職人の魂なのか、こだわりなのか。
それとも、その仕事にかかわる者としての矜持なのか。
それとも、別のことなのか。
どれだけ忙しくて大変でも、
私たちがその仕事に就いている以上、
ずっと大事にしていかなくちゃいけないこと、
何があっても守り続けていきたいこと、
どんなときでもなくしちゃいけないこと、
そういうことって、ありますよね。
私は昨今の教員の多忙化談義について、
「こういう切り口の側から議論したいなぁ・・・」
って、このところ、ずっと思っています。
仕事のスリム化、時間短縮、その一環としての外部委託。
そういうことは一方で必要かもしれない。
でもね、後々になって・・・。
「たしかに仕事は楽になった。
早く家にも帰れるし、からだもこころも楽。
でも、自分たち、気付いたら今、
何か大事なものを亡くしてしまっている・・・」
なんてことにならないためにも。