西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

西宮市で発生した、入札に関する情報漏洩事件。なぜ、このような問題が発生したのかというと...

2019-01-30 17:15:04 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

明石市長による暴言が大問題になっているなあ...と思っていたら、西宮市でも大問題が...
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入札情報を漏らした疑い 西宮市職員ら3人逮捕@2019/1/29付・神戸新聞WEBニュース
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記事の骨子は「西宮市が発注した下水道新設工事の入札を巡り、男2人に最低制限価格の算出根拠となる設計金額などを教えた疑い」で市職員1名(と事業者側の2名)が逮捕された、という話ですね。
う~ん...

市が工事を発注する場合、大まかには
----------------
●市が工事に必要と考える費用を台帳等に基づき、積算
 ⇒これによって積算された金額が、上でいうところの「設計金額」であり、本市の場合、通常は非公開
●市は、「設計金額」を基に最低制限価格(=これより低い価格で入札に参加した場合、失格となる金額を算出)を決定
●その上で、入札を実施
----------------
という流れで行うことになります。
なので、この一番最初の段階に当たる「設計金額」を知ることが出来ると、著しく有利な条件で入札に参加できることになります。
今回の場合、まさに、ここを狙って事業者が担当者に接近し、担当者は篭絡された...ということのようですね。。。
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西宮市職員入札情報漏えい 業者と「5、6年前から飲食を共に」@本日付・神戸新聞WEBニュース

「積算の担当者(もしくは、設計価格を知りうる立場にあるもの)が、特定の事業者に対して情報を提供する!」という今回と同様の事例は、全国的にも数多く発生しています。
こうした事例の発生を防ぐための対策の一つが、設計価格を事前に公表してしまう!というものです。
一方で、この手法を導入した場合、
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●きちんとした積算能力を持っていない事業者(≒工事を遂行できるだけの技術力・経営力をもった事業者)でなくても、入札への参加が可能になる
 ⇒工事の質が担保されない恐れがある
------------------

といった問題が起きやすいとされています。
かといって、今の方法のままだと、今回のように悪意を持った人間が存在する場合、発生を未然に防ぐことは困難ですよね。
つくづく入札というのは「この方法さえ採用すれば、全ての問題が解決する!」という手法がないあたり、難しい。。。


だからと言って、この問題を放置しておいていいわけがありません。
一般的に「行政改革が進んでいる!」と評価されている自治体の多くでは
--------------
●入札制度改革
●人事・給与制度改革
●補助金改革
--------------
が1セットで進められています。
一方で、本市では、こうした取組みは進められていないんですよね...
こうした状況も踏まえ、今回のこの事件を契機に、改めて、体系だった形で行政改革を進めるべきだと考えています。


「最初から最後まで、全ての積算業務を一人だけで担当させないようにする」「積算価格を基に、機械的に最低制限価格を算出する形を改める」等、不正を防ぐためにできることはあるはず。
私自身、今回このような発生を未然に防ぐことが出来なかった責任を痛感しています。
だからこそ微力ではありますが、現状を改善するための提言等、行ってまいります。


というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


小松幼稚園が3月いっぱいで閉園になるのは前から分かってることでしょ?だったら、こここそ保育園として活用するべきです!

2019-01-28 17:01:10 | すべての人にやさしいまちを実現するために

本日開催された、教育こども常任委員会で配布された資料。
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こちら、いわゆる保育所待機児童の状況を示した図ですね。
で今回、見て頂きたいのは、この図の右下の方、鳴尾北と小松です。
図で示されているように、昨年4月時点の鳴尾北の待機児童数は18人、小松では23人。

当然、市に打てる対策があるなら、できるだけ早く、打つべきですよね。
で実際、そのための手段はあるんですよ。

というのも、この地域では、保育需要が高止まりする一方で、幼稚園需要は減少傾向にあります。
その結果、昨年3月末には西宮市立鳴尾北幼稚園が休園(=実質的には閉園)されました。
また今年3月末には、西宮市立小松幼稚園の休園が決定しています。

だったら改築なり改装なりして、これらの園を保育園にするのが、待機児童対策としては一番ですよね。
これまで幼稚園だったところなので、「新たに保育園を新設する!」という話とは違い、地域の同意も得やすいはずですし。


ところが市の姿勢は、そうではありません。
同じく本日の教育こども常任委員会で明らかにされたのですが、鳴尾北幼稚園については『公立小・中学校の不登校の児童生徒に対して学校復帰のための支援を行う適応指導教室「あすなろ学級」を整備するほか、高齢者・障害者・子供と保護者など分野や世代を問わず、地域住民が交流できるつどい場として活用することについて地域に提案していきます。』のだそうです。
また小松幼稚園については、今年3月に休園することは決まっているものの、その後、園の跡地をどのように活用するかは全く決まっていないそうな。
う~ん...

もちろん、私なりに「不登校の児童生徒」に対する支援の重要性は認識しています。
当然、そうした事業を行うことを否定するつもりもありません。

でも、それなら休園後、一年間も旧鳴尾北幼稚園の跡地を放置するのではなく、もっと早くに事業を開始するべきだったと思うんですよね。
なんで、こういう貴重な土地を一年間も放置するんですかね。。。

加えて、小松幼稚園跡地については、早急に保育所整備を検討するべきです。

そもそも市自体が、声高に保育所待機児童対策の必要性を訴えています。
にも拘らず、そういう方針を示そうともしないというのが、私には、なんとも理解しかねるわけで。

ほんま、なんなんですかね、このスピード感のなさ...

というわけで、この件、引き続き、早急な対応を求めてまいります。
それでは本日のブログは、これにて失礼いたします。


保育を必要とする状況が同じなら、保育料の減免も同じようにしないと不公平でしょ?ここらへん、色んな話がありますね...

2019-01-25 18:02:18 | すべての人にやさしいまちを実現するために

「ゾフルーザ」って、なんかドラクエとかに出てきそうな名前やな...
  ↓
1回飲むだけのインフル新薬「ゾフルーザ」ってどんな薬? 医師に聞いた
  ↑
「薬は一回飲むだけ!24時間でウイルスが消える!!」というあたりも、なかなか強力な呪文っぽいぞ。
実感として、しんどさはかわりませんでしたけどね...
あ、もうとっくに治ってるからこそ、ここにも書いています。
なので、直接お目にかかる機会のある皆さんもご安心ください。
咳だけは、なかなか完全に引いてくれんのは困ったところではありますが。


さて本題。
これって不公平やし、なんとかならんもんかいな...と思っている話を簡単に。

保育所に通うお子さんの保育料は、
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●一番上の子は、定められた通りの金額
●二番目の子は、半額
●三番目の子は、無料
-------------
というのが基本のルール。
これは上のお子さんが幼稚園に通っていても、保育園に通っていても同じです。
ところが上のお子さんが認可外に通っているor待機児童となっている場合、下のお子さんが保育所に通うようになっても、減免措置が適用されないんですよね。
それって不公平やなあ...と。

そもそも下のお子さんが保育園に通っているということは、その家庭は保育所が必要な状態にあるということです。
当然、上のお子さんだって保育所に通えるもんなら通いたいだろうに、それが待機になっていたり、認可外に通っていたりする...」→「その結果、下のお子さんの保育料減免もない!!!」ってのは、かなり不公平だと思うわけで。

ちなみに昨年11月時点で、このような
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●上のお子さんは、保育所の利用が出来ていない
(待機児童となっているのか、認可外施設に通っているかは不明)

●が、下のお子さんは保育所に通っている
-------------
という状況にある家庭の数は14。
行政が重視する公平性の観点からも、ここらへん早急に是正するべきだと思うんですけどね。。。
と言ってる間に、保育料無償化が実現したら、こういう話もなくなるわけですが。

なお、この話、コメント頂いた指摘を基に調べたものです。
改めて、貴重なご意見を頂いたことに感謝申し上げるとともに、是正に努めてまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


ついに、県立病院&市立病院の統合が事実上、決定しました!

2019-01-22 18:01:28 | すべての人にやさしいまちを実現するために

遂に、県立西宮病院と市立西宮中央病院の統合が事実上、決まりましたね。
  ↓
西宮の2病院統合で県と市が協定@1/21付・NHK NEWS WEB


以下、記事の内容です。
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兵庫県と西宮市は、老朽化などが課題となっている市立中央病院を県立西宮病院と統合して新しい病院を設けることになり、今後の運営方針などをまとめた協定を結びました。

21日は、協定の締結式が兵庫県公館で行われ、兵庫県の井戸知事と西宮市の石井市長が協定書に署名しました。
西宮市では、市立中央病院の施設が老朽化し経営が困難になる一方、県立西宮病院は敷地が手狭となっていました。
このため協定では、▼2つの病院を廃止・統合してアサヒビール西宮工場の跡地に新たな県立病院を建設し、▼阪神地域の中核的な病院として救急・災害医療や小児医療などを充実させるとしています。
兵庫県によりますと、新しい病院の敷地はおよそ2万6000平方メートル、ベッド数はおよそ600床で、早ければ6年後の2025年度にオープンするということです。
井戸知事は、「高度な救急医療にも対応できる総合病院が西宮に誕生すると期待している。地域の人たちの健康を守る拠点として、しっかり整備できるようにしたい」と話しました。
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条件面については、色々と思うところもないわけではないんですよ、正直なところ。
ここらへんは下のブログでも取り上げた通り。
  ↓
【ご参照】
「皆さん、土地は無償で提供して下さっています。だから当然、西宮市さんも!」←だったら他の条件も揃えないと!!@2018年7月のブログ

とは言え、そもそも「病院を統合したい!」と声を上げたのは西宮の側。
しかも相手のある話ですから、全てがこちらの思うとおりには、ならないですよね...
この話が実現すれば、市内の医療環境は当然、向上します。
また病院経営のために税金から投入しなければならない金額も、おそらく今よりは大幅に減ることになるはずです。
そこらへんを考えれば、良い話だと言えるかと。


あと、ちょっと気になるのは「ベッド数はおよそ600床で」というところですね。
これ現在の両病院の稼働病床数(≒実際に使われているベッドの数)の合計からはじき出した数字とのこと。
けれども現在、西宮市立中央病院は許可病床数(≒設置できるベッド数の上限)257床に対して、稼働病床数は193床と、ちょっと少なめのベッド数となっています。

一般論として、病院経営はベッド数が多い方が、経営状況が良くなりやすいと言われています。
である以上、新病院の経営のことだけを考えるなら、両病院の許可病床数合計の上限数ギリギリのベッドを設置した方がよいはず。
それを敢えて、そうしないあたり「地域の医療環境維持という観点からも、中央病院跡地には病院を誘致出来ればベスト!そのためにも利用可能なベッドを一部置いておくのが得策!」みたいな考えがあるんですかね...
協定書にも「市立中央病院跡地の活用方法については、今後、乙(=西宮市)が地域医療や周辺環境に配慮しながら検討する」と明記してありますし。
確かに、そうなってくれると一番いいわな...と思いつつ。

ということで、今日のブログは、このへんで。

それでは失礼いたします。


JR西宮駅前は西宮の顔となるべき場所の一つでしょ?そこが卸売市場とタワーマンションなんて、芸ももったいもなさすぎる...

2019-01-18 17:32:59 | にぎわいと活気のあるまちを創造するために

やや遅ればせながら、年始の新聞&ネット記事。
  ↓
JR西宮駅前、再開発へ 二つの市場は統合、高層マンションも@神戸新聞NEXT×2019/1/6
  ↑
なかなか立派なイラスト付きの記事ですね。
  ↓




記事内容は、JR西宮駅南西地区の再開発に関する内容をコンパクトにまとめたもの。
要は、
-----------------
●JR西宮駅南西地区の再開発計画が進行中
●老朽化が進む卸売市場を再整備するとともに、高層のタワーマンションと商業施設を備えた複合施設などを建設する予定
 ⇒複合施設は、30階超のマンションを建て、低層階には店舗などを入居させ、地域のにぎわい創出を図る計画がある
●新市場は2022年度、複合施設は25年度のオープンを目指す
-----------------
という内容です。

で、この計画について、私は極めて否定的な立場に立っています。
理由は諸々ありますが、その最大の理由の一つが「こんな好条件の立地を、卸売市場として使うことを前提に計画を進めるのはおかしい!しかも大幅な賃料減免までして!!」というものです。
  ↓
市政報告53号@2018年4月発行×裏面左側記事参照
  ↑
ここらへんは再三、色んなところで訴えている通りですね。

またJR西宮駅前駅前という、いわば西宮市の顔!とも言うべき場所にドーン!と高層マンションが経つというのも、なんとも勿体ない話やなあ...と思っています。
「30階超のマンションを建て、低層階には店舗などを入居させ、地域のにぎわい創出を図る計画」とありますが、それってアクタみたいな感じなんですかね。
こちらもガーデンズとの格差を見ると、ねえ…って感じなのですが。。。


で、そんなこんなを考えた時に、ここも本来なら「西宮市の顔に相応しい駅前地域を作るために!」という観点から、民間の力で駅前の地域全体を開発し、活性化!みたいな話が出来ないものかと思うのですよ。
この立地に卸売市場&タワーマンションとか、どう考えてももったいない...と思うのですが、どないでしょ。
  ↓

【ご参考】
リゾ鳴尾浜の存続なんて、枝葉の話。重要なのは、鳴尾浜臨海公園の魅力を最大化すること。そして、市の持ち出しをなくすことでしょ?@前回のブログ

だいたい賃料を大幅に減免(=市の通常ルールの半額以下!)して貸し出すにも関わらず「27年分の賃料で土地代は回収できます(=27年分の賃料を合計すれば、土地の購入費とイコールになります)!」と威張っているあたり、全くもって理解できないわけですよ、私には。
だって他の事業者さんとかに貸し出せば、もっと多額の賃料を得ることが出来るはずなんですよ、この土地。
そういう観点から見れば、むしろ27年間、損し続けるという言い方だってできるわけで。

そもそも、ほんまに27年も予定している賃料が入り続けるのか???というあたり自体、甚だ謎だと思っていますし。

ほんま、勿体ないと思うんですよね、この話。
なんとか止めたいねんけどなあ...
もっと有効に活用する方法、なんぼでもあると思うねんけどなあ。。。

というわけで今日のブログは、このへんで。
愚痴っぽい終わり方で、すみません。

それでは失礼いたします。


リゾ鳴尾浜の存続なんて、枝葉の話。重要なのは、鳴尾浜臨海公園の魅力を最大化すること。そして、市の持ち出しをなくすことでしょ?

2019-01-15 08:27:04 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

ご存知の方も多いのではないかと思いますが、昔、「グリーンピア」という施設があったのですよ。
旧厚生省が所管する年金福祉事業団が作った施設で、すさまじい赤字を垂れ流していることで有名でした。
なんせ、著名な作家さんの本で、名指しで
気も遠くなる程の無駄遣いの現場が神戸から車で一時間ほど走った所にある。
 丘陵地に建つ「グリーンピア三木」である。」
と批判されているくらいですから。
  ↓

  ↑
本棚から引っ張り出して見てみたら、発行日はなんと平成12年4月1日。
櫻井よしこ女史が、お若い!

んで、なんで、こういう話をし出したかというと、このグリーンピア三木の跡地が、ネスタリゾート神戸という施設(?)に変わって、大好評を博しているようなんですよね。
そんなこともあり、ここ、私の中で今、一番行きたい場所なんです。
ちょっとスケジュールが過密なのと、寒いのとで、なかなか行けそうにない感じなのが悲しいところではありますが。
  ↓
http://nesta.co.jp/

で、こういう事例を見るにつけても、つらつら思うのが、行政にはこういう事業は向いてない。
民間の力を活用することこそが大事!ということ。

例えば、前々から厳しい意見を続けているリゾ鳴尾浜。
市は、この問題てんこ盛りの施設を、なんとか存続させたいと思っているようですね。
  ↓
【ご参考】
「今の施設がある限りは使い続けます。だって勿体ないもん...」とかアカンでしょ。改めて、リゾ鳴尾浜の今後についてゼロベースで考えるべきです!@2018年11月のブログ

でもね、この施設なんかも、「リゾ鳴尾浜として頑張る!」という前提の下、あーだこーだ言ってても、出来ることには限界があるよな…と。
一方で、もう少し広い視点で考えると違うように見えてくる点もあるような。。。

リゾ鳴尾浜が位置するのは、鳴尾浜臨海公園。
ここには芝生広場や海釣り公園があり、高速道路のインターからもすぐです。
だったら、「リゾ鳴尾浜なんかつぶしてしまってもいい!それよか、公園(というか、この場所)の魅力を最大化するのが一番重要!」という方向で考えれば、もっと出来ることとかあるんちゃうの???と。
重要なのはリゾ鳴尾浜を存続させることではなく、この場所の魅力を最大化すること。
そして、市の損失を少なくすることであるべきなわけで。

ちょっと話題の方向は変わりますが、この項、も少し続けます。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


やっと出ました、黒塗りだらけの資料! しかし、500点満点の面接@採用試験で500点GET!とか、すごいなあ...

2019-01-11 12:50:10 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

こんなことってあるもんなんですね。
すごい!
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190110-00000022-kobenext-l28


さて本題、今日は以前から追いかけている職員採用試験の話など。
前市長時代に始まった「全員面接」という市の採用手法について、私が
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  ↓
全ての段階の試験に面接が入ることで、ペーパーテストがダメでもコミュ力が高いからOK!というポーズを取ることが可能になった
 ⇒「面接の配点を高くして、筆記が低かった場合の足切りもなくしたから、筆記が無茶苦茶低くてもOK!」ということも起こりうる(≒理論上、縁故採用がやりやすくなる&特定個人を通しやすくなる
②約1,000人にもなる応募者全員を面接するため大きな時間と手間がかかるが、その効果は不明
 ⇒従来の「1次は筆記、2次以降で面接が入る」という形でも2段階以上の面接があり、それほど大きな違いがあるかが謎
----------------
という面から問題があると考えているのは既報の通り。
そして、こうした疑義をなくすためには、
--------------
●個人の特定につながる部分は除いて
●小論文・面接等、各試験の配点や、個人の得点
--------------
を開示するべきですよね。
こうした流れの中、西宮市に情報開示を求める訴訟が行われ、市は敗訴。
これによって、市は求められる情報を公開しなければならないことになりました。
 ↓
職員採用試験に関する情報公開について、市の敗訴が確定しました。というわけで、追及始めます!@2018年12月のブログ

てなわけで試験結果についての情報提供を求めたところ、出てきましたよ~、3次試験に関する資料だけは...
しかし、この黒塗り感はすごいな。。。
 ↓


資料及び説明によると、3次試験の配点は小論文が100点で面接が500点。
受験者166人中、
----
●100点満点の小論文は最高80点/最低34点
●500点満点の面接は最高500点/最低200点
----
となっています。
500点満点の500点!とかあるんですね。
すげー。

ちなみに、市が全段階で面接を実施したがる理由は「より人物重視の採用が実施できるから!」というもの。
んで、来年度以降も全段階での面接を実施する方向で考えているようです。
でも、それって、ほんまにそうなんか???と。

そもそも、この主張が妥当なのか?を考えるためには、
------------
●受験の面接点が1次・2次・3次で大きく変わってくるのか?
 ⇒変わっていないなら、面接を増やす意味は、あまり大きくないのでは?
●そもそも採用時の評価と、採用後の人物評価は合致するのか?
------------
というところの検証が必要だと考えています。
でも、そういう取組みがされてる様子はないんですよね。

別に人物重視に異論があるわけじゃないんですよ、私だって。
でも、そこにかける手間に、本当にそれだけの価値があるんやろか???と。
また、今のやり方だと、市の採用につきものの「縁故的なものが入る余地はないのか?」という疑問は払拭できません。
そもそも、そこまで人物に拘るなら、採用した後に、人物のやる気を引き出せるような人事考課&考課結果の給与等への反映といったあたりにこそ、取り組むべきでしょ!

採用業務の中核を担う人事部は、市全体に対して、「残業が多いから、減らせ!減らせ!」と言っている部署でもあります。
ところが、その人事部で、かなりの残業が日常化しています。
その背景に、こういう仕事の進め方があるというあたり、なんとも言いがたい話だと思うんですよね。
1次・2次試験についても同様の資料を請求しているのですが、今のところ、出てくる気配がないのっても、ホンマ、ええ加減にせえよ!ですし。
しかし、ここまで待たせられるって、なんなんやろ。。。

というわけで、この話、今後も変わらず追いかけます。
それでは失礼いたします。


学校が80年大丈夫なら、ほかの施設も大丈夫なはずでしょ?そこがバラバラなのは、どうにも納得しかねるわけで。

2019-01-08 15:23:49 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

日本人ですもの、やっぱり正月は日本酒!
でも個人的な趣味から言うと、やっぱり吟醸酒はちょい甘いな...

  ↓

  ↑
で、こんなんやってて思いだしたのが昔の失敗。
もう軽く20年以上前の話ですが、私、鬼平犯科帳@池波正太郎氏によく出てくる「味噌を肴に酒を呑む!」に憧れてたんですよ。
んで同じことをやってみたくて、だし入りの〇ルコメ味噌を買ってきて、それを肴に呑んでみたものの、うまいわけもなく...
そら、上みたいな味噌でないとあきませんわな。
しかし、そう考えると、色々大人になったなあ...


てな話はさておき、以前書いたブログの続き的な話など。
昨年末のブログで色々な事を書きましたが、その中の一つとして思っているのが「学校は80年使用が前提!なら、他の建築物も80年大丈夫なはずでしょ???」というお話です。
ここら辺、ものすごく整合性が取れてないと思うんですよね。
  ↓
【ご参考】
マンションなら概ね10年ごとに行う、大規模修繕。なのに、なんで学校は「25年ごとで大丈夫!」という話になるんやろ???@2018年12月のブログ

例えば、昨年12月議会でアミティーホールの建替えについての質疑があったのですよ。
その際の市の回答は、以下の通り。

-------------
~前略~ 第5次総合計画の計画期間であります10年間を現状維持となりますと、アミティホールは築60年を過ぎることになり、本市の文化芸術活動の拠点である施設の運営に支障をきたす恐れがございます。
~中略~ 5次総期間後期での完成に向けて、概算ではありますが、事業計画に更新費用を計上したところでございます。 ~後略~」
-------------
いやいや、でも学校は80年大丈夫なんですよね。
なのに、アミティホールは「築60年を過ぎることになり」「施設の運営に支障をきたす恐れがございます」って、なんか矛盾してませんか???
私には明らかなダブルスタンダードに見えるのですが...

こんな状況を見るにつけても、重要なのは市が保有する施設全体に対する方針を定めることだと思うんですよ。
他にも市役所本庁舎やらなんやら、色んな施設があるわけですが。
学校については「原則、80年!」という前提をおく一方で、他の施設についてはなし崩しに建替えを進めていく構図というのは、甚だ納得しがたいわけで。

というわけで、ここらへんの話については、これからもしっかり追いかけていきます。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


現職議員にとっての選挙は4年間の活動実績に対して、多くの方々から審判を頂く機会。その自負と自覚を持って、今年も走り抜けます!

2019-01-04 12:34:39 | 主張・広報と活動のお知らせ

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
年末年始お忙しくされていた方も、ぼちぼち正月モードから抜け出さないとな~…な方もいらっしゃいますよね。
私も、しっかり締めていきます!




で今更ながら、それはそれは色々とあった2018年。
り返ってみると一年前の今日って、ちょうど前市長による問題発言があった日なんですよね...
当時は副議長だったので、その対応に忙殺されたよなあ。。。
  ↓
【ご参考】
今村市長の「殺すぞ」発言に関連して、取材を受けた内容が記事になりました。というわけで、そのご報告など。@2018年1月のブログ

で、その後は4月の市長選挙。
業界的観測では圧倒的有利とされていた候補が落選し、現市長が当選しました。
私は市長選挙には完全に中立の立場で臨んでいたのですが、正直なところ結果を驚きと共に受け止めたことを覚えています。

その前後にも、補正予算や一部議案に対する反対→否決等、それはそれは色々ありました。
こうした事態が一定頻度で起きるのは、ある意味、前市長の誕生によって議会が活性化した側面が強いと感じています。
それは今村市政によって得られた、たぶん数少ない良い結果なのかな…と。
そして様々な意見もあろうかとは思いますが、私は、こうした方向性は、あるべき市政の実現という意味から好ましいことだと考えています。
様々な課題に是々非々の姿勢で向き合う。
こういう方向性は、今後もしっかり保っていきます!

そんな色々あった昨年でしたが、今年の私的メインイベントは何と言っても4月の統一地方選挙。
私は現職議員にとっての選挙とは4年間(あるいはもっと過去からの積み重ねても含めて)の実績や取組・姿勢に対して、多くの方からの審判を問うものだと考えています。
だからこそ、今までの自分自身の取組・活動に対する自負と自覚を胸に、今年一年もしっかり活動を続けていきます。

倦まず、弛まず、驕ることなく。
できる限り自然体で淡々と。
でも思いと行動は熱く。

そんな姿勢で駆け抜け、今年一年を良い年にすることができればと思っています。

という感じで、今年もしっかり頑張ります!
改めて、本年もよろしくお願いします。