わらず、「行政方針の冒頭のほうに特出しで取り上げられ」「目玉事業のように取り上げられていることは、極めて不可解であり、その合理的な理由が存在しません」
と発言している。
なぜ今回の予算では、こうした「事業への予算投入を」行い、かつ「行政方針の冒頭のほうに特出しで取り上げられ」「目玉事業のように取り上げられている」のか?
  ↓
【答弁①】
これまでの「都市型観光施策」と「まちの魅力向上のための施策」の最大の違いは、その対象者を、市外の人としているか、住民としているか、です。
~以下、市長目線から見た、シティプロモーションの大切さについての説明が延々と続くので、割愛~

【質問②】
『「観光案内所」として阪急西宮北口駅と阪神甲子園駅に設置した施設のあり方について再検討したうえで、市役所本庁舎1階にも同じコンセプトのブースを設置します。』とある。
市民部や福祉部など窓口部門が配置されている本庁舎1階は、ただでさえ手狭だが、どこに観光案内所を設置するのか?それによって各所管に悪影響はないのか?
また、この事業はまさに市長が「この事業への予算投入を現実に西宮の住民が期待していないということが」「明らかになっている」とした事業だが、この点についての見解は?
  ↓
【答弁②】
現在、新たに設置を検討しているブースについては、市外からの来訪者に向けたいわゆる「観光案内所」というものではなく、市役所に来られる市民を対象に、本市の魅力を伝えることをコンセプトとするものです。
また、設置場所については、1階の各窓口が手狭である状況や待合スペースの必要性を踏まえながら検討してまいります。 

【質問③】
公募により「デザインについて高い専門性を持ったアートディレクター」2名を採用する考えが示されているが、年間予算620万円で、優秀な広報アドバイザーを採用することが可能なのか?
またデザインと言っても範囲は多岐に亘る上、分野によって、それぞれ得意とするジャンルも異なると思われる。
どのような業務を行うことを前提に、どのような方法で選考するのか?
また市長は市議時代、様々な施策に対して、費用対効果・コストパフォーマンスという観点から厳しい追及を行っていたが、この事業による効果を、どのように検証する考えか?
  ↓
【答弁③】
広報アドバイザーについては、週3日程度の勤務を予定していることから、既に他の組織で勤務されている方やフリーで活動している方など、幅広く優秀な人材を確保することが可能であると考えております。
また、報酬につきましても、民間企業や、個人事業との兼業も可能であることから、 職種の専門性に見合うものであると考えております。
広報アドバイザーは、単にデザイン性の高い広報媒体を作成するという ことではなく、広報するターゲットを明確にしたうえで、その特性を把握し、どのように伝えることが効果的かという市がこれまで持っていなかった戦略のもとに広報の手法を検討するアートディレクターとデザインの専門スキルを生かして広報物を作成するデザイナーを各1名採用する予定であり、採用については、公募のうえ選考を行うこととなります。
選考方法については、昨年、クリエイティブディレクターを採用している神戸市の事例やデザインに関する外部有識者の意見も参考としながら検討してまいります。
最後に、この広報アドバイザーについては、これまで述べたように何か特定の事業を担当させるのを想定しているわけではなく、市の事業全般の広報戦略や庁内のスキル向上に携わってもらうことを想定しているため、その事業効果について測定する等には馴染まないと考えております。

【まとめて要望】
「都市型観光施策」と「まちの魅力向上のための施策」の大きな違いは、その対象者を、市外の人としているか、住民としているか、です』というご答弁がありました。
率直に言って、きわめて強い違和感を持つ答弁です。
前市長時代の都市型観光施策でも、市民を対象とした広報は幅広く行われましたし、住民も対象とされていたことは明らかです。
こうした施策について、資料①に示したとおり「この事業への予算投入を現実に西宮の住民が期待していないということが、西宮市当局の実施した調査で明らかになっている」として厳しく追及してきたのは他でもない市長自身です。
  ↓

  ↑
観光案内所も含めて「対象が違うから、この事業は重要で有益」という主張は理解しかねます。
また広報アドバイザーについての『事業効果について測定する等には馴染まないと考えております』というご答弁は、ことあるごとに費用対効果・客観的な検証の必要性を指摘していた、市長の議員時代のスタンスからは耳を疑う内容です。
これらの内容につきましては、委員会等を通じて厳しい姿勢で指摘・審査してまいります。


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てな感じです。
どう考えても、私には、現市長がぼろくそに言っていた前市長時代の「にしのみや まちたび博」と、彼が市長になってから推進している「まちたび にしのみや」とやらが、そんなに違うものだとは思えないのですよ、私。
てゆうか、どこからどう見ても、同じ趣旨のものやろ!と。

議会で発言し、上にも書いている通り、これらの内容については議会でも、極めて厳しい姿勢で臨むつもりでいます。
なので、今後の展開につきましても、追ってブログ等でご報告してまいります。
というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。