西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

【続報】音楽祭の写真&ビデオ撮影について。

2014-12-26 16:38:55 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

昨晩は年内最終の空手稽古。
いやあ、いい汗かきました。
例年通りケーキもなんもなかったのが、実に清々しいというか、なんというか。
我が家のように
甘いものを好まない人の占める割合が高いと、どうも行事的なものが盛り上がらんな・・・と改めて。

さて本題。
請求していた資料等がガンガン揃ってくる、今日この頃。
年内に仕事に一段落つけておきたいのは、いずこも同じなんやろな、と。
で、その資料の中に、以前ブログで取り上げた「市内・公立小学校の音楽会における写真・ビデオ撮影の状況」をまとめたものがありましたので、ご紹介。
【ご参考:音楽会@小学校の撮影について×しぶやの活動日記2014.11.18
詳細は以下の通りです。



【写真・ビデオ撮影の業者委託について】

 ➣委託している-----25校
 ➣委託していない---17校

【会場内での写真・ビデオ撮影について】
 ➣両方とも許可-----7校
 ➣両方とも不許可---23校
 ➣写真のみ許可-----0校
 ➣ビデオのみ許可---11校

【撮影を許可している場合の撮影場所】
 ➣自席から撮影---------3校
 ➣撮影場所を別に設置---15校

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

全体の傾向として、
--------------------
●業者委託している学校では、会場内での写真・ビデオ撮影を許可していないところが多い
●業者委託していない学校では、写真・ビデオ撮影の両方orビデオ撮影を許可しているところが多い
--------------------
というのはありますが「業者には委託しておらず、写真・ビデオ撮影も認めていない」という学校も3校あります。
ここらへん、も少し考える余地があるのではないかいな、と。
この話、年明け以降、も少し考えをまとめつつ協議を進めていきたいと思います。

さて今日のブログは、これにて終了。
で、今度こそ(たぶん)年内のブログ更新は最後のはず。

というわけで、改めて。
今年も小難しいことばかり書いているブログにお付き合い頂き、大変ありがとうございました。
引き続き、来年もお読み頂けるよう頑張ってまいりますので、よろしくお願いします。
それでは失礼いたします。
よいお年をお迎えください!


入札の肝を改めて認識しました、という話。

2014-12-24 15:16:01 | 近況報告など、プライベート的話題

ひょっとすると今年最後かもしれないブログ。
どんな話を書こうかな~、と思ったのですが「仕事上、得た知識がプライベートでとても役立ちました!」という話など。
以前取り上げた時に、リアルな反響を複数頂いたことでもありますし。

前段としてですが。
私が住んでいるマンションは建設から10年以上が経過し、現在、大規模修繕に向けて委員会が立ち上げられています。
で、私、その委員を務めているのです。

いや、単に立候補しただけなんですけどね。

ちなみに、なぜ修繕委員に立候補したかというと、
--------------------------------------
●昨年、理事長を務めていた時に、管理会社から「消火器を取り換えないといけない!」という話があった
●ところが、管理会社から提示された見積もり金額が異様に高く感じた
●調べてみると、自分たちで少しだけ必要な作業をすれば、ものすごく安くできることが分かった
--------------------------------------
という話があったからなのですよ。
こら、管理会社に任せてはおけんな、と。
(↓詳しくは、こちら。↓
 マンション管理には注意するべきです@しぶやの活動日記2013.11

で、大規模修繕。
これについては一般的に、
-------------------------------------
●必要な費用が多額に上る一方で、
●総じて住民の関心が低く、管理会社に丸投げにしがち
●そうなると価格が高止まりしがち
-------------------------------------
と言われています。
実際、近所のマンションにお住まいの方から「ちゃんとツッコみいれてったら当初、ん千万円オーダーで示されてた工事費が数百万円(だいたい20~30%程度)安くなったで~」的な話をお聞きする機会もあったりするわけで。
こんな話、見過ごすわけにはいきません。

で、先日の委員会では管理会社さんから発注方法についての提案があったのですよ。
先方から示されたのは「一般入札方式」「元請方式」「見積合せ方式」の3案。
ざっくり言いますと、「一般入札方式」は住民が直接、改修業者を選び、契約も結ぶ、施工も監理するという形です。
現実的に考えて、そんなん無理やわな、と。

で、残ったのが「元請方式」と「見積合せ方式」の二案。
これまたざっくり言いますと、
⇒元請方式:管理会社が間に入り、すべての業務を取り仕切る形
⇒見積合せ方式:施工業者を管理組合が選定し、契約を結ぶ必要があるが、あとは管理会社が取り仕切る形
ということになるようです。

管理会社さん側は
-------------------------------------
●「元請方式」なら工事保証も自分たちがするし、業者選考・見積合せ・施工監理等も、すべて自分たちが行うので住民の負担は非常に軽い
●過去3年間の管理会社の実績から見ても80~90%が元請方式を採用している
●見積合せ方式を採用しているのは住民に専門的な知識を持つ方がいらっしゃる場合や2回目以降の大規模修繕で勝手が分かっている場合等に限定される
-------------------------------------
てなことを言っていまして。
なんだか、もう尋常じゃなく「元請方式」にしたい感が漂ってきます。
でも、それって、なんかあやしくないか?と。

というわけで、ここからが先方とのやり取り。
-------------------------------------
澁:元請方式で、自分たちが選考対象の事業者を選ぶことはできますか?
管:当社が推奨する事業者の名簿から選んでもらいますので、選考対象となる事業者を選ぶことはできません。
澁:ということは、我々が独立系の改修会社も選考対象に入れたいと希望しても、それはできないということなんですね?
管:はい、それはできません。
-------------------------------------
この選考方法、業界的に言うところの「指名競争入札(=指名された事業者だけが参加できる入札)」になります。
一般的に、この方法は、どの事業者でも入札に参加できる「一般競争入札」より競争性が低くなると言われています。
しかも、この場合、
-------------------------------------
●マンション管理会社が事業者をリストアップする
●で、その中からマンション会社自身が事業者を選考する
-------------------------------------
という話なわけで。
これって、ある意味「煮るなり焼くなり好きにして!」に近い感じなんちゃうかいな???と。
(ちなみに、この話、最終的には「間に管理会社が入るなら、元請方式でも見積合せ方式でも住民がやるべきことは、ほとんど変わらない」という話になり、だったら「当初、管理会社が押していた「元請方式」より、独立系の改修業者も選べる「見積合せ方式」のほうがいいんちゃう?」という感じの展開になっています、今のところ。
ここら辺は、思いっきり、プライベートな話。)


で、プライベートから離れたところで行きますと。
マンション世帯数がきわめて多い西宮市において、大規模修繕は、きわめて頻繁に起きている話だと思うのですよ。
ここで不要な支出を削減できれば、住民にとって、とても良い話だと思います。
で、そういう内容を私のブログでお知らせするのも、何らかの意味があるんちゃうかいな、と。

とにかく、ちゃんと競争させな、あきませんわ。
つくづくと、入札の肝は「公平・公正な競争環境を確保することに尽きるんやな~」と感じています。

というわけで今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。


【プチ快挙】仮称・総合防災センターの建設計画はなくなりました!

2014-12-18 10:48:20 | 市政全般に関連すること

現在、絶賛・大忘年会シーズン中。
しみじみと私は周囲の人に恵まれているなあと思います。
調子に乗っての会が続きすぎて、
-----------------------------
●夜中四時に吐き気がして目覚めて

●そういや生牡蠣食べたし、久々にやられたかと恐怖におののいたものの
●寝直して朝起きたら、すこぶる元気で、どうやら単なる食べすぎだったような・・・
-----------------------------
てなことまであったのは、ここだけの話。


さて本題、標記の件について。
従来、市は仮称・総合防災センターを建てたい!という、強い意欲を示してきていました。
一方で、
---------------------------------
●そもそも、市が言う「仮称・総合防災センター」とは、
  ⇒どのような機能を保持した
  ⇒どれくらいの規模の施設か?
 等、肝心の点がすべて不明

●建設予定地が、大規模地震発生時に津波による被害を受ける地域と予測されていた(その後、県の津波襲来予測が修正され、予測地区から外れましたが・・・)
●新たにハコモノを建設し、大規模災害発生時に備えるのであれば、上下水道・消防等、大規模災害発生時に早急な対応が求められる機能を集約するべきだが、そうした考えがない(統合されるのは教育委員会&総合防災センターという謎の組み合わせ)
--------------------------------
等の理由から、私は、この計画に対して、きわめて懐疑的な姿勢を取ってきました。
↓詳しくは、こちら。↓
仮称・総合防災センターについて。①
仮称・総合防災センターについて。②
ところが今回の議会で、新たな展開がありまして。

12月議会で報告されたメイン級ネタの一つが、第四次総合計画の中間見直し。
この中で、
---------------------------------
従来の「(仮称)総合防災センターを整備」という文言が消えた
●「総合防災センター機能を含めた総合的な整備計画」という表現が出てきた
---------------------------------
という気になる点がありました。
行政文書的には、「総合防災センター」と「総合防災センター機能」では、大違いです。
当然、スルーするわけにはいきません。


この点を確認したところ、市からは
---------------------------------
●万一、大規模災害が発生した場合に、市内外の情報を収集するとともに通信を可能とし、即時対応を可能とするのが総合防災センター機能
●市役所周辺庁舎の在り方を機能する中で、総合防災センター機能の在り方についても検討する

新たなハコモノとして総合防災センターを整備することは考えていない
---------------------------------
という趣旨の答弁が返ってきました。
お~、言い切った。
で、この答弁、個人的に非常に乗れる話だと思っています。

ブログ等でも再三、記載していますが、私、
---------------------------------
●長期的に施設の老朽化が進むことは確実
●今後、そうした施設の改修等にかかる費用が莫大な金額に上る
●こうした環境の下、新規施設を整備することには、極めて慎重であるべき
---------------------------------
と考えています。
なので従来から「どうしても総合防災センターを建てたいのなら、その分、既存施設を減らすべき!」という主張をしてきました。
そもそも、市自体も「施設の総延床面積を今後20年間で10%以上削減(平成22年度比)」という考えを示しているわけで。
でも従来、こうした考えが顧みられることはありませんでした。

前市長時代に行われた多くの議論は、とかく「ハコを整備する」ことからスタートしていた感が強かったと思っています。
「市立中央病院を移転して、がん診療の拠点病院とし、跡地は売り払う!」なんてのは、まさに、その象徴的なものだったわけで。
けれども最近では、そうした議論が「必要な機能を保持するためには、どうすればよいのか?」という観点からスタートすることが多くなっているように思います。

これ、極めて当たり前の話だと思うのですよ。
でも、これまでなら決して受け入れられることのなかった話でもあるわけで。

上でいうような「総合防災センター機能」を保持することに異論はありません。
もちろん、それは総論としての話で、具体論が出てきたら、別の話はあるでしょう。
変な計画が出てきた時には、意見も批判もガンガン行わねばなりませんし。

それにしても、改めて。
仕事上で、自分が当たり前だと思う話が、当たり前になっていくってのは、なんて素敵な事なんやろうと思います。
ほんま、うれしいことですわ。

というわけで、今日のブログは、ここまでで。
それでは失礼します。


最新情報×アサヒビール工場跡地について。

2014-12-15 16:17:11 | 市政全般に関連すること

本日、アサヒビール工場跡地問題特別委員会が開催されました。
で結構、大きな内容の報告があったので、その内容についてなど。

ちなみに、この話、前のご報告から結構、時間が経っていますよね。
なので、
●ここまでの話の概要って、どんなんやったっけ???という方には、↓こちら↓を

一旦決着@アサヒビール工場跡地問題特別委員会。×しぶや祐介の活動日記2014.7.25
●で、それって、どこの話やっけ???という方は、↓こちらの左下・資料①↓を
しぶやの市政報告39号
ご覧頂ければ、多少なりとも、ご理解の助けになれるかな~と。

とおうわけで、よろしければ、ご覧下さい。

さて本題。
今回、報告された内容は

---------------------------
●市は、現在の土地所有者であるアーク不動産(株)と当該土地についての協議を進めてきた

●その結果、アーク不動産(株)と西宮市土地開発公社(=実質的には西宮市)が合意に至った
●具体的な内容は以下の通り(市配付資料より引用)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
《売買条件に関する基本的合意事項》
 ➣売買の目的は、県・市統合病院の建設候補地の一つ
 ➣売買代金は、26,000㎡で5,505,500千円(700千円/坪:211.75千円/㎡)
 ➣統合病院建設用地とならない場合は、アーク不動産(株)が売買代金と同額で買戻す
   買戻しの期限は平成32年3月31日
 ➣新設道路、公園及び供給処理施設の整備はアーク不動産(株)が実施
 ➣土地譲渡の申込みに対する回答期限は平成27年2月末日
   かつ、売買代金の支払期限は平成27年3月末日
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
---------------------------
というものです。

そもそも、この話は上に貼ったブログに記載の通り、全会一致で決まっている話です。
なので今回、改めて示された話に強い異論はありません。
とは言え、少々確認しておきたい点があったので、そこは確認しておきました。
以下、その大まかな内容について。

一点目は、買取価格についてです。
そもそも、この土地、前市長時代の計画では、土地購入価格を相続税路線価を8割で割り戻した181,250円/㎡としていました。
ところが、今回の提示価格は211,750円/㎡。
これは㎡当たり30,500円、率にして16.8%高い価格です。
26,000㎡全体だと7億9,300万円も高い買い物になるわけで。

ちなみに、市長交代後の議会答弁で、市は土地を購入する場合の価格について、
---------------------------
●元々の予定価格である181,250円程度
●181,250円に費用を上乗せした程度
---------------------------
という趣旨の発言を行っています。
となると今回、提示された金額が「程度」とか「費用を上乗せした程度」という枠に収まるのか???については精査が必要だと思っています。
1年も経っていないのに16.8%アップというのは、なかなか、きつい話だと思いますし。

これに対する市側の答弁は、
------------------------------
●周辺の価格水準と比較して、適正
●金利・固定資産税・不動産取得税・都市計画税という必要な費用を試算したところ、上乗せ金額は妥当
 (ただし、それぞれの試算金額について示すことは出来ない)
------------------------------
というものでした。
市が「周辺の価格水準と比較して、適正」と言ったからといって、鵜呑みにする気はありません。
正直、そんなの信用できませんし。
が、具体的な項目を挙げた上で「上乗せ金額は妥当」と言っている以上、今日の追及は、ここまでかな、と。
ここについては、も少し詳しく調べてみます。

で、もう一つ確認したのは、「買戻しの期限は平成32年3月31日」となっている点。
これが、さらに延長されることはないのか?という話は確認しておかねばなりません。
でないと、話が前に進まないまま、ぐだぐだになってしまう可能性もゼロではありませんので。
が、こちらについても市長がハッキリと、「基本的に延長はあり得ない」と約束しました。
であれば、まずは、よしかな、と。

という訳で、今日のブログは委員会の速報記事でした

でわでわ失礼いたします。


それにしても、もめるなあ。。。

2014-12-11 16:56:32 | 市政全般に関連すること

今日は総務常任委員会。
本会議とは違い、それぞれが所属する委員会で、担当する分野についての詳細なやりとりを行える機会!という感じですね。

で、色々とご報告したいことはあるのですが、今日は敢えて、その中から「なんだかなあ。。。」と思った話について。

市側から提案された議案の一つに、
「来年4月から市役所の局名を以下の通り、変更したい。
    (改正前)→→→→→→(改正後)
 ①防災危機管理局→→→危機管理局
 ②市民文化局→→→→→市民局
 ③健康福祉局→→→→→福祉局
 ④こども支援局→→→→子供局
 ⑤産業環境局→→→→→産業局」
という内容のものがありました。
ちなみに西宮市役所の組織は、大まかに言って、下から順に「係→課→部→局」という形になっています。
一応、ご説明。

正直なところ、どうでもいい話やと思ってたんですよ。
言ってはなんですが、
--------------------------
●よくある話やし、
●これまで同様の議題が問題になったことなんかないし、
●名前なんか、どこまでいったって好みの問題やし、
●課名はともかく、局名を市民の方が意識することなんか、あんまりないやろから迷惑かかることもないやろし、
●来年4月には公共施設マネジメントに関連する部署の集約など、一定規模の組織変更を考えてるという話やし、
●名称変更にかかる費用は全部合わせて80万円くらいらしいし、
 (ちなみに、↑この費用↑は庁内案内板の変更・公印新調等にかかる費用です)
●どのみち組織変更と一緒にやるものである以上、上に類する費用かって発生するわけやし、
--------------------------
てなことを思ったもので。

という風に、積極的に反対する理由もないので、うちの会派は賛成することに決めていたのですよ。
もちろん、
--------------------------
●部署名を変更するにしても、組織を改正するにしても、、手間・労力・費用がかかる
●来年4月まで時間あるんやし、この機会に、業務をより効率的・効果的に遂行できる体制を整えてほしい
●そうした体制を整えたうえで、今後は部署名の変更や組織改正を頻繁に行うのは止めて欲しい
--------------------------
といった意見は述べた上での話ですが。
ところが政新会さんから、この議案に対して「今、この時期に、敢えて名称変更する必要はない!」という趣旨の修正議案が提出されてきました。
で、結論から言いますと、政新会さんが提出した「当座は今のままの部署名でいくのだ!」という修正案が賛成多数で可決されました。

繰り返しになりますが私、正直なところ、どうでもいいや位に思っています。
「今の名前こそがベスト!」とも思いませし、「なにがなんでも、今回提示されてきた名前に変えるべきや!」とも思わないので。
「合理的や論理的やばっかり言うんやったら、この名前になぜなったのか、この名前に変えることにどれだけ効果があるのか、どういう過程を経て、この名前に決まったのかを合理的・論理的に説明せよ!」という主張にも一定の合理性・論理性はあると思いますし。

ただ、しみじみ、この手の、これまでなら特になんということもなかった話で、ホンマもめるなあ。。。
やっぱり感情的に、いろんな面でしこってるからというのが大きいんやろなあ。。。
この議案が本日の総務常任委員会で一番アツく、それぞれの議員が意見を述べ合ったネタな感じがするのが、なんだかなあ。。。
と思ったりするのです。

と、愚痴っぽい話ですいません。
他に、重要な話も色々あったので、そちらについては後日ご報告いたします!と、お約束しつつ。
それでは今日のブログは、このへんで失礼いたします。


「場所がないから・・・」は違うでしょ。

2014-12-08 17:10:05 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

昨日は消防団×本庁南地区の合同礼式訓練。
場所が海辺なもんで、まあ、寒かったこと。。。

で訓練終わって、みんなで詰め所に引き上げてホッとしてたら、火事発生!とのことで緊急出動指令が。
慌ててみんなで飛び出して、出動した先は西宮市のゴミ焼却場である、西部総合処理センター。
「ごみピット内に堆積した可燃ごみの自然発火」ということで大事なかったのですが、つくづく火事は怖いなあ。
慌ただしい年の瀬、皆様、火の始末には十分ご注意下さいませ。

さて本題、今日は西宮市立中央病院(以下、中央病院)に関する話など。
少し前に総務常任委員会の視察でいくつかの病院に行ってきたのですが、その中の一つに箕面市立病院がありました。
色々お話をお聞きしたのですが、個人的に興味深かったのが
「箕面市立病院では従来、20数社から購入していた診療材料を1社からの購入にまとめた。
 これによって年間6~7億円かかっていた材料費を5億円程度に抑えることが出来た。」
という話でして。
これ当然、中央病院でも同じことできるんちゃうの???と。

ちなみに中央病院の診療材料費は今年度、約3億円となる見込み。
で中央病院は、かつての箕面市立病院と同じく診療材料費を20数社から購入しています。
ということは、これ、同じことをやれば相当、効き目あるんではないかいな???と。
ちなみに箕面市立病院は公立病院の成功例として関西圏では有名な存在らしく
、中央病院も色々勉強させてもらっていると聞いていました。
だったら、ここらへんの研究も進んでるのでは???と思ったのですよ。
ところがどっこい、そうはいきませんでした。

中央病院担当の職員さんに事前に趣旨を説明した上で来てもらったのですが、まず最初に返ってきたのが
--------------------------
●箕面市立病院で診療材料費の削減に成功したことは認識している
●ただ、それを実施するには診療材料を保管する場所が必要
●中央病院には場所がないので、できない
--------------------------
という返事でして。
おいおい、ちょっと待て、と。

そもそも中央病院の許可病床(←医療法に基づき、使用許可を得ているベッド)数は257床。
これに対して実際に稼働している病床数は193床でしかありません。
かつては入院機能を保持していた産科も、今は休診状態に陥っており、本来、入院患者さんが使用するはずの部屋は空室だらけ!という状態にあります。
こんな状態で「場所がない!」とか言われても。

で、そこから色々ツッコんだのですが結局、納得のいくような返事は全く返ってきませんでして。
つうか、絶対、真面目に検討したことないんやろな~、と。
これでは「分かりました!」って訳にはいきません。
というわけで、この話、引き続き、ガッツリつっこんでいきます。
ちゃんと進めれば、年間数千万円の費用削減が見込める話を「場所がないから出来ません!」で納得できるわけがありませんもの。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


【続報】消防団車庫の建て替えについて。

2014-12-04 17:24:08 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

今日からの西宮市議会は一般質問DAYが続きます。
というわけで、今日は、それに関した話など。

以前、ブログで

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●消防団車庫の老朽化が進んでおり、計画的な建替えが必要
●にも関わらず、それを実施するための具体的な計画が存在しない
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といった話を取り上げました。

詳しくは↓こちら↓。
消防団車庫の安全対策を@しぶや祐介の活動日記×2014.11.13

で、その内容について会派で雑談したことがあったのですよ。
それを受けて、同じ会派の上谷議員が本日の本会議で、この問題を取り上げて下さいました
で、せっかくなので、そのやりとりの内容をば、ご紹介。

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【質問①】

築35年以上経過した13棟の木造車庫の老朽化や傷み具合の把握は出来ているのか?
また、建替えのための条件整理は行っているのか?


【答弁①】
消防局では、市内に38施設ある消防団車庫を毎年現地確認し、老朽化や不具合箇所の把握に努め、緊急度や優先度を判断した上で、修繕工事を実施し、機能維持に努めております。
また建替えに際しましては、敷地の現況把握や建築基準法上の規制など、対象施設の課題を抽出しながら、事業着手前の条件整理を進めている状況でございます。

【質問②】
いつ発生するか分からない大地震に備えるために、年1棟のペースではなく1年間に建て替える棟数を増やしていくべきだと思うが、市の考えは?

【答弁②】
消防団車庫の建替えについては、敷地が民地の場合の地権者との調整や、工事期間中の代替車庫の用地確保など、多くの条件整理が必要です。
また設計や工事に要する期間に加え、実際に建替工事に着手した後も、地域の方や消防団と細部調整を行いながら、トラブルのないように対応していく必要があり、これ以上のペースで実施するのは困難な状況でございます。


【質問③】
最も古い木造の車庫は山口町船坂にある船坂分団の車庫と聞いていますが、なぜ、早急に建て替えないのか。
また「消防団車庫整備計画書」の中に計画的な建て替えを推進していくためにも、建替えの優先順位を明記すべきだと思いますが、市の考えは。

【答弁③】
船坂分団車庫につきましては、建替えが必要と認識しておりますが、現在、土地の所有者を調査している段階で、具体的な事業着手に至っておりません。
また建替えの優先順位の明記につきましては、基本的に、築年数が古く、老朽化の激しい車庫から優先して建替えを行っていく方針でございます。
しかしながら、先程述べましたとおり事業着手前の条件整理が困難で、時間を要するものがあることから、条件の整った車庫から順次建替えを行い、建替事業全体の継続を図っております。

【質問④】
建替えが必要な12棟の木造車庫の中には、市が所有する土地ではない敷地に建っている建物が5棟あると聞いています。
これらの建物を建て替える場合、権利者との交渉や調整に時間がかかると思いますが、すでに交渉は行っているのか。

【答弁④】
建替えを計画している12箇所の中には、民地や所有者調査中の敷地などが5箇所ありますが、建て替えについての調整は行えておりません。

【質問⑤】
木造車庫が建っている敷地が狭いために、現地での建て替えが難しい車庫があると聞いていますが、移転のメドはついているのか。

【答弁⑤】
敷地が狭いために現地建替えが難しい車庫につきましては、消防団へ協力をお願いしながら移転地確保に取り組んでおりますが、目処は立っていない状況でございます。
これらにつきましても、すみやかな事業推進を図るため、関係者や関係部局と連携し事業を進めてまいります。

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てな感じです。
要するに、いろいろ言ってはるけど、あんまりちゃんと考えてないし、ましてや具体的な計画なんてありません・・・ということになるのかな、と。

上谷議員も仰ったことですが。
築35年以上経過している木造車庫13棟の建替えペースが一年に1棟では遅いと思うのですよ。
最後には、築50年前後の木造車庫が残ってしまうわけで。
他にも鉄骨造・RC造ではありますが、用海分団や上山口分団、安井分団のように築40年を超えている車庫もあります。
木造車庫の建替えに手間取れば、他の車庫も建替えができなくなってしまいます。
だから、もっと計画的、かつスピーディーに建て替えていくべきだと思うのですよ。

そのためにも老朽化が進んでいる車庫全てについて、
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●敷地の現状把握
●建築基準法上の規制の問題点
●敷地が民間の土地の場合の地権者との調整
●工事期間中の代替車庫用地の確保
●現地建替えができない場合の移転地の検討
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等々、建替えを念頭に置いた条件整理を行うべきです。
で、その結果を踏まえた具体的な建替え計画を策定し、ガンガン進めていくべきだと思うのですよ。
とにかく早急な対応が必要だと思うのです、この分野。

にしても会派として行動していると、こういう時、助かるなあ。
自分一人だと発言の機会も限られてしまうところを、こうした形で先輩に取り上げていただけるのは、ほんと、ありがたい。

というわけで、今日のブログは、ここらへんで。
それでは失礼いたします。


ご参考@衆議院議員選挙について。

2014-12-03 18:13:10 | 主張・広報と活動のお知らせ

衆議院議員選挙ですね。
というわけで、それらしい話など。

誰(どこ)に投票すればいいのかが分からない!」という方には、↓こんなの↓があります。
衆議院議員選挙2014「マニフェスト・公約 比較表」
こちらで各政策分野をクリックしていただくと、その分野に関する政党のマニフェスト・公約が示されます。
例えば「社会保障」「子育て・少子化対策」「原子力発電」など。
これ、なんらかの分野に関して興味お持ちの方にとっては、かなり使えるツールではないかいな、と。
とても便利。

ちなみに、政治家の端くれとしての率直な意見ですが。
私は、「白票も意思表示」とか「棄権も意思表示」というのは嘘だと思っています。
政治家が、そうした形での表現に多くの思いをはせることは、まず、ありません。
それをプレッシャーに感じることもありません。
そのことの良し悪しは別として、ですが。

全ての意見が完全に合う政党・候補者など存在しません。
というよりも、たぶん、そんな人、世の中に存在しません。
それが国政のような多岐に亘る分野を扱う世界であれば、なおのこと。

それでも、その中から考えられる限り、ベターな選択をすること。
それこそが大切なことなのだと思っています。
上に上げたようなツールも含めて、そういう選択をするために使える道具も増えているわけですし。

ともすると誤解してしまいそうになりますが。
投票は、絶叫している候補者や、その支援者たちのために行うものではないのですよ。
それは、私達や私達の大切な人のために行うものなわけで。
それは私たち一人一人が持っている大切な権利であり、 行使することは一人一人に課された義務なのだと思います。
それをしないなら、どんな問題が、どんな結末を迎えたとしても、そこに文句を言うことはできないのでは???とさえ思うわけで。

というわけで、このブログをご覧いただいている方には、 こんなことは書くまでもないと思うのですが、改めて。
皆さん、選挙に行きましょう!

でわでわ、今日のブログはこのへんで失礼いたします。


思いつくまま、パラパラと。

2014-12-01 10:29:21 | 主張・広報と活動のお知らせ

昨日・一昨日とドットジェイピー主催の「議員交流会」に参加してきました。
ドットジェイピーさん、色々と活動されていますが、私に強く関係するのは「議員の元でのインターンを希望する大学生と、そういう大学生の受入を希望する議員をつなぐ」というものです。
昨日・一昨日に参加してきた「議員交流会」は、上の両者が集って顔合わせをする場ですね。
(参考:若者と政治を結ぶ NPO法人ドットジェイピー )

で考えてみると、次の受入期間である来年2~3月に、うちを希望する学生さんがいてくれたなら、なんと20期目!

いちばん最初に受け入れたのは約10年前で、私は当時31歳。
もちろん一定、年齢は離れていたんですよ、当時から。
でも、その時は「やや年上の親戚のお兄ちゃん」的な位置取りのつもりでいましたし、受入議員全体で見ても、若手だったはずなんです。

でも、そこから10年もたってみると、私の年齢は受入学生よりも、むしろ、その親御さんに近い年頃になり。
参加議員の中でも、「古参」とよぶに相応しい感じになってきたわけで。

思えば、遠くへ来たもんだ。。。

で、そんなことを思っていた最中に、インターン3期生として(つまり8年以上前!)に受け入れた子(といっては失礼ですが)から連絡がありまして。
彼は現在、総務省で政治資金等の担当として働いているのですが「先日、ニュースにちらっと映ったので、よかったら見て!」とのことでした。
(せっかくなので:
 参考:自民への企業団体献金4割増、政治資金収支報告書@JNNニュース
     政治資金 収入支出とも2年連続増加@NHKニュース )
↑見てみたら、ほんまにちらっとでした(笑)。↑
こうして卒業生が頑張ってくれていることや、折に触れ、そんななにかを知らせてくれるのはありがたい、嬉しいことやな、と。
こちらも負けんと頑張らんと!ですね。

で、そんな彼は、荒れに荒れた先国会と、解散総選挙に対応するべく10月以降ノンストップで働いているらしいのですが、このモード、まだまだ続くらしく。
なにせ来年4月には統一地方選挙もありますから。
ちなみに西宮市の市議会議員選挙も、統一地方選挙の日程で行われます。
で、その日程、以下で行われることが決定したとのことで先週末、選挙管理員会から連絡がありましたので、こちらも併せて広報しておきます。
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平成27年4月19日・公示
(↑この日にポスターが掲出され、選挙戦が始まります)
平成27年4月26日・投開票
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ぼちぼち、体制構築していかねば!ですね。

イヤやなあ選挙。。。
でも、これを勝ち抜かないことには、お仕事続けられへんしなあ。
まだまだ、やりたいこと・やらねばならないこと山盛りですし、しっかり頑張らないと!ですよね。

書き上げてみると、結局は来年4月に西宮の市議会議員選挙がありますよ~、という告知になってますね。
元々は、そんなつもりじゃなかったんですが。
というわけで今日のブログはこのへんで。
それでは失礼いたします。