遊び人親子の日記

親子で綴る気まぐれ日記です。

三体 III   死神永生  上巻

2022年02月07日 11時00分02秒 | 読書

          三体 III      死神永生 上    劉慈欣(著)2021年5月発行

  あの超SF『三体』三部作の完結編。

  『三体』『暗黒森林』と読み終えた時点で、正直「もういいかな、、、」と思っていたの

  ですが、やはり三体世界と地球のその後が気になり、三部目の『死神永生』上巻も読む

  ことに。『暗黒森林』は私には理解出来ないことが多く難しくて読み進むのに苦労し

  大変でしたが、今回は物語の展開も早く、前回作よりは手間取らずに読めました。

  科学、物理、宇宙などに全く疎いなりにも、かなり面白くとても興味深い内容でした。

  三体世界についに征服された地球で、人類がオーストラリアへの移住を迫られた悲惨な

  状況から回帰の様子、その後の地球の姿。地球を救うべく宇宙からの判断、計画、行動

  など、凄いストーリー展開に魅了された。

  今回は、人間の「心」的な要素も加わっているところにホッとさせられたり、

  より身近に感じることができて魅力的に思えたのかも。

  それにしても、SFとはいえ、描かれている世界のスケールが違いすぎて圧倒される!

  まだ下巻は読んでないので、登場人物や地球の結末は分かりませんが、、、楽しみ。

     わがまま母

  ・・・本の案内文を転記・・・

  圧倒的な技術力を持つ異星文明・三体世界の太陽系侵略に対抗すべく立案された

  地球文明の切り札「面壁計画」。その背後で、極秘の仰天プランが進んでいた。

  侵略艦隊の懐に、人類のスパイをひとり送る ——— 奇想天外なこの「階梯計画」を

  実現に導いたのは、若き航空宇宙エンジニアの程心(チェン・ジン)。

  鍵を握るのは、学生時代、彼女の友人だった孤独な男・雲天明(ユン・ティエンミン)。

  二人の関係が人類文明の——いや、宇宙全体の—— 運命を動かすとは、

  まだ誰も知らなかった・・・・。

  一方、三体文明が太陽系に送り込んだ極微スーパーコンピューター・智子(ソフォン)は

  絶えず人類の監視を続けていた。面壁者・ルオ・ジーの秘策により三体文明の地球侵略

  が抑止されたあとも、智子は女性型ロボットに姿を変え、二つの世界の橋渡し的な存在と

  なっていたが・・・。

  壮大なスケールで人類の未来を描く『三体』三部作、堂々の完結編。

  

コメント
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