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市内の新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご覧頂けます。
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2021年9月の記者発表@西宮市HP
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心配していた雨風も、どうやら、そこまでひどくはならなさそうな…
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結果的に大きな被害は出ていませんが、今年は週末に大雨等の予報が出ることも多かったですよね。
その度、多くの市職員さんが万一の場合に備えて泊まり込み対応を余儀なくされており、つくづく公務員も大変やな...と思います。
このまま、何事もなく過ぎてくれることを願うばかりですね。
さて本題、6月議会での一般質問のご報告の続きです。
えらいことずれ込んでしまいましたが、これにて、ようやく最終回。
長いことお付き合いいただき、ありがとうございました。
なお、この話にかかわる前振り部分は以下の通りです。
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【ご参照】
西宮市政をより良くするための要は、職員のやる気を引き出し、士気を向上させること。そのためのカギこそが人事・給与制度と考課にかかわる諸問題の是正です!@一週間前のブログ
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【質問⑦】
そもそも、なぜアンケート実施後、1年半以上もたつにもかかわらず、アンケート結果を踏まえた包括的な対応策が示されていないのか?
このような姿勢や対応が職員の士気低下につながっていると考えるが、市の見解はどうか?
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【答弁⑦】
令和2年3月に職員アンケート結果を市のグループウェア上で公開した。
その中で、不祥事再発防止に向け、効果的であり、すぐに対応可能であるものについては、すでに個別に実施している。
これまで生じた不祥事事案は、個人の公務員としての倫理観が欠如していたもの、個人的な資質によるもの、組織として違法行為を未然に防止する取組みが欠如していたことなど様々な原因があると認識している。
議員ご質問の体系的な対応策については、3月定例会でたかの議員の一般質問でもご答弁したように、今後、できるだけ早い段階でお示ししたいと考えている。
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【意見要望⑦】
これだけの期間が経ったにもかかわらず、返ってきた答弁は「今後、できるだけ早い段階でお示ししたい」というものでした。
そもそも議会からの指摘を受けてアンケートは取る。
でも、それに対する格段のレスポンスはない。
せっかく勇気を出して提出した意見もたなざらしにされたままで、変わる・変えようとしている様子は皆目見えない。
このような現状こそが、職員のモチベーションを著しく下げているという自覚を持つべきです。
人事・給与制度や、それと連携する目標管理制度は活力ある組織を作っていくための極めて重要な基礎です。
そこをないがしろにして、組織が力強く発展し、職員が士気高く活躍すること等ありえません。
やる気のある職員が評価され、強いモチベーションをもって職務に邁進する。
そうした雰囲気が、他の多くの職員にも波及し、市役所全体が活力ある組織に生まれ変わる。
このような連鎖を産み、育てるための具体的な取組を進めていかなければなりません。
質問で取り上げた給食の事例もそうですが、新型コロナワクチンの集団接種でも「当初の予約受付は、年齢による区分は一切なし」「抽選等も行わず、早い者勝ち!」「第2次の予約受付は65~79歳はWEBのみ」など、「なんで、そうなるの?どこでそんなことが決まったの??」と思うことが沢山ありました。
多くの職員が意識高く、風通しの良い組織だと感じ、自由闊達に意見を交わしながら働いていたなら、ここまで次々と、もっと良い対策があるのでは???と思わせられることが起きたりはしなかったのでは…と思っています。
改めて、職員が高い意識とやる気をもって職務に励むことにつながる制度設計に取り組み、その運用を進めていただくよう強く要望します。
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これだけ不祥事が発生する背景には、長年積み重なった様々な要因があるのでしょう。
それを一発で吹き飛ばすことができるような一撃必殺の技なんてないのだと思っています。
だからこそ地道な対策を考え、練り上げ、実行していく。
その積み重ねの先にしか、活力ある組織を実現できる道などないのだと思っています。
そして、それがない限り、いろんな意味での市民サービスが大幅に向上することなど、ありえないのだろうとも。
繰り返しになりますが、こここそが市役所の在り方を改善するための一丁目一番地だと、私は思っています。
微力ではありますが引き続き、改善に向けて力を尽くしてまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。