新しいリラハープは、弾き込んでいかないと、澄んだ美しい音色にはなりません。
私も、先日から一年前に製作した28弦リラ・情熱を弾き始めていますが、まだ、十分ではありません。
なので、新しいリラを手にした方は、なるべく早く、日々の練習から始めることをお勧めします。
新しいリラハープは、弾き込んでいかないと、澄んだ美しい音色にはなりません。
私も、先日から一年前に製作した28弦リラ・情熱を弾き始めていますが、まだ、十分ではありません。
なので、新しいリラを手にした方は、なるべく早く、日々の練習から始めることをお勧めします。
今日は、私の体験をお話しします。
正しい奏法で練習を続けていると、ある日、楽器を抱えた姿勢のすべてが指先に向かい、全身で弾いてることに気づきます。
その姿勢は、抱えた楽器リラの角度、向き、高さ、左右の手の位置、指先の位置、角度も影響します。
これは、毎日、決めた時間、正しい奏法で弾き続けることで、到達できます。
リラハープ奏法は、たて琴リラの頃から指導されている先生方のおかげで、今も進化を続けています。
一番は、2つの左手のポジションが決まり、それを音域によって使い分ける奏法です。
そして足台、ひざ当てを使うことで、楽器と身体の一体感が生まれ、無駄のない音出しが可能になりました。
これらは、リラ工房推薦の音楽教室で体験できます。
どうぞご利用下さい。
(写真は、大森リラ教室の皆さん)
5年間、工房で弾いている「28弦リラ・情熱」を、昨年製作したバージョンに変更し、今日から弾き始めました。
弾きなれた楽器には、角の取れた温かさもあり、捨てがたいものですが、あえて若さに挑戦する思いです。
そして、ある程度弾いたら、弾き比べたいと思っています。
たて琴リラが「25弦リラ・やすらぎ」と「28弦リラ・情熱」に生まれ変わり、現在は、どちらも、かけがえのないリラの音で歌ってくれます。
私には、それが、やすらぎの音と情熱の音に聴こえます。
両方を、弾いて頂いてる方がおられたら、ご感想をお聞かせ頂ければ幸いに存じます。
(写真は、札幌の冬)
ラヴェルと言えば「ボレロ」で、二つの旋律を繰り返しながら、小川が大河になるように情景が広がる、不思議な交響曲です。
そのラヴェル作曲「亡き王女のためのパヴァーヌ」も不思議な魅力を持ったメロディーです。
この曲をリラハープ用に林惠里子先生が編曲してくれました。
その楽譜、私も弾いています。
ヴァイオリンに「肩当て」があるように、リラハープには「ひざ当て」があります。
これは「たて琴リラ」の頃、ゴム状のメッシュをひざに敷き、滑りを止めるグッズですが、28弦リラ・情熱、25弦リラ・やすらぎ、の誕生から、ひざに乗せる、現在の「ひざ当て」を、お勧めしています。
とても、弾きやすくなりましたので、お試しください。
たて琴リラから「28弦リラ・情熱」「25弦リラ・やすらぎ」に生まれ変わって5年になりました。
改良されたのは、共鳴孔、ネック、駒、本体などで、それによって、音色、音量、音程の安定性、本体の耐久性などです。
リラ工房にお出で頂ければ、試弾もできます。
2018年以前の、リラをお持ちの方は、下取りもさせて頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。
(写真は、25弦リラ・やすらぎ・2024)
最初のライアーブームの頃、私も、渋谷駅前のビルで行われた、ライアー体験会に行きました。
そこでは、10人位が椅子に座って車座になり、順番に試し弾きをしました。
その時は、単弦を鳴らした程度の感覚でしたが、多くのリラ仲間が誕生した今こそ、二人~数人の奏者が、会話するように、互いに弾いて楽しむ、演奏会があっても良いかなと思います。
(写真は、大分でのセッション時)
いつも工房で楽器を製作しながら、弾いています。
そして、ホームページにも、数曲、演奏を載せていますが、これはほぼ全て、25弦リラでの演奏です。
でも、生まれ変わったリラを製作して以来、弾いているのは、28弦リラ・情熱、なので、その音色の違いも感じます。
これからは、曲によって、どちらかを選んで弾いてみます。
(写真は、25弦リラ・やすらぎ)