25弦「たて琴リラ」の製作初期から、教則本を制作しています。
最初は製本もできず、クリアファイルに各ページをコピーしてお渡ししていました。
その後、製本版にし、改訂を繰り返し、今の、教則本「初めてリラを弾く人のために」になっていますが、ここで、さらに改訂を進めています。
大きな変更はありませんが、左手のポジショニングについて、分かりやすい表現にしたいと思っています。
また経過をご報告させていただきます。
25弦「たて琴リラ」の製作初期から、教則本を制作しています。
最初は製本もできず、クリアファイルに各ページをコピーしてお渡ししていました。
その後、製本版にし、改訂を繰り返し、今の、教則本「初めてリラを弾く人のために」になっていますが、ここで、さらに改訂を進めています。
大きな変更はありませんが、左手のポジショニングについて、分かりやすい表現にしたいと思っています。
また経過をご報告させていただきます。
リラハープは正しい奏法で、毎日10分~20分の練習を欠かさず続ければ上達する楽器です。
そして上手なるもう一つの秘訣は、自分の経験を先輩(先生)として他の人に伝えることです。
それは家族でも友人でも良いです。
リラを始める前に、この目標を持って始めたら良い結果は後からついてきます。
リラ工房も応援します。
リラ工房松浦楽器で製作しているリラハープは、個人の方から製作依頼を受けて、その人のために作る楽器です。
そして工房ではメンテナンス用に、一台一台の製作データーを記録し、生涯使って頂ける環境を整えています。
長く弾いてる方は、自分の分身のように思って頂いてると思います。
ありがとうございます。
スティール弦の開放弦を響かせる楽器の代表はピアノですが、ピアノはピアノフォルテの略称です。
その名からも分かるようにフォルティシモからピアニシモまで強弱が出せるのがピアノです。
でも、音色の違いを聴き分けるのは難しいです。
同じくスティール弦の開放弦を鳴らす楽器がリラハープです。
こちらは、弾く人、弾く曲によって音色の違いも出やすく、これもリラハープを弾く楽しみの一つです。
リラハープは初めて弾くという人がほとんどです。
最初は「弾いてる」というより「鳴らしてる」感覚がほとんどだと思います。
そこからスタートし、正しい奏法で毎日10分でも弾き続けていけば、ある日、必ず「これだ!」という演奏家の境地を体感する一瞬があり、喜びもわきあがります。
そして続けていけば、その感覚が長くなります。
これも私の体験です。
今、ガス、水道、食品などが値上がりし、家計への負担が叫ばれています。
楽器・リラハープは日用品に比べれば、高いかもしれませんが、「28弦リラ・情熱」「25弦リラ・やすらぎ」は毎日弾いて頂いても、ある程度のメンテナンスを行えば、長い年数、世代を越えて使用できる設計になっています。
演奏を日々の生活の一部として楽しみ、次の世代に引き継いで頂ければ、リラも幸せです。
昨日のデュオコンサートは、美しい繊細な響きからの始まり、ホールが優しさに包まれました。
リラハープの弦は、指が当る位置、角度、強さによって音色は変わります。
それは曲想によって響きを変えることも可能です。
私が最初にレッスンを受けたジャズベースでは、テンポをリードする力強い音を出すことを意識して弾きました。
昨日は、このデュオにコントラバスの音が入ったらと、さらに夢はふくらみました。
自宅の一室をピアノ教室にしていた頃、夜弾くことはありませんでした。
リラハープを弾くようになってからは、昼も夜も弾いています。
さらに、旅行の時もホテルの一室で弾いています。
その他、飛行場の待合室、公園、などでも弾いていますが苦情がくることはありません。
でも、一台のリラハープで音楽教室くらいの広さなら、マイクなしても聴いて頂ける音量です。
これは、単に音の大きさだけではなく、リラハープの音質の特徴と思いますが、今のところ、私の体験からの印象です。
リラハープを弾き始めたら、すぐに身近な人に聴いて頂くことをおススメします。
聴く人ひとりでも演奏会だからです。
赤ちゃんが言葉を覚えるのも、ママとの会話があってこそです。
ひとりで弾くのは練習です。ひとりで話すのはつぶやきです。
よちよち歩きの時から会話は始まります。
上手になったからではなく、やっと一曲弾けた時から演奏会デビューです。
これが名演奏家への近道です。
これからも、リラ工房のホームページで、リラハープ奏者の演奏をご紹介します。
(写真は、大森リラ教室の発表会)