tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

「話尽山雲海月情」で秋の夜長を・・・

2014-10-17 19:52:42 | 茶の湯
10月17日(金)
朝晩の温度差が10度以上もあり、体調の管理には細心の注意が必要です。
強い北風が吹いておりまして、真冬のような虎落笛が聞こえておりました。

今日は自宅でのお稽古でした。
今年最後の風炉でのお稽古です。

   

   花

花はすべて自宅の庭に咲いているもので、この時期にしてはたくさんの花が咲いております。
ミズヒキ・オケラ・シュウメイキク・フジバカマ・ユウガキクの5種です。

今までも生けておりました花々ですが、シュウメイキクは今朝咲いたばかりです。
キクの名前が付いておりますが、キンポーゲ科の多年草で、別名は貴船菊と言われております。京都貴船山に多く自生しているのでそう呼ばれております。

今では、一重咲きの白い花を、シュウメイキクと呼んでしまうほど庭先などで多く見かけます。

   

   軸

話尽山雲海月情(かたり尽くす山雲海月の情)で、山・雲・海・月は一切の心情を表わし、親しき者同士が、胸中の心情や境地そして心境などありったけの気持ちを、腹蔵なく語り尽くすことだと云われております。

秋の夜長を、親しき友人と語り明かせたら幸せだと思います。

   

   床の間

床の間飾りです。

この軸を揮毫されたのは、禅語に関する本を数多く出されて、人間禅教団の師家をつとめておりました芳賀幸四郎師です。
禅語の一行物が有名ですが、禅と茶道に関する本をたくさん執筆されておりました。


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