遊び人親子の日記

親子で綴る気まぐれ日記です。

最近のお食事など

2012年07月08日 16時35分58秒 | 食べ物/飲み物
こんにちは。子です。

お食事写真が溜まってきたのでまた一気に載せようと思います。
ではどーぞ!

桃です。桃は大好物!今年初物です♪

甘くて美味しい~^^

こちらは友人が来た時に出したご飯。

ほぼ作り置きの手抜きご飯ですが、ご飯オカワリしてもりもりと食べてくれました。
よかったー。


ここからは外食です。

ワッフル!


エクレア!


そして、コーヒーの味を知るために訪れた喫茶店で出てきた素敵なカップ。

夏の入道雲と青空と緑の山々。至極気に入ってしまって、スケッチした後こらえきれずに写メもとってしまいました。
こちらのカップには、お砂糖が入っているのです。カップをこういう風に使うのもいいですね~。お洒落です。

コーヒー豆をその場で焙煎しているお店だったので、焙煎中の良い香りに包まれながら、そのお店の夏のブレンドを堪能しました。
酸味→コク→最後はスッキリ、という感じ。
もう一口飲みたいなと思って再度カップを傾けるという、そういう味でした。

うーむ。
初めて自分がいれることを意識しながら真面目にコーヒーを飲みましたが、飲んでみて分かったのは、
私のいれるコーヒーは「雑味」といわれるような要素が多いのかもしれないな・・・ということ。
的を絞って、目指す味を決めてドリップした方がいいみたいです。
もうちょっと、他のコーヒーも飲んでみたいな。
(子)
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楽園のカンヴァス

2012年07月08日 09時58分58秒 | 読書

           楽園のカンヴァス         原田マハ(著)2012年1月発行

  
   
   画家を知るには、その作品を見ること。何十時間も何百時間もかけて、
   その作品と向き合うこと。
   そういう意味では、コレクターほど絵に向き合い続ける人間はいないと思うよ。
   キュレーター、研究者、評論家。誰もコレクターの足もとにも及ばない。
   ああ、でも・・・待てよ。
   コレクター以上に、もっと名画に向き合い続けている人もいるな。
   誰かって?・・・美術館の監視員だよ。

   こんな興味深い文章で始まる小説は、
   ルソーの絵画の真贋をめぐるサスペンス?でした。
   
   ヒロインの早川織絵は、今日も大原美術館の監視員をしながらエル・グレコの聖画と
   静かに向き合いながら、こんなふうに思っていた。
   『四十三年間生きてきて、ひょっとすると、いまがもっとも美術作品の近くに
   寄り添い、その眼を見つめ、声を聴いているのではないか。』

   そんな織絵は、かつてソルボンヌ大学で最年少で美術の博士号をとり、
   斬新な研究論文で学会を賑わせた天才研究者という隠した過去があったのだが。
  
   今は母親と娘とひっそりと暮らす彼女に思いがけない話が舞い込む。
   突然、館長室に呼ばれた織絵を待っていたのが新聞社の文化事業部長。
   その新聞社は美術館と一緒にアンリ・ルソーの展覧会を企画していた。
   そこで、ルソーの代表作でMoMA(ニューヨーク近代美術館)の宝「夢」を
   借りる交渉をしていると、MoMA側の代表「ティム・ブラウン」がある要求を
   してきた。それは、交渉の担当を織絵に、という指名。

   ここから、話は20年前に遡る。
   スイス、バーゼルに住む伝説の美術コレクターから、ルソーの秘蔵名画の
   真贋鑑定を依頼されたのが、偶然にも織絵とティム・ブラウンだったのだ。
   二人は7日間、毎日富豪の館に通い、ルソーに関する未発表の資料を1章づつ読み、
   最後の7日目に結論を出すというルールの元に。
   たった7日間だが、そこに様々な人の様々な思惑、陰謀などが隠れていて、
   一筋縄にはいかないのだが、まあ理想的と思える結末なので一安心。

   個人的には、ルソーの絵は色使いが素敵で、不思議な絵だなぁ・・・という程度の
   知識しかなかったので、この小説にでてくるルソー解釈はとても面白かった。
   ルソーを最も高く評価したのがピカソだったが、
   ピカソの青の時代の作品が本当にルソーの画に下にあったのか?
   興味の惹かれる小説でした。

   絵画の鑑定の仕方や、ティムの恋心の芽生えの描き方が不足している気がして
   釈然としないところもありますが、とても面白い小説なのでお薦めです。

      わがまま母

   
 
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