西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

【続報24】10万円/人の特別定額給付金や、休業要請に協力した事業者への支援金支払いに必要なお金を手当てする補正予算が成立しました +2

2020-04-30 13:48:09 | 主張・広報と活動のお知らせ

本日、
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●市内の給付対象者に一人当たり10 万円を給付する「(仮称)特別定額給付⾦事業」
●児童手当(特例給付を除く)を受給する世帯に対し、児童一人あたり1万円を上乗せする「⼦育て世帯への臨時特別給付⾦の⽀給」
●離職や廃業に伴い、住居を喪失またはそのおそれが高く、所得等が一定水準以下の人を対象に、一定期間家賃相当額を支給し、住居を整えたうえで就労に向けた支援を行う「住居確保給付⾦の対象者拡⼤」
●休業等の要請に応じた中小企業・個人事業主を対象に、法人100万円、個人事業主50万円を支給する「休業要請事業者経営継続支援事業」
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等の実施のために必要な補正予算が議会の開催を経ない、専決処分にて執行されることとなりました。
これによって、上記事業を実施するための条件が整ったことになります。
可能な限り、速やか、かつ早期の対応を求めたいと思います。

また、これとは別に、
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①新型コロナウイルス感染症に関する今後の国勢調査の対応について
②認可保育所の今後の運営方針について
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の二つの話について、報告がありました。

①については、私の所にも問い合わせがあった内容。
「人との接触を控えるべき、この状況下に対面が必要となる国勢調査を実施するのはいかがなものか?」という話についてですね。
国からの通知として、
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●全国の実施体制等の照会を行い、7 月上旬までを目途として、調査期間の延長等を含めた調査のあり方について方針を定める
●調査方法は、各市の状況に応じて、調査員と世帯が直接接触しない非接触を基本とするほか、座席や換気に配慮した「3密」回避の説明会、自宅で調査方法を学習できるDVDの配布などにより、調査員・指導員等の感染の防止を最重点とした事前準備を進める
 ↓
上記の留意事項を踏まえ、本市においても新型コロナウイルス感染症対策をしっかりと行いつつ、国勢調査の実施に向けた取組みを進めていく。
なお国勢調査のあり方について、7月に総務省からの通知があり次第、お知らせするとともに、必要な体制を検討する。
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という話があったとのこと。
現在の状況を踏まえると、こういう内容になるのは当然だと思います。

次いで、②。
こちらは受け入れ児童を限定する限定する「特別保育」の期間を当初予定していた5/6までから延長し、当面5/31までとする、というもの。
こちらも妥当な判断だと思います。
詳細は以下をご覧ください。
 ↓



というわけで、市から報告があった内容についての情報共有でした。
それでは本日のブログは、これにて失礼いたします。


【速報23】市立学校園の休業期間が5/31まで延長されます! & 今年4/1付の保育所待機児童が過去最高を更新しました...

2020-04-28 13:37:35 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

本日、市立学校の臨時休業期間を5/31まで延長することが公表されました。
あわせて
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●臨時休業期間中に登校可能日(=登校を希望しない児童・生徒は登校しなくても可という趣旨ですかね???)を設定すること
●臨時休業期間中の家庭学習や夏休み期間についての考え方
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等も示されました。
詳しい内容は以下をご覧ください。
   ↓


また同様に市立幼稚園でも休業期間を延長すること、登園可能日を設定することなどが示されました。
詳しい内容は以下をご覧ください。
なお市立幼稚園については5/12に入園式を挙行する考えだそうです...
   ↓



前回のことがあっただけにハラハラしていたのですが、今回は妥当な判断に落ち着いたようで、ほっと一息。
まずは、よかった。。。
 ↓
【ご参照】
【続報15】急転直下・学校の臨時休校が延長されます!&公共施設も5/10まで閉鎖期間が延長されることになりました。@今月6日のブログ

続いては、こちらも本日公表された保育所待機児童の話。
発表された、本年4/1付の本市における保育所待機児童の状況は
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●厚生労働省の定義に基づく待機児童数は昨年4/1時点から117人増の370人
●待機児童に含まれない児童を含めた、保育所等へ入所できなかった児童数は昨年度比175人増の936人
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というものでした。
詳しくは以下をご覧ください。
   ↓


なお年齢別の状況は以下の通りです。
   ↓

   ↑
過去の実績から、待機児童は1・2歳児に集中する傾向が強かったのですが、いわゆる「3歳の壁」がより一層、大きな問題となってきているのが見て取れますね...
令和2年度の入所申込者、保育所等へ入所できなかった方の数は共に過去最大。
また、保育需要率も昨年と比べ2.44 ポイント増加して33.83%となるなど保育需要は継続的に増加しています。
このような状況の中、市は、待機児童の解消を図るためには、今後令和6年度までに、さらに約1,000人分の受入枠が必要であると見込んでいるとのこと。
そこで市は「これまで以上に踏み込んだ施策が必要と考えており、現在、新たな対策について検討を行っています」とのこと。

で、そうした場合、真っ先にやらなければならないことが複数あると思うんですよね。
一つは、現在、募集していない0~2歳児を対象とした小規模保育施設・家庭的保育事業の募集再開。
 ↓
【ご参照】
保育所待機児童の解消に効果的なのが分かっているのに、やっていない取組がまだまだある。だったら、そこに取り組むのは当然でしょ?@2019年4月のブログ

次に、会派として継続して主張している送迎保育ステーションとセットでの市有地を活用した保育所整備。
 ↓
【ご参照】
しぶやの市政報告50号@2017/8発行×裏面


この内容については今年3月議会で、同じ会派に所属する、たかの議員が詳細に取り上げているので、その内容も併せてご紹介しておきます。
 ↓
【ご参照】
市有地を活用した保育施設整備④@2020/3/23付・たかのしん公式ブログ

また
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●総児童数が減少しているにもかかわらず、保育所への就園希望者が増大していることを踏まえ、私立幼稚園×延長保育による3歳以上児の受入拡大
●0~2歳を対象とした地域型保育施設の大幅な拡充を前提に、保育所の年齢ごとの受入枠見直し(3~5歳児の受入枠拡大)
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といった対策も進めるべきと考えています。
こうした内容も含め、多くの方から「さすが子育てするなら西宮」を掲げているだけのことはある!と思ってもらえるような積極的な取組を展開してくれることを願っています。
今はコロナの影響で、ちょっと異常な状態になっていますが、いつか必ず、この状況は落ち着きます。
その時のことを考えれば、待ったなしなことは明らかなんですから。。。

というご報告中心のブログでした。
それでは本日は、これにて失礼いたします。


【続報22】GW明け以降、休校を延長するのか?しないのか?が明日、公表されます! & 市・県から提供された情報のうち、西宮市に関連が深いものを中心にご報告します!!

2020-04-27 17:39:59 | 主張・広報と活動のお知らせ

日々、いろんな話が動いていますね...
というわけで今日のブログは、ここ最近で情報提供を受けた話のうち、気になったものを中心にピックアップしました。
なお、1人10万円を支給する特別定額給付金(仮称)等、国が決定したコロナ支援策の円滑な実施に必要な補正予算は、市の専決処分で(=議会の議決なしに、市の判断で前に)進められることになりました。
円滑な実施という趣旨からも、然るべき方向性だと思っています。

さて本題、一つ目は「就学奨励助成金の受給家庭に対して、学校×臨時休業期間中の給食代該当分の金額を支給します!」という内容です。
詳しい内容は以下をご覧ください。
   ↓


二つ目は、公共施設の休館期間の延長について。
現在、5/10までとなっている休館期間を原則5/31まで延長するという話ですね。
詳しい内容は以下をご覧ください。
   ↓

   ↑
ちなみに本日開催された災害対策支援本部役員会で、市長から「GW後、休校期間を延長するのか?しないのか?について、明日、方針を発表する」考えが示されました。
GW終了ギリギリまで状況を見極めるのではなく、この時期に公表することも含めて、フツーに考えれば「到底、再開出来る状況にないやろ...」と思うところ。
が、前回のこともあり、一抹の不安を覚えずにいられないのは私だけ???
 ↓
【ご参照】
【続報15】急転直下・学校の臨時休校が延長されます!&公共施設も5/10まで閉鎖期間が延長されることになりました。@今月6日のブログ

続きましては、県から得た話の情報共有。
まずはGW中、県立公園の遊具と駐車場が閉鎖されるというお話です。
遠方からお越しの方々の数が増えることによって、密な状況が発生するのを防ぐため!という趣旨のようですね。
   ↓


次いで、こちらも県からの情報でコロナ患者の入院体制強化に関して。
こちらはより一層の病床数確保に努める!という趣旨ですね。
   ↓


続いて、こちらも県からの情報で無症状者や軽症者への対応について。
身近なところで行くと、ホテルヒューイット甲子園の西館での受入が始まっているとのことです。
   ↓


最後は、西宮市からのお願い。
医療用防護服や雨合羽の寄贈などのお願いについて広報依頼がありましたので、以下、張り付けておきます。
   ↓


以上、雑多な内容ですみません。

というわけで、今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。


【続報21】本日開催の臨時議会で、市独自の商業支援策は可決・成立。GW終了後の学校再開に対する考え方等も確認してもらいました。

2020-04-24 12:55:21 | 主張・広報と活動のお知らせ

本日、前々回ブログでお知らせした賃料補助/学校へのサーモグラフィー導入等に関する補正予算等を審査するための議会が開催され、すべての議案が全会一致で可決されました。
 ↓
【ご参照】
【続報20】市独自の商業支援策が講じられる予定です&子供達の体温チェックのための機材も導入される方向で話が進んでいます。@前々回ブログ

各議案に関連しては、事前に複数のご意見・ご質問を頂いていましたし、私なりに気になる内容もありました。
なので各委員会に所属する同じ会派の議員さんにお願いして、いくつかの内容について、確認していただきました。
以下ご覧ください。

■■■■■

【学校・教育関連】
●5月7日以降の学校再開に対する現時点での考え方は?
 →現在、国、県が明確な方針を決めておらず、そのあたりを鑑みながら、方針を決めていきたい。学校再開を決めても、すべての教育活動を再開することは難しく、登校日の設定などを決めたい。

●学校再開後も三密対策が必要。
 例えば、分散登校・学年別の登校日設定・午前午後の2部制・教科の縮小等が考えられるが、そうした対策についての現時点での考え方は?
 →今、例示いただいた内容は全て、現在、検討している。

●学習用ツールとして「まなみや」が開設されたが、そもそも、それが開設されたこと自体、多くの保護者は知らない。広報する考えは?また現在のままだと利用に対するハードルが高すぎる。考え方に基づいて利用できるプリントの用意、進捗の目安となるカレンダーの用意など、活用できるようにするためのツール整備の必要に対する考え方は?
 →ご指摘の通りだと思う。子どもたちが自分で進捗管理をして、計画をたてて学習することができるように準備を進めている。近々に公表したい。

●インターネットによる授業配信に対する考え方は?
 →特に、入学まもない小学1年生にとって必要と考えており、「まなみや」を使って作っていきたい。

●オンライン授業実施に対する考え方は?例えば通信環境・PCの保有状況等がハードルとして考えられるが、それらについての現況調査の必要性に対する考え方は?
 →双方向の授業について、それを行うICTのインフラの状況やそれぞれの家庭のICT環境がどうなっているのかが重要であり、各学校や教育委員会で家庭のICT環境について現況調査を行いたい。ただ、各家庭のICT環境はまちまちだと考えられることから、当初から行っているアナログ的な要素も継続していきたい。

【個人事業主への店舗の賃料支援等、商業支援策】
●支援対象となる業種について「小売、飲食店等」としているが、具体的には?
 →詳細は検討中。追って確定の後、報告・広報する。

●1ヶ月分の支援だけか?
 →当面、緊急事態宣言の対象となっている1ヶ月のみとしている。今後は状況により検討する。

●個人事業主のみを対象とした理由は?
 →国・県が行う事業(持続化給付金・休業要請支援金)が法人に手厚い内容となっていることから、より手薄な個人だけを対象とした。

●上限10万円となっているが1店舗あたりか?1人あたりか?
 →1店舗あたり。ただし上限を設定予定であり、詳細は検討中。

●テイクアウト支援の予算算出根拠が14団体となっている根拠は?14を超えた場合はどうするのか?
 →バルを主催した団体が14団体だったことから算出。想定を超える応募があれば検討する。

■■■■■

あと以下の内容について、市から広報への協力依頼がありましたので、併せて掲載しておきます。
 ↓


というわけで今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。


昨日、開設された西宮市独自の学習支援サイト「まなみや」。でも、これ、かなりビミョー…だと思うのは私だけ???

2020-04-21 15:39:36 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

昨日、臨時休業期間中の児童・生徒の学習を支援するためのサイト「まなみや」が西宮市HP上に開設されました。
サイトの説明によると『「まなみや」には小学生、中学生が自分で学習を進めることのできる「家庭学習の進め方ガイド」と詳しい説明動画が掲載されています』とのこと。
4/2に議会から提出した「もしも新学期再開延期や任意登校になった場合の学習方法として、インターネットを活用した授業やネット配信の準備や検討は進んでいるのか。もしくは、全く予定無しとのことであればその他の代替え授業の案はあるのか。」という質問に対する回答の一つでもあるのでしょうね。
というわけで早速、のぞいてみました。
 ↓
学習支援「まなみや」@西宮市HP



この「まなみや」、教科書の利用を前提にしているため、小3二男の教科書を片手に小3国語について見てみました。
すると出てきたのが下の画面。
 ↓


   ↑
・・・これで自力学習ができる子供って、そう多くはないと思うのですが、どんなもんなんでしょうね。
例えば、記載されている内容を実際に進めていく際に利用できるプリント的なものがあれば、親切だと思うのですが、どうでしょう。
また適切な進捗の確保という観点からは「この期間に、大体ここまで!」という目安があったほうが良いと思います。
そうでないと「どのぐらいの内容をどのぐらいの進度で進めればいいの?」という疑問が出てくるでしょうし。
てゆうか学年にもよるのでしょうが、これを使って「小学生、中学生が自分で学習を進める」のは相当、難度が高いような…

そもそも「臨時休業期間中の児童・生徒の学習を支援」という観点からは、できる限り、とっつきやすいものが必要なはず。
であれば、上手な先生の授業を録画してyoutubeにあげることとかを、やるといいと思うのですが…
実際、寝屋川市なんかでは、そうした取り組みが行われていますし、とても分かりやすい。
 ↓
インターネット授業配信について@寝屋川市HP


 ↑
なお本市の場合も、例えば小3算数だと「家てい学しゅうのすすめ方」に教科書メーカーサイトへのリンクが貼られており、そちらで教科書の内容を説明した動画を閲覧できることにはなっています(※)。
ただ、あくまで「家てい学しゅうのすすめ方」がメインで、動画は補助!的な感じを強く受けるんですよね。
ここはあくまで個人的な趣味の問題かとも思いますが、リンク先の動画も無機質ですし。
使われている言葉の響きや感じ(=関西弁ではない)的にも、違和感を持つ西宮の子供たちは多いのではなかろうか?と。
※一方で、動画リンクが存在しないページも多くあります。
 また小1や小学生の国語・算数以外など、ページ自体が存在していないものも現状では多く存在しています。

新聞記事によると『インターネットによる「オンライン授業」は、パソコンを持っていなかったり、ネット環境が整っていなかったりする世帯もあることから実現は難しいため、家庭学習の進め方のガイドをネットで配信し、パソコンが見られない子どもには学校などで同じ資料を配布することにした』とのこと。
とはいうものの今の時代、スマホさえも持っていない家庭というのは、そう多くはないのでは???と思うんですよね。
また、こちらも寝屋川市で実施されているように、そういった家庭に対しては別途、DVDを配布するといった手段も考えられます。
それやこれやを考えるにつけても、インターネットを利用した授業配信については、もっと前向きに対応を進めるべきだと思うんですよね。
なお「家庭ごとのネット環境の問題があるので…」という説明は当初から予期できたことから、既に、家庭ごとの状況を調査するべきでは???という問題提議も行っていること、付記しておきます。

「学校がなく家庭学習だけ!」という環境だと、どうしても、子供の意欲・態度や保護者の支援の有無・家庭環境等の要因によって学力の格差が広がりやすくなってしまいます。
そこの格差を縮小していくことは本来、義務教育に求められる、極めて重要な役割です。
そうした観点からも、一定の学力を保証するための取組の重要性は言うまでもないことなわけで。
この件、災害対策支援本部を通じて、議会全体としての意見・要望として挙げている内容でもあり、引き続き、問題提議とともに改善に向けた指摘・提案等、行ってまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


【続報20】市独自の商業支援策が講じられる予定です&子供達の体温チェックのための機材も導入される方向で話が進んでいます。

2020-04-20 19:29:02 | 主張・広報と活動のお知らせ

コロナによる影響が拡大する中、今週金曜日に臨時議会が開催されることになりました。
審議された内容が可決されれば、施策として実施されることになります。
というわけで金曜日に審議される内容のうち、まずは特に注目度が高いと思われる、西宮市が単独で実施する商業支援策について、以下ピックアップしてご報告します。

■■■■
①個人事業主への賃料支援
 →「コロナによる影響を受け、売上が20%以上減少した個人事業主に1か月分の賃料(上限10万円)を補助する」というものです。
  内容は以下をご覧ください。
  ↓


②商業団体への緊急支援
 →「市内の商店街等が管理しているアーケードや防犯灯等の経費や、商業団体加盟店舗の新型コロナ対策経費を補助する」というものです。
  内容は以下をご覧ください。
  ↓


③宅配・テイクアウト等促進事業
 →「テイクアウトや宅配を実施する店舗と、それらをまとめたインターネットサイト等の運営等を支援する」というものです。
  内容は以下をご覧ください。
  ↓



あと学校の再開に備え、児童生徒の投稿時に体温チェックを実施し、体調不良者の検温をつなげるため、市立学校園すべてに「サーモグラフィカメラ」を導入するという話もあるとのこと。
登校時には全児童・生徒が、この前を通るようにするのだそうです。
「児童・生徒の体調管理のためには、学校園に大量の非接触型体温計が必要!」的な話も耳にしていたわけですが、なるほど、こういう対策もあるんですね。
内容は、以下をご参照ください。
  ↓


金曜日の本会議審査後、可決されれば(おそらく、されるものと思いますが)、申請・広報方法等も含め、より具体的な内容が固まってくるものと思われます。
そうした情報についても確定次第、随時、広報してまいります。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


事業者・生活者支援のために、私たちにできること。 ~議員報酬・職員給与カットを含めた対応が必要です!~

2020-04-16 12:50:12 | 市政全般に関連すること

大阪発で、大きな動きがありましたね。
コロナによる被害が拡大し、それに対する対応が求められる流れの中で、吉村大阪府知事(と維新の会?)に対する期待と評価が大きく上がっているのを感じています。
今回の流れも、その中でまとまってきたものという側面が大きいんやろうな…と思いつつ。
 ↓
【ご参照】
県・休業要請で経済支援「大阪と同水準は難しい」
@2020/4/16付・神戸新聞WEBニュース

 ↑
私なりに内容を整理すると、
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●大阪府が緊急事態宣言に伴い、休業要請した企業を対象に独自の支援金を支払う考えを表明
 →中小企業に100万円、個人事業主に50万円を支給
 →費用は市町村と折半する考え
 →市町村によっては半額支給(=大阪府負担分のみ)となる可能性も…
●兵庫県も大阪府と歩調を合わせる形での支援策を検討(ただし、同じ規模での支給は困難)
 →大阪府と兵庫県では財政力が違う…
 →兵庫県でも大阪府同様、市町村に負担を求める報告
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というところでしょうか。
「休業要請した以上、補償するべき!」というのも、最終的な規模はともかく西宮市としても積極的に実施するべきというのも、市民感覚で見れば当たり前のこと。
そして「これを実施するためには財源が必要…」というのも分かりきった話であり、議員報酬・職員給与のカットはもちろん、事業全体の見直しにも取り組むべきと考えています。
それにしても、つくづく日頃から行財政改革を進め、きちんとした財政基盤を築いておくことが、こうした有事の際に対応できるか否かに直結してくるということですよね…

また、この機会に、前々回ブログで取り上げた西宮市役所の現状を踏まえ、各職員が現在抱えている業務量・業務内容を明らかにするための棚卸も進めるべきだと思っています。
多くの職員が自宅勤務を求められており、通常業務の多くが止まっている現状は、ある意味、こうした取組みを進めるための絶好の機会でもあるはず。
私の副議長在任時、議会事務局で行い、大きな成果を得ることができた業務棚卸。
4月の人事異動では「市役所も、その効果を大きく評価しているんやな...」ということを強く感じさせる異動もありましたし、その推進にも大きく期待したいと思います。
全部署でやらなくても、できるとこから始めていったらいいと思うんですよね、緊急事態なんですし。
 ↓
【ご参照】
職員が減ったのに1人当たりの残業時間も減・職場全体の労働時間は大幅減!という議会事務局の実績。こういう成果は当然、市全体に広げていくべきです!!@2019年9月のブログ

で、ここからは苦言です。
現状、留守家庭児童育成センターが、保護者が消防職員や医療従事者等である場合に限って子供を預かる「特別保育」を実施していることは既報の通り。
 ↓
【ご参照】
【続報18】来週以降、育成センターは休所。ただし対象を限定して、学校での預かり事業が実施されます。@2020年4月のブログ

これに対して保育所は、本市では特別保育になっていませんでしたが、本日、4/20から特別保育体制に移行することが公表されました。
ただ、これ他自治体に比べて遅いんですよね。
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●神戸市では緊急事態宣言発令当初から、対象児童を限定して受け入れる特別保育体制へ移行
●芦屋市・伊丹市・尼崎市も16日から特別保育に移行
●宝塚市は17日から特別保育に移行
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となっていますので。

もちろん保育所を利用されているご家庭によって、状況が大きく異なることはよくよく理解できますし、「それを考慮して、敢えて、特別保育体制には移行しなかった」という理屈も理解できます。
でも正直なところ、遅かれ早かれ、こうなることは分かっていたと思うんですよね。
保育所と留守家庭児童センターは、同じ児童福祉法に定められた施設。
すでに育成センターが特別保育となっている以上、「保育所だけは、このまま!」いう状況を長期にわたって放置するべきとは思えませんし。

で、この背景を考えると、本市では、いまだに「子供の健康と安全を守る!」という意識が重視されていない面があるのではなかろうか???と思わずにいられないんですよね。
というのも、西宮市では、ほんの10日程前に
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●近日中の緊急事態宣言発令が想定される中、学校再開を発表
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●保護者を含め、多方面から異論・苦情が殺到
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●あっという間に方向転換し、学校の休業期間延長を決定
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という展開があったわけですし。
 ↓
【ご参照】
【続報15】急転直下・学校の臨時休校が延長されます!&公共施設も5/10まで閉鎖期間が延長されることになりました。
@2020年4月のブログ

なお、この話に関連しては特別保育への移行が遅れたことを含めた、様々な要因によって
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●保育現場が、消毒等の感染対策に加えて、児童・保護者の利用を選別するという精神的に大きな負担がかかる業務を強いられた
→加えて、園によって解釈が異なるため、同じような家庭状況であるにもかかわらず、ある園では保育所を利用することができ、ある園では利用できないという不公平が発生した
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という問題があったことも付言しておきます。

非常事態の下、すべての方にご納得・ご理解いただける対策はない…というのは厳然たる事実だと思っています。
しかしながら、そうした事態の下、様々な形で協力要請等を行う立場として。
大変な状況の中、責任感を持って職務に取り組んで頂いている保育者、医療従事者、消防・警察・流通関係者など、多くの方々が、必要のないことで苦しむようなことにならないように!という気持ちを強く持つべき!ということは改めて主張しておきたいと思います。
もちろん、自戒も込めて。

厳しい状況の中、大変な犠牲を払って働いてくださっている多くの方々に、改めて、心から感謝を申し上げたいと思います。
それでは本日のブログは、これにて失礼いたします。


【続報19】コロナの影響で厳しい状況にある飲食店に、私たちができること。 ~併せて現段階での支援策のまとめ等~

2020-04-15 16:03:35 | 主張・広報と活動のお知らせ

多くの職種がそうだと思いますが、飲食店の方々も本当に厳しい状況ですよね...
伊丹市では『市や商店街などによる「市中心市街地活性化協議会」が、飲食店のテイクアウト情報をまとめた専用サイトを作る費用を補助。飲食店を応援するチラシも全戸配布する。(←本日付・読売新聞記事より引用)』ための補正予算が組まれました。
西宮市議会としても同様の対応を検討するよう、市に求めているところではありますが。。。

そんな中、新たに立ち上げられた「西宮と阪神間のテイクアウトや通販情報をピックアップしているサイト」の存在をSNSを介して知りましたので、ご紹介。
掲載無料とのことですので、興味お持ちの事業者の方、いらっしゃいましたら是非どうぞ。
利用者目線から見ると、今までは知らなかった、素敵なお店に出会えるかも???というのは魅力。
自分も楽しみながら、誰かの力になることができるなら、こんなに素敵なことはないですよね(^^)v
 ↓
西宮テイクアウト 


なお事業者の方にご利用頂けそうなものとして、経済産業省のHPに「資金繰り支援内容一覧表」が掲載されています。
こちらもご紹介しておきますね。
 ↓
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/shikinguri_list.pdf


なお上の内容は、事業者を対象としたものですが、生活者向けの支援策も様々示されています。
兵庫県議会議員(伊丹市選出)の中田 慎也氏がまとめた生活者向け支援策の一覧が分かりやすかったので、本人の了解を得て、併せて貼っておきます。
こちらも、よろしければ、どうぞ。
 ↓


最後に、市から告知への協力依頼があった内容についても、ご紹介しておきます。
西宮市役所では、現在、市役所本庁及び支所、サービスセンター等への来庁は、極力避けていただきますようお願いしています。
また、やむを得ず来庁される場合も、できるかぎり10 時から16 時までの間でお越しください、とのこと。
これ以外の時間帯は在宅勤務・時差勤務の推進との兼ね合いもあり、必要最小限の人員で対応していくとのことですので、くれぐれもご注意ください。

以上、広報を中心とした内容のブログでした。
それでは、本日は、これにて失礼いたします。


西宮市役所は「働かないおじさん」のパラダイス!? ~在宅勤務者の業務量の把握・進捗確認が必要です~

2020-04-13 11:13:48 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

現下の情勢を踏まえて、西宮市役所でも時差出勤や在宅勤務といった対策が実施されることになりました。
感染の拡大防止という観点からは、もちろん異論ありません。
が、これと併せて、絶対に必要なことがあると考えています。

西宮市職員による不祥事続発を受けて、
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●全職員を対象としたアンケートが実施された
 →その際、強く希望して自由記述欄を設けてもらった
 →アンケート結果のまとめにずいぶん時間がかかっている...
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ことは以前ブログで述べた通り。
 ↓
【ご参照】
回答率の低さを問題視する気持ちも分かります。でも回答率を上げたいなら、やるべきことは他にあるのでは???@2019.12付ブログ

で、このアンケート結果のまとめが3月末になって、ようやく示されました。
 ↓

 ↑
非常に興味深い内容が多かったので、今日から何度かに分けて、その報告をしていきたいと思います。
今日は、その第一弾。
自由記述欄に示された意見のうち「西宮市役所の現状が、いかにひどいものか…」ということを伺わせる内容の一部を引用したものです。
私が何を言うよりも、よっぽど説得力あふれる内容が多数示されていますので、以下ご覧ください。
 ↓
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●労務管理がいい加減であることが遠因としてあると思います。例えば、当日の勤務時間を過ぎても自席におらず、職場から連絡して初めて休暇申請をする職員がいたり、寝坊で時間休を取得する場合も勤務時間を過ぎてから連絡してきたり、周りの職員にお詫びの一言も無い。何も言わずに、30分以上離席する。スマホでニュースチェックばかりしている等。まさかとおもうような行動を取る職員がいます。また、上司がそのことで指導しないので、これでいいんだと思って、この繰り返しで適当にしてよいという雰囲気ができてしまっている。(事務職・一般職員)
遅刻やさぼりが野放しにされており、管理職が名ばかりの存在の部署が多く、統制が取れていない。さぼっても減給や降格がないし、厳しく注意もされないので、低い意識のまま仕事をしている人が多い。(事務職・一般職員)
●倫理的な内容に関する不祥事(仕事中にスマホをいじる、自席にいない、度を越えたおしゃべり等)は、管理職がきちんと注意をする。(事務職:一般職員)
●個々の自覚が足りないと思う。重箱の隅をつつくのではありませんが、たかが5分、されど5分、定時出勤・退勤していなくても管理職が注意しない。小さなことから大きな不祥事につながる。(技能・労務職)
多数診断書を出して長期休暇(病欠)になっているのに、居酒屋で毎日飲んだり、元気に野球をしている姿が目撃されている。だから世間で「公務員は…」と言われるのだと思う。こういう職員は一掃したほうが良い。届出せずにバイトを頑張っている医師も多数います。今一度公務員としてのモラルを指導すべきではないか。(医療職)
●少々のことなら罰せられないとの認識、諦め感が広がっているのではないか。遅刻や(過度の)離席、勤務中のネット閲覧など実質黙認状態。(事務職・課長級以上)
●職員については、不祥事に至らなくとも、時間を守らない職員、挨拶をしない職員らが散見され、モラルの欠如と関係していると思われる。(事務職・課長級以上)
●超勤命令の決裁がおりなければ対象者が超勤入力できないように改善していただきたいです。自由に超勤を行い残業時間を入力⇒後から命令を取り、特に聞取りもしていないケースがあるように思います。また事後に聞取りは行えても成果物の確認は難しい面があります。(事務職・係長級)
●仕事が出来ない職員を守り過ぎ。優しすぎる。仕事が出来ない職員でも首切りが出来ず給料が高すぎるため、モラルハザードが起こっている。当課でも座っているだけの無駄な職員に高い給料を支払っている。若手職員のやる気がなくなっている。(事務職・係長級)
●公務員倫理以前の問題で、「周りの職員に迷惑をかけない」という意識がない職員が多くいると思います。残念ながら、自分さえよければという態度、風潮があります。上司が指導・注意をしないのは組合を怖がっているのか、忙しくて部下を見ていられないのかは分かりませんが、だらけた職場だとその雰囲気に流されてしまう人もいると思います。社会人としていい加減な働き方をしている人は、常識を欠けた感覚でいるから私生活で問題を起こすのではないかと思います。(事務職・一般職員)
勤務時間中にスマホをさわる方もみられる。全体的に規律がゆるやか。決裁の形骸化も感じ、リスク管理ができているのか。私療休暇の適否の判断等が正当か。その負担は真面目な職員にかかっている。(技術職・係長級)
全く仕事をしていない職員、パソコンや窓口は苦手といってやろうとしない職員を見ていると、少しは給与に差をつけるべき。(事務職:一般職員)
●不祥事を起こさなければまともに働かなくても処分されない環境。不祥事は起こしていないが、業務をまともにしない職員が多くなるというのはモラルの低下から不祥事を引き起こす職員の温床になると思います。(事務職・一般職員)
日頃から勤務時間を守るなど、職務の観点で基本的なルールを順守することを徹底してほしい。(事務職・係長級)
●勤務態度不良にかかる分限処分の実施。対外的に説明できない遅刻、離席等を罰する。幹部職員が毅然とした態度を示す。(事務職:課長級以上)
●定時退庁の徹底。生活残業の排除。(事務職:一般職員)
●人によっては明らかに聞きにくい態度で仕事を囲い込み、(異動したくないからなのか)引き継ぐ気のない人もいることが事実です。(事務職・一般職員)
●仕事の範囲を明確化すること。恫喝するような職員に対して徹底的に指導処分を行うことが大切である。そうすることで、職員は委縮しないで仕事ができると思われる。そうして、法律の相談窓口として弁護士を配置することである。(教育職)
●我々の組織でも以前に不祥事は起こしていますが、職務に対する意識や規律についてはかなり高いほうだと思う。しかし、他の部局には、公務員のモラルを到底持ち合わせていないような職員を街中でもよく見受けます。市として本気で取り組むのであれば、このあたりの教育も必要かと思います。(消防職)
●民間と比べても全体的な職員のレベル間に疑問を覚えてしまうことがあり、関西圏の他の自治体と比べて群を抜いて不祥事が多いと感じており大丈夫なのかと思うことがある。立派な職員も多いが、まともに働いている職員と、そうでない開き直ったまともでない職員との差が激しい。(事務職・一般職員)
●不良職員が特に何の処分も無く、放置されている。パワハラを筆頭にハラスメントに対する意識が低いと思う。(事務職・一般職員)
●一部職員の不真面目な勤務態度を容認する組織の実態。(事務職:係長級)
●明らかに倫理観が欠けている職員に対し何らかの対策を講じる必要があると思う。(事務職・係長級)
●特別な人生を送る仕事であるという意識が薄い。市内に住もうとしない職員、選挙や災害時に積極的に活躍しようとしない職員がいるのもその影響。(事務職・課長級以上)
●手軽な喫煙等を自身は大丈夫!的な罰則もない緩やかな感じを戒めないからだと思います。(技能・労務職)
●権利だけ主張して義務を果たそうとしないフリーライダーを許さない。(事務職:一般職員)
●「風通しの良い職場」の意味を取り違えて、自由気ままで無秩序な職場になってはいいけないと思います。(事務職:課長級以上)

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ちょっと言葉を失いますね、この状況…
これで「職員数が足りない。現場で悲鳴が上がっている!」とか言われても。。。

もちろん多くの職員は、まじめに一所懸命、仕事に取り組んでいらっしゃることと思っています。
一方で、こういった意見が多数出てくるような現状がある中で、「在宅勤務を認めます!」となれば、「わ~い、休みや、やった~!!」な職員が多数発生するであろうことは火を見るよりも明らかだと思うわけで。
なので、少なくとも、在宅勤務者の仕事の分量・成果についてはしっかり把握し、その内容を追いかけていくべきだと思っています。
市の通達文書にも『翌出勤時、在宅勤務で従事した業務について、所属長に「在宅勤務報告書」により報告する』と書かれてはいますが、こうした現状がある以上、ねえ...
しかし最近、話題になっている「働かないおじさん」にとって、天国みたいな環境なんやろな、西宮市役所って。。。
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【ご参照】
隠れ「働かないおじさん」がテレワーク強制で次々あぶり出された理由@2020/3/30付・DIAMOND ONLINE

今は緊急事態下なので、この状況ばかりを追及するつもりはありません。
けれども中長期的に、このアンケート結で示された問題を改善するための取組を、厳しく進めていくべきであることは言うまでもないわけで。
せっかくの意見を無駄にしないよう、しっかり追いかけるとともに、具体的な改善策など、提案していきたいと思います。

というわけで今日のブログは、この辺で。
それでは失礼いたします。


【続報18】来週以降、育成センターは休所。ただし対象を限定して、学校での預かり事業が実施されます。

2020-04-10 13:05:17 | 主張・広報と活動のお知らせ

昨日、「現時点では未定」とお知らせした、来週以降の育成センターについて
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●4月13 日から育成センターは休所
●感染防止対策が最優先であることから原則家庭での保育をお願い
●代替措置(?)として、
 ※市内に住所を有する小学校1年生から3年生
 ※保護者がともに医療・介護従事者、警察、消防、ライフライン業務など市⺠の生命、安全の確保に関する業務に従事している場合
 ※食料品、医薬品販売など社会生活の維持に関する業務に従事している場合
 ※ひとり親家庭で仕事が休めず近隣に親族等で子どもの世話を頼める人がいない方
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を対象に、学校での預かり保育を実施することが決まりました。
なお事業概要は以下の通りです。
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という取り急ぎのご報告でした。
それでは失礼いたします。