毎日弾いていても、弾く感触は日々違います。
最近、ある法則性に気づきました。
それは、弦をしっかり鳴らしているつもりでも、指が弦を、ただ滑らせているだけの時があります。
しっかり鳴らしてる時は、両手の位置、リラを持つ角度、姿勢に全て無駄がありません。
その時は、ピアニシモからフォルテシモまで、澄んだ音が、遠くまで届く感じがします。
これは、分かりにくい表現かもしれません。
もし、興味がありましたら、ご連絡下さい。ご説明させていただきます。
(写真は、髙橋勇輝先生)
ピアニシモでも、フォルテシモでも、しっかり弦を響かせることが大事です。
そのためには、足台、ひざ当てを使い、座る椅子も演奏用の椅子にする必要があります。
そして、リラを抱える姿勢も大事です。
これらは、最初のレッスン時に、学べると思います。
リラハープ教室も便利になって、メールアドレスさえあれば、自宅でオンラインのレッスンを受講できるようになりました。
でも、モニター画面の大きさや、音量など、レッスンしやすい状態にセットする必要もあります。
こまったら、パソコンやスマフォショップのサポートを受けることもできます。
28弦リラ・情熱、のレッスンは、最初に楽器の抱え方から始まります。
それは、座る椅子、足台、ひざ当て、抱える角度、左右の指の位置、弦に対する指の角度、、、
それは、声楽家の発声法と同じで、リラハープ演奏家の音出しの基本です。
面倒くさいと思われるかもしれませんが、そこから、プロ、アマ問わず、演奏家としての、楽しい日々が始まります。
今は、リラハープも、オンラインレッスンで学ぶ人が多くなり、便利になりました。
でも、対面での個人レッスンが望ましいことに変わりはありません。
現に、受講者の多い教室は、近隣はもちろん、遠方からも新幹線でかけつけ、レッスンを受け、発表会にも出演する人がいます。
これから先生を目指す方は、是非、参考になさって下さい。
(写真は、大森リラ教室の皆さん)
たて琴リラの時代から、工房でのレッスンと、各地に出向いての出張レッスンも続けていますが、その様子が徐々に変わってきました。
最初はレッスンを始めても、残念ですが続きません。
25弦リラ・やすらぎ、28弦リラ・情熱が誕生した頃からは、長く続ける本格派の奏者が増えてきました。
リラ教室の理想は、先生と受講者が共に、成長し続けることです。
そして夢は、先生と受講者が一緒に同じステージで共演することです。
(写真は、広島でのグループレッスン)
私も声楽の個人レッスンを受けたことがあります。
それは、必ず発声練習から始まりました。
学校の音楽授業でも発声練習はありましたが、主に合唱曲の斉唱でしたので、初めて本格的な発声法を学びました。
今日のオンラインレッスンは、リラの正しい鳴らし方で、弦楽器リラの発声法とも言えます。
これをマスターすることが演奏者への近道です。
リラハープの「一日20分仲間」の一員として、日々、弾いていますが、その日によって、出来は違います。
私の場合は、しっかり弾けた日と、指が弦にフィットせず、音にまとまりがない日もあります。
でも、続けることで、徐々に曲を奏でる喜びの日が増えてきます。
もし、弾く楽しさを忘れそうな人は、大好きな曲のメロディーをもう一度シンプルに、何度も弾いてみましょう。
(写真は、上高地)
リラハープもピアノと同じように全ての指を使って弾きます。
普段の生活で使う指は、それぞれ独特の動かし方です。
リラを鳴らすさいは、左右の指、それぞれが同じ力で弾くことが望ましいです。
そのため、日ごろの練習が欠かせません。
「一日20分弾く」をモットーにするリラ仲間が増えています。
とても楽しみです。
(写真は、大森リラ教室の皆さんです)