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市内での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年9月の記者発表@西宮市HP
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先週土曜日に、神戸新聞WEBニュースにアップされた記事ですが、なかなか反響が大きいようですね。
そりゃあ、このタイトルだと、そうなると思います。
まるで今にも、駅ができそうですもの。
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阪急「武庫川新駅」実現へ 80年来の悲願、4者合意 西宮、尼崎両市で具体化へ検討@2021/9/4付・神戸新聞WEBニュース
市が公表した資料に掲載された、駅を開設した場合に想定される効果も、かなり前向きなものですね。
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ただ、これですぐに駅ができるのかと言われると、そんな簡単ではないと思っています。
記事中にも書かれている通り、もともと、この新駅については
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●西宮市・兵庫県・阪急電鉄は前向きだが、尼崎市はきわめて後ろ向きだった
→が、2013年に西宮市と県、阪急電鉄がつくる検討会に尼崎市が加わった
→ただし、尼崎はあくまで「駅の設置を前提としないゼロベースからの勉強会」と位置付けていた
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という構図がありました。
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【ご参照】
阪急・武庫川新駅の話が少しずつ前に進んでいるそうな。@2014年3月のブログ
今回の話は、その4者で検討を進めてきた結果、
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●周辺人口や税収の増加等の効果が見込まれることに加え、様々な効果が見込まれることが分かった
→そのことを報告する書類が作成され、四者合意のうえで発表された
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という話です。
尼崎市が前向きな意思を示したことや、具体的な効果、必要となる整備費用が算出できたことから、このタイミングで報告が示されたということなのでしょう。
なお、あくまで概算とのことですが、整備費用はこちら。
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一方で、この話、実現の大前提が「国からの補助金を受けること!」となっています。
逆に言うと、補助金が出ない限り、事業実現は極めて困難...ということですね。
また、コロナ禍によって関係四者の財政状況がさらに厳しさを増しており、補助金が入ったら即座に進められるという感じでもないようです。
ここらへんは、ご注意いただいた方がよいところかな…と。
なお報告書の詳しい内容は以下でご覧いただけます。
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(仮)武庫川周辺阪急新駅に関する取組状況について@西宮市HP
というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。