tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

中置で一座建立に・・・

2014-10-18 18:30:14 | 茶の湯
10月18日(土)
秋の深まりを感じるこの頃です。
爽やかな一日でした。
今日も自宅でのお稽古で、昨日と同じように大板を使っての「中置」です。

   

   点前座

この季節になりますと、朝晩の冷え込みは厳しさを増すばかりです。
そんな寒さを感じ始めた10月のお稽古は「中置」です。

風炉をお客様に近づけてお点前をしますが、少しでも火の暖かさを感じて頂こうと考えられたお点前です。
僅か数センチだけの移動ですので、暖かさがお客様までは届くかとは思いませんが、お茶室では主客の一体感を味わっていただくのが最高の「おもてなし」になると思います。

主は「少しでも暖かさを」客は「お気使いありがとうございます」という心のやり取りが、「おもてなし」に繋がって行くのだと思います。
と、こんな事を書いておりますが、風炉先が涼しそうでした。残念!

   

   お菓子

今日のお菓子は、「男鹿」という銘のおまんじゅうでした。
今頃のお茶席では良く見かけるお菓子です。割って口に入れると粒あんの甘い歯ごたえが何とも言えない美味しさになっております。

   

   一服

お稽古が終った後に頂く一服です。
今日で、5月からの風炉のお稽古はおわりです。

お稽古の終わった安堵感と開放感を感じながらの一服です。
体の隅々にまで染み渡るような味がいたします。

何日かの休みがありますが、その間にすべての道具の入れ替えです。
コメント
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