tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

お茶事の楽しさを・・・

2014-10-27 18:42:27 | 茶の湯
10月27日(月)
秋とは思えない暖かい一日でした。
3日前からパソコンが起ち上がらずにおりましたが、今日復活いたしました。

友人のMさんが解決してくれました。
いつもの事ですが、パソコンの具合が悪くなると飛んで来て、あれこれといじりながら復活してくれる頼もしい友人です。

今日は久しぶりのような感じで、このブログを書いております。
昨日に引き続き炉開きの事を書きます。

      

   四つ碗

四つ碗は、お茶事では最初の運び出しです。
末客まで運び出しが終ると、「どうぞ、お箸のお取り上げを」の挨拶で、お懐石の始まりです。
お酒、飯器そして汁替えと進んで行きます。

   

   煮物椀

煮物椀は、お懐石料理のメインと言われるほど力を入れて作ります。
開けた瞬間の景色、香りなどを考慮してのお椀になります。

今回は鯛の蓮根蒸しに松茸、蓮草のお椀になりました。
「温かいうちにお召し上がり下さい」

   

   進肴

南瓜、里芋、蛸を盛ったものです。

   

   預鉢

蓮草と菊のあえ物です。
どの鉢も中節の箸を使っておりましたが、この預鉢だけ元節を使います。
これで、お客様方は、最後の料理だという事が分かります。

   

   八寸

八寸を持ち出すと、お懐石もそろそろ終わりが近づいてきます。
最近は皆さん車で来ますので、お酒は出しても飲めませんので何となく寂しいお茶事になっておりますが仕方ありません。
昔は車ですから、などと言いながら結構飲んでおりましたが、今はお酒に手を出す人はおりません。
正午に始まったお茶事も4時までかかってしまいましたが、平均的な時間だと思っております。

今日は、慣れたパソコンでブログを書いておりますが、日常的に何となく使っている道具が使えなくなった時の寂しさは言いようがありません。
今日はパソコンを復活してくれた親しき友人に感謝、感謝しながら書いております。

また、気分も新たにチャレンジして行きたいと思っております。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする