tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

ふたつの風炉の灰形は・・・

2014-10-02 17:56:31 | 茶の湯
10月2日(木)
曇りがちの天気で、南からの風が何となく湿っぽい感じがいします。
今日は朝から道具の出し入れと灰作りで終わってしまいました。
最近は午後が短いように感じてなりません。

午前中の気分のいいところで灰形に没頭してしまいました。

      

   道安

先週、青年がやり掛けた二文字の灰形の続きです。
少し内側にカーブしていたので修正してから始めました。
今月で灰形作りはおしまいになりますが、これが、毎週でしたから大変な作業になります。

業躰先生が作る灰を、何度か拝見させて頂きましたが、素早く仕上げますから、見るからに柔らかな、それでいてしっかりとしております。
私がするように、行ったり来たりは絶対にしませんから、あのように柔らかくしっかりした灰形になるのでしょう。

   

   紅鉢

今週は、名残りの月でもありますので、今までできなかった稽古をやって見ようと考えて、紅鉢も用意してみました。
こちらは、道安と比べるとかなり小さく、小さい分だけ灰形は作りにくいことになります。
いつも使っている灰匙が使えないのが最大の原因です。

   

   比べると

二つを比べて見るとよく解ると思いますが、道安風炉の中に紅鉢がすっぽり入ってしまいそうです。
明日明後日とお稽古に見えた方によって、何をするか決めてやって見ようと思っております。

今日は2つの違った風炉の灰形を作って見ましたが、少し湿気がありますので灰匙の動きが滑らかとはいいがたいものでしたが、時間的にもちょうどいいところで仕上がりました。
毎週良い勉強になっております。

後1ヶ月・・・

草も木も 竹も動くや けさの秋     子規



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コメント
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