リラハープはシングルトーンでメロディーを美しく奏でることもできますが、和音も響かせることができます。
和音も2音から、その響きを楽しめます。
最初に長短二つの和音(短3度、長3度)を響かせて、その違いを聴き分けてください。
そして調性(ハ長調でもヘ長調でも)を変えずに3度の和音を自由につなげて鳴らしてみてください。
イイ感じで曲ができます。
(例、短3度はㇾとファ、長3度はドとミ)
(写真は、美徳のファシリテーター風瀬由季さん)
リラハープはシングルトーンでメロディーを美しく奏でることもできますが、和音も響かせることができます。
和音も2音から、その響きを楽しめます。
最初に長短二つの和音(短3度、長3度)を響かせて、その違いを聴き分けてください。
そして調性(ハ長調でもヘ長調でも)を変えずに3度の和音を自由につなげて鳴らしてみてください。
イイ感じで曲ができます。
(例、短3度はㇾとファ、長3度はドとミ)
(写真は、美徳のファシリテーター風瀬由季さん)
リラ工房では初めてリラハープを弾く人のために「リラ教則本」を用意しております。
そこには初めての人でも弾きやすい小曲が多数掲載されています。
そしてレパートリーとして長く弾いて頂きたい曲は、別にピース楽譜として用意しています。(今後は曲集の出版も目指しています)
その楽譜を私も弾いていますが、10年弾いて今感じるのは「難しい楽譜イコール良い楽譜とは限らない」です。
昭和の時代、前田憲男さん(ピアニストで編曲家)が編曲した楽譜をプロのバンドマンが弾きやすいと称賛していたことを思い出します。
私もリラハープの楽譜を編曲していますが、原曲を生かした弾きやすい楽譜を目指したいと思います。
毎日弾いてる人は感じてると思いますが、いつも弾いてる楽譜の音符を外したり、音色や強弱のバランスが悪かったり、どうもシックリしない日があります。
私の経験では、明らかに寝不足や体の疲れなど体調が原因のことが多いです。
幸い病院で治療を受けるような病気は長い間してないので、リラの響きを自分の疲れのバロメーターとして、真面目に昼寝タイムを取っています。
これは昼寝好き職人の言いわけではありません。(笑)
好きなメロディーは誰でも胸に秘めてると思います。
そのメロディーが聴こえると、心の奥が反応しますが、すぐに歌ったり楽器で奏でたりする人は少ないかもしれません。
今日はそんなメロディーをリラハープで弾きたい気分でした。
その曲はオーケストラ曲なので、リラの単音で演奏するのは無理と承知です。でも弾きました。
結果、つまずきながら弾いた単音メロディーが色合いを変えて心に広がりました。
いい曲は自分で奏でると、また、特別な感動がありますね。
今日のオンラインレッスンは数年前から25弦リラを弾いて頂いてる方です。
対面での工房レッスンも行ってましたが、事情により中断してました。
そしてコロナ禍の今、オンラインでの再開です。
今日は練習曲を2曲弾いて頂きましたが、リラを持つ姿勢、手の位置、指の角度、など変わってしまってました。
レッスンを再開できて良かったと思います。
もう一度基本に返って練習を続けたら、以前よりも上手になると思います。
リラ工房は東京多摩地域で2006年ころからリラハープの製作を行っています。
そして現在の場所に来てちょうど10年ですが、夏の暑さは年々厳しさを増しているように感じています。
そのため真夏はエアコンが、ほぼフルタイム可動となり、さらに市販の氷を使って室内の温度を下げるようにしています。
温暖化が急に収まるとは思えないので、今年も暑さ対策を徹底したいと思います。
今日は兵庫県南あわじ市のMさんから演奏動画の入ったSDカードが送られてきました。
Mさんは最初からオンラインレッスンで練習の進め方を学習し、1年前から日々の生活にリラタイムを組み入れたようです。
そこで、これまでの成果を見せて頂こうと思って、演奏の自撮りをお願いしました。
動画からは基本にそった練習をきちんと続けていることがよく分かりました。
これからもこのルーチンを続けて頂き、リラハープ演奏の楽しみと音楽の奥深さを体験して欲しいと思います。
リラハープが手元に届き、レッスンを受けて練習を始めたら、なるべく早い時期に、調律(チューニング)と切れた弦の交換方法を習っておくと安心です。
それが演奏家としての第一歩だと思います。
なぜなら、演奏会で自分の番が近づいてステージに上がる直前であっても、まれに弦が切れたり、チューニングが必要になることがあります。
なので演奏家は自分で行います。
やってみると思ったより簡単ですよ。
リラハープは最初のレッスンが特に大事です。
教則本やレッスンDVDなども良いですが、できれば対面での個人レッスンが理想です。
でも、コロナ禍の今、自粛せざるを得ない状況です。
なので、パソコンを使ってのオンラインレッスンでも良いと思います。
そして正しい鳴らし方ができるようになったら、次はパソコンか動画録画のできるカメラ(スマフォなど)で簡単な曲の演奏を自撮りしてください。
それをリラハープ教室の先生に観ていただくと、さらにアドヴァイスを頂けると思います。
近くに教室がない方は、リラ工房に送って頂ければ観させて頂きます。
素敵なリラ弾きへの第一歩となります。
(写真は、上高地でリラを奏でるT.Mさん)
毎日、自宅と工房を自転車通勤で往復しています。
そこで楽器つくりを365日行っていると言いたいところですが、工房では材料の仕入れ、在庫の管理、帳簿つけ、資金繰り、マニュアル作りなど、きりなく続きます。
そこで考えたモットーが「製作の手を止めるな」「作業は急がない」です。
コロナ禍が終息する頃には、製作三昧となるでしょうか?
その日までは、ステイホーム(工房と自宅)で頑張ります。(笑)