tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

自宅稽古は梅雨寒で・・・

2020-07-18 17:25:56 | 自宅稽古

718日(土)

梅雨空が続いております。

時折ザッ~と降ったりやんだりですが、自宅でのお稽古でした。

床の間

床の間飾りは、句仏上人の「勿体なや 祖師は 紙衣の九十年」という有名な俳句です。

まだ若かった30代の頃、骨董屋さんにボロボロ状態で転がっておりましたので、ただ同然で買って来たという思い出があります。

花は、ヒオウギスイセン一種です。

この花は、他の花と混ぜて生けるにはちょっと難しいので、一種生けにしてみました。

子供のころから庭に咲いていた花で、親たちは「ヒオウギ」と言っておりましたので、今頃になってスイセンが付いていることを知りました。

 

お菓子

お菓子屋さんが届けてくれたお菓子は、「若楓」だと言っておりました。

常々、お菓子屋さんは、「お使いになる時に、銘は変えてください」と言っておりますが、今まで変えて使ったことはないなぁ・・・

一服

いつもの通り、一週間の終わりです。

お菓子を頂き、お茶に感謝しながらゆっくりと頂きました。

今日は涼しいくらいでしたので、萩のお茶碗です。

 

東本願寺二十三代法主大谷光演上人。明治から大正にかけて仏教界は元より、俳句でも大きな功績を残しております。

特に、この句は有名で、親鸞聖人の足跡をたどると、あちこちのお寺さんに、この句碑が建っております。

画は、網代笠に杖が描かれておりますが、親鸞聖人がご苦労なさりながら旅を続けておりましたので、笠と杖で表しているのではないかと思っております。

コメント
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