旅3日目(8月15日 月曜日)晴天
ランチの後、スロベニアの山道をバスは走りクロアチアとの国境へ。
検問所のだいぶ手前から道は大渋滞で、
キャンピングカー、マイカーの行列が延々遠くの峰まで連なってるのが見える。
そりゃ〜、ヨーロッパはバカンスシーズンまっただ中ですからね〜。
それにしても、予想以上の混み具合、ノロノロと進まない、、、
どうなることか運転手さんツアーガイドと共に不安になりました。
が、がまんすること1時間くらいだったかなあ、、、ようやく国境へ。
数年前のスペイン旅でも、ユーロ圏内の乗り継ぎだったので、
数十年ぶりに、バスでパスポート集めてスタンプ押してもらう、という経験です。
チラリと母の青春時代の旅を思い出し懐かしかった。
国境越えで時間をロスしたため、ビンコさん、結構強気なドライビング
一気にアドリア海目指し、山道を下り、予定時間に少し遅れて
15:30頃 「ポレチュ」(ポレッチともいう)到着
「ポレチュ」はアドリア海に面しイストラ半島の西側にある小さな町で、
海岸沿いを北へチョッと行けば、すぐにイタリアのトリエステ、という位置。
分かりにくいですが、↑ この頁一番上の写真がポレチュについての説明。
ここボレチュに始まり、私達のツアーの謳い文句が
“クロアチアの世界遺産7つを全制覇!” なもので(笑)
この日から連日世界遺産を見学する予定なんです
因みに、クロアチアの世界遺産は、自然遺産1つ、文化遺産が6つ登録されています。
※ ポレチュについて
ローマ時代からイストウラ半島の政治的中心部として栄え、
旧市街のポレチュ歴史地区にあるエウフラシウス聖堂が有名で
世界遺産になっている。
※ 世界遺産 「ポレチュ歴史地区のエウフラシウス聖堂建築群」
紀元前2世紀に都市計画に基づき建設されたポレチュは、ローマ時代から
ビザンツ帝国、ヴェネツイア共和国、ハンガリー帝国などに支配され、
その影響を受けた。アトリウムやモザイクが美しい6世紀ビザンツ時代に
建てられたエウフラシウス聖堂を始め、旧市街に残る歴史的建造物などが
1997年に文化遺産に登録された。
バスを下り、地元ガイドさんと合流し、
16:00 これから約1時間の短い街歩き開始
リゾートっぽい雰囲気で
みんなアイスクリーム食べながら歩いてる〜(娘が羨ましがる)
町の入り口付近の教会、名前忘れました。。。聖マリア教会とか?
この砦っぽい場所の脇から旧市街の細い道へ入って行きました
石畳、さすがに歴史を感じさせるすり減り方ですね〜
建物も歴史が、、、これはだいぶ古い!
土産店にはオリーブオイル、色々並んでます ↓
観光客で混み合う狭い道を歩いて行くと、間もなく
「エウフラシウス聖堂」の門が見えます ↑ ↓
実は、ツアー当初の予定では、聖堂の中には入らない、と知り、
「ここまで来てるのに、、、」と母は非常に落胆
しかし、母としては、是非、聖堂内部のビザンツ装飾を見ておきたくて、
「一人でも、絶対自由時間に見学するぞ!」と密かに決意を固めておりました。
ところが、偶然にも、運良くこの日は無料開放されていて、
地元ガイドさんの案内で全員観覧できるという幸運に!ヤッター
という訳で、すんなり「エウフラシウス聖堂」へ入場 ↓
↑ 右手が聖堂の入り口で、突き当たり人の居る場所からは遺跡が見えます
↓ ドキドキしながら入ってみる・・・
左側の柱と装飾がオリジナルで、右側の柱は損壊により後に修復されたもの
凄〜い♪ 6世紀のモザイクですよ〜
日本ならまだ聖徳太子も生まれてない?。。。
こんなに古い時代のものが、かくも鮮やかに残っているなんて奇跡的・・・
古いアーチ部分の彫刻 ↑ 独特です
床の下にも古いモザイクが、、、 ↓
ビザンツの古い装飾に母は感動、、、
なのに、置いてあるオルガンが現代のものって、、、
でも、それは今も地元の人に愛され使われているってこと、良かった♪
聖堂の外にも遺跡が見えました ↓
古そうなレリーフですが、、、ガイドさんがもう行ってしまって不明・・・
回廊の反対側から 聖堂入り口を見る ↓
入り口の屋根の上の画とレリーフがうっすら見えます ↓
聖堂と門の間の石畳 ↓
エウフラシウス聖堂の出入り口の門 ↓
こうして、あっという間に、
楽しみにしていた「エウフラシウス聖堂」の見学時間が終了。
この後、「15分」と、わずかな自由時間をもらい解散。
フリータイムって言っても、15分じゃね〜。すぐ戻らなきゃない。
なので、母はもう一度聖堂へ入り、、、じっくり見学し、
娘は、絵はがき数枚を買って、聖堂の近くを散策 ↓
聖堂から海の方向へ歩くと、近くに公園が、
どなたの銅像かは存じませんが、公園に建ってました
アドリア海のカモメ、 白くないですか?
間もなく、グループの皆さんと聖堂の門の前で集合し、
街や海沿いの道をブラブラ歩き、バスが待つ駐車場へ・・・
もうディナーの準備が整ってるカフェ・レストラン ↓
ケーキ屋さんですね
小さな港、右手奥の島にはリゾートホテルが在るらしいです
小魚が集ってる ↓ 「食べられるのかな〜?」 と娘
似顔絵、描いてもらってるんですね ↓ のどかだな〜、、、でも暑いっ!
遺跡を見ながら食事出来るんですね〜
とにかくアドリア海の陽射しは眩し過ぎる
お役所だったかな〜?
母のポレチュの印象は、
「エウフラシウス聖堂」の歴史的装飾に感動したけれど、傷み具合が心配で
なんとか原形を損なわぬように保存して欲しいと願います。
旧市街は建築物が古く歴史を感じます。
建物に挟まれた石畳の道も狭くすり減り具合に時の経過を思わされました。
観光する時間足りず、ちゃんと見られなかったのが残念でしたが、
海に面している街なので、陽射しが明るく眩しく開放的な雰囲気な印象です。
17:00
ポレチュからは、再びバスに乗って移動2時間弱ほどで、
今夜宿泊する、高級リゾート地「オパティア」へ。
つづく