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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

6月9日のプリキュアの話です(予約投稿)

2024-06-25 00:00:34 | プリキュア話

今日は6月24日(月)。やっと時間に余裕ができたので、6月9日のプリキュアの話を「予約投稿」機能を使って書いておきます。

さて、この6月9日放送分のプリキュアは、新しいプリキュア=キュアリリアンが登場する回。もちろん、このキュアリリアンは、いままでなにかと「こわがり」だったまゆです。さっそくどんなプロセスでまゆがキュアリリアンに変身できるようになったのか、この回の内容を見ていきます。

冒頭、まゆが「私はこわがり…」と過去の自分をふりかえるシーンが描かれます。転校前の学校の遠足で高いところが怖かったこと、体育の授業が苦手だったり、かみなりが怖かったりしたこと。みんながわりと平気に過ごせることが、自分には苦手。でも、そういう怖いことがあったときに、ネコのゆき’(=キュアニャミー)が安心させてくれるし、こわさが和らぐ…。

そんなことをまゆが思っているとき、ふと気づくと、ゆきが部屋にいません。「どこ??」と思うと、ゆきは屋根の上にいます。ゆきは前回「勝手に決めないで!」とまゆに言われたことを思い出しています。そして「たとえ嫌われても、あなたを守るためなら…」と、ゆきは思います。

さて、こむぎ(キュアワンダフル)・いろは(キュアフレンディ)とさとるは、前回逃げたハムスターのガルガルを探しています。ハムスターのガルガルはネズミのなかま、追い詰められたら「窮鼠猫を嚙む」で、逆に攻撃的になるのでは…と、さとるは予想しています。他方でハムスターのガルガルには、何者かが「怒りをもやせ」といって、黒い力を与えています。ハムスターのガルガルは雄叫びをあげて、街に出かけます。

一方、ゆきがいなくなったことを心配するまゆですが、そこへネコのコンパクトがお店に入荷したと、まゆの母が伝えます。このコンパクトはゆきのモチーフで、まゆがデザインしたもの。「ゆきが大好きな気持ちが伝わる」「コンパクトを使って、おおぜいの人を笑顔にすることができる」と、まゆの母は語ります。「そんな力が自分に…」と思うまゆに、「まゆがつくったリリアンのブレスレットは、ママの宝物」と。「まゆはつくったものを誰かに全部あげちゃう。そんなやさしい気持ちを、リリアンはつむいでいる」「ゆきに嫌われたの? でも、いっしょにいたいのでしょう」という母親に、まゆは「みんなを笑顔に、幸せをつむぐ。そんな力が自分にあるのなら…」と思い始めます。

そのころ、ゆきは木の上で寝ています。木の上からまゆを見守り、まゆを守ろうとする。そんな姿をこむぎやいろはたちに見つかってしまいます。「あなたたちには関係ない」というゆきに、こむぎやいろはは、「まゆに嫌われたってかまわないなんて、ウソでしょ? ゆきだって、まゆといっしょがいいはず。まゆとお話を。あなたの気持ちを伝えて」と語りかけます。

そこへハムスターのガルガルが再び現れます。いろはとこむぎは変身してプリキュアに。その様子を見て、ゆきも変身してキュアニャミーになります。「ガルガルがでた。行かなきゃ」と、まゆもそこに向かいます。ガルガルが穴を掘って逃げ出そうとするのを、3人のプリキュアが追いかけます。キュアニャミーがガルガルにおいついて、ガルガルを徹底的に攻撃しようとするとき、キュアワンダフル・キュアフレンディが「この子はもともといい子だから」といって止めます。

そんなとき、ガルガルの力で、なぜか3人のプリキュアが小さくされて、ガルガルが巨大化したようになってしまいます。この状態では、キュアニャミーのキックなどもガルガルには通用しません。逆にガルガルの力でキュアワンダフル・キュアフレンディは吹き飛ばされ、キュアニャミーも倒されます。そこへゆきを探していたまゆがかけつけて、キュアニャミーが倒されたところを見てしまいます。

「ニャミーをたすけたい」と思うまゆの前で、ガルガルが口のなかから吐き出したドングリをミサイルのようにして、キュアニャミーにぶつけます。「どうして来たの?」というキュアニャミーに、まゆは「ゆきに会いたかった。ゆきはいつもそばにいてくれた。大丈夫ってはげましてくれた。ありがとう。いつも助けてくれて」と伝えます。「それは私の方、まゆがいなかったら、私は…」と返事をするキュアニャミー。そんなふたりは、ガルガルによって路地裏の行き止まりに追い詰められます。「私を置いて逃げて!」というキュアニャミーに、まゆは「ゆきがいないのは考えられない。いっしょに居たい。あなたは私が守る!」とまゆが叫んだとき…。まゆの胸が光り、そこからコンパクトが出てきます。「ゆきを守りたい。私にできるなら…」とまゆが願ったとき、まゆはキュアリリアンに変身します。

このあとキュアリリアンは「ガルガル、もうやめよう」と呼びかけます。キュアリリアンに攻撃をするガルガルですが、しなやかできれいな動きで、リリアンは攻撃をかわします。「私は敵じゃない。あなたの力になりたい」というキュアリリアンは、ガルガルの鼻にとげがささっていることに気付きます。そこでガルガルを高いところにいったんおびきよせ、そこから落ちたところをリリアンネットでキャッチ。そのあと「こわかったんだよね、もうひとりじゃないよ、よくがんばったね」といってとげを抜きます。このあとキュアリリアンがガルガルを浄化すると、小さい姿にされた3人のプリキュアは元にもどります。そして弱ったハムスターにもどったキラリンアニマルを、キュアフレンディ・キュアワンダフルがニコガーデンへもどします。

このあとエンディングですが、キュアニャミーは白い髪の毛の女の子・ゆきの姿にもどります。「私、まゆのそばにずっといたい」というゆきに、まゆは「いっしょにいよう、ずっと!」といって抱きしめます。ゆきは女の子の姿から、さらにネコの姿に戻ります。

というような具合で、キュアニャミーを守りたいという気持ちから、キュアリリアンが生まれました。ゆき・まゆのコンビで、今度はプリキュアを続けていくことになります。ただ…。どうもキュアニャミー=ゆきが、キュアリリアン=まゆはさておき、キュアワンダフル=こむぎやキュアフレンディ=いろはたちと、今後、仲良くなるまで時間がかかりそうな気配です。6月16日放送分でも「知らない動物は関係ない」というキュアニャミーに対して、他のプリキュアたちがどう接していくのか。予告編を見る限り、そこが課題になるようでした。ということで、まずは6月9日放送分のプリキュアの話、おわります。

 

 

 

 



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