できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

5月22日付けの投稿(転載その20)

2006-09-20 16:10:21 | 過去の記事の転載

下記アドレスのサイトからアクセスされた方へ。

<転載にあたって、アドレスを削除しました>

私の日記帳ブログは、アクセス解析ができるようになっています。そこで、どういうところからアクセスがあるのかを調べてみると、例の「飛鳥会事件」がらみで、このサイトからのアクセス者が多いことに気づきました。

で、このサイトの作成者は、私が飛鳥会事件のことに関してこの日記帳ブログで書いたことに対して、「これこそ公正・中立の立場」と高く評価してくださってます。まずはその点について、一言お礼申し上げます。

ただ、このサイトの作成者が私の書いた文章を高く評価してくださっているので、大変申し上げにくいのですが、私はこのサイトの作成者の書いてくださっているほど「公正・中立」の立場ではありません。

私が仕事を通して出会ってきた大阪市の行政職員や、解放同盟関係の人たちは、本当にまじめに、こつこつと、日々の仕事や活動に取り組んでいます。そういう人のほうが、圧倒的に多かったように思います。私はこの飛鳥会の事件から、大阪市の行政施策の問題点を指摘はしたいですが、大阪市の職員や運動関係者のなかの「良質」の部分まで、いっしょくたにして非難しようという気はありません。

これまでもここで書いてきたように、飛鳥会のことについて、起こった問題は問題として、きちっと法的手続に基づいて処理しなければいけないし、過去の不正についても、正すべきものは正すべきでしょう。しかし、そのことと、「すべての大阪市の行政職員や解放同盟関係者が、あたかも悪い人たちだらけ、というようなイメージをふりまくこと」とは、全くの別問題です。むしろ、ネット配信されている新聞記事を見ていると、そういう議論になってほしくないので、あえて市の上層部や市議会のレベルの問題を掘り起こしてたくさん書いてきました。

だから、このサイトで「公正・中立」とかいって持ち上げられると、「ちょっと、それもどうかなぁ? なんかこの書き手の方、私のことを誤解されてるのでは?」っていう気がします。正直、恥ずかしいです。私はけっして、このサイトでいわれるほど「公正・中立」の立場で、この事件についてここでものを書いていませんし、今後もおそらくそうだと思いますので、その点だけ、誤解のないようにしてください。以上、よろしくお願いします。

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