西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

新しい市長となら、できること。

2013-11-29 17:08:29 | すべての人にやさしいまちを実現するために

昨日、今村岳司議員が来年4月実施予定の
西宮市長選挙への立候補表明記者会見を行いました。
私も見に行ってきたのですが、今村節炸裂!という感じ。
↓よろしければ、こちらからいろいろとご覧下さい。↓

立候補表明記者会見をおこないました。@今村岳司議員のブログ

とは言いながら、内容全てを見るのはなかなか。。。
いうのが多くの方の正直なところだと思うのですよ。
それに私や今村議員の活動に興味を持ってくださっている方であれば、

彼のマニフェストのメイン部分とも言うべき
 〇アサヒビール跡地の開発をやめるべき
 〇市職員の給与水準を見直すべき
といった主張についてはご存知の向きも多いことかと。
なので、もうちょっとマニアックな観点から、
今村議員のマニフェストの興味深い点についてご紹介をば。

興味深い内容はいくつもありますが、
↓今回取り上げる内容の一つ目はこちら。↓

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?幼稚園保護者負担の格差解消?  
幼稚園の保護者負担の公私間格差を解消し、私立幼稚園保護者負担額の平均と公立幼稚園の保護者負担額が同額になるよう、就園奨励助成金を増額するとともに、所得制限を撤廃します。

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現在、私立幼稚園の保育料の平均値は、
公立幼稚園の概ね倍。
これを同額にするというのは画期的なことです。

そもそも、ご存知でない方も多いことと思いますが。
私立幼稚園の運営にかかっている費用と、
公立幼稚園の運営にかかっている費用を児童一人当たりで比べると
私立幼稚園の方が、遥かに安いのです。
子供達が受けるサービス(という言い方には異論もあると思いますが)が
同じである以上、料金を同額程度にするべきと言うのは当然です。
これ、我が家もそうですが、
幼稚園就学年齢(もしくはそれより幼い)のお子様がいらっしゃる家庭に
とっては、かなり重要なことだと思うのですよ。

↓で、もう一点は、こちら。↓

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?保育所保育料の値下げ?
他市と比較しても高水準の保育所保育料を値下げします。

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実は西宮市の保育所の保育料は、とても高いのです。
どのぐらい高いかというと、yahoo!で「保育料 高い」で検索すると
関連検索ワードとして、

 「保育料 高い 市町村」「西宮市 保育料 高い」「松戸市 保育料 高い」
「横浜 保育料 高い」で検索

 と出てくるくらい。
保育所の保育料金は世帯の所得によって異なる上、
自治体ごとに料金設定が大きく異なるので一概には言えませんが
西宮市の保育料の高さは全国トップクラス。
これを見直すのは「子育てするなら西宮」を標榜する本市にとって、
きわめて重要な施策です。
これにも、きわめて賛同できるところです。
というより私が主張して、加えてもらったのですが。

という、個々の施策の話にもまして、つくづく感じることなのですが。
現在の市の体制でできる私の仕事は、どこまでいっても
「これ、おかしいやろ!!!」ということをつっこみ、正すというのが
メインになるんやろうなあ・・・と思っています。
いわば、モグラたたきのような。
(↓その代表例がこちら。↓
 「かんさい情報ネットten」にて放映の西宮市に関する特集。
 現在の市長である河野昌弘氏も登場します。)

でも彼となら、
「西宮市民にとって、好ましい施策とは何か?
 どのようなまちづくりを進めるべきか?」
ということを考え、その実現に取り組むという、
もっとずっと前向きな仕事ができると思うのですよ。
それはもう、ものすごくワクワクすることな訳で。
だから私は私で、自分でできる範囲で、
しっかり頑張らねばならんと思うのですよ。

というわけで、よろしければ、是非、今村岳司議員のHP・ブログ等、
ご覧下さい。
↓改めて、こちらにアップしておきます。↓
HPはこちら。
ブログはこちら。
それでは失礼いたします。


ご報告@12月議会での出番について。

2013-11-27 13:57:11 | 主張・広報と活動のお知らせ

本日、12月議会×一般質問(※)の順序を決める抽選がありました。
※本会議場で行う質疑。
  所属委員会に関係なく、市が関係するあらゆる施策・取組等について
  取り上げることができる。
で、私の出番は12/9(月)の午後1時からに決まりました。

12月議会での出番が固まっている以上、
いつもなら、この時期には項目はもちろん、
質疑の内容も概ね固まっているのですよ。
が今回は、取扱いに悩んでいるネタが一つありまして。

内容的には、具体的な事例を挙げて、
「市は、理不尽な相手に対して毅然とした対応を取るべき!」
という指摘をしようか?どうしようか??
という話なのですが、さて、どうなることやら。
ここまで断片的に聞いている話からすると
市の対応を信頼していいのか?
という点について甚だ疑問な感じなので、どうしたものやら悩んでいます。

然るべき対応を取り、
議会で取り上げる必要をなくしてくれるよう願いつつ。
一方で、駄目なら駄目で徹底的にやるつもりなので、
それもそれでおもしろいやろうな、とも思いつつ。

今後の展開を待ちつつ、
まずは他の質疑の内容を詰めていきたいと思います。
いつもブログをご覧頂いている皆様へのご報告として。

それでは失礼いたします。


ちょっと追加@公立病院の役割について。

2013-11-26 15:11:05 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

昨日のブログをアップした後、資料を見返していたら、
公立病院の役割について、すごく分かりやすく定義しているものが
あったので、↓あげておきます↓。

公立病院は、民間病院と異なり、その運営に税金が投入されている。病院設置者は住民に対して、その正当性・合理性を説明できるよう、地域で必要な医療のうち、採算性等の面から民間医療機関では困難な医療を中心に、将来にわたり安定的に提供していくべきである。とりわけ、二次医療圏において救急医療、小児医療、周産期医療などを提供することや、医師への研修機能の充実について、公立病院が果たすべき役割は大きい。

ちなみに引用元は2008年10月に大阪府が策定した
「公立病院改革に関する指針」です。
さすが、よくまとまってるな~。

昨日の繰り返しになりますが、上記の内容に基づいて、
「こういう機能を果たすために、
 中央病院は移転・存続せねばならない!
 そのために、こういう取組みを進めていくのだ!!」
という話なら、私、諸手を挙げて賛成します。
もちろん、非効率的な経営体制等、
見直すべき点はちゃんと見直す!
という前提があった上での話ですが。
でも、どう考えても、今の市の方針には賛同できません。
現在、示されている計画が、市民の医療環境を向上させるために、
厳しい財政状況の中、巨額の資金を投じてまで
強行するべき事業だとは思えないのです。

重要なことは市民にとっての医療環境を向上することです。
そう考えるなら、他にやりうること・やるべきことはたくさんあると
思うのですが。。。

なんで、こんなシンプルな話が通じないのだろうか、と深く悩みつつ。
それでは失礼いたします。


公立病院の役割について。

2013-11-25 14:23:15 | すべての人にやさしいまちを実現するために

昨日でようやく最新・市政報告の配布をほぼ完了することができました。
いつも手伝ってくれる、新旧インターン生達には、ほんと感謝です。
そうこうしている間に、もう12月議会。
こちらの準備も着々と進めていかねば!ですね

さて本題。
先週末に所属する病院問題特別委員会の視察で
市立伊丹病院にいってきました。
で、その時の話で思った内容をつらつらと。

今回、市立伊丹病院を視察先として選定したのは
病院問題特別委員会の正副委員長。
この病院が視察対象になったのは
 〇近隣にある公立病院
 〇経営状況が良好
といった辺りが理由のようです。

で色々とお話を聞かせて頂いたのですが、
やっぱり、そうやわな~と思ったのが、
「公立病院の役割は黒字経営することではない。
 色々な医療機能がある中で、
 公立病院が果たすべき役割とは何か?
 それを主眼に据えて考えることが肝要。」
という部分。
ものの本とか、国の考えを示す計画等ではよく見る内容ですが、
やっぱり実地で公立病院の運営に携わっている方から
こういう発言が出てくると説得力が違いますね。
感心しきり。

でも、やっぱりそうやって考えると、中央病院の話は、
色々と問題があると思うんですよね。
むやみに黒字にこだわってるのも違うと思うし、
そのために、診療科を本来公で果たすべきものとは違う役割を
メインに据えているのも???です。
なにより、市民にとっての医療環境を向上することより
公立病院を存続させることに重みが置かれているようにしか見えない
という点には、強く疑問を感じます。

例えば、
「24時間小児救急機能の確保は行政として絶対果たさねばならない
 機能である。
 一方で、この分野は不採算医療の代表的なものであり、
 この分野を民間にゆだねることは困難。
 だから赤字になるけど、公立病院を存続させなければならない!」
とかなら、中央病院の移転存続とかって、
個人的には至極納得できる話なんですよね。
でも、がんなんやよなあ。。。
ほんと、よく分かりません。 
まあ、いつも言ってるとではありますが。

それでは今日は、このへんで。


奨学生選考会で思ったこと。

2013-11-21 18:10:12 | 近況報告など、プライベート的話題

本日、理事を務める渋谷教育振興財団の奨学生選考会がありました。
この財団は、亡くなった祖父が生前私財を投じて設立したものであり、
現在の主な事業は、
 〇大学生への奨学金の支給
 〇「西宮市 中学生の主張大会」への後援
の二つです。

奨学金は一人当たり年額20万円を4年間の在学中、支給。
年度によって変動はありますが、概ね各学年3~4人程度が
対象となっています。
この事業は祖父の
「自分は勉強したかったけど、家庭の経済的な事情から進学できなかった。
 こうした思いを抱く人たちを少しでも減らしたい。」
という思いから始まり、続けられています。
もちろん、これからも。

私は、祖父がこのような思いから、私財を投じて財団を設立したことを
誇りに思っていますし、祖父を心から尊敬しています。
だから年一度やってくる、この選考会の日は、
私にとって、とても重要な日なのです。

制度のそもそもの趣旨から、応募してくる学生さん達の多くは、
成績優秀であるにも関わらず、家庭の経済状況が厳しく、
進学が困難な方がほとんどです。
本来なら応募者全員に支給したいくらいですが、
財政上の制約から、それは不可能であり、応募者のうち数名を
選ぶことになります。
今回は応募者14名から4名を選ぶことになりました。

毎回しみじみと思うことは、
限定された情報の中から結論を出さねばならないということの
難しさと辛さです。
でも、すべての人を救うことなんてできない以上、
結論は出さざるを得ない。
そう思うようにしています。

奨学生となった学生さんには、
同じように応募したにも関わらず、
奨学金を受けることができない人が大勢いることに
思いをはせて欲しい、その上で精一杯学生生活を頑張ってほしい。
そう思っています。
そして設立者の孫としては、祖父の思いに少しでも心をはせてもらえるなら
これほど、ありがたいことはないとも思っています。
そして残念ながら縁がなかった方にも、
力を落とさず、頑張って頂きたい。
そう思っています。

自分が健康で、家族とともに、こうして楽しく暮らせていけることは
本当にありがたいことだと思います。
この気持ちを、いつか私も、返さねばなりませんね。
いろんな形で頑張ります。

仕事とは直接関係のない話で失礼しました。
それでは今日はこのへんで。


旧・芸文センターの第2駐車場について。

2013-11-19 18:09:07 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

土曜日は長男の誕生日。
というわけで、お祝いがてら、姫路セントラルパークに行ってきました。
キリン・象に加えて、ホワイトタイガーにまで餌やりできて大ラッキー。
こら、おもしろいわ。

と、そんな話はさておき本題へ。
以前、ブログで書いたこともある
兵庫県立芸術文化センターの第2駐車場
について、
お問い合わせを頂きました。
内容は
「当該土地が、社宅以外の用途に転用されるという噂が
 地域で広がっているのですが???」
という話。
これは聞き捨てならん!ということで調べてみました。

で結論から言うと、どうやら、そうなる心配は、ほぼなさそうで。
その根拠は、市と三井住友銀行が交わした「土地売買契約書」の
以下の条文です。

-----------------------
(目的及び用途)
第1条 甲は、その所有する末記土地(以下「物件」という。)を
乙の厚生施設用地(以下「指定用途」という。)として売り渡し、
乙はこれを買い受ける。

(用途変更等の禁止)
第8条 乙は、本契約締結後10年間は、
甲の許可なしに指定用途を変更して物件を使用したり、
譲渡することはできない。
-----------------------

言わずもがなですが甲は西宮市で、乙は三井住友銀行。
第1条でいう「厚生施設用地」が社宅のことです。
で、第8条において指定用途外(すなわち社宅以外)での使用や
譲渡を禁じていますので、まず、その心配はなかろうと。
市も、こうした条文があることを根拠に、
「それはあり得ない」
と言っていますし、私も、そう思います。
逆に、もし、そんなことがあれば即、厳重な対応が必要です!
これについては今後も情報収集に努めます。
また、なにかあれば是非、情報お寄せ頂けると助かります。

お問い合わせ頂いた内容であり、
個人的にも興味を持っていた内容であったためブログに掲載しました。
というわけで今日は、これにて失礼いたします。


トップについて考える。

2013-11-14 16:11:35 | 市政全般に関連すること

会派の先輩である今村岳司議員に関する記事が
↓新聞に掲載されました。↓

西宮市長選 今村岳司市議が立候補へ
というわけで、これに関連して(?)思うことを、つらつらと。

今村議員の広報紙にも書いてあった内容ですが。
今年6月18日、市職員による不祥事が続発していることを受けて、
市職員を集めての市長訓示が行われました。
その場で市長から飛び出した発言が、
「給与をカットすべき(と国が言っている)と新聞を賑わせている。
 私は断じて許すことができない。給与、高くていいじゃないか!」
というもの。

(↑ちなみにリンク先に貼られている動画には私が登場します。)
敢えて、内容についての議論はおくとしましても。
この発言と、それにかかわるその後の動きには、
かなり???なことが多いのです。

まず第一に問題なのは、こうした発言を、
市のトップが多くの市職員が集まる場で発したことです。
だって市は、これまで議会等、公式の場で折に触れ、
 〇市職員(とりわけ技能労務職)の給与水準が国・近隣市等に比べて
   高いことを認め
 〇給与水準の是正に取り組む
と約束しているのですから。
過去の「給与水準の是正に取り組む!」という発言・姿勢を受けて、
現場の担当者は労働組合との間で、厳しい交渉を続けています。
そんな中、こんな発言をトップが発するというのは、
まさに味方に後ろから鉄砲を撃ちかけるような行為だと思うわけで。

しかも、この話、続きがあります。
今年10月24日に労働組合との団体交渉が行われた場で、市長は
『「ラスパイレス指数が高いことなどで、
 給与水準について再び注目を浴びることになる。
 このため、本市がおかれている情況を真剣に見つめ、
 話し合いの場をお願いしたい。」
と、今後の組合との協議を要望』したそうです。
(『 』内は市職労ニュースより引用・抜粋。)
いやいや、
「給与、高くていいじゃないか!」
は、どこいったんや???

これに加えて、私が交渉に関わる立場であれば、
「なんやねん!!!」と思うやろなーなのが、
市長・副市長は期末手当(いわゆるボーナス)を減額していること。
あなた、「ミスなく仕事すれば、給料が高くてもいいじゃないか!」
って言ったじゃないですか、と。
ここらへん、ひどく矛盾してる上、いろんな話がぶれすぎだと思うのですよ。

念のために言っておきますが。
私は「給与、高くていいじゃないか!」とは思っていませんし、
給与水準を見直すべく、
組合と協議するのは当然のことだと思っています。
また市長が自らの期末手当を減額するかどうかは、
本人の意思によるべきものだと思っています。

今回、私が問題にしたいのは、その内容自体よりも、
トップの発言が原因で、組織や担当に、
本来、不要な多大の混乱と手間が発生していることです。
悲しいことに、この話は、我々が思ったり、聞いたりする
トホホな話のほんの一例でしかありません。
けれども、この話は私が思う西宮市役所の現状の問題点を
見事なほど、端的に表しています。

トップには、トップの果たすべき役割、やるべき仕事があるはずです。
が、現市政でそれが果たされているかについて、
私は強い疑問を持っています。
この現状を正すべく、できる限りの努力をするのは、
市議会議員という立場を頂いている私の重要な責務であるはず。
ですから私は、この話について傍観者ではなく当事者の一人として、
力を尽くす積もりでいます。

勇気ある挑戦に、敬意を表しつつ。
それでは今日はこのへんで失礼いたします。


こんなところにも縦割りが。。。

2013-11-12 17:25:17 | すべての人にやさしいまちを実現するために

先日の某自治会の役員会にて、前にブログで書いた
「こうしたら消火器が安くなりました!」という話を振ってみたところ、
「うちのマンションでは、管理会社がどうにも信用できない!
 という話から、こうこうになって結果〇百万円安くなったよ!」
という話が飛び出しまして。
そのマンション、住戸数が30戸以下の
そんなに大きくないマンションなのですよ。
そこで〇百万円って、すごいな。。。
これは是非、勉強させていただかないと!

さて本題、今日は「ミマモルメ」の話です。
ちなみに「ミマモルメ」は
子供の校門通過情報を保護者にメール配信するサービスです。
詳しくは↓こちら↓。
http://hanshin-anshin.jp/

例えば、ある小学校でミマモルメの利用を開始したいと考えた場合、
 〇PTA等、保護者側が学校に利用を希望することを伝える
 〇それを受けて学校が、事業者と教育委員会にその旨を伝える
 〇事業者がサービス開始に必要な機器等を設置するべく、
   教育委員会に必要な申請を行う
 〇教育委員会が許可後、必要な工事を経てサービス開始
という手順を経ることになっているようです。
この際、必要な工事費は事業者が設置しますし、
機器等の設置に必要な場所の賃料も、
事業者が条例に定められた金額を支払います。
で、ここまではなんの問題もないのですが、
その後の運用(?)に少し問題があるようでして。

通常、ミマモルメのセンサーは登下校時に利用される校門に
設置されることになります。
ところが一部の小学校では、育成センターからの退出時に利用する校門と
登下校時に利用する校門が異なっている事例があります。
 
で保護者からの要望があり、
これら育成センターからの退出時に利用する校門にも
ミマモルメのセンサーが設置されている事例があるようでして。

ところが、なぜか、こちらの校門については、
事業者が市に払うべき賃料が支払われていない、と。
で、事業者側には、
そもそも賃料を支払わねばならないという認識もなかった、と。
学校敷地内で工事をするのであれば
教育委員会の許可が必要なはずですし、
学校も、それを教育委員会に報告する義務があるはず。
にもかかわらず、そういったこと自体も把握されていなかったとは、
これいかに???

この話、どこに聞いても、こうなってしまった経緯が分からないのですが、
結局のところ理由は、
「学校施設を管轄するのは教育委員会だが、
 育成センターの責任者は健康福祉局。
 なので本来、共有されるべき情報が共有されていなかった。」
ということに尽きるようでして。
なんだかなあ。。。

これが分かったことを受けての市のスタンスは、
「本来、もらうべき賃料ですから当然、今後は支払ってもらいます!」
というもの。
一方で事業者のスタンスは、
「保護者側からの要望があったからつけたものであり、
 賃料が必要という認識もなかった。
 今後、賃料が必要なのであれば、
 設置の是非自体も含めて検討する。」
というもの。
うむ、どちらの言うことも、ごもっとも。

とは言え、このままいくと最悪の場合、来年4月には
これまで問題なく利用できていたサービスが突如として
利用できなくなることも考えられます。
そうなった場合、色々と大変なことになるんかもなあ、と。
そうならないように、まずは、それぞれのスタンスを確立させた上で、
きちんとした善後策を考えてもらわねばなりません。
しかし縦割り、困ったもんやな。
最初っからちゃんとしてれば、
こんなややこしい話にならんですんだのに。

ということで今日は、ここまで。
それでは失礼いたします。


サーバー台数の適正化について。

2013-11-08 13:08:15 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

今朝は会派の先輩・今村議員のお手伝いで駅立ち。
自分の駅立ちでもやっている西宮北口×北西だったのですが、
ちょっと場所を変えて、いつもと違うところでやってみたところ、
かなりいい感じで進みました。
小さなことやけど、やっぱり先入観を持つといかんな、と感心しきり。
次からは、今日の場所で立つことにしよう!

さて本題。
一昨年・2011年の12月議会でホストコンピュータ・サーバーについて、
 ○年間の賃借料金が巨額
 ○一方で、
   ⇒ホストは特別な時期以外、稼働状況を調査していない
   ⇒サーバーの大部分は稼働状況の調査自体が不可能な上、
     稼働状況の調査可能なものの利用率がきわめて低い
等の問題があることを指摘しました。
(参考:しぶや祐介の市政報告×28号・表面 の左面)
で、今日は、そのうちサーバーの話の続きをば。

議会での指摘を踏まえて、本年7月、
市はサーバーの稼働状況を把握できるシステムを導入しました。
これによって、現在稼動中の246台のサーバーのうち、
OS等の制限で管理ソフトが導入できない25台を除く
大部分のサーバーの稼動状況把握が可能になりました。
現在、市はデータを蓄積しながら、サーバーの台数・使用状況等を
最適化するため、具体的な手法の検討に入ってくれています。
まずは現状の把握が大切だという話ですね。

で、さらに後の話。
現状、市が保有するサーバーのCPU稼働率は
概ね1~10%程度とのこと。
これ、かなり低い数値です。
市によると、データをきちんと把握した上で、
CPU稼働率を50%程度にあげることが目標らしく。
途中過程では色々と専門的な話が入るので割愛しますが、
これがちゃんとできれば、サーバーの台数はもちろん、
年間1.3億円にも上る賃借料も大幅に削減できるはずです。
かなり楽しみです。

引き続き、この話、今後の展開を見守ってまいります。
それでは失礼いたします。


マンション管理には注意するべきです。

2013-11-05 18:50:59 | 近況報告など、プライベート的話題

先週は水~金で関東方面に総務常任委員会の視察で行っておりました。
しかも土日は、その分たまった事務仕事やら、地域行事やらで
えらいこっちゃな展開。
結局、ついついブログ更新も滞ってしまいました。
秘かに週二回の更新を心がけているので反省中。


というわけで前回ブログの続き、
消火器がとても安くなりました、という話です。
直接、仕事とは関係ないように感じる内容かと思いますが、
よろしければ、おつきあい下さい。


今回、私ども理事会に与えられたタスクは
【ABC粉末10型消火器を全部で23本購入し、現在設置分と取替。
 その際、現在設置分は廃棄!】
というものでした。
これに対してマンション管理会社が当初提示した金額は
 〇消火器購入費7,500円/本
 〇廃棄費用1,000円/本
 〇↑これに該当する分の消費税
で合計205,275円というものでした。
でも、これどうも高すぎると思ったのですよ。


というわけでネットで消火器の値段を検索してみると、
概ね4,000円くらいでちゃんとしたものが買えるようで。
なので、そのことを調べた上でマンション管理会社に
交渉してみたのですよ。そしたらいきなり
 〇消火器購入費6,500円/本
 〇廃棄費用1,000円/本
 〇↑これに該当する分の消費税
で合計181,125円というところまでまかりました。
いや、じゃあ最初の値付けって一体???
が、これでもやっぱり高すぎるなあ、と。


というわけで「こら管理会社に任せてはおけんな。。。」という前提の下、
調べてみると、
 〇ネット上で購入する消火器にも「リサイクルシール」なるものが
   貼られているものがある。
 〇リサイクルシールがあれば「西宮市民共済」に持ち込めば
   廃棄費用は無料。
 〇大体1本4千円程度で消火器購入は可能。
ということが分かりました。
というわけで
 〇次回理事会で、役員の皆さんのご協力をいただいて
   消火器を取り替える
 〇どうせ職場に近いので、私が廃棄分の消火器を
   西宮市民共済に持ち込む
ということで役員の皆さんの了解をいただき。
結果、消火器の購入費は一式あわせて当初の205,275円が92,000円まで
下がりました。
まるでアラブの商人のような。。。


で今回の経過を踏まえると、一回一回つぶしていかんと、
どんなやられ方をするものやら想像も付きません。
一方で、いちいちの事業に就いて内容を精査するのは正直なところ
困難です。
というわけで理事会全員の意見として、
今後は、どのような事業を行うにしても複数の事業者から見積もりを取り、
それを理事会に提出してもらうよう、依頼しました。
ちょっとした戦果かな、と。


で、今回のことを通じて感じたことですが。
大概の場合、マンション居住者は役員が持ち回りなこともあって、
あまり、こうした話には関知しない傾向が強いと思うのですよ。
正直なところ、知識もないですし。


でも今や、西宮市の住民におけるマンション居住者の比率は
以前より相当多くなっています。
このような住民がマンション管理に関する知識を得る機会を作ることとか、
実際に問題となるところをケアしていくことって、
とても重要なことだと思うんですよね。
議会質疑の関係もあって、まだ書けませんが、
他にも思うところがありますし。


それにしても人生、何かと勉強やな、と。
まさか仕事上得た知識が、こんなにリアルに自分の生活にも役立つとは
思いませんでした。
実際、前職のままなら、
色んな意味で、こういうことをやろうとは考えなかったと思いますし。


というわけでマンションにお住まいの皆様は、
くれぐれも管理会社の言いなりにしないようにしましょう!
というブログでした。
それでは今日は、これにて失礼いたします。