角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

成功のカギ。

2009年01月21日 | 家族の話


今日の草履は、彩シリーズ24cm土踏まず付き〔四阡円〕
ピンク基調の桜プリントをベースに、合わせは黄色です。1月14日のブログコメントでご教授いただいた今年の風水ラッキーカラー、「ピンク」と「黄色」を合わせてみました。言われてみると、確かに「元気」を感じる配色です。まず文句ナシに可愛いですしね。

三女のクラスを受け持つ男性教諭、こちらの先生の「余談」が生徒たちに人気のようです。昨日のテーマは、『初対面の異性と出会ったとき、まず最初にどこを見る?』だったとのこと。先生にこれを問われた三女が返した答えは、『イケメンかどうか、顔ですっ』。

三女の思惑通り、クラスメートたちの爆笑を得たそうですから、まずはOKでしょう。ただ私がひとつアドバイスしたのは、もう少しひねって『イケメンかどうかと、その顔から財布の中身を想像しますっ』でした。さすがに中学一年生にこれは無理でしたかっ。
「話術」、これはこの先を生きていく人生において、ときに強力な武器となります。

日本時間の今日未明に就任式が執り行われた、第44代アメリカ大統領バラク・オバマ。この人の演説はとにかくスゴいですね。シナリオライターが優秀なのはもちろんですが、それだけで人々を魅了する演説が出来るはずはありません。やはりそれはオバマさんの持って生まれた素質と、そして「人間性」なんだと思うわけです。

就任演説の一部にこんなのがありました。『60年前レストランにさえ入れてもらえなかった男の息子が、今こうして神聖な場所に立っている…』。
つまり「肌の色」を差別していた当時、オバマさんのお父上は飲食店に入ることさえ拒まれたということでしょう。顔や体型を理由にイジメのある現代、そういうところは今も昔も変わらないんでしょうか。

しかし時代の移り変わりと共にオバマさんのように優秀な黒人が増え、とうとう大国アメリカ合衆国の大統領にまで上り詰めました。もちろん大統領就任が「ゴール」ではないにしても、これほどのサクセスストーリーはそうそうないでしょう。
「成功のカギ」に人種や肌の色が無関係ということが、この事実からもよく分かります。

『初対面の異性と出会ったとき、まず最初にどこを見るか』。顔や体型、身なりや育ちもひとまずは否定しませんが、案外「言葉」っていうのは外れてないんじゃないですかね。

コメント (3)
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