旅5日目(8月17日(水))のつづき
クロアチア スプリット
トロギールを4時頃に出発し、バスでスプリットへは約40分で着きます。
4:45〜 旧市街の外の駐車場でバスを降り、現地ガイドさんと合流し街歩き開始。
※ 「スプリット」
アドリア海に残る最大のローマ遺跡と呼ばれ、ローマ遺跡や中世の建築物の中に
受け継がれる文化があり、世界遺産。
紀元300年頃、ローマ皇帝ディオクレティアヌス(245〜316)は引退後、
故郷でもあるスプリットに宮殿を建てた。
その後、ローマ帝国は滅び宮殿は放置されたが、7世紀になり異民族に追われた
人々が住むようになった。建物の基礎や壁を利用して増改築してできたのが旧市街。
スプリットの旧市街は、海に面した南門や、東西南北方向に4箇所の門があり、ローマ時代の
城壁に四方をぐるりと囲まれている。
街は、ディオクレティアヌスの霊廟として建てられたものが大聖堂に改築され利用されて
きていたり、皇帝の私邸だった場所がアパートや地下が店舗になっていたり、と
古く狭い建築が現代に雑居している。
雑然、混沌としていて、なんとも不思議な空間、という印象。
歴史を直に味わえ、魅力的です。
まず、私たちは、ガイドの案内に従い、海に面しているプロムナードから青銅の門(海側)
から入場、入っていくと、そこはカオス!
宮殿の地下だった場所が今は地下街になっていて、(娘がビビって嫌がっていました)
その薄暗く怪しげなショッピングエリアを人をかき分けながら通り抜け、
ローマ時代の壁や建築が残る場所まで登り、
壁の窓からアドリア海を眺めたり、大聖堂の屋根や鐘楼を見上げたり ↓
こうして裏から見るとどんな風に改築されていったのかが、よくわかります↓
ここから、皇帝の私邸の玄関だった前庭に出ると、そこは円形広間の跡。
モザイクが施された円蓋があったという天井は、今は丸く穴が開いていて空が見えます↓
素敵な空間でした。
ここで、運よく「クラバ」(地元の男声合唱)のアカペラコーラスを聴けました。ラッキー!
石壁に囲まれ天井が抜けているので素晴らしい音響効果♪
歌が終わり、盛大に拍手したら、控えめながらもCDを勧められ、
うちのグループの男性が一枚購入
そしたら、クラバから添乗員さんに1枚プレゼント♪
翌日の夜、長いバス移動の際、皆でCD鑑賞しました。
コーラスの余韻に浸りつつペリスティル広場へ・・・
大聖堂前にあり、旧市街の中心の広場で、多くの人が集まっています。
大聖堂入口 ↓
スフインクスが守ってます!
大聖堂の向かいにあるカフェ・ルクソール↓
母は、このカフェに入ってお茶しながら天井画とか見てみたかったな〜。。。
昇る時間がなかった 鐘楼
このあと、細い路地を通りユニークな建物を眺めながら
鉄の門(西門)方向に向かった、のかな?多分
一度、城壁の外にでて壁に沿って外周を北門へ向かって歩いていると
日本では見たことない標識が ↑・・・面白い!
街を水着で歩いてはいけません!ってことですね
金の門(北門)の外には、有名な「グルグール・ニンスキの像」↓があり
左手に聖書、右手を高く揚げた勇ましいグルグール司教がモデル
(クロアチアのロダンと言われたメシュトロヴィッチの作)
像の左足の親指に触ると幸運、願い事が叶うと言われているらしく、大人気!
指がすり減り色も変わってました。
せっかくだから、私達も順番に並んで触ってきました
金の門から、またまたすれ違うのがやっとな感じの狭い石畳の道を急ぎ足で歩き
途中、手作りチョコ店「ナダリーナ」の試食をもらったりしながら、
大聖堂前の広場へ戻りました。
広場は相変わらず、人がいっぱい。
広場に面しては「クロアタ」の店舗もあり ↓
(ネクタイの語源「クラバット」はクロアチアが発祥といわれ、
クロアタはクロアチアの有名なネクタイ屋さん)
そのオシャレなショウウインドウを覗いていたらパンフレットを渡され
ここで、ほんのわずかだけフリータイムをもらったのですが、
時間が少なすぎて、お土産のチョコレートを買いに行くのが精一杯。。。残念。。。
バスで集合、とのことで急ぎ足で旧市街を抜け、駐車場に向かいました。
母は、スプリット散策を楽しみにしていただけに、心残り。。。
大聖堂、鐘楼、宮殿の地下、洗礼室の他にも、
クロアチアで2番目に大きな町のカフェやレストラン、お洒落なブティックなど
ゆっくり歩きたかったな〜
内部を見られなかった大聖堂や鐘楼
を横目に眺めながら、銀の門(東門)を目指しました。
東門を抜けると、青空市場があり、夕方でもわずかながら営業中
娘が見ていたら、おじさんがぶどうを数粒くれました♪↑
買ってきた方からおすそ分けして頂いたぶどうも、とても甘かったです
皆、無事に合流。バスでレストランへ、夕食です。
つづく