tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

「只一聲」で何を連想するか・・・

2014-10-16 18:02:58 | 日記
10月16日(木)
朝晩の冷え込みが強くなって来ましたが、山々には初冠雪の便りも聞かれ始めております。
今日は明日からのお稽古の準備です。

朝食を済ませてから、道具をしまったり、出したりといつものような木曜日でした。
今月で風炉も終わりですので、やりたいお稽古がたくさんありますが・・・

   

   風炉の灰形

やはり風炉の灰作りが最優先となります。
気持ちを落ち着けて始めないと時間ばかりかかって、綺麗な灰は作れません。

灰形だけは作っておかないと、明日になって大慌てになってしまします。
今日は柔らかな灰形が完成いたしました。


   

   オケラ

二鉢目のオケラが咲きました。
このところの冷え込みで鮮やかな白が浮き上がっております。

この色が山で咲いているオケラの色です。
20枚くらい撮った内の一枚です。綺麗に撮れました。


   
   
   待合の床

月初めに待合に掛けた軸で、今週を最後に再び棚へしまってしまいます。
月に雁の絵が描かれ「只一聲」の賛があります。

「一聲」は茶杓の銘などに使われております。
鶴や雁そして不如帰などを連想させますので、茶会などでも良く聞かれる銘のひとつです。

我が家にも茶杓がありました。何かと便利に使っております。




コメント
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